JPS5928685Y2 - 粉体塗装用ガン - Google Patents

粉体塗装用ガン

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JPS5928685Y2
JPS5928685Y2 JP3178880U JP3178880U JPS5928685Y2 JP S5928685 Y2 JPS5928685 Y2 JP S5928685Y2 JP 3178880 U JP3178880 U JP 3178880U JP 3178880 U JP3178880 U JP 3178880U JP S5928685 Y2 JPS5928685 Y2 JP S5928685Y2
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JP
Japan
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electrode
needle
annular
deflector
electrodes
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JP3178880U
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JPS56137756U (ja
Inventor
清 高木
紀三夫 戸田
和夫 「肉」倉
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 く技術分類・分野〉 開示技術は、粉体塗装用ガンのガンボディ内にてコロナ
放電を行い通過粉体粒子を帯電噴射させるようにした技
術分野に属する。
〈要旨の解説〉 而して、この考案は、粉体塗装用内部コロナ放電タイプ
ガンにおいてガンボディ先端に設けた噴射口に拡散用デ
フレクタを同氾欣に装備し、該噴射口に導通する同心状
の粉体供給通路に同心状に複枚の針状電極を配夕1ル、
各針状電極には同じく同心状に対応する環状電極が配設
され、該針状電極との間にコロナ放電を形成されるよう
にした粉体塗装用ガンに関する考案であり、特に、上記
デフレクタを高圧電源に直接初段接続して対向被塗物と
の間に電界を形成する電極とし、併せて初段針状電極を
同心状に後延して接続する初段の環状電極に同心状に臨
オせて設け、最後段の環状電極以外の各環状電極に同心
状に臨斗せて付設した針状電極との結合ユニットを環状
電極と針状電極の対向関係で軸方向に複枚にし、最後部
の環状電極をアースした粉体塗装用ガンに係る考案であ
る。
〈従来技術〉 周知の如く、各種の産業分野で粉体塗装用技術が広く採
用されてきているが、通常一般はコロナ放電による粉体
家電方式が採用されており、大別してガン先端電極に高
圧を印加し、アースされた被塗物との間に電界を形成さ
せてコロナ放電を行い噴射粉体に荷電させるタイプと、
ガン内部に於いて粉体供給通路に同上状態に針状電極、
及び、該針状電極に対向して環状電極を配設し両電極間
に電界を形成してコロナ放電を行わせ、流過粉体に荷電
させるタイプの2種のものがあるが、後者のタイプは両
電極間の距離が近接しているため電界強度を高くするこ
とが出来、流過粉体の帯電量が極めて多いというメリッ
トがあるため広範に用いられている。
〈従来技術の問題点〉 きりながら、後者のタイプは逆に被塗物との間に電界を
形成しないために塗着効率が悪いという欠点がある。
例えば、自動車工業等においては塗着効率、入り込み性
、厚膜塗装等の調和について塗装が行われているが、自
動車部品等の種類によっては塗膜が比較的に薄い態様で
あっても高塗着効率を求める場合があり、した力りで、
採用し難い難点があった。
く考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく内部電界形成タ
イプの粉体塗装用ガンの問題点を解決すべき技術的課題
とし、デフレクタをも被塗物対向電界形成電極として針
状電極と対向環状電極との双方に複膜の単極性イオン化
領域を形成して格段に粉体の帯電率を−ヒげ塗着効率を
強化することが出来るようにし各種産業にわける表面加
工第1井分野に益する優れた粉体塗装用ガンを提供せん
とするものである。
〈考案の構成〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの考案の構成は、前述問題点を解決するために粉体
塗装用ガンにチャージされた高電圧は第1にヘッドのデ
フレクタの電極に高電圧を印加されてアースされた被塗
物との間に高電解を形威し、又、該デフレクタから後延
する針状電極を初段とする針状電極、及び、これらの針
状電極に対向する各環状電極の複膜セットの間に複膜の
コロナ放電を行わせ、これらを流過する粉体粒子群に荷
電させ、高い塗着分率で噴射粉体が被塗物に塗着するよ
うにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
尚、全態様を通じて同一態様部分は同一符号を用い1兄
明するものとすへ 第1図に示す実施例において、1ばこの考案の要旨を成
す粉体塗装用ガンであり、そのガンボディ2の中実軸線
に沿って粉体供給通路3が穿設されると共に、該通路3
0基部にはホースコネクタ4が螺装されて図示しないホ
ースを介し同じく図示しない所定粉体供給源に接続され
ている。
又、該ガンボディ2の前端のコーンケープ状に介設され
た噴射口5には・・プロを介して同心的に導電性材料製
のデフレクタγがアースされた被塗物8に対向され、先
端を丸くしてコロナ放電を起こさないようにして設けら
れているが、該被塗物8に対する電界形成電極とされて
いる。
而して、該デフレクタ7の後部からは第1段針状電極9
が前記粉体供給通路3に同心状に後延されて付設さると
共に適宜絶縁手段を介しリード線10がセットホール1
1にセットされた入力側高圧抵抗12に接続され、該高
上側抵抗12は高圧ケーブル13を介し所定高モミ源1
4に接続されている。
一方、前記粉体供給通路3には前方より4段の導電性環
状電極15.15・・・がガンボディ2に適宜絶縁手段
を介して同心状に直列配設されても・す、初段の環状電
極15の管内に前記第1段針状電極9が臨會されるよう
にセットされ、又、最後部の環状電極15を除いて前3
基の各環状電極15には同じく適宜絶縁手段を介しクラ
ンク状の針状電極16の基部が固接接続され、その先端
は後位環状電極15の中心に臨むようにされ、最後位の
環状電極15はアース側の設定値の抵抗17を介してア
ース18に接続されている。
尚、当該態様において、該アース抵抗17は各環状電極
15.15・・・間の印加電圧が高くなり過ぎて粉体に
対する帯電能力が下落するとを防止するのと火花放電発
生によるトラブルを阻止するために介装され、例えば、
第1段針状電極に90KVが印加され、帯電に必要なコ
ロナ放電電流が201Laで、各針状電極16と対向環
状電極15間のコロナ放電電圧が8KVであるとすると
、アース側・最適抵抗値17は2.9xt(Pオーム等
と設計によって最適抵抗値に設定するようにする。
〈実施例−作用〉 上述構成において、電源回路のスイッチを入れ、粉体供
給源から粉体を供給L、ガンボディ2内に送給すると、
デフレクタ7にまずコロナ放電による電圧降下を受けな
い初段環電極が印加され、被塗物8との間に高い電界を
形成するようにされるが、前述の如く、先端を丸く形成
されているためコロナ放電は形FJi、すれず、したが
って、イオン化領域は形成されない。
ヌ9初段の針状電極9も同電位に印加されているため初
段環状電極15との間に電界が形成され、コロナ放電に
より単極性イオン化領域が作られる。
そして、該環状電極15に接続された次の針状電極16
に電圧がチャージアップされ、以下針状電極16と対向
環状電極15との間に順次同強度の電界が形成されイオ
ン化領域が形成される。
上記各段による電界形成にアース抵抗1γが与つている
ことは前述した通りである。
このようにして次段のイオン化領域が形成された粉体供
給通路3を送給され流過する図示しない粉体は次段の針
状電極16と対向環状電極15との間の該単極性イオン
化領域を順次通過するプロセスで次々と帯電され、先端
噴射口5からデフレクタ7により所定に拡散され、更に
デフレクタ7と被塗物8との間に形成されている電界に
より強く飛散しMよく被塗物8に塗着される。
又、第2図に示す実施例はガンボディ2′のデフレクタ
7′をプラスチックス等の適宜合成樹脂製とし、更に被
塗物8に対し針状放電電極9′を前延し、後延第1段針
状9と共に初段電圧を与えられ、被塗物8に対してコロ
ナ放電を行い、イオン化領域を形成するようにされ、又
、針状電極9と環状電極15とは第1図実施例よりも段
数を多くされている態様であって前述第1図実施例に比
し帯電量を増加されるようにしたものである。
く他の実施例〉 尚、この考案の実施態様は上述2実施例に限るものでな
いことは勿論であり、例えば、デフレクタを半導体、絶
縁物被覆する等種々の態様が採用可能である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、粉体供給通路の先端にデフレ
クタを有する噴射口を装備し、該通路に針状電極とこれ
に対向する環状電極を軸方向複膜に設けた粉体塗装ガン
に釦いて、斗ず、該デフレクタを直接高圧電源に接続し
て被塗物に対して電界を形成する電極を兼ねるようにし
、その後段接続状態で該デフレクタに後延して針状電極
を設け、次段に単極性イオン化領域を形成する針状電極
と環状電極を付設するようにしたことにより、複膜コロ
ナ放電電極の前段でデフレクタに対被塗物の電界形成電
圧を有効、−目つ、確実に印加することが出来、したが
って、該デフレクタと被塗物間に電界が形成され、上記
複膜電極によって帯電された粉体は高い塗着効率をもっ
て被塗物に塗着される優れた効果が奏される。
又、針状電極と環状電極によってコロナ放電を行う単極
性イオン化領域を形成するメカニズムは該デフレクタの
後段に接続されるため、機械的配置をそのit利用する
ことが出来、しかも、通過粉体の帯電も設定通り行うこ
とが出来る効果がある。
更に、該デフレクタは設計によっては被塗物に対して単
極性イオン化領域を形成するコロナ放電電極とすること
も出来るという設計の自由がある効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第1図はl
実施例の全体概略断面図、第2図は他の実施例の断面図
である。 5・・・・・・噴射口、7.γ′・・・・・・デフレク
タ、3・・・・・・粉体供給通路、9,16・・・・・
・針状電極、18・・・アース 15・・・・・・環状
電極、1,1′・・・・・・ガン14・・・・・・電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部噴射口に同心状にデフレクタを有し該噴射口に同心
    状に接続する粉体供給通路に対し軸方向で複枚に同氾欣
    に針状電極と該毛針状電極に同心状に対設した環状電極
    を具備する粉体塗装用ガンにおいて、上記デフレクタは
    高圧電源に接続されると共に上記複枚の針状電極のうち
    の初段針状電極を後延して軸方向同心状に固設され、而
    して上記複枚の環状電極のうち最後段の環状電極を除く
    名環状電極は後設する次段の環状電極に対し同心状に対
    向する針状電極の基部が固設され、該最後段の環状電極
    はアースに接続されていることを特徴とする粉体塗装用
    ガン。
JP3178880U 1980-03-13 1980-03-13 粉体塗装用ガン Expired JPS5928685Y2 (ja)

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JPS56137756U JPS56137756U (ja) 1981-10-19
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