JPS592837B2 - 揮発性物質により汚染された蒸気の選択的凝縮方法ならびに上記方法を実施する装置 - Google Patents

揮発性物質により汚染された蒸気の選択的凝縮方法ならびに上記方法を実施する装置

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JPS592837B2
JPS592837B2 JP11058378A JP11058378A JPS592837B2 JP S592837 B2 JPS592837 B2 JP S592837B2 JP 11058378 A JP11058378 A JP 11058378A JP 11058378 A JP11058378 A JP 11058378A JP S592837 B2 JPS592837 B2 JP S592837B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は版型式凝縮器による工業プロセスの蒸気の凝縮
に関する。
多種の工業上の応用では、蒸発缶でつくられる蒸気また
は水蒸気は、その後この装置から取り出し、水を再使用
するためまたは若干の他の理由で凝縮される。
例えばパルプ工業と製紙工業の蒸発缶装置で使用される
表面凝縮器は、蒸気から回収される高温の凝縮水を再使
用させる。
凝縮すべき水蒸気または他の蒸気は、凝縮によって回収
すべき主成分から成る水またに他の物質よシも揮発性に
富む蒸気相の諸成分の担体となり、この蒸気を処理する
一つの方法は、比較的高度に揮発性の総ゆる材料を包含
する物質をしばしばかなりの程度まで2次冷却すること
によって完全に凝縮する必要がある。
若干の種類の蒸発缶と凝縮器装置は、1963年度第4
版のベリーのChemical EngineersH
andbookの11〜25頁に掲載しである第11〜
11図に示されている。
米国特許第3788954号は、蒸発方法に関しまた凝
縮される比較的高い揮発性成分から比較的低い揮発物を
分離することを目的とする水平壁またはじゃま板によっ
て分離される上方と下方凝縮室を有する凝縮区画室を開
示している。
米国特許第3261392号は、加熱室を分割する水平
方向に配設しである蒸発缶を示しており、版型式熱交換
器が、米国特許第3332469号に記載しである。
一般に工業的熱交換技術、詳細には各種の表面凝縮器に
関するかなりの実験報告および他の刊行された情報があ
る。
しかも比較的低い揮発性の成分から凝縮される水蒸気ま
たは他の蒸気を濃縮するため版型式熱交換器で凝縮液を
有効に分離する諸装置で十分満足して工業上広比に受は
入れられているものがない。
本発明は、先行技術の欠陥を克服し従って選択的凝縮を
させる高度に効率的な方法と装置とを提供するものであ
る。
本発明の凝縮器は複数個の熱交換機素を取シ囲み、それ
ら機素の外側で冷却液体が上記機素内にある蒸気を凝縮
させるように通過するノーウジングから成る。
これら熱交換機素は各機素の頂部を底部とし各機素の内
部への開口を備えて周辺のまわりを相互に固着させであ
る複数対の広い板から形成させるのが好ましい。
ヘッダが総ての機素と上方端部で連通ずるので、蒸気は
これら機素内で凝縮させるため第1機素から第2機素ま
で自由に通過できる。
底部ヘッダは各機素へ開口しているがしかしこの底部ヘ
ッダの第1端末部分から第2端末部分を遮断する障壁が
ある。
凝縮すべき蒸気は、それら熱交換機素総ての内部へヘツ
タ゛障壁の一方側で供給される。
この蒸気は機素の内部を上昇し従ってこの内部で部分的
に凝縮される。
形成される凝縮液は、この蒸気の比較的容易に凝縮され
る各種の成分から成る。
この蒸気の比較的に高い揮発性の成分は、このように容
易に凝縮されず、従って底部が蒸気入口部分から障壁の
別の側で下部ヘッダへ開口している熱交換機素に対して
上部ヘッダを介して連続的に通過する。
さらに冷却作用が比較的大きい揮発性成分を凝縮し、ま
たこれら汚染物を含有する凝縮液は、凝縮器の底部にあ
る障壁の別の側で比較的清浄な凝縮液から捕集され、汚
染された凝縮液が清浄な液体から別の流れとして抽出さ
れる。
非凝縮性および抜きガスは、汚染された凝縮液として障
壁の同一側から出る。
大抵の熱交換機素は、底部ヘッダの蒸気入口側と連通し
、また大抵の凝縮液が同一側から抽出される。
蒸気は、上記大多数の熱交換機素を介して上向きに通過
する。
比較的大きい揮発性物質を凝縮する比較的少数の熱交換
機素が下方へ蒸気を搬送するので、非凝縮性抜きガスは
これら機素の下方端部で出ることができる。
これら抜きガスは次いで凝縮され、従ってそれら熱は、
後続する処理で回収される。
前述の説明が凝縮される蒸気を追縦したがしかし冷却材
の流れをも考慮する必要がある。
この冷却媒体は、蒸気を凝縮しながら加熱される冷却水
:または循環ポンプによって再循環されまた冷媒として
凝縮器まで戻る前に図示しである装置の外側で冷却する
蒸発物によって冷却される冷却水二または蒸発させねば
ならね液体の連続的供給にすることができる。
熱交換機素の内側で蒸気を凝縮させる冷却媒体として水
または他の液体を使用する前述の場合では、これら熱交
換機素の外側を下降する薄いフィルムとしての液体の流
れは、かなりの量の冷却液体を蒸発させる結果となる。
従って熱交換機素内の内側室が凝縮器として働らく一方
、この熱交換機素の外側と−・ウジング内の外側室は、
蒸発缶として働らく。
パイロットプラントの試験は悪臭性で生物化学的酸素要
求量(BOD)の高い物質によって汚染された蒸気を凝
縮させることによって行われた。
約90係の凝縮液が障壁の蒸気入口側にある熱交換機素
を介する蒸気の上向き通過の間形成されるがしかし上記
通過でつくらf″Lfc底部ヘッダから排出される凝縮
液は20係以下の汚染物を含んでいる。
残っている20係の汚染物質は、底部が障壁の別の側に
ある下部ヘッダと連通ずる機素の下向き流れに転向する
障壁の別の側で生成されまた捕集される全凝縮液の20
%および汚れた凝縮液側で共に排出される抜きガスは、
全体の汚染物の80係を引き入れる。
大多数の機素からの比較的清浄な凝縮液流は、はぼ悪臭
がなくまた2次的処理を必要としないで工場またはプラ
ントへ再循環させることができる。
汚染水の分離された流れは抹消コラム等の2次的処理に
対して通過させることができる。
本発明の選択的凝縮装置の上記ならびに別の目的と長所
とは、特に添附図面を参照してこれから行われる本発明
の実施例の詳細な説明を読むとき一層完全に理解される
だろう。
添附図面で総体的に10で示しである本発明の凝縮装置
に、はぼ垂直方向にそれぞれ延長する前壁と後壁12と
13および一対の側壁14とを備えるハウジング11を
有する。
ハウジング11内には間隔を置いて平行に上下に延長す
る=連のフィルム熱交換機素を設けである。
熱交換機素15は、周辺のまわりで相互に固着させであ
る複数対の平行に隔置した広い平坦板によって形成し、
それら機素15の中に取り囲んち複数室を設ける型式に
しである。
板熱交換器の好ましい裳遣方法は米国特許第35122
39号で開示しである。
当業者達には判るように、機素15は薄いフィルムとし
てこれら機素の外側面を流下する水のような冷却媒体に
よる間接的熱交換によって、これら機素内を通過する水
蒸気またに別の蒸気を凝縮するため使用することができ
る。
ハウジング11の中へ冷却媒体を導入しまた熱交換機素
15の表面に亘って均一に上記液体を分配する手段に第
1,2および3,4図とに示しである。
はぼ水平に配設しである穿孔トレー16は。熱交換機素
15の上へ隔置して・・ウジングの内側を横断して取シ
つけである。
水または他の冷却液体は、トレー16の複数個の穿孔部
を介して流れ、若干の添附図面に示しであるように熱交
換機素15の外側面を流下する。
上記冷却液体はトレー16へ直接注入しないでトレー1
6の上に隔置しである上部開放ボックス11へ供給し、
このボックスを浴液し従って一層均等に液体を分配する
のが好ましい。
極めて多量の液状冷却材を使用する際には、ボックス1
1を必要としない。
第1と第2図ではボックス1γへ冷却液体を供給するた
めにボックスへ通しているパイプ18を示しである。
熱交換機素15の垂直長さ方向に通過する水または他の
冷却液体は・・ウジング11の底部で捕集されるように
第し2,3図で示してあり、底部では内側に先細Jとな
る前壁と後壁12と13との底部分23がトラフ24を
形成する。
液体はトラフ24から出口導管25を介して排出される
入口バイブ18はトレー16に対し必要に応じて新鮮な
冷却体を追加して供給できる。
冷却液を再循環させないならば、再循環する前にポンプ
と液体を冷却する手段を使用できる。
熱交換機素の外側での液体の流れに関する好ましい構へ
体は、一種の結果として機素15の中で水蒸気または他
の蒸気を凝縮させるよう均等にして効果的流れの装置を
備える。
凝縮すべき水蒸気またに他の蒸気は、添附図面のうちの
第2,5と6図とに最も明瞭に示しであるように導管2
6を経てハウジング11の前壁1芝から流入する。
じゃま板(図示しない)を設けそのため蒸気の分配を一
層良好にできる。
導管26は熱交換機素15の下方端部に隣接して複水器
の下方部分で設けである。
各熱交摸索15の前方下部コーナーが第2,5と6図と
に示しであるように切取り部分を設けていることが判り
、即ち版型熱交換機素15を形成する板の周辺を、これ
ら機素の前方下部コーナーで共に密封されない。
これと異って入口と出口ボックスをそれら機素15で溶
接することができるか、または若干異った製造方法を使
用できる複数個の切取り部即ち開口は、総て底部ヘッダ
Bと連結しており、このヘッダが第1図で示すようにハ
ウジング11の前部を横断して延長させである。
底部ヘッダBが頂壁28と底壁29とを備えていること
と、ノ・ウジングの前壁12がヘッダBの前壁を形成す
ることと一熱交換機素15の内部への開口27を除いて
ヘッダBの後部を後壁30によって閉鎖しであることが
理解できよう。
従ってこの底部ヘッダへまたこのヘッダから冷却液体が
循環する・・ウジフグ11内の室まで何物も屋過できず
、ヘッダBは開口21を介して熱交換機素15の内側室
に連通している。
凝縮すべき水蒸気または他の蒸気が、導管26を通過し
て底部ヘッダBに流入し、このヘッダから開口27を介
して熱交換機素15まで通過し、第2図で示しであるよ
5<蒸気は、上昇するにつれて凝縮される。
ヘッダBUハウジング11の前部の全長に沿って開放ま
たは連続してい赴いで、第1,5と6図で示すように障
壁31によって中断しである。
導管26を介してヘッダBに流入する蒸気が、直接熱交
換機素15のうちの若干までしか通過できず、他の機素
15の開口21は障壁31によって導管26から分離さ
せである。
障壁31が好ましくは比較的長い部分32と比較的短か
い部分33とへ底部ヘッダBを分割するように位置決め
させる必要のあることが判明した。
このため第5と6図とで明らかなように大抵の熱交換機
素15は導管26を介し比較的長いヘッダ部分33を通
って流入する蒸気を直接連通させる。
総ての熱交換機素15の前方の上方端部と相互連結する
ようにハウジング内づ延長させるように上部ヘッダHを
示しである熱交換機素の前方上部領域へ御注意願いたい
上部ヘッダHは熱交換機素の配列全体に亘って何の妨げ
もなく延長しており、これら機素15は総て上部ヘッダ
Hへ開口している切取り部即ち接合されない部分37を
備えている。
総ての熱交換機素15の内部と連通ずるそれら開口31
を除いて、この上部ヘッダは頂壁38、底壁39、後壁
40およびハウジングの前壁12によって取り囲まれて
いる。
ヘッダBおよびHの構造、27と37でしか開口を備え
ない熱交換機素15の装置は、このようにして部分32
でヘッダBと連通するそれら機素15を介して上方へ流
れ、また障壁31の別の側で底部ヘッダBの領域33と
連通するそれら機素15を介して下方へ流れるように蒸
気を限定する。
これらの流路は第4,5と6図とから一層完全に明瞭と
なる。
熱交換機素15内に形成される凝縮液は、第23と6図
とで示しである2個の出口41と42を通って排出させ
る。
凝縮液出口41は、底部ヘッダBの部分32を排出しま
た凝縮液出口42は底部ヘッダBの比較的短かい部分3
2を排出するのに使用される。
従って出口41は蒸気入口導管26の下部に設けてあり
、また出口42は通気と凝縮できない出口導管36の下
部に設けである。
第6図で示しであるように底部ヘッダBの下部壁は凝縮
液を排出しやすいように形成させることができる。
障壁31は既に説明しであるように2個の等しくない部
分32と33とへ分割されている。
従って凝縮すべき水蒸気のような蒸気に、大抵の熱交換
機素15を介して上方へ流れている。
部分32および33によって設けである両加熱面積の大
きさの間の関係は、凝縮すべき流体に左右される。
例としてクラフトパルプ化法からの廃液用予備蒸発器に
とって約90%の熱交換機素15が底部ヘッダBの蒸気
入口部分32と連通しておシ、また残りの10係の機素
15がヘッダBのガス抜き出口部分33と連通している
ことが現在では好ましい。
別の用途にとって9対1と異った比率を有効に使用でき
る。
費消されたクラフトバルブ化薬液用予備蒸発器の代表的
ケー亥では約90係の蒸気が大部分の熱交換機素15を
介する上向き通過中凝縮され、出口36と連通ずる熱交
換機素15を介する下向き通過に対して上部ヘッダHに
沿って移動させるよう約10%の蒸気しか残さない。
しかしながら上記10%の蒸気は比較的低い沸点即ち揮
発性汚染性各種の物質を著しく多量に含有している。
下向き通過中に形成されまた出口42を介して排出され
る凝縮液は、出口管41を介する水蒸気入口側で排出さ
れる凝縮液よりも遥かに多量の悪臭性化合物および生物
化学的酸素要求量(以下BODを使用)を生成する成分
である。
パイロットプラントの試@に水蒸気の上向き通過中に形
成される凝縮液90係で20%以下のBODと悪臭性凝
縮液との収量を生成し、また80%以上のBOD と悪
臭性成分が凝縮液およびガス抜き口36と凝縮液出口4
2で存在する抜きガスで出現した。
前述の説明に熱交換機素15の内部を介する蒸気の流れ
を取り扱いまた凝縮すべき蒸気に対する冷却材としての
みこの熱交換機素の外側面を流下する液状冷却材を取り
扱った。
しかしながら凝縮蒸気からの熱伝導によるこの冷却液体
の蒸気を考慮することが重要である。
水または他の冷却液体がフィルムとしてこれら熱交換機
素15を流下するにつれて、かなりの量の液体が蒸発す
る。
この結果を蒸発すべき必要のある液体を冷媒として使用
することによって有利に使用することができる。
従って熱交換機素15の内側室が凝縮器として働らきな
がら、これら機素15の外側および・・ウジング11の
内にある外側室が蒸発器として働く。
例えばポンプPによってトレーまで再循環させている薬
液に、管18を介して導入される蒸発すべき薬液と混合
され、また沸とうされている蒸気に機素15内の高温蒸
気によって上記薬液を加熱するにつれて熱交換機素15
の間から外側へ通過する。
沸とうされる蒸気はトレー16の上にある本装置の上方
部分まで上昇する。
添附図のうち第6図はどのようにして最も近い熱交換機
素15からハウジング壁11を隔置し、このノ1ウジン
グ内で沸とうさせである蒸気を外側と上側向きに流れさ
せるかを示しである。
次いでこの蒸気をトレー16と並んで設けである室を介
するか、またはハウジング11の頂部まで導管を介する
かのいづれかで上向され通過させられ、上記頂部では飛
まつ同伴セパレータ等(添附図面に示さない)を液体冷
却材の蒸発によって発生させる蒸気の処理のために設け
ることができる。
第1−3図は頂部50の中央でガス抜きさせるものとし
て示しであるが−しかし当業者にとって理解されるよう
に飛まつ同伴セパレータを参照数字50によって示しで
ある位置に設けることができ、そのため蒸気の流れによ
って搬送される液体の小滴を捕捉できる点である。
本発明による選択的凝縮液分離用の装置/I′1.2種
の凝縮液流の分離へ限定しないで、各種の純度を有する
3種以上の凝縮液流の分離まで拡張される。
第7図は凝縮液I〜■までとして示しである4種の凝縮
液流の選択的凝縮用の装置を示しており、それら流れの
うち流れ工が、最も容易に凝縮される供給部分であり、
また流れ■がこの装置内で凝縮される各種物質のうちの
最も凝縮し難い物質を含んでいる。
第7図の装置が前述の実施例の装置と同様なノ・ウジン
グを備えていることが判り、第1図の壁14とほぼ等し
い側壁114、トレー16と同様な分配トレー1161
機素15と同様な熱交換機素115等を備えていること
が判り、第7図の装置が別の図面で示しである実施例と
は数種の凝縮液を分離するように区分されている点で特
徴を異にしている。
平行に隔置させである熱交換機素115ば、複数用の下
方開口127と上方開口131とを4群にして配列させ
である。
凝縮すべき蒸気は、蒸気が熱交換機素115内で上昇す
るにつれて上記機素15内の若干の蒸気を凝縮させるた
め下方開口127でこれら機素の1個(7個示しである
)と連通ずる室即ち画室まで供給される。
上記第1群の機素115を介して上方の通過中凝縮され
ない蒸気は、第1群の機素115の上方端部にある室1
01の中へ流入し、凝縮液1として機素115の底部か
ら抽出される。
室101は熱交換機素の第1群の複数開口C1として鎖
線で示しである導管を除いて、閉鎖させてあり、上記導
管C1は下記曲目127で第2群の機素115へ開放し
ている室102まで室101から凝縮されない蒸気を案
内する。
この蒸気は、この第2群の機素115の内部室を介して
上方へ流れ、上記内部でに凝縮液■として抽出されるよ
う若干凝縮させるとともに残余の凝縮されない部分は、
それら機素の上方端部にある室103の中へ流入する。
この方法に、導管C2を介して室102まで蒸気を下方
へ通過させ、それからさらに凝縮を発生させる第3群の
熱交換機素115の内部室を介して上方へ通過させるよ
5c反復される。
上方室105の中へ流入する蒸気に導管C3を経て最終
の下方室106まで下向きに流下させ従って数個の熱交
換機素115を介する最終上向き通過では、揮発性成分
を凝縮し凝縮液流■を生成し、この液流は本装置で凝縮
される蒸気のうち最も凝縮し難いものを含んでいる。
抜きガスと残存する蒸気は第1図の上方右側で示しであ
る最終群の熱交換機素115の頂部の室101から出る
2種と4種の異なった凝縮液を分離する実施例を示しで
あるが、しかし3種の凝縮液または4種以上のものも本
発明による装置で区別させることも明瞭である。
現在好ましい実施例によって説明しである方法と装置の
構造上の変更および部分品の各種の変形、応用、代換品
は熱交換器技術の当業者にとっては本発明の範囲を逸脱
することなく容易に想到できるものであることは自明で
ある。
添附図面では同一部分は同一参照記号で示しである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の縦断面図、第2図は、第
1図の2−2線に沿って垂直方向に矢視した本装置の清
浄凝縮液側を示す側面断面図、第3図は本装置の汚染凝
縮液側を示す第2図と同様な側面断面図、第4図は、本
装置の上方部分を介する通路を備えている第1図の2−
2線に沿って上から見た水平断面図、第5図は、本装置
の下方部分の流れを示す第1図の5−5線に沿って見た
水平断面図、第6図は、若干部分を破断して鎖線で若干
部分を示す第1−5図の装置の斜視図、第1図は、数種
の別々の凝縮液流を生成する本発明による装置の断面図
である。 10・・・・・・凝縮装置、11・・・・・・ノ1ウジ
ング、12・・・・・・前壁、13・・・・・・後壁、
14・・・・・・側壁、15・・・・・・熱交換機素、
B・・・・・・底部ヘッダ、H・・・・・・上部ヘッダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 揮発性物質によって汚染された蒸気の選択的凝縮方
    法において、仮型式落下フィルム熱交換機素の第4群の
    熱交換機素の各内側室を通して蒸気を上向きに通過させ
    るように該谷内側室の下方部分から凝縮すべき蒸気を導
    入するとともに上記上向き通過中この蒸気の比較的小な
    い揮発性成分をほぼ凝縮させて下方出口より第1凝縮流
    として凝縮液を排出し、次いで、第1群の熱交換機素で
    凝縮されなかった蒸気を上記第1群の熱交換機素の内側
    室の上方部分から、第2群の熱交換機素の各内側室を通
    して下向きに通過させ、上記第1凝縮液流よりも上記揮
    発性成分によって著しく汚染された第2凝縮液流として
    上記下向き通過中生成される凝縮液を下方出口より排出
    し、上記画引と第2凝縮液流を別々に維持し、上記第2
    群の熱交換機素から凝縮されない蒸気を取シ出すことを
    特徴とする方法。 2 大部分の蒸気を上記上向き通過中凝縮するため上記
    第1凝縮液流が上記第2凝縮液流より容積でかなシ大き
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 3 冷却液体が上記熱交換機素の外側表面に亘って流下
    させるようこれら機素の上部からこの熱交換機素の総て
    に対して分配されており、これら熱交換機素の上を通過
    した冷却液を捕集し、捕集された冷却液を再循環させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 4 凝縮すべき蒸気が工業プロセスからの1次蒸気であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 5 比較的清浄な第1凝縮液流と上記第1流よりも多い
    汚染物を含む第2凝縮液流とを発生させる揮発性物質に
    よって汚染された蒸気を選択的に凝縮する装置において
    、熱交換機素の表面をフィルム状に流下する液体の流れ
    によって蒸気を凝縮する複数個の版型式熱交換機素を有
    する落下フィルム熱交換器を有し、上記熱交換機素の各
    々はほぼ板の周辺を相互密封した一対のほぼ平行に隔置
    された板から成り、熱交換機素の上方部分の間で蒸気を
    自由通過させるような熱交換機素のそれぞれの上方端部
    に隣接してこの熱交換機素の総てと連通ずる上部ヘッダ
    手段、その内部を凝縮すべき蒸気を上向げに通過するよ
    う下方部分から該蒸気が導入される第1群の熱交換機素
    、上記第1群の熱交換機素から第1凝縮液流を排出する
    第1凝縮液出口手段、上記上向き通過の後更に凝縮すべ
    き蒸気が下向きに通過する第2群の熱交換機素、上記第
    1凝縮液出口手段から遠く隔離させてあり且つ上記第2
    群の熱交換機素からの族ガスを排出するための手段およ
    び該排出手段の下部に設けた第2凝縮液出口手段から成
    ることを特徴とする装置。 6 上記第2凝縮液流が第1凝縮液流よりも少ない体積
    であることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    装置。 1 上記熱交換機素の底部に隣接する機素の総てと連通
    ずる底部ヘッダ手段、上部底部ヘッダ手段は横断障壁に
    よってしゃ断されて底部ヘッダを通る蒸気がこの障壁を
    通過できないようにしてあり、凝縮すべき蒸気を導入す
    る上記手段、が上言講壁の片方側の熱交換機素へのみ通
    じており、また上記障壁の反対側の熱交換機素から案内
    される上記第2凝縮液流と族ガスを排出する手段から成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の装置
JP11058378A 1978-09-08 1978-09-08 揮発性物質により汚染された蒸気の選択的凝縮方法ならびに上記方法を実施する装置 Expired JPS592837B2 (ja)

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