JPS5925471Y2 - 携帯用ガス雰囲気容器 - Google Patents

携帯用ガス雰囲気容器

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Publication number
JPS5925471Y2
JPS5925471Y2 JP2582580U JP2582580U JPS5925471Y2 JP S5925471 Y2 JPS5925471 Y2 JP S5925471Y2 JP 2582580 U JP2582580 U JP 2582580U JP 2582580 U JP2582580 U JP 2582580U JP S5925471 Y2 JPS5925471 Y2 JP S5925471Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
gas
liquefied gas
container body
atmosphere
Prior art date
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Expired
Application number
JP2582580U
Other languages
English (en)
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JPS56129824U (ja
Inventor
泰宏 前田
Original Assignee
株式会社 ほくさん
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ほくさん filed Critical 株式会社 ほくさん
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Description

【考案の詳細な説明】 理化学実験などにおいて取扱う反応性試料、特に空気中
にさらすことにより酸化し易い液体や固体材料、又は酸
化させたい材料を処理する操作工程において、一工程か
ら他工程へ移る際例えば、他の部屋へ移動させるときや
、一工程が終って次工程が翌日とか、さらに長時間経過
した後に行なわれるとき等、試料を一時工程外で保管す
る必要があるが、このような場合、試料の酸化防止、又
は酸化促進の為に、不活性又は酸化雰囲気中に保管する
ことは知られている。
本考案は、上述のような場合に反応性試料を保管するの
に好適な携帯用ガス雰囲気容器を提案したものであって
、その目的とするところは、反応性試料を不活性雰囲気
中等に保存したま・手軽に持ち運びできると共に、試料
を出し入れしても容器内を常に不活性等所望ガス雰囲気
にかつ、比較的長時間その雰囲気を保ち得るようにする
ことにある。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれば、
第1図、第2図において、容器本体1は、反応性試料2
を出し入れ自在に収容するための開口部(図示せず)に
扉3を蝶着4しであると共に、携帯に都合よく取手5を
固定して形成されている。
また、上記容器本体1の底壁6は一側方へ延出形成して
あって、この底壁延出部6a上に小型の液化ガス容器7
を載置して、上記容器本体1の側壁8に固着しである固
定具9により脱落自在に固定し容器本体1と一体的に装
着しである。
そして、容器本体1と液化ガス容器7は、当該液化ガス
容器7内に収納した液化ガスの気化ガスが容器本体1へ
導入可能なるようガス導出管10により連通させるので
あるが、該導出管10の途中には熱交換器11を配設し
て、低温の気化ガスを所望温度に高めて容器本体1に導
入するようにしたものが示されている。
液化ガス容器7には、上述のように、予め液体窒素等の
所定液化ガスを収納するが、図示の液化ガス容器7は本
体7aをそれぞれ有底状とした内筒7a’と外筒7a″
とから二重壁構造の恒温槽に形成して、その開口部を蓋
体7bにより開閉自在に密封し、該蓋体7bに上述ガス
導出管10を接続すると共に、高熱伝動率の材質により
枠部13aと、該枠部13aの先端に付設した複数枚の
フィン13bとから形成した吸熱体13を、上下に摺動
可能なるよう貫通配置し、該吸熱体13を収納した液化
ガス12と接触させることにより外気熱を吸収して気化
させ、ガスを発生するように形成されている。
こ・で、上記吸熱体13は、上記蓋体7bから突出して
スリット14を縦設した割螺筒15に、枠部13 aを
挿通すると共に、該螺筒15に螺合配置した締付けねじ
16により蓋体7bに固定されている。
而して上記構成において、図示の実施例によるときは、
開蓋状態で液化ガス容器7に液化ガス12を供与した後
閑蓋密封し、固定具9にて容器本体1と一体的に固定す
る。
この際、吸熱体13は十分に引き上げておき、枠部13
aが液化ガス12に接触しないようにしておく。
か・る状態では、液化ガス容器7は恒温槽に形成してあ
って液化ガスは外気熱を吸収することはないので、気化
することなく液体状態に保存される。
次に、容器本体1の扉3を開け、反応性試料2を容器本
体1に収容して閉扉する使用状態にあっては、上記吸熱
体13を押し下げてその枠部13aを液化ガス12と接
触させるのであり、かくて当該吸熱体13は外気熱を吸
収するから、枠部13 aから液化ガス12に外気熱が
導入され、その結果液化ガス12は気化して連続的にガ
スが発生する。
このガスは、液化ガス容器7内の圧力上昇に伴って前記
ガス導出管10から容器本体1内に供給され、当該容器
本体1内には不活性な雰囲気等が作られる。
また、この際上記ガスは可成りの低温であるから、これ
を熱交換器11によって適当な温度に温めた後容器本体
1に供給するようにして、反応性試料2の出入操作にあ
って人体に支障のないようにしである。
よって、容器本体1に収容した反応性試料2は不活性雰
囲気等に保存されるが、該試料2を開扉状態にて出し入
れする際、容器本体1内に空気等が入るが、その空気等
は、不活性ガス等が連続的に容器本体1内に供給される
ので扉3の隙間等から器外へ排出される。
従って容器本体1内は常に不活性雰囲気等に保持される
ことになる。
また、液化ガス容器7内の液化ガス12は気化するにつ
れて減少するから、その減少につれて吸熱体13を押し
込むかまたは、予め枠部13a先端が本体7aの底部に
接触するまで押し下げしておけば、液化ガス12が完全
に無くなるまで不活性ガス等を連続して発生させること
ができ、また吸熱体13を引き上げれば、不活性ガス発
生を停止させることができる。
さらに、こ・で前記ガス導出管10等に開閉弁(図示せ
ず)を設けておき、該開閉弁操作によって、容器本体1
へのガス供給、停止を行なうようにしておくことがよい
以上説明したように本考案に係る携帯用ガス雰囲気容器
によれば、所望ガス雰囲気を必要とする容器本体1に、
液化ガス容器7を一体的にセットし、両者をガス導出管
10で連通して構成したものであるから、反応性試料2
を比較的長時間、処理工程外に出しておかねばならない
ときには、同試料2を酸化防止の為に、または酸化促進
の為等にガス雰囲気中へ簡単に保管でき、かつガスは連
続的に容器本体1に導入されるから、同試料2の出し入
れによっても当該雰囲気がそこなわれることはなく、従
って常に安定したガス雰囲気を保つことができ、また同
試料2を所望雰囲気中に保管した状態で携帯用として手
軽に持ち運びできるようにすることも可能となり、作業
効率を向上できるだけでなく、また前記ガス導出管10
に熱交換器11を設けるようにすれば、容器本体1の雰
囲気温度を適温に調整しておくことができ、当該試料の
出入操作に際しても人体に支障なく、安心して同操作を
行なうことができるが、もちろん同容11なしで使用す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る携帯用ガス雰囲気容器の一実施例
を示した斜視図、第2図は同容器の縦断正面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・反応性試料、
7・・・・・・液化ガス容器、10・・・・・・ガス導
出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反応性試料を出し入れ自在にかつ、携帯可能に形成した
    容器本体と、液化ガス容器とを兼備し、この容器本体と
    液化ガス容器は、該ガス容器からの気化ガスを容器本体
    に導入するガス導出管により連通させてなる携帯用ガス
    雰囲気容器。
JP2582580U 1980-02-29 1980-02-29 携帯用ガス雰囲気容器 Expired JPS5925471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2582580U JPS5925471Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 携帯用ガス雰囲気容器

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JP2582580U JPS5925471Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 携帯用ガス雰囲気容器

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Publication Number Publication Date
JPS56129824U JPS56129824U (ja) 1981-10-02
JPS5925471Y2 true JPS5925471Y2 (ja) 1984-07-26

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ID=29621846

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JPS56129824U (ja) 1981-10-02

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