JPS5929596B2 - 新規なピリジン誘導体の製造法 - Google Patents

新規なピリジン誘導体の製造法

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JPS5929596B2
JPS5929596B2 JP50022043A JP2204375A JPS5929596B2 JP S5929596 B2 JPS5929596 B2 JP S5929596B2 JP 50022043 A JP50022043 A JP 50022043A JP 2204375 A JP2204375 A JP 2204375A JP S5929596 B2 JPS5929596 B2 JP S5929596B2
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JP
Japan
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pyridine
formula
oxo
tetrazolyl
melting point
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JP50022043A
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JPS5198299A (en
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孝範 大江
峰生 鶴田
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Publication date
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 xl11cl〕 で表わされる化合物の製造法に関するものであり、これ
ら新規化合物は抗アレルギー、利尿、免疫機能先進作用
を有し、医薬として有用である。
上記式中のYは酸素、硫黄を、xlは水素、フ35エニ
ルを、x2は水素、ハロゲン(フッ素、塩素、’4Fk
−臭素など)を、Rは低級アルケニル(ビニル、アリル
、イソプロペニル、2−ブテニルなど)または−B−R
1〔Bはメチレン、エチレン、プロピレン、トリメチレ
ン、テトラメチレンなどの低級アルキレンを、R1は水
素、水酸基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシなどの低級アルコキシ、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル
などの低級アルコキシカルボニルまたは−N〈(R2、
R3はそれぞれメチル、エチルなどの低級アルキルを示
すか、または互いに連結してピペリジ人モルホリノ、1
−ピロリジニル、4−メチル−1−ピペラジニルなどの
5または6員環の飽和複素環基を示す)を示す〕を示す
本発明によれば、一般式〔1〕で表わされる化合物は、
一般式〔式中の各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物と一般式 R−Z 〔式中のRは前記と同義であり、zは活性エステルの酸
残基(塩素、臭素、ヨウ素等のノ叩ゲン、トルエンスル
ホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、メタンスル
ホニルオキシなど)を示す。
〕で表わされる化合物を反応させることにより製造され
る。反応は好ましくは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
水酸化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムハイ
ドライド、トリエチルアミン、ピリジン等の脱酸剤の存
在下、反応を妨げない溶媒(ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキサイド、水、エタノール、ピリジン、ト
ルエンなど)中で行なわれる。
反応温度等の反応条件は特に限定するものではないが、
一般にO〜150℃、特に50〜100℃で2〜4時間
行なわれる。一般式〔〕の化合物は新規化合物であつて
、たとえば、一般式〔式中の各記号は前記と同義である
〕で表わされる化合物とアジ化水素酸またはアジドを反
応させることにより製造される。
アジドとしては好ましくは無機アジド(ナトリウムアジ
ド、リチウムアジド、アルミニウムアジド、アンモニウ
ムアジドなど)が用いられるが、トリメチルアンモニウ
ムアジドまたはモルホリンあるいはピベリジンのアジド
などの有機アジドを使用することもできる。反応は無水
溶媒中、必要により触媒としてルィス酸の存在下、10
〜200℃、好ましくは100〜140℃で行なわれる
溶媒としては、たとえばジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、n−プタノール、好
ましくはジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイ
ド、ヘキサメチルリン酸アミドなどが挙げられる。触媒
としては三フツ化ホウ素エーテレート、テトラアルキル
アンモニウムクロライド、アニリン塩酸塩、塩化アンモ
ニウム、塩化リチウムなどが挙げられる。一般式〔〕で
表わされる化合物は、たとえば7ーメチル一5−オキソ
一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ピリジンを
光の照射下に塩素によりジクロロメチル体とし、硫酸中
で加水分解してアルデヒドとし、ピリジン中ヒドロキシ
ルアミンによつてオキシムとし、ついでこれを無水酢酸
中還流して脱水しニトリル体にすることによつて得られ
る。
以下に原料合成例および実施例を示して本発明をさらに
具体的に説明する。
原料合成例 1 5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕
ピリジンーJメ[カルボニトリル347、ジメチルホルム
アミド460m11塩化アンモニウム10.57、ナト
リウムアジド13.17の混合物を110〜120℃で
20時間加熱攪拌する。
冷後結晶を▲取し、これを希塩酸水溶液に加えて良く攪
拌する。結晶を▲取し、水洗後ジメチルホルムアミドか
ら再結すれば融点300℃以上の7ー(5−1H−テト
ラゾリル)−5−オキソ一5H〔1〕ベンゾピラノ〔2
・3−b〕ピリジンが得られる。原料合成例 2 5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾチオピラノ〔2・3−
b〕ピリジンーJメ[カルボニトリル4.87、ジメチル
ホルムアミド80m11塩化アンモニウム1.357、
ナトリウムアジド1.77を上記例1と同様に反応処理
すれば、融点300℃以上(270℃付近から徐々に変
色)の7一(51H−テトラゾリル)−5−オキソ一5
H−〔1〕ベンゾチオピラノ〔2・3−b〕ピリジンが
得られる。
同様にして以下の化合物が得られる。
◎9−クロローJヨ黶i5−1H−テトラゾリル)5−オ
キソ一5H−〔1〕ベンゾビラノ〔2・3−b〕ビリジ
ン、融点300℃以上◎2−フエニルーJヨ黶i5−1H
−テトラゾリル)5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾピラ
ノ〔2・3−b〕ビリジン、融点300℃以上実施例
1 7−(5−1H−テトラゾリル)−5−オキソ一5H−
〔1〕ベンゾビラノ〔2・3−b〕ピリジン37をジメ
チルホルムアミド45m1に100℃に加熱して溶解す
る。
この浩液に炭酸カリウム1.8fを加えて、100℃で
約20分間加熱、攪拌するとカリウム塩の結晶が析出す
る。60℃に冷やし、ヨウ化メチル2Tn1を加えれば
、わずかに発熱して徐々にカリウム塩の結晶は溶解する
2時間60℃に保つた後反応液を水に注ぎ、析出する結
晶を▲取する。
良く水洗した後、含水ジメチルホルムアミドにて精製す
れば融点24.8℃(分解)の7一(1−メチル−5−
1H−テトラゾリル)−5−オキソ一5H−〔1〕ベン
ゾピラノ〔2・3−b〕ピリジン217が得られる。実
施例 27−(5−1H−テトラゾリル)−5−オキソ
一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ピリジン4
7をジメチルホルムアミド60m1に100℃に加熱し
て溶解する。
これに炭酸カリウム2.47を加えて、100℃で20
分間加熱すれば、カリウム塩の結晶が析出する。これに
2−ジエチルアミノエチルクロライド2.67を20分
間を要して滴下し、90〜100℃で2.5時間反応さ
せる。反応後水に注ぎ、遊離するアメ状物をクロロホル
ムにて抽出する。良く水洗した後クロロホルムを留去し
、残留する結晶をエタノールにて精製すれば、融点12
6〜128℃の7一〔1−(2−ジエチルアミノエチル
)−1H−5−テトラゾリル〕5−オキソ一5H−〔1
〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ビリジン2.87が得ら
れる。以下同様な方法により次のような化合物が得られ
る。
◎7一(1−メチル−1H−5−テトラゾリル)−5−
オキソ一5H−〔1〕ベンゾチオピラノ〔2・3−b〕
ピリジン、融点218〜220℃◎7一(1−メチル−
1H−5−テトラゾリル)2−フエニル一5−オキソ一
5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ビリジン、融
点287℃(分解) ◎7一(1−イソプロビル−1H−5−テトラゾリル)
−5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b
〕ピリジン、融点195〜196℃◎7一(1−ビニル
−1H−5−テトラゾリル)−5−オキソ一5H−〔1
〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ピリジン、融点211〜
212℃(分解)◎7一(1−アリル−1H−5−テト
ラゾリル)一5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔
2・3−b〕ピリジン、融点200〜202℃◎7一〔
1−(2−ヒドロキシエチル)−1H5−テトラゾリル
〕−5−オキソ一5H−〔1〕) ベンゾピラノ〔2・
3−b〕ピリジン、融点199〜200℃◎7一〔1−
(2−プロポキシエチル)−1H−5−テトラゾリル〕
−5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾビラノ〔2・3−b
〕ピリジン、融点151〜153◎7一(1−エトキシ
カルボニルメチル−1H一5−テトラゾリル)−5−オ
キソ一5H−〔1〕ベンゾビラノ〔2・3−b〕ピリジ
ン、融点214℃(分解)
5◎7一〔1−(2−ジメチルアミノエチル)一1
H−5−テトラゾリル〕−5−オキソ一5H−〔1〕ベ
ンゾピラノ〔2・3−b〕ビリジン、融点177〜17
9℃◎7一〔1−(3−ジメチルアミノプロピル)−
HlH−5−テトラゾリル〕−9−クロロ−5−*オキ
ソ一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b〕ピリジン
、融点108〜110℃◎7一〔1−(2−ジエチルア
ミノエチル)−1H−5−テトラゾリル〕−9−クロロ
−5−オキソ一5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−b
〕ピリジン、融点103〜104℃》7一〔1−(2−
モルホリノエチル)−1H5−デトラゾリル〕−9−ク
ロロ−5−オキソ5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2・3−
b〕ピリジン、融点229℃(分解)151〜153℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と一般式 R−Z で表わされる化合物を反応させることを特徴とする一般
    式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物の製造法。 上記式中のYは酸素、硫黄を、X^1は水素、フェニル
    を、X^2は水素、ハロゲンを、Rは低級アルケニルま
    たは−B−R^1〔Bは低級アルキレンを、R^1は水
    素、水酸基、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニ
    ルまたは▲数式、化学式、表等があります▼(R_2、
    R_3はそれぞれ低級アルキルを示すか、または互いに
    連結して5または6員環の飽和複素環基を示す)を示す
    〕を、Zは活性エステルの酸残基を示す。
JP50022043A 1975-02-21 1975-02-21 新規なピリジン誘導体の製造法 Expired JPS5929596B2 (ja)

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JPS5198299A JPS5198299A (en) 1976-08-30
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