JPS5928151Y2 - 羽根車 - Google Patents
羽根車Info
- Publication number
- JPS5928151Y2 JPS5928151Y2 JP5884179U JP5884179U JPS5928151Y2 JP S5928151 Y2 JPS5928151 Y2 JP S5928151Y2 JP 5884179 U JP5884179 U JP 5884179U JP 5884179 U JP5884179 U JP 5884179U JP S5928151 Y2 JPS5928151 Y2 JP S5928151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- plate
- impeller
- adjustment plate
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プレス成形されかつ溶接された主板と側板と
ブレードとを有する出口面積の小さいポンプ車の羽根車
に関する。
ブレードとを有する出口面積の小さいポンプ車の羽根車
に関する。
かかる羽根車は小水量、高揚程のポンプに適用されるも
のである。
のである。
出口面積の小さい羽根車は、出口におけるフレードの高
さが非常に小さくなり製造上困難な点が多い。
さが非常に小さくなり製造上困難な点が多い。
例えば鋳造によって製造する場合、中子の型砂が壊れや
すく、造型技術上と精度的に問題が多く、又プレス成形
によって製造する場合、出口巾がプレートの板厚より小
さい時打抜き加工の型寿命が短くなり、溶接上において
も、溶接強度のバラツキがあり、製品として信頼性が低
い。
すく、造型技術上と精度的に問題が多く、又プレス成形
によって製造する場合、出口巾がプレートの板厚より小
さい時打抜き加工の型寿命が短くなり、溶接上において
も、溶接強度のバラツキがあり、製品として信頼性が低
い。
例えば第１図イ、口は従来のプレス製の羽根車を示し、
プレス製の羽根車は図示の如く、ブレード１と側板２と
主板３とボス４とから構成されており、そしてブレード
１は第２図に示す展開図のような形状であり、その側部
の突起部がプロジェクション溶接で側板２および主板３
に固着されている。
プレス製の羽根車は図示の如く、ブレード１と側板２と
主板３とボス４とから構成されており、そしてブレード
１は第２図に示す展開図のような形状であり、その側部
の突起部がプロジェクション溶接で側板２および主板３
に固着されている。
しかしながら、第２図から解るようにブレード１の出口
側の巾Ｈ１が例えばブレード１の板厚以下となるように
小さい場合、ブレード１０打抜きは困難であり、更に打
抜けたとしてもプロジェクション溶接作業において安全
性が得られないため、巾Ｈ１を低くするには限界があっ
た。
側の巾Ｈ１が例えばブレード１の板厚以下となるように
小さい場合、ブレード１０打抜きは困難であり、更に打
抜けたとしてもプロジェクション溶接作業において安全
性が得られないため、巾Ｈ１を低くするには限界があっ
た。
したがって本考案の目的は、出口側の巾すなわち出口面
積が小さく、したがって小水量高揚程を得ることができ
るしかもプロジェクション溶接により簡単に作ることが
できるプレス製の羽根車を提供するにある。
積が小さく、したがって小水量高揚程を得ることができ
るしかもプロジェクション溶接により簡単に作ることが
できるプレス製の羽根車を提供するにある。
本考案によれば、各ブレード間には出口面積を小さくす
るための調整板が設けられ、その調整板はブレードの形
状に沿って設けられ、ブレード入口端部ではブレードに
ほぼ直角に内方に延在しており、かつその調整板は主板
に沿って設げら八かつその半径方向内方が羽根車ボス部
の外周に接している。
るための調整板が設けられ、その調整板はブレードの形
状に沿って設けられ、ブレード入口端部ではブレードに
ほぼ直角に内方に延在しており、かつその調整板は主板
に沿って設げら八かつその半径方向内方が羽根車ボス部
の外周に接している。
したがってブレードはその出口巾を打抜き加工ができる
程度とし、隣接するブレード間に出口面積を小さくする
調整板を取付けることによって所定の出口巾すなわち出
口面積を小さくできる。
程度とし、隣接するブレード間に出口面積を小さくする
調整板を取付けることによって所定の出口巾すなわち出
口面積を小さくできる。
この調整板は板厚の異るものをあらかじめ適数組準備し
ておけば、出口面積を任意に選定できる。
ておけば、出口面積を任意に選定できる。
また調整板は主板に沿ってブレードの入口端部よりも内
方に延在し、かつ羽根車ボス部の外周１で拡がっている
ので、液の流れがスムーズであり、ポケット等がなく、
効率上極めて好ましい。
方に延在し、かつ羽根車ボス部の外周１で拡がっている
ので、液の流れがスムーズであり、ポケット等がなく、
効率上極めて好ましい。
以下本考案の一実施例を第３図および第４図について説
明する。
明する。
図において１はブレード、２は側板、３は主板で、これ
らはプレス成形されるとともに互いにプロジェクション
溶接されている。
らはプレス成形されるとともに互いにプロジェクション
溶接されている。
ブレード１は、その出口部の巾Ｈ２が、プレス打抜き加
工、プロジェクション溶接に問題のない所定の巾とされ
、要求されるポンプの出口部Ｗより相当大きくされてい
る。
工、プロジェクション溶接に問題のない所定の巾とされ
、要求されるポンプの出口部Ｗより相当大きくされてい
る。
そして各ブレード１０間には要求される出口部を規定す
る調整板５が設げら汰この調整板５は主板３にプロジェ
クション溶接等により固着されている。
る調整板５が設げら汰この調整板５は主板３にプロジェ
クション溶接等により固着されている。
そしてその輪郭が線５ａで示されるように、調整板５は
ブレードの形状に沿って設けられており、ブレード人口
端部ではブレード板にほぼ直角に内方に延在しＣおり、
さらにその調整板の半径方向内方が羽根車ボス部の外周
に接している。
ブレードの形状に沿って設けられており、ブレード人口
端部ではブレード板にほぼ直角に内方に延在しＣおり、
さらにその調整板の半径方向内方が羽根車ボス部の外周
に接している。
要求される出口部をＷ１ブレード１の出口側の巾をＨｌ
とした場合、調整板５の厚さは、ｔ−＝Ｈ２−ｗとして
求められる。
とした場合、調整板５の厚さは、ｔ−＝Ｈ２−ｗとして
求められる。
逆に調整板５の板厚ｔを種々変えることにより、出口中
Ｗ１即ち出口面積を種々変えることができる。
Ｗ１即ち出口面積を種々変えることができる。
以上説明したように、本考案による羽根車は、ブレード
が一定の高さを有し、各ブレード間に調整板が設けられ
、この調整板により出口部が規定されているので、ブレ
ードの打抜き加工やプロジェクション溶接が不都合なく
好適に行われ、又調整板はブレードの形状に沿っており
、ブレード人口端部でブレード板にほぼ直角に内方に延
在しているので、調整板を主板に予め固着することによ
り、ブレードのプロジェクション溶接の際その位置決め
を正確にすることができる。
が一定の高さを有し、各ブレード間に調整板が設けられ
、この調整板により出口部が規定されているので、ブレ
ードの打抜き加工やプロジェクション溶接が不都合なく
好適に行われ、又調整板はブレードの形状に沿っており
、ブレード人口端部でブレード板にほぼ直角に内方に延
在しているので、調整板を主板に予め固着することによ
り、ブレードのプロジェクション溶接の際その位置決め
を正確にすることができる。
又調整板の半径方向内方が羽根車ボス部の外周に接して
いるので流体の流れに対して抵抗とならない。
いるので流体の流れに対して抵抗とならない。
第１図イ、口はそれぞれ従来の羽根車の一部正面図およ
び断面図、第２図は第１図のブレードの展開図、第３図
イ、口はそれぞれ本考案による羽根車の一実施例を示す
一部正面図および断面図、第４図は第３図のブレードの
展開図である。 １・・・・・・ブレード、２・・・・・・側板、３・・
・・・・主板、５・・・・・・調整板。
び断面図、第２図は第１図のブレードの展開図、第３図
イ、口はそれぞれ本考案による羽根車の一実施例を示す
一部正面図および断面図、第４図は第３図のブレードの
展開図である。 １・・・・・・ブレード、２・・・・・・側板、３・・
・・・・主板、５・・・・・・調整板。
Claims (1)
- プレス成形されかつ溶接された主板と側板とフレードと
を有する出口面積の小さいポンプの羽根車において各ブ
レード間には出口面積を小さくするための調整板が設け
られ、その調整板はブレードの形状に沿って設けられ、
ブレード人口端部ではブレードにほぼ直角に内方に延在
しており、かつその調整板は主板に沿って設ゆられ、か
つその半径方向内方が羽根車ボス部の外周に接している
ことを特徴とする羽根車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5884179U JPS5928151Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5884179U JPS5928151Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 羽根車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158298U JPS55158298U (ja) | 1980-11-13 |
| JPS5928151Y2 true JPS5928151Y2 (ja) | 1984-08-14 |
Family
ID=29292864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5884179U Expired JPS5928151Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928151Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-04 JP JP5884179U patent/JPS5928151Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158298U (ja) | 1980-11-13 |
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