JPS5926702A - 連珠形像伝レンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は連珠形像伝レンズに関するものである。

従来、人が立入ることの困剣ｔな箇所を視る場合は、光
を電気信号に変換し、ブラウン管で再生するテレビカメ
ラシステムなどで遠隔でσ）画像を得たり、又極細の光
学繊維を数万不束ね、各々が送る画素の集積等により複
雑領域での画像を得ている。

前者は使用環境により電磁障害を受け、小型化が困難で
ある。又後者も高価な上に画素の稠密化による画像であ
るから、解像力ｖｃＩ＆れない等の問題点がある。

不発明は前記の問題点を解消することを目的とするもの
でその要旨とするところは次のとおりである。

即ち、本発明は所望の光学常数を有する無色透明で、か
つ均質な光学ガラス等から成る複数個の球形レンズｔ、
管状の可撓性鏡胴内に連続して収容した連珠形像伝レン
ズである。

ｉ１図は本発明に係る連珠形像伝レンズの一実施例を示
したもので、図中１は無色透明でかつ均質す光学ガラス
の球形レンズ゛、２は該球形レンズ１を複数個連続して
収容した管状の可撓性鏡胴で、１Ｂは第１球形レンズ、
１ｂは第２球形レンズ、１ｚは最終球形レンズである。

通常幾何光学においては、厚いレンズの場合、光軸上の
左右物見間の無限遠σ）点光源からくる平行光線が同レ
ンズに入射すると、主要点で屈折された光線は右方像空
間の光軸上の焦点を通過し、左方像空間σ）焦点を通過
し入射された光線は屈折後光軸と平行に出射され、又物
空間の節点に入射する光ａは像壁間σ）節点から平行に
出射するとされている。

同様に球形レンズにおいても以上の関係が成立し、この
時前面の曲率半径と後面の曲率半径が等しい球形レンズ
の場合は主要点、節点が球心に−ｉＬ、厚いレンズにお
ける前面の曲率半径の中心と後面の曲率半径の中心を結
ぶ１つの光軸に対し球形レンズでは球心に対して全方向
の光軸が考え′らｆｌ、る。

次に、第３図及び第４図について不発明の家伝状態を説
明する。

第３図は球形レンズｌａ〜ｌｚが直線状になっている場
合の家伝状態ビ示し、第４図ぼ第３図の第２球形レンズ
１ｂ以下の球形レンズが（１９″だけ変位した家伝状８
を示す。

一般に共軸光学のレンズ設計においては、光軸に対する
近軸、輪帯、周辺の各光線の屈折率の違いによる球面収
差や像の歪曲、斜め光線等によるコマ、非点収差、像面
の彎曲等ザイデルの５収差及び軸上色収差、倍率の色収
差ほか諸収差の補正に最大σ）努力が傾注され、１ｌｌ
Ｊ成する各個のレンズの光軸は正確に一直線上に合致さ
れていなげればならないとされてきた。

しかして本発明は球形レンズを複数個連設させることに
より、第３図に示す第１球形レンズｌミル最終球形レン
ズｌｚが直線状の場合、入射する光線は＠１球形レレン
ズ　ａ　ＶＣ’ｌゾいて屈折され、第２球形レンズ１ｂ
以下の球形レンズにおいて屈折を繰り返し最終球形レン
ズ１ｚにより結像され、遠隔からの家伝が得られる。

又第４図に示す第２球形レンズ１ｂ以下の球形レンズを
変位した場合は厚いレンズにおける１つの光軸に対し球
形レンズが有する球心に対する全方向の光軸性からほぼ
０°だけ移動した画像となり、これを繰返えすことによ
り複雑領域からの家伝も可能となり、人が立入ることの
困難な箇所を視ることができる。一方この様に構成する
ことは、レンズ設計時におけるレンズ前後面の曲率半径
を変化させるベンディングやレンズの厚さ、間隔等の変
化する莫大な要素ビ割愛することができ又、種々の光学
常数を有した光学ガラスを使用することで諸収差の補正
がしやす（なるばかりでなく、球形におけるところの、
機械的強度ヤ生産性ｖｃｔｌＥれ、又、ブラウン管や光
学繊維における有限的な画素の平面的な稠密画像と異な
り、レンズによる無限的な画素による画像であるため、
三次元的な奥行を有する物体の立体的な解像に効果を発
揮する等の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明に係る連珠形家伝レンズの一実施例を示
す平面図、第２図は縦断正面図、第３図及び第４図は家
伝状態を示す図である。 ｌａ〜ｌｚ・・・球形レンズ、２・・・可撓性鏡胴特許
出願人　梅　原　　　　聰

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所望の光学常数に有する無色透明で、かつ均質な光学ガ
   ラス等から成る複数個の球形レンズを、管状の可撓性鏡
   胴内に連続して収容したことを特徴とする連珠形像伝レ
   ンズ。