JPS592821A - 発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用いる成形体の製造方法 - Google Patents
発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用いる成形体の製造方法Info
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- JPS592821A JPS592821A JP57111493A JP11149382A JPS592821A JP S592821 A JPS592821 A JP S592821A JP 57111493 A JP57111493 A JP 57111493A JP 11149382 A JP11149382 A JP 11149382A JP S592821 A JPS592821 A JP S592821A
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- expanded particles
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/36—Feeding the material to be shaped
- B29C44/38—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length
- B29C44/44—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form
- B29C44/445—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form in the form of expandable granules, particles or beads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/3415—Heating or cooling
- B29C44/3426—Heating by introducing steam in the mould
Landscapes
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明け、発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用い
る成形体の製造方法に関する。
る成形体の製造方法に関する。
従来、上記予備発泡粒子の製造方法(以下第1従来技術
という。)としては、次のような方法がある。これは、
第1図によって説明すれば、まず、発泡機1の内部にス
チームダクト2を通してスチームSを吹き込んで発泡槽
1a、攪拌翼3、邪魔棒4の加熱を開始して、発生した
ドレンを機外へ排出し、加熱開始と同時に、原料ホッパ
ー5内の発泡性熱可塑性樹脂粒子をスクリューフィーダ
6で送給し、その粒子を、スチームSを供給して本加熱
することによって、予備発泡させ予備発泡粒子を得る方
法である。
という。)としては、次のような方法がある。これは、
第1図によって説明すれば、まず、発泡機1の内部にス
チームダクト2を通してスチームSを吹き込んで発泡槽
1a、攪拌翼3、邪魔棒4の加熱を開始して、発生した
ドレンを機外へ排出し、加熱開始と同時に、原料ホッパ
ー5内の発泡性熱可塑性樹脂粒子をスクリューフィーダ
6で送給し、その粒子を、スチームSを供給して本加熱
することによって、予備発泡させ予備発泡粒子を得る方
法である。
なお、7.8および9け、それぞれ予備発泡粒子の送給
用ブロワ−1送給ダクトおよびサイロである。
用ブロワ−1送給ダクトおよびサイロである。
ところが、この製造方法によると、二記発泡槽la、攪
拌@3、邪魔棒4等にドレンが付着して残留し、充分に
取り去ることがむずかしい。
拌@3、邪魔棒4等にドレンが付着して残留し、充分に
取り去ることがむずかしい。
このため、次のような問題(r)がある。
(υ 予備発泡粒子の表面にドレンが付着し、粒子が湿
る。湿った粒子は、一般に、網等の上にのせ、通気性を
よくして熟成し、付着した水分を自然乾燥させるが、そ
れにも拘わらず、ドレンが残留して充分に除去できない
ため、成形時に、金型への充填不良を生じ、不良成形体
を生ずることかある。
る。湿った粒子は、一般に、網等の上にのせ、通気性を
よくして熟成し、付着した水分を自然乾燥させるが、そ
れにも拘わらず、ドレンが残留して充分に除去できない
ため、成形時に、金型への充填不良を生じ、不良成形体
を生ずることかある。
(2)予備発泡前に、発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に
塗布したグリセリン−脂肪酸部分エステル混合物等のコ
ーティング剤が、比較的低融点または親水性のものであ
るときは、ドレンで溶融、離脱し、或いは他の粒子に付
着して、その濃度にムラを生ずる。その結果、予備発泡
粒子の成形時における冷却時間の短縮というコーティン
グ剤本来の機能が減殺される。
塗布したグリセリン−脂肪酸部分エステル混合物等のコ
ーティング剤が、比較的低融点または親水性のものであ
るときは、ドレンで溶融、離脱し、或いは他の粒子に付
着して、その濃度にムラを生ずる。その結果、予備発泡
粒子の成形時における冷却時間の短縮というコーティン
グ剤本来の機能が減殺される。
(3)付着しだドレンを充分に除去できないま\で、予
備発泡粒子を金型内に容れてスチーム加熱し、発泡成形
すると、ドレンの凝縮による吸熱でキャビティ中央部ま
でスチーム熱が到達しにくくなり、その部分の発泡、融
着が促進されない。このため、成形体の融着度合と発泡
度合が不均一になる。また、成形後に金型を水冷すると
き、成形体が上記残留ドレンを吸収するので、含水率が
大となり、好ましく斤い。
備発泡粒子を金型内に容れてスチーム加熱し、発泡成形
すると、ドレンの凝縮による吸熱でキャビティ中央部ま
でスチーム熱が到達しにくくなり、その部分の発泡、融
着が促進されない。このため、成形体の融着度合と発泡
度合が不均一になる。また、成形後に金型を水冷すると
き、成形体が上記残留ドレンを吸収するので、含水率が
大となり、好ましく斤い。
(4)上記コーティング剤と共に、着色剤を併用すると
きは、コーティング剤の溶融、離脱等に伴って着色剤が
溶出し、予備発泡粒子の成形体に色ムラを生ずる。
きは、コーティング剤の溶融、離脱等に伴って着色剤が
溶出し、予備発泡粒子の成形体に色ムラを生ずる。
次に、従来の上記予備発泡粒子の成形体の製造方法(以
下第2従来技術という。)としては、次のような方法が
ある。これは、上記予備発泡粒子からその成形体を得る
方法であって、第2.3図によって説明すれば、予備発
泡粒子10を金型11のキャビティIlaに充填したの
ち、その粒子を、スチーム管12全通し、金型11のス
チーム室13を経由してキャビティllaに送給したス
チームSで加熱することによって、発泡、融着させる加
熱工程と、発泡、融着させて得た成形体を冷却する冷却
工゛程とより成り、かつ上記加熱工程におけるスチーム
Sの供給速度を、第3図のように、前記予備発泡流子間
の空気を排気する初期の排気工程と、前記発泡粒子を発
泡、融着させる本加熱工程の両工程において、同じくし
ているところに特徴がある。
下第2従来技術という。)としては、次のような方法が
ある。これは、上記予備発泡粒子からその成形体を得る
方法であって、第2.3図によって説明すれば、予備発
泡粒子10を金型11のキャビティIlaに充填したの
ち、その粒子を、スチーム管12全通し、金型11のス
チーム室13を経由してキャビティllaに送給したス
チームSで加熱することによって、発泡、融着させる加
熱工程と、発泡、融着させて得た成形体を冷却する冷却
工゛程とより成り、かつ上記加熱工程におけるスチーム
Sの供給速度を、第3図のように、前記予備発泡流子間
の空気を排気する初期の排気工程と、前記発泡粒子を発
泡、融着させる本加熱工程の両工程において、同じくし
ているところに特徴がある。
ところが、この製造方法の場合は、初期の排気工程にお
けるスチームの供給速度を、上述のように、本加熱工程
におけるそれと同じくしていることから、排気工程にお
ける排気のためには、供給するスチームの量が多すぎて
、充填された予備発泡粒子が次の本加熱工程を待たずに
発泡を開始し、原料たる樹脂の種類によっては、スチー
ム室11aに近い部分の粒子に発泡、融着が起こる。
けるスチームの供給速度を、上述のように、本加熱工程
におけるそれと同じくしていることから、排気工程にお
ける排気のためには、供給するスチームの量が多すぎて
、充填された予備発泡粒子が次の本加熱工程を待たずに
発泡を開始し、原料たる樹脂の種類によっては、スチー
ム室11aに近い部分の粒子に発泡、融着が起こる。
このため、次のような問題(Illがある。%に、これ
らの問題は、発泡成形体の発泡倍率が30〜40倍の成
形体の場合、即ち、発泡剤による大きい発泡力が残存す
る場合に、著しい。
らの問題は、発泡成形体の発泡倍率が30〜40倍の成
形体の場合、即ち、発泡剤による大きい発泡力が残存す
る場合に、著しい。
(])、次の本加熱工程に入ったときけ、すでに発泡、
融層層がある程度形成されているので、スチームSがキ
ャビティllaの中央部、つまり充填した予備発泡粒子
10の中央部まで入ることが困難となり、その部分の発
泡と融着が促進されない。。
融層層がある程度形成されているので、スチームSがキ
ャビティllaの中央部、つまり充填した予備発泡粒子
10の中央部まで入ることが困難となり、その部分の発
泡と融着が促進されない。。
従って、発泡度合と融着度合の不均一な成形体が得られ
る。
る。
(2)、金型11のキャビティllaのスチーム室12
に近一部分の粒子は、本加熱工程に入ると、さらに過度
に発泡しつ\、つまり破裂しながら溶融するので、結果
として発泡度合の小さい、いわゆる額縁状の層が生成さ
れる。
に近一部分の粒子は、本加熱工程に入ると、さらに過度
に発泡しつ\、つまり破裂しながら溶融するので、結果
として発泡度合の小さい、いわゆる額縁状の層が生成さ
れる。
(3)、一方、本加熱工程において、スチームSの供給
速度が小さい場合は、予備発泡粒子lOの中央部へ充分
スチームSが入らないうちに、成形体の外表面において
・ステーASの凝縮水が蓄積して濡れるので、上記中央
部は勿論、外表面でさえ発泡、融着性の悪い成形体が得
られる。
速度が小さい場合は、予備発泡粒子lOの中央部へ充分
スチームSが入らないうちに、成形体の外表面において
・ステーASの凝縮水が蓄積して濡れるので、上記中央
部は勿論、外表面でさえ発泡、融着性の悪い成形体が得
られる。
この発明は、このような従来の問題点のうち、特に、従
来の予備発泡粒子を用いた成形体の製造における問題(
Illに着目してなされたものである。
来の予備発泡粒子を用いた成形体の製造における問題(
Illに着目してなされたものである。
そして、この発明の目的とするところは、加熱工程の初
期の排気工程におけるスチームの供給速度を、その次の
本加熱工程におけるそれより小さくしたことを特徴とす
る上記予備発泡粒子成形体の製造方法を提供するにある
。
期の排気工程におけるスチームの供給速度を、その次の
本加熱工程におけるそれより小さくしたことを特徴とす
る上記予備発泡粒子成形体の製造方法を提供するにある
。
以下、この発明を、第4〜6図に基いて説明する。
第1,2図と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。
省略する。
まず本発明の実施に際しては、予備発泡粒子は乾燥した
ものを用いるのが望まれるが、乾燥した予備発泡粒子を
得る手段としては、従来の予備発泡粒子の製造方法(第
1従来技術の製造方法)における加熱を、第4図のよう
に発泡機lの発泡槽laの周囲に設けたスチーム室1b
にスチームSを供給することによって、発泡機1の外周
部からも行なうようにすることができる。
ものを用いるのが望まれるが、乾燥した予備発泡粒子を
得る手段としては、従来の予備発泡粒子の製造方法(第
1従来技術の製造方法)における加熱を、第4図のよう
に発泡機lの発泡槽laの周囲に設けたスチーム室1b
にスチームSを供給することによって、発泡機1の外周
部からも行なうようにすることができる。
なお、図示しないが、スチーム室1bの外側に保温材を
施すと、保温効果が向上するので、本加熱におけるドレ
ンの発生を防止するととができる。
施すと、保温効果が向上するので、本加熱におけるドレ
ンの発生を防止するととができる。
すなわち、第4図のように、発泡機1.の発泡機1aの
周囲に設けたスチーム室1bにスチームSを供給して発
泡槽1a、内壁その他攪拌翼3、邪魔棒4を発泡槽18
外周部からも加熱し1次いで、予備加熱した発泡機lの
発泡4111Bに、好ましくは外周部からの加熱を継続
しつつ、原料ホッパー5内の発泡性熱可塑性樹脂粒子を
スクリューフィーダ6で送給し、その粒子を、スチーム
管2より供給したスチームSで本加熱することによって
、予備発泡させてもよい。
周囲に設けたスチーム室1bにスチームSを供給して発
泡槽1a、内壁その他攪拌翼3、邪魔棒4を発泡槽18
外周部からも加熱し1次いで、予備加熱した発泡機lの
発泡4111Bに、好ましくは外周部からの加熱を継続
しつつ、原料ホッパー5内の発泡性熱可塑性樹脂粒子を
スクリューフィーダ6で送給し、その粒子を、スチーム
管2より供給したスチームSで本加熱することによって
、予備発泡させてもよい。
次に、本発明は、得られた発泡性熱可塑性樹脂の予備発
泡粒子14を、第5図のように、金型11のキャビティ
lla内に充填する第1工程と、充填した予備発泡粒子
14を、その中にスチームSを供給して加熱、成形する
第2工程と、加熱、成形後水を、好ましくは霧状状態に
してスチーム室13へ送給して成形体を冷却する第3工
程とより成り、かつ前記第2工程の加熱におけるスチー
ムSの供給速度を、第6図のように、前記予備発泡粒子
14間の空気を排気する初期の排気工程では、0.1〜
0.3 (sec + )好ましくは0.1〜0.2(
see一つとし、前記予備発泡粒子14を発泡、融着さ
せる本加熱工程では、排気工程の約10〜20倍で、す
なわちはソ従来通りの供給速度を包含する1〜、5 (
5ee−1)とするところに特徴がある。
泡粒子14を、第5図のように、金型11のキャビティ
lla内に充填する第1工程と、充填した予備発泡粒子
14を、その中にスチームSを供給して加熱、成形する
第2工程と、加熱、成形後水を、好ましくは霧状状態に
してスチーム室13へ送給して成形体を冷却する第3工
程とより成り、かつ前記第2工程の加熱におけるスチー
ムSの供給速度を、第6図のように、前記予備発泡粒子
14間の空気を排気する初期の排気工程では、0.1〜
0.3 (sec + )好ましくは0.1〜0.2(
see一つとし、前記予備発泡粒子14を発泡、融着さ
せる本加熱工程では、排気工程の約10〜20倍で、す
なわちはソ従来通りの供給速度を包含する1〜、5 (
5ee−1)とするところに特徴がある。
こ\に、上記スチームSの供給速度0.1〜0.3(S
ec 、1 )は、キャビティllaの空間容積(予備
発泡粒子体積14を含む)〔コ〕に対する1気圧換算ス
チ一ム供給速度(m/ 5CC)の比(5ec−りとし
て求めたもので、好ましくは0.1〜0.2〔5eC−
1〕である。
ec 、1 )は、キャビティllaの空間容積(予備
発泡粒子体積14を含む)〔コ〕に対する1気圧換算ス
チ一ム供給速度(m/ 5CC)の比(5ec−りとし
て求めたもので、好ましくは0.1〜0.2〔5eC−
1〕である。
本加熱におけるスチーム供給による昇圧、昇温は、通常
通り、一定圧力で所定の時間加熱することによって行な
う。
通り、一定圧力で所定の時間加熱することによって行な
う。
上述のような構成にしたので、まず本発明において、次
の作用効果を得ることができる。特に、成形品の発泡倍
率が30〜40倍の場合、即ち、スチームによる加熱発
泡時に発泡剤による発泡力が大きい場合に効果が大きい
。
の作用効果を得ることができる。特に、成形品の発泡倍
率が30〜40倍の場合、即ち、スチームによる加熱発
泡時に発泡剤による発泡力が大きい場合に効果が大きい
。
(1)、排気工程におけるスチーム供給速度を本加熱工
程におけるより小さくしたから、予備発泡粒子14の急
激な昇温による発泡、融着を避けながら粒子間の空気を
排出することが可能となる。また、同時に、金型11の
スチーム室13近くの、すなわち、キャビティllaの
壁面付近に位置する予備発泡粒子14も間隙が埋まらな
い状態、つまり発泡、融着しない状態で排気を行なうこ
とができる。
程におけるより小さくしたから、予備発泡粒子14の急
激な昇温による発泡、融着を避けながら粒子間の空気を
排出することが可能となる。また、同時に、金型11の
スチーム室13近くの、すなわち、キャビティllaの
壁面付近に位置する予備発泡粒子14も間隙が埋まらな
い状態、つまり発泡、融着しない状態で排気を行なうこ
とができる。
このため、次の本加熱工程に入ったとき、スチームSが
キャピテイlla、つまり予備発泡粒子10の中央部ま
で均一に入り、発泡度合と融着度合の均一な成形体を得
ることができる。
キャピテイlla、つまり予備発泡粒子10の中央部ま
で均一に入り、発泡度合と融着度合の均一な成形体を得
ることができる。
(2)、また、金型11のキャピテイIlaのスチーム
室12に近い部分の予備発泡粒子lOは、重力ロ熱工程
に入って発泡、融着を開始するので、従来のように、過
度に発泡、融着して形成されるいわゆる額縁状の層を生
成し賭くなる。
室12に近い部分の予備発泡粒子lOは、重力ロ熱工程
に入って発泡、融着を開始するので、従来のように、過
度に発泡、融着して形成されるいわゆる額縁状の層を生
成し賭くなる。
+3+、−jらに、排気工程において、スチーム室13
の近くの予備発泡粒子lOの間隙が、発泡、融着等によ
って埋まらないので、スチームSが予備発泡粒子10の
中央部まで充分に入る。
の近くの予備発泡粒子lOの間隙が、発泡、融着等によ
って埋まらないので、スチームSが予備発泡粒子10の
中央部まで充分に入る。
このため、従来のように、スチームSが予備発泡粒子1
0の内部に入)こめないため、成形体の外表面において
凝縮し、その成形体を濡らしてしまい、上記中央部だけ
でなく、外表面でさえ発泡性と融着性の悪い成形体が得
られるといったおそれはなくなる。
0の内部に入)こめないため、成形体の外表面において
凝縮し、その成形体を濡らしてしまい、上記中央部だけ
でなく、外表面でさえ発泡性と融着性の悪い成形体が得
られるといったおそれはなくなる。
なお、上記本発明による加熱方式において、さらに融着
度を向上させるには、金m++内に予備発泡粒子lOを
充填する前に、金型1■をスチームで予熱すると有効で
ある。なぜなら、金型I+に予備発泡粒子lOを充填す
る前に、スチームSで金型11を例えば95〜100℃
に加熱すると、排気工程において供給したスチームSが
金型11に熱酸を奪われ凝縮することがなく、供給され
たスチームSは予備発泡粒子10間の排気のために有効
に作用することになるからである。
度を向上させるには、金m++内に予備発泡粒子lOを
充填する前に、金型1■をスチームで予熱すると有効で
ある。なぜなら、金型I+に予備発泡粒子lOを充填す
る前に、スチームSで金型11を例えば95〜100℃
に加熱すると、排気工程において供給したスチームSが
金型11に熱酸を奪われ凝縮することがなく、供給され
たスチームSは予備発泡粒子10間の排気のために有効
に作用することになるからである。
なお、前記の通り、予備発泡粒子の製造の際に、発泡槽
1aの周壁の加熱を併用して、粒子を製造する場合にお
いて、得られる作用効果を付言すると次の通りである。
1aの周壁の加熱を併用して、粒子を製造する場合にお
いて、得られる作用効果を付言すると次の通りである。
(1)、発泡機1の外部から加熱するので、予備発泡粒
子の表面に、従来のように、ドレンが付着して濡れると
いったおそれはなくなる。従って、この粒子を使用して
成形体を成形する場合、金型への充填性がよくなる。
子の表面に、従来のように、ドレンが付着して濡れると
いったおそれはなくなる。従って、この粒子を使用して
成形体を成形する場合、金型への充填性がよくなる。
(2)、予備発泡粒子が濡れて湿るといったことがなく
なるので、従来のように、その表面に塗布したコーティ
ング剤がドレンによる水分によって溶融、離脱したりす
ることがなく、コーティング剤の本来の機能を有効に発
揮させることができる。
なるので、従来のように、その表面に塗布したコーティ
ング剤がドレンによる水分によって溶融、離脱したりす
ることがなく、コーティング剤の本来の機能を有効に発
揮させることができる。
(3)、予備発泡粒子にドレンが付着して、その表面に
水分が残留することがないので、その発泡成形時に5従
来のように、残留水分の凝縮による吸熱でスチーム熱が
金型11のキャビティIlaの中央部、つまり予備発泡
粒子の中央部まで到達せず、その部分の発泡、融着が促
進されない、といった現象は生じなくなる。すなわち、
水分の残留はないので、スチーム熱がキャビティlla
の中央部まで充分に到達し、発泡度合と融着度合の均一
な成形体を得ることができる。
水分が残留することがないので、その発泡成形時に5従
来のように、残留水分の凝縮による吸熱でスチーム熱が
金型11のキャビティIlaの中央部、つまり予備発泡
粒子の中央部まで到達せず、その部分の発泡、融着が促
進されない、といった現象は生じなくなる。すなわち、
水分の残留はないので、スチーム熱がキャビティlla
の中央部まで充分に到達し、発泡度合と融着度合の均一
な成形体を得ることができる。
また、成形体を水冷する場合、従来のように、残留水分
を吸収して成形体の含水率が大きくなるおそれもなくな
−る。
を吸収して成形体の含水率が大きくなるおそれもなくな
−る。
(4)、コーティング剤と共に、着色剤を併用した場合
でも、上述のように、コーティング剤が溶融、或いは離
脱しなくなるので、従来のように、着色剤が浸出して予
備発泡粒子の成形体に色ムラを生することはない。
でも、上述のように、コーティング剤が溶融、或いは離
脱しなくなるので、従来のように、着色剤が浸出して予
備発泡粒子の成形体に色ムラを生することはない。
即ち、この予備発泡粒子の製造方法は、本願発明に先立
って実施すると−1−有効である。
って実施すると−1−有効である。
第1表は、この発明によって得られた予備発泡粒子の成
形体の性状に関する実験結果を、比較例及び予備発泡に
おいて発泡機の周壁部の加熱を行なう参考例と共に示し
たものである。これによって、この発明による成形体が
融着度と発泡度の両性状において、共に優れていること
を明らかにする。
形体の性状に関する実験結果を、比較例及び予備発泡に
おいて発泡機の周壁部の加熱を行なう参考例と共に示し
たものである。これによって、この発明による成形体が
融着度と発泡度の両性状において、共に優れていること
を明らかにする。
なお、上記実験に供した予備発泡粒子成形体の形状は、
幅×高さ×奥行き=920X1840X430(lIM
)である。
幅×高さ×奥行き=920X1840X430(lIM
)である。
表中、A、B、Cは、予備発泡粒子成形体の奥行方向側
面の面中心点よりそれぞれ5Qw、215tam、 3
80ramの位置を示す(第7図参照)。
面の面中心点よりそれぞれ5Qw、215tam、 3
80ramの位置を示す(第7図参照)。
第1図は、従来の発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子の
製造方法(第1従来技術)を実施するための装置の一例
を示す側面図、第2図は従来の上記予備発泡粒子成形体
の製造方法(第2従来技術)の実施に使用する金型の一
例を示す断面図、第3図は第2従来技術におけるスチー
ム供給速度を示す図、第4図は予備発泡の実施に使用す
る装置の一例を示す側面図、第5図は本発明の実施に使
用する金型の一例を示す断面図・第6図は本発明におけ
るスチーム供給速度を示す図、第7図は、第1表の実験
における予備発泡粒子成形体における、物性測定位置を
示す、説明図である。
製造方法(第1従来技術)を実施するための装置の一例
を示す側面図、第2図は従来の上記予備発泡粒子成形体
の製造方法(第2従来技術)の実施に使用する金型の一
例を示す断面図、第3図は第2従来技術におけるスチー
ム供給速度を示す図、第4図は予備発泡の実施に使用す
る装置の一例を示す側面図、第5図は本発明の実施に使
用する金型の一例を示す断面図・第6図は本発明におけ
るスチーム供給速度を示す図、第7図は、第1表の実験
における予備発泡粒子成形体における、物性測定位置を
示す、説明図である。
Claims (1)
- 発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を、金型内に充填す
る第1工程と、充填した予備発泡粒子を、その中にスチ
ーψを供給して加熱成形する第2工程と、加熱後成形体
を冷却す2第3工程とより成り、かつ前記第2工程の加
熱におけるスチームの供給速度を、前記予備発泡粒子間
の空気を排気する初期の排気工程では、0.1〜0.3
(sec −t )とし、前記予備発泡粒子を発泡
、融着させる本加熱工程では1〜6(see−1)にし
たことを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子
成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111493A JPS592821A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用いる成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111493A JPS592821A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用いる成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS592821A true JPS592821A (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=14562667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57111493A Pending JPS592821A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 発泡性熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を用いる成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276530A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-11-14 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性合成樹脂ブロツク用発泡成形方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148134A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-18 | Badische Yuka Co Ltd | Manufacture of preparatorily foamed grain of polystyrene resin |
JPS5617231A (en) * | 1979-07-20 | 1981-02-19 | Cellofoam Ag | Preparatory foaming method for thermoplastic synthetic resin bead containing foaming agent |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP57111493A patent/JPS592821A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148134A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-18 | Badische Yuka Co Ltd | Manufacture of preparatorily foamed grain of polystyrene resin |
JPS5617231A (en) * | 1979-07-20 | 1981-02-19 | Cellofoam Ag | Preparatory foaming method for thermoplastic synthetic resin bead containing foaming agent |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276530A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-11-14 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性合成樹脂ブロツク用発泡成形方法 |
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