JPS5926098Y2 - 固着具保持具 - Google Patents
固着具保持具Info
- Publication number
- JPS5926098Y2 JPS5926098Y2 JP1982044158U JP4415882U JPS5926098Y2 JP S5926098 Y2 JPS5926098 Y2 JP S5926098Y2 JP 1982044158 U JP1982044158 U JP 1982044158U JP 4415882 U JP4415882 U JP 4415882U JP S5926098 Y2 JPS5926098 Y2 JP S5926098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- bottom portion
- panel
- leg
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 241000555745 Sciuridae Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
- F16B37/044—Nut cages
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/955—Locked bolthead or nut
- Y10S411/965—Locked bolthead or nut with retainer
- Y10S411/969—Deformable retainer
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はパネルの反対側に手が届かないパネルの上に
取付装置を提供することが望ましい固着具保持具に関す
る。
取付装置を提供することが望ましい固着具保持具に関す
る。
さらにくわしく言えば、この考案はパネルの孔に挿入す
る形式の固着具保持具に関する。
る形式の固着具保持具に関する。
裏側に手が届かないパネルに物品または附加物を取付け
たいときは、通常このパネルに取付用固着具を装着する
ための取付用孔を設ける必要がある。
たいときは、通常このパネルに取付用固着具を装着する
ための取付用孔を設ける必要がある。
このため普通の小ねじ、ボルトが保持できるようにパネ
ルの背面に前方から普通の機械ナツトを組付ける方法が
長らく要望されてきている。
ルの背面に前方から普通の機械ナツトを組付ける方法が
長らく要望されてきている。
そしてたとえば、米国特許第2832254号明細書に
記述するように、特別に作られた溝孔つき穴型ナツトが
めくら孔内に挿入され、かご型ナツト保持具によってそ
の孔の中に保持される方法がある。
記述するように、特別に作られた溝孔つき穴型ナツトが
めくら孔内に挿入され、かご型ナツト保持具によってそ
の孔の中に保持される方法がある。
しかしこの保持具は普通のナツトの取付けができず、か
つ各保持具をそれぞれもたなければならない特別に加工
した溝孔つきナツトとがあらかじめ組付けられて、各所
望寸法ごとにセットどなったものが供給されなければな
らないことを意味する。
つ各保持具をそれぞれもたなければならない特別に加工
した溝孔つきナツトとがあらかじめ組付けられて、各所
望寸法ごとにセットどなったものが供給されなければな
らないことを意味する。
このような特殊性のためにこの種の固着具は、高価とな
っている。
っている。
ゆえに所与の普通の寸法のナツトに対して組付けができ
、かつ普通のナツトとともに力を負担し、または組立て
ができるナツト保持具に対する必要が生じてきた。
、かつ普通のナツトとともに力を負担し、または組立て
ができるナツト保持具に対する必要が生じてきた。
このようなものは、特別な工具または特別な固着具を必
要とせずに、パネルに機械ボルトの組付けを可能にし、
かつ値段のやすい普通の小ねじまたはボルト、ナツトが
使用できるから望ましいことである。
要とせずに、パネルに機械ボルトの組付けを可能にし、
かつ値段のやすい普通の小ねじまたはボルト、ナツトが
使用できるから望ましいことである。
この考案は普通の機械ナラI・を中心で受入れる保持具
を提供し、かつこの保持具とナツトとが前方からパネル
に設けられた孔に挿入され、それに保持されたナツトに
は小ねじまたはボルトが組付けられる。
を提供し、かつこの保持具とナツトとが前方からパネル
に設けられた孔に挿入され、それに保持されたナツトに
は小ねじまたはボルトが組付けられる。
この考案による保持具は特別な取付孔を用意する必要が
なく、また特殊な取付工具も不要である。
なく、また特殊な取付工具も不要である。
ナラ1〜が保持具内に受入れられて孔の中に配置される
と、小ねじまたはボルトがこのナツトにねじ込まれてパ
ネルの外側面に締付けられ、このナツトをパネル取付孔
に向けて牽き、保持具の突出部分の中間部がナツトに押
圧されて突出部分が拡開し、ナツトの側部と取付孔の壁
との間でくさび止めされるようになる。
と、小ねじまたはボルトがこのナツトにねじ込まれてパ
ネルの外側面に締付けられ、このナツトをパネル取付孔
に向けて牽き、保持具の突出部分の中間部がナツトに押
圧されて突出部分が拡開し、ナツトの側部と取付孔の壁
との間でくさび止めされるようになる。
小ねじまたはボルトはつぎに取外され、ナツトはパネル
に装着された状態で残留する。
に装着された状態で残留する。
この保持具はその中央に孔を設け、かつナツトの底面と
同形の表面をもつ底部分をもち、一体造りの複数の脚部
分が底部分から直角に上方に延びている。
同形の表面をもつ底部分をもち、一体造りの複数の脚部
分が底部分から直角に上方に延びている。
脚部分の自由端は半径方向外向にフランジが設けられた
横向部分をもっている。
横向部分をもっている。
脚部分の横向部分はそれから底部に向って延び、その中
間部が底部分の外周より内方へ偏倚し、その自由端が外
方に向って彎曲している突出部分をもっている。
間部が底部分の外周より内方へ偏倚し、その自由端が外
方に向って彎曲している突出部分をもっている。
底部分は一体造りでかつナツトを脚部分との間で中心に
保持する外周上から直角に上方に延びる複数のタブをも
っている。
保持する外周上から直角に上方に延びる複数のタブをも
っている。
タブと脚部分は底部分に隣接した区域の外側面縦方向縁
部に面取りした部分をもつとともに、ナツトの側面に当
接する平坦面となっている内側面をもち、このようにし
てナツトのかどを含む外接円とナツトの側面とで構成す
る区域内に納まるようになっており、その結果前記外接
円の直径に等しい直径をもつパネルの孔の中に保持具の
組付けが容易にできるようになっている。
部に面取りした部分をもつとともに、ナツトの側面に当
接する平坦面となっている内側面をもち、このようにし
てナツトのかどを含む外接円とナツトの側面とで構成す
る区域内に納まるようになっており、その結果前記外接
円の直径に等しい直径をもつパネルの孔の中に保持具の
組付けが容易にできるようになっている。
第1、第2、第3図に示すこの考案の実施例では、この
保持具内に受入れられるべき6角形の普通のナツトの形
状に合致する形状の底部分11をもっている。
保持具内に受入れられるべき6角形の普通のナツトの形
状に合致する形状の底部分11をもっている。
この孔11 aをもち、この孔11 aは所望寸法のね
しあるいはボルトが通過する際に適当な隙間をもつよう
に十分な大きさとなっている。
しあるいはボルトが通過する際に適当な隙間をもつよう
に十分な大きさとなっている。
底部分11はこれと一体造りの複数の、2つが好ましい
円周上に等間隔に保たれた脚部分12をもち、この脚部
分12は底部分11から直角に上方に延びている。
円周上に等間隔に保たれた脚部分12をもち、この脚部
分12は底部分11から直角に上方に延びている。
脚部分12はそれぞれの自由端に形成された横向部分1
3をもち、この横向部分13は第3図に示すように半円
形が好ましい弧状形に形成される。
3をもち、この横向部分13は第3図に示すように半円
形が好ましい弧状形に形成される。
横向部分13の自由縁には半径方向外方にフランジ13
aが形成され、このフランジ13 aは保持具10が取
付けられるパネルの前面に対し保持具10が合わされる
面を提供する。
aが形成され、このフランジ13 aは保持具10が取
付けられるパネルの前面に対し保持具10が合わされる
面を提供する。
横向部分13はそれぞれ少くとも1つの、2つが好まし
い突出部分14をもち、この突出部分14(ユ脚部分1
2に関して間隔を保ったほぼ平行であることが好ましい
関係で、底部分11に向けて横向部分13から延びてい
る。
い突出部分14をもち、この突出部分14(ユ脚部分1
2に関して間隔を保ったほぼ平行であることが好ましい
関係で、底部分11に向けて横向部分13から延びてい
る。
この実施例では対になった突出部分14が脚部分12を
挾んでその両側に配置されている。
挾んでその両側に配置されている。
突出部分14の自由端14 aは外方に彎曲し、中間部
は半径方向において底部分の外周より内方へ偏位しく第
3図)、ナラl−Nが底部分に向けて押込まれるときの
誘導縁を提供し、かつ保持具10およびナラ)Nが完全
に装着されたのちは、中間部がナツトに押されて突出部
分14が外方に拡開し、パネルPの取付孔から保持具が
抜出るのを防ぐ。
は半径方向において底部分の外周より内方へ偏位しく第
3図)、ナラl−Nが底部分に向けて押込まれるときの
誘導縁を提供し、かつ保持具10およびナラ)Nが完全
に装着されたのちは、中間部がナツトに押されて突出部
分14が外方に拡開し、パネルPの取付孔から保持具が
抜出るのを防ぐ。
底部分11からさらに一体造りの複数のタブ16が直角
に上方に延びている。
に上方に延びている。
この実施例においては、一対のタブ16が底部分11に
対して直径上対向位置に配置されている。
対して直径上対向位置に配置されている。
6角ナツトを用いる適用例では、このタブ16は隣接す
る脚部分12から中心角60°でそれぞれ間隔を保ち、
方形ナツトを装着する場合には脚部分から90°の間隔
で配置される。
る脚部分12から中心角60°でそれぞれ間隔を保ち、
方形ナツトを装着する場合には脚部分から90°の間隔
で配置される。
ナツトのかどを含む外接円の直径と等しい直径をもつ取
付孔内に保持具10を組付けるのを容易にするために、
第1、第2、第4、第5図に示すように、底部分11に
隣接する脚部分12の区域内およびその自由端に隣接す
るタブ16の区域内において、脚部分12およびタブ1
6はそれぞれ面取り部分15.17をもっている。
付孔内に保持具10を組付けるのを容易にするために、
第1、第2、第4、第5図に示すように、底部分11に
隣接する脚部分12の区域内およびその自由端に隣接す
るタブ16の区域内において、脚部分12およびタブ1
6はそれぞれ面取り部分15.17をもっている。
保持具10は連続型成形作業によることが好ましい平坦
な素材(図示せず)から、第1〜第3図の形態に形成さ
れる。
な素材(図示せず)から、第1〜第3図の形態に形成さ
れる。
この実施例において、面取り部分15.17もまた型成
形法によって形成されるが、希望するならば他の成形技
術を用いることもできる。
形法によって形成されるが、希望するならば他の成形技
術を用いることもできる。
面取り部分15.17は脚部12およびタブ16の形状
を、ナツトNが脚部分12とタブ16とによって受入れ
られたとき、脚部分12およびタブ16の縁がナツトN
の角をとおる外接円を超えてそれ以上突出しないような
ものとする。
を、ナツトNが脚部分12とタブ16とによって受入れ
られたとき、脚部分12およびタブ16の縁がナツトN
の角をとおる外接円を超えてそれ以上突出しないような
ものとする。
タブ16および脚部分12の面取り部分15.17は、
保持具10を取付ける際取付孔の口縁にタブ16および
脚部分12の外側の縦方向縁部がくさびのように喰込む
のを防ぐ役目をする。
保持具10を取付ける際取付孔の口縁にタブ16および
脚部分12の外側の縦方向縁部がくさびのように喰込む
のを防ぐ役目をする。
第1〜第3図に示す組付完成状態では、保持具10は中
間部がわずか内方に偏倚した突出部分14をもち、彎曲
自由端14aはその先端が底部分の外周より外方へ突出
していないので、パネルPの取付孔への装着時に、ハン
マも又は他の適当な工具による軽い叩きによって、脚部
分12およびタブ16によって保持されたナツトNはな
にも支障を受けることなく取付孔を通過することを許し
、その後フランジ13の下端をパネルPの上面に対して
合わさせる。
間部がわずか内方に偏倚した突出部分14をもち、彎曲
自由端14aはその先端が底部分の外周より外方へ突出
していないので、パネルPの取付孔への装着時に、ハン
マも又は他の適当な工具による軽い叩きによって、脚部
分12およびタブ16によって保持されたナツトNはな
にも支障を受けることなく取付孔を通過することを許し
、その後フランジ13の下端をパネルPの上面に対して
合わさせる。
第6.第7図にナツ)Nが組付けられて、パネルPの取
付孔に装着できる状態の保持具10が示されている。
付孔に装着できる状態の保持具10が示されている。
この場合、ナツ)Nを保持具10に組付けるために、ナ
ツ)Nを内方に偏倚されている突出部分14の中間部間
に押込むことが必要で、この場合ナツ)Nが底部分11
に向って移動するにつれて突出部分14を外方に拡開す
る。
ツ)Nを内方に偏倚されている突出部分14の中間部間
に押込むことが必要で、この場合ナツ)Nが底部分11
に向って移動するにつれて突出部分14を外方に拡開す
る。
ナツ)Nが突出部分14の中間部を過ぎて底部分11の
面と接触する位置に到ると、突出部分14は最初の内方
位置に直ちにもどり、その中間部がナツ)Nが保持具1
0から不意に外れることを防ぐ。
面と接触する位置に到ると、突出部分14は最初の内方
位置に直ちにもどり、その中間部がナツ)Nが保持具1
0から不意に外れることを防ぐ。
第8、第9図において、保持具および゛ナツトはその装
置が完了したときの姿が示されている。
置が完了したときの姿が示されている。
第8、第9図に示す完全に装着された形態では、ポル)
BがパネルPの取付孔をとおしかつパネルPに取付けら
れる物品20の孔をとおして挿入され、ポル)Bが物品
に締付けられかつナツトNがパネルPの下面に向けて牽
かれる。
BがパネルPの取付孔をとおしかつパネルPに取付けら
れる物品20の孔をとおして挿入され、ポル)Bが物品
に締付けられかつナツトNがパネルPの下面に向けて牽
かれる。
ポル)Bが締められると、ナツ)NはパネルPの下面に
接近し、ナツ)Nは突出部分14の中間部に当接して突
出部分14を外方に拡開し、その自由端14 aは孔の
縁を越えて外方に延びる。
接近し、ナツ)Nは突出部分14の中間部に当接して突
出部分14を外方に拡開し、その自由端14 aは孔の
縁を越えて外方に延びる。
このようにしてナツ)NがパネルPに接近しつづけると
、突出部分14はナツ)Nの側部と取付孔との間でくさ
び作用をし、拡大自由端14aはパネルPの取付孔の口
縁外を外方に移動してナツトNおよび保持具10がパネ
ルPから外れるのを防ぐ。
、突出部分14はナツ)Nの側部と取付孔との間でくさ
び作用をし、拡大自由端14aはパネルPの取付孔の口
縁外を外方に移動してナツトNおよび保持具10がパネ
ルPから外れるのを防ぐ。
ポル)Bは第8図に示すように物品20を取付けた状態
でその位置に留まり、又は他の物品を取付けるためにそ
の後取外される。
でその位置に留まり、又は他の物品を取付けるためにそ
の後取外される。
図面には示されていないが、この考案による保持具は、
ナツトの代りにボルト頭部を保持するのに使用すること
もできる。
ナツトの代りにボルト頭部を保持するのに使用すること
もできる。
普通の6角頭機械ボルトの頭部が、ナツ)Hの場合と同
じようにして保持具10内に組付けできることは、当業
者であれば容易に理解できることであろう。
じようにして保持具10内に組付けできることは、当業
者であれば容易に理解できることであろう。
ボルト頭部が保持具10内に組付けられている場合、ボ
ルトのねじつき軸部は、フランジ13の間で保持具10
の外方に延びる。
ルトのねじつき軸部は、フランジ13の間で保持具10
の外方に延びる。
保持具10がその中にボルトを組付けるとき、保持具1
0はパネルPの取付孔内に挿入され、第7図の配置と同
じようにして、ボルト軸を上方に向けて取付孔をとおし
て挿入される。
0はパネルPの取付孔内に挿入され、第7図の配置と同
じようにして、ボルト軸を上方に向けて取付孔をとおし
て挿入される。
つぎにナツトがボルト軸にかけられてボルト頭部を底部
分11から離して、パネルPの下面に向って牽いて突出
部分14を取付孔とポル1〜頭部との間にくさび嵌めさ
せる。
分11から離して、パネルPの下面に向って牽いて突出
部分14を取付孔とポル1〜頭部との間にくさび嵌めさ
せる。
この考案は極めて普通の6角機械ナツトに適用した場合
について記述図示されたが、この考案による保持具が方
形状のナツトにも用いることができることがあきらかで
あろう。
について記述図示されたが、この考案による保持具が方
形状のナツトにも用いることができることがあきらかで
あろう。
よってこの考案は、一般の機械ナツトまたはボルトをパ
ネルの取付孔内に取付けるための新規な保持具を提供す
る。
ネルの取付孔内に取付けるための新規な保持具を提供す
る。
この考案による保持具は単体の平坦素材から成形して、
かつこれにナツトまたはボルトを組付けて、特殊な工具
や特別に加工した取付孔を必要とせずにパネルの取付孔
に装着することができる。
かつこれにナツトまたはボルトを組付けて、特殊な工具
や特別に加工した取付孔を必要とせずにパネルの取付孔
に装着することができる。
この考案は前記のようであって、底部分には脚部膚のほ
かにそれと同方向に延びる複数のタブが設けられており
、ナツトの保持具内への組付は時には、それらの平坦と
なった内側面がナツトの側面に当接するので、ボルトを
螺入してもそれにつれてナツトが回動するようなことが
なくて、ナツトを所定の位置に確実に保持し、しかもこ
れらの脚部とタブはその外側面の縦方向縁部が面取りさ
れていて、ナツトのかどを含む外接円内に納まるように
なっているので、この外接円と同一直径のパネルの取付
孔に保持具が押込まれる際、縦方向縁部が取付孔の口縁
に喰込んで取付孔を損壊したリ、また押込み作業を困難
にするというような恐れがなく、また脚部分上方の横向
部分から突出部分が重設され、この突出部分はその中間
部が底部分の外周より内方に偏位するとともに、その自
由端は先端が外向きに彎曲しているので、ボルトによっ
てナツトを牽くと、このナツトはタブを離れても突出部
分の中間部に係合して引続きその回動を抑止されるとと
もに、中間部を押して突出部分を拡開し、その自由端は
取付孔の口縁外を外方に移動してパネルの裏面に係着し
、保持具がパネルから外れるのを確実に防止することと
なるが、この自由端は普段はその先端が底部分の外周よ
り外方へは突出していないので、保持具を取付孔に押込
む際は、全くその作業を妨げることなく円滑に同作業を
遂行できる等のすぐれた効果がある。
かにそれと同方向に延びる複数のタブが設けられており
、ナツトの保持具内への組付は時には、それらの平坦と
なった内側面がナツトの側面に当接するので、ボルトを
螺入してもそれにつれてナツトが回動するようなことが
なくて、ナツトを所定の位置に確実に保持し、しかもこ
れらの脚部とタブはその外側面の縦方向縁部が面取りさ
れていて、ナツトのかどを含む外接円内に納まるように
なっているので、この外接円と同一直径のパネルの取付
孔に保持具が押込まれる際、縦方向縁部が取付孔の口縁
に喰込んで取付孔を損壊したリ、また押込み作業を困難
にするというような恐れがなく、また脚部分上方の横向
部分から突出部分が重設され、この突出部分はその中間
部が底部分の外周より内方に偏位するとともに、その自
由端は先端が外向きに彎曲しているので、ボルトによっ
てナツトを牽くと、このナツトはタブを離れても突出部
分の中間部に係合して引続きその回動を抑止されるとと
もに、中間部を押して突出部分を拡開し、その自由端は
取付孔の口縁外を外方に移動してパネルの裏面に係着し
、保持具がパネルから外れるのを確実に防止することと
なるが、この自由端は普段はその先端が底部分の外周よ
り外方へは突出していないので、保持具を取付孔に押込
む際は、全くその作業を妨げることなく円滑に同作業を
遂行できる等のすぐれた効果がある。
当業者にとってこの考案の改良・変更ができることはあ
きらかで、この考案は実用新案登録請求の範囲の記載の
みによって限定される。
きらかで、この考案は実用新案登録請求の範囲の記載の
みによって限定される。
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は第1図を
2−2線に沿ってみた側面図、第3図は第1図を3−3
線に沿ってみた平面図、第4図は第2図の線4−4に沿
ってとられた断面図、第5図は第1図の線5−5に沿っ
てとられた断面図、第6図は第1図示のものの斜面図で
六角ナラI・か゛受入れられた状態を示し、第7図は第
6図のものの正面図でパネル取付孔内に装着されたとき
の状態を示し、第8図は第7図と類似した図であるが、
保持具が60°回転され、ボルトおよび部分的に取付孔
内の位置に牽かれたナツトを装着した固着具をもつ状態
を示し、第9図は第8図の線9−9に示す線に沿ってと
られた断面図である。 10・・・・・・保持具、11・・・・・・底部分、1
2・・・・・・脚部分、13・・・・・・横向部分、1
3 a・・・・・・フランジ、14・・・・・・突出部
分、15.17・・・・・・面取部分、16・・・・・
・タブ。
2−2線に沿ってみた側面図、第3図は第1図を3−3
線に沿ってみた平面図、第4図は第2図の線4−4に沿
ってとられた断面図、第5図は第1図の線5−5に沿っ
てとられた断面図、第6図は第1図示のものの斜面図で
六角ナラI・か゛受入れられた状態を示し、第7図は第
6図のものの正面図でパネル取付孔内に装着されたとき
の状態を示し、第8図は第7図と類似した図であるが、
保持具が60°回転され、ボルトおよび部分的に取付孔
内の位置に牽かれたナツトを装着した固着具をもつ状態
を示し、第9図は第8図の線9−9に示す線に沿ってと
られた断面図である。 10・・・・・・保持具、11・・・・・・底部分、1
2・・・・・・脚部分、13・・・・・・横向部分、1
3 a・・・・・・フランジ、14・・・・・・突出部
分、15.17・・・・・・面取部分、16・・・・・
・タブ。
Claims (1)
- (a)ボルトの軸部を通すことのできる孔をもち、かつ
ナツトの底面と同形の多角形表面をもつ底部分と、(1
))前記底部分の外周上の等間隔のところから直角に上
方に延びる底部分と一体造りの複数の脚部分であって、
この脚部分がその自由端に形成された横向部分をもち、
この横向部分がそれぞれ半径方向外方に向いた弧状形の
フランジとなっている脚部分と、(C)前記各横向部分
と一体造りでこれから前記底部分に向けて下方に延びる
少くとも1つの突出部分であって、この突出部分が半径
方向において底部分の外周より内方へ偏倚した中間部と
、半径方向外方へ彎曲し、かつその先端が底部分の外周
より外方へ突出しない自由端とをもっている突出部分と
、(d)前記底部分と一体造りでかつ底部分の外周上か
ら直角に上方に延びる複数のタブとを具え、(e)前記
脚部分とタブの外側面は底部分に隣接する区域において
その縦方向縁部に面取りされた部分を形成し、内側面は
ナツトの側面に当接する平坦面となっていて、このよう
にして脚部分およびタブがそれぞれナツトのがどを含む
外接円と、ナツトの側面とで構成する区域内に納まるよ
うになっており、(f)前記突出部分はナツトに押圧さ
れると自由端が底部分の外周より外方へ突出し、押圧が
解除されると原位置に復帰するようになっていることを
特徴とする固着具保持具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US28651172A | 1972-09-05 | 1972-09-05 | |
US286511 | 1972-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57172919U JPS57172919U (ja) | 1982-10-30 |
JPS5926098Y2 true JPS5926098Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=23098946
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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