JPS5927503Y2 - ダイアル式番号錠の安全装置 - Google Patents

ダイアル式番号錠の安全装置

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Publication number
JPS5927503Y2
JPS5927503Y2 JP13087081U JP13087081U JPS5927503Y2 JP S5927503 Y2 JPS5927503 Y2 JP S5927503Y2 JP 13087081 U JP13087081 U JP 13087081U JP 13087081 U JP13087081 U JP 13087081U JP S5927503 Y2 JPS5927503 Y2 JP S5927503Y2
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JP
Japan
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unlocking
board
lock
dial
rotating shaft
Prior art date
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JP13087081U
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JPS5837357U (ja
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煕穆 韓
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金庫、書庫等に設置されるダイアル式番号錠の
安全装置に関する。
従来のかかる錠において開錠番号によらないで開錠する
方法として、各開錠盤相互の番号を一個づつ組合せてで
きるすべての番号群の個数を求めることで開錠する方法
があるが、この場合、100個の個数を有する開錠盤を
4枚備えた錠では個数は1004すなわち1億個となり
、開錠確率(以下単に確率と称す)は1億分の1になり
、また開錠盤が3枚の錠ではそれらは1003すなわち
100万個となり、確率は100万分の1になる。
また別の方法として1枚の開錠盤の開錠番号を探知し、
残りの各開錠盤に対して上記と同様にしてできた番号群
の各個に、上記探知した番号を組合せた個数を求めよう
とすると、開錠盤が4枚の錠の個数は1003×1すな
わち100万個であって確率は100万分の1になり、
3枚の錠の個数は1002×1すなわち1万個であって
確率は1万分の1になる。
従って100万分の1の確率が保安上安全圏内にあると
すると、開錠盤が3枚の錠はこの第二の方法によって安
全圏外になるおそれがあった。
このため開錠盤を4枚用いたとしても、第一の方法によ
る1億分の1の確率が第二の方法によって100万分の
1に増大することになるうえ、3枚の錠より開錠段階が
一つ多いため開錠番号の記憶と開錠操作がその分一層煩
雑となる欠点があった。
そしてハンドルを回動して開錠杆を開錠盤に当接させた
ままダイアルを一回以上回転した後進方向に回転させる
ように、ダイアルの取付けられる回転軸に固定された開
錠盤と開錠杆との摩擦による感覚を得て極めて容易に、
また錠によってはダイアルを逆方向に一回転させると直
ちに、開錠盤の開錠番号を探知することができ、この結
果大多数の錠は各開錠盤に対して技術的にこのような感
覚を得て不法な開錠が可能であった。
本考案の目的はこれらの欠点を除去したダイアル式番号
錠の安全装置を提供することである。
次に本考案を図示実施例について説明する。
周縁に開錠溝1をもちかつ側面上に突起2をもった数枚
の開錠盤3はそれらのうち一枚が管軸4内に挿入された
回転軸5の一端に固定され、残りの開錠盤3は管軸4に
貫挿されている。
ダイアル7は金庫17の扉6の外面で回転軸5の他端に
固定され、開錠杆8は上側開閉棒9に取付けられ、この
開閉棒9と下側開閉棒10とは互いに連動できるように
バンドル11に連結されている。
周縁に滑りを防ぐ凹凸部12を形成した抑止盤13は最
も内側の開錠盤3又は回転軸5に固定され、スプリング
14で押圧される抑止片15をもった胴体16は抑止盤
13の直下にある下側開閉棒10の上部に設けられてい
る。
開錠状態において、抑止片15の端から抑止盤13の周
縁までの間隔D1は開錠杆8の端から開錠盤3の周縁ま
での間隔D2よりも小さいが同じにされている。
換言すると、間隔D1は間隔D2よりも大きくならない
ように設定されている。
バンドル11を操作した場合には、抑止片15と開錠杆
8とはそれぞれ同時に同じ距離にわたって昇降する。
従って第4図に示すように、開錠杆8が開錠盤3と当接
する前又はそれと同時に、抑止片15は抑止盤13の凹
凸部12と係合するから、抑止盤13と共に開錠盤3の
回転が抑止される。
このため開錠杆8と開錠盤3との摩擦による感覚は得ら
れなくなって前述した番号の探知はできなく前記第二の
方法による探知もできないから、開錠盤が3枚の錠は1
00分の1の確率に安定される点と、この3枚の錠を用
いることで開錠番号の記憶の負担を軽くしかつ開錠操作
が簡便迅速になる点と、また開錠盤が4枚の錠を使用す
れば確率が1億分の1に安定される点と、併せて技術的
に行ない得る不法な開錠を防止する点等の利点が得られ
る。
開錠番号による開錠操作時では、開錠盤3の回転はバン
ドル11の回動前に行なわれるがら抑止盤13は開錠の
支障とはならない。
また第3図に示すように、ダイアル7の操作により各開
錠盤3の開錠溝1が整合し、これらに開錠杆8が嵌合し
て開錠が行なわれる場合、抑止片15も抑止盤13に係
合するが、この際には抑止片15はスプリング14を押
圧して胴体16内に引込むため、開錠杆8だけが必要な
間隔まで下降することができ、開錠を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された金庫の正面図、第2図は本
考案の一実施例の正面図、第3図はその縦断面図、第4
図は抑止片が抑止盤に係合した状態を示す側面図、さら
に第5図はその抑止片の縦断面図である。 図中、1・・・・・・開錠溝、2・・・・・・突起、3
・・・・・・開錠盤、4・・・・・・管軸、5・・・・
・・回転軸、6・・・・・・扉、7・・・・・・ダイア
ル、8・・・・・・開錠杆、9・・・・・・上側開閉棒
、10・・・・・・下側開閉棒、11・・・・・・バン
ドル、12・・・・・・凹凸部、13・・・・・・抑止
盤、14・・・・・・スプリング、15・・・・・・抑
止片、16・・・・・・胴体、17・・・・・・金庫、
DI、D2・・・・・・間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁に開錠溝1をもちかつ側面上に突起2をもった数枚
    の開錠盤3のうち一枚を、管軸4内に挿入された回転軸
    5の一端に固定し、残りの開錠盤3を管軸4に貫挿し、
    回転軸5の他端にダイアル7を固定し、開錠杆8を備え
    た上側開閉棒9と下側開閉棒10とを互いに連動できる
    ようにハンドル11に連結したダイアル式番号錠におい
    て、周縁に滑りを防ぐ凹凸部12を形成した抑止盤13
    を最も内側の開錠盤3又は回転軸5に固定し、スプリン
    グ14で押圧された抑止片15をもった胴体16を抑止
    盤13の直下にある下側開閉棒10の上部に設け、開錠
    状態において、抑止片15の端から抑止盤13の周縁ま
    での間隔D1を、開錠杆8の端から開錠盤3の周縁まで
    の間隔D2よりも小さいかそれと同じに設定したことを
    特徴とするダイアル式番号錠の安全装置。
JP13087081U 1981-09-04 1981-09-04 ダイアル式番号錠の安全装置 Expired JPS5927503Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13087081U JPS5927503Y2 (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ダイアル式番号錠の安全装置

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JP13087081U JPS5927503Y2 (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ダイアル式番号錠の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837357U JPS5837357U (ja) 1983-03-11
JPS5927503Y2 true JPS5927503Y2 (ja) 1984-08-09

Family

ID=29924474

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JP13087081U Expired JPS5927503Y2 (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ダイアル式番号錠の安全装置

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JPS5837357U (ja) 1983-03-11

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