JPS5927765Y2 - スライドフアスナ− - Google Patents
スライドフアスナ−Info
- Publication number
- JPS5927765Y2 JPS5927765Y2 JP1977063378U JP6337877U JPS5927765Y2 JP S5927765 Y2 JPS5927765 Y2 JP S5927765Y2 JP 1977063378 U JP1977063378 U JP 1977063378U JP 6337877 U JP6337877 U JP 6337877U JP S5927765 Y2 JPS5927765 Y2 JP S5927765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- rises
- slide fastener
- curves
- covering band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、横断面がコ字状を威し、脚部の末端部に脚
部の上面より凹曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁に続い
て凸曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁を形成している隆
起部を有するエレメント、及びエレメント被覆帯を備え
たスライドファスナーに関するもので、その目的は、エ
レメント被覆帯のめくりあがるのを確実に防止できて、
スライダーの摺動を長期に亙り円滑に保持できるスライ
ドファスナーを提供することにある。
部の上面より凹曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁に続い
て凸曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁を形成している隆
起部を有するエレメント、及びエレメント被覆帯を備え
たスライドファスナーに関するもので、その目的は、エ
レメント被覆帯のめくりあがるのを確実に防止できて、
スライダーの摺動を長期に亙り円滑に保持できるスライ
ドファスナーを提供することにある。
周知のように、この種のスライドファスナーに付着する
エレメント被覆帯は、エレメントのテープに対する付着
強度を高め、強固な噛合状態が得られると共に、エレメ
ントを外部より保護するためのものである。
エレメント被覆帯は、エレメントのテープに対する付着
強度を高め、強固な噛合状態が得られると共に、エレメ
ントを外部より保護するためのものである。
ところが従来のものは、エレメント被覆帯におけるエレ
メント脚端部を覆う側縁部がスライダーの摺動によって
汚れ、摩耗し易い欠点があり、そこでエレメント脚部の
末端部に隆起部が設けられた。
メント脚端部を覆う側縁部がスライダーの摺動によって
汚れ、摩耗し易い欠点があり、そこでエレメント脚部の
末端部に隆起部が設けられた。
しかし隆起部は製造上から、脚部の上面より凹曲状に彎
曲して立ち上がる円弧壁に続いて凸曲状に彎曲して立ち
上がる円弧壁を形成しているもので、これにエレメント
被覆帯の側縁部が隣接していると使用中に該側縁部がめ
くり上がって仕舞い、却ってスライダーの円滑性を損な
う結果を招くものであった。
曲して立ち上がる円弧壁に続いて凸曲状に彎曲して立ち
上がる円弧壁を形成しているもので、これにエレメント
被覆帯の側縁部が隣接していると使用中に該側縁部がめ
くり上がって仕舞い、却ってスライダーの円滑性を損な
う結果を招くものであった。
この考案は以上の欠点を解決するために開発したもので
、以下に本考案を実施例に従って説明する。
、以下に本考案を実施例に従って説明する。
第1図と第2図に示す如く、スライドファスナーを構成
するニレメン)eは、横断面コ字状を威し例えば合成樹
脂製モノフィラメントをジグザグ状に折曲形成したもの
で、そのニレメン)eの脚部1の末端部に脚部上面より
凹曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁R1に続いて凸曲状
に彎曲して立ち上がる円弧壁R2を形成している隆起部
2を備えたもので、該ニレメン)eをテープtと一側縁
に縫着して左右のファスナーストリンガ−f、fを構成
し、且つエレメントe上にエレメント被覆帯5を付着し
た構造は従来のものと同様であるが、本考案は第2図及
び第3図によって明示される如く、例えば織編製で2つ
のウエールを平行して形成しているエレメント被覆帯5
を、前記隆起部2より滑止部6を介在して噛合頭部3に
至る間に付着したもので、滑止部6は、隆起部2の脚部
上面からの弧状立ち上がり壁R1,R2より所定の距離
間の間隔4と、該間隔4中の脚部分に掛止したエレメン
ト縫着糸8とで形成されるもので、該エレメント縫着糸
8はエレメント被覆帯5に接した状態でエレメント脚部
に掛止している。
するニレメン)eは、横断面コ字状を威し例えば合成樹
脂製モノフィラメントをジグザグ状に折曲形成したもの
で、そのニレメン)eの脚部1の末端部に脚部上面より
凹曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁R1に続いて凸曲状
に彎曲して立ち上がる円弧壁R2を形成している隆起部
2を備えたもので、該ニレメン)eをテープtと一側縁
に縫着して左右のファスナーストリンガ−f、fを構成
し、且つエレメントe上にエレメント被覆帯5を付着し
た構造は従来のものと同様であるが、本考案は第2図及
び第3図によって明示される如く、例えば織編製で2つ
のウエールを平行して形成しているエレメント被覆帯5
を、前記隆起部2より滑止部6を介在して噛合頭部3に
至る間に付着したもので、滑止部6は、隆起部2の脚部
上面からの弧状立ち上がり壁R1,R2より所定の距離
間の間隔4と、該間隔4中の脚部分に掛止したエレメン
ト縫着糸8とで形成されるもので、該エレメント縫着糸
8はエレメント被覆帯5に接した状態でエレメント脚部
に掛止している。
尚、エレメントeは二本の針と一個のルーバーを有する
二重環縫いミシンでエレメント被覆帯5と一緒にテープ
tに縫着してあり、前記エレメント縫着糸8とは別のエ
レメント縫着糸7はエレメント被覆帯5の両つエール間
の溝に位置して該被覆帯5をニレメン)eと共にテープ
tに縫い付けているものである。
二重環縫いミシンでエレメント被覆帯5と一緒にテープ
tに縫着してあり、前記エレメント縫着糸8とは別のエ
レメント縫着糸7はエレメント被覆帯5の両つエール間
の溝に位置して該被覆帯5をニレメン)eと共にテープ
tに縫い付けているものである。
また第2図中のSはスライダーを示している。
次に第3図に示す実施例は、エレメント被覆帯5側のエ
レメント縫着糸7と、滑止部6のエレメント縫着糸8と
を夫々本縫い構造にして、エレメントeの表裏両面に、
エレメント被覆帯5,5を付着したものである。
レメント縫着糸7と、滑止部6のエレメント縫着糸8と
を夫々本縫い構造にして、エレメントeの表裏両面に、
エレメント被覆帯5,5を付着したものである。
尚、第2図に示す例及び第3図に示す例にも、図示の如
く脚部1の長手方向中間部を凹んだ山形に形成しておく
ことが望ましい。
く脚部1の長手方向中間部を凹んだ山形に形成しておく
ことが望ましい。
以上のように、この考案によるスライドファスナーは、
横断面コ字状をなし脚部の末端部に脚部上面より凹曲状
に彎曲して立ち上がる円弧壁に続いて凸曲状に彎曲して
立ち上がる円弧壁を形成している隆起部を有するエレメ
ント上に、エレメント被覆帯を前記隆起部よりあけた間
隔と該間隔中に掛止したエレメント縫着糸より成る滑止
部を介在して付着しているので、隆起部が脚部上面より
凹曲状に彎曲した円弧壁に続いて立ち上がっていても、
エレメント被覆帯は滑止部のエレメント縫着糸によって
隆起部の方への摺れ動きが阻止されると同時に、該隆起
部とニレメンl−被覆帯の側縁部との間にエレメント縫
着糸による間隔を常時確保できるので、エレメント被覆
帯の側縁部が隆起部上に乗りあがるのを防止できる。
横断面コ字状をなし脚部の末端部に脚部上面より凹曲状
に彎曲して立ち上がる円弧壁に続いて凸曲状に彎曲して
立ち上がる円弧壁を形成している隆起部を有するエレメ
ント上に、エレメント被覆帯を前記隆起部よりあけた間
隔と該間隔中に掛止したエレメント縫着糸より成る滑止
部を介在して付着しているので、隆起部が脚部上面より
凹曲状に彎曲した円弧壁に続いて立ち上がっていても、
エレメント被覆帯は滑止部のエレメント縫着糸によって
隆起部の方への摺れ動きが阻止されると同時に、該隆起
部とニレメンl−被覆帯の側縁部との間にエレメント縫
着糸による間隔を常時確保できるので、エレメント被覆
帯の側縁部が隆起部上に乗りあがるのを防止できる。
従ってエレメント被覆帯の本来の目的であるエレメント
のテープへの付着強度を確実に保持されるし、また、使
用中にエレメント被覆帯がめくり上がることが無いので
、スライダーと摺れることかなく、従って汚れたり摩耗
されず、且つスライダーを円滑に摺動され、ファスナー
の機能を長期にわたって充分に発揮できるものである。
のテープへの付着強度を確実に保持されるし、また、使
用中にエレメント被覆帯がめくり上がることが無いので
、スライダーと摺れることかなく、従って汚れたり摩耗
されず、且つスライダーを円滑に摺動され、ファスナー
の機能を長期にわたって充分に発揮できるものである。
第1図はこの考案によるスライドファスナーの一部を示
す正面図、第2図は第1図A−A線矢視の断面図、第3
図はこの考案による他の実施例のファスナーストリンガ
−を示す断面図である。 f・・・・・・ファスナーストリンガ−1e・・・・・
・エレメント、1・・・・・・脚部、2・・・・・・隆
起部、3・・・・・・噛合頭部、4・・・・・・間隔、
5・・・・・・エレメント被覆帯、6・・・・・・滑止
部、7.8・・・・・・ニレメン上縫着糸、t・・・・
・・テープ、R1・・・・・・凹曲状に彎曲して立ち上
がる円弧壁、R2・・・・・・凸曲状に彎曲して立ち上
がる円弧壁。
す正面図、第2図は第1図A−A線矢視の断面図、第3
図はこの考案による他の実施例のファスナーストリンガ
−を示す断面図である。 f・・・・・・ファスナーストリンガ−1e・・・・・
・エレメント、1・・・・・・脚部、2・・・・・・隆
起部、3・・・・・・噛合頭部、4・・・・・・間隔、
5・・・・・・エレメント被覆帯、6・・・・・・滑止
部、7.8・・・・・・ニレメン上縫着糸、t・・・・
・・テープ、R1・・・・・・凹曲状に彎曲して立ち上
がる円弧壁、R2・・・・・・凸曲状に彎曲して立ち上
がる円弧壁。
Claims (1)
- 横断面がコ字状を威し、脚部1の末端部に脚部1の上面
より凹曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁R1に続いて凸
曲状に彎曲して立ち上がる円弧壁R2を形成している隆
起部2を有するエレメントe上に、エレメント被覆帯5
を前記隆起部2の円弧壁R1,R2から間隔4をあけて
位置させていると共に、該間隔4にエレメント縫着糸8
を掛止してなる滑止部6を介在して付着しであることを
特徴とするスライドファスナー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977063378U JPS5927765Y2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | スライドフアスナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977063378U JPS5927765Y2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | スライドフアスナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53158412U JPS53158412U (ja) | 1978-12-12 |
JPS5927765Y2 true JPS5927765Y2 (ja) | 1984-08-11 |
Family
ID=28966502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977063378U Expired JPS5927765Y2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | スライドフアスナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927765Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010019779A1 (de) | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Ykk Corp. | Reißverschluß |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937966A (ja) * | 1972-08-15 | 1974-04-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325609Y2 (ja) * | 1971-08-20 | 1978-06-30 | ||
JPS5245364Y2 (ja) * | 1971-10-08 | 1977-10-15 |
-
1977
- 1977-05-18 JP JP1977063378U patent/JPS5927765Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937966A (ja) * | 1972-08-15 | 1974-04-09 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010019779A1 (de) | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Ykk Corp. | Reißverschluß |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53158412U (ja) | 1978-12-12 |
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