JPS5925803B2 - でんぷん類の水溶性リン酸エステル塩の製法 - Google Patents

でんぷん類の水溶性リン酸エステル塩の製法

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JPS5925803B2
JPS5925803B2 JP11454676A JP11454676A JPS5925803B2 JP S5925803 B2 JPS5925803 B2 JP S5925803B2 JP 11454676 A JP11454676 A JP 11454676A JP 11454676 A JP11454676 A JP 11454676A JP S5925803 B2 JPS5925803 B2 JP S5925803B2
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hydrolyzate
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富裕 黒崎
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Kao Soap Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性が著しく優れ、またリン酸とのエステル
化の程度(以下リン含量と言う)の高いでんぷん又はで
んぷんもしくはセルロースの加水分解物(以下でんぷん
類と言う)、特に平均分子量が500〜10000の範
囲にあるこれら加水分解物のリン酸エステル塩の製法に
関するものである。
でんぷん類のリン酸エステル塩の製造研究は従来からあ
る程度なされてきているが、これらは種種の植物源から
得た非常に高分子量のでんぷんやアミロース、アミロペ
クチン、デキストラン等のリン酸エステルの製造法に関
するもので生成物は水にほとんど不溶性のものか、高々
原料でんぷんと同程度に水に膨潤する程度のものである
従来まで知られている、デンプンのリン酸エステルの製
造法は以下のようなものがある。(1)ホイスラー(R
、L、Whistler)ウオルフロム(M、L、Wo
lfrom)編:メソッド インカーボハイドレイト
ケミストリー(MethodsinCabohydra
teChemistry)第4巻、294〜296頁に
記載の方法 トリポリリン酸ソーダとでんぷんを固体状
態で高温にて反応させリン含量0.35%のでんぷんの
リン酸エステルのナトリウム塩を得ている。
又、リン酸一水素ナトリウムとリン酸二水素ナトリウム
の混合物とでんぷんを固体状態で高温で反応させる事に
よりリン含量2.5%のでんぷんのリン酸エステルのナ
トリウム塩を得ている。
(4)ホイスラ一(R.L.Whistler)らによ
ればCArchivesOfBiOchemistry
andBlOphysics〃01.135P396〜
401)アミロース、アミロペクチン、分子量8万のデ
キストラン、やトウモロコシでんぷんをジメチルホルム
アミド溶媒中、テトラポリリン酸のトリ一n−ブチルア
ミン塩と反応させた後、NaOHでNa塩とする事によ
り、リン含量が最高で17.9%のリン酸エステルのN
a塩を得ている。
(111)ロマール(R.LOhmar)らによればC
J.Am.Chem.SOc.,,vOl72P57l
7)、でんぷんとオキシ塩化リンをピリジン中で反応さ
せる事により、水不溶性のでんぷんのリン酸エステル塩
を得ている。
(1)の方法は高温脱水の条件下で実質的固相反応であ
り、リン含量の極めて低いものしか得られない。
(4)の方法はリン含量はかなり高いものが得られるが
、副生物として生ずる無機リン酸塩を除去する適当な方
法がない。原料が高分子量の場合に 二は透析によりあ
る程度除去できるが、加水分解した低分子量でんぷんの
場合にはその生成物であるリン酸エステル塩を分離、精
製することが非常に困難となる。又(111)の方法は
リン含量は高いものが得られるが、その生成物は水に全
く不溶解である。二これはエステル化する際に架橋反応
が起るためと考えられる。以上のような従来のリン酸エ
ステルの欠点を改善した、リン含量の高い水溶性のすぐ
れたでんぷん類のリン酸エステル塩を得るべく研究の結
果本 こ発明を完成した。
すなわち、本発明はでんぷん又はでんぷんもしくはセル
ロースの加水分解物とオキシ塩化リンとをジメチルホル
ムアミド溶媒中で反応し、得られた中間体をアンモニア
水で加水分解することを特 J徴とする上記でんぷん類
のリン酸エステルアンモニウム塩の製造法である。
さらにこのでんぷん類のリン酸エステルアンモニウム塩
にアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物水溶液
を作用させることを特徴とする上記でんぷん類リン酸エ
ス 4テルのアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の製
法である。本発明の方法をさらに具体的に説明すると次
のようになる。
オキシ塩化リンのジメチルホルムアミド(以下DMFと
いう)溶液中に、50℃以下、好ましくは、10゜C以
下で、かくはん下、DMFに溶解したでんぷん類の溶液
を除々に滴下して加え、滴下終了後、さらに、50℃以
下の温度にて、1時間ないし24時間反応する。
溶媒として使用している、DMFは、反応が均一系で、
十分かくはん出来得る粘度となる様に、その量を適当に
調節出来る。かくして得られた反応液を、大量のアセト
ンその他の適当な有機溶媒中に徐々に加え、反応生成物
を沈澱させる。この沈澱物を沢過後、エーテルその他の
適当な有機溶媒にて十分洗浄後、窒素気流下、室温で減
圧乾燥して中間体を得る。このアセトン等の有機溶媒を
用いて中間体を沈澱させることは必ずしも必要なく反応
液をそのままアンモニア水に投入して加水分解すること
もできる。又有機溶媒はアセトン以外にも中間体と反応
性のあるもの以外で中間体を沈澱分離できるものであれ
ば使用可能である。得られた中間体をアンモニア水にて
100℃以下、好ましくは、30℃以下の温度にて1時
間ないし24時間、加水分解後、反応液を大量のメタノ
ール中に徐々に加えることにより得られる沈澱物をP過
し、90%のメタノールで十分洗浄後、真空乾燥する事
により、でんぷん類の水溶性を有するリン酸エステルの
アンモニウム塩が得られる。
アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を得る場合には
上記で得られた、でんぷん類のリン酸エステルのアンモ
ニウム塩をイオン交換水に溶解後、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属水酸化物の水溶液又は粉末を加え、PH
l2程度に調整し、遊離してくるアンモニアを、減圧下
除去した後、この水溶液を、大量のメタノール中に加え
、得られる沈澱物を沢過して、90%メタノールで十分
洗浄し、真空乾燥する事により、でんぷん類の水溶性を
有するアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が得られ
る。本発明の方法における最大の特徴点は反応溶媒とし
てDMFを用いること及び中間体をアンモニア水にて加
水分解するという二点にある。
反応溶媒としてはオキシ塩化リンと反応せず、原料ので
んぷん類を溶解することができるという条件が必要であ
るが、DMF以外の溶媒として例えばジメチルスルホキ
シドはこれ自体がオキシ塩化リンと反応してしまい使用
できず、又例えばピリジンは上記の条件を満足するが得
られたリン酸エステル塩が全く水に不溶性のものしか得
られない。
また加水分解はアンモニア水で行うことが必要であり、
例えば純水で加水分解すれば水溶性のものが得られず、
また苛性ソーダ水溶液で加水分解しても同様に水に不溶
性のものしか得られない。
アンモニア水は加水分解後のPHが約7以上のPHに保
たれるに十分な量が必要であり、その濃度は0.1〜2
8重量%の範囲のものが使用可能である。本発明の方法
では、得られるリン酸エステル塩のリン含量はオキシ塩
化リンとでんぷんの加水分解物の反応モル比により、低
いものから高いものまで適当に変え得る。
リン含量の上限は種々の条件によつて変るが約15重量
%程度であり、下限はモル比を低くすることによつて任
意のものが得られる。本発明において使用するでんぷん
は、いかなる植物源から得られたでんぷんでも良い。
たとえば、トウモロコシ、小麦、馬鈴薯、米、サツマイ
モ、コーリヤン等から得られたでんぷんが使用出来る。
又、処理されていないでんぷん、あるいは、酸、アルカ
l八若しくは、酵素等でわずかに処理されたでんぷんを
も包含し、更に、可溶性でんぷん特に可溶化処理したで
んぷん、α化処理したでんぷん等も使用出来る。更には
、これらのアミロース冨有分あるいは、アミロペクチン
冨有分を個々に用いても良いし、両者の混合物を用いて
使用する事も出来る。また、でんぷん又はセルロースの
加水分解物はこれらを酵素、塩酸等で加水分解して得ら
れる。本発明の目的のためには上述のでんぷんそのもの
よりもこれら加水分解物を原料とする方がより好ましく
、さらに平均分子量が500〜10000程度のものを
用いることが最も好ましい。ただ加水分解しないセルロ
ースそのものはDMFに溶解せず、従つてオキシ塩化リ
ンとはほとんど反応しないため本発明には使用できない
。以上のような本発明の方法によつて得られたでんぷん
類のリン酸エステル塩は、従来のものと異りリン含量が
大きいにもかかわらず極めてすぐれた水溶性を有するた
め広範な用途への応用が考えられる。たとえば、その構
造上より、キレート剤、洗剤ビルダ一、増粘剤、帯電防
止剤、難燃剤、生分解性良好な水中における分散剤等で
ある。次に実施例をもつて本発明を説明する。尚、例中
、部、%とあるのはそれぞれ重量部および重量パーセン
トを意味する。実施例 1 でんぷんの加水分解物(平均分子量:2200)8.1
部をDMF5O部に溶解させた溶液を、オキシ塩化リン
46部とDMF5O部より成る溶液中に、かきまぜなが
らO〜5℃で1時間を要して徐徐に加え、さらに1時間
、同温度で反応して得られた反応液を、500部のアセ
トン中に加え、得られた沈澱物を、沢過後、エーテルで
十分洗浄し、窒素気流中、室温で減圧乾燥して得られた
刺激臭を有する白色固体である中間体を、10%アンモ
ニア水50部中に加え、室温で12時間、かくはんする
反応後、反応液を、メタノール500部中に、徐々に加
え、得られた沈澱物を沢過後、90%メタノールで十分
洗浄し、室温にて真空乾燥する事により、リン含量11
.3%、窒素含量7.7%を有するでんぷんの加水分解
物のリン酸エステルアンモニウム塩の白色粉末8.2部
得た。尚、このものを30%含む水溶液は室温で均一、
無色透明な粘稠液体であつた。実施例 2 でんぷんの加水分解物(平均分子量:2200)8.1
部をDMF5O部に溶解させた溶液を、オキシ塩化リン
15.3部とDMF5O部よりなる溶液中に、かきまぜ
ながら、O〜5℃で1時間を要して徐々に加え、さらに
2時間、同温度で反応後、実施例1と同様に処理する事
により得られた実施例1と同様な性質を有す中間体を、
10%のアンモニア水50部中に加え、50′Cで3時
間、かくはん下反応後、実施例1と同様に処理する事に
より、リン含量7.9%、窒素含量4.4%を有する、
でんぷん加水分解物のリン酸エステルアンモニウム塩の
白色粉末9.3部を得た。
尚、このものを30%含む水溶液は室温において均一で
、無色透明な粘稠液体であつた。
実施例 3 でんぷんの加水分解物(平均分子量:3500)8.1
部をDMFlOO部に溶解させた溶液を、オキシ塩化リ
ン46部とジメチルホルムアミド100部よりなる溶液
中にO〜5℃で1時間を要して加え、その後、実施例1
と同様に処理する事により、リン含量10.9%、窒素
含量7.5%を有する、でんぷんの加水分解物のリン酸
エステルアンモニウム塩の白色粉末9.0部を得た。
このものを30%含む水溶液は室温において均一で無色
透明な液体であつた。
実施例 4 でんぷんの加水分解物(平均分子量:900)実施例1
と同様に処理する事により、リン含量12.2%、窒素
含量9.1%のリン酸エステルアンモニウム塩の白色粉
末8.3部を得た。
このものを30%含む水溶液は、室温において均一で、
無色透明な粘稠液体であつた。
実施例 5 トウモロコシでんぷんを用いて実施例1と同様に処理す
ることにより、リン含量11.3%、窒素含量8.1%
のでんぷんのリン酸エステルアンモニウム塩の白色粉末
8.5部を得た。
実施例 6 実施例1で得たでんぷんの加水分解物のリン酸エステル
アンモニウム塩10部をイオン交換水100部に溶解し
、これに1N−カセイソーダ水溶液を加えPHを12に
調整し、この溶液を減圧下3分の1に濃縮後、メタノー
ル500部中に加え、得られた沈澱物を、90%メタノ
ールで洗浄後、真空乾燥する事により10.1部のでん
ぷん加水分解物のリン酸エステルナトリウム塩の白色粉
末を得た。
このもののリン含量は、11.0%、窒素含量は0.0
%であつた。
尚、このものを30%含有する水溶液は、室温において
均一で無色透明な粘稠液体であつた。
実施例 7実施例1で得たでんぷん加水分解物のリン酸
エステルアンモニウム塩10部をイオン交換水100部
に溶解し、これに粉末状の水酸化カルシウム2.1部を
加え、50℃で5時間攪拌の後、この反応液を減圧下3
分の1に濃縮し、メタノール500部中に加え、得られ
た沈澱物を90%エタノールで洗浄後真空乾燥すること
により、10.3部の加水分解物のリン酸エステルカル
シウム塩の白色粉末を得た。
このもののリン含量は10.2%、窒素含量は0.0%
であつた。
比較例 1 実施例2で得た中間体10部をイオン交換水50部中に
加え、室温にて12時間加水分解させた。
この中間体をイオン交換水に加えた直後はほぼ透明に溶
解するが、数分後急激に白色の沈澱を生じる。(これを
一昼夜放置すると餅状の粘稠な物質が下に沈澱する。)
これにメタノール500部を加えて得られた沈澱物を9
0%メタノールで十分洗浄後室温にて真空乾燥させる。
得られた白色粉末の生成物はリン含量3.1%で、水に
ほとんど不溶であつた。収量は7,4部であつた。また
イオン交換水の代りにカセイソーダの10%水溶液を用
いて同様に加水分解を行つたが、同様の挙同を示し、水
溶性良好なものは得られなかつた。比較例 2 でんぷんの加水分解物(平均分子量:2200)8.1
部をピリジン250部に溶解させた溶液に、オキシ塩化
リン38.6部をO〜5℃で、かくはんしながら1時間
を要し加えた後、2時間同温度で反応させた所、淡黄色
の沈澱物が大量に生じた。
この沈澱物の、リン含量は7.7%であつたが、水には
全く不溶であつた。比較例 3 でんぷんの加水分解物(平均分子量:2200)8,1
部をオキシ塩化リン100部中に加え、50℃で12時
間不溶解のまま反応後、実施例1と同様に処理したが、
得られた白色粉末はリンを全く含有していなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 でんぷん又はでんぷんもしくはセルロースの加水分
    解物とオキシ塩化リンとをジメチルホルムアミド溶媒中
    で反応させ、得られた中間体をアンモニア水で加水分解
    することを特徴とするでんぷん又はでんぷんもしくはセ
    ルロースの加水分解物の水溶性を有するリン酸エステル
    アンモニウム塩の製法。 2 でんぷん又はセルロースの加水分解物の平均分子量
    が500ないし10000である特許請求の範囲第1項
    記載のでんぷん又はでんぷんもしくはセルロースの加水
    分解物の水溶性を有するリン酸エステルアンモニウム塩
    の製法。 3 でんぷん又はでんぷんもしくはセルロースの加水分
    解物とオキシ塩化リンとをジメチルホルムアミド溶媒中
    で反応させ、得られた中間体をアンモニア水で加水分解
    し、次いでアルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物
    の水溶液を作用させることを特徴とするでんぷんもしく
    はでんぷん又はセルロースの加水分解物の水溶性リン酸
    エステルアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩の製法
    。 4 でんぷん又はセルロースの加水分解物の平均分子量
    が500ないし10000である特許請求の範囲第3項
    記載のでんぷん又はでんぷんもしくはセルロースの加水
    分解物の水溶性リン酸エステルアルカリ金属塩又はアル
    カリ土類金属塩の製法。 5 アルカリ金属水酸化物の水溶液が苛性ソーダ水溶液
    である特許請求の範囲第3項記載のでんぷん又はでんぷ
    んもしくはセルロースの加水分解物の水溶性リン酸エス
    テルアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩の製法。
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