JPS5925223Y2 - スライドフアスナ−の下止部 - Google Patents
スライドフアスナ−の下止部Info
- Publication number
- JPS5925223Y2 JPS5925223Y2 JP16342378U JP16342378U JPS5925223Y2 JP S5925223 Y2 JPS5925223 Y2 JP S5925223Y2 JP 16342378 U JP16342378 U JP 16342378U JP 16342378 U JP16342378 U JP 16342378U JP S5925223 Y2 JPS5925223 Y2 JP S5925223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- bottom stop
- slide fastener
- raised
- stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、合成樹脂のフィルム片を超音波加工あるい
は高周波加工手段によって加熱溶融してスライドファス
ナーの下端部に付着し、スライダーの摺動を停止する下
止部に関するもので、その目的は、厚さを出来得る限り
薄くしてしがもスライダーの停止機能が確実に得られ、
且つ下止め位置よりのスライダーの始動性が良好になる
スクイ1゛フアスナーの下止部を提供することにある。
は高周波加工手段によって加熱溶融してスライドファス
ナーの下端部に付着し、スライダーの摺動を停止する下
止部に関するもので、その目的は、厚さを出来得る限り
薄くしてしがもスライダーの停止機能が確実に得られ、
且つ下止め位置よりのスライダーの始動性が良好になる
スクイ1゛フアスナーの下止部を提供することにある。
スライドファスナーは、使用する対象によって締結機能
のほかにファツション性をも要求されるもので、その要
求の一つとして、従来のフィルム片で構成した下止部の
厚さよりも肉厚の下止部が望まれる場合がある。
のほかにファツション性をも要求されるもので、その要
求の一つとして、従来のフィルム片で構成した下止部の
厚さよりも肉厚の下止部が望まれる場合がある。
そこで、薄手のフィルム片をエレメント列上に単に付着
しただけでは、エレメント列よりも厚くなると共に、剰
離しやすいものであるから、エレメント列をも溶融する
と同時に加圧して、エレメント列の厚みより薄くなるよ
うに形成することにより、剥離することの無い薄い下止
部が得られる。
しただけでは、エレメント列よりも厚くなると共に、剰
離しやすいものであるから、エレメント列をも溶融する
と同時に加圧して、エレメント列の厚みより薄くなるよ
うに形成することにより、剥離することの無い薄い下止
部が得られる。
しかし付着したフィルム片が薄いものであるから、その
下止部の厚さが薄くなりスライダーを停止する機能が低
下する欠点が生じるものであり、また成形時に加圧を加
減して充分な停止機能をもつ厚さにした場合、付着性に
信頼することの出来ないもので゛あった。
下止部の厚さが薄くなりスライダーを停止する機能が低
下する欠点が生じるものであり、また成形時に加圧を加
減して充分な停止機能をもつ厚さにした場合、付着性に
信頼することの出来ないもので゛あった。
この考案は以上の欠点を解決するために工夫したもので
あって、薄いフィルム片を使用し、スライダーを停止す
る部分のみを他の部分から肉を移動して高く盛り、薄い
下止部にもか・わず確実な停止機能が得られるように構
成したことを特徴とするものである。
あって、薄いフィルム片を使用し、スライダーを停止す
る部分のみを他の部分から肉を移動して高く盛り、薄い
下止部にもか・わず確実な停止機能が得られるように構
成したことを特徴とするものである。
以下、この考案による実施例を図面によって説明すると
、図中1はスライドファスナー、2はスライダー、3は
下止部を示し、スライドファスナー1はコイル状を威す
エレメント列4,4を縫着したものである。
、図中1はスライドファスナー、2はスライダー、3は
下止部を示し、スライドファスナー1はコイル状を威す
エレメント列4,4を縫着したものである。
そこで下止部3の構造は、噛合したエレメント列4,4
の末端部上よりテープ部5に互って、合成樹脂の薄いフ
ィルム片6を超音波または高周波加工による溶融圧着手
段によって付着したもので、該下止部3にスライダー2
内に挿入し得る係合部7と、スライダー2の外殻壁2a
、)aの端面に当接する隆起部8とを形成してあって、
保合部7は第3図図示の如く、エレメント列4の高さよ
り低く威し、且つエレメント列4の噛合頭部4 a 、
4 aと対応する部分7aを更に低く形成し、また隆起
部Sから下止部3の末端間の張出部9を、末端より隆起
部8に向って順次高くなるように傾斜して、前記保合部
7と張出部9との一部の肉を隆起部8に盛り、隆起部8
の高さを保合部7より出来得る限り高く形成したもので
ある。
の末端部上よりテープ部5に互って、合成樹脂の薄いフ
ィルム片6を超音波または高周波加工による溶融圧着手
段によって付着したもので、該下止部3にスライダー2
内に挿入し得る係合部7と、スライダー2の外殻壁2a
、)aの端面に当接する隆起部8とを形成してあって、
保合部7は第3図図示の如く、エレメント列4の高さよ
り低く威し、且つエレメント列4の噛合頭部4 a 、
4 aと対応する部分7aを更に低く形成し、また隆起
部Sから下止部3の末端間の張出部9を、末端より隆起
部8に向って順次高くなるように傾斜して、前記保合部
7と張出部9との一部の肉を隆起部8に盛り、隆起部8
の高さを保合部7より出来得る限り高く形成したもので
ある。
尚、下止部3の末端がエレメント列4,4の末端のもの
・上に位置するように設ける。
・上に位置するように設ける。
この考案は以上の構造であって、スライダー2を後退さ
せると、下止部3の係合部7がスライダー2内に挿入さ
れ、隆起部8にスライダー2が当接してより以上の摺動
を阻止するものである。
せると、下止部3の係合部7がスライダー2内に挿入さ
れ、隆起部8にスライダー2が当接してより以上の摺動
を阻止するものである。
以上のように、この考案によるスライドファスナーの下
止部は、係合部がエレメント列より低く形威し、張出部
が傾斜した状態に設けて、保合部と張出部の肉を隆起部
に盛り上げたものであるから、スライドファスナーに対
する付着力が強化され、隆起部のみスライダーを停止す
るのに充分な高さが得られるものである。
止部は、係合部がエレメント列より低く形威し、張出部
が傾斜した状態に設けて、保合部と張出部の肉を隆起部
に盛り上げたものであるから、スライドファスナーに対
する付着力が強化され、隆起部のみスライダーを停止す
るのに充分な高さが得られるものである。
従って、薄いフィルム片を使用して成形しても、停止機
能が確実に得られるものであり、添加する材料を節減し
得ることから安価に提供されるものである。
能が確実に得られるものであり、添加する材料を節減し
得ることから安価に提供されるものである。
更に、保合部が薄いことからスライダー内に確実に挿入
され、且つ隆起部に当接するスライダーの端面が広くな
ることから、スライダーが下止部に於いてガタ付く事が
なく安定した状態を保持することから、スライダーを前
進する際に、抵抗もなく円滑に始動することが出来るも
ので゛ある。
され、且つ隆起部に当接するスライダーの端面が広くな
ることから、スライダーが下止部に於いてガタ付く事が
なく安定した状態を保持することから、スライダーを前
進する際に、抵抗もなく円滑に始動することが出来るも
ので゛ある。
第1図はこの考案による下止部を設けたスライドファス
ナーの要部を示す正面図、第2図は同じく側面図、第3
図は下止部の中央部を縦方向に切断し拡大して示す断面
図である。 1・・・・・・スライドファスナー、2・・・・・・ス
ライダー、3・・・・・・下止部、4・・・・・・エレ
メント列、5・・・・・・テープ部、6・・・・・・薄
いフィルム片、7・・・・・・係合部、8・・・・・・
隆起部、9・・・・・・張出部。
ナーの要部を示す正面図、第2図は同じく側面図、第3
図は下止部の中央部を縦方向に切断し拡大して示す断面
図である。 1・・・・・・スライドファスナー、2・・・・・・ス
ライダー、3・・・・・・下止部、4・・・・・・エレ
メント列、5・・・・・・テープ部、6・・・・・・薄
いフィルム片、7・・・・・・係合部、8・・・・・・
隆起部、9・・・・・・張出部。
Claims (1)
- 噛合エレメント列4,4の末端部上に位置して合成樹脂
の薄いフィルム片6を溶融圧着手段で付着した下止部3
に、スライダー2内に挿入する係合部7とスライダー2
の端面に当接する隆起部8とを設け、保合部7をエレメ
ント列4より低く形成し、且つ隆起部8に連続する張出
部9を隆起部8に向い順次高くなるように傾斜して、係
合部7と張出部9との一部の肉で以って隆起部8を出来
得る限り高く形成しであることを特徴とするスライドフ
ァスナーの下止部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16342378U JPS5925223Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | スライドフアスナ−の下止部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16342378U JPS5925223Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | スライドフアスナ−の下止部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5579209U JPS5579209U (ja) | 1980-05-31 |
JPS5925223Y2 true JPS5925223Y2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=29160043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16342378U Expired JPS5925223Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | スライドフアスナ−の下止部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925223Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004106150A1 (en) * | 2003-05-28 | 2004-12-09 | Jong Sub Byun | Bag for two-wheeled vehicle |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108348048B (zh) * | 2015-12-15 | 2021-04-16 | Ykk株式会社 | 具有止码的拉链 |
-
1978
- 1978-11-28 JP JP16342378U patent/JPS5925223Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004106150A1 (en) * | 2003-05-28 | 2004-12-09 | Jong Sub Byun | Bag for two-wheeled vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5579209U (ja) | 1980-05-31 |
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