JPS592509Y2 - レ−ザパタ−ン表示装置 - Google Patents
レ−ザパタ−ン表示装置Info
- Publication number
- JPS592509Y2 JPS592509Y2 JP7532177U JP7532177U JPS592509Y2 JP S592509 Y2 JPS592509 Y2 JP S592509Y2 JP 7532177 U JP7532177 U JP 7532177U JP 7532177 U JP7532177 U JP 7532177U JP S592509 Y2 JPS592509 Y2 JP S592509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- resistance layer
- pattern display
- laser
- heat resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は可視光以外のレーザ光のパターンを表示する
レーザパターン表示装置に関するものである。
レーザパターン表示装置に関するものである。
目に見えないレーザ光のパターンを表示するのに、従来
はIR−フォスファー、感熱ピュアーなどを用いていた
。
はIR−フォスファー、感熱ピュアーなどを用いていた
。
しかしこれらは赤外光の感度が高いものの、励起光とし
て別に紫外光源を必要とする欠点があるうえ、高出力の
レーザ光に対しては劣化しやすく、実用に難点があった
。
て別に紫外光源を必要とする欠点があるうえ、高出力の
レーザ光に対しては劣化しやすく、実用に難点があった
。
この考案の目的は上記の欠点を解消し、高出力の可視光
以外のレーザ光にも使用可能な簡便なレーザパターン表
示装置を提供することにある。
以外のレーザ光にも使用可能な簡便なレーザパターン表
示装置を提供することにある。
この考案によれば、熱伝導度の大きな放熱基板上にこの
放熱基板より熱伝導度の小さな物質からなる薄い板状の
熱抵抗層を設け、さらにこの熱抵抗層上に可逆性のサー
モカラーを薄く均一に塗布したレーザパターン表示装置
が得られる。
放熱基板より熱伝導度の小さな物質からなる薄い板状の
熱抵抗層を設け、さらにこの熱抵抗層上に可逆性のサー
モカラーを薄く均一に塗布したレーザパターン表示装置
が得られる。
次に図面を参照してこの考案を詳細に説明する。
第1図はこの考案の一実施例であるレーザパターン表示
装置の構成図である。
装置の構成図である。
第1図において、1は放熱基板、2は熱抵抗層、3は可
逆性サーモカラーである。
逆性サーモカラーである。
放熱基板1は熱伝導度の大きなアルミから出来ており、
放熱フィンを設けである。
放熱フィンを設けである。
熱抵抗層2はアルミナの薄板を均一な板厚に研磨したも
ので、熱伝導度のよい接着層4を介して放熱基板1上に
接着されている。
ので、熱伝導度のよい接着層4を介して放熱基板1上に
接着されている。
サーモカラー3はアンモニア錯塩などを用いた可逆性の
サーモペイントで、熱抵抗層2にごく薄く塗布しである
。
サーモペイントで、熱抵抗層2にごく薄く塗布しである
。
レーザ光をサーモカラー3上に照射すると、サーモカラ
ー3はこのレーザ光を吸収する。
ー3はこのレーザ光を吸収する。
吸収された熱量は熱抵抗層2を介して放熱基板1に流入
し放散されるが、この際に熱抵抗層2の温度が上昇し、
この温度がある一定温度に達するとサーモカラー3が変
色する。
し放散されるが、この際に熱抵抗層2の温度が上昇し、
この温度がある一定温度に達するとサーモカラー3が変
色する。
レーザ光の照度が異なると温度上昇値も異なるが、サー
モカラー3は変色温度の異なる多数のものが用意されて
いるので、必要な変色温度のサーモカラーを選ぶことが
できる。
モカラー3は変色温度の異なる多数のものが用意されて
いるので、必要な変色温度のサーモカラーを選ぶことが
できる。
レーザ光の照射を止めればサーモカラー3の発色は元の
色に戻る。
色に戻る。
サニモカラー3.熱抵抗層2の厚さはできるだけ薄くす
べきで゛ある。
べきで゛ある。
さもないとサーモカラー3上に照射されたレーザ光のパ
ターンは、吸収された熱量が横にも拡散してしまうため
にじんで見えてしまい、空間分解能が悪くなる。
ターンは、吸収された熱量が横にも拡散してしまうため
にじんで見えてしまい、空間分解能が悪くなる。
サーモカラーは広い波長域の光に対して吸収を示すが、
一部の波長域では吸収係数が小さく、極端に感度が低下
することがありうる。
一部の波長域では吸収係数が小さく、極端に感度が低下
することがありうる。
この場合には別にレーザ光吸収層を設ければよい。
第2図はこの考案の他の実施例であるレーザパターン表
示装置の構成図である。
示装置の構成図である。
第2図において5は放熱基板、6は熱抵抗層、7は可逆
性サーモ力ラー、8は可視域で透明な不可視光吸収体、
9はペルチェ冷却素子である。
性サーモ力ラー、8は可視域で透明な不可視光吸収体、
9はペルチェ冷却素子である。
放熱基板5はアルミからできており、ペルチェ冷却素子
9により効率よく冷却されている。
9により効率よく冷却されている。
熱抵抗層6はアルミナの薄板を均一な板厚に研磨したも
ので、放熱基板5に熱伝導度の大きな接着剤を用いて接
着する。
ので、放熱基板5に熱伝導度の大きな接着剤を用いて接
着する。
不可視光吸収体8は肉薄のガラスプレパラートからなり
、可逆性サーモカラー7を熱抵抗層6に塗布したのち、
サーモカラー7の上に良好な熱伝導が得られるように圧
着により固定されている。
、可逆性サーモカラー7を熱抵抗層6に塗布したのち、
サーモカラー7の上に良好な熱伝導が得られるように圧
着により固定されている。
このような構成により、サーモカラー7が吸収しない波
長域のレーザ光を用いる場合でもレーザ光はガラスプレ
パラートに吸収され熱に変換されるので、熱抵抗層6の
温度をサーモカラー7の変色温度まで上昇させることが
可能になる。
長域のレーザ光を用いる場合でもレーザ光はガラスプレ
パラートに吸収され熱に変換されるので、熱抵抗層6の
温度をサーモカラー7の変色温度まで上昇させることが
可能になる。
特にガラスはCO2レーザ光をよく吸収するのでこの構
成によるレーザパターン表示装置はCO2レーザ用に適
している。
成によるレーザパターン表示装置はCO2レーザ用に適
している。
なお、レーザ出力が特に強い場合には、吸収した熱をは
やく放散させるように、不可視光吸収体8゜可逆性サー
モカラー7、熱抵抗層6はできるだけ薄くすべきである
。
やく放散させるように、不可視光吸収体8゜可逆性サー
モカラー7、熱抵抗層6はできるだけ薄くすべきである
。
また入射するレーザ光のビーム径を広げて照射すること
も高レーザ出力の場合には効果がある。
も高レーザ出力の場合には効果がある。
以上二つの実施例について述べたが、各構成素子は本考
案の目的を遠戚できる範囲で他のものに置換しうるのは
言うまでもない。
案の目的を遠戚できる範囲で他のものに置換しうるのは
言うまでもない。
例えば、熱抵抗層はアルミナの代りにガラス板あるいは
熱伝導度の低い合金板などを用いることができる。
熱伝導度の低い合金板などを用いることができる。
以上述べたようにこの考案によれば、外部に励起用の紫
外光源を用いずとも簡便に不可視光のレーザパターンが
表示できるレーザパターン表示装置が得られる。
外光源を用いずとも簡便に不可視光のレーザパターンが
表示できるレーザパターン表示装置が得られる。
第1図、第2図はこの考案の実施例であるレーザパター
ン表示装置の構成図である。 図において、1,5は放熱基板、2,6は熱抵抗層、3
゜7は可逆性サーモカラー、4は熱伝導度のよい接着層
、8は可視域で透明な不可視光吸収体である。
ン表示装置の構成図である。 図において、1,5は放熱基板、2,6は熱抵抗層、3
゜7は可逆性サーモカラー、4は熱伝導度のよい接着層
、8は可視域で透明な不可視光吸収体である。
Claims (1)
- 熱伝導度の大きな放熱基板上に、この放熱基板より熱伝
導度の小さな物質からなる薄い板状の熱抵抗層を設け、
さらにこの熱抵抗層上に可逆性のサーモカラーを薄く均
一に塗布したことを特徴とするレーザパターン表示装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532177U JPS592509Y2 (ja) | 1977-06-08 | 1977-06-08 | レ−ザパタ−ン表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532177U JPS592509Y2 (ja) | 1977-06-08 | 1977-06-08 | レ−ザパタ−ン表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS542389U JPS542389U (ja) | 1979-01-09 |
JPS592509Y2 true JPS592509Y2 (ja) | 1984-01-24 |
Family
ID=28989639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7532177U Expired JPS592509Y2 (ja) | 1977-06-08 | 1977-06-08 | レ−ザパタ−ン表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592509Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-08 JP JP7532177U patent/JPS592509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS542389U (ja) | 1979-01-09 |
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