JPS5925420Y2 - バランス調整付き素振り用バツト - Google Patents

バランス調整付き素振り用バツト

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JPS5925420Y2
JPS5925420Y2 JP1979082641U JP8264179U JPS5925420Y2 JP S5925420 Y2 JPS5925420 Y2 JP S5925420Y2 JP 1979082641 U JP1979082641 U JP 1979082641U JP 8264179 U JP8264179 U JP 8264179U JP S5925420 Y2 JPS5925420 Y2 JP S5925420Y2
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JP
Japan
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bat
hollow pipe
hollow
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swing
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JP1979082641U
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JPS561668U (ja
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良二郎 小山田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、野球競技におけるバットスウィングが人間
工学的に理想的なバットスウィングとなるように、その
素振り練習時においてスウィングフオームを最適な状態
で実施するためのバランス調整装置を組み込むと同時に
、その都度練習者自身が自らその最適なバットスウィン
グを確認し得るようにしたバランス調整装置付き素振り
用バットに関するものである。
既にこの考案と同一出願人により出願済みとなっている
昭和54年実用新案登録願第26448号出願および同
62417号出願に開示されているように、素振り練習
時においてその練習者の最適なバットスウィングの良否
をその都度確認し得る素振り用バット、即ち、一端が閉
鎖端部、他端が開放端部に形成され、必要に応じて被冠
外殻体の被冠された中空パイプと、該中空パイプ開放端
部から挿入され、同中空パイプ閉鎖端部側中空内部空間
の長さを自在に調整可能とする空間長調整部材と、前記
中空パイプ閉鎖端部側中空内部と空間長調整部材先端と
により構成される中空パイプ閉鎖端部側中空内部空間に
封入される遊嵌滑走体とから戊る素振り用バットと、素
振り用バットの使用者の体力に応じて自在にバランス調
整が可能となるように、素振り用バット内に液体貯溜装
置を組み込み、適宜貯溜液体、例えば、水等の量を簡単
に増減させることによって同一のバットにあってもバッ
トバランスを自在に調整可能となるようにしたバランス
調整バットは既に開発済みのものとなっている。
しかし、これら個々の技術思想から戊るバットによって
素振り練習をした場合、確かに前者のものによれば、中
空パイプ閉鎖端部側中空内部空間の長さを空間長調整部
材により調整して練習者の体力とスウィングフオームに
応じた最適なバットスウィング時の実際にボールを捕え
る位置でショックと同時に快音を発生するようにするこ
とができることから、調整後の素振り練習ではそのショ
ックないしは快音の発生する位置を練習者が正しく確認
するようにしさえすれば、最適なバットスウィングであ
ったかどうかの判断をすることが可能であって、素振り
練習が実際にボールを打って打撃練習するのと変らない
効果的なバットスウィングの練習となるものであるが、
この最適なバットスウィングを実現する上で重要な要素
の一つに、単にスウィングフオームを正しくするだけで
はなく、その正しいスウィングフオームを実現するため
にも、その練習者の年令、体格、筋力等に応じた重量の
バットをいかに正しく選択することができるかどうかと
いう問題が残されている。
したがって、この重要な要素を組み込むためには、先の
例では、数種類の重量に予め製造した素振り用バットを
用意しておかなければそれを実現できないこととなり、
これは製造単価を高めると同時に、商品取り扱い上にお
いても繁雑なものとなるばかりか、何よりも使用者自ら
がその戊辰ないしは体調の変化に応じてその都度別の重
量のバットを求めなければならないことになって極めて
不都合なものとなる。
そこで、この考案では、この欠点に対処するために、既
述のとおり、同一出願人が先に開発したバットバランス
調整用の液体貯溜装置をこの素振り用バットに組み合わ
せたバランス調整装置付き素振り用バットの開発に成功
したものであって、その構成の詳細は下記のとおりであ
る。
第1ないし3図に示したこの考案の代表的な実施例によ
るバランス調整装置付き素振り用バットの例によっても
理解されるように、一端が閉鎖端部11.他端部が開放
端部12に形成され、必要に応じてその外側に被冠外殻
体13を被冠するようにした中空パイプ1の開放端部1
2から所要長に調整可能な空間長調整部材2を挿入し、
この空間長調整部材2の先端と前記中空パイプ閉鎖端部
側中空内部とによって構成される中空パイプ閉鎖端部1
1側の中空内部空間3に遊嵌滑走体4を封入して成る、
素振り時にこの遊嵌滑走体4が滑動して中空パイプ閉鎖
端部内面に衝突することによってバット全体にショック
を与えると共に快音を発生するようにした素振り用バッ
トの中空パイプ閉鎖端部近傍に、中空パイプ1と一体の
仕切り空間部5に、もしくは、被冠外殻体13を有する
中空パイプの場合には、その被冠外殻体13と中空パイ
プ1とによって形成される余裕空間部6に、外部から液
体りを注入することができ、且つ、必要に応じて注入さ
れた液体りを外部に排出可能な、例えば、容積可変機構
mと外部注入孔51ないし61を有する液体貯溜装置M
を組み込んで成るバランス調整装置付き素振り用バット
である。
中空パイプ1の形状は、第1図図示のように直線状のも
のでも良く、あるいは、第2図図示のように中空パイプ
1の外側に通常のバット形状の外観をした被冠外殻体1
3を有するようなものでも良く、あるいはまた、図示に
はしていないが、中空パイプ1の肉厚を変えることによ
りその外形か通常のバット外観を呈するようにしたもの
にあっても良い。
そして、その一端は、キャップ14その他の手段によっ
て強固な閉鎖端部11に形成され、場合によってはその
内側にバッキング15が設置されることもある。
また、中空パイプ1の開放端部12には、通常の野球バ
ットのグリップエンドに相当する膨出状のグリップエン
ドキャップ16が取着され(図示の例では螺合接合18
となっている)、その底部には中空パイプ1の開放端部
12に通じる挿通孔17が形成され、この挿通孔17を
利用して下記に詳述する空間長調整部材2を着脱自在に
嵌合定着可能とする定着部材7および嵌合部材8が組み
合わされる。
また、空間長調整部材2は、図示のとおり、一端がグリ
ップエンドキャップ16に組み合わされた嵌合部材8に
接続し、他端が中空パイプ1の閉鎖端部11側の中空内
部空間3の長さを適宜長さに調整する伸縮調整部材22
に接続する基幹部材21と、前記伸縮調整部材22とに
よって構成されるが、この基幹部材21と伸縮調整部材
22との接続関係は、必ずしも図示のような螺合接合2
3に限定されるものではなく、両者の位置関係が適宜調
整可能のものであればどのような接合構造のものにあっ
ても差し支えない。
そして、この空間長調整部材2の長さ調整は、図示の例
では、嵌合部材8を回動することにより中空パイプ1内
に収容された基幹部材21も一体となって回動し、その
結果、伸縮調整部材22が基幹部材21に螺合したまま
進退して空間長調整部材2の全体の長さを調整するよう
にしたものであるが、勿論この実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、この空間長調整部材2全体を嵌合部
材8諸とも中空パイプ1内部中空部より抜き出し、適宜
長さに調整するようにする手段等も自由に採用すること
ができる。
このようにして中空パイプ1の閉鎖端部11側に調整さ
れた中空内部空間3には、例えば、鋼製、プラスティッ
ク製、木製等適宜素材から成る遊嵌滑走体4が封入され
る。
更にまた、上記のような構造から戊る中空パイプ1に一
体に(第1図参照)、または、被冠外殻体13を有する
中空パイプ1の場合には、必要があれば該被冠外殻体1
3と中空パイプ1とによって構成される余裕空間部6の
適所に(第2図参照)、液体貯溜装置Mが組み合わされ
ることとなるが、この液体貯溜装置Mの構造は、第1図
図示のように、中空パイプ1の閉鎖端部11に一体に形
成された仕切り空間部5に連続気泡状のスポンジ体M1
を組み込み、外部注入孔51から液体りを所要量注入で
きるような構造とすることもでき、第2図図示のように
、余裕空間部の適所に二重構造で密着状に組み合わされ
た袋体M2.M3からなる液体貯溜装置Mの各袋体M2
.M3の密着面を液圧により押し広げながら所要量の液
体りを注入できるような構造に形成することもでき、そ
の他、図示にはしなかったが、この考案と同一出願人が
既に昭和54年実用新案登録願第62417号出願とし
て出願したものにその代表的な実施例として図示したよ
うな単なるゴム風船状の液体貯溜装置Mや、独立した数
体の中空管体を埋め込んだような液体貯溜装置M等も適
宜採用可能であることは当然である。
そして、これら液体貯溜装置Mには必ず容積可変機構m
が内蔵され(例えば、第1図における実施例では、仕切
り空間部5内に予め設置された押圧板52を該仕切り空
間部5に通じる孔51より適宜棒状体を挿入押圧してス
ポンジ体M1の容積を可変のものとし、第2図の例にお
いては、二重構造の袋体M2.M3の中の内側の袋体M
3を適宜弾力性を有するものとすることによって、その
復元力により容積を可変のものとする如く)、この容積
可変機構mの機能により、液体貯溜装置M内に封入され
た液体りを必要に応じて外部注入孔51、61から適当
量排出することも可能になるものである。
なお、図中、9に仕切り空間部5に通じる孔53を通常
隠蔽しておくための止め栓、aないしbは被冠外殻体1
3を有する中空パイプ1の場合に必要となるもので、a
は被冠外殻体13と中空パイプ1相互の位置関係を規制
する介在部材、bは被冠外殻体13の先端に嵌合する蓋
体を夫々示している。
斜上のとおりの構成から戊るこの考案のバランス調整付
き素振り用バットは、まず、このバットの使用者の体力
等に応じた重量にバランス調整するために、水道水の水
圧を利用するが、あるいは、公知の注入ポンプ等を利用
して中空パイプ1ないしはその被冠外殻体13に設けら
れた外部注入孔51ないし61から水等の適宜液体りを
適当量注入する。
そして、最適な状態にバランス調整された後、その使用
者の正しいスウィングフオーム時におけるミートポイン
ト、即ち、実戦においてボールを捕えるに最も適した位
置において中空パイプ1内に封入された遊嵌滑走体4の
衝撃音が発生するように、空間長調整部材2によって中
空パイプ1の閉鎖端部側中空内部空間3の長さを調整す
る。
このように調整されたバットによって素振り練習を開始
すれば、バットを構えた時点で沖空パイプ1内の空間長
調整部材2の伸縮調整部材22先端に静止していた遊嵌
滑走体4が次第にその遠心力により中空内部空間3内で
中空パイプ閉鎖端部11方向に移動を始め、そのバット
スウィングが正しいスウィングフオームで適切に実行さ
れた時にはじめて調整した位置と同じ位置で快音と共に
バット全体にショックを発生することになるから、素振
り練習の際に使用者自らがその都度正しいバットスウィ
ングであったかどうか正確に判断することができると共
に適度な手答えをも感じとれるから、実際のボールを打
って実施する打撃練習と全く変らない効果的なスウィン
グフオームの形成のための練習が可能となる。
しかも、より重要な効果は、バット使用者の成長あるい
は体調の変化に応じてこのバット一本あればその都度最
も適した重量およびミートポイントに自在に調整するこ
とができるから、従来のように逆効果となるような素振
り練習になる虞れは全くないばかりか、例えば、昭和4
9年実用新案公告第45160号公報や昭和37年実用
新案公告第23426号公報等に見られるような単に快
音とショックを発生するようにしただけの同種の公知技
術とも違い、使用者個々の成長ならびに体調の変化があ
ったとしてもこの考案によるバランス調整付き素振りバ
ット1本で対応可能であって従前のバットのように多種
類のバットを用意する必要もなく経済的であり、その製
造ならびに製品の取り扱い上においても有利なものとな
る。
なお、この考案のものの構成は、野球バット以外のスポ
ーツ用具でスウィング動作を必要とするものであれは゛
はとんどそのまま採用できることは言うまでもないとこ
ろで゛ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の代表的な実施例によるバランス調整
付き素振りバットを示したもので、第1図は、その縦断
面における断面図、第2図は、他の実施例によるものの
第1図に相当する断面図、第3図は、第2図におけるグ
リップエンド付近の要部を示す拡大断面図である。 1:中空パイプ、2:空間長調整部材、3:中空内部空
間、4:遊嵌滑走体、5:仕切り空間部、6:余裕空間
部、7:定着部材、8:嵌合部材、9:止め栓、L:液
体、M:液体貯溜装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が閉鎖端部、他端が開放端部に形成された中空パイ
    プ、該中空パイプ開放端部から挿入され、同中空パイプ
    閉鎖端部側中空内部空間の長さを自在に調整可能とする
    空間長調整部材、および、前記中空パイプ閉鎖端部側中
    空内部と空間長調整部材先端とにより構成される中空パ
    イプ閉鎖端部側中空内部空間に封入される遊嵌滑走体と
    から戊る素振り用バットにおける中空パイプ閉鎖端部近
    傍にバットバランス調整用の液体貯溜装置を組み合わせ
    て戒るバランス調整付き素振り用バット。
JP1979082641U 1979-06-15 1979-06-15 バランス調整付き素振り用バツト Expired JPS5925420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979082641U JPS5925420Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 バランス調整付き素振り用バツト

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JP1979082641U JPS5925420Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 バランス調整付き素振り用バツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS561668U JPS561668U (ja) 1981-01-09
JPS5925420Y2 true JPS5925420Y2 (ja) 1984-07-25

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ID=29315858

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JP1979082641U Expired JPS5925420Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 バランス調整付き素振り用バツト

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JPS62171582U (ja) * 1986-04-18 1987-10-30
JP2014100172A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Kawaichi Corp バッティングフォーム矯正用バット

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JPS561668U (ja) 1981-01-09

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