JPS5930712B2 - 新規なジベンゾピラン類 - Google Patents

新規なジベンゾピラン類

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JPS5930712B2
JPS5930712B2 JP14829479A JP14829479A JPS5930712B2 JP S5930712 B2 JPS5930712 B2 JP S5930712B2 JP 14829479 A JP14829479 A JP 14829479A JP 14829479 A JP14829479 A JP 14829479A JP S5930712 B2 JPS5930712 B2 JP S5930712B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なジベンゾピランならびにこのようなジ
ベンゾピランおよびその誘導体およびその製法に関する
現在多数の鎮痛剤が入手できるにもかかわらず、新らし
い改良された鎮痛剤の研究が続けられている。
このことは広い意昧の痛みを抑制しかつ副作用が最小で
ある鎮痛剤が不足していることを意昧する。最も普通に
使用されている鎮痛剤のアスピリンは、激しい痛みの抑
制に実際的価値がなく、いろいろの望ましくない副作用
を示すことが知られている。他のいつそう効力のある鎮
痛剤、たとえばd−プロポキシフエン、コデインやモル
ヒネは習慣性を与える傾向がある。したがつて、改良さ
れた効力のある鎮痛剤うζ要求されていることは、明ら
かである。9−ノル−9β−ヒドロキシヘキサヒドロカ
ンナビノ一ルや他のカンナビノイド構造体、たとえばΔ
8−テトラヒドロカンナビノ一ル(Δ8THC)および
その一次代謝物の11−ヒドロキシ一Δ8−THCの鎮
痛剤は、WilsonおよびMay,.Absts,.
Papers,.Am.Chem.Soc.、168M
eet.、MEDI 11(1974)およびJ.Me
d.Chem.、17. 475−476(1974)
に報告されている。
1970年4月21日付けの米国特許 3507885および1972年1月18日付けの米国
特許3636058は、9位置にオキソ、ヒドロカルビ
ル、ヒドロキシ、クロロおよびヒドロカルビリデンのよ
うな置換基をもつ種々の1ヒドロキシ−3−アルキル−
6H−ジベンゾ〔b・d〕ピランならびにそれらの中間
体を記載している。
1972年3月14日付けの米国特許 3649650は、精神治療剤として、1位置にω−ジ
アルキルアミノアルコキシ基をもつ一連のテトラヒドロ
−6・6・9−トリアルキル−6Hジベンゾ〔b−d〕
ピラン誘導体を開示している。
1975年5月7日付けのドイツ国特許明細書2451
934は、血圧低下、向精神薬、鎮痛剤および鎮痛剤と
して、3位置にアルキルまたはアルケニル基をもつ1・
9−ジヒドロキシーヘキサヒドロジベンゾ〔b−d〕ピ
ランおよびそのある種の1−アシル誘導体を開示してい
る。
それらの製造に使用しかつ対応する9−ヒドロキシ化合
物として同じ利用性をもつと報告されている前駆物質の
ヘキサヒドロ−9H−ジベンゾ〔b−d〕ピラン−9−
オンは、1975年5月7日付けのドイツ国特許明細書
2451932に記載されている。1974年10月1
7日付けのドイツ国特許明細書2415697は、3位
置にアラルキル、(置換されたアラルキル)またはピリ
ジルアルキル基をもつ1−ヒドロキシ−6・6・9−ト
リメチルーヘキサヒドロジベンゾ〔b−d〕ピラン誘導
体およびその中間体を記載している。
それらは鎮痛剤およびききめのゆるやかな精神安定剤と
して有用である。1974年12月24日付けの米国特
許 3856821は、抗関節炎活性、抗炎症活性および中
枢神経系活性をもつ一連の3−アルコキシ置換ジベンゾ
〔b−d〕ピランを記載している。
(ヘ)−Δ1−テトラヒドロカンナビノ一ルとしてより
いつそう普通に知られている(ヘ)トランスー6a・7
・8・10a−テトラヒドロ−3−ぺンチル−6・6・
9−トリメチル−6H−ジベンゾ〔b−d〕ピラン−1
−オールの立体特異性的合成は、Razdan et
al.(J.Am.Chem.Soc.、96、586
0−5、1974)により報告された。この1工程合成
法は、塩化メチレン中で1%の三フツ化ホウ素エーチレ
ートおよび無水硫酸マグネシウムの存在でO℃において
シス/トランスー(イ)−p−メンタ−2・8−ジエン
−1−オールをオリベトールと反応させることからなる
。このようにして生成したテトラヒドロ化合物は、Wi
ldes et al.、J.0rg.Chem.、3
6.721−3(1971)の方法により、対応する9
−ケトヘキサヒドロ化合物に転化する。
この方法は、この1−ヒドロキシーテトラヒドロ化合物
のそのメチルエーテルへのメチル化、次いでクロロホル
ム中0℃における塩化亜鉛およびHClとの反応による
塩化水素付加物への転化を含む。次いで、この付加物を
カリウムトリシクロペンチルカルビノレートとの反応に
より脱ハロゲン化水素化して、対応する6a・7・8・
9・10・10a−ヘキサヒドロ−3−ぺンチル−6・
6ジメチル−9−メチレン−6H−ジベンゾ〔b・d〕
ピラン−1−オールメチルエーテルを生成する。その9
−メチレン基を過マンガン酸カリウム一過ヨウ素酸塩で
酸化すると、9−ケトンが得られる。塩化ピリジニウム
または他の酸性試薬でそのメチルエーテルを脱メチル化
すると、アルコールが得られる。BergeIetal
.、J.Chem.SOc.、286−7(1943)
は、7・8・9・10−テトラヒトロー3−ペンチル−
6・6・9−トリメチル−6H−ジベンゾ〔b−d〕ピ
ラン一1−オールの3位置のペンチル基をアルコキシ(
ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシおよびオクトキシ)
で置換することを研究し、この置換によりこの化合物は
生物学的に不活性となることを発見した。
このヘキソキシ誘導体は、10〜20〜/K9において
弱いハシツシユ活性を示すと報告された。残りのエーテ
ル類は、20η/K9までの投与量において活性を示さ
なかつた。最近の研究において、LOevetal.、
J.Med.Chem.、16、1200−6(197
3)は、3位置の置換基が−0CH(CH3)C5Hl
l、一CH2CH(CH3)C5Hl,またはCH(C
H3)C5Hllである7・8・9・10−テトラヒト
ロー3一置換−6・6・9−トリメチル−6H−ジベン
ゾ〔b−d〕ピラン一1−オールの比較について報告し
ている。
このエーテル側鎖含有化合物は、中枢神経系活性におい
て、アルキル側鎖が介在酸素原子を経なくて芳香族環に
直接に結合する対応する化合物より活性が50%少なく
、そして酸素がメチレンで置換されている化合物より活
性が5倍強かつた。さて、本発明によれば、鎮痛剤、血
圧低下剤、抗分泌剤、抗不安剤、免疫抑制剤および精神
安定剤として有効なある群の化合物、すなわち1・9−
ジヒドロキシジベンゾ〔b−d〕ピラン(式1)が見出
された。
これらの化合物は非麻酔性でありかつ習慣性を与える傾
向をもたない。さらに、前記化合物の製造における価値
ある中間体(式)も見出された。これらの化合物は、次
式を有する。(式中R4およびR5のおのおのはメチル
およびエチルからなる群よりえらばれ、Zは−0−(A
lk2)−であり、(Alk2)は炭素数9以下のアル
キレンである。
)前記式を有する化合物は、6a位置および/または1
0a位置に不整中心を含む。
3位置の置換基(−Z−CH3)、6位置および9位置
に追加の不整中心が存在しうる。
9β立体配置をもつジアステレオマ一は、生物学的活性
がより大きい(定量的に)ため、9α異性体より好適で
ある。
同様に、トランス(6a110a)ジアステレオマ一は
シス(6a110a)ジアステレオマ一より好ましい。
前記式において、波状線は9位置および6a・10a位
置におけるジアステレオマ一を示す。
一般に、天然に産出するカンナビノールと同じ絶対配置
を6a位置および10a位置の両方に含む光学的に活性
な鏡像体は、生物学的活性がより大きい(定量的に)た
め、好ましい。これらの化合物のラセミ体はより活性な
鏡像体を50%含有するため、そのまま使用できる。ラ
セミ混合物、ジアステレオマ一混合物ならびに純粋な鏡
像体およびジアステレオマ一の有用性は、下記の生物学
的評価によつて決定する。式の化合物はこの明細書中で
式の化合物の中間体として記載するが、多くのものは鎮
痛活性と精神安定活性を示す。
式1の好ましい化合物は、C−9位置の0H基がβ立体
配置をもつものである。
このような化合物は、対応するα一化合物より効力およ
び効能がより大きい。式の化合物を、脱水剤、たとえば
p−トルエンスルホン酸またはケタール化で使用する他
の酸(シユウ酸、アジピン酸)の存在下に、炭素数2〜
4の適当なアルキレングリコールで処理すると、対応す
るケタールが得られる。
式の化合物の9−オキソ基を水素化金属で還元すると、
式の化合物が得られる。
このような転化に有用な水素化金属の代表例は、水素化
リチウムアルミニウム、水素化ホウ素リチウムおよび水
素化ホウ素ナトリウムである。水素化ホウ素ナトリウム
は、所望生成物の満足すべき収率を与えるのみならず、
かつまたヒドロキシル溶媒(メタノール、エタノール、
水)と十分にゆつくり反応してヒドロキシル溶媒を溶媒
として使用できるので、この工程における還元剤として
好適である。約0〜30℃の温度を一般に使用する。こ
れより低い温度、たとえば約−70℃までの温度でさえ
も、還元の選択性を増加させるために使用できる。温度
が前記範囲より高いと、水素化ホウ素ナトリウムとヒド
ロキシル溶媒との反応が起こりうる。一定の還元により
高い温度が望ましいかまたは必要であるとき、イソプロ
ピルアルコールまたはジエチレングリコールのジメチル
エーテルを溶媒として使用する。水素化ホウ素リチウム
または水素化リチウムアルミニウムのような還元剤は、
無水条件と非ヒドロキシル溶媒(1・2−ジメトキシエ
タン、テトラヒドロフラン、エーテル、ジエチレングリ
コールのジメチルエーテル)を必要とする。
異性体の9α−ヒドロキシ化合物と9β−ヒドロキシ化
合物は、この工程において製造される。
前述の反応過程は、次のように要約される。使用する5
−0R1−3−ヒドロキシメチレン−2−R4R5−J
ヨ黶iZ−CH3)−4−クロマノン()は、次の概略
化した反応式で表わされるようにして3・5される。ジ
ヒドロキシ安息香酸から製造 出発物質の3・5−ジヒドロキシ安息香酸(V)は、文
献に記載されている方法により、Y2がアルコキシ基、
好ましくは製造容易性の観点からメトキシもしくはエト
キシ、またはアミノ基であり、そしてY1がヒドロキシ
保護基である式()の化合物に変える。
ベンジル基は、これを保護基として使用する場合、接触
水添分解または酸性加水分解によつて除去される。
Y1はベンジルまたは置換ベンジル基が好ましい。
なぜなら、この基はZ基に悪影響を及ぼさないで引き続
いて除去できるからである。次いで、2個のヒドロキシ
基が保護された安息香酸誘導体()は、知られている技
術によつて、式()の化合物に転化する。
一つの方法において、を対応する酸(Y−0H)または
リチウム塩に加水分解し、適当なアルキルリチウムと反
応させて、アルキルジ置換フエニルケトン(Y2−アル
キル)を生成する。メチルリチウムを使用するとき、生
成するアセトフエノン誘導体をグリニヤール試薬(CH
3−Z′−MgBr)で処理する。エーテル基は適当な
手段、たとえばピリジン塩酸塩による処理(Y1−メチ
ル)または接触水添分解(Y1−ベンジル)、あるいは
トリフルオロ酢酸、塩酸、臭化水素酸もしくは硫酸のよ
うな酸、またはピリジン塩酸塩による処理、によつて分
離する。式の化合物を式の化合物に変える他の方法は、
式(Y2−アルキル)のケトンを適当な臭化トリフエニ
ルホスホニウム誘導体〔(C6H5)3P+−Z−CH
3]Brと塩基(たとえば、水素化ナトリウム)の存在
で反応させることからなる。
この反応はアルケンを経て進行し、このアルケンを引き
続いて接触的に水添して対応するアルカン(Z−CH3
)にし、これを分離してジヒドロキシ化合物()とする
。もちろん、Y1がベンジルであるとき、接触水添はま
たベンジルエーテルの分解をもたらす。別法として、構
造の化合物の構造の化合物への転化は、反応過程→→に
よつて実現できる。
この反応において、2個のヒドロキシ基が保護されたベ
ンズアミド(、Y2−NH2)を適当なグリニャール試
薬(BrMg−Z′−W)との反応によりケトン(、Z
′−ZよりCH2基1個少ない)に変え、次いでハロゲ
ン化メチルマグネシウムまたはハロゲン化エチルマグネ
シウムとの反応により対応するカルビノールを生成する
。このカルビノールを、たとえばp−トルエンスルホン
酸で脱水すると、対応するアルケンが得られ、次いでこ
れを触媒により水添(Pd/c)してアルカン()にす
る。エーテル基は前述のように分離する(ヒドロキシに
変える)。の4−クロマノン()への転化は、をクイ★
口トン酸または式R4R5−C=CH−COOHの酸と
三フツ化ホウ素エーテレートの存在下に約20〜約12
5℃において反応させることによつて行う。
構造の生成物のほかに、(7ーヒドロキシ一2・2−R
4R5−5−Z−CH3−4−クロマノン)に対して異
性体である第2生成物も生成する。次いで、式の4−ク
ロマノンを、ギ酸エチルおよび水素化ナトリウムとの反
応により、式の9ヒドロキシメチレン誘導体に変える。
式の化合物は次の反応によつて得られる。
前記反応の第一工程(Wittig反応)は、適当な反
応成分の選択により、直鎖または分枝鎖のアルキレン基
を有する化合物を生成する。
上の式において、kがメチルまたはエチルであるとき、
フエニル基に隣接する炭素原子(ロ)にアルキル置換基
を有する化合物が生成する。他の部位、たとえばアルキ
レン基のβ一炭素原子におけるメチルまたはエチル基の
置換は、適当なカルボアルコキシアルキリデントリフエ
ニルホスホラン、たとえば(C6H5)3P=C(R′
)−COOC2H5の選択によつて行なう。このように
生成した不飽和エステルは、一般に少量の塩化アルミニ
ウムの存在で、水素化リチウムアルミニウムとの反応に
より対応する飽和アルコールに還元する。別法として、
Y1がベンジル以外(たとえば、メチル)であるとき、
パラジウム一炭素を用いて不飽和エステルを触媒により
還元し、次いでこのように生成した飽和エステルを水素
化リチウムアルミニウムで処理することによつてアルコ
ールを生成する。このアルコールを対応するトンレート
またはタンレートに変え、次いでこのトンレートまたは
タンレートを適当なHO−(Alk2)−CH3反応成
分のアルカリ金属塩でアルキル化し、最後に保護基(Y
1)を除去すると、所望のレゾルシノールが得られる。
前記反応の変更は、アルコールをトンレートまたはタン
レートに変えないでこれを臭素化することからなる。三
臭化リンは好適な臭素化剤である。次いで、このブロモ
誘導体を適当な塩基の存在で適当なHO(Alk2)−
CH3と反応させる(WilllamsOn反応)。ま
た、このブロモ化合物は、前記反応においてアルキレン
部分の鎖長を増加してZがーアルキレン−CH3である
化合物を生成するための価値ある中間体として役立つ。
この方法は、ブロモ誘導体をトリフエニルホスフインで
処理して対応する臭化トリフエニルホスホニウムを生成
することからなる。この臭化トリフエニルホスホニウム
を水素化ナトリウムまたはn−ブチルリチウムのような
塩基の存在で適当なアルデヒドまたはケトンと反応させ
ると、不飽和誘導体が得られ、次いでこれを触媒により
水素化して対応する飽和化合物にする。この変法におい
て、保護基(Y1)は特定の反応過程に応じて選択する
右側の垂直の反応過程をフ採用するとき、接触的水素化
工程の理由からベンジルは好ましい保護基である。
左側の垂直の反応過程を用いるとき、メチルはここに記
載する酸の処理により都合よく除去されるので、好まし
い保護基である。別法として、本発明の化合物は、Fa
hrenhOltzet.al.、J.Am.Chem
.SOc.、89、5934一5941(1967)に
記載されている方法に従つて製造できる。
この方法は、適当な−Z−W置換3・5−ジヒドロキシ
ベンゼンとジエチルα−アセトグルタレートとのオキシ
塩化リンの存在下の0nPechmann縮合からなる
O次ゝ゛で・このように生成したエチル−5−ヒドロキ
シ−4メチルーJヨ黶iZ−CH3)−クマリン一3−プ
ロピオネートを、ジメチルスルホキシド中で水素化ナト
リウムとの反応により環化して7・10−ジヒトロー1
−ヒドロキシ−3−(Z一CH3)−6H−ジベンゾ〔
b−d〕ピランー6・9(8H)−ジオンとする。
このように生成したジベンゾ〔b−d〕ピランを、エチ
レングリコールおよびp−トルエンスルホン酸との反応
により、対応する9−ケタール誘導体に変える。このケ
タールを適当なヨウ化アルキルマグネシウムで処理し、
次いで酸加水分解すると、dl−6a・7ージヒドロ一
1−ヒドロキシ−6・6−ジアルキル−3−(Z−CH
3)−6H−ジベンゾ〔b・d〕ピラン一9(8H)−
オンが得られる。このように生成したジヒドロ化合物を
Birch還元すると、対応するテトラヒドロ化合物が
生成し、これを前述の水素化ホウ素ナトリウムの還元に
よつて式1の1・9−ジヒドロキシ化合物に変える。式
の化合物をつくる他の方法は、適当な3・5−(ジ保護
ヒドロキシ)スチレンオキシドとアルコールまたはチオ
アルコール(HO−(Alk2)−CH3をそのアルカ
リ金属(好ましくはまたはカリウム)塩として反応させ
ることからなる。メチルは除去しやすいので、3・5−
ジヒドロキシスチレンオキシドの保護基として好ましい
。生成する3・5(ジ保護ヒドロキシ)フエニルヒドロ
キシアルキルエーテル化合物(式−A)を、オキシ塩化
リンで処理し、次いでこのようにして生成したクロロ誘
導体をパラジウム上の水素により脱ハロゲン化すること
によつて、対応するアルキルエーテル(式−B)に変え
る。前述のように保護基を除去すると、所望の化合物が
得られる。この反応を、次に示す(Y1=べンジル、炭
素数1〜4のアルキル、X−0.R′=H.CH3、C
2H5そして同一であるかまたは異なることができる)
。本発明の化合物の鎮痛性は、有害受容器刺激を用いる
試験によつて決定する。熱的有害受容器刺激を用いる試
験 (a)マウスの熱板鎮痛試験 採用した方法はWoolfeおよびMacDona1d
1J.Pharmacol.Exp.Ther.、を9
、300一307(1944)を変更したものである。
8分の1インチ(3.2mm)の厚さのアルミニウム板
上のはつかねずみの足へ、調節した熱刺激を加える。
このアルミニウム板の底の下に、250ワツトの反射型
赤外熱ランプを置く。アルミニウム板表面上のサーミス
ターへ接続する熱調整器は、この熱ランプをプログラミ
ングして57℃の一定温度を維持する。各はつかねずみ
を熱板上に静置された直径6.5インチ(16.5cT
n)のガラスシリンダー内へ落し、動物の足が板に触れ
た時から時間を計る。試験化合物で処置したのち0.5
および2時間において、マウスを一方または両方の後足
の最初の「動き(flicking)」について、また
はこのような動きがないまま10秒経過するまで観察す
る。モルヒネはMPE5o一4−5.6η/k9(s.
c.)を有する。(b)マウスの尾の打ち振り(Fli
ck)の鎮痛試験マウスにおける尾の打ち振り試験は、
YfAmourおよびSn1ith.J.Pharma
col.Exp.Ther.、璽、74−79(194
1)を変更し、尾に加える高い熱を調節しながら行なう
各マウスは、きつちりはまる金属シリンダーに、一端か
ら尾を突き出すようにして入れる。このシリンダーは、
隠された熱ランプ上に尾が平らに横たわるように配置す
る。試験の開始時に、ランプ上のアルミニウム板を後方
に引き、光のビームがスリツトを経て尾の末端に集束さ
れるようにする。同時にタイマーを作動する。尾の急激
な動きの潜伏期間を確認する。未処置のマウスは、ラン
プへの暴露後通常3〜4秒で反応する。保護の終点は1
0秒である。各マウスを、モルヒネおよび試験化合物で
処置してから0.5および2時間において試験する。モ
ルヒネは、MPE5O=3,2〜5.6ワ/K9(S.
c.)である。(c)尾浸漬試験 この方法はBenbasset,.etal.、Arc
h.int.PharmacOdyn.、122、43
4(1959)が開発した受け器法の変法である。
CharlesRiverCD−1種の雄の白マウス(
19〜21t)を計量し、確認のためのマークをつける
。5匹の動物を各薬物処置群において使用し、各動物は
それ自身対照としての役割をする。
一般的スクリーニングの目的で、新らしい試験剤をまず
56〜/K9の投与量で腹腔内または皮下に10m1/
Kgの容積で投与する。初めの薬物処理ならびに0.5
時間および2時間における後の薬物処理後、各動物はシ
リンダー内に入れる。各シリンダーに穴を設けて適当に
通気し、丸いナイロンの栓でふたをし、この栓を通して
動物の尾を突き出す。このシリンダーを直立に保持し、
尾を一定温度(56℃)の水浴に完全に浸漬する。各試
験の終点は、運動神経の反応と結合した尾の精力的なけ
いれん的反射運動またはひきつりである。ある場合にお
いて、後薬物処理した尾の終点は激しさに劣ることがあ
る。組織の過度の損傷を防ぐため、10秒以内で試験を
停止し、尾を水浴から取り出す。反応潜伏期間は数秒な
いし0.5秒に最も近い時間で記録する。賦形薬の対照
および既知の効力の標準薬を、スクリーニング候補を用
いて同時に試験する。試験剤の活性が2時間の試験時点
において基準値にもどらなかつた場合、反応潜伏期間を
4時間および6時間で決定する。最終の測定は、活性が
試験日の終りにまだ観察されるとき、24時間で行なう
。化学的有害受容器刺激を用いる試験 フエニルベンゾキノン刺激薬誘発もだえ苦しみの抑圧5
匹のCarwOrthFarnsCF−1マウスの群を
、塩水、モルヒネ、コデインまたは試験化合物で皮下的
にまたは経口的に予備処置する。
20分後(皮下的処置の場合)または50分後(経口的
処置の場合)、腹の収縮を引き起こすことが知られてい
る刺激薬のフエニルベンゾキノンの腹腔内注射で各群を
処置する。
刺激剤の注射後5分してから、マウスをもだえ苦しみの
開始の存在または不存在について5分間観察する。もだ
え苦しみの阻止における薬物予備処置のMPE5Oを確
認する。圧力の有害受容器刺激を用いる試験Haffn
erの尾ハサミ法における効果Haffner..Ex
perimentellePrufungSchmer
zstillender.MittelDeutChM
ed.Wschr.、脹、731−732(1929)
の変法を用いて、尾の刺激的ハサミにより誘発された攻
撃発作の反応に関する試験化合物の効果を確認する。
CharlesRiver(Sprague−Dawl
ey)CD種の雄の白ラツト(50〜60b)を使用す
る。薬物処置前、ならびに処置後0.5、1、2および
3時間において再び、JOhnsHOpkinsの2.
5インチ(6.4cm)の「ブルドツク」クランプでラ
ツトの尾の根本を締め付ける。各試験の終点は、不快な
刺激に対して向けられた明瞭な攻撃的なかみつき挙動で
ある。攻撃に対する潜伏期間を秒で記録する。攻撃が生
じない場合クランプは30秒ではずし、反応の潜伏期間
を30秒と記録する。モルヒネは17.8η/Kg(1
.p.)において活性である。電気的有害受容器刺激を
用いる試験 「たじろぎ−ジアップ」試験 TenensPsychOpharmacOlOgia
sU3、278一285(1968)のたじろぎ−ジア
ップ法の変法を使用して、痛限界値を決定する。
CharlesRiver(Sprague−Dawl
ey)CD種の雄の白ラツト(175〜2007)を使
用する。薬物を受け入れる前、各ねずみの足を20%の
グリセリン/塩水溶液に浸す。次いで、動物を室内に入
れ、足に一連の1秒の衝撃を与え、この衝撃の強さを3
0秒の間隔で増加する。これらの強さは0.26、0.
39、0.52、0.78、1.05、1,31、1,
58、1.86、2.13、2.42、2.72および
3.04rrLAである。各動物の挙動を衝撃の開始時
における(a)たじろぎ、(b)ラツトの鳴き声および
(c)ジアップまたは急速前進の存在について評価する
。各ラツトに対して単一の上向きの一連の衝撃強さを、
薬物処置の直前ならびに0.5、2、4および24時間
後に与える。前記試験の結果を、最大可能効果%(MP
E%)として記録する。
各群のMPE%を、標準および薬物処置前の対照値のM
PE%と統計的に比較する。MPE%は次のようにして
計算する。本発明の化合物は、経口的投与および非経口
的投与において活性な鎮痛剤であり、組成物の形で好適
に投与される。
このような組成物は、投与方 :法および標準の製薬上
の慣例に基づいて選んだ製薬上の川体を含む。たとえば
、このような組成物は、でんぷん、乳糖、ある種の粘土
などのような賦形剤を含有する錠剤、丸剤、粉剤または
顆粒の形で投与できる。この組成物はカプセルに入れて
、C同一または同等の賦形剤と混合して投与できる。★
1?また、この組成物は経口用けん濁液、溶液、乳濁液
、シロツプおよびエリキシルの形で投与でき、これらは
香味剤や着色剤を含有できる。本発明の治療剤の経口投
与に対して、約0.01〜約100ηの治療剤を含有す
る錠剤またはカプセルはほとんどの応用に対して適当で
ある。医者は個々の患者に対して最適な投与量を決定す
るであろう。
投与量は特定の患者の年令、体重および反応ならびに投
与法によつて変化するであろう。しかしながら、一般に
成人における初期の鎮痛剤の投与量は、1回または分割
投与において0.01〜500η/日である。多くの場
合において、1日当り100T9を越えることは必要で
はない。好適な経口的投与量の範囲は、約0.01〜約
300T119/日、好ましくは、約0.10〜約50
Tn9//日である。好適な非経口的投与量は約0.0
1〜約100m9/日、好ましくは約0.01〜約20
ワ/日である。上の方法により、本発明のいくつかの化
合物およびある行先技術の化合物の鎮痛活性を決定する
データは最大可能効果で報告する。下表において、次の
略号を使用する。
PBQ−フエニルベンゾキノン誘発もだえ苦しみ、TF
=尾の動き、RTC−ラツトの尾の締め付け、FJ−た
じろぎ−ジアップ、TI=尾の浸漬評価、およびN.T
.一試験せず。
経口投与したとき、該宿主の血圧を統計的に有意な程度
低下させる能力によつて決定する。
本発明の化合物の精神安定活性は、約0.01〜50〜
/K9の投与量でラツトに経口投与し、引き続いて自発
的運動神経活動が低下することによつて説明される。
鎮痛、低緊張および精神安定活性のほかに、式Iの化合
物は免疫抑制剤および抗分泌剤としても有用である。
これらの化合物の有袋犬(Heidenhain)にお
ける胃の抗分泌効果を、次の方法により決定する。
ペンタガストリン、ヒスタミンまたは酸の生産を刺激す
る食物を用いて一夜断食した意識を有するHeiden
hain有袋犬において、胃の抗分泌活性を研究する。
ペンタガストリンまたはヒスタミンは、胃袋からのほぼ
最大の酸生産を刺激すると前もつて決定した投与量で、
表在性脚静脈内持続注入により投与する。食物の刺激物
は犬1匹当りKen− L − RatiOn(ほぼ2
201)のガンの半分からなり、9 −12.5k9の
犬を使用する。ヒスタミンまたはペンタガストリンの注
入あるいは標準飼料の摂取の開始後、30分の間隔で胃
液を集める。実験の間、各犬について全部で1“0回の
集収を行なう。第3回目の胃液の収集後、薬剤は0.0
1〜 507ny/Kgレベルで経口投与する。全試料
の体積を記録し、PHメーター( RadiOmete
r)とオートビユーレツトを用い0.INのNaOHに
より試料のアリコート( 1.0ゴ)をPH7.4に滴
定することによつて酸濃度を測定する。薬物はゼラチン
カプセルに入れた後経口投与する。免疫抑制活性は、混
合リンパ細胞培地の効力検定法によつて評価する。
この効力検定は、試験化合物が抗原刺激リンパ細胞増殖
に与える効果を測定する。BALB/ CおよびC57
BL/6種のはつかねずみからの臓リンパ細胞、各種か
ら8×106個の細胞を、試験化合物を含有する血清を
含まない培地2.0ゴ中にけん濁し、10%の二酸化炭
素雰囲気中で37℃において培養する。この培養の条件
と技術はR.w.DuttOn.J.Exp.Med.
、122、759(1965)に記載されており、前記
細胞培地はW.T.Weder,J.Retic.SO
c.、旦、37(1970)に記載されている。この培
地の半分の1m1を、24時間ごとに新しい培地と置換
する。デスオキシリボ核酸への3H−TdRの混入(2
4時間のパルス)を、デスオキシリボ核酸のトリクロロ
酢酸沈殿および液体シンチレーシヨンカウンタ一による
放射能の評価によつて、測定する。各試験化合物で処理
した培地と対照の混合培地とを比較して、抑制百分率を
決定する。参考例1 d1−5−ヒドロキシ− 2 ・ 2 −ジメチルーJ
■■クロマノン2−(3・5)ジヒドロキシフエニル)
−5−フエニルペンタン( 9.6y)と3−メチルク
ロトン酸( 4.5V)との混合物を窒素ふん囲気中で
125℃に加熱し、Ξフツ化エーテレート(8.7m0
を加える。
1時間還流した後、反応混合物を冷却し、水(10m1
)、次いで6Nの水酸化ナトリウム6・6−ジメチル−
3 −(1−メチル−3−フエノキシプロピル)−
6H−ジベンゾ〔b・d〕ピラン一 9( 8H)−オ
ン、淡黄色固体、融点 203゜−206℃MS:(分
子イオン)392 分析:C25H28O4 計算値:C) 76.50;H) 7.19%実測値:
C、76.33;冊、7.12%参考例 2 d1−6aβ・7・10・10aα−テトラヒトロー1
−ヒドロキシ− 6 ・ 6 −ジメチル−3−( 2
−ヘプチルオキシ)− 6H−ジベンゾ〔b−d〕ピ
ラン一 9( 8H)−オンテトラヒドロフラン(9m
e)中のdl −6aβ・7ージヒドロキシ一 6 ・
6 −ジメチル− 3 −( 2−ヘプチルオキシ)
−6H−ジベンゾ〔b−d〕ピラン一9(8H)−オン
(1.2V) 3.3ミリモル)の溶液を、液状アンモ
ニア(45ゴ)中のリチウム(25〜)の急速にかきま
ぜられた溶液に−78℃において、滴下する。
添加の間、追加の75Tf19のリチウムを加えて青色
を確保する。かきまぜをさらに15分間続けたのち、固
体塩化アンモニウムを加えて青色物質を排出する。過剰
アンモニアを蒸発し、残留物を水(45m0で希釈し、
10%塩酸で酸性にする。水溶液をジクロロメタン(3
×50m0で抽出し、ジクロロメタン抽出液を硫酸ナト
リウム上で乾燥し、蒸発すると1.30yの粗製半固体
が得られ、これをシリカゲルのカラムクロマトグラフイ
一により精製すると0.614V(50.9%)の生成
物が得られ、クロロホルム/ヘキサンから再結晶すると
融点は155〜158℃である。NMR( CDCl3
)δ−8.2(1プロトンー重線、フエノール性0H)
、5.8− 6.3( 2つのプロトン多重線、芳香族
)、3.9− 4.6( 2プロトン多重線、メチンエ
ーテルおよびC−10e結合)、0.3− 3.2(
26プロトン多重線、残留プロトン)。
IR(KBr)C = 01737C7rL−1MS(
m/e) 360(M+)、261(M−99)。
分析:C22H32O4 計算値:C) 73.30;H) 8.95%実測値:
C) 73.05;H) 8.82%実施例 1 d1−6αβ ・ 7・ 8 ・9 ・10・ 10a
α−ヘキサヒトロー1−ヒドロキシ− 6 ・ 6 −
ジメチル− 3 −( 2 −ヘブチルオキシ)− 6
H−ジベンゾ〔b−d〕−ピラン一9β−オールエタノ
ール(18m1)中のdl −6aβ・7・10・10
aα−テトラヒトロー1−ヒドロキシ−6 ・ 6−ジ
メチル− 3 −( 2 −ヘプチルオキシ)−6−H
−ジベンゾ〔b−d〕ピラン一 9( 8H)−オン(
0.60y) 1.66ミリモル)の溶液に、窒素雰囲
気中で室温においてかきまぜ、水素化ほう素ナトリウム
(275〜)を加える。
反応混合物を30分間かきまぜ、氷(35m1)、10
%塩酸(35ゴ)およびエーテル(200m1)の混合
物上に注ぐ。エーテル層を分離し、水層を追加のエーテ
ル(2×100m0で抽出する。
合わせたエーテル抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、
蒸発して油を得る。へキサンから結晶すると305m9
(50.3%)の生成物、融点102〜104℃が得ら
れる。TMS Mδ − 7.9〜 6.7( 1本の広いプロCDC
l3トンー重線、ヒドロキシル)、6.1− 5.8(
2本の広いプロトンー重線、芳香族)、4.5−0.
5( 31プロトン多重線、残留プロトン)。
IR( KBr)0H3390CTn−l分析:C22
H34O4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、 R_4およびR_5のおのおのはメチルおよびエチルか
    らなる群よりえらばれ、Zは−O−(alk_2)−か
    らなる群よりえらばれ、(alk_2)は炭素数9以下
    のアルキレンである。 )を有する化合物からなる群よりえらばれた化合物。2
    R_4がメチルであり、R_5がメチルである特許請
    求の範囲第1項の化合物。 3 Zが−CH(CH_3)−(CH_2)_4−であ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 式 I (R_4およびR_5のおのおのはメチルまたはエチル
    であり、Zは−O−(alk_2)−であり、(alk
    _2)は炭素数9以下のアルキレンである。 )のジベンゾ〔b・d〕ピランを製造するにあたり、式
    II▲数式、化学式、表等があります▼ 式II の化合物を還元することからなることを特徴とする方法
    。 5 式IIの化合物の還元が金属水素化物の使用によつて
    行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6 金属水素化物が水素化ほう素ナトリウムであること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。
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