JPS5928115Y2 - エヤクリ＿ナの吸入口 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内燃機関に用いるエヤクリーナの吸入口の
改良に関する。

内燃機関は、吸入管の先にエヤクリーナを設けて、清浄
空気を吸入する。

そして、エヤクリーナの吸入口は、吸入音を減衰させる
ため細長くする。

この吸入口は鋼板でプレス成形することもあるが、弾性
体で成形した方が安価につく。

しかし、振動で振れる不都合がある。

又、オートバイのように、エヤクリーナを装着する場所
が狭い場合、吸入口が長く突出していては、装着に具合
が悪い。

この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、以下図面
に示す本考案の実施例について説明する。

吸入管１は、弾性材で型成形するもので、尾端を略直角
に曲げて作成する。

そして、尾端の両側と入口近くの一側に係止突起２を吸
入管１と一体的に付設する。

尚、吸入管１には、空気流れの方向を一定にするリプ３
が設けである。

一方、クリーナボックス４は、上部−側に吸入口５を突
設し、係止突起２の入る孔６を設ける。

７は出口孔である。

吸入管１は尾端を、クリーナボックス４の吸入口５に差
込む。

そして、係止突起２を、クリーナボックス４の名札６に
抑圧挿入する。

作用について説明する。

吸入管１は、合成樹脂等の弾性材を用い型成形できるの
で、係止突起２も一体的にでき、安価にできる。

そして、クリーナボックス４の吸入口５及び孔６に吸入
管１の尾端及び係止突起２を各々差込むだけであるので
、組立が簡単で弾力で止って抜けない。

しかも、吸入管１０入口付近も係止突起２で止められる
ので、振動で振れることも少い。

又、吸入管１は尾端近くで曲げて、クリーナボックス４
の外壁に沿わせであるので、外形寸法を小さくコンパク
トにできる。

以上説明したように、この考案は、弾性材で尾端が略直
角に曲った吸入管を設け、尾端と入口近くの一側に係止
突起を吸入管に一体的に付設し、クリーナボックスの上
部−側に吸入口を突設し、吸入管の尾端を吸入口に嵌合
させ、各係止突起をクリーナボックスに設けた孔に押圧
して連結したので、吸入管は安価に弾性材で型成形でき
、差込むだけであるので、組立も簡単で安価になる。

そして、吸入管は、クリーナボックスの壁に沿って配置
されコンパクトに小型にでき、入口付近も係止突起で止
められているので、振動で振れるようなこともない。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は平面図、第２図
は第１図Ａ−Ａ矢視縦断面図、第３図は第２図Ｃ−Ｃ矢
視横断面図、第４図は第２図Ｃ−Ｃ矢視横断面図である
。 １・・・・・・吸入管、２・・・・・・係止突起、４・
・・・・・クリーナボックス、 ５・・・・・・吸入口、 ６・・・・・・孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 弾性材で尾端が略直角に曲った吸入管を設け、尾端と入
   口近くの一側に係止突起を吸入管に一体的に付設し、ク
   リーナボックスの上部−側に吸入口を突設し、吸入管の
   尾端を吸入口に嵌合させ、各係止突起をクリーナボック
   スに設けた孔に押圧して連結したことを特徴とするエヤ
   クリーナの吸入口。