JPS5926591A - 抄紙機の多層ヘツドボツクス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多層ヘッドボックスの新規の改良した構造に
関する。

更にその詳細な態様について述べれば、本発明は、繊維
原料を懸濁させるかく乱素子を備える送り込み部材と、
送り込み部材の後に連結されたノズル室とを各が含む多
数のヘッドボックス素子を具備する新規の改良した多層
ヘッドボックスに関する。ヘッドボックス素子のノズル
室は、外側のリップまたはリップ部材と、ノズル室間に
位置する少なく共一つの中間のリップまたは９７７０部
材とによって区画または画定される。ノズル室の出口ス
ライスの寸法を調節するため、少なく共一部のリップは
調節可能または変位可能である。

例えばドイツ特許第８９９．８９６号によって知られる
ような一般的な形式の多層ヘッドボックスにあっては、
中間リップが、ノズル室内で回動できる舌状部材の形状
を有する。さらにまた、外側リップの一つも回動できる
ように配設される。

この種の先行技術によるヘッドボックスの場合、出口ス
ライスの寸法の精確な調節Ｊは、内側の中間リップを回
動することによるため、とくに、機械の全幅にわたると
予想されるリップの変形を考慮し且つ調節に必要とされ
る精度を考慮すると、非常な困難なくしては達成できな
い。更にまた既知のヘッドボックスの構造にあっては、
中間リップの調節が一つの出口スライスの寸法のみなら
ず、同時に他の出口スライスの寸法にも影響し、逆の場
合もあきらかである。中間リップによって互いに隔離さ
れた二つの出口スライスのねじりまたはひねりによる変
形およびそれに伴う寸法の変化のおそれがあるので、こ
のような回動自在の中間リップについては、その両側ま
たは両面に均等に荷重が加わる、即ち二つのノズル室に
作用する圧力が等しくなければならない。

従って、前記を念頭に置けば、本発明の主目的は、互い
に無関係な流量と圧力とを有する液状の繊維原料懸濁液
をノズル室に充満させ得る抄紙機の多層ヘッドボックス
の新規の改良した構造を提供することにある。

本発明の他の重要な目的は、ヘッドボックスが通常計画
され設計されるプライまたは層の枚数に比べて少ない枚
数のプライまたは層を含む紙を製造すべき場合に、ヘッ
ドボックス素子の一部分のみを使用できる抄紙機の多層
ヘッドボックスの新規の改良した構造の提供に指向され
る。

本発明のまた更に重要な目的は、この種ヘッドボックス
の出口スライスの寸法の精確な調節を口■能とする抄紙
機の多層ヘッドボックスの新規の改良した構造に指向さ
れる。

本発明の他の極めて重要な目的は、ヘッドボックスの隣
接する外側の出口スライスの寸法に影響することなくヘ
ッドボックスの一つの出口スライスの寸法を調節可能と
する抄紙機の多層ヘッドボックスの新規の改良した構造
に指向される。

ここで、説明が進むにつれて更に容易に明白となるこれ
らおよび更にまたの本発明の目的を満たすため、本開発
にかかる多層ヘッドボックスが、送り込み部材がほぼく
さび状の先細りの側壁を具備し且つ互いにほぼ平行に配
設された原料懸濁液のディストリビュータのまたは分配
用の流路または通路を備える、という特徴によって示さ
れる。

さらに、少なく共生間のリップまたは９７７０部材は、
送り込み部材間の側壁に沿って、分配用の流路内で、繊
維原料懸濁液の流れ方向に変位するように配役される。

前述の方法により、中間のリッツまたはリップ部側が、
簡単な調節または調節機構によって精確に調節できるフ
０レートまたはプレート部材の形状をとり得るような本
発明のヘッドボックスの簡単な構造が得られる。一つの
リップの調節は夕を側のスライスの一つ、即ちリッツ０
によって区切られる一つの寸法に影響するのみである。

さらに、中間のリップまたはリップ部材は、個々のノズ
ル室間のかなりの圧力差に耐えるよう、これを充分に剛
性を有するように設計し比つ充分厳密に案内することが
できる。

本発明による多層ヘッドボックスの好個な実施例におい
ては、外側のリップまたはリップ１１ｂ利もまた外側送
り込み部材のほぼ平らまたは平たんな側壁に沿って変位
するように配設される。従って、外側リップとそれに結
合した調節機構とは中間リップとほぼ同様に構成できる
ので、ヘッドボックスの設計の単純化が達成される。

なるべくなら、リップまたはリップ部材は平行な平たん
面によって区切られまたは画定されるプレートの形をそ
なえ得ることが望ましい。その結果として、薄板金また
は金属板から製作できる特に単純な設計のリップまたは
りツノ部材が得られる。

案内または案内部材は各リップに結合させることが望ま
しい。案内部材は関連の送り込み部材に固定されてリッ
プまたはリップ部材を構成する関連プレートの機械的な
案内または案内装置を形成する。リップを形成するプレ
ートの案内装置をほとんど平たんまたは平らな案内用ま
たは案内部材上に置くことにより送り込み部材をより簡
単に構成できるので、ヘッドボックスの設計のそれ以上
の単純化がもたらされる。

しかし、外側送り込み部材の外壁の領域に外側のリップ
またはリップ部材が回動自在に支えられ、出口スライス
の寸法を調節またはセットするために外側リップが回動
できるようなヘッドボックスの変更態様も考えられる。

ヘッドボックスの好適な設計においては、外側リップが
、外側リップと中間リッツとの間に形成された出口スラ
イスが互いにほぼ平行に延伸する表面によって区切られ
るようにたわめられまたは曲げられる外方に湾曲した終
端を含むことができる。このようにして、外側のリップ
またはリップ部材によって区切られる出口スライス内に
原料懸濁液の流れの改良した案内が得られる。

なるべくなら、送り込み部材が硬質材料で構成されるブ
ロックを備え、この種各ブロック内に分配用の流路また
は通路を構成する偵数のなるべく平行な孔を有すること
が望ましい。この柚の設計は共同譲渡された１９７８年
５月２日付付与の米国特許第４，０８７，３２１号から
こういうものとして知られ、著しい簡単さと剛性という
利点を有する。これに関しては、共同譲渡された１９７
８年５月１６日付付与の米国特許第４，０８９，７３９
号もまた重要である。

矢張り前述の米国特許第４，０８７，３２１号および同
第４，０８９，７３９号からも知られる段状の広がりま
たは広がり部分をブロック内に形成された分配用または
ディス）　ＩＪピユータの流路または通路に備えること
は著しく有利である。

さらにまた、中間のリップまたはリップ部材には、出口
スライスを超えて延伸するたわみ性のフォイルを備える
ことができる。

次の詳細な本発明の説明に考察を加えれば、本発明はよ
り良く理解され、前述された以外の諸口的があきらかと
なる。この説明を添付図面について行う。

ここで図面について説明するが、図面の表示を単純化し
ながら、本開発事項の基礎となる原理と概念とを容易に
理解するように、当業者の必要に応じて多層ヘッドボッ
クスの必要な構造のみが示されていることを理解すべき
である。ここでとくに第１図に注目する。同図は在来の
ツイン・ワイヤ式抄紙機用に適した、従ってすき網また
はふるい２を備えた二つのワイヤ・ローラまたはシリン
ダ１によって一般的に示されるだけの、ヘッドボックス
を断面で示す。ヘッドボックスは三つのヘッドボックス
素子を含み、その各がノズル室と共に、素材のＭ／ｌＡ
のための分配用またはディストリビュータの流路または
通路４を含む送り込み部材３を具備する。ヘッドボック
ス素子のノズル室５は外側のリップまたは９７７０部材
６と中間のリッツまたはリップ部材γとによって区切ら
れまたは画定される。図示の送り込み部材３は、かく乱
素子を画定する段階状の広がり又は広がり部分４′を備
えるディストリビュータまたは分配用の流路４を設ける
ために、中に形成された孔を含む硬質材料で形成された
ブロックとして形作られる。

送り込み部材３は、く゛さび状の先細り側壁８を有し、
外側リップ部材６と中間リップ部材７とがこれらの側壁
８に沿って案内される。調節機構１０によって、外側リ
ップ部材６と中間リップ部材７との各は、ディストリビ
ュータの流路または通路４における原料懸濁液の流れ方
向に、即ち第１図の表示において下方または上方に向け
である角度または傾斜を以て変位自在に配置され、その
中でこの調節または変位機構１０は第２図に正面図で示
されている。

第１図に示すヘッドボックスの実施例においては、外側
リップ部材６と中間リップ部材７とが、これらのリップ
またはリップ部材を例えば薄板材料または金属板から作
り得るように、これらの送り込み部材３間の領域で平た
んまたは平らな而８′によって区切られるプレートの形
を有する。

外側の案内用または案内部材１１は、外側リップ部材６
と作動自在に結合され、例えはねじボルト１２またはそ
れと同等の構造体によって、関連の送り′込み部材３に
取り付けられる。案内用または案内部材１３は、中間リ
ップ部材７と作動自在に結合され、ねじボルト１４また
はそれと同等の構造体によって外側の送り込み部材３に
取り付けられる。案内用または案内部材１３は同時に、
第１図に示すように、それらが連結される関連の外側送
り込み部材３を内側送り込み部材３に連結することに役
立つ。この目的のため、案内部材１３には突起１５．１
６とねじボルト１５′とが設けられ、その配列もまた第
２図からあきらかとなる。

他方、中央または中間の送り込み部材３には、図示のご
とく、突起１５．１６と相まって働く突起１７．１８が
設けられる。

第２図からあきらかとなるように、中間リップ部材７に
は、中に突起１５．１６．１７．１８が延伸するみぞ孔
２０が設けられる。これらの突起は、中間９７７０部材
７のための空間として、また案内として役立つ。各中間
リップ部材７は双頭の矢印（８）の方向に変位できる。

これらの突起部１５．１６，１７．１８は図示のごとく
傾斜面を含むことができ、送り込み部材３を相互連結す
るための６いわゆるありみぞ結合配置を整えるのに有利
に役立つ。

関連する中間リップ部材７をこのように変位させる調節
または変位機構１０は、ピボット・ピン２２の周りに回
動でき、その一方のアームまたは脚に、横に延伸するロ
ッドＩＩＳ拐を画定する調節または変位ロッド２５内に
形成された凹所とスライド・ブロック２４によって契合
するビン２３を備えるベル・クランクまたはアングル・
レバー２１を具備する。調節または変位ロッド２５は、
第２図の示す所に従って、双頭の矢印（Ｔ）の方向に変
位できる。ベル・クランクまたはアングル・レバー２１
の他方のアームまたは脚には、例えばボルトによって、
関連する外側リップ部材６または中間リップ部材７に固
定される部材または部品２８内に形成された特に参照表
示していない溝の中で移動できるスライド・ブロック２
７によって囲まれたピン２６が設けられる。調節または
変位ロッド２５は、ビンまたはピン部材２２と一緒に支
持構造体３１に取り付けられるアイレット３０またはそ
の他同種のものの中にあって案内される。

支持用または支持構造体３１は同時に、マニホルドまた
はディストリビュータ管３４のプレート形連結部材３３
が連結されたプレートまたはフ０レート部材３２を取り
付けるのに役立つ。連結管または管路３５は、ディスト
リビュータ管３４から、送り込み部材３内に設けられた
個々のディス）　ＩＪピユータまたは分配用の流路４に
達する。

本発明の教示に従って設計された更にその上の実施例を
第６図に示し、第１図に示す同一または同等の部品に相
当するその構成要素または部品は都合よく同一の参照数
字で示されている。この場合先ず、外側リップ部材６が
外側の送り込み部材３の側壁８の領域に回動自在に取り
付けられるという点で、この実施例は最初に説明した実
Ｉｉ例と異なる。出口スライス（Ａ）の寸法の調節は、
在来の調節または調節機構３９を用いて外側リップ部材
６を回動することにより行われる。中央または中間の出
口スライス（Ｂ）の所望の寸法は、第１図に示す第一の
実施例に関して説明したように、中間リップ部材７を適
当に変位させることによって得られる。

第１図に描かれた第一の実施例に関するそれ以上の差異
は、この場合分配用またはディス）　ＩＪピユータの流
路４が、第４図に示すように、中に格子状のハニカム部
材４１が配置された連続する溝孔の形に形成された終端
または端末部分４ｏを具備する。個々のディストリビュ
ータの溝４のこれら終端または端末部分４０は、こうし
てほぼ長方形の断面形状を付与する。

本発明によるヘッドボックスの第一の実施例においては
、第１図に示すごとく、中間リップ部材７に、出口スラ
イスまたはギャップ（Ａ）の内部境界を同時にノヒ成す
る平たんまたは平らな外面８′が設けられる。外側リッ
プ部材６の終端６′は、外側リップ部材６と中間リップ
部材７との間の出口スライスが互いにほぼ平行に延伸す
る表面９によって区切られるように、第１図に示すごと
く、曲げまたはたわめられる。原料懸濁液の流れ方向に
収束する表面の場合、それらの角度（α）は、例えば、
０°ないし１０°の範囲であろう。

第１図からあきらかとなるように、中間リング部材７に
は、案内用または案内部材１３に取り付けられたたわみ
性のフォイル４２またはその他同種のものが設けられる
。これらのたわみ性フォイル４２は出口スライス（Ａ）
、（Ｂ）を通り越して延伸し、個々のヘッドボックス素
子から流出する原料懸濁液の噴流を出口スライス（Ａ）
、（Ｂ）を越える領域で案内する役に立つ。

最後に、第５図は、出口スライス（Ａ）、（Ｂ）の領域
における外側リップ部材６と中間リップ部材７との終端
または端末領域の実施可能な設計を示す。この場合には
、外側リップ部材６が曲がった終端６′を有するだけで
なく、ここで中間リップ部材７もまた曲がった終端１′
を備える。このような仕組みにより、出口スライス（Ａ
）から流出する原料の流れの出口スライス（Ｂ）から流
出する原料の流れとの衝突または衝撃が緩和される。

本発明による多層ヘッドボックスを、例示のために、三
つのヘッドボックス素子を含むヘッドボックスについて
図解し、説明したか、種々の数、例えば二つまたは四つ
のヘッドボックス素子を同様にしてヘッドボックスに備
え得ることはあきらかであり、明確に理解されるべきで
ある。

本発明の好適な実施例を図示し、説明したが、本発明が
それに限定されず、特許請求の範囲内で別に様々に具体
化され実施され得ることを明りように理解すべきである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従って構成された多層ヘッドボックス
の第一実施例の断面、第１ａ図は第１図に示すヘッドボ
ックスの詳細を拡大して示し、第２図は第１図の線■−
■にほぼ沿っての部分断面図、第６図は第１図に相当す
る図によって一部分を示す本発明によるヘッドボックス
の第二実施例の図解、第４図は本質的に第３図の矢印Ｐ
の方向に視た第６図に示すヘッドボックスの図、第５図
は第１図に示す中間のリップまたはリップ部材と外側の
リップまたはリップ部材との端末領域または終端の変更
された設計を示す断面図である。 （Ａ）：出口スライス　　　　８：側　壁（Ｂ）：出口
スライス　　　　８′：平たん面３　：送り込み部材　
　　　９２外　壁４　：デイストリビュータ流路　１１
：案内部材４′：広がり部分　　　　１３：案内部材５
　：ノズル室　　　　　１５：突　起６　：外側リップ
部材　　　１６：突　起６′：終端　　　　　　　１７
：突　起７　：中間リッツ部材　　　１８：突　起２０
：みぞ孔 ２１　：アングル・レバー装置 ２５：ロンド装置 ４２：たわみ性フォイル 代理人　浅　利　　皓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　多数のヘッドボックス素子を具備し、各ヘッ
   ドボックス素子が繊維原料懸濁液のかく乱素子を含む送
   り込み部材を備え、前記送り込み部材の各がほぼくさび
   形の先細りの側壁を有し且つ前記繊維原料懸濁液の流過
   のためのディストリビュータ流路を有し、各ヘッドボッ
   クス素子がその前記送り込み部材と流通するノズル室を
   備え、前記ノズル室間に位置し且つ出口スライスを形成
   する外側リップ部材と少なく共一つの中間リップ部材と
   によって前記ノズル室が区切られ、前記の少なく共一つ
   の中間リップ部材によって区切られる出口スライスの寸
   法を調節するために少なく共前記の一つの中間リップ部
   材がそれに関連する前記送り込み部材間の送り込み部材
   の側壁に沿って繊維原料懸濁液の流れの方向の前記関連
   送り込み部材の前記ディストリビュータ流路内で変位す
   るように配設され、前記の少なく共一つの中間リップ部
   材の位置を調節する装置を具備する抄紙機の多層ヘッド
   ボックス。 （２、特許請求の範囲第１項に記載の多層ヘッドＴドッ
   クスがさらに、前記ノズル室間に位置する少なく共二つ
   の前記リップ部材を包含し、前記調節装置が繊維原料懸
   濁液の流れ方向で前記中間リップ部材の関連側壁に沿っ
   て前記中間リップ部材の調節に役立つようにした多層ヘ
   ッドボックス。 （３）特許請求の範囲第１項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、少なく共幾つかの前記送り込み部材がほぼ
   平たんな側壁を有する外側送り込み部材を画定し、前記
   外側リップ部材が前記外側送り込み部材の前記側壁に沿
   って変位できるようにした多層ヘッドボックス。 （４）特許請求の範囲第１項に記載り多層ヘッドボック
   スにおいて、１１ｊ記リップ部材が＋ＪｉＪ記送り込み
   部材間の領域においてほぼ平行の平たんな表面によって
   区切られるプレートを具備する多層ヘッドボックス。 （５）特許請求の範囲第２項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、前記リップ部材が前記送り込み部材間の領
   域においてはぼ平行の平たんな表面によって区切られる
   プレートを具備する多層ヘッドボックス。 （６）特許請求の範囲第５項に記載の多層ヘッドボック
   スがさらに、各リップ部材に作動自在に結合されたそれ
   ぞれの案内部材を包含し、各前記案内部材がその関連の
   リップ部材の機械的案内装置を形成するために関連の送
   り込み部材に取り付けられるようにした多層ヘッドボッ
   クス。 （７）特許請求の範囲第１項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、少なく共幾つかの前記送り込み部材が外壁
   を有する外側送り込み部材を画定し、前記外側リップ部
   材が前記外壁の領域で回動自在に支えられ且つそれらの
   関連の出口スライスの寸法を調節するように回動できる
   ようにした多層ヘッドボックス。 （８）特許請求の範囲第２項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、前記外側リップ部材と前記中間リップ部材
   との間の出口スライスが互いにほぼ平行に延伸する表面
   によって区切られるようにたわめられた夕を方に曲がる
   終端を前記外側リップが含む多層ヘッドボックス。 （９）特許請求の範囲第２項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、ｉＩＪ記送り込み部材が硬質材料のブロッ
   クを具備し、前記ディストリビュータ流路が前記ブロッ
   ク内に形成された平行な孔を具備する多層ヘソドゼック
   ス。 （１０）特許請求の範囲第９項に記載の多層ヘッドボッ
   クスにおいて、前記かく乱素子を画定するほぼ段状の広
   がり部分が前記孔に設けられる多層ヘッドボックス。 （１１）　　特許請求の範囲第２項に記載の多層ヘッド
   ボックスがさらに、前記中間リップ部材に備えられ且つ
   前記出口スライスを超えて延伸するたわみ性のフォイル
   を包含する多層ヘッドボックス。 （ロ）特許請求の範囲第９項に記載の多層ヘッドボック
   スにおいて、前記送り込み部材を形成するＡｉｌ記ブロ
   ブロックありみぞ連結構成を形成するために傾斜面を含
   む突起によって相互連結される多層ヘッドボックス。 （１３）　　特許請求の範囲第１２項に記載の多層ヘッ
   ドボックスがさらに、前記中間リップ部材内に形成され
   た溝孔を包含し、前記突起が前記溝孔に契合して前記中
   間リップ部材の案内ならびにスペーサとして同時に役立
   つようにした多層ヘッドボックス。 （１→　特許Ｂｒ３求の範囲第１６項に記載の多層ヘッ
   ドボックスにおいて、０り記調節装置が横切って延伸す
   るロンド装置とアングル・レバー装置とを備え、前記中
   間リップ部材を変位させるために前記アングル・レバー
   装置の各が前記の横切って延伸するロンド装置の一つを
   前記中間９７７０部材のそれぞれの一つに連結するよう
   にした多層へッドボソクス。 α５）　特＃’ｆ　＃請求の範ｖＪ！第１項に記載の多
   層ヘッドボックスにおいて、各送り込み部材の前記ディ
   ストリビュータ流路が互いにほぼ平行に延伸する多層ヘ
   ッドボックス。 ０６）　　多数のへッドボソクス素子を具備し、各ヘッ
   ドボックス素子が繊維原料懸濁液のための送り込み部材
   を備え、前記送り込み部材の各がほぼくさび形の先細り
   の側壁を有し且つ前記繊維原料懸濁液の流過のためのデ
   ィストリビュータ流路を有し、各ヘッドボックス素子が
   その前記送り込み部材と流通するノズル室を備え、ｆｔ
   １Ｊ記ノズル室がｌｉｊ記ノズル室間に位置する外側９
   ７７０部材と中間リップ部材とによって区画され、１１
   ノ記リッツ部材か出口スライスを形成し、前記中間リッ
   ツ部材によって区切られる出口スライスの寸法を調節す
   るために少なく共ｌ１ＩＪ記の一つの中間リップ部材が
   送り込み部材の予め定められたものの側壁に沿って繊維
   原料懸濁液の流れの方向に変位するように配設され、前
   記中間リップ部材の位置を調節する装置を具備する抄紙
   機の多層ヘッドボックス。