JPS5929977Y2 - 両盤型手編機 - Google Patents
両盤型手編機Info
- Publication number
- JPS5929977Y2 JPS5929977Y2 JP17622676U JP17622676U JPS5929977Y2 JP S5929977 Y2 JPS5929977 Y2 JP S5929977Y2 JP 17622676 U JP17622676 U JP 17622676U JP 17622676 U JP17622676 U JP 17622676U JP S5929977 Y2 JPS5929977 Y2 JP S5929977Y2
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- Japan
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主針床と副針床を対立して設け、主針床の
主編針を前後の二押に選別して夫々を主キャリジに設け
た二つのバット通路に誘導し、副針床の副編針は選別す
ることなく前記主キャリジとともに摺動する副キャリジ
の一つのバット通路に誘導し、主編針の一方の群には一
方のバット通路において編糸をフックに供給して第二編
カムによりノックオーバーを生じさせ、他方のバット通
路に誘導された主編針の他方の群と、副キャリジのバッ
ト通路に通された副編針には前記の編糸とは別種の編糸
を夫々のフックに供給し、主キャリジの第−編カムと副
キャリジの編成カムとによりノックオーバーを生じさせ
る二色同時ゴム編を可能にした両盤型手編機において、
免れることができない編目の不揃いを除く構成の提供を
目的とするものである。
主編針を前後の二押に選別して夫々を主キャリジに設け
た二つのバット通路に誘導し、副針床の副編針は選別す
ることなく前記主キャリジとともに摺動する副キャリジ
の一つのバット通路に誘導し、主編針の一方の群には一
方のバット通路において編糸をフックに供給して第二編
カムによりノックオーバーを生じさせ、他方のバット通
路に誘導された主編針の他方の群と、副キャリジのバッ
ト通路に通された副編針には前記の編糸とは別種の編糸
を夫々のフックに供給し、主キャリジの第−編カムと副
キャリジの編成カムとによりノックオーバーを生じさせ
る二色同時ゴム編を可能にした両盤型手編機において、
免れることができない編目の不揃いを除く構成の提供を
目的とするものである。
両盤型手編機において、主針床の主編針を二押に分けて
夫々の群に第1色の編糸aと第2色の編糸すを供給し、
副針床の副編針には第2色の編糸すを供給して二色同時
ゴム編を編成するときは、第6図に示すように、第−色
の編糸aは主編針の一部101によってループa1を一
方だけ引出され主編針の他の一部102に対応する部分
で浮編a2を生じ、第二色の編糸すは主編針の他の一部
102と副編針103とによってループb 1 *b
2を引出されるから、主キャリジと副キャリジの同行−
摺動に共に、先行する給糸口から供給される編糸aによ
る編成が先に進行し、後行する給糸口から供給される編
糸すによる編成が遅れて進行する両盤型手編機の二色同
時ゴム編では、編糸aの浮編a2の部分が直線状に緊張
し、やがて編糸がもつ弾力でその緊張を弛めるため、そ
の影響によりループa1の引出長が収縮する。
夫々の群に第1色の編糸aと第2色の編糸すを供給し、
副針床の副編針には第2色の編糸すを供給して二色同時
ゴム編を編成するときは、第6図に示すように、第−色
の編糸aは主編針の一部101によってループa1を一
方だけ引出され主編針の他の一部102に対応する部分
で浮編a2を生じ、第二色の編糸すは主編針の他の一部
102と副編針103とによってループb 1 *b
2を引出されるから、主キャリジと副キャリジの同行−
摺動に共に、先行する給糸口から供給される編糸aによ
る編成が先に進行し、後行する給糸口から供給される編
糸すによる編成が遅れて進行する両盤型手編機の二色同
時ゴム編では、編糸aの浮編a2の部分が直線状に緊張
し、やがて編糸がもつ弾力でその緊張を弛めるため、そ
の影響によりループa1の引出長が収縮する。
このためループa1とループbl、b2によって形成さ
れる編目の大きさが不揃いになり、特にループa1の縦
方向への連続によって縦縞状のウエールを生じさせるよ
うな場合には、そのウエールが他のウエールに比べて引
吊り、編成効果を不良にする。
れる編目の大きさが不揃いになり、特にループa1の縦
方向への連続によって縦縞状のウエールを生じさせるよ
うな場合には、そのウエールが他のウエールに比べて引
吊り、編成効果を不良にする。
本考案はかかる欠点を除き、浮編み部分がない編糸すか
も形成されるループb1.b2も、浮編み部分a2があ
る編糸aから形成されるループa1も、はとんど同じ引
出し長さを保持させて編目の揃った二色同時ゴム編を施
し得るようにしたものである。
も形成されるループb1.b2も、浮編み部分a2があ
る編糸aから形成されるループa1も、はとんど同じ引
出し長さを保持させて編目の揃った二色同時ゴム編を施
し得るようにしたものである。
本考案の一実施例を添付図面について説明するに、1は
主針床、6は副針床であって、主針床1には主編針2を
列設し、その針床上に主キャリジ4を装架して往復摺動
を行なわせる。
主針床、6は副針床であって、主針床1には主編針2を
列設し、その針床上に主キャリジ4を装架して往復摺動
を行なわせる。
また、副針床6には副編針7を列設し、その針床上に前
記主キャリジ4に連結した副キャリジ8を装架する。
記主キャリジ4に連結した副キャリジ8を装架する。
前記した主編針2はその一本ずつの下面をばね3により
支持して高バットに保持し、ばね3に抗して押下げると
きその後端が下がって低バットになる。
支持して高バットに保持し、ばね3に抗して押下げると
きその後端が下がって低バットになる。
第2図は主キャリジ4と副キャリジ8の下面の詳細を示
す。
す。
主キャリジ4と副キャリジ8は中心を同じにして連結し
たものであり、その下面に設けたカム類を共に中心の左
右で対称形にする。
たものであり、その下面に設けたカム類を共に中心の左
右で対称形にする。
主キャリジ4には、前部ガードカム11の後部にセンタ
ーカム13を設け、そのセンターカム13の後部に中央
案内カム14とタックカム16を順次に設け、中央案内
カム14の後部に矢線方向への揺動を自由にした八字形
スイングカム15を装着して前記カム14の後側に接触
し、タックカム16の両側には先端を鎖線のように後部
ガードカム12の下面に入れる揺動移動を制御される切
換カム17を軸着する。
ーカム13を設け、そのセンターカム13の後部に中央
案内カム14とタックカム16を順次に設け、中央案内
カム14の後部に矢線方向への揺動を自由にした八字形
スイングカム15を装着して前記カム14の後側に接触
し、タックカム16の両側には先端を鎖線のように後部
ガードカム12の下面に入れる揺動移動を制御される切
換カム17を軸着する。
またセンターカム13の両側に横案内カム18を設け、
その内側に第−編カムをなす八字形カム20を設けて後
端に通路切換カム21を軸着する。
その内側に第−編カムをなす八字形カム20を設けて後
端に通路切換カム21を軸着する。
また八字形カム200両外側に仕切カム22を設け、そ
の前側縁に横案内カム18の外端部に軸支した通路切換
用カム19の先端を重ねたり離したりできるようにする
。
の前側縁に横案内カム18の外端部に軸支した通路切換
用カム19の先端を重ねたり離したりできるようにする
。
仕切カム22の後側に前部ガードカム23と、内端に傾
斜案内カム24を軸着して後部ガードカム12に接触し
た後部−字形カム25を取付け、これらのカム23,2
50間を主編針20バツトを横一列にして通す間隔とし
て、その間隔内に圧下カム26を固定し、カム23.2
5間の外方の突当りに低バットを下面に潜り通し、側面
で高バットを後方に誘導する選別カム27を取付け、そ
の外側に前方への案内カム28.29を接続して設け、
その両案内カム28,29の外側に、内面を前方への案
内カム面とし、外面を下げカムとした第三組カム30を
取付け、そのカム30の下端に、先端と後部ガードカム
12に接したり離したりする揺動カム31を軸着し、第
三組カム30の前端には外側方向に延ばした案内カム3
2と前進カム32Aと前方へのはね上げカム33を軸支
する。
斜案内カム24を軸着して後部ガードカム12に接触し
た後部−字形カム25を取付け、これらのカム23,2
50間を主編針20バツトを横一列にして通す間隔とし
て、その間隔内に圧下カム26を固定し、カム23.2
5間の外方の突当りに低バットを下面に潜り通し、側面
で高バットを後方に誘導する選別カム27を取付け、そ
の外側に前方への案内カム28.29を接続して設け、
その両案内カム28,29の外側に、内面を前方への案
内カム面とし、外面を下げカムとした第三組カム30を
取付け、そのカム30の下端に、先端と後部ガードカム
12に接したり離したりする揺動カム31を軸着し、第
三組カム30の前端には外側方向に延ばした案内カム3
2と前進カム32Aと前方へのはね上げカム33を軸支
する。
前記した主キャリジ4を矢線イ方向に摺動するとき、圧
下カム26と選別カム27と及び図示しない柄組の共動
により、選別カム27の下面を潜って案内カム28.2
9により前進したのち主キャリジ4の下面から脱出する
前位編針yと、選別カム27の内側により下方に誘導さ
れ、揺動カム31、第三組カム30の内側の案内カム面
、前進カム32Aにより前進し、かつはね上げカム33
を排除して主キャリジ4の下面から脱出する後位編針X
とに選別される。
下カム26と選別カム27と及び図示しない柄組の共動
により、選別カム27の下面を潜って案内カム28.2
9により前進したのち主キャリジ4の下面から脱出する
前位編針yと、選別カム27の内側により下方に誘導さ
れ、揺動カム31、第三組カム30の内側の案内カム面
、前進カム32Aにより前進し、かつはね上げカム33
を排除して主キャリジ4の下面から脱出する後位編針X
とに選別される。
その各編針X、yはフックに掛かったループをベラ下に
脱出したベラ抜き状態になる。
脱出したベラ抜き状態になる。
前記圧下カム26、選別カム27及び図示しない柄組の
共動による選針作動は公知であるからその説明を省略す
る。
共動による選針作動は公知であるからその説明を省略す
る。
主キャリジ4が矢線口の方向に摺動するとき、後位編針
Xははね上げカム33、案内カム32、第三組カム30
の各後部を通る後部バット通路Xに誘導されてから左方
の八字形カム20の後端まで横に直進し、左方の傾斜案
内カム24を経て圧下カム26の下面を通る。
Xははね上げカム33、案内カム32、第三組カム30
の各後部を通る後部バット通路Xに誘導されてから左方
の八字形カム20の後端まで横に直進し、左方の傾斜案
内カム24を経て圧下カム26の下面を通る。
前位編針yは案内カム29の前方から横案内カム18の
後側と右の八字形カム20の前側間及び中央案内カム1
4の後側を経て左の八字形カム(第−編カム)20の内
面を通る前部バット通路Yにより誘導され、八字形カム
20の後端からは後位編針Xと整夕1ルて左の圧下カム
26の下面を通り、右の圧下カム26、選別カム27等
について説明したと同じ選別作用を受けて主キャリジ4
の下面を脱出し、左方で再び前位編針yと後位編針Xに
なる。
後側と右の八字形カム20の前側間及び中央案内カム1
4の後側を経て左の八字形カム(第−編カム)20の内
面を通る前部バット通路Yにより誘導され、八字形カム
20の後端からは後位編針Xと整夕1ルて左の圧下カム
26の下面を通り、右の圧下カム26、選別カム27等
について説明したと同じ選別作用を受けて主キャリジ4
の下面を脱出し、左方で再び前位編針yと後位編針Xに
なる。
尤も、図示しない柄組が変換されているときは、右で前
位編針yと後位編針Xになった主編針2に入れかえが起
る。
位編針yと後位編針Xになった主編針2に入れかえが起
る。
簡して後部バット通路Xを通る後位編針Xは案内カム3
2の後方で給糸口46から編糸aをフツりに供給され、
第三組カム30の後端を通るときに旧ループを針先から
脱出するノックオーバー位置より少し後方に移動される
。
2の後方で給糸口46から編糸aをフツりに供給され、
第三組カム30の後端を通るときに旧ループを針先から
脱出するノックオーバー位置より少し後方に移動される
。
前部バット通路Yを通る前位編針yは左方の八字形カム
(第−編カム)20の内側に接するとき給糸口47から
別種の編糸すをフックに供給され、八字形カム(第−編
カム)20の後端を通るときに旧ループを針先から脱出
するノックオーバ位置より少し後方に移動される。
(第−編カム)20の内側に接するとき給糸口47から
別種の編糸すをフックに供給され、八字形カム(第−編
カム)20の後端を通るときに旧ループを針先から脱出
するノックオーバ位置より少し後方に移動される。
副キャリジ8には、後面にセンターカム53を設けた前
部ガードカム51と後部ガードカム52との間に主キャ
リジ4の八字形カム20と前後で合致させた位置に編成
カムをなす八字形カム70と通路切換カム71とを設け
る。
部ガードカム51と後部ガードカム52との間に主キャ
リジ4の八字形カム20と前後で合致させた位置に編成
カムをなす八字形カム70と通路切換カム71とを設け
る。
この副キャリジ8は既述のように主キャリジ4に連結さ
れて摺動するから前部バット通路Yを通る前位編針yと
副キャリジ80バット通路Zにより誘導される副編針7
が同時的に前進後退を行う即ち右の編成カムたる八字形
カム70の外側面に沿って前進した副編針7は旧ループ
をベラより下に移動するベラ抜き動作を行い左の八字形
カム70の内面に接する前に給糸口47からフックに編
糸すを供給され、その八字形カム70の後端でノックオ
ーバ位置より少し後方に下がる。
れて摺動するから前部バット通路Yを通る前位編針yと
副キャリジ80バット通路Zにより誘導される副編針7
が同時的に前進後退を行う即ち右の編成カムたる八字形
カム70の外側面に沿って前進した副編針7は旧ループ
をベラより下に移動するベラ抜き動作を行い左の八字形
カム70の内面に接する前に給糸口47からフックに編
糸すを供給され、その八字形カム70の後端でノックオ
ーバ位置より少し後方に下がる。
第3図は第2図の主キャリジ4の下面とほぼ同じ主キャ
リジ4のカム配置において、後部バット通路X1と前部
バット通路Y1とを変更したものである。
リジ4のカム配置において、後部バット通路X1と前部
バット通路Y1とを変更したものである。
即ち主キャリジ4を矢線口の方向に摺動するとき後部バ
ット通路X1に導入される後位編針Xのフックに対し仕
切カム22の後側で給糸口46′から編糸aが供給され
、右の通路切換カム21と八字形カム20を第三組カム
として該八字形カム20の後端でノックオーバ位置より
少し後方に移動される。
ット通路X1に導入される後位編針Xのフックに対し仕
切カム22の後側で給糸口46′から編糸aが供給され
、右の通路切換カム21と八字形カム20を第三組カム
として該八字形カム20の後端でノックオーバ位置より
少し後方に移動される。
前部バット通路Y1は第2図例と同じであり、従ってそ
の通路Y1に導入される前位編針yへの編糸すの供給、
左の八字形カム(第−編カム)20の後端によるノック
オーバの作用も第2図例と同じである。
の通路Y1に導入される前位編針yへの編糸すの供給、
左の八字形カム(第−編カム)20の後端によるノック
オーバの作用も第2図例と同じである。
本考案は第2,3図例に示した主キャリジ4と第2図例
に示した副キャリジ8を備える両盤型手編機において、
第三組カムの後側踏込端面を第−編カムの後側踏込端面
よりも僅かに後方に配置して編糸aのループa1の引出
し長を編糸すのループb1の引出し長より少し大きくす
ることを考案要旨とする。
に示した副キャリジ8を備える両盤型手編機において、
第三組カムの後側踏込端面を第−編カムの後側踏込端面
よりも僅かに後方に配置して編糸aのループa1の引出
し長を編糸すのループb1の引出し長より少し大きくす
ることを考案要旨とする。
具体的には第2図例の第三組カム30の後端のピン34
と、第−編カムをなす八字形カム20の後端のピン35
とを主キャリジ4の合板に形成した遊動孔から上部に突
出し、その合板の上面には、第4図に示すように編目調
節ダイヤル36の回転によって前後に小移動するゲージ
調節板37を設け、波板の両端のL形対称の突片38に
横方向の案内溝39を設けてこれに前記第三組カム30
のピン34を係合し、前記調節板37の中央部から突出
した二本平行の突出板40に第−編カムたる八字形カム
20のピン35を挿入し、それらピン34の係合及びピ
ン35の挿入の位置差L′によりゲージ調節板31をど
の位置にしても、第2図に示すように第三組カム30の
後側踏込端面30か、第−編カムたる八字形カム20の
後側踏込端面20より少しの前後差りを保持して後方に
配置されるようにする。
と、第−編カムをなす八字形カム20の後端のピン35
とを主キャリジ4の合板に形成した遊動孔から上部に突
出し、その合板の上面には、第4図に示すように編目調
節ダイヤル36の回転によって前後に小移動するゲージ
調節板37を設け、波板の両端のL形対称の突片38に
横方向の案内溝39を設けてこれに前記第三組カム30
のピン34を係合し、前記調節板37の中央部から突出
した二本平行の突出板40に第−編カムたる八字形カム
20のピン35を挿入し、それらピン34の係合及びピ
ン35の挿入の位置差L′によりゲージ調節板31をど
の位置にしても、第2図に示すように第三組カム30の
後側踏込端面30か、第−編カムたる八字形カム20の
後側踏込端面20より少しの前後差りを保持して後方に
配置されるようにする。
第3図例においては左右の八字形カム20の後端の軸4
1に、主キャリジ4の中心方向への回転によって突起4
3を前記カム20の後端の踏込端面20より少し後方に
突出し、主キャリジ40両外側方向への夫々の回転と共
に前記の突起43を前記踏込端面20′と同じとしかつ
はね上った通路切換カム21の後面に対しては突起43
を突出状にする自由回転板42を枢着し、八字形カム2
0に自由回転板42から突出した係止ピン44を嵌めた
回転範囲制限孔45を設ける(第5図)。
1に、主キャリジ4の中心方向への回転によって突起4
3を前記カム20の後端の踏込端面20より少し後方に
突出し、主キャリジ40両外側方向への夫々の回転と共
に前記の突起43を前記踏込端面20′と同じとしかつ
はね上った通路切換カム21の後面に対しては突起43
を突出状にする自由回転板42を枢着し、八字形カム2
0に自由回転板42から突出した係止ピン44を嵌めた
回転範囲制限孔45を設ける(第5図)。
本例は左右の八字形カム20が交互に第−編カムと第三
組カムの作用に変換されるものであって、通路切換カム
21と共に第三組カムの作用に変換されるときには、後
部バット通路X1を通る後位編針Xのバットにより突起
43が押されて八字形カム20の踏込端面20′より後
側に突出し、そのとき前部バット通路Y1を構成する他
側の八字形カム20の踏込端面20に対して突起43が
少しの前後差りを保持して後方に突出する。
組カムの作用に変換されるものであって、通路切換カム
21と共に第三組カムの作用に変換されるときには、後
部バット通路X1を通る後位編針Xのバットにより突起
43が押されて八字形カム20の踏込端面20′より後
側に突出し、そのとき前部バット通路Y1を構成する他
側の八字形カム20の踏込端面20に対して突起43が
少しの前後差りを保持して後方に突出する。
即ち第三組カムは踏込端面たる突起43が第−編カムの
踏込端面20′より少し後側に自動的に配置される。
踏込端面20′より少し後側に自動的に配置される。
本考案は前記した構成になり、第6図について説明する
と1編糸aから一方に引出されるループa1の引出量は
主キャリッジの第−編カムの踏込端面の僅か後方に配置
された第三組カムの踏込端面によって後退する編針によ
り引出されるから、第−編カムの踏込端面により後退す
る編針により引出される編糸すのループよりその引出量
が多(なる。
と1編糸aから一方に引出されるループa1の引出量は
主キャリッジの第−編カムの踏込端面の僅か後方に配置
された第三組カムの踏込端面によって後退する編針によ
り引出されるから、第−編カムの踏込端面により後退す
る編針により引出される編糸すのループよりその引出量
が多(なる。
このため浮編a2の部分の緊張の弛みによりループa1
が引出し量を縮少しても、その縮小の大きさはループと
殆んど同じになって編地の編目の大きさを揃える。
が引出し量を縮少しても、その縮小の大きさはループと
殆んど同じになって編地の編目の大きさを揃える。
即ち本考案はループa1の引出し量の縮小を見込んで第
二編カムにより該ループa1の引出量を大きくする構成
をもっていて、これにより従前の両盤型手編機による二
色同時ゴム編の編地形成上の欠点たる編目の大きさの不
揃いを容易且つ正確に除去できる効果をもつ。
二編カムにより該ループa1の引出量を大きくする構成
をもっていて、これにより従前の両盤型手編機による二
色同時ゴム編の編地形成上の欠点たる編目の大きさの不
揃いを容易且つ正確に除去できる効果をもつ。
第1図は両盤型手編機の縦断側面図、第2図は主キャリ
ジ4と副キャリジの裏面図、第3図は他の例になる主キ
ャリジ4の裏面図、第4図はゲージ調節板37の平面図
、第5図は回転板42の装着を示した一部切欠拡犬平面
図、第6図は編糸a。 bによる編組織の平面図である。 1→主針床、2→主編針、4→主キヤリジ、6→副針床
、7→副編針、8→副キヤリジ、y→前位編針、X→後
位編針、X、X1→後部バット通路、Y + Y1→
前部バット通路、2→バット通路、11前後差。
ジ4と副キャリジの裏面図、第3図は他の例になる主キ
ャリジ4の裏面図、第4図はゲージ調節板37の平面図
、第5図は回転板42の装着を示した一部切欠拡犬平面
図、第6図は編糸a。 bによる編組織の平面図である。 1→主針床、2→主編針、4→主キヤリジ、6→副針床
、7→副編針、8→副キヤリジ、y→前位編針、X→後
位編針、X、X1→後部バット通路、Y + Y1→
前部バット通路、2→バット通路、11前後差。
Claims (1)
- 主針床に装架された主キャリジに、二つのバット通路の
一方のバット通路に誘導される主針床のベラ抜は状態の
主編針のバットをノックオーバー位置の後方に後退させ
る第−編カムと、他方ノバット通路に誘導される主針床
のベラ抜げ状態の主編針のバットを前記第−編カムの作
用とは時期をずらせてノックオーバー位置の後方に後退
させる第二編カムとを備え、前記主キャリジに連動可能
に連結された副針床上の副キャリジに、ベラ抜は状態と
された副針床の副編針のバットを前記第−編カムの作用
に略同期してノックオーバー位置の後方に後退させる編
成カムを備え、前記第−編カム及び編成カムの作用を受
ける主、副各編針に同一の編糸を、前記第二編カムの作
用を受ける主編針に別の編糸を夫々供給して二色同時ゴ
ム編を可能とした両盤型手編機において、前記第二編カ
ムの後側踏込み端面を、前記第−編カムの後側踏込み端
面よりも僅か後方に配置したことを特徴とする両盤型手
編機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17622676U JPS5929977Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 両盤型手編機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17622676U JPS5929977Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 両盤型手編機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5398854U JPS5398854U (ja) | 1978-08-10 |
JPS5929977Y2 true JPS5929977Y2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=28783582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17622676U Expired JPS5929977Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 両盤型手編機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929977Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP17622676U patent/JPS5929977Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5398854U (ja) | 1978-08-10 |
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