JPS5929024A - フライアツシユの脱アンモニア法 - Google Patents
フライアツシユの脱アンモニア法Info
- Publication number
- JPS5929024A JPS5929024A JP57138720A JP13872082A JPS5929024A JP S5929024 A JPS5929024 A JP S5929024A JP 57138720 A JP57138720 A JP 57138720A JP 13872082 A JP13872082 A JP 13872082A JP S5929024 A JPS5929024 A JP S5929024A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fly ash
- gas
- ammonia
- boiler
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明にフライアッシュの脱アンモニア法に関し、詳し
くは石炭焚ゼイラ排ガス′処理工程において回収される
フライアッシュの脱アンモニア法に関する。
くは石炭焚ゼイラ排ガス′処理工程において回収される
フライアッシュの脱アンモニア法に関する。
石炭焚ボイラ排ガスのクリーン化は現在、除塵と脱硝及
び脱硫の3技術が主体となっている。
び脱硫の3技術が主体となっている。
この3技術を備えた排ガス処理プロセスの中で実用性の
高いものは、排ガスをアンモニア注入下で乾式脱硝処理
し、次いで電気集塵装置によりガス中のフライアッシュ
を回収し、火に乾式又は湿式の脱硫処理を組合わせたも
のである。
高いものは、排ガスをアンモニア注入下で乾式脱硝処理
し、次いで電気集塵装置によりガス中のフライアッシュ
を回収し、火に乾式又は湿式の脱硫処理を組合わせたも
のである。
このような排ガス処理プロセスでは、脱硝装置から排出
されるガス中に5 ppm程度のリークアンモニアが存
在しており、主として(NH(1)lsO4又はN)I
、H8O4としてフライアッシュに吸着される。従って
、リークアンモニアの大部分はフライアツシュと共に電
気集塵機で回収される。
されるガス中に5 ppm程度のリークアンモニアが存
在しており、主として(NH(1)lsO4又はN)I
、H8O4としてフライアッシュに吸着される。従って
、リークアンモニアの大部分はフライアツシュと共に電
気集塵機で回収される。
フライアッシュは、埋立処理等で処分されるが、吸着さ
れたアンモニア化合物が経時的に分解し、アンモニアを
遊離するため、悪臭発生等の生活虎視を損う問題があっ
た。
れたアンモニア化合物が経時的に分解し、アンモニアを
遊離するため、悪臭発生等の生活虎視を損う問題があっ
た。
この問題を解決するには、予めアンモニア化合物をフラ
イアッシュから分離する必要があり、従来より熱分解法
が実施されている。即ち、フライアッシュを高温に加熱
してアンモニア化合物を分解する方法で、例えばフライ
アッシュの気体輸送に高温ガスを利用し熱分解を図る方
法及び噴流層に高温ガスを利用し熱分解させる方法が知
られている。
イアッシュから分離する必要があり、従来より熱分解法
が実施されている。即ち、フライアッシュを高温に加熱
してアンモニア化合物を分解する方法で、例えばフライ
アッシュの気体輸送に高温ガスを利用し熱分解を図る方
法及び噴流層に高温ガスを利用し熱分解させる方法が知
られている。
しかしながら、従来提案されているものではフライアッ
シュの滞留時間が短く加熱温度を400℃以上もの高温
にする必要があるため、600〜700℃の高温ガスが
必要であった。従って、加熱に要するエネルギー消費量
が大きく設備費が高くつく等経済的に問題点が多かった
。
シュの滞留時間が短く加熱温度を400℃以上もの高温
にする必要があるため、600〜700℃の高温ガスが
必要であった。従って、加熱に要するエネルギー消費量
が大きく設備費が高くつく等経済的に問題点が多かった
。
本発明の目的は上記問題点を解決し、フライアッシュの
脱アンモニア時に必要とされる熱量を減じて設備の小製
化、低温化がはがれ経済的に有利な方法を提供する事に
ある。
脱アンモニア時に必要とされる熱量を減じて設備の小製
化、低温化がはがれ経済的に有利な方法を提供する事に
ある。
本発明者等が検討した結果、フライアッシュの輸送には
?イ2排ガスが好適で同時に効果的な予熱が行えること
を見い川した。更に、アンモニア化合物の熱分解の熱源
としてボイラからのスチームが好適であることを見い出
し不発ツJを完成した。
?イ2排ガスが好適で同時に効果的な予熱が行えること
を見い川した。更に、アンモニア化合物の熱分解の熱源
としてボイラからのスチームが好適であることを見い出
し不発ツJを完成した。
即ち、本発明は石炭焚ボイラ排ガスをアンモニア注入下
で脱硝処理し、次いでガス中の7シイアツシユを回収除
去する工程を包含する〃rガスの処理工程において、排
ガスから除去されたフライアッシュをアンモニア注入前
の7】ライン排ガスの一部によって輸送−子熱し、次い
でフライアッシュに吸着したアンモニア化合物を加熱分
解することを特徴とするフライアッシュの脱アンモニア
法に関し、更に加熱分解なメインからのスチームを加熱
源とした加熱流動層にて行うフライアッシュの脱アンモ
ニア法に関する。
で脱硝処理し、次いでガス中の7シイアツシユを回収除
去する工程を包含する〃rガスの処理工程において、排
ガスから除去されたフライアッシュをアンモニア注入前
の7】ライン排ガスの一部によって輸送−子熱し、次い
でフライアッシュに吸着したアンモニア化合物を加熱分
解することを特徴とするフライアッシュの脱アンモニア
法に関し、更に加熱分解なメインからのスチームを加熱
源とした加熱流動層にて行うフライアッシュの脱アンモ
ニア法に関する。
次に、本発明を図にそって説明を行う。図は本発明に係
る石炭焚ボイラ排ガスの処理プロセスの構成例を示すも
のである。ディニア1よりのUP カスは通常350〜
450 ”(:、の温度で排出され、乾式の脱硝装置2
に導かれここでNH,ガスが2イン1より注入される。
る石炭焚ボイラ排ガスの処理プロセスの構成例を示すも
のである。ディニア1よりのUP カスは通常350〜
450 ”(:、の温度で排出され、乾式の脱硝装置2
に導かれここでNH,ガスが2イン1より注入される。
脱硝後、排ガスは空気予熱器3にてボイラ燃焼空気と熱
交換され120〜180℃のガス温度で電気集塵機4(
他の集塵機でも可)に入り、ガス中のフライアッシュが
捕集される。次いで、脱硫処理を行う場合には乾式又は
湿式の脱硫工程に送られる。
交換され120〜180℃のガス温度で電気集塵機4(
他の集塵機でも可)に入り、ガス中のフライアッシュが
捕集される。次いで、脱硫処理を行う場合には乾式又は
湿式の脱硫工程に送られる。
排ガスのフローは以上述べた通りであるが、前記の如く
脱硝後の排ガス中にはリークアンモニアが存在している
ためにアンモニアを吸着したフライアッシュ(フライア
ッシュ中NH8量は約200 ppm )が電気集塵機
で回収される。以下、図にそってフライアッシュの脱ア
ンモニアのプロセスを詳述する。
脱硝後の排ガス中にはリークアンモニアが存在している
ためにアンモニアを吸着したフライアッシュ(フライア
ッシュ中NH8量は約200 ppm )が電気集塵機
で回収される。以下、図にそってフライアッシュの脱ア
ンモニアのプロセスを詳述する。
集@機にて捕集されたフライアッシュは、ライン1.2
を介してファン9で昇圧されるNHs注入前のボイラ排
ガスによって気体輸送される。
を介してファン9で昇圧されるNHs注入前のボイラ排
ガスによって気体輸送される。
同時にフライアッシュはこの気体輸送中に排ガスの熱に
よって予熱(180〜250 ℃)され、ライン13に
よってサイクロン等の気固分離器5に送られる。気固分
離器5にて分力IFされたガスはライン14により脱硝
装置2の上流へ戻さt’Lル。ライン13及び気固分離
器5でのフライアッシュは予熱されてはいるがアンモニ
アの熱分解には至つ【いないため、脱硝装@2の上流に
戻されるガス中罠はアンモニアはほとんど含まれていな
い。
よって予熱(180〜250 ℃)され、ライン13に
よってサイクロン等の気固分離器5に送られる。気固分
離器5にて分力IFされたガスはライン14により脱硝
装置2の上流へ戻さt’Lル。ライン13及び気固分離
器5でのフライアッシュは予熱されてはいるがアンモニ
アの熱分解には至つ【いないため、脱硝装@2の上流に
戻されるガス中罠はアンモニアはほとんど含まれていな
い。
分離された7、フイアツシュはライン15により熱分解
炉6に送られ、アンモニアが熱分解される。フライアッ
シュは前記の如く予熱されているため、熱分解炉内が3
50 ℃程度の温度でアンモニアの熱分解が可能である
。
炉6に送られ、アンモニアが熱分解される。フライアッ
シュは前記の如く予熱されているため、熱分解炉内が3
50 ℃程度の温度でアンモニアの熱分解が可能である
。
特に熱分解炉として、流動化状態で気固接触する加熱流
動層を使用することが望ましく、熱源にはボイラ1から
のスチームの一部をライン16より利用する。スチーム
は500 ℃程゛度の温度を有するためアンモニアの熱
分解には好適であり、加熱管に通してアッシュ及び流動
化ガスを加熱し、加熱に供したスチームはライン17よ
りボイラ1に戻される。この場合、流動化ガスに熱源を
求めない事からゾロア10を介して導入される常温空気
もしくは350℃以下に予熱された比較的低温の空気で
かつ流動化に必要な最小限のガス基で熱分解を行うこと
ができる。なお、一段の流動層では極端に短い滞留時間
でシ[且されるアッシュが存在することがあるため、二
段の流動層又は「せき」付の流動層が好ましい。又、流
動層からの排ガス中には少量のNH,、So、及び極め
て少量のS03を含むため、ライン18より気固分離器
7に導入しアッシュを回収した後、ガスはライン19よ
り脱硝装置2の上流へ戻すかゼイン1に入れ燃焼用空気
として用いる。気固分離器7で回収されたアッシュは、
ライン20からの流21iI1層排出灰と共にライン2
1によってクーラー8に送られ冷却後排出される。
動層を使用することが望ましく、熱源にはボイラ1から
のスチームの一部をライン16より利用する。スチーム
は500 ℃程゛度の温度を有するためアンモニアの熱
分解には好適であり、加熱管に通してアッシュ及び流動
化ガスを加熱し、加熱に供したスチームはライン17よ
りボイラ1に戻される。この場合、流動化ガスに熱源を
求めない事からゾロア10を介して導入される常温空気
もしくは350℃以下に予熱された比較的低温の空気で
かつ流動化に必要な最小限のガス基で熱分解を行うこと
ができる。なお、一段の流動層では極端に短い滞留時間
でシ[且されるアッシュが存在することがあるため、二
段の流動層又は「せき」付の流動層が好ましい。又、流
動層からの排ガス中には少量のNH,、So、及び極め
て少量のS03を含むため、ライン18より気固分離器
7に導入しアッシュを回収した後、ガスはライン19よ
り脱硝装置2の上流へ戻すかゼイン1に入れ燃焼用空気
として用いる。気固分離器7で回収されたアッシュは、
ライン20からの流21iI1層排出灰と共にライン2
1によってクーラー8に送られ冷却後排出される。
以上の説明から明らかなように本発明は、フライアッシ
ュの気体輸送にゼイン排ガスを利用しているため、効果
的にフライアッシュの予熱が行え後段のアンモニアの熱
分解が比較的低温で迅速に行える。又、これによって加
熱源としてゼインからのスチーム、流動化ガスとして大
気を利用した加熱流動)掬でアンモニアの熱分解が行え
装置面及び経済面で有利である。実際に、流動層内の温
度を350℃、アッシュ滞留時間を40分とした場合、
95%程度の脱NH,率を示 しブこ。
ュの気体輸送にゼイン排ガスを利用しているため、効果
的にフライアッシュの予熱が行え後段のアンモニアの熱
分解が比較的低温で迅速に行える。又、これによって加
熱源としてゼインからのスチーム、流動化ガスとして大
気を利用した加熱流動)掬でアンモニアの熱分解が行え
装置面及び経済面で有利である。実際に、流動層内の温
度を350℃、アッシュ滞留時間を40分とした場合、
95%程度の脱NH,率を示 しブこ。
図は本発明に係る石炭焚yl?lシイガスの処理プロセ
スの構成例を示すものである。 工・・・7】り イ ラ 2・・・脱硝装置4
・・・・・電気集塵機 5,7・・・気固分離器6
・・・熱分解炉
スの構成例を示すものである。 工・・・7】り イ ラ 2・・・脱硝装置4
・・・・・電気集塵機 5,7・・・気固分離器6
・・・熱分解炉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 石炭焚ボイラ排ガスをアンモニア注入下で脱硝処
理し、次いでガス中のフライアッシュを回収除去する工
程を包含する排ガスの処理工程において、排ガスから除
去されたフライアッシュをアン毎エア注入前のづζイラ
排ガスの一部によって輸送・予熱し、次いでフライアッ
シュに吸着したアンモニア化合物を加熱分8Tスること
を特徴とするフライブツシュの脱アンモニア法。 2 石炭焚ボイラ排ガスをアンモニア注入下で脱硝処理
し、次いでガス中のフライアッシュを回収除去する工程
を包含する排ガスの処理工程において、排ガスから除去
されたフライアッシュをアンモニア注入前のボイラ排ガ
スの一部によって輸送・予熱し、次いでゼインからのス
チームを加熱源とした加熱流動層にてフライアッシュに
吸着したアンモニア化合物を加熱分解することを特徴と
するフライアッシュの脱アンモニア法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138720A JPS5929024A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | フライアツシユの脱アンモニア法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138720A JPS5929024A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | フライアツシユの脱アンモニア法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5929024A true JPS5929024A (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=15228562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57138720A Pending JPS5929024A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | フライアツシユの脱アンモニア法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6790264B2 (en) | 2000-03-08 | 2004-09-14 | Isg Resources, Inc. | Control of ammonia emission from ammonia laden fly ash in concrete |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP57138720A patent/JPS5929024A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6790264B2 (en) | 2000-03-08 | 2004-09-14 | Isg Resources, Inc. | Control of ammonia emission from ammonia laden fly ash in concrete |
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