JPS5925223B2 - 電気泳動マトリクス表示装置 - Google Patents
電気泳動マトリクス表示装置Info
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- JPS5925223B2 JPS5925223B2 JP52003360A JP336077A JPS5925223B2 JP S5925223 B2 JPS5925223 B2 JP S5925223B2 JP 52003360 A JP52003360 A JP 52003360A JP 336077 A JP336077 A JP 336077A JP S5925223 B2 JPS5925223 B2 JP S5925223B2
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- Japan
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- electrode group
- electrode
- group
- gas discharge
- electrophoretic
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表示速度を早めた電気泳動マトリクス表示装置
および、走査回路を簡単化した電気泳動マトリクス表示
装置に関するものである。
および、走査回路を簡単化した電気泳動マトリクス表示
装置に関するものである。
電気泳動粒子を分散した分散系を、透明なストライプ状
電極群と、これと交叉するストライプ状電極群との間に
はさみ、各ストライプ電極間に電圧を印加して、交点に
ある分散系の反射輝度を変化させる電気泳動マトリクス
パネルについては、たとえば特公昭50−15115号
公報に記載されている。
電極群と、これと交叉するストライプ状電極群との間に
はさみ、各ストライプ電極間に電圧を印加して、交点に
ある分散系の反射輝度を変化させる電気泳動マトリクス
パネルについては、たとえば特公昭50−15115号
公報に記載されている。
ただし、電気泳動マトリクスパネルが良好に動作するた
めには、分散系自体が、印加される電圧と反射輝度特性
において閾値を有するか、または、分散系と直列に非直
線抵抗素子を挿入してクロストークを防止しなければな
らない。しかしながら、たとえクロストークを防止して
も、電気泳動表示パネルは応答速度が数10ミリ秒〜数
秒と遅いために、多数の電極より成るマトリクスパネル
に情報を書込む時間(フイールド時間)はきわめて長く
、たとえばX方向32本、Y方向184本のマトリクス
パネルに線順次でY方向に書込んだとしても、1フイー
ルド当り約40秒を要することが報告されている。本発
明は閾値を有しない分散系でも利用できるように、直線
抵抗素子としてガス放電素子を用い、放電電流で分散系
と並列に接続されたメモリチヤパシタを充電することに
より、高速表示を可能にし、また、構成を簡略化した電
気泳動マトリクス表示装置を提供するものである。
めには、分散系自体が、印加される電圧と反射輝度特性
において閾値を有するか、または、分散系と直列に非直
線抵抗素子を挿入してクロストークを防止しなければな
らない。しかしながら、たとえクロストークを防止して
も、電気泳動表示パネルは応答速度が数10ミリ秒〜数
秒と遅いために、多数の電極より成るマトリクスパネル
に情報を書込む時間(フイールド時間)はきわめて長く
、たとえばX方向32本、Y方向184本のマトリクス
パネルに線順次でY方向に書込んだとしても、1フイー
ルド当り約40秒を要することが報告されている。本発
明は閾値を有しない分散系でも利用できるように、直線
抵抗素子としてガス放電素子を用い、放電電流で分散系
と並列に接続されたメモリチヤパシタを充電することに
より、高速表示を可能にし、また、構成を簡略化した電
気泳動マトリクス表示装置を提供するものである。
以下、本発明を図面を参照して説明する。第1図におい
て、ガラスなどの透明基板1の片面に設けた酸化インジ
ウムなどの透明なストライプ状の第1電極S2と、ガラ
ス,セラミツクあるいに樹脂板より成る基板5の片面す
なわち、前記第1電極群2と対向する側の面に設けた金
属、導電樹脂、酸化錫、酸化インジウムなどより成る絵
素電極群4との間に電気泳動表示用の液体分散系3が介
在されて電気泳動パネル部18を構成している。上記液
体分散系3は、たとえば黒色に着色された有機溶媒中に
正に帯電した白色顔料が分散されたものより成る。また
、上記電気泳動パネル81518の背後にはガス放電パ
ネル部19が設置されている。その放電電極13は、導
体14、電極9、弾性導体8、導体6,7を通じて相対
応する絵素電極4に電気的に接続されている。ガス放電
パネル部19の内部はネオンなどの不活性ガスが封入さ
れ、ガラス、セラミツクなどの基板17上に設けたスト
ライプまたは線状の第3電極群16と放電電極13との
間にガス放電空間15を形成している。透明な第1電極
群2と第3電極群16は互に交叉するように配置されて
いる。基板12の電気泳動パネル部18側の片面には、
電極9と11の間に誘電体10を挟んで構成したメモリ
キヤパシタCφS形成され、第1電極群2と相対向する
絵素電極群4に連なるメモリキヤパシタの電極11は、
それぞれ第1電極群2の相対応するものと電気的に接続
されているO第1図のパネル構成を電気的により簡単化
して描いたのが第2図である。
て、ガラスなどの透明基板1の片面に設けた酸化インジ
ウムなどの透明なストライプ状の第1電極S2と、ガラ
ス,セラミツクあるいに樹脂板より成る基板5の片面す
なわち、前記第1電極群2と対向する側の面に設けた金
属、導電樹脂、酸化錫、酸化インジウムなどより成る絵
素電極群4との間に電気泳動表示用の液体分散系3が介
在されて電気泳動パネル部18を構成している。上記液
体分散系3は、たとえば黒色に着色された有機溶媒中に
正に帯電した白色顔料が分散されたものより成る。また
、上記電気泳動パネル81518の背後にはガス放電パ
ネル部19が設置されている。その放電電極13は、導
体14、電極9、弾性導体8、導体6,7を通じて相対
応する絵素電極4に電気的に接続されている。ガス放電
パネル部19の内部はネオンなどの不活性ガスが封入さ
れ、ガラス、セラミツクなどの基板17上に設けたスト
ライプまたは線状の第3電極群16と放電電極13との
間にガス放電空間15を形成している。透明な第1電極
群2と第3電極群16は互に交叉するように配置されて
いる。基板12の電気泳動パネル部18側の片面には、
電極9と11の間に誘電体10を挟んで構成したメモリ
キヤパシタCφS形成され、第1電極群2と相対向する
絵素電極群4に連なるメモリキヤパシタの電極11は、
それぞれ第1電極群2の相対応するものと電気的に接続
されているO第1図のパネル構成を電気的により簡単化
して描いたのが第2図である。
第2図において、たとえばX2,Y2以外の電極(非選
択電極)をアース電位に保ち、X2を+Vの電位に保ち
つつY2に−Vの短いパルス電圧を印加すると、両電極
間には+2Vの電圧が印加され、初期には電圧は容量配
分されて、+2Vは容量の小さいガス放電素子S22の
両端に印加されるためにガス放電素子S22が放電して
オンになり、メモリキヤパシタC22と電気泳動セルE
22が充電されると共に、ヤルE22中の帯電粒子が電
気泳動を開始し、透明電極を通してみたセルE22の反
射色が変化し始める。X2,Y2の選択電極に沿う、X
2,Y2の交点以外の電極間には、Vなる電圧が印加さ
れるが、この電圧ではガス放電素子Smnは放電しなく
、従つてクロストークは発生しない。すなわち、Xm電
極を+Vに保ちつつ、−Vを印加するY電極をYl,Y
2,・・・・・・Ynと順次切換えてゆくと、点順次走
査となり、Y電極にO(零)又は一の並列信号を人れ、
+Vを印加するX電極を切換えてゆくと線順次走査とな
る。今、電気泳動セルEmnの等価容量ならびに等価抵
抗をそれぞれCO,ROとし、メモリキヤパシタCmn
の容量をCとする。通常、電気泳動セルの時定数(CO
>(RO)はセルの光学的応答速度(τ)より小さい。
従つてメモリキヤパシタCmnが存在しない時はX電極
がm本、Y電極がn本のマトリクスパネルへの書込み速
度(T)は分散系の応答速度τで想定され、点顔次書込
みではT=τ×Mxnl線順次書込みではT−τ×mと
なる。
択電極)をアース電位に保ち、X2を+Vの電位に保ち
つつY2に−Vの短いパルス電圧を印加すると、両電極
間には+2Vの電圧が印加され、初期には電圧は容量配
分されて、+2Vは容量の小さいガス放電素子S22の
両端に印加されるためにガス放電素子S22が放電して
オンになり、メモリキヤパシタC22と電気泳動セルE
22が充電されると共に、ヤルE22中の帯電粒子が電
気泳動を開始し、透明電極を通してみたセルE22の反
射色が変化し始める。X2,Y2の選択電極に沿う、X
2,Y2の交点以外の電極間には、Vなる電圧が印加さ
れるが、この電圧ではガス放電素子Smnは放電しなく
、従つてクロストークは発生しない。すなわち、Xm電
極を+Vに保ちつつ、−Vを印加するY電極をYl,Y
2,・・・・・・Ynと順次切換えてゆくと、点順次走
査となり、Y電極にO(零)又は一の並列信号を人れ、
+Vを印加するX電極を切換えてゆくと線順次走査とな
る。今、電気泳動セルEmnの等価容量ならびに等価抵
抗をそれぞれCO,ROとし、メモリキヤパシタCmn
の容量をCとする。通常、電気泳動セルの時定数(CO
>(RO)はセルの光学的応答速度(τ)より小さい。
従つてメモリキヤパシタCmnが存在しない時はX電極
がm本、Y電極がn本のマトリクスパネルへの書込み速
度(T)は分散系の応答速度τで想定され、点顔次書込
みではT=τ×Mxnl線順次書込みではT−τ×mと
なる。
すなわち、τ−0.2秒、m=。=500とすると、点
顔次ではT=50000秒、線順次ではT=100秒を
要し、実用的ではない。メモリキヤパシタCrrlrl
は走査を早くしても電圧がセルに印加される時間を延長
するために挿入されるものであり、CnlnをセルEm
Oに並列に接続することによつて、セルEmnの両端の
時定数は(C+CO)ROにのびる。すなわち、CO=
20pF/CTIlRO=500MΩ/dすなわち時定
数10mSで応答速度τ−0.2秒の分散系を用いた場
合、絵素がScitであればセル両端の合成時定数を0
.2秒とするにはC−380XSpFとすればよく、絵
素と同程度の大きさになることを覚悟すれば通常の薄膜
ないし厚膜技術で容易に形成可能である。一方、素子S
mnの放電電流を平均1mA1放電維持電圧を50ボル
ト、絵素面積を1C1i、2V−100ボルトのとき、
約20μSにて1絵素が光電されうるからm::n二5
00のとき点順次、線順次でそれぞれフイールド時間は
5秒、10mSとなる。従つて、線顔次で書込む限り、
ほぼセルの応答時間程度の時間で1フイールドが表示で
きることになる。以上述べた通り、電気泳動表示パネル
は、一方向の電圧を印加している間のみ、その電圧強度
に対応した輝度を示す通常の表示素子(たとえば発光ダ
イオード、直流型プラズマセル、直流型ELl電球、液
晶など)とは異つて、直流電圧で動作し、かつ、メモリ
特性を有しているため、単にメモリキヤパシタを挿入す
るのみで応答が積分されて一定の輝度に到達し、1フイ
ールドを表示し終つた後はリフレツシユする必要もなく
、表示は維持される。
顔次ではT=50000秒、線順次ではT=100秒を
要し、実用的ではない。メモリキヤパシタCrrlrl
は走査を早くしても電圧がセルに印加される時間を延長
するために挿入されるものであり、CnlnをセルEm
Oに並列に接続することによつて、セルEmnの両端の
時定数は(C+CO)ROにのびる。すなわち、CO=
20pF/CTIlRO=500MΩ/dすなわち時定
数10mSで応答速度τ−0.2秒の分散系を用いた場
合、絵素がScitであればセル両端の合成時定数を0
.2秒とするにはC−380XSpFとすればよく、絵
素と同程度の大きさになることを覚悟すれば通常の薄膜
ないし厚膜技術で容易に形成可能である。一方、素子S
mnの放電電流を平均1mA1放電維持電圧を50ボル
ト、絵素面積を1C1i、2V−100ボルトのとき、
約20μSにて1絵素が光電されうるからm::n二5
00のとき点順次、線順次でそれぞれフイールド時間は
5秒、10mSとなる。従つて、線顔次で書込む限り、
ほぼセルの応答時間程度の時間で1フイールドが表示で
きることになる。以上述べた通り、電気泳動表示パネル
は、一方向の電圧を印加している間のみ、その電圧強度
に対応した輝度を示す通常の表示素子(たとえば発光ダ
イオード、直流型プラズマセル、直流型ELl電球、液
晶など)とは異つて、直流電圧で動作し、かつ、メモリ
特性を有しているため、単にメモリキヤパシタを挿入す
るのみで応答が積分されて一定の輝度に到達し、1フイ
ールドを表示し終つた後はリフレツシユする必要もなく
、表示は維持される。
1フイールドを書込み、セルの応答時間を経過した後は
個々の絵素の輝度は時間的にも、場所的にも均一、安定
であり、ちらつきを生じない。
個々の絵素の輝度は時間的にも、場所的にも均一、安定
であり、ちらつきを生じない。
ただし、新たな情報を書込む時は、先の情報を消去する
必要がある。この場合は、印加電圧の極性を反転して点
順次、線顔次ないし全面同時に消去すればよい。電気泳
動マトリクスパネルに使用するスイ5ツチ素子としては
、トランジスタ、サイリスタ、ツエナーダイオード、バ
リスタ、リレーなどが考えられるが、ガス放電セルは双
方向性スイツチ素子であること、オフ容量が十分小さい
こと、応答が十分早いこと、多素子を一括製造し易いこ
となどから、電気泳動セルのスイツチ素子として適した
ものである。ガス放電セルをスイツチ素子に使用するも
う一つの重要な利点は、ガス放電セルの自己走査機能を
利用して走査回路を簡単化できる点にある。すなわち、
第3図に示す如く、第1図におけるガス放電パネル19
の内部に電極16と交叉するストライプまたは線状の電
極群20を設け、抵抗Rを通して電位2Vに保つておく
。第3電極群と平行な種火電極21をO(零)電位にす
ると、それらの交点は2Vの電圧が印加されて放電し、
種火が形成され電極20の電位は2Vより若干下がる。
電極群16は図に示すように3本おきに接続して順番に
位相が120す進んだ電源(図示せず)に接続する。す
なわち第3図に示すように電極群16−イをO電位とし
、種火電極21、および電極群16−ロ,16−ハを電
位Vにすれば電極20と21との間の電位は放電維持電
圧以下となるため、この間の種火は消えて種火は電極1
6−イと電極群20との間に転移する。つぎに電極16
−口のみをO電位にすれば種火は電極16−口と電極群
20との交点に転移する。以上のようにして一連の種火
を電極20の方向に順次転移することができる。情報信
号は電極2に、たとえば電気泳動セルの輝度を変えたい
ところをVil変えないところをVとする並列信号を入
力する。Vjは2Vより小さく、電極16と20の間に
種火が存在するところでのみ放電電極13と電極16の
間に放電が発生する大きさに選ばれる。以上のような溝
成にすれば電極16を走査するための電源は3つですむ
ことになり、構成が極端に単純になる。すなわち、7×
5ドツトで文字または数字を構成し、ストライプ状の電
極2の方向に1行を表示する場合、種火電極用電源を含
めて7+3+1−11の走査電源があればよいことにな
る。なお、第1図および第3図においては、ガス放電パ
ネル部19は電気泳動パネル部18の背後にあり、ほマ
同程度の大きさのものを想定して説明したが、ガス放電
パネル部19は、各絵素電極4が対応する放電電極13
と電気的に接続されておれば、電気泳動パネル部18よ
り小さくても良い〇従来、直流型ガス放電表示パネルで
は土述したような自己走査方式が実用されているが、直
流型ガス放電表示パネルはパネル自体にメモリ機能を有
していないため、同一の表示を継続するには外部メモリ
を必要とした。
必要がある。この場合は、印加電圧の極性を反転して点
順次、線顔次ないし全面同時に消去すればよい。電気泳
動マトリクスパネルに使用するスイ5ツチ素子としては
、トランジスタ、サイリスタ、ツエナーダイオード、バ
リスタ、リレーなどが考えられるが、ガス放電セルは双
方向性スイツチ素子であること、オフ容量が十分小さい
こと、応答が十分早いこと、多素子を一括製造し易いこ
となどから、電気泳動セルのスイツチ素子として適した
ものである。ガス放電セルをスイツチ素子に使用するも
う一つの重要な利点は、ガス放電セルの自己走査機能を
利用して走査回路を簡単化できる点にある。すなわち、
第3図に示す如く、第1図におけるガス放電パネル19
の内部に電極16と交叉するストライプまたは線状の電
極群20を設け、抵抗Rを通して電位2Vに保つておく
。第3電極群と平行な種火電極21をO(零)電位にす
ると、それらの交点は2Vの電圧が印加されて放電し、
種火が形成され電極20の電位は2Vより若干下がる。
電極群16は図に示すように3本おきに接続して順番に
位相が120す進んだ電源(図示せず)に接続する。す
なわち第3図に示すように電極群16−イをO電位とし
、種火電極21、および電極群16−ロ,16−ハを電
位Vにすれば電極20と21との間の電位は放電維持電
圧以下となるため、この間の種火は消えて種火は電極1
6−イと電極群20との間に転移する。つぎに電極16
−口のみをO電位にすれば種火は電極16−口と電極群
20との交点に転移する。以上のようにして一連の種火
を電極20の方向に順次転移することができる。情報信
号は電極2に、たとえば電気泳動セルの輝度を変えたい
ところをVil変えないところをVとする並列信号を入
力する。Vjは2Vより小さく、電極16と20の間に
種火が存在するところでのみ放電電極13と電極16の
間に放電が発生する大きさに選ばれる。以上のような溝
成にすれば電極16を走査するための電源は3つですむ
ことになり、構成が極端に単純になる。すなわち、7×
5ドツトで文字または数字を構成し、ストライプ状の電
極2の方向に1行を表示する場合、種火電極用電源を含
めて7+3+1−11の走査電源があればよいことにな
る。なお、第1図および第3図においては、ガス放電パ
ネル部19は電気泳動パネル部18の背後にあり、ほマ
同程度の大きさのものを想定して説明したが、ガス放電
パネル部19は、各絵素電極4が対応する放電電極13
と電気的に接続されておれば、電気泳動パネル部18よ
り小さくても良い〇従来、直流型ガス放電表示パネルで
は土述したような自己走査方式が実用されているが、直
流型ガス放電表示パネルはパネル自体にメモリ機能を有
していないため、同一の表示を継続するには外部メモリ
を必要とした。
また、字数が多くなると輝度がそれに反比例して減少す
るので自己走査のみで表示するには実際上は字数に限度
があつた。本発明は、ガス放電自体を表示に利用するの
でなく単にスイツチとして利用し、メモリを有する別の
表示媒体で実際の表示を果たすため、表示する字数に制
限はない。また、電気泳動表示パネルは大型のものが作
り易いこと、消費電力が小さいことなどの特長を有して
いるため、本発明はメートルサイズの大型、低消費電力
で、かつ、走査回路の簡単な表示パネルを実現しうる。
また、応答速度が10mS前後の分散系を使用すれば、
動画像を表示することも可能であり、情報表示、広告パ
ネル、映像表示用として有用なものである。
るので自己走査のみで表示するには実際上は字数に限度
があつた。本発明は、ガス放電自体を表示に利用するの
でなく単にスイツチとして利用し、メモリを有する別の
表示媒体で実際の表示を果たすため、表示する字数に制
限はない。また、電気泳動表示パネルは大型のものが作
り易いこと、消費電力が小さいことなどの特長を有して
いるため、本発明はメートルサイズの大型、低消費電力
で、かつ、走査回路の簡単な表示パネルを実現しうる。
また、応答速度が10mS前後の分散系を使用すれば、
動画像を表示することも可能であり、情報表示、広告パ
ネル、映像表示用として有用なものである。
第1図は本発明の一実施例の要部拡大断面図、第2図は
同実施例を電気回路的に示した図、第3図は本発明の他
の実施例の要部斜視図である。 1・・・・・・透明基板、2・・・・・・第1電極群、
3・・・・・・電気泳動表示用の液体分散系、4・・・
・・・絵素電極群、5・・・・・・基板、6,7,14
・・・・・・導体、8・・・・・・弾性導体、9,11
・・・・・・電極、10・・・・・・誘電体、12,1
7・・・・・・基板、13・・・・・・放電電極、15
・・・・・・ガス放電空間、16・・・・・・第3電極
群、20・・・・・・第4電極群、21・・・・・・種
火電極、x1〜Xm・・・・・・第3電極群、Y,〜Y
n・・・・・・第1電極群、Smn・・・・・・ガス放
電素子、Cmrr・・・・・メモリキヤパシタ、Enl
n−・・・・・電気泳動表示セル、R・・・・・・抵抗
。
同実施例を電気回路的に示した図、第3図は本発明の他
の実施例の要部斜視図である。 1・・・・・・透明基板、2・・・・・・第1電極群、
3・・・・・・電気泳動表示用の液体分散系、4・・・
・・・絵素電極群、5・・・・・・基板、6,7,14
・・・・・・導体、8・・・・・・弾性導体、9,11
・・・・・・電極、10・・・・・・誘電体、12,1
7・・・・・・基板、13・・・・・・放電電極、15
・・・・・・ガス放電空間、16・・・・・・第3電極
群、20・・・・・・第4電極群、21・・・・・・種
火電極、x1〜Xm・・・・・・第3電極群、Y,〜Y
n・・・・・・第1電極群、Smn・・・・・・ガス放
電素子、Cmrr・・・・・メモリキヤパシタ、Enl
n−・・・・・電気泳動表示セル、R・・・・・・抵抗
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明な第1電極群と、該第1電極群と小間隔あけて
対向配置され、かつ絵素に分割された第2電極群と、上
記第1電極群と上記第2電極群の間に介在された電気泳
動粒子が分散された液体分散系と、上記第1電極群と上
記第2電極群の間にそれぞれ電気的に接続されたメモリ
キャパシタ群と、上記第1電極群とマトリクスを構成す
べく配設され、かつ上記第2電極群の各電極とそれぞれ
電気的に導通せる各ガス放電素子に対してガス放電空間
を介して対向せられた第3電極群とを具備し、かつ上記
第1電極群と上記第3電極群間の各電極に駆動信号を印
加して上記液体分散系の反射色を変化させるように構成
したことを特徴とする電気泳動マトリクス表示装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記メモリ
キャパシタ群、ガス放電素子および第3電極群はガス放
電パネル部を構成し、かつ該ガス放電パネル部は、前記
第1電極群、第2電極群および液体分散系を含めて成る
電気泳動パネル部の背部に、前記第2電極群の各電極と
前記ガス放電素子および前記メモリキャパシタ群の中の
対応するものとが電気導通手段をもつて電気的に結合さ
れるごとく配設されていることを特徴とする電気泳動マ
トリックス表示装置。 3 特許請求の範囲第2項の記載において、前記電気導
通手段は弾性導体を含めて構成されていることを特徴と
する電気泳動マトリクス表示装置。 4 透明な第1電極群と、該第1電極群と小間隔あけて
対向配置され、かつ絵素に分割された第2電極群と、上
記第1電極群と上記第2電極群の間に介在された電気泳
動粒子が分散された液体分散系と、上記第1電極群と上
記第2電極群の間にそれぞれ電気的に接続されたメモリ
キャパシタ群と、上記第1電極群とマトリクスを構成す
べく配設され、かつ上記第2電極群の各電極とそれぞれ
電気的に導通せる各ガス放電素子に対してガス放電空間
を介して対向せられた第3電極群と、上記第3電極群と
交叉するごとく配設された第4電極群を具備し、かつ上
記第1電極群には情報信号を与え、上記第4電極群には
所定の電圧を与え、上記第3電極群の所定の電極には、
それらの配設順序に応じて位相差がある電圧を与えるご
とくして、上記第3電極と第4電極群の各電極間に存在
するガス放電を順次転送可能に構成したことを特徴とす
る電気泳動マトリクス表示装置。 5 特許請求の範囲第4項の記載において、前記第4電
極群の各電極のうち、それらの配列順序にしたがつて第
1番目、第4番目、第7番目、・・・・・・の電極同志
、第2番目、第5番目、第8番目、・・・・・・の電極
同志、第3番目、第6番目、第9番目、・・・・・・の
電極同志を電気的に接続して、実質的に3つの電極群を
形成し、それらの3つの電極群に互いに120°の位相
差がある電圧を与えるように構成したことを特徴とする
電気泳動マトリクス表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52003360A JPS5925223B2 (ja) | 1977-01-14 | 1977-01-14 | 電気泳動マトリクス表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52003360A JPS5925223B2 (ja) | 1977-01-14 | 1977-01-14 | 電気泳動マトリクス表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5388599A JPS5388599A (en) | 1978-08-04 |
JPS5925223B2 true JPS5925223B2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=11555172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52003360A Expired JPS5925223B2 (ja) | 1977-01-14 | 1977-01-14 | 電気泳動マトリクス表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925223B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0134956Y2 (ja) * | 1984-11-01 | 1989-10-24 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5402145A (en) * | 1993-02-17 | 1995-03-28 | Copytele, Inc. | Electrophoretic display panel with arc driven individual pixels |
JP4618031B2 (ja) * | 2000-06-22 | 2011-01-26 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置の駆動方法、駆動回路、電気泳動表示装置および電子機器 |
JP4479841B2 (ja) * | 2000-06-22 | 2010-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置の駆動方法、駆動回路、電気泳動表示装置および電子機器 |
-
1977
- 1977-01-14 JP JP52003360A patent/JPS5925223B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0134956Y2 (ja) * | 1984-11-01 | 1989-10-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5388599A (en) | 1978-08-04 |
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