JPS5926048A - 検体検査ユニツト - Google Patents

検体検査ユニツト

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JPS5926048A
JPS5926048A JP13548782A JP13548782A JPS5926048A JP S5926048 A JPS5926048 A JP S5926048A JP 13548782 A JP13548782 A JP 13548782A JP 13548782 A JP13548782 A JP 13548782A JP S5926048 A JPS5926048 A JP S5926048A
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reagent layer
enzyme
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JP13548782A
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Kyuji Mutsukawa
六川 玖治
Fumio Watanabe
文夫 渡辺
Yoshiaki Shimizu
慶昭 清水
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Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPH0514227B2 publication Critical patent/JPH0514227B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components

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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、生体よシ採取した試料中の各種の成分を測
定する臨床検査装置の技術分野に属jる。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
臨床化学分析の一手法にドライケミストリー法がある。
ドライケミストリー法は、試薬をしみ込ませたr紙ある
いは試薬を塗布した乾燥状態のフィルムに試料を滴下し
、試薬と試料との反応後、試料を滴下したフィルム部分
またはT紙部分に発色試薬を作用させて呈色し、その吸
)し度を測定することにより試料中の成分を分析するも
のである。
しかしながら、このドライケミストリー法は、試薬と試
料との反応後に、反応部分を発色させるための発色機構
が必要であυ、号た、呈色部分における特定の波長を検
出するためにバックグラウンドを抑制しなければならな
いし、吸光度測定のために光学系を必要とするから装置
が複雑化するという問題点がある。
また、臨床化学分析において、酵素を応用した分析法と
して、酵素を溶液状!−■で用いる溶液法と酵素を不溶
性担体に結合してこ)Lを反復利用する固定化酵累法と
がある。
しかしながら、前記溶液法に一酵素の寿命が旬いという
欠点があり、前記固定化曽素法は、当初に期待されてい
たほどの経済的メリットがない上に、酵素寿命が前記溶
液法の場合よりも長いがそれでも不充分であるという欠
点がある。
さらに、臨床化学分析においで、免疫分析方法として、
ラジオイムノアッセイ法やエンディ13イムノアツセイ
法があるが、いずれも十分な検出が可能となるまでに数
時間から数10時間もの長時間を要するという欠点があ
る。
〔発明の目的〕
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであυ、液状
試料中の特定物質を簡易かつ迅速に定量することのでき
る、簡単な構成の検体検査ユニットを提供することを目
的とするものである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するだめのこの発明の概要は、試薬を保
持する試す:;二層」二に試料を展開する担体よりなる
展開R場を7rt畳・ノーると共に、試ゼj1%層中(
′こ、力4開層よυ拡散してきた試料と試薬1?・i中
の試≧I−憂の反↓6’s生成物を71r、 >1化学
的に検1土旨J−る検出手段をIiすることを11ケび
くとするものである。
〔発明の実施例〕
このざへ明の一実施例装置Ktについて、ジ11酊を参
1代しながら貼、明する。?Iτ1図シ」1、この発1
jJ]の一夾施例装(i’X、を示ず偕、IN「3図で
ある。
第1図におい−C,3で示すのは、試薬を担体(こ保持
しでなる試薬層であシ、不良)!′I電体よりなる反応
コーニット基板4」二に形成さJしている。試薬層3の
上面には、必要に応じで設りられた半透1iり’<笠の
隔膜2を介し−〔、所定濃度の試料を均一に展開する展
開層1がJI(荷、されている。反応コーニツト基板4
のたとえ(・」゛中央’R+Sには霜、(C挿入孔5が
聞1−1シておシ、この’+ Lt、極挿ム孔5に電4
;口1(6を装着することができるようになっている。
TIX、極部6を’f11′+ (lA挿入孔5に装着
すると電極部6.L:り突出する雷、(仇が前記試セ;
シ層3に挿入されるとととなり、試(111覗13で生
ずる反応の生成物を71I気化学的に検出することがで
きるようになつ−Cいる。’+lf、 (柩7911 
Gから引き出されたリード線7はアミノ″8に接続ネれ
ていて、?(ζ極部6より出力される検出車v1シを増
幅する↓うに41’を成されている。検出電b1シは、
さらに信号ケーブル9を介し−C演3t1部工0に出力
され、6;L鎧部10において試料中の11イ定成’t
’JR,!)度が算出されるようになっている。
前記検体検査ユニットについてさらに詳述する。
試薬層3 J’、−,1:び展開層1管口1、分析すべ
き試料に応じて次のように構成することができる。
試料中の基質成分またケ、1、酵素成分を前記検体検査
ユニットで分析する場合について述べる。
試薬層3中の坦体は、酵素または基5J(を物理的吸着
、化学的#i’r台にニジ保持し、あるいtj、固定化
することができれV」:どの、しうであってもよく、た
とえt」:、ンl?す゛fクリルアミ1゛、7J曾リウ
レク/、ンJ′!リビニ# −f ルコール 、I?リ
ビニルビロリドン等)、しうな極性基を有する合成高分
子のりル、アガロース等の多糖?511のダル、コラー
ク゛ン、ゼラチン等の蛋白質のケ゛ル、水酸化アルミニ
ウム、水酸化チタン等の全川水酸化物のダル、イオンダ
換(り1脂、表面処理によシ表面にアミド基等の極性基
を有し、寸たは有さない多孔性ガラスピーズ、グラスチ
ック膜、ゼオライト、モンモリロナイト等のようなりレ
イ等の結合支持体が挙げられる。これら担体に酵素まだ
は基質が物理的吸着あるいは化学的結合により包括され
、あるいは固定化される。
試薬層3中の試薬としては、試料中の基質成分を分析す
る場合、試料中の基質と特異的に酵素反応すると共にそ
の酵素反応生成物を電気化学的に分析可能な酵素あるい
はそのような酵素を含有する微生物が挙げられる。前記
酵素として、酸化還元酵素たとえば、しゆう酸オキシダ
ーゼ、ピルビン鯛オキシダーゼ、乳酸オキシグーゼ、D
−アミノ酸オキシダーゼ、L−アミノはオキシグーゼオ
モノアミンオキシダーゼ、グルコースオキンダーゼ。
キザンチンオキシダーゼ、ジアミンオキシグーゼ。
アルコールオキシグーゼ、ウリカーゼ、ガラクトースオ
キシグーゼ、アシルコエンザイムAオキシダーゼ、コレ
ステロールメキシダーゼ、ザルコシンオキシダーゼ、バ
ーオキシダー−1−″、カタラーゼ。
乳酸脱水素酵素(Ll)Il、 ) 、グリセロール−
3−リン酸フゝヒドロダナーーービ、3−ヒドロキン酪
酸デヒドロク゛ナーゼ、3αステロイドデヒドロケ9ナ
ーゼ。
グリコース−6−リン酸ゾヒドロク゛ナーゼ、グルコー
スデヒドロク4ナーゼ、マレートデヒドロダナーゼ、イ
ンクエン酸デヒドロク°ナーゼ、加水分解酵素たとえば
、グルタミン酸デカルボキシラーゼアスノjルターゼ、
アデノシンデアミナーゼ、ヌクレオシダーゼ、シトシン
プゝアミナー−ビ、クレアチン・アミゾノヒドロラーー
v、ウレアーゼ、ア七ト酢酸デカルy+?キシラーゼ、
アルカリポスファターーピ、酸性ホスノアター−ビ、げ
ルピン酸テカルPキシ2−ゼ、ウロキナーゼ、ポスホリ
/、P−ゼC,リノ!−ゼ、カル+(?キシペプチダー
ゼ、ロイシンアミノペプチダーゼ、アミラーゼ、コリン
エステラーゼ、アルドラーゼ、プラスミン、トリプシン
、す、!?ヌクレアーゼ、デオキシリMヌクレアーゼ、
プロテアーゼ、グルコアミラーゼ、転移酵素たとえば、
ピルビン酸キナーゼ、ミオギナーゼ、アンルコエンザイ
ムAシンセターゼ、オルニチン力ルパミルトランスフう
ンーゼ、クレアチンキナーゼ。
アスパラギン酸アミノトランスフエラ、−ゼ、アラニン
アミノトランスフェラーゼ、墨付化酵素たとえば、グル
タミン酸ラセマーゼ、アラニンラセマーゼ、トリオース
リン酸インメラーゼ1等が挙げられる。まだ、試薬層3
中の試薬として、試料中の酵素成分を分析する場合、前
述の酵素と特異的に酵素反応をする基質たとえばL−ア
スパラギン酸、L−アラニン、α〜ケトグルクール酸、
ピルビン酸、L−乳酸、L−ロイシンアミド、グルコー
ス−6−リン酸、 澱粉、アセチルコリン、クレアチン
、グルクグーオン、エタノ1−ルアミン、β−ヒドロキ
シ醋酸、オルニチン、フジクトースビスホス刀エート、
トリグリ七リド、ホスフォエノールピルビン酸、インク
エン酸、υんご酸、グラスミノ−ダン、ドーパミン、ア
スコルビン酸、蛋白質。
1ポリヌクレオチド等が挙げられる。
また、前記酵素を含有する微生物として、たとえば、大
腸菌、枯寿、菌、シユードモナス・ブレビバクテリウム
、コリネバクテリウム・セラチア、サツカロミセス・ハ
ンセヌラ、クリプトコツラス・キャンテイダ、アスペル
ギルス・イニシリウノ1、ムコール、リゾプス、ストレ
プトミセス、アクヂノミセス等が挙げられる。
試薬層3の調製に際し、411体への酵素の固定化法又
は包括法は常法に従って行なえばよい。「固定化酵素」
(千畑一部編、講談社、1975)メンズ・イン・エン
ザイモロ) −Vol 、 34 (W、 B。
シャコピーら編、アカデミックゾレス1974)等の取
置に前記常法が記載されている。酵素をガラスピーズ、
セルロース等の不溶性担体に結合させた場合には、固定
化酵素が反応ユニット基板の上に落着く様に適当なバイ
ンダー又はダル等を用いるのが望ましい。
展開層1は、展開層lの上面に滴下した試料を試薬層3
に均一な濃度で移送することができるように試料を拡散
させるものであって、たとえば前記試薬層3の形成に用
いた各種のダルを使用することかできる。
N極部6としては、電気化学的手段を採用することがで
き、たとえば試薬層3中での反応生成物が・fオンであ
るときにり:イオン電極を、反応生成物が過酸化水素で
あるときには過酸化水素電極を用いることができる。
なお、第1図に示す検体検査ユニットは一実施例装置で
あって、この発明の要旨の範囲内で適宜に変形すること
ができる。
たとえば、第1図に示す電極部6のかわシに、第2図(
5)および(B)に示すように、反応ユニット基板4」
二に一対の電極11を配置すると共に、電極11と反応
ユニット基板4の端部に設けた接続部13とをリード線
12で電気的に接続し、前記反応ユニット基板4上に試
薬層3を形成することによシミ極11が試薬層3中に埋
設するように検出手段を構成してもよい。
以上構成の検体検査ユニット(第1図に示す装置)を使
用すると次のようにして試料中の基質成分または酵素成
分を分析することができる。
先ず、展開層10表面にn・(料たとえば血液試料を滴
下すると、血液試料は展開層1中で拡散して均一な濃度
となって試薬層3に到達する。到達後、血液試料中の基
質成分(才たはrトγ素成分)と試薬層3中に保持され
ている酵素(まだしよ基質)とがqii異的な酵素反応
を惹起する。そうすると、酵素反応により反応生成物が
生成し、その反応生成物を1、極部6により電気化学的
に定量することによシ血液試別中の基質成分(−!、た
しよ酵素成分)を定量することができる。
次に、試料中の抗原または抗体を前記検体検査ユニット
で分析する場合について述べる。
試薬IvJ3中の担体C」1、試料中の基質成分まだは
酵素成分を前記検体検査ユニットで分析する場合と同じ
担体を使用することができる。
試薬層3における試薬としては、試料中の抗原(または
抗体)を分析する場合、補体活性によシ細胞溶解作用を
受ける細胞膜に抗体(まだは抗原)結合すると共に内部
に酵素(または基質)を収容するマイクロカプセルおよ
びマイクロカプセル内に収容された酵素(または基質)
と特異的に反応する基質(まだは酵素)を含有する免疫
分析用試薬が挙げられる。
抗体(甘たは抗原)を結合し酵素(またけ基質)を収容
することのできるマイクロカプセルとしては、動物たと
えば羊の赤血球を好適に用いることができる。なお、他
の動物の赤血球あるいは赤血球以外の動物a胞であって
も、細胞膜に抗体(または抗原)を結合し、また、細胞
内に酵素(またさらに、人工膜としてリポソームも使用
することができる。
細/I(!膜に結合する抗体(iだけ抗原)は、試料中
の抗原(または抗体)と特異的な抗原抗体反応を惹起す
るものが適宜に選ばれる。たとえば、試料中の抗原がα
−7エトグロテインであるときは、α−フェトプロティ
ン抗体が挙げられる。
素を混合したものが挙げられる。細胞内に前記酵素を収
容するかわりに前記した各種の酵素と特異的に反応する
基質を収容してもよい。ただし、細胞内に収容する基質
は、細胞膜を透過しにくい物質であるのが好ましく、た
とえば細胞が赤血球、リポソーノ・等であるときには塩
素イオン、グリセロール、疎水性物質たとえばリン脂質
、赤血球膜の能動輸送で透過可能な物質たとえばグルコ
ース、アミノ酸が挙げられる。
マイクロカプセル内に収容する酵素(又り、基質)の貝
は、マイクロカプセル調製時に自由にへ周整口丁能であ
る(吉沢 満:生化学53 (9) 、1066(19
81))。従って測定対象の抗原(又は抗体)の濃度範
囲に応じて、マイクロカプセル内に収容する酵素又は基
質の濃度を適宜に調整する事が出来る。通常、抗体(#
r、たけ抗原)量に対して細胞内の酵素(壕だVi、基
質)Mが大過剰でおるので、この発明の検体検査ユニッ
トを用いた免疫分析測定を短時間のうちに行なうことが
できる。
細胞たとえば羊の赤血球の細胞膜に抗体たとえばα−フ
ェトプロティン抗体を結合し、赤血球内に酵素たとえば
グルコースオキシターゼを収納した細胞のル114製e
」1、たとえば次のようにして行なうことができる。
先ず、動物たとえばウサギ、ヤギ、マウス、ラット等に
α−フエトグロデインを常法に従って注射すると、これ
ら動物は感作されて動物体内で抗α−フェトプロティン
抗体が産生される。注射後適当な期間の経過後、その動
物より所定量の血液を採取]〜、得られた血液の上澄み
液を分離することにより、抗α−フェトプロティン抗体
を有する抗血清を得る。なお、抗原抗体反応の特異性を
向上させるために、前記抗血清をさらに精製してもよい
。一方、他の動物たとえばヒツジから所定量の血液を採
取してこれを精製し、等供液たとえば0、15 Mの濃
度のJlを含有するバッファ液(tJ]7)と混合する
ことにより赤血球をザスベンドした等供液を得る。この
等張液中にザスベンドした赤血球中には細胞液、ミトコ
ンドリア等が含まれているので、常法である透析法に上
って赤血球内から細胞液等を制用して赤血球内に酵素で
あるグルコアミラーゼを収容する。収容するグルコアミ
ラーゼの量は、後述する免疫分析測定法の必要に応じて
適宜に決定することができる。次いで、ヒツジの赤血球
をザスベンドした等供液と前記のα−フ二トプロテイン
抗体を有する抗血清とを混合すると、ヒツジの赤血球の
細胞膜上にα−フェトグロテイン抗体が吸着され、α−
7エトプロデイン抗体を細胞膜に結合する赤血球を有す
る等供液が得られる。この場合、赤血球膜が抗体を吸着
しにくい時は、グルタルアルデヒドや無水コハク酸の様
な2価性試薬、ウッドワード試薬の様なペプヂド試薬等
と共に処理する事に上り、膜表面に抗原(又は抗体)を
結合させる事ができる。
前記免疫分析用試薬中に、前記細胞と共存させる基質(
またけ酵素) &−11、前記細胞中に収容された酵素
(寸たは基1i4)と特異的に酵素反応をする前述の基
質(または酵素)を使用することができる。
試薬層3のれ周製として、たとえば免疫測定法で通常行
なわれる、寒天ダルを使用する方法でマイクロカプセル
を包括することができる。前記方法は、免疫化学実験入
門(松橋 直ら著、学会出版センター(1981))、
臨床とウィルス(9巻。
479頁(1981)、佐藤征也ら)に詳細に記載され
ている。
展開ByJ1は、試料中の基質成分または酵素成分を前
記検体検査ユニットで分析する場合と同じ展開層を使用
することができる。
なお、細胞膜を溶解する補体は、動物の血液中に含まれ
ているものを使用することができ、たとえばモルモット
の血清を補体含有液としてその1′ま使用することがで
きる。また、補体は、あらかじめ前記試薬層3や展開層
1のいずれかに添加しておいてもよく、二次試薬として
後に添加してもよい。
電極部6としては、試料中の基質成分または酵素成分を
前記検体検査ユニットで分析する場合と同様の電極を使
用することができる。
以上構成の検体検査ユニットを使用すると次のようにし
工試料中の抗原(または抗体)を定量することができる
先ず、展開層lの表面に試料たとえば而7(″f、試料
を滴Fすると、血液試料は展開層1中で拡散して均一な
濃度となって試薬層3に到達する。到達後、血液試料中
の抗原(または抗体)と試薬層3中に保持され°〔いる
細胞の膜表面に結合されている抗体(または抗原)とが
特異的な抗原抗体反応を惹起する。そうすると、展開層
1よυ血nV、試料と共に移送されてきた、あるいは試
薬層3中に加えられていた補体が、前記抗原抗体反応に
よシ活性化さノL、補体活性による1111胞溶解作用
によシ細j泡膜が溶解して細胞内に収容されていた酵素
(または基質)が細胞外に放出される。放出された酵素
(またt;L基質)と試薬中の基質(または酵素)とが
試薬層3中で酵素反応し、反応生成物が得られる。次い
で、仁の反応生成物を電極部6により電気化学的に定量
することができる。なお、血液試料としては1.1r1
1清、血漿、その他全血であってもよい。
以下の実験例によυこの発明についてさらに詳述する。
実施例 この実験例は、この発明の検体検査ツーニットを用いて
血液試料中のグルコース(基質成分)を定量するもので
ある。
アガロース(22m(7/me )およびアメ4ルギル
ス由来ノグルコースオキシダーゼ(40μg/ml)を
含有する0、 1 Mリン酸パツノア−(rJlG、5
)をプラスチック製の反応ユニット基板上に平滑に流延
し、冷却固化することにより試薬層を形成した。次いで
、この試薬層上に、さらに、アガロース(22mt;)
 / me )を含有する0、1Mリン酸バッファー(
p’16.5)を重層し、固化することにより展開層を
形成した。との場合、反応ユニット基板には所定の大き
さの電極挿入孔が開口しておシ、反応ユニット基板上に
は薄い、jlj l)塩化ビニルの膜が貼着されていて
、試薬層の形成の際に電極挿入孔よりリン酸バッファー
が漏出しないようになっている。電極挿入孔には電極部
が嵌装され、試薬層中に電極がさし込まれている。次に
、展開層上に約10μtの血清を滴下した。血清は展開
層中を拡散し、一定の濃度となって試薬層に移行し、試
薬層において以下の酵素反応が進行した。
反応の結果試薬層中にI(202が生成した。このH2
O2を電極部の過酸化水素電極で検出した。
第3図に血清試料中のグルコース濃度と過酸化水素電極
よυ出力される′電流の増加値との関係を示す。第3図
に示すように、血液試料中のグルコース濃度と電流増加
値とは直線関係が成立し、過酸化水素電極による測定で
血液試料中のグルコースを定員することができることが
明らかである。
また、同一の血液試料を用いてグルコースを定量し、そ
の定Jt結果を第1表に示す。第1表に示すように1こ
の検体検査ユニットによる定量は、きわめて高い精度を
もって行なうことができる。
第1表 グ#:+−ス100m9/dl    250m97d
e測定1  0.042  0.056 2      0.038       0.0533
      0.039       0.0554 
     0.042       0.0545  
    0.041       0.0557   
0.0403    0.0546S、D、    ±
0.00179    0.00101c、v、(%L
   4−43       1.86実施例 この実験例は、この発明の検体検査ユニットを用いて血
液試料中のα−フェトプロティン(抗原、以下、α−F
Pと略することもある6)を定量するものである。
アガロース(12mt97ml )、感作赤血球(10
0/jυ” ; 100 U/atのグルコアミラーゼ
を収容し、膜表面に抗α−FP抗体を結合させたもの)
、グルコースオキシクーゼ(40μi/ml)、アミロ
ース(tomg/M)、および補体(200tie/m
l )を含むリン酸緩衝食塩水(P116.0)をシラ
スデック製反応ユニット基板上に平滑に?It’、延し
、冷却固化する事により試薬層を形成した。この試薬層
上にさらにアガ【1−ス(20m!、77me )を含
有するリン酸緩衝食塩水(pH6,0)を重層し、固化
する事により展開層を形成した。固化することにより展
開層を形成した。この場合、反応ユニット基板にt」、
所定の大きさの電極挿入孔が開口しており、反応ユニツ
l−基板上には薄い、191)塩化ビニルの膜が貼着さ
iLでいて、試薬層の形成の際に電極挿入孔よυリン酸
バッファーが漏出しないようになっている。電極挿入孔
に口、電極部が嵌装され、試薬層中に電極がさし込1ノ
シている。次に、展開層上に約10μtの血清を滴−F
した。
次に展開層上に約101ttの血Mを添加した。血清は
展開層中を拡散し、一定の濃度となって、試薬層に移行
し、試薬層において抗原、抗体反応が進行した。その結
果、補体により膜が破壊さtt1血球(マイクロカブセ
ル)内に収容されていたグルコアミラーゼが外に漏出し
てきた。外に出たグルコアミラーゼはアミロースを基質
として次の反応が進行する。
グルコース+o2−+−n2o         グル
コン酸+11202反応の結果試薬層中にH20□が生
成した。このlI202を電極部の過酸化水素電極で検
出した。反応温度は37℃で、測定時間は15分である
予め既知濃度のα−FPを含む試料を用い検量線を作成
し、その検量線よシ血液試料中のび−FP含量を知るこ
とができる。
同一の血液試料を用いてα−FPの定lを行なった結果
を第2表に示す。ここから明らかな様にこの検体検査ユ
ニットによる定量は、極めて高い精度をもって行なう事
ができる。
(以下余白) 第  2   表 α−FP  48ny/ml  320ng/”測  
定 1    0.025 tie、Δnin    
 □、l 4 )rA7Fmn20.022  0.1
3 30.023  0.14 40.02G   0.14 50.023  0.15 デ0.0238 0.14 S、D、±0.00147  ±0.00632CM(
%) 6.17  4.51 〔発明の効果〕 この発明によると、構成の簡単な検体検査ユニットを提
供することができる。特に、試薬層中で進行した反応の
生成物を電気化学的手段にょυ試料中の成分を定量する
ので、従来のように、検体検査ユニット内での発色操作
が不要となるばか力か、分光学的検出手段において不可
欠であるパックグラウンド消去用の特定の層を設ける必
要もなくすことができる。しかも、試薬層中に担持する
試薬の種類に応じて試料中の各種成分を正確かっ迅速に
定量分析することができる。だとえげ試薬層中に酵素(
またU基質)を保持しておくと、試料中の基質成分(ま
たは酵素成分)をjI−確に定量することができる。寸
だ、試薬層中に、細胞膜に抗体(甘たr、i基質)を結
合すると共に内部に酵素(まだは基質)を収容した細胞
を含有する免疫分析用試薬を担持させると、数分から数
10分以内で試料中の抗原(または抗体)を迅速に定量
分析することができ゛る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例装置を示す説明図、第2図
(A)はこの発明の他の実施例装置を示す断面図、第2
図(B)はこの発明の他の実施例装置を示す上面図、お
よび第3図はこの発明の一実施例装置を用いて血液試料
中のグルコースを定−屓した場合のグルコース濃度と過
酸化水素電極よυ出力−される電流の増加値との関係を
示すグラフである。 1・・・展開層、3・・・試薬層、6−・電極部。 2・・7レコ −?:免ノi(勺Δ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試薬を保持する試薬層上に試料を展開する担体よ
    シなる展開層を重畳すると共に、試薬層中に1展開層よ
    シ拡散してきた試料と試薬層中の試薬との反応生成物を
    電気化学的に検出する検出手段を有することを特徴とす
    る検体検査ユニット。
  2. (2)  前記試薬が、酵素を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の検体検査ユニット。
  3. (3)  前記試薬が、酵素を含有する微生物を有する
    ことを特徴とする特Fl’ Tj’!求の範囲第1項に
    記載の検体検査ユニット。
  4. (4)  前記試薬が、補体活性によシ溶解作用を受け
    る膜に抗体才たは抗原を有すると共に内部に酵素t f
    cは酵素と特異的に反応する基質を収容するマイクロカ
    プセルを有することを特徴とする特許R’fl求の範囲
    第1項に記載の検体検査ユニット。
JP13548782A 1982-08-03 1982-08-03 検体検査ユニツト Granted JPS5926048A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61213663A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサ
JPS6258157A (ja) * 1985-04-03 1987-03-13 メディセンス・インコーポレーテッド サリチレートの検出方法

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56107154A (en) * 1979-12-04 1981-08-25 Technicon Instr Produced articles and enzyme activity measuring method* enzyme reaction control method* analyzer* reactor* automatic electrochemical analyzer* and thin film enzyme measuring sensor

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