JPS5928583B2 - 充填された熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

充填された熱可塑性樹脂組成物

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JPS5928583B2
JPS5928583B2 JP12582981A JP12582981A JPS5928583B2 JP S5928583 B2 JPS5928583 B2 JP S5928583B2 JP 12582981 A JP12582981 A JP 12582981A JP 12582981 A JP12582981 A JP 12582981A JP S5928583 B2 JPS5928583 B2 JP S5928583B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレンインターポリマー類の充填ブレンド(
filledb1end)に関し、更に特定的には、ポ
リエステル、ポリエーテルおよびポリエーテルエステル
可塑剤で可塑化されたエチレンポリマー類の充填ブレン
ドに関する。
エチレンコポリマー類に可塑剤を使用することは一般に
は通例ではない。
殆どのエチレンコポリマー類は、その中ではエチレン/
ビニルアセテートコポリマー類が最も広く使用されてい
るが、包装に使用するためのフイルム、靴底の如き成型
部品、および管材料の如き押出成型物品を作るのに主に
使用される。より大きな可撓性の如き可塑化の利便が要
求される場合は、内部可塑剤として作用するコモノマー
の濃度を適当な水準に調節することができる。充填剤を
含有する二元のブレンドにおいては、充填剤含有率の増
加とともに物理的な特性が典型的に悪くなる:メルトイ
ンデツクスが減少し、その結果加工により強力な力が必
要となり、伸びおよび可撓性が減り、即ちブレンドが更
に脆くなり、そしてモジユラスが増加する。これらの効
果は、コポリマー組成の変化によつて、殊に低い充填剤
水準において、或る程度相殺することができる。しかし
、炭酸カルシウム、ボーキサイト、石こう等の如き中程
度の密度の充填剤を添加する実際的な限界は約60重量
%である。この水準に近づくに従つて、物理的特性がこ
の混合物が殆ど実用的に有用でなくなる点まで悪化し、
そして標準の市販の方法を用いて均一なブレンドを製造
するのが困難または不可能となる。ボイヤ一(BOye
r)の米国特許第3010899号には、油の樹脂に対
する割合に応じてゴム状またはグリース様であり、そし
てクレープゴム(Creperubber)の代替品と
して或いはグリースとして使用し得る、エチレン/ビニ
ルアセテート樹脂および鉱油のブレンドが開示されてい
る。
更に、カーボンブラツクまたは微粉砕した粘土の如き充
填剤をゴム状生成物に加えて、硬さを増しそして床タイ
ルとして好適な材料を製造することができるということ
も開示されている。例えば特許請求の範囲第11項に示
される如く、充填剤のカーボンブラツクは「少量]存在
するのに対し、一方では油−エチレン/ビニルアセテー
トコポリマー混合物は「多量」に存在する。ナカムラら
の日本国特許出願公開第 7877238号(昭53−JモV238号)では、充填
ポリプロピレンの中に他の添加剤と共にポリエステル可
塑剤を使用して耐熱性を改善することが開示されている
特定の実施例では、ポリプロピレン35部、炭酸カルシ
ウム65部、ポリエステル可塑剤1.3部、ジミリスチ
ルチオジプロピオラート0.2部、ステアリン酸カルシ
ウム0.1部、および抗酸化剤0.05部から成るブレ
ンドが、ポリエステルのかわりにジオクチルフタレート
を含有する対照の230時間と比較して、145℃の空
気槽中で520時間の耐熱性を与えた。タイラらの特開
昭50−151243では、帯電防止特性を改善するた
めに、あるポリエステル可塑剤で可塑化された高密度ポ
リエチレン中にケイ酸マグネシウムおよびケイ酸アルミ
ニウムを使用することが開示されている。
これらの組成物は、樹脂100部あたり150部までの
充填剤および40部のポリエステル可塑剤を含有すると
開示されている。ラム(Lamb)らの米国特許第40
85082号、同4085083号および同41118
88号では、二塩基酸、エチレングリコール、および脂
肪族アルコールから、二塩基酸、ポリエチレングリコー
ル、および脂肪族アルコールから、そしてフタル酸、エ
チレングリコール、ジエチレングリコールもしくはポリ
エチレングリコールおよび脂肪族アルコールから夫々製
造された、ポリエステルを、少なくとも55%のビニル
アセテートを含有する未充填エチレン/ビニルアセテー
トコポリマーの中に使用することが開示されている。
この可塑化された組成物は、改善されたフイルム透明度
および改善された抽出性を提供した。ラーセン(Lar
sen)は「高分子量ポリエチレンへの添加剤の作用(
ActiOnOfAdditivesOnHighMO
lecularWeightPOlyethylene
)」(NuOvaChim.l972、48(12)、
2932)の中で、物理的特性に顕著な影響を与えずに
加工特性を改善するために、高分子量ポリエチレンおよ
び不活性粘土充填剤を含有するブレンドの中に可塑剤を
使用することを記載している。
ポリエステル可塑剤は挙げられた可塑剤の中の一つの型
であつた。シユーメーカ一とイロ(Schumache
randYllO)の米国特許第4191798号では
、プロセスオイル、殊にナフテン油および芳香族油をエ
チレンインターポリマーおよび充填剤のブレンドの中に
使用することが開示されている。
特にプロセスオイルをエチレンコポリマーおよび充填剤
のブレンドの中に含ませることにより、相当するポリマ
ー/充填剤二元ブレンド中に到達し得るより高い充填剤
の水準を含有するブレンドの製造が可能となる。アーピ
ンスカイスト(IrvingSkeist)編、Van
NOstrand,.ReinllOldCOmpan
yl977年出版の[接着剤のハンドブツク(Hand
bOOkOfAdhesives)」第二版のJ.T.
DOmineとR.H.Schaufeldergによ
つて書かれた第30章では、ホツトメルト組成物の概観
の中で、エチレンコポリマーに基づくホツトメルト組成
物に可撓性、特定的な濡れおよび粘度特性を賦与するた
めに可塑剤または液体変性剤を限定的な程度にだけ使用
することが開示されている。
一般に言うそのような用途に提案されている液体可塑剤
は有機エステル類に属するが、しかし、他の液体物質、
例えば塩素化された多核芳香族化合物もまた示唆された
。所与の組成物中に使用される特定の可塑剤およびその
割合は幾つかの因子に依存する。重要な考察は、コスト
および可塑剤と組成物の他の成分との、殊にエチレンコ
ポリマーとの相溶性である。ポリエーテルおよびポリエ
ーテルエステルは、エチレンコポリマーと組み合せて表
面活性剤として広く使用されている。
例えば、日本国特許公告第099−730/74号(特
公昭4999730号)(日本特許出願第012058
/73号)には、15%までのポリエチレングリコール
ソルビトールエステルまたはエーテルエステル表面活性
剤を未充填のエチレン/ビニルアセテートに基づくホツ
トメチル接着剤組成物に加えて使用してそのような組成
物を水溶性とすることが開示されている。
米国特許第3492258号には、ポリ(オキシアルキ
レン)グリコールモノ脂肪酸エステルがエチレン/ビニ
ルアセテートコポリマーを含有するワツクスコーテイン
グの中で離型剤として使用されることが開示されている
これらの離型剤はコーテイングの表面へ移行しそうして
ワツクスコーテイングに剥脱性を賦与する。これらの組
成物中では充填剤は用いられない。米国特許第3927
244号には、ポリグリコールテレフタレートおよびエ
チレン/ビニルアセテートコポリマーのブレンドがポリ
エステルフイルム上の熱接着性コーテイングとして開示
されている。
このポリグリコールテレフタレートは、このブレンドの
中に60乃至99.9重量%の範囲の水準で存在するが
10乃至100の範囲の重合度のポリエチレングリコー
ルの如きポリグリコールおよびテレフタル酸の縮合生成
物であり、ポリグリコールおよびテレフタル酸のコポリ
マーの重合度は10乃至500の範囲である。このブレ
ンドの中のポリグリコールテレフタレートの機能は、ポ
リエステルフイルム基材に接着性を与えることであり、
エチレン/ビニルアセテートは衝撃または他の酷使にそ
のようなコーテイングが耐えなければならない場合に強
化剤として作用する。染料、有機もしくは無機の顔料、
および金属粉末の如き充填剤をポリマーブレンドを基準
として100あたり200部までの範囲の水準で加える
こともまたクレームされている。米国特許第33617
02号には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、およびプロピレンオキシドとグリセロール
およびソルビトールとのアダクツが、例えば、25重量
%より少の酸即ちモノマー、およびこれらのもののナト
リウム塩を含有するエチレン/アクリル酸およびエチレ
ン/メタクリル酸コポリマーの非充填組成物中の可塑剤
として開示されている。
英国特許第940713号には、ポリエーテルおよびポ
リエーテルエステルをエチレン/ビニルアセテートコポ
リマーと共に主として、但しこれに限ることはなく、加
硫された化合物に使用することが開示されている。
記載されているポリエーテルは、エチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、またはブチレンオキシドのホモポリ
マーである。充填剤を使用することが開示されており、
ケイ酸およびカーボンブラツクが特に挙げられている。
特定的な濃度は論じられていないが、充填剤は非常に大
量に使用し得ると述べられている。この特許の実施例に
開示されている最高の充填剤濃度は、他の成分をも含有
する架橋組成物中のエチレンコポリマー100部あたり
充填剤30部であつた(即ち、充填組成物の重量を基準
として約22乃至23%の充填剤)。米国特許第424
2395号には、自動車用カーペツトの裏材として有用
である熱可塑性組成物が開示されている。
これらの組成物は少なくとも60重量%の不活性鉱物充
填剤、5乃至25重量%のエチレンホモポリマーまたは
コポリマー(例えばエチレン/ビニルアセテート、エチ
レン/エチルアクリレート)、1乃至10重量%の非加
硫エラストマー樹脂、および1乃至15重量%の可塑剤
から成る。開示されている可塑剤は、ゴム化合物中に使
用されている油およびポリ塩化ビニールと共に普通に使
用されている可塑剤を含む。後者の型のものの中では、
フタレート、テレフタレートおよびエポキシド化した油
が特に言及された。比較的低分子量の液体可塑剤が好ま
しいと指摘された。見かけ上、明らかにこの好ましい炭
化水素油およびポリ塩化ビニール可塑剤は等価な特性挙
動を与える。ポリエステル、またはポリエーテルまたは
これらのものと炭化水素油との混合物に関しては可塑剤
として何も特別な言及はなされていない。エチレンコポ
リマーの一部または全部をポリエチレンで置換し得ると
開示されている。本発明に従つて、本質的に下記の(a
)乃至(e)から成る組成物が提供される:(a)約5
乃至約55重量%の、エチレンと少くとも1種のコーモ
ノマ一との少くとも1種のコポリマー、但しコモノマー
は酸残基が4個までの炭素原子を有する飽和カルボン酸
のビニルエステル、3乃至5個の炭素原子の不飽和モノ
カルボン酸またはジカルボン酸、該不飽和酸の塩、およ
びアルコール残基が1乃至8個の炭素原子を有する該不
飽和酸のエステルから成る群から選ばれ、また該コポリ
マーのエチレン含有率は約40乃至約95重量%であり
、該コポリマーのコモノマー含有率は約5乃至約60重
量%であり、そして該コポリマーのメルトインデツクス
は約0.1乃至約150であり、但しエチレンの該コポ
リマーがエチレン/ビニルエステルまたはエチレン/不
飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸エステルであ
る時は該コポリマーは約15重量%までの二酸化炭素ま
たは二酸化イオウを含有し得ることを条件とする,(b
)約1乃至約15重量%の、ポリエステル、ポリエーテ
ル、ポリエーテルエステル、およびこれらのものとプロ
セスオイル(PrOcessingOil)との組み合
せから成る群から選ばれた少なくとも1種の可塑剤;(
c)約40乃至約90重量%の充填剤;(d) O乃至
約275重量%の未加硫エラストマーポリマー;および
(e) O乃至約44重量%の、低密度分枝ポリエチレ
ン、高密度線型(1inear)ポリエチレン、エチレ
ンおよび他のオレフインコモノマ一の線型コポリマー、
ポリプロピレンおよびエチレン含有率が20重量%まで
であるプロピレンおよびエチレンのコポリマーから成る
群から選ばれたオレフインポリマ一。
本発明に従つて、上記の組成物が防音シートの形で更に
提供される。
尚も更に、本発明に従つて、本質的に上記の組成物から
成る裏材コーテイングを有するカーペットおよび殊に自
動車用カーペツトが提供される。
ここで用いる時は、「本質的に〜から成る」なる語句は
、名前をあげられた成分が本質的であるが、しかし本発
明の利点が実現されるのを妨げない他の成分もまた含有
し得ることを意味する。本発明に於いて、ポリエステル
、ポリエーテルまたはポリエーテルエステル可塑剤をエ
チレンコポリマーおよび充填剤のブレンドの中に使用す
ることによつて、他の種類の可塑剤を使用する場合にこ
の種類と同様の組成物では見られなかつた特性の釣合が
賦与されることが見出された。殊に、普通では、特に高
充填剤濃度では達成されない、普通ではない程度の可撓
性および丈夫さが得られる。本発明の組成物に好適なエ
チレンコポリマーは、酸残基が4個までの炭素原子を有
する飽和カルボン酸のビニルエステル、3乃至5個の炭
素原子の不飽和モノ一またはジカルボン酸、該不飽和酸
の塩、およびアルコール残基が1乃至8個の炭素原子を
有する該不飽和酸のエステルから成る群から選ばれた少
なくとも1種のコモノマーとのコポリマーである。
エチレンおよび上記のコモノマーのターポリマ一もまた
好適である。エチレンおよび上記の酸の完全に或いは部
分的に中和されたコポリマーであるアイオノマーは米国
特許第3264272号で更に詳細に議論されている。
更に、約15重量%までの一酸化炭素を含有するエチレ
ン/ビニルアセテート/」酸化炭素またはエチレン/メ
チルアクリレート/一酸化炭素のターポリマ一もまた使
用し得る。コポリマーのエチレン含有率は約40乃至約
95重量%であり、コモノマー含有率は約5乃至約60
重量%である。
好ましいエチレンおよびコモノマーの水準はそれぞれ約
45乃至約90重量%、約10乃至約55重量%である
。最も好ましくは、エチレンおよびコモノマーの水準は
それぞれ約60乃至約85重量%および約15乃至約4
0重量%である。2種またはそれ以上のエチレンコポリ
マーの混合物も、コモノマー含有率の平均値が上記の範
囲内となる限りは、単一のコポリマーのかわりに本発明
のブレンド中に使用することができる。
少なくとも2種のエチレンコポリマーの或る組み合せを
単一のエチレンコポリマーのかわりに使用することによ
つて得られる、殊に引張伸びの、顕著な予期以上の改善
は、1980年8月11日付の出願S.N.17678
2、1981年4月6日付のS.N.251989、お
よび同時に日付のある出願S,N.(代理人摘要書番号
AD5065B)の主題であり、これらの出願の開示も
ここに参照のために添付している。コポリマーのメルト
インデツクスは約0.1乃至約150、好ましくは約0
.3乃至約50、そして最も好ましくは約0.7乃至約
10の範囲とすることができる。
物理的特性、主に伸びは、エチレンコポリマーメルトイ
ンデツクスが約30以上の時はより低い水準に低下する
より低いメルトインデツクス範囲は、約0,7乃至10
であるが、強度を維持するためには最も好ましい。一般
に約5乃至約55重量%のエチレンコポリマーが本発明
の組成物中で使用され、好ましくは約10乃至約50重
量%、最も好ましくは約15乃至30重量%とする。
上記に従つて、好適なエチレンコポリマーには次のもの
がある;エチレン/ビニルアセテート、エチレン/アク
リル酸およびそのアイオノマーエチレン/メタクリル酸
およびそのアイオノマーエチレン/メチルアクリレート
、エチレン/エチルアクリレート、エチレン/イソブチ
ルアクリレ−ト、エチレン/n−ブチルアクリレート、
エチレン/イソブチルアクリレート/メタクリル酸およ
びそのアイオノマー、エチレン/n−ブチルアクリレー
ト/メタクリル酸およびそのアイオノマー、エチレン/
イソブチルアクリレート/アクリル酸およびそのアイオ
ノマー、エチレン/n−ブチルアクリレート/アクリル
酸およびそのアイオノマー、エチレン/メチルメタクリ
レート、エチレン/ビニルアセテート/メタクリル酸お
よびそのアイオノマー、エチレン/ビニルアセテート/
アクリル酸およびそのアイオノマー、エチレン/ビニル
アセテート/″一酸化炭素、エチレン/メチルアクリレ
ート/一酸化炭素、エチレン/n−ブチルアクリレート
/一酸化炭素、エチレン/イソブチルアクリレート/2
酸化炭素、エチレン/ビニルアセテート/モノエチルマ
リエートおよびエチレン/メチルアクリレート/モノエ
チルマリエ卜。
殊に好適なコポリマーはエチレン/ビニルアセテート、
エチレン/エチルアクリレート、エチレン/メチルアク
リレート、エチレン/イソブチルアクリレート、および
エチレン/メチルメタクリレートコポリマーである。未
加硫のエラストマーポリマーは本発明のブレンド用の変
性樹脂として興昧深い。
これらのものはブレンド中で良好な相溶性を示し、増大
した可撓性および/または融成物強度(meltstr
ength)を得るのに有用となり得る。これらのポリ
マーを前に記載したエチレンコポリマーと組み合せて使
用する時は、これらのものは本発明の組成物のO乃至約
27,5重量%、好ましくは約1乃至約22,5重量%
、そして最も好ましくは約2乃至約12重量%の濃度範
囲とすることができる。スチレンーブタジエンゴム、ポ
リイソブチレン、エチレン/プロピレンゴム、およびエ
チレン、プロピレン、およびーつのジエンモノマーのタ
ーポリマー(EPDM)を含めて多様な異なつたゴムを
使用し得る。好ましいゴムは、その中でエチレン含有率
が20重量%以上乃至約80重量%の範囲とすることが
できる、エチレン/プロピレンおよびEPDMポリマー
である。ジエンコモノマーは、他のジエンも使用し得る
が、普通はメチレンノルボルネン、エチリデンノルボル
ネン、ジシクロペンタジエン、または1・4−ヘキサジ
エンであり、そしてジエンの濃度は普通は5重量%より
小である。ム−二一粘度は好ましくは20乃至90の範
囲とする。本発明の実用化の際に有用な別の種類の変性
樹脂は、低密度のエチレンの分枝ホモポリマー、高密度
のエチレンの線型ホモポリマー、エチレンおよび他のー
つのオレフインモノマーの線型コポリマー、プロピレン
のホモポリマー、およびエチレン含有率が20重量%ま
でのプロピレンおよびエチレンのコポリマーである。
相溶性及び得られる特性の釣合の理由で、好ましい材料
は、高密度のエチレンホモポリマー、エチレンおよび他
のーつのオレフインの線型コポリマー、およびプロピレ
ンおよびエチレンのコポリマーである。オレフイン含有
率および線型コポリマー中に使用するオレフインは米国
特許第4076698号に記載されている。プロピレン
/エチレンコポリマーは20重量%までのエチレンを含
有し得る。本発明の化合物の中で前に記載したエチレン
コポリマーと組み合せて使用する時は、異常な範囲の特
性を有する材料が結果として生成する。これらの特性に
は、防音の応用に有用な高密度、高充填剤含有率による
低コスト、エチレンコポリマーの存在および本発明のポ
リエステルおよびポリエーテル可塑剤の使用による良好
な丈夫さ、変性樹脂による非常に高いステイフネス、お
よび前記のエチレンコポリマー(類)の存在による良好
な接着性が含まれる。この種類の変性樹脂に属するもの
は、本発明の組成物のO乃至約44重量%、好ましくは
約1乃至約37.5重量%、最も好ましくは約3乃至約
18重量%の量だけ存在し得る。本発明のポリエステル
可塑剤成分は、一般に、多塩基酸およびポリオールの液
体の縮合生成物である。
本発明の文脈中での[液体」なる語は、室温で注ぐこと
ができるということを意味するのに用いられる。酸成分
は、最も高頻度には飽和脂肪族二塩基酸または芳香族二
塩基酸であり、アジピン酸、アゼライン酸、フタル酸、
セバシン酸、およびグルタル酸、またはこれらの酸の混
合物が普通使用される。ポリオールは、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1・4−および1・3−
ブタングリコール、ジエチレングリコール、およびポリ
エチレングリコールの如き、脂肪族ポリオールまたはポ
リオキシアルキレンポリオールとすることができる。好
ましいポリエステル組成物は、その中で50重量%より
多くのものが脂肪族二塩基酸である酸成分、および脂肪
族ポリオールまたは更にもつと好ましくは脂肪族グリコ
ールのポリオール成分から成ることになる。最も好まし
い組成物はアジピン酸もしくはアゼライン酸、およびプ
ロピレングリコールまたは1・3−もしくは1・4−ブ
タングリコールに基づく。これらの可塑剤の分子量は、
数百の低きから約10000の高きまで変動し得る。市
販の製品の分子量はめつたに特定されていないが、しか
し、取引では典型的に、製品の分子量範囲は、低、中ま
たは高と類別されている。本発明の目的に好ましい範囲
は、中と類別された範囲である。ポリエステルと炭化水
素油との混合物もまた本発明で有効な可塑剤である。
そのような混合物を使用する一つの目的は、比較的高コ
ストのポリエステルの高効率を炭化水素油の低コストと
組み合せることである。そのような混合物で可塑化させ
た化合物のコスト/性能は、特性を更に詳細に仕立てる
ことができ、或いは充填剤の水準を上げることができる
ので、所与の応用に対して顕著に改善することができる
。実際、本発明のブレンドの性能の或るきまつた利点は
、下記に議論する如く、そのような混合物を可塑剤とし
て使用する時に得られる。本発明の組成物の油成分はプ
ロセスオイルとして公知である。
3つの種類のプロセスオイルーパラフイン油、芳香族油
およびナフテン油−が公知である。
これしのものはどれも純粋ではなく、品等(Grade
s)が存在する多くの油のタイプを同定する。パラフイ
ン油はブレンドから「にじむ」傾向がある。
にじみは普通は望ましくないが、特殊な応用、例えば離
型特性が価値のあるコンクリート成型の場合は有用とな
り得る。他方、ナフテン油および芳香族油は適正な比率
で用いた時はにじまないので従つて好ましい。
プロセスオイルは、また、粘度範囲によつて副次的に区
分される。「薄い(Thin)]油は100′I′(3
8′F)で100乃至500SUS(セイボルトユニバ
ーサル秒(SaybOltUniversalSecO
nds)位低いのも可能である。「重い(Heavv)
」油は100′1:′(38℃)で6000SUS位高
いのも可能である。プロセスオイル、殊に100′F(
38℃)で約1500乃至6000SUSの粘度のナフ
テン油および芳香族油が好ましい〜 本発明の組成物の目的に関する相溶性に対してプロセス
オイルの選択をする際の考察はシユーメーカ一とイロ(
SchurrlacherandYllO)の米国特許
第4191798号に詳細に示されている如くであり、
その開示物をここに参照のために添付する。
単独で使用する場合は、本発明の組成物中のポリエステ
ル可塑剤の量は約1乃至約15重量%、好ましくは約2
乃至約12重量%である。
最も好ましくは、炭酸カルシウムの如き中位の密度の充
填剤を用いる時は、可塑剤の量は約3乃至約8重量%と
し、そして硫酸バリウムの如き更に高い密度の充填剤を
使用する時は、可塑剤の量は約4乃至約8重量%とする
。ポリエステル可塑剤および炭化水素油の混合物を使用
する時は、2種の成分の相対比は性能の目標に応じて広
い範囲に亘つて変動し得る。
50%またはそれ以下のポリエステルを含有する混合物
が経済的理由で好ましいが、20%またはそれ以下のポ
リエステルを含有するものが最も好ましい。
別々の種類の可塑剤、ポリエーテルおよびポリエーテル
エステルもまた上記のエチレンコポリマーおよび充填剤
のブレンドの中で有効な可塑剤となる。一般に、ポリエ
ーテルはアルキレンオキシドのオリゴマ一またはポリマ
ーであり、エチレンまたはプロピレンオキシドのポリマ
ーが市販で入手し得る最も普通の種類である。ポリエー
テルは、種々の型の触媒を使用してアルデヒドを重合さ
せることによつて、或いは例えばアルキレンオキシドの
酸または塩基触媒重合によつて製造し得る。ポリエーテ
ルは、ヒドロキシル基で停止させてジオール(グリコー
ル)を生成することができ、或いは、アルキレンオキシ
ド例えばグリセロールとのアダクツの場合は、トリオー
ル等を生成し得る。ヒドロキシル末端ポリエーテルは、
また、ラウリン酸およびステアリン酸の如き脂肪酸が普
通に使用されるが、酸と反応させてエステルを生成する
こともでき、これらの化合物の最も普通の例はポリエチ
レンまたはポリプロピレングリコールのモノ一およびジ
エステルである。ポリエーテルの分子量は高いポリマー
の典型的な分子量までの範囲とすることができる。本発
明の実用化の際に好ましいポリエーテル組成物は、エチ
レンオキシドおよびプロピレンオキシドのランダムおよ
び/またはプロツクコポリマ一に基づくポリオール類か
ら成るものである。
コポリマーポリオールは、非常に高い水準の充填剤を含
有する本発明の化合物の中の効率で表わして更に良好な
性能を提供する。実施例25および27は、その中でエ
チレンオキシドおよびプロピレンオキシドのランダムコ
ポリマーに再づくトリオールおよびプロピレンオキシド
だけに基づくトリオールを、それぞれ、〉70%の充填
剤を含有する化合物中で比較しているが、このことをは
つきりと例示している。本発明の組成物中のポリエーテ
ル可塑剤の量は約1乃至約15重量%、好ましくは約2
乃至約12重量%である。
最も好ましくは、炭酸カルシウムの如き中位の密度の充
填剤を使用する時は、可塑剤の量は約3乃至8重量%で
あり、硫酸バリウムの如き更に高い密度の充填剤を使用
する時は、可塑剤の量は約4乃至約8重量%である。ポ
リエーテルまたはポリエーテルエステル可塑剤とポリエ
ステル可塑剤が或いは炭化水素プロセスオイルとの混合
物もまた本発明の実用の際に使用し得る。
ポリエーテル/ポリエステルの組み合せの利点は、ポリ
エーテルの方がポリエステルよりも安いので低コストで
ある点である。ポリエーテルおよびプロセスオイルの組
み合せもまた油のコストがより低いのでより安くなる。
ポリエーテル/ポリエステルの組み合せの中の2種の成
分の相対比は、特性要求およびコストに基づく系の効率
に従つて調整される。
主としてポリエステル基づくものは、例えば主としてポ
リエーテルまたはポリエーテルエステルに基づくものと
比べて同じくらい硬くはなく、更に高価なものとなろう
。ポリエーテルまたはポリエーテルエステルおよび炭化
水素油の混合物を使用する場合は、用いる相対比は再び
コストおよび特性要求に依存する。
ポリエーテルはプロセスオイルよりも高価なので、50
%またはそれ以下のポリエーテルを含有する混合物が好
ましい。上で言及した様に、一方ではプロセスオイル、
そして他方ではポリエステルまたはポリエーテルまたは
ポリエーテルエステル、またはこれらのもののあらゆる
組み合せの混合物もまた本発明の組成物用の可塑剤とし
て非常に有効に使用し得る。
事実、約50乃至約95重量%のプロセスオイルを含有
するそのような2成分またはそれ以上の成分の可塑剤系
は、何れかの可塑剤を単独で同じ水準で使用して得るこ
とができる以上に高い引張の伸びを与える。最大の伸び
は、約50乃至約80重量%のプロセスオイルを含有す
る、プロセスオイルおよびポリエステルまたはポリエー
テルまたはポリエーテルエステルまたはこれらのものの
あらゆる組み合せの混合物を使用して達成される。可塑
剤の混合物を使用する場合は、可塑剤の量は約2乃至約
15重量%、好ましくは約4乃至約12重量%の範囲と
することができる。最も好ましくは、炭酸カルシウムの
如き中位の密度の充填剤を使用する時は可塑剤の量は約
5乃至約10重量%であり、そして硫酸バリウムの如き
更に高い密度の充填剤を使用する時は可塑剤の量は約4
乃至約8重量%である。本発明の組成物の三番目の必須
の成分は充填剤である。
本発明の組成物中に含有し得る充填剤の重量%は、主と
して充填剤の密度の関数である。充填剤の粒度も幾らか
の影響を有する。粒度の細かい充填剤は亡般により高い
ブレンド粘度をもたらす傾向があり、そしてそれらのも
のは、更に高価である。細かい充填剤を殊に高い充填剤
含量で使用すると、溶融したブレンドを型のオリフイス
から押出し成型した時により滑らかな押出し成型体表面
が生ずる。充填ポリマーブレンド沖に粒度の細かい充填
剤を使用することの付随的な利点は、1981年4月2
1日に米国特許第4263196号として公開された1
979年6月27日付の特許出願通し番号052927
号に記載されており、その開示物はここに参照のために
添付してある。本発明の組成物(325メツシユを通過
するもの約95%)中で広く使用されてきた黒9Whi
ting(炭酸カルシウム)は、粗さ、入手し易さ、お
よびコストに育ち得る中間点を表わす。好適な充填剤の
例は、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水和アルミナ、
粘土、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、シリカ、フ
ライアツシユ、セメント粉、木材の細粉、粉砕したイネ
の外皮およびこれらのものの混合物である。
最も好ましい充填剤は炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
水和アルミナ、およびこれらのものの混合物である。
使用する充填剤の量は約40乃至約90重量%の範囲と
することができる。
より高い密度の組成物が必要とされる場合は、殊に防音
の応用に対しては、好ましい充填剤濃度は約50乃至約
85重量%の範囲であろう。最も好ましくは、炭酸カル
シウムまたは水和アルミナの如き中位の密度の充填剤を
使用する時は充填剤の量は約65乃至約80重量%であ
り、そして硫酸バリウムの如き更に高い密度の充填剤を
使用する時は充填剤の量は約70乃至約85重量%であ
る。上で言及したもの以外のホモポリマーおよびコポリ
マーもまた、本発明によつて得られた利点を顕著に妨害
することなく、上で特定したポリマーと組み合せてある
程度にまで使用することができる。
同様に、他の成分もまた、コストの減少、または物理的
特性の増大の如き望ましい効果を得るために、本発明の
組成物に混合機で加えることもできる。従つて、広く使
用されている展延剤樹脂、ワツクス、発泡剤、架橋剤、
抗酸化剤、炎遅延剤等を本発明の組成物中に含有させ得
る。本発明のブレンドは性質が熱可塑性であり、従つて
加工後に再循環させることができる。
再循環材料は、最終生成物(例えば裏コート済自動車用
カーペツト)の製造の間に得られた外装の中に存在する
織物繊維、シュート等をも含有し得る。市販の大きさの
回分式のバンバリ一または同等の強力な混合機が本発明
の組成物の製造に全く好適である。フアレール(Far
rel)連続混合機(「FCM」)もまた優秀な混合装
置である。何れの例においては、乾燥した成分を常用の
方法で装荷する。殆どの場合、この種の装置による広く
使用した実施試験により、可塑剤成分は何れかの操置単
位の混合室の中へ直接注入するのが有利である。1種よ
り多くの可塑剤を使用する場合、および可塑剤のうちの
何れか1種が少量だけ(全可塑剤混合物の約10重量%
より小)存在する場合、可塑剤は本発明の他の成分に加
える前に予備配合しておかねばならない。
このことによつて最終組成物中の各可塑剤成分の一様な
分布が促進され、従つて、最適の特性が得られることが
確かとなる。もし望ましければ、コポリマーおよび可塑
剤を好適な強力混合装置(例えばバンバリ一混合機また
はスクリユ一型押出成型器)の中で「マスターバツチ」
として予備混合することができる。この[マスターパッ
チ」を次に充填剤および他の残る成分と混合して最終組
成物を製造し得る。普通325乃至375′Pの間の操
作温度では、約3分間の混合サイクルがバンバリ一混合
機には一般に適当である。FCM装置の操作速度は、F
arrelCOmpanyAnsOnia,.COnn
ecticutによつて用意された文献によつて予測さ
れる範囲内に一般的に入ることになろう。再び、325
乃至375′Pの間の温度が有効である。両方の場合で
、非常に低い可塑剤水準、例えば約2乃至3%ではより
高い温度が必要とされ、一方、約7%以上の可塑剤水準
ではより低い混合機温度でよく混合し得る。評価はして
いないが、粘性の混合物(0.1乃至20のMI)を取
り扱うための他の装置も完全に満足できることが期待さ
れる一但し如何なる場合でも進展の過程でプロトタイプ
の試行が望ましい。ブレンドをひとたび混合すると、水
中溶融物切断+乾燥またはシート化+切断の方法の使用
の如き、日常の常用手段を使用して最終のペレツト化さ
れた生成物を製造することができる。本発明の組成物の
主要な用途は、殊に、低コストの稠密な、防音構造のた
め、多分シート材の分野となろう。
押出成型されたシート材の改善された「手ざわり]、「
垂れぐあい」、減少された硬直性、および減らされた厚
さの如き優れた特性が本発明の組成物から生ずる。他の
用途も可能である。
本発明の主要な利点は、充填剤をポリマーに加えた時に
典型的に減少される可撓性および丈夫さの如き或る種の
物理的特性が広い範囲の充填剤濃度に亘つて有用な範囲
内に維持され得るという点である。即ち、本発明は線お
よびケーブル合成物、種々の成型部品、シール材および
コーク材の製造に、或いは低コストの充填剤の混合によ
つて普通は達成される経済性と結びついた、可撓性およ
び丈夫さが望まれる他の用途に、使用することができる
。本発明のブレンドは自動車用カーペツトの如き基材の
上へ容易に押出し成型することができ、或いは非担持の
フイルムまたはシートとして押出し成型またはキヤレン
ダ一成型を行なうことができる。
使用する装置、および用いる混合技術によつて、20ミ
ル以下乃至100ミル以上の広い範囲のフイルム厚さに
押出し成型することが可能である。このことは、次に、
フイルム厚さ、ブレンドの密度、充填剤配合量対バイン
ダーの比、およびこの分野で広く知られている同様の技
術を変えることによつて、達成されるべき防音の量を変
える機会を工業に提供するものである。製造された防音
シートは種々の方法で使用し得る:自動車用カーペツト
に応用された時は、上記のブレンドは音を殺す有効かつ
経済的な手段であり、一方でまた同時にカーペツトの成
型可能な支持体として働く。
シートの形で使用する時は、これらのブレンドはサイド
パネノレ、ドアパネノレ、ノレーフ材として自動車、ト
ラツク、バス等の他の領域に設置し得る。
シートの形で、ブレンドは、織機、鍛造プレス等の如き
工場装置の騒々しい所をしやへいし或いは囲むための垂
れ幕または吊り下げとして使用し得る。積層シートの形
で、ブレンドは、他の材料で表面加工し、開放型事務室
の中の区分パネルの如き装飾的および機能的の両方の用
途の達成に使用し得る。
本発明の組成物をカーペツト、殊に自動車用カーペツト
に応用することは、米国特許第4191798号に既に
記載した方法と実質的に同一であり、その開示物をここ
に参照のために添付する。
次の実施例は本発明を例示する目的で与えるものである
全ての部および%は他に特定しなければ重量基準のもの
である。実施例1および比較例1乃至7 これらの実施例は本発明に従つて製造したコンパンド(
実施例1)を、多様な異なる可塑剤を含有する同様の化
合物と比較するものである。
米国特許第4191798号(比較例1)に基づく有用
な組成物を含めている。使用した基本組成は次の如くと
した, 使用した可塑剤を物理的特性の測定の結果と共に第1表
に示す。
ブレンドの全てのものは150乃至170℃で操作する
2本ロール型のミルで混合した。ポリマーを最初にミル
に加え、配合した後、可塑剤の全てを1乃至2分の間に
亘つてゆつくり加えた充填剤を次に1乃至2分の間に亘
つてゆつくり加えた。成分全てを次に更に5分間粉砕し
た。実施例C1乃至C6のコンパンドはその物理的特性
で言い表わせば互いに非常に似ており;これらの材料は
約13乃至18Kpsi(92乃至126MPa)の範
囲の屈曲率をもつてかなり堅固であつたが伸びおよび引
張衝撃強度は非常に低かつた。
これらの試料は全て、曲げられた時に僅かに割れただけ
の実施例C1は例外として、曲げられた時に容易に壊す
ことができたという点でかなり脆かつた(折り目試験の
結果参照)。実施例C7のコンパンドは非常に脆く、商
業的に少しの用途しかないと考えられる。しかし、ポリ
エステルミX可塑剤を含有する実施例1の化合物は非常
に可撓性で、折り目試験でも割れる傾向を示さず、伸び
および衝撃強度も70+%という充填剤水準を考えれば
優秀であつた。実施例 2乃至4 実施例2の組成物を上記の実施例1記載の如く2本ロー
ル型のミルの上で製造した。
実施例3および4の組成物はバンバリ一混合機の中で配
合した。全ての成分を最初に室の中へ全室を充たすのに
十分な量だけ装荷した。次にこの室を25psiのラム
圧を用いて閉じた。温度が水準化して落ちついた後、成
分を280rpmの回転子速度で3%分間混合したが、
最高は350′F(180℃)であつた。とした。
使用したポリエステル可塑剤は化合物の物理的特性と共
に第表に示す。データは、この比較で調べたポリエステ
ル可塑剤の全てが屈曲率の同様な減少および顕著に改善
された伸びおよび衝撃強度の両方をもたらすことを示し
ている。
これらのポリエステルの間に挙動の幾らかの差異がある
ように見えるが、この差はかなり小さく、可塑剤の選択
はここで勧測された差よりもむしろコストに基づいて行
なうのが多分良いと思われる。これらの実施例の可塑剤
は全て脂肪族二塩基酸〉{*およびグリコールの縮合生
成物から成る。
例えば[サンチサイザ一(Santicizer)」は
酸成分のアジピン酸およびグリコール成分の1・3−ブ
タングリコールから成る。他の例としては、「Para
plexUG−25はセバシン酸およびプロピレングリ
コールから成る。
赤外分析により他の2種の可塑剤(「Adr]1eX」
529および「Santicizer」429)も実質
的に同様の成分から成ることが確かめられる。他の特性
データは第つ 表に要約する。ブレンド沖のポリエステ
ル可塑剤の性能と第表に示される特性並びにこれらの可
塑剤の中では因子4だけ変動する酸価、および2桁の大
きさだけ変動する粘度の如きポリエステルの他の特性の
間には相関が何もないようである。5実施例 5乃至9 これらの実施例の組成物はバンバリーミキサ一の中で実
施例3および4記載の如く製造した。
これらのコンパンドは全て72.5%の#9「Wlll
ting]を名目的に含有した。
残る2つの成分であるポリマーおよび可塑剤の割合は、
互いに対して調整した。使用したポリマーはメルトイン
デツクス2,5のビニルアセテート18%、エチレンコ
ポリマー82%とした。可塑剤は「Santicize
r」 334Fとした。
データは第表に要約する。データは、可塑剤含有率を調
節することによつてこの高い充填剤水準で到達し得る、
特性の魅力ある釣合をはつきりと例示している。
また、実施例7の特性を第1表の実施例C1のそれと比
較すると、再び、このポリエステル可塑剤の独特の挙動
が示される。即ち、十分比較し得るモジユラスおよび引
張強度において、このポリエステルによつて可塑化され
たコンパンドははつきりとより良い伸び、可撓性(即ち
曲げ割れ抵抗)および引張衝撃強度を有した。実施例
10 80重量%の充填剤を含有する実施例10の組成物をバ
ンバリ一混合機の中で実施例3および4記載の如く製造
した。
組成およびその物理的特性を第表に要約する。データは
、ポリマーおよび可塑剤含有率を顕著に減少させること
ができ、そして尚もカーペツト材の防音裏材として多分
適している物理的特性を得ることができるということを
示している。実施例11乃至16および比較例8 全ての実施例はバンバリ一混合機内で実施例3および4
記載の如く製造した。
実施例11乃至16の基本組成は20.2%ポリマー 7.3%[Santieizer」 334F72.5
%#9「Whiting]とした。
使用したポリマーおよび組成物の特性は北×第表に列記
する。実施例C8の組成は「Santicizer」
334Fのかわりに可塑剤として「CircOsOU4
24Oを使用した点以外は実施例15のそれと同様とし
た。
データは、コポリマー成分のビニルアセテート含有率が
増すに従つて屈曲率が徐々に減少し、伸びおよび引張衝
撃強度が徐々に増加することを示す。
また、7.5%のビニルアセテ一しか有さないコポリマ
ーを含有する実施例11の特性は、多分、カーペツト材
の防音裏材として十分であろう。最後に、実施例15お
よびC8の比較によつて、再び、ポリエステル可塑剤を
用いると屈曲率および曲げ割れ抵抗で表わして、如何に
可撓性および丈夫さが改善されるかが示される。実施例
17乃至19 これらの実施例の全てのものはバンバリ混合機^?ノ+
?斤1^1−LJtA二1?」=b1^1−》五1)圧
警 1 ?T4一用した基本組成は20.2%ポリマ
ー 72.5%#9「Whiting」 とした。
使用したポリマーはブレンドの物理的特性と共に第表に
列記する。データは、コポリマー成分のメルトインデツ
クスが減少するにつれて、屈曲率の減少によつて示され
る如く可塑剤効率が幾らか改善することを示唆している
引張強度もまた僅かに増加し、伸びおよび引張衝撃強度
は顕著に増加する。一般に、測定した特性の全てが改善
した。しかし、メルトインデツクス150のコポリマー
を含有する実施例19の特性は全般に低下したが、多分
それでもカーペツト材の防音裏材として受容されよう。
実施例 20および21〕:* 実施例20および21
は実施例1記載の如く2本ロール型のミルで製造した。
使用した組成は20.2%ポリマー7.3%[Sant
icizer」 334F72.5%「#9Whiti
ng」とした。
使用したポリマーを物理的特性と共に第表に列記する。
このコンパントは最も好ましい組成物の例である。デー
タは、この種の組成物において得られる特性の範囲と、
2種の異なる型のOコポリマーに基づくコンパンドの基
本的な等価性の両方を例示する。この基本的な組成物は
、これが特性の優秀な釣合を提供するので、混合者にと
つては一つの理論的な出発点となるだろう。実施例 2
2および23これらの実施例はバンバリ混合機の中で実
施例3および4記載の条件を用いて製造した。
使用した組成物は72.5%#9「Whiting] とした。
使用した可塑剤は「Santicizev」334Fお
よび「CircOsOU424Oの混合物とした。*相
対比は化合物の物理的特性と共に第表に示す。実施例C
1および3も比較のために含めた。実施例22および2
3は炭化水素プロセスオイルおよびポリエステル可塑剤
の混合物を使用する時の最も好ましい組成物を表わす。
データは、比較的少量のポリエステルをプロセスオイル
と組み合せて使用した時に、比肩し得る水準の引張強度
を維持しながら、伸びおよび曲げ割れ抵抗に顕著な改善
のあることを例示する。実施例 24乃至27 これらの実施例は、バンバリ一混合機の中で実施例3お
よび4記載の条件を用いて製造した。
組成は物理的特性のデータと共に第X表に示す。結果は
、これらの高充填ブレンド(約72,5%#9「Wll
iting」)の中でこれらのポリエーテルが可塑剤と
して有効であることを示している。このポリエーテルト
リオールの相溶性は、2種の可塑剤の分子量が同様であ
つても、ポリエステルのそれよりも小さい。ポリエーテ
ルを使用して達成され?5ノO る特性の釣合は、ポリエーテル可塑剤組成物が引張強度
で言い表わしてより硬直で幾らか強いという点で、ポリ
エステルを用いて得られるそれとは異なり、曲げ割れ抵
抗は影響されないようである。
データは、また、実施例27のプロピレンオキシドホモ
ポリマートリオールの性能に対して実施例25のコポリ
マートリオールを用いて得られた顕著により良好な性能
を、屈曲率、引張伸び、衝撃強度、および曲げ割れ低抗
によつて示している。実施例28および29および比較
例9および10これらの組成物は実施例3および4記載
の手順に従つて製造した。全ての組成物は72.5%の
#9「Whiting]および7.3%の可塑剤および
20.2%のアイオノマーを含有した。これらの実施例
は、アイオノマーに基いた組成物に、炭化水フ素油のか
わりにポリエステル可塑剤を使用することによつて、屈
曲率および或る場合には引張強度が、伸びには重大な影
響を与えることなく劇的に増加させ得ることを例示する
これらの特性は、支持されていない防音構造では重要と
なり得る。データを第表に要約する。実施例 30およ
び31 これらの組成物は実施例3および4記載の如くバンバリ
一混合機の中で製造した。
これらのものは72.5%の#9「Whiting」充
填剤7.3%のポリエステル可塑剤および20.2のポ
リマーを含有する。得られたデータを第表に要約する。
実施例30および31で用いるエチレン/ビニルアセテ
ートコポリマーのみを含有する実施例15のデータも比
較のために含める。EPDMゴムを、殊に少量だけ混合
することにより、他の特性が悪化することなく屈曲率の
顕著な減少がもたらされる。実施例32乃至35および
比較例11これらの組成物はバンバリ一混合機の中で実
施例3および4記載の手順に従つて製造した。
これらのものは全て50%の#9「Wlllting」
および2%のポリエステル可塑剤および48%のポリマ
ーを含有する。組成および物理的特性のデータを第X表
に要約する。データは、高密度のエチレンホモポリマー
(HDPE)を組成物中に含める時に屈曲率および引張
強度の両方が増大することを示す。多くの防音の応用に
要求される特性で表現すると、モジユラスおよび強度に
関する最良の恩恵は24乃至38.4重量%のHDPE
濃度で達成される。第X表に示される皮強度(Peel
strength)の値は、これらの組成物を用いて十
分な接着強度を得るためには、エチレンコポリマー※の
最小水準を約9.6重量%とすべきであることが示唆さ
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に下記の (a)約5乃至約55重量%の、エチレンと少くとも1
    種のコモノマーとの少くとも1種のコーポリマー、但し
    コモノマーは酸残基が4個までの炭素原子を有する飽和
    カルボン酸のビニルエステル、3乃至5個の炭素原子の
    不飽和モノカルボン酸またはジカルボン酸、該不飽和酸
    の塩、およびアルコール残基が1乃至8個の炭素原子を
    有する該不飽和酸のエステルから成る群から選ばれ、ま
    た該コポリマーのエチレン含有率は約40乃至約95重
    量%であり、該コポリマーのコモノマー含有率は約5乃
    至約60重量%であり、そして該コポリマーのメルトイ
    ンデックスは約0.1乃至約150であり、但しエチレ
    ンの該コポリマーがエチレン/ビニルエステルまたはエ
    チレン/不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸エ
    ステルコポリマーである時は該コポリマーは約15重量
    %までの一酸化炭素または二酸化イオウを含有し得るこ
    とを条件とする;(b)約1乃至約15重量%の、ポリ
    エステル、ポリエーテル、ポリエーテルエステル、およ
    びこれらのものとプロセスオイルとの組み合せから成る
    群から選ばれた少なくとも1種の可塑剤;(c)約40
    乃至約90重量%の充填剤;(d)0乃至約27.5重
    量%の未加硫エラストマーポリマー;および(e)0乃
    至約44重量%の、低密度分枝ポリエチレン、高密度線
    型ポリエチレン、エチレンおよび他のオレフィンコモノ
    マーの線型コポリマー、ポリプロピレンおよびエチレン
    含有率が20重量%までであるプロピレンおよびエチレ
    ンのコポリマーから成る群から選ばれたオレフィンポリ
    マーから本質的に成る組成物。 2 該エラストマーポリマーおよび該オレフィンポリマ
    ーが0重量%の量だけ存在する特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 3 (a)エチレンの該コポリマーが約10乃至約50
    重量%の量だけ存在し、該コポリマーのエチレン含有率
    が約45乃至約90重量%であり、該コポリマーのコモ
    ノマー含有率が約10乃至約55重量%であり、そして
    該コポリマーのメルトインデックスが約0.3乃至約5
    0であり;(b)該可塑剤が約2乃至約12重量%の量
    だけ存在し;そして(c)該充填剤が約50乃至約85
    重量%の量だけ存在する特許請求の範囲第2項記載の組
    成物。 4 該充填剤が、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水和
    アルミナ、粘土、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
    シリカ、フライアッシュ、セメント粉、木粉、粉砕した
    イネの外皮およびこれらのものの混合物から成る群から
    選ばれる特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5 該充填剤が、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水和
    アルミナ、およびこれらのものの混合物から成る群から
    選ばれる特許請求の範囲第4項記載の組成物。 6 該可塑剤が、(a)飽和脂肪族二塩基酸および芳香
    族二塩基酸から成る群から選ばれた二塩基酸および(b
    )脂肪族ポリオールおよびポリオキシアルキレンポリオ
    ールから成る群から選ばれたポリオールとの液体縮合生
    成物であるポリエステルである特許請求の範囲第5項記
    載の組成物。 7 該二塩基酸がアジピン酸、アゼライン酸、フタル酸
    、セバシン酸、グルタール酸およびこれらのものの混合
    物から成る群から選ばれる特許請求の範囲第6項記載の
    組成物。 8 該ポリオールが、エチレングリコール、プロピレン
    グリコール、1・3−ブタングリコール、1・4−ブタ
    ングリコール、ジエチレングリコールおよびポリエチレ
    ングリコールから成る群から選ばれる特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 9 使用する二塩基酸の50重量%より多くのものが脂
    肪族二塩基酸であり、そしてポリオールが脂肪族ポリオ
    ール類から成る群から選ばれる特許請求の範囲第8項記
    載の組成物。 10 該二塩基酸がアジピン酸、およびアゼライン酸か
    ら成る群から選ばれ、そして該ポリオールがプロピレン
    グリコール、1・3−ブタングリコールおよび1・4−
    ブタングリコールから成る群から選ばれる特許請求の範
    囲第9項記載の組成物。 11 該可塑剤が、エチレンオキシドまたはプロピレン
    オキシドのランダムコポリマーまたはブロックコポリマ
    ーに基づくポリオール類から選ばれるポリエーテルであ
    る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 12 該可塑剤が、エチレンオキシドまたはプロピレン
    オキシドのポリマーまたはコポリマーに基づくポリオー
    ルのエステル類から選ばれたポリエーテルエステルであ
    る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 13 該可塑剤が約50乃至約95重量%のプロセスオ
    イルおよび約5乃至約50重量%のポリエステル、ポリ
    エーテルおよびポリエーテルエステルから成る群から選
    ばれた少なくとも1種の付加的な可塑剤とから本質的に
    成る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 14 該可塑剤が約50乃至約80重量%のプロセスオ
    イルおよび約20乃至約50重量%のポリエステル、ポ
    リエーテルおよびポリエーテルエステルから成る群から
    選ばれた少なくとも1種の付加的な可塑剤とから本質的
    に成る特許請求の範囲第13項記載の組成物。 15 エチレンの該コポリマーが、エチレン/ビニルア
    セテート、エチレン/アクリル酸およびそのアイオノマ
    ー、エチレン/メタクリル酸およびそのアイオノマー、
    エチレン/メチルアクリレート、エチレン/エチルアク
    リレート、エチレン/イソブチルアクリレート、エチレ
    ン/n−ブチルアクリレート、エチレン/イソブチルア
    クリレート/メタクリル酸およびそのアイオノマー、エ
    チレン/n−ブチルアクリレート/メタクリル酸および
    そのアイオノマー、エチレン/イソブチルアクリレート
    /アクリル酸およびそのアイオノマー、エチレン/n−
    ブチルアクリレート/アクリル酸およびそのアイオノマ
    ー、エチレン/メチルメタクリレート、エチレン/ビニ
    ルアセテート/メタクリル酸およびそのアイオノマー、
    エチレン/ビニルアセテート/アクリル酸およびそのア
    イオノマー、エチレン/ビニルアセテート/一酸化炭素
    、エチレン/メチルアクリレート/一酸化炭素、エチレ
    ン/n−ブチルアクリレート/一酸化炭素、エチレン/
    イソブチルアクリレート/一酸化炭素、エチレン/ビニ
    ルアセテート/モノエチルマレエートおよびエチレン/
    メチルアクリレート/モノエチルマレエートから成る群
    から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の組成物。 16 エチレンの該コポリマーがエチレン/ビニルアセ
    テート、エチレン/エチルアクリレート、エチレン/メ
    チルアクリレート、エチレン/インソチルアクリレート
    およびエチレン/メチルメタクリレートから成る群から
    選ばれる特許請求の範囲第15項記載の組成物。 17 (a)エチレンの該コポリマーが約15乃至約3
    0重量%の量だけ存在し、該コポリマーのエチレン含有
    率が約60乃至約85重量%であり、該コポリマーのコ
    モノマー含有率が約15乃至約40重量%であり、そし
    て該コポリマーのメルトインデックスが約0.1乃至約
    10であり、(b)該可塑剤が、充填剤が炭酸カルシウ
    ムおよび水和アルミナから成る群から選ばれた時は約3
    乃至約8重量%の量だけ、そして充填剤が硫酸バリウム
    である時は約4乃至約8重量%の量だけ存在し、そして
    (c)該充填剤が、充填剤が炭酸カルシウムおよび水和
    アルミナから成る群から選ばれた時は約65乃至約80
    重量%の量だけ、そして充填剤が硫酸バリウムである時
    は約70乃至約85重量%の量だけ存在する特許請求の
    範囲第5、8、11、12、14または16項記載の組
    成物。 18 防音シート用である特許請求の範囲第1、5、8
    、11、12、14または16項の何れかに記載の組成
    物。 19 カーペットの裏材コーティング用である特許請求
    の範囲第1、5、8、11、12、14または16項の
    何れかに記載の組成物。 20 カーペットが自動車用カーペットである特許請求
    の範囲第19項記載の組成物。 21 下記の群 (d)0乃至約27.5重量%の未加硫エラストマーポ
    リマー;および(e)0乃至約44重量%の、低密度分
    枝ポリエチレン、高密度線型ポリエチレン、エチレンお
    よび他の一つのオレフィンコモノマーの線型コポリマー
    、ポリプロピレンおよびエチレン含有率が20重量%ま
    でであるプロピレンおよびエチレンのコポリマー類から
    成る群から選ばれたオレフィンポリマーから選ばれた少
    なくとも1種の変性剤を含有する、特許請求の範囲第6
    、11、12、14または16項記載の組成物。 22 下記の群 (d)スチレン−ブタジエンゴム、ポリイソブチレン、
    エチレン/プロピレンゴム、およびエチレン、プロピレ
    ンおよびジエンモノマーのターポリマーから成る群から
    選ばれた未加硫エラストマーポリマー;および(e)高
    密度線型ポリエチレン、エチレンおよび他の一つのオレ
    フィンコモノマーの線型コポリマー、およびエチレンが
    20重量%までであるプロピレンおよびエチレンのコポ
    リマーから成る群から選ばれたオレフィンポリマー、但
    し、幾らかでも存在する時は、成分(d)は約1乃至約
    22.5重量%の量だけ存在し、そして成分(e)は約
    1乃至約37.5重量%の量だけ存在するという条件と
    する、から選ばれた少なくとも1種の変性剤を含有する
    、特許請求の範囲第6、11、12、14または16項
    記載の組成物。 23 下記の群 (d)エチレン/プロピレンゴムおよびエチレン含有率
    が20重量%以上約80重量%まででありそしてジエン
    含有率が0乃至約5重量%であつて該ジエンがメチレン
    ノルボルネン、エチルデシノルボルネン、シンクロペン
    タジエンおよび1・4−ヘキサジエンから成る群から選
    ばれたものであることから成るエチレン、プロピレンお
    よび一つのジエンモノマーのターポリマー類から成る群
    から選ばれた未加硫エラストマーポリマー;および(e
    )高密度線型ポリエチレン、エチレンおよび他の一つの
    オレフィンコモノマーの線型コポリマー、およびエチレ
    ン含有率が20重量%までであるプロピレンおよびエチ
    レンのコポリマーから成る群から選ばれたオレフィンポ
    リマー、但し、幾らかでも存在する時は、成分(d)は
    約2乃至約12重量%の量だけ存在し、そして成分(e
    )は約3乃至約18重量%の量だけ存在するという条件
    とする、から選ばれた少なくとも1種の修飾剤を含有す
    る、特許請求の範囲第6、11、12、14または16
    項記載の組成物。
JP12582981A 1980-08-11 1981-08-11 充填された熱可塑性樹脂組成物 Expired JPS5928583B2 (ja)

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