JPS592578Y2 - 操作レバ−装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建設機械等の操作レバー装置に関するもので
、その目的とするところは、隣接した３本以上の操作レ
バーのうち、１本の操作レバーと他の操作レバーとが相
互に誤って同時に操作してしまうという誤操作を防止で
きるようにした操作レバー装置を提供することにある。

以下その構成を図面に示した実施例に基づいて説明する
。

図中１．２．３は互いに隣接して設けられた第１、第２
、第３の操作レバーであり、この各操作レバー１．２．
３はそれぞれ異なる部分を操作するもので、第１の操作
レバー１と第２、第３の操作レバー２，３の相互は同時
に操作してはならないものである。

上記第１の操作レバー１と、第２、第３の操作レバー２
，３との間に、第１の操作レバー１と、第２、第３の操
作レバー２，３の双方側へ回動自在にし、かつ第１の操
作レバー１側に回動したときにこの第１の操作レバー１
に係合する切欠４を、また第２、第３の操作レバー２，
３側へ回動したときにこの第２、第３の操作レバー２，
３に係合する切欠５をそれぞれ有するロック６がレバー
ガイド７に枢設しである。

しかして第１の操作レバー１を操作する場合にはロック
６を第２、第３の操作レバー２，３側へ回動しておく。

かくするとこの第２、第３の操作レバー２，３がロック
６にてレバーガイド７にロックされ、これらが第１の操
作レバー１と共に回動することがなく、第１の操作レバ
ー１の操作時における第２、第３の操作レバー２，３の
誤操作が防止される。

第２、第３の操作レバー２，３を操作する場合にはロッ
ク６を第１の操作レバー１側へ回動しておくことにより
、第２、第３の操作レバー２，３の操作時における第１
の操作レバー１の誤操作が防止される。

本考案は以上のようになり、３本以上の操作レバー１．
２．３が隣接して設けられ、しかも第１の操作レバー１
と、第２、第３の操作レバー２゜３の相互を同時に操作
をしてはならないようにした操作レバー装置において、
同時に操作してはならない第１の操作レバー１と第２、
第３の操作レバー２，３との間に、同操作レバーの双方
側へ回動自在に、かつそれぞれの操作レバー側へ回動し
たときにそちら側の操作レバーに係合する切欠４．５を
設けたロック６をレバーガイド７に枢設して操作レバー
装置を構成したから、簡単な部品であるロック６を追加
するだけで隣接する操作レバーの誤操作を完全に防止で
きると共に、ロックのし忘れを防止することができる。

また本考案によれば、１本の操作レバーに対して他の２
本以上の操作レバーをロックすることができると共に、
その逆の作用を行なうことができ、３本以上の操作レバ
ーがある場合においても誤操作を有効に防止することが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を概略的に示す斜視図である。 １、２．３は操作レバー ４，５は切欠、６はロック、
１はレバーガイド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ３本以上の操作レバー１．２．３が隣接して設けられ、
   しかも第１の操作レバー１と第２、第３の操作レバー２
   ，３の相互を同時に操作をしてはならないようにした操
   作レバー装置において、同時に操作してはならない第１
   の操作レバー１と第２、第３の操作レバー２，３との間
   に、同操作レバーの双方側へ回動自在に、かつそれぞれ
   の操作レバー側へ回動したときにそちら側の操作レバー
   に係合する切欠４，５を設けたロック６をレバーガイド
   ７に枢設したことを特徴とする操作レバー装置。