JPS5929965Y2 - 繊維類の捲縮装置 - Google Patents

繊維類の捲縮装置

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JPS5929965Y2
JPS5929965Y2 JP8496283U JP8496283U JPS5929965Y2 JP S5929965 Y2 JPS5929965 Y2 JP S5929965Y2 JP 8496283 U JP8496283 U JP 8496283U JP 8496283 U JP8496283 U JP 8496283U JP S5929965 Y2 JPS5929965 Y2 JP S5929965Y2
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は繊維類特に熱可塑性合成樹脂延伸解繊糸又は合
成繊維類の捲縮装置に関する。
従来、熱可塑性の顕著な合成樹脂延伸解繊糸又は合成繊
維類を物理的に捲縮する方法又は装置として、例えば、
特公昭27−2616号「繊維に捲縮を付与する方法」
及び特公昭53−37442号「捲縮繊維の製造装置」
が提案されている。
これらの発明によれば、前記合成樹脂延伸解繊糸又は合
成繊維類に捲縮を付与する方法又は装置として、特公昭
27−2616号の場合の方法は、従来の同一速度で回
転する2個の歯車間に上記繊維を供給し歯形を付与する
方法に対し、表面に凹凸を有する歯形回転体と、これに
接し固定若しくは上記歯形回転体の速度以下で移動又は
回転する表面円滑で適宜の弾性を有する帯板又は回転体
間に繊維を供給し、前記歯形回転体の歯形内に繊維をた
ぐり込むことにより繊維に捲縮を付与する方法である。
即ち、2個の歯車を使用する従来の方法は、歯形を繊維
に付与して招請させる点で有効な方法ではあるが、反面
繊維を傷めやすく、往々にして糸切れを招く欠点がある
のを改良したものである。
又、前記発明において繊維に付与した捲縮を安定化させ
るため、歯形回転体の内部に発熱体を付設し、歯形部に
170℃前後の温度を保持させるか、あるいは捲縮を付
与した後の繊維に熱処理又は蒸気処理等を施す方法が採
用されている。
しかし、前記の如く歯形部に高温度を保持させれば、こ
れに付設するゴム製ベルト又は回転体に高熱による変形
を起しやすく、長時間の使用には不適当であるばかりか
、繊維自体も切れ易くなる欠点がある。
次に、繊維に捲縮を付与する装置として提案された特公
昭53=37442号の発明は、フィルムあるいはフィ
ラメント糸条等の合成繊維を該繊維の繰出経路の始端部
及び中間部にむいて、夫々延伸及び解繊した後、前記繰
出経路の最終端側において繊維を捲縮するものであるが
、その装置は次のように構成されていることが実施中に
示されている。
即ち、周面に歯形を刻設した歯形回転ローラと、この回
転ローラの歯形先端に摺接して回転する摩擦ローラとを
付設させて1対としたもの3対を適当間隔を設けて並置
したものである。
尚前記歯形回転ローラと摩擦ローラの表面速度及び合成
繊維の走行速度は相対的に調節自在としている。
又、前記特公昭27−2616号の場合と異なり、捲縮
にあたって別他発熱体を使用していない。
これは、歯形部の温度を一定に保持することが困難であ
るために生じる品質の不均一化を解消するためではある
が、もちろんこの他にも熱源装置自体を省略して熱量の
節約を計る利点も存在する。
この場合、上記熱源装置に代えて、捲縮時の擦過による
摩擦熱が利用される。
合成繊維の解繊糸は、一般的に、その着色又はデニール
の度合により融通性を失いがちであり、捲縮時の擦過が
上記の如く3対の歯形回転ローラにより、しかも高速下
に行われる場合には、繊維は特に傷みやすく、糸切れの
原因を助成することが多い。
又、繊維の腰が弱い上、「けば」を生じ易く、製品価値
を著しく減少する。
更に、解繊糸は伸縮がきわめてはげしいばかりでなくウ
ーリー状を呈しており、特に歯形回転ローラ毎に捲縮の
度合を順次変える場合は、前記歯形回転ローラ毎の適切
な回転数や繊維の走行速度を決めることがきわめて困難
であり、寧ろ不可能に近い。
しかも、これらは糸切れの問題を伴うこともあって著し
い制限を受け、勢い極めて低速とせねばならず、かくで
は生産量が落ちて量産が不能となり採算性を失う等の種
々の欠点を有し、風合の揃った均−且つ良質な捲縮製品
を高能率且つ廉価に生産することはほとんど不可能であ
る。
本考案はかかる前記捲縮加工の諸欠点に鑑み、これを改
善するため研究、開発されたものであって、1対の繊維
捲縮用回転ギヤと摩擦ローラによる擦過装置と、1対の
テーパローラ及び繊維テンション調節バーその他による
繊維テンション調節装置と、及び繊維巻取装置より構成
されていることを要旨としてむり、風合良好にして均一
性に富む製品を、糸切れ現象もほとんど皆無な状態で能
率よく廉価に量産することが可能な捲縮装置を提供する
ことを目的としている。
本考案による繊維の捲縮は、前述のl対の回転ギヤと摩
擦ローラで構成される擦過装置により行われる。
一般的に、熱可塑性合成樹脂延伸解繊糸又は合成繊維は
、その捲縮過程において歯形回転体の歯先により擦過を
受けるものであるから、繊維の劣化と強度の弱化は成る
程度やむを得ない。
然し、これらの現象は、前記引例のごとく、捲縮効果を
あげるため歯形回転体の内部に熱源装置を付設して繊維
を加熱する場合や、複数対の歯形回転体を設けて該歯形
回転体の回転数や繊維の走行速度を速めて生産性を上げ
るべく試みられる場合等において特に著しい。
本考案は前記事例に鑑みこれらを解決する方策として、
回転ギヤにおいては摩擦ローラに摺接する歯先の部分を
、従来の剣先形状から特殊形状に改めるとともに、回転
ギヤ全体に硬質特殊金属のメッキを施すことを特徴とし
ている。
これらは歯先の摩耗を減じ、且つ糸切れを防止するとと
もに、通過する繊維との間に適当な摩擦を生じて捲縮効
果を高めるものであり、本考案による捲縮がその擦過過
程において、特に別他熱源装置を必要とせず、又1対の
回転ギヤと摩擦ローラにより十分な捲縮が行われる所以
である。
又、回転ギヤを1個としたために糸切れ現象がほとんど
皆無となり、回転を速めて生産性を向上することが可能
となるとともに、風合を揃えて品質の均一性を高めてい
る。
更に、上記目的のほかに、回転ギヤそのものを梨地とす
ることにより、後記繊維に蓄電された電気がこの回転ギ
ヤを通して放電し、その蓄電効果を著しく低下させるこ
とを防止するものであるが、本件については更に後述す
る。
次に、本考案による捲縮後の繊維巻取は、繊維テンショ
ン調節装置を経た全工程の最終端において行われる。
従来例の上記巻取は変速モータにより駆動される巻取軸
に単に巻取られるのが通例であり、又繊維の進行経路の
適所にテンションプーリを配設するに過ぎない。
一般的に、原糸(解繊糸又は合成繊維)はその着色の状
態(染色過程において生じる染色が)・−ドであるかソ
フトであるかの状態)あるいはデニールの度合により、
捲縮がかかり易いものとかかりにくいものとがあって製
品にむらを生じ易く、繊維は進行の過程に釦いて引張ら
れあるいは縮み、そのテンションは種々に変化して一定
でないのが通例である。
これを従来の如く単に巻取れば、特に繊維が縮んで強く
引張られる場合は糸切れや捲縮を元に戻す原因となる。
本考案においては、前記テンションの不同を調節するこ
とにより繊維の糸切れを防止すると共に、製品の風合を
揃えて商品価値を高めるものであって、給糸側に1対の
テーパローラを設けて原糸の繰出量を加減するとともに
、捲縮糸の巻取前において繊維のテンション調節を行う
ことを特徴としている。
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例により説明する
第1図、第2図において、符号2は原糸(給糸)1を巻
いた円筒状チーズであって、例えば床上等に適宜配置さ
れる。
3で総称されるテーパローラ装置は、図示しない動力装
置により駆動される主テーパローラ4と、この主テーパ
ローラ4と接触して回転される従テーパローラ5との1
対から構成されており、そのテーパの角度は後記繊維テ
ンション調節のための原糸繰出量の多寡に応じ、30〜
90度の範囲で適宜決定される。
原糸1はガイド6〜8を介して両テーパローラ4,5間
に給糸され、従テーパローラ5の背周面に沿って前方に
繰出された後、ガイド9,10を経て擦過装置に導かれ
る。
尚、テーパローラを2個とした理由は繊維がある程度太
い場合、2個とする方が繊維の動きが確実となるためで
ある。
次に、11で総称される原糸擦過装置は、図示しない動
力装置により駆動される回転ギヤ12と、この回転ギヤ
12の歯先と摺接し、前記回転ギヤ12とは別個に駆動
される摩擦ローラ13との1対から構成される。
回転ギヤ12の歯形は、従来の捲縮用歯車の歯形が第3
図の14に示すような剣先状の歯形であったり、あるい
は第4図の15に示すような通常の歯形、例えばインボ
リュート標準歯車の歯形と大差ない歯形であるのに対し
、前記歯形15の両側面、即ち第5図において斜線を施
した部分16を切削し、中央頂部に平坦部17を少々残
した形状としている。
以上のように形成することにより、擦過の際歯先を原糸
1の解繊網目にかけて糸を切断する欠点を解消すると共
に、捲縮を十分に行わせることができる。
即ち、従来の擦過用歯先が剣先の如く尖っていたり、あ
るいは通常の歯車の歯先と大差ない形状であったりして
、擦過の目的が効果的に果たせなかったためである。
回転ギヤ12は経6cm、歯のピッチ15問(2,00
0デニールの場合)であり、その表面に硬質クロームメ
ッキ(プリネル硬度約90)を複数回流するとともに、
更に全面に梨地メッキを行う。
これは、擦過に際して歯先の摩耗を防止すること以外に
、原糸1に適度の摩擦を与えることにより、糸切れ少な
く、適度の擦過を行わせるためであり、かく構成するこ
とによって1対の回転ギヤと摩擦ローラからなる擦過装
置により原糸の走行速度を増すことが可能となり、生産
性を向上することができる。
摩擦ローラ13は原糸を柔く受取るように弾力性の材質
例えば硬質ウレタン等により製作され、回転ギヤ12の
略1/4〜1/10の速度で回転される。
然し、最も好寸しくは1/2〜1/4であって、これ以
上回転差が大きい場合は捲縮後のウーリー状態が過度が
過度に細かく、又回転差が小さい場合はウーリー状態が
荒くなり、何れの場合も良結果は得られない。
又、原糸の走行速度は80〜300m/mであり、回転
ギヤの回転数は歯先の周速度が前記走行速度の3.5〜
7倍の範囲内で決定される。
尚、擦過装置11への給糸は、この装置11の軸方向に
沿い2cm程度の幅で左右に往復動(図示しない)させ
ることにより、歯先並びに摩擦ローラ13が摩耗して糸
通を生じ、糸切れの原因となることを防止する。
次に、第9図、第10図は従テーパローラ5及び摩擦ロ
ーラ13の連動式接触圧調節装置を示す。
符号18,19は横杆、20,21は前記横杆18.1
9と直角に固着され、且つ上記テーパローラ5及び摩擦
ローラ13と夫々遊嵌する横軸である。
22.23は支点を構成し、本願捲縮装置の共通架構に
軸支される(図示しない)。
24゜25は横杆18,19を縦杆26により回動自在
に連結する支点である。
横杆19の支点25の外方延長部には、前記共通架構の
固定係止点28との間に弾機291を張架する支点27
が穿設されている。
この弾機29は常時下方に向って調節自在に付勢されて
おり、支点22.23を軸とし横軸20.21.従って
従テーパローラ5及び摩擦ローラ13を常時上方の主テ
ーパローラ4及び回転ギヤ12に夫々適尚の圧力をもっ
て接触させている。
尚、作業の当初並びに糸切れ等を生じた場合は、横杆1
8,19の先端部30又は31を下方に引くことにより
、前記接触を解除することが可能であり、更には、前記
解除状態を一時保持させることも勿論可能である。
次に、第1図、第2図において、符号32で総称される
繊維テンション調節装置は次のように構成されている。
繊維テンション調節バー33はその中間点34を、前記
共通架構に固定された軸35により傾動自在に支持され
ている。
調節バー33の下端部には二股状のスリット36が設け
られ、このスリット36内を自在に摺動可能なピン37
により中間バー38に係止されている。
又、中間バー38はビン40により床上に固定された固
定部材39に回動自在に軸支されている。
中間バー38の下方には、このバー38と直交する水平
部材41が固着されており、更に、この水平部材41の
一端には上下釜1個の水平鍵部43゜43を形成した線
材よりなる調節金具42が固着されている。
尚、上記鍵部43,43の先端中央部には、床上に垂直
に固定された線材部材44が貫挿されている。
次に、45は陶器製ドーナツ形調節輪であって、重量は
繊維の巻取速度、デニール及び繊維テンションの強弱等
を勘案し、20〜50 f?rの範囲で適宜決定される
即ち、調節輪45の重量が重い場合は捲縮を引延ばし、
又軽い場合は敏感に過ぎて飛び上るので、或程度実験的
に定める必要がある。
擦過装置11により加工された捲縮糸は上方の鍵部43
及び調節輪45内を通過した後、ガイド46により一旦
斜上方に導かれ、ガイド車47を介してチーズ軸48に
巻取られる。
中間バー38の下端並びに水平部材41の左端(調節金
具42と反対側)には、復原用重錘49゜50が夫々付
設されている。
次に、繊維テンション調節バー33の最上端部には、線
材等で形成された原糸導入位置移動装置51が回動自在
に固定されている。
この原糸導入位置移動装置51の上下先端部には夫々前
記のガイド8,9が取付けられており、繊維テンション
調節バー33の傾動に伴い左右に移動し、テーパローラ
装置3に導入される原糸1の位置をこのテーパローラ装
置3の軸方向に沿って変更させるものである。
以上の構成になる本捲縮装置の作用について説明する。
原糸1がテーパローラ装置3を経て擦過装置11により
捲縮を付与された後、チーズ軸48に巻取られる全工程
にトいて、仮に捲縮糸が通常の平均状態より収縮した場
合を考えると、走行繊維全体にテンションがかかり、繊
維は引張られる傾向を生じる。
この場合、前記テンションが調節輪45の重量に打ち勝
ち、この調節輪45を上方に引き上げると、調節輪45
は調節金具42の上方の鍵部43に接触しく第7図)、
中間バー38に軸40を中心とする回転力(左回転)を
与える。
このことは、繊維テンション調節バー33を、軸35を
中心として、右回転することになる(第7図)。
これに伴って、原糸導入位置移動装置51は右方に移動
する結果(第8図)、原糸1自体も右方に移動されて繰
出量を増すことになり、繊維のテンションは緩和され、
通常状態に復帰する(第6図)。
前記とは反対に繊維に伸びが生じた場合は、調節輪45
は下方に下がり、調節金具36の下方の鍵部43に接触
して繊維テンション調節バー33の上端を前記とは反対
に左方に回転するため(図示しない)、原糸1の繰出量
は減少し、繊維の伸びは緩和され、重錘49,50の作
用により通常状態(第6図)に復帰する。
尚、線材部材44は適当な幅を持つ鍵部43゜43内に
貫挿され、中間バー38の回転を所定範囲内に制限する
尚、本願装置に使用されるガイド6〜10及び46並び
に回転ギヤ12、調節輪49等原糸1に接触する部材は
総て非導電性の材料を使用しており、これによって原糸
に予め蓄電した場合の放電を防止している。
以上詳述の通り、1対の繊維捲縮用回転ギヤと摩擦ロー
ラからなる擦過装置と、テーパローラの1対及び繊維テ
ンション調節バーその他よりなる繊維テンション調節装
置と、及び繊維巻取装置等より構成される本願の繊維捲
縮装置によれば、風合良好にして均一性に富む製品を、
糸切れ現象もほとんど皆無の状態で能率よく量産するこ
とが可能であり、産業上共するところ極めて犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の捲縮装置を示す概略説明図で
あって、第1図は側面図、第2図は正面図である。 第3図、第4図は従来の捲縮装置に使用される擦過用歯
車の一部拡大図、第5図は本考案に使用される回転ギヤ
の歯形拡大図、第6図ないし第8図は本考案の繊維テン
ション調節装置であって、第6図は正常状態を、第7図
は調節状態を示す一部拡大斜視図、第8図は原糸導入位
置移動装置の調節状態を示す正面図である。 第9図、第10図は本考案による従テーパローラ及び摩
擦ローラの連動式接触圧調節装置を示し、第9図は正面
図、第10図は側面図である。 1・・・原糸、2・・・チーズ、3・・・テーパローラ
装置、4・・・主テーパローラ、5・・・従テーパロー
ラ、6゜7.8,9,10,46・・・ガイド、11・
・・擦過装置、12・・・回転ギヤ、13・・・摩擦ロ
ーラ、18゜19・・・横杆、20,21・・・軸、2
2.23.24゜25.27,28・・・支点、26・
・・縦杆、29・・・弾機、32・・・繊維テンション
調節装置、33・・・繊維テンション調節バー、34・
・・中間点、35・・・軸、36・・・スリット、37
.40・・・ピン、38・・・中間バー、39・・・固
定部材、41・・・水平部材、42・・・調節金具、4
3・・・水平鍵部、44・・・線材部材、45・・・調
節輪、47・・・ガイド車、48・・・チーズ軸、49
.50・・・重錘、51・・・原糸導入位置移動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 繊維類特に熱可塑性合成樹脂延伸解繊糸又は合成繊維の
    捲縮にお−いて、下記(イ)〜に)により構成されてい
    ることを特徴とする繊維類の捲縮装置。 (イ)別個の動力装置により駆動される一対の回転ギヤ
    と、これに対向して摺動する摩擦ローラとよりなり、該
    回転ギヤはその歯先部に僅かな平坦部を形成するととも
    に、歯形全体に複数回の硬質金属メッキと、更に、梨地
    メッキを施したものであり、摩擦ローラは硬質ウレタン
    等の弾力性のある材料により製作されている捲縮用擦過
    装置。 (ロ)中間点34を軸35により傾動自在に軸支される
    繊維テンション調節バー33と、上端部が前記調節バー
    33の下端スリット36内にピン37により摺動自在に
    係止され、中間部がピン40により固定部材39に軸支
    される中間バー38と、該中間バー38に固着される水
    平部材41と、該水平部材41の一端に付設される調節
    金具42と、該調節金具42の端部に形成される上・下
    の水平鍵部43,43と、これを貫挿する線材部材44
    等よりなると共に、前記繊維テンション調節バー33の
    最上端に固定され、上・下先端部にそれぞれガイド8,
    9を取り付けた原糸導入位置移動装置と、該移動装置の
    原糸導入及び繰出位置に対応して設けられた動力により
    駆動される主テーパローラと、これに従動する従テーパ
    ローラとよりなるテーパローラ装置より構成される繊維
    テンション調節装置。 ?→ 従テーパローラ5及び摩擦ローラ13を遊嵌する
    軸20,21と、これらを一端に釦いて垂直に固着し、
    他端の支点22.23において軸支される横杆18,1
    9と、該横杆18,19の前記支点22.23より外方
    の支点24.25を回動自在に連結する縦杆26と、前
    記横杆19の外方延長部に、固定係止点28との間に弾
    機29を張架する支点27が穿設されている、従テーパ
    ローラ5及び摩擦ローラ13の連動式接触圧調節装置。 に)繊維テンション調節装置32の上方鍵部43及び調
    節輪45内を通過させ、ガイド46により一旦斜上方に
    導いた捲縮糸をガイド車47を介してチーズ軸48に巻
    き取るように構成した捲縮繊維巻取装置。
JP8496283U 1983-06-03 1983-06-03 繊維類の捲縮装置 Expired JPS5929965Y2 (ja)

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