JPS5928730Y2 - フライングシヤ− - Google Patents

フライングシヤ−

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Publication number
JPS5928730Y2
JPS5928730Y2 JP10391780U JP10391780U JPS5928730Y2 JP S5928730 Y2 JPS5928730 Y2 JP S5928730Y2 JP 10391780 U JP10391780 U JP 10391780U JP 10391780 U JP10391780 U JP 10391780U JP S5928730 Y2 JPS5928730 Y2 JP S5928730Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
gear
chock
shaft
flying shear
Prior art date
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Expired
Application number
JP10391780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5728822U (ja
Inventor
信和 波木
Original Assignee
宇部興産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宇部興産株式会社 filed Critical 宇部興産株式会社
Priority to JP10391780U priority Critical patent/JPS5928730Y2/ja
Publication of JPS5728822U publication Critical patent/JPS5728822U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフライングシャーに係り、更に詳しくは、圧延
材等を高速で切断することができるフライングシャーに
関するものである。
棒鋼等の圧延材の圧延ラインの途中には、圧延材を切断
するためにフライングシャーが設けられている。
このフライングシャーは上下に平行に配置された刃物軸
に、刃物を固定し、これをそれぞれ反対方向に回転させ
、かつ、互に接近させ、両刃物量で圧延材を切断するも
のである。
一方、圧延ラインの高速化に伴って、最近では、10〜
15m/secの高速切断が要求されるようになって来
た。
ところカベ従来のフライングシャーにおいては、上下の
刃物が一回転する間で、加速、切断、停止を行う構造と
されていたため、十分な加速状態を得られない内に切断
が行われていた。
また、何とか高速度を得ようとすると、モーターの容量
が大きくなり、最高Iom/se幅度のラインスピード
しかのぞめなかった。
本考案の目的は高速のラインスピードをもつ圧延ライン
に設けられ圧延材を極めて高速で切断しうるように構成
したフライングシャーを提供するにある。
本考案においては、上記の目的を達成するために、上下
の刃物を1回転以上回転させ、十分な加速状態を得たと
き、圧延材を切断する構造を採用した。
以下、図面に示す実施例に基いて、本考案の詳細を説明
する。
第1図〜第4図は本考案の1実施例を示すもので、図に
おいて全体を符号1で示すフライングシャーは、左右一
対の案内枠2,3を有し、両案内枠2,3間には上下の
チョック4,5が昇降自在に取りつけられている。
上側のチョック4には、回転軸6が回転自在に軸承され
ており、その先端には上側刃物ホルダー7が固定され、
この上側刃物ホルダー7には刃物8が固定されている。
下側のチョック5には、回転軸9が回転自在に軸承され
ており、その先端には、下側刃物ホルダー10が固定さ
れており、この下側刃物ホルダー10には刃物11が固
定されている。
なお、第2図においては、上下のチョック4゜5を、左
右分離した状態で示したが、これは、左右一体につなぐ
こともできる。
そうすれば、剛性もよく、摺動もより円滑になる。
一方、左右の案内枠2,3間で、かつ、上下のチョック
4,5の間には、チョック12が固定して取付けられて
おり、チョック12にはクランク軸13が回転自在に軸
承されており、その一方のクランクアーム13aの先端
部にあるクランクピン14と上側の回転軸6との間はそ
れぞれ両端を軸承させたロッド15によって連結され、
もう一つのクランクアーム13aの先端部にあるクラン
クピン14aと下側の回転軸9との間はそれぞれ両端を
軸承させたロッド16によって連結されている。
案内枠2,3の後方には、減速機を兼ねたギヤボックス
17が配置されており、更にその後方にはモータ18が
設けられている。
モータ18の出力軸19の先端には、歯車19aが固定
されており、この歯車19aは、ギヤケース17内に回
転自在に軸承された歯車20と噛合しており、この歯車
20は上方に位置する歯車21と噛合している。
2つの歯車20.21は同一の直径と同一の歯数を有す
る。
歯車20の支軸22には、もう1つの歯車23が固定さ
れており、この歯車23は支軸22と平行にギヤケース
17内に横架された支軸24に固定された歯車25と噛
合している。
支軸24には歯車26が固定されており、この歯車26
は同じくギヤケース17内に回転自在に横架された支軸
27に固定された歯車28と噛合している。
そして、前記歯車21の支軸29の軸端にはユニバーサ
ルジヨイント30の一端が連結されており、このユニバ
ーサルジヨイント30の他端は前記チョック4に回転自
在に軸承された回転軸6の一端に連結されている。
又、歯車20の支軸22の軸端にはユニバーサルジヨイ
ント31の一端が連結されており、その他端は下側の回
転軸9に連結されている。
一方、歯車26を介して歯車21.22の回転数よりも
数分の−に減速される歯車28の支軸27の軸端にはユ
ニバーサルジヨイント32の一端が連結され、その軸端
はクランク軸13の一端に連結されている。
従って、クランク軸12が一回転する間に上下の回転軸
6,9は数回転することができる。
次に以上のように構成された本実施例の作動を説明する
今、クランク軸13が1回転する間に回転軸6゜9が2
回転半回転するようにギヤケース17内の歯車の歯数比
を設定したものとする。
この状態で、まず、クランク軸13のクランクアーム1
3aが垂直な状態となっており、第2図に示すようにク
ランクピン14,14aがそれぞれ上昇限および下降限
に位置しているものとする。
この時にはロッド15.16を介して回転軸6,9はそ
れぞれ上限位置および下限位置にある。
この状態で被切断材が上下の刃物ホルダー7゜10の中
間にあるパスラインPを通ってくる時、タイミングを合
わせてクランク軸13と上下の回転軸6,9が回転され
ると、上下の刃物ホルダー7.10に固定された刃物8
,11は2回転半して合わさるように上下からパスライ
ンPに接近する。
この状態を説明するのが第4図である。第4図において
、8,11は刃物、Pはパスライン、太い矢印は被切断
材の進行方向、2点鎖線で示したA、Bはそれぞれ上下
の刃物8,11の先の移動軌跡、小さい矢印は刃物8,
9のパスラインP方向への移動方向を示す。
このように切断までの間に上下の刃物8,11は2回転
半回転されるため、刃物8,11がパスライフ1部に来
たときは、刃物の回転速度が充分に加速された状態で被
切断材に対して剪断力を与え、高速度のライン速度をも
つ圧延ラインにおいて、その速度に応じた充分な高速度
をもって圧延材の切断を行うことができる。
切断が終了すると、クランク軸12の回転に伴い、上下
の回転軸6,9はそれぞれ上下方向に移動し、刃物8,
10はパスラインPを離れ、元の位置に戻る。
なお、前記実施例においては、案内枠2,3を左右平行
に設けた平板状のものとして示したが、これは、第5,
6図に示すように、案内枠をシリンダ状のものにし、上
下のチョック4,5をピストン状のものにすることもで
きる。
第5,6図において、案内枠2aは、1個の円筒状にな
っており、したがって、上下のチョックの外周摺動面も
円形状になっている。
ただし、チョック4,5に回転自在に取付けた刃物ホル
ダ7゜10保持用の回転軸6,9が上下動し、回転軸6
゜9に回動自在に取付けたロッド15.16が上下動す
るので、回転軸6,9が通る案内枠2aの側面には長穴
33を設け、上下のチョック4,5には、ロッド15.
16の揺動作用の邪魔にならないように、切欠部34を
設けた。
また、クランク軸13支持用としては、第1,2図に示
したチョック12の代りに、軸受12aを案内枠2aの
中央部に固定して取付けた。
なお、第5,6図において、第1,2図に示した各部と
同じ部分は、第1.2図で示した符号と同じ符号で示し
、その説明は省略した。
案内枠2aを円筒状にすれば、上下のチョック4.5と
案内枠2aが接する面が広いので、チョック4,5上下
動のためのガイド面が広い。
また、チョック4,5は、回転軸6,9の長手方向の位
置も規制される。
したがって、チョック4,5を安定した状態で、より円
滑に摺動させることができる。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、シャー
刃物を有する2個の平行な刃物軸をそれぞれ、チョック
に回転自在に取付け、各チョックをガイド部に摺動自在
に取付け、両刃物軸の数分の1の回転数を有するクラン
ク軸を2個の刃物軸の間で刃物軸と平行に設け、クラン
ク軸と一体に互いに逆方向に設けたクランクアームの各
先端部のクランクピンと各刃物軸とを回転自在にそれぞ
れ別個のロッドで連結した構造を採用しているため、フ
ライングシャーを構成する上下の刃物を、切断位置であ
るパスライン上で噛み合わせるまでに数回回転させるこ
とができ、その間に時間を充分に取ることができ、刃物
の回転速度を充分に加速することかでき、高速化された
ラインスピードをもつ圧延ラインに配置して極めて良好
に高速圧延材の切断を行うことができる。
又、構造は比較的簡単であるため製造が容易で、切断時
までに刃物を充分に加速することができるため、モータ
に大容量のものを必要とせず、極めて経済的であるなど
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の1実施例を説明するもので、第1
図は正面図、第2図は縦断面図、第3図はギヤケース内
の歯車群の配列状態を説明する斜視図、・−第4図は刃
物の動作を説明する正面図である。 第5図は本考案の他の実施例を示す正面図、第6図は第
5図のVI−VI線断面図である。 1・・・・・・フライングシャー、2,2a、3・・・
・・・案内枠、4,5.12・・・・・・チョック、6
,9・・・・・・回転軸、7.10・・・・・・刃物ホ
ルダ、8.11・・・・・・刃物、13・・・・・・ク
ランク軸、13 a =”クランクアーム、14,14
a・・・・・・クランクピン、15゜16・・・・・・
ロッド、17・・・・・・ギヤケース、18・・・・・
・モータ、19a、20,21,23,25,26゜2
8・・・・・・歯車、30〜32・・・・・・ユニバー
サルジヨイント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャー刃物を有する2個の平行な刃物軸をそれぞれチョ
    ックに回転自在に取付け、各チョックをガイド部に摺動
    自在に取付け、両刃物軸の数分の1の回転数を有するク
    ランク軸を2個の刃物軸の間で刃物軸と平行に設け、ク
    ランク軸と一体に互いに逆方向に設けたクランクアーム
    の各先端部のクランクピンと、前記各刃物軸とを、両端
    部が回動自在なそれぞれ別個のロンドで連結したフライ
    ングシャー。
JP10391780U 1980-07-24 1980-07-24 フライングシヤ− Expired JPS5928730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10391780U JPS5928730Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 フライングシヤ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10391780U JPS5928730Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 フライングシヤ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728822U JPS5728822U (ja) 1982-02-15
JPS5928730Y2 true JPS5928730Y2 (ja) 1984-08-18

Family

ID=29465303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10391780U Expired JPS5928730Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 フライングシヤ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5928730Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5728822U (ja) 1982-02-15

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