JPS592782B2 - デイ−ゼル機関のシリンダカバ−等の冷却構造 - Google Patents
デイ−ゼル機関のシリンダカバ−等の冷却構造Info
- Publication number
- JPS592782B2 JPS592782B2 JP12557981A JP12557981A JPS592782B2 JP S592782 B2 JPS592782 B2 JP S592782B2 JP 12557981 A JP12557981 A JP 12557981A JP 12557981 A JP12557981 A JP 12557981A JP S592782 B2 JPS592782 B2 JP S592782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- temperature cooling
- low
- cylinder cover
- exhaust valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/40—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling cylinder heads with means for directing, guiding, or distributing liquid stream
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は舶用主機関等の大型ディーゼル機関の冷却構造
に関する。
に関する。
ディーゼル機関の燃焼室関係の冷却は機関の耐用度から
見て極めて重要な課題であるが、一方特に最近は船全体
で如何に熱効率を高めるか、あるいけ如何に機関の作動
特性をよくするか等の観点から冷却水は唯単に機関を冷
却するということだけでなく、機関の廃熱を有効に利用
する、あるいは機関の作動性能を高めるために、冷却水
温度の高温化ということが行なわれるようになってきて
いる。
見て極めて重要な課題であるが、一方特に最近は船全体
で如何に熱効率を高めるか、あるいけ如何に機関の作動
特性をよくするか等の観点から冷却水は唯単に機関を冷
却するということだけでなく、機関の廃熱を有効に利用
する、あるいは機関の作動性能を高めるために、冷却水
温度の高温化ということが行なわれるようになってきて
いる。
すなわち従来の燃焼室関係のシリンダカバー・排気弁箱
の冷却システムでは、その冷却水出口温度は高々90℃
であった。
の冷却システムでは、その冷却水出口温度は高々90℃
であった。
この廃熱は温水用の加熱、居住区の暖房等に利用されて
いた。
いた。
しかしながらこの冷却水を加圧し、出口温度を100℃
以上にすると、この廃熱は低圧蒸気発生熱交換器に導入
でき、ターボ発電機の駆動源となり得る。
以上にすると、この廃熱は低圧蒸気発生熱交換器に導入
でき、ターボ発電機の駆動源となり得る。
一方出口温度が100℃以上に上昇すると、シリンダカ
バー・排気弁箱の表面温度は高くなり機関室が高温とな
る。
バー・排気弁箱の表面温度は高くなり機関室が高温とな
る。
このため断熱材にてシリンダカバー・排気弁箱等を覆い
、機関室の温度上昇あるいは作業者のやけどの防止をは
かる必要がある。
、機関室の温度上昇あるいは作業者のやけどの防止をは
かる必要がある。
これは逆に保守整備を困難としている。
そこで本発明ではこれら構成部材の高温となる部分をと
りまく高温冷却水系と、この高温冷却水系の敷設された
部分をとりまく低温冷却水系の高低2段の冷却水系とし
て、この低温冷却水系に前記の断熱材の役目をさせ前記
のような従来の問題点を解決し、機関廃熱の利用度を高
めうるようにした。
りまく高温冷却水系と、この高温冷却水系の敷設された
部分をとりまく低温冷却水系の高低2段の冷却水系とし
て、この低温冷却水系に前記の断熱材の役目をさせ前記
のような従来の問題点を解決し、機関廃熱の利用度を高
めうるようにした。
以下図により説明する。
第1図は排気弁箱をもたないシリンダカバーとそれら関
連部分を含めた縦断面図である。
連部分を含めた縦断面図である。
25はピストン、26はシリンダライナー、3がシリン
ダカバー、27は燃料噴射弁、28はシリンダジャケッ
トである。
ダカバー、27は燃料噴射弁、28はシリンダジャケッ
トである。
1は高温冷却水路で、シリンダカバー3の燃焼室壁3a
に近く設けられた冷却部分1aとカバー3の上部への流
出路1bとからなり、何れもカバー3の部材への孔あけ
により工作されている。
に近く設けられた冷却部分1aとカバー3の上部への流
出路1bとからなり、何れもカバー3の部材への孔あけ
により工作されている。
冷却部分1aは多数が放射状に設けられ、これはシリン
ダライナー26中の通路を通って高温冷却水の主管22
につながれる。
ダライナー26中の通路を通って高温冷却水の主管22
につながれる。
その出口はカバー3の上面の管寄せ的な溝23に入り出
口主管16につながれる。
口主管16につながれる。
2は低温冷却水路で燃焼室壁3aから離れてカバー3の
外側に近く斜めに多数の孔を放射状にあげることによっ
て設けられている。
外側に近く斜めに多数の孔を放射状にあげることによっ
て設けられている。
その入口は管寄せ19により管21を経て低源冷却水入
口主管17へ、出口は管寄せ20により出口主管11に
つながれる。
口主管17へ、出口は管寄せ20により出口主管11に
つながれる。
2連矢印は高温冷却水、1連矢印は低温冷却水を示す。
第2図は排気弁箱をもつシリンダカバー、排気弁等の関
係の縦断面を示す。
係の縦断面を示す。
5は排気弁、6は排気弁弁座、4は排気弁箱、3,25
,26等は第1図と同じ部分であり、矢印も同様である
。
,26等は第1図と同じ部分であり、矢印も同様である
。
高温冷却水路トは燃焼室3aに近く放射状に多数段けら
れ、管寄せ13を以て高温冷却水入口主管12へ、また
出口は管寄せ14を以て排気弁箱4の高温冷却水室15
への連結管29に連がれる。
れ、管寄せ13を以て高温冷却水入口主管12へ、また
出口は管寄せ14を以て排気弁箱4の高温冷却水室15
への連結管29に連がれる。
低温冷却水路2は高温冷却水路1の設けられた部分のま
わりに、つまりシリンダカバー3の外側に近く放射状に
多数穿たれ、入口は管寄せ8によシ低温冷却水主管7へ
、出口は管寄せ9により排気弁箱4の低温冷却水室10
に連結路31を通じて結ばれる。
わりに、つまりシリンダカバー3の外側に近く放射状に
多数穿たれ、入口は管寄せ8によシ低温冷却水主管7へ
、出口は管寄せ9により排気弁箱4の低温冷却水室10
に連結路31を通じて結ばれる。
排気弁箱4にはその排気路30を囲んで高温冷却水室1
5が、また高温冷却水室15を囲んで低温冷却水室10
があり、それらはそれぞれ前記のようにシリンダカバー
3から高温、低温の冷却水をうけ、これらを出口16.
Ifから流出させる。
5が、また高温冷却水室15を囲んで低温冷却水室10
があり、それらはそれぞれ前記のようにシリンダカバー
3から高温、低温の冷却水をうけ、これらを出口16.
Ifから流出させる。
第3図はこれら高温、低温冷却水の系統を示し、32は
高温冷却水による低圧蒸気ボイラ、33はその加圧ポン
プ、34は低温冷却水循環ポンプ、35は温水利用機器
、36は冷却器、3γはヘッドタンクである。
高温冷却水による低圧蒸気ボイラ、33はその加圧ポン
プ、34は低温冷却水循環ポンプ、35は温水利用機器
、36は冷却器、3γはヘッドタンクである。
このようにして本発明では前記のような諸口的のために
高温冷却水の温度を所要の値に選んでなお機関外面の温
度を防熱材を必要としない低温に保ち、また低温冷却水
は60℃程度として船内諸機器に利用することにより機
関の排熱を高度に利用しうるものである。
高温冷却水の温度を所要の値に選んでなお機関外面の温
度を防熱材を必要としない低温に保ち、また低温冷却水
は60℃程度として船内諸機器に利用することにより機
関の排熱を高度に利用しうるものである。
第1図は本発明の排気弁箱をもたない場合の、第2図は
排気弁箱をもつ場合のシリンダ頭関係の縦断面を示し、
第3図は本発明の場合の高温、低温冷却水の系統図であ
る。 1・・・高温冷却水路、2・・・低温冷却水路、3・・
・シリンダカバー、4・・・排気弁箱、5・・・排気弁
、6・・・排気弁弁座、10・・・低温冷却水室、15
・・・高温冷却水室、25・・・ピストン、30・・・
排気路。
排気弁箱をもつ場合のシリンダ頭関係の縦断面を示し、
第3図は本発明の場合の高温、低温冷却水の系統図であ
る。 1・・・高温冷却水路、2・・・低温冷却水路、3・・
・シリンダカバー、4・・・排気弁箱、5・・・排気弁
、6・・・排気弁弁座、10・・・低温冷却水室、15
・・・高温冷却水室、25・・・ピストン、30・・・
排気路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダカバ一部材内部に燃焼室壁に近く高温冷却
水路を、外側に近く低温冷却水路を設けたディーゼル機
関シリンダカバーの冷却構造。 2 シリンダカバ一部材内部に燃焼室壁に近く高温冷却
水路を、外側に近く低温冷却水路を設け、また排気弁箱
には排気路を囲んで高温冷却水室を、さらに高温冷却水
室を囲んで低温冷却水室を設け、シリンダカバーの高温
冷却水路と排気弁箱の高温冷却水室とを、またシリンダ
カバーの低温冷却水路と排気弁箱の低温冷却水室とをそ
れぞれ結び、高温冷却水、低温冷却水の入口をシリンダ
カバー側に、出口を排気弁箱側に設けたシリンダカバー
等の冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12557981A JPS592782B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | デイ−ゼル機関のシリンダカバ−等の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12557981A JPS592782B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | デイ−ゼル機関のシリンダカバ−等の冷却構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825551A JPS5825551A (ja) | 1983-02-15 |
JPS592782B2 true JPS592782B2 (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=14913670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12557981A Expired JPS592782B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | デイ−ゼル機関のシリンダカバ−等の冷却構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592782B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3730900B2 (ja) | 2001-11-02 | 2006-01-05 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
DE102016213252A1 (de) * | 2016-07-20 | 2018-01-25 | Man Diesel & Turbo Se | Brennkraftmaschine mit mindestens einem Zylinder, dessen Zylinderlaufbuchse über ein flüssiges Kühlmittel kühlbar ist |
-
1981
- 1981-08-10 JP JP12557981A patent/JPS592782B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5825551A (ja) | 1983-02-15 |
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