JPS5926147Y2 - セルフシ−ル用クイツクジヨイントの雌継手 - Google Patents
セルフシ−ル用クイツクジヨイントの雌継手Info
- Publication number
- JPS5926147Y2 JPS5926147Y2 JP9780277U JP9780277U JPS5926147Y2 JP S5926147 Y2 JPS5926147 Y2 JP S5926147Y2 JP 9780277 U JP9780277 U JP 9780277U JP 9780277 U JP9780277 U JP 9780277U JP S5926147 Y2 JPS5926147 Y2 JP S5926147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- joint
- female
- closing valve
- retainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、セパレート型ルームエアコンナトの配管継
手として使用されるセルフシール用クイックジヨイント
の雌継手の改良にかかわるものである。
手として使用されるセルフシール用クイックジヨイント
の雌継手の改良にかかわるものである。
従来この種雌継手においては、第1図に示すように閉鎖
弁7′に環状凹条溝7″を穿設し、これに本体1′と閉
鎖弁7′との間の密封を確保するオーリング8′を介装
し、又閉鎖弁7′と固定バルブ3′の弁頭部の環状突縁
10′との間の密封を確保するため閉鎖弁7′の前端面
に弾性シール材8″を接着する構成がとられていた。
弁7′に環状凹条溝7″を穿設し、これに本体1′と閉
鎖弁7′との間の密封を確保するオーリング8′を介装
し、又閉鎖弁7′と固定バルブ3′の弁頭部の環状突縁
10′との間の密封を確保するため閉鎖弁7′の前端面
に弾性シール材8″を接着する構成がとられていた。
しかしこの構成では、閉鎖弁7′に環状凹条溝7″を切
削加工しなければならないし、シール部材もオーリング
8′と弾性シール材8″の二部材が必要で加工ならびに
組立に手間がかかる。
削加工しなければならないし、シール部材もオーリング
8′と弾性シール材8″の二部材が必要で加工ならびに
組立に手間がかかる。
そこで、この出願の考案は内部流体の漏洩防止は十分で
ありながら、閉鎖弁の環状凹条溝の切削加工も必要でな
く、シール部材も一個ですむ簡単な構造の雌継手を提供
するものであり、両端開口筒状の本体の一端側にリテー
ナとチューブボテ゛イを固着し、本体の他端内側に、弾
性シール材で前端面と外周面とを一体的に被覆された閉
鎖弁を軸方向にスライドできるように嵌挿し、閉鎖弁と
リテーナとの間にスプリングを装入し、一端をリテーナ
に固定された固定バルブの弁頭部の環状突縁に閉鎖弁を
弾圧係合させるようにしたことを特徴としている。
ありながら、閉鎖弁の環状凹条溝の切削加工も必要でな
く、シール部材も一個ですむ簡単な構造の雌継手を提供
するものであり、両端開口筒状の本体の一端側にリテー
ナとチューブボテ゛イを固着し、本体の他端内側に、弾
性シール材で前端面と外周面とを一体的に被覆された閉
鎖弁を軸方向にスライドできるように嵌挿し、閉鎖弁と
リテーナとの間にスプリングを装入し、一端をリテーナ
に固定された固定バルブの弁頭部の環状突縁に閉鎖弁を
弾圧係合させるようにしたことを特徴としている。
以下図面について本考案の実施例を説明すると、第2図
において1は両端が開口した段付き筒状の雌継手本体で
あって、その一端外側には円錐状のチューブボデー2が
嵌め込まれてろう付けされており、本体1の他端内側に
は、中央に開孔9(第3図)を備えて環状をなし前端面
と外周面とを弾性シール材8により一体的に被覆された
閉鎖弁7が軸方向にスライドできるように嵌挿されてい
る。
において1は両端が開口した段付き筒状の雌継手本体で
あって、その一端外側には円錐状のチューブボデー2が
嵌め込まれてろう付けされており、本体1の他端内側に
は、中央に開孔9(第3図)を備えて環状をなし前端面
と外周面とを弾性シール材8により一体的に被覆された
閉鎖弁7が軸方向にスライドできるように嵌挿されてい
る。
チューブボテ゛−2の本体1側の端部内には、軸部から
放射状に伸びる複数の脚を備えたリテーナ4が嵌め込ま
れ、各脚の外端部が本体1の後端面に当接するようにチ
ューブボデー2に形成された絞り込み部5により固定さ
れており、リテーナ4の軸部には固定バルブ3の後端部
が嵌め込まれ、その端末がかしめられて固定されている
。
放射状に伸びる複数の脚を備えたリテーナ4が嵌め込ま
れ、各脚の外端部が本体1の後端面に当接するようにチ
ューブボデー2に形成された絞り込み部5により固定さ
れており、リテーナ4の軸部には固定バルブ3の後端部
が嵌め込まれ、その端末がかしめられて固定されている
。
そして、上記閉鎖弁7の後端面とリテーナ4との間には
コイルスプリング6が介装され、そのコイルスプリング
6のばね圧によって閉鎖弁7の開孔9周辺部分は固定バ
ルブ3の弁頭部の環状突縁10に圧接されている。
コイルスプリング6が介装され、そのコイルスプリング
6のばね圧によって閉鎖弁7の開孔9周辺部分は固定バ
ルブ3の弁頭部の環状突縁10に圧接されている。
また、雌継手本体1の外側にはユニオンナラ1〜11が
嵌め込まれ、その後端の屈曲脚部が本体1の後部端面に
回動可能に係合している。
嵌め込まれ、その後端の屈曲脚部が本体1の後部端面に
回動可能に係合している。
しかして、弾性シール材8の開孔9の周辺部分は雌、雄
継手の非結合時に上記のように固定バルブ3の弁頭部の
環状突縁10に圧接して、固定バルブ3と閉鎖弁7間の
密封作用をはたし、また弾性シール材8の前端面の上記
以外の部分は第3図にみられるように雌雄結合の過程お
よび結合後において、閉鎖弁7と雄継手の接触部13と
の間の密封性を確保し、更に弾性材8の外周部分は継手
非結合時、結合の過程および結合後において本体1と閉
鎖弁7との間の密封性を確保している。
継手の非結合時に上記のように固定バルブ3の弁頭部の
環状突縁10に圧接して、固定バルブ3と閉鎖弁7間の
密封作用をはたし、また弾性シール材8の前端面の上記
以外の部分は第3図にみられるように雌雄結合の過程お
よび結合後において、閉鎖弁7と雄継手の接触部13と
の間の密封性を確保し、更に弾性材8の外周部分は継手
非結合時、結合の過程および結合後において本体1と閉
鎖弁7との間の密封性を確保している。
この雌継手と接続される雄継手は従来のものでよく、そ
の接続状態を第3図に示したので、これによって両者の
接続ならびに離脱の作用を説明すると(以下能、雄継手
を雌、雄と略称する)、雌のユニオンナラ1〜11のね
じ部と雄の本体12外側のねじ部とを螺合させてゆくと
、先づ雄の本体12の端部に設けられる接触部13と雌
の閉鎖弁7の弾性シール材8とが接触し、同時に雌の固
定バルブ3の弁頭部と雄のスライドバルブ14とが、後
者に接着された弾性シール材15を介して接触し、さら
にユニオンナット11をねしこんでゆくと、雌の側では
閉鎖弁7が固定バルブ3の環状突縁10から離れてゆき
、雄の側ではスライドバルブ14がリテーナ16との間
に介装されるスプリング17を圧縮しながら本体12の
内側に形成される座部から離れてゆき、雌雄管路を通ず
る流路が形成される。
の接続状態を第3図に示したので、これによって両者の
接続ならびに離脱の作用を説明すると(以下能、雄継手
を雌、雄と略称する)、雌のユニオンナラ1〜11のね
じ部と雄の本体12外側のねじ部とを螺合させてゆくと
、先づ雄の本体12の端部に設けられる接触部13と雌
の閉鎖弁7の弾性シール材8とが接触し、同時に雌の固
定バルブ3の弁頭部と雄のスライドバルブ14とが、後
者に接着された弾性シール材15を介して接触し、さら
にユニオンナット11をねしこんでゆくと、雌の側では
閉鎖弁7が固定バルブ3の環状突縁10から離れてゆき
、雄の側ではスライドバルブ14がリテーナ16との間
に介装されるスプリング17を圧縮しながら本体12の
内側に形成される座部から離れてゆき、雌雄管路を通ず
る流路が形成される。
流体の漏洩防止はねしこみ中は弾性シール材8が負担す
ること前述したとおりであるが、ねじこみの最後の段階
で雌の本体1前端の環状端面の内周縁aが雄の接触部1
3の後」一方にのびる円錐面すにくいこんでシールを完
全なものにする。
ること前述したとおりであるが、ねじこみの最後の段階
で雌の本体1前端の環状端面の内周縁aが雄の接触部1
3の後」一方にのびる円錐面すにくいこんでシールを完
全なものにする。
雄、雌を離脱する場合は、ユニオンナラ)〜11のねじ
部と雄の本体12のねじ部との螺合を解けば、接続の場
合と反対の順序で流体通路が閉鎖され、やがて両者を離
脱することができる。
部と雄の本体12のねじ部との螺合を解けば、接続の場
合と反対の順序で流体通路が閉鎖され、やがて両者を離
脱することができる。
この考案は、以上のように閉鎖弁の前端面と外周面とを
一体的に弾性シール材で被覆するようにして、閉鎖弁と
本体、閉鎖弁と固定バルブとの密封を確保するようにし
たので、密封効果は従来のものにおとることなく、従来
のもののように閉鎖弁にシール材のための凹条溝を切削
加工する必要がなく、また弾性シール材も一個ですむの
で部品数、加工工数を減少し、雌継手を安価に提供する
ことができる。
一体的に弾性シール材で被覆するようにして、閉鎖弁と
本体、閉鎖弁と固定バルブとの密封を確保するようにし
たので、密封効果は従来のものにおとることなく、従来
のもののように閉鎖弁にシール材のための凹条溝を切削
加工する必要がなく、また弾性シール材も一個ですむの
で部品数、加工工数を減少し、雌継手を安価に提供する
ことができる。
第1図は従来の雌継手の正面半断面図、第2図は本考案
にかかわる雌継手の正面半断面図、第3図は本考案にか
かわる雌継手と従来普通の雄継手とを接続した状態を示
す正面半断面図。 1・・−雌継手本体、2・・・チューブボテ゛イ、3・
・・固定バルブ、4・・・リテーナ、6・・・スプリン
グ、7・・・閉鎖弁、8・・・弾性シール材、10・・
・環状突縁、11・・・ユニオンナット、12・・・雄
継手本体、13・・・雄継手接触部、14・・・スライ
ドバルブ。
にかかわる雌継手の正面半断面図、第3図は本考案にか
かわる雌継手と従来普通の雄継手とを接続した状態を示
す正面半断面図。 1・・−雌継手本体、2・・・チューブボテ゛イ、3・
・・固定バルブ、4・・・リテーナ、6・・・スプリン
グ、7・・・閉鎖弁、8・・・弾性シール材、10・・
・環状突縁、11・・・ユニオンナット、12・・・雄
継手本体、13・・・雄継手接触部、14・・・スライ
ドバルブ。
Claims (1)
- 両端開口筒状の本体1の一端側に、リテーナ−4とチュ
ーブボディ2を固着し、本体1の他端内側に、弾性シー
ル材8で前端面と外周面とを一体的に被覆された閉鎖弁
7を軸方向にスライドできるように嵌挿し、閉鎖弁7と
リテーナ4との間にスプリング6を装入し、一端をリテ
ーナ4に固定された固定バルブ3の弁頭部の環状突縁1
0に閉鎖弁7を弾圧係合させるようにしたセルフシール
用クイックジヨイントの雌継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9780277U JPS5926147Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | セルフシ−ル用クイツクジヨイントの雌継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9780277U JPS5926147Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | セルフシ−ル用クイツクジヨイントの雌継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5425520U JPS5425520U (ja) | 1979-02-20 |
JPS5926147Y2 true JPS5926147Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=29032974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9780277U Expired JPS5926147Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | セルフシ−ル用クイツクジヨイントの雌継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926147Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-07-23 JP JP9780277U patent/JPS5926147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5425520U (ja) | 1979-02-20 |
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