JPS5925089B2 - タ−ビン動翼ダブテイル - Google Patents
タ−ビン動翼ダブテイルInfo
- Publication number
- JPS5925089B2 JPS5925089B2 JP10118180A JP10118180A JPS5925089B2 JP S5925089 B2 JPS5925089 B2 JP S5925089B2 JP 10118180 A JP10118180 A JP 10118180A JP 10118180 A JP10118180 A JP 10118180A JP S5925089 B2 JPS5925089 B2 JP S5925089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor blade
- dovetail
- wheel
- thrust force
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蒸気タービン等に用いられるアキシャルエント
リー形動翼ダブテイルに係シ、特に遠心力とスラスト力
の両荷重に対して十分な強度を与え強度信頼性を増大し
だタービン動翼ダブテイルに関する。
リー形動翼ダブテイルに係シ、特に遠心力とスラスト力
の両荷重に対して十分な強度を与え強度信頼性を増大し
だタービン動翼ダブテイルに関する。
蒸気タービンの初段動翼で、特に第1図に示すような動
翼1をπ形状をした動翼ダブテイル2を介してホイール
3に組み込むに、動翼1をホイール3の軸方向より組み
込むアキシャルエントリー形ダブテイルに関しては、回
転による遠心力は第3図に示すように動翼ダブテイル2
とホイールダブテイル4との双方に係合するピン5で受
は止めるため従来構造で十分な抗力を有する。
翼1をπ形状をした動翼ダブテイル2を介してホイール
3に組み込むに、動翼1をホイール3の軸方向より組み
込むアキシャルエントリー形ダブテイルに関しては、回
転による遠心力は第3図に示すように動翼ダブテイル2
とホイールダブテイル4との双方に係合するピン5で受
は止めるため従来構造で十分な抗力を有する。
まだ、動翼1の入口側と出口側の圧力差によって生じる
スラスト力Tに関しては、第2図に示すように入口側か
らのスラスト力T1 に対しては動翼ダブテイル2の
底部に設けた動翼ストッパー6と出口側に設置されたイ
ンサートストリップ7bそれに動翼先端の全周に配設し
であるシュラウド10により隣接動翼に力を伝達し、そ
れぞれの部材に加わる力を分散して受は止めるためその
強度は十分確保される。
スラスト力Tに関しては、第2図に示すように入口側か
らのスラスト力T1 に対しては動翼ダブテイル2の
底部に設けた動翼ストッパー6と出口側に設置されたイ
ンサートストリップ7bそれに動翼先端の全周に配設し
であるシュラウド10により隣接動翼に力を伝達し、そ
れぞれの部材に加わる力を分散して受は止めるためその
強度は十分確保される。
しかし、入力側からのスラスト力T1に比べ出口側から
のスラスト力T2に関しては動翼ストッパー6及びシュ
ラウド10にしても相隣る動翼で同構造であるためT2
を支える役にはたっていない。
のスラスト力T2に関しては動翼ストッパー6及びシュ
ラウド10にしても相隣る動翼で同構造であるためT2
を支える役にはたっていない。
つまり、スラスト力T2を人口側のインサートストリッ
プ7aのみで受けることになる。
プ7aのみで受けることになる。
タービンの定常運転時では、常に入口側圧力が出口圧力
より大きいだめに入口側からのスラスト力T1 のみが
作用するが、タービンの起動停止のような過渡時には、
瞬間的に入口側圧力よりも出口側圧力の方が高くなるこ
とがあり、出口側からのスラストT2が作用する。
より大きいだめに入口側からのスラスト力T1 のみが
作用するが、タービンの起動停止のような過渡時には、
瞬間的に入口側圧力よりも出口側圧力の方が高くなるこ
とがあり、出口側からのスラストT2が作用する。
これら、スラスト力T1 、T2は、動翼の入口側と出
口側の圧力差に応じて大きくなるので、大容量出力の高
圧タービン程、発生圧力差が大きくなり、スラスト力も
犬きくなる。
口側の圧力差に応じて大きくなるので、大容量出力の高
圧タービン程、発生圧力差が大きくなり、スラスト力も
犬きくなる。
このだめ、発生するスラスト力の増大に伴い、インサー
トストリップ7aに対する強度が問題となってくる。
トストリップ7aに対する強度が問題となってくる。
つまりスラスト力Tに関して強度上十分に信頼性のある
構造の動翼ダブテイル及びホイールダブテイルの開発が
要求されている。
構造の動翼ダブテイル及びホイールダブテイルの開発が
要求されている。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、特にタ
ービン動翼の遠心力とスラスト力の両荷重に対して十分
大きな強度を有する構造の動翼ダブテイルを提供するに
ある。
ービン動翼の遠心力とスラスト力の両荷重に対して十分
大きな強度を有する構造の動翼ダブテイルを提供するに
ある。
本発明は動翼の蒸気入口側と出口側の圧力差によって生
じるスラスト力に対して十分な強度を持たせるため、出
口側からのスラスト力T2に対してその抗力を受は持つ
部材を動翼ストッパー6とインサートストリップ7av
それにシュラウド10を介して隣接動翼にスラスト荷重
T2を分散する構造とし強度増大をはかるものである。
じるスラスト力に対して十分な強度を持たせるため、出
口側からのスラスト力T2に対してその抗力を受は持つ
部材を動翼ストッパー6とインサートストリップ7av
それにシュラウド10を介して隣接動翼にスラスト荷重
T2を分散する構造とし強度増大をはかるものである。
つまりその構造は第4図に示すように、従来は、動翼1
をホイール3に組み込む際、入口側からのみ組み込む構
造であるだめ動翼ストッパー6及びホイールストッパー
8は入口側の一方のみにしか設置できなかった。
をホイール3に組み込む際、入口側からのみ組み込む構
造であるだめ動翼ストッパー6及びホイールストッパー
8は入口側の一方のみにしか設置できなかった。
それを第5図に示すように、隣接動翼を交互に入口側と
出口側から組み込む構造とシ、動翼ストッパー6及びホ
イールストッパー8も交互に設ける第5図に示すような
構造とする。
出口側から組み込む構造とシ、動翼ストッパー6及びホ
イールストッパー8も交互に設ける第5図に示すような
構造とする。
そうすることにより、スラスト力T、及びT2に対して
それを受は止める部材は同一条件となり、スラスト力T
2を動翼ストッパー6及びホイールストッパー8それに
インサートストリップ7aで受け、さらにシュラウド1
0を介して隣接動翼に荷重分散させるため、その部材作
用する荷重が小さくなる。
それを受は止める部材は同一条件となり、スラスト力T
2を動翼ストッパー6及びホイールストッパー8それに
インサートストリップ7aで受け、さらにシュラウド1
0を介して隣接動翼に荷重分散させるため、その部材作
用する荷重が小さくなる。
つまり、スラスト力を受は持つ部材への力を小さくする
ことによってその強度を増大するものである。
ことによってその強度を増大するものである。
本発明の一実施例を第5図に示しだ。
動翼ダブテイル2はπ形状をしたアキシャルエントリー
形テアリ、ホイール3のホイールストッパー8を動翼1
個づつに対して交互に設け、それに収まる動翼ストッパ
6も動翼ダブテイル2の底部の入口側と出口側交互に設
けておき、動翼ダプティル2をホイールダブテイル4に
組み込み込む際は、動翼1を入口側と出口側の両側から
交互に組み込む構造とする。
形テアリ、ホイール3のホイールストッパー8を動翼1
個づつに対して交互に設け、それに収まる動翼ストッパ
6も動翼ダブテイル2の底部の入口側と出口側交互に設
けておき、動翼ダプティル2をホイールダブテイル4に
組み込み込む際は、動翼1を入口側と出口側の両側から
交互に組み込む構造とする。
その後、第1図に示すようなインサートストリップ?
a t 7 bを設け、さらに動翼先端には全周に回す
シュラウド10を設置することにより、スラスト力T1
及びT2に対して、動翼及びホイールストッパー6.8
及びインサートストリップ7a、7bさらに隣接動翼に
シュラウド10を介して荷重を分散させることができる
ため、それぞれの部材に対してスラスト力は小さな力と
なり、インサートストリップ7a、7bに加わる力も小
さくなって強度信頼性を向上することができる。
a t 7 bを設け、さらに動翼先端には全周に回す
シュラウド10を設置することにより、スラスト力T1
及びT2に対して、動翼及びホイールストッパー6.8
及びインサートストリップ7a、7bさらに隣接動翼に
シュラウド10を介して荷重を分散させることができる
ため、それぞれの部材に対してスラスト力は小さな力と
なり、インサートストリップ7a、7bに加わる力も小
さくなって強度信頼性を向上することができる。
つまり、本発明によれば動翼スラスト力に対するタービ
ン強度の信頼性を向上できる。
ン強度の信頼性を向上できる。
本発明の変形及び応用例として、第6図に示すように第
5図のホイール3及び動翼ダブテイル2を軸方向に対し
て角度θを持たせて形成し、動翼を入口側と出口側から
交互に設置する構造であり、第6図のダブテイル構造と
することによりスラスト力Tを受は持つ部材に作用する
力を第7図のようにTcosθに減少することができる
。
5図のホイール3及び動翼ダブテイル2を軸方向に対し
て角度θを持たせて形成し、動翼を入口側と出口側から
交互に設置する構造であり、第6図のダブテイル構造と
することによりスラスト力Tを受は持つ部材に作用する
力を第7図のようにTcosθに減少することができる
。
つまり部材に伝達する力をさらに小さくできるため、そ
の分だけ強度信頼性が増大することになる。
の分だけ強度信頼性が増大することになる。
第1図はアキシャルエントリー形ダブテイルの斜視図、
第2図は第1図をホイール軸方向断面から見た側面図、
第3図は第1図をホイール軸に直角断面から見たダブテ
イル断面図、第4図は従来技術を示すもので動翼をホイ
ールに組み込む状態図、第5図は本発明の一実施例であ
り動翼をホイールに組み込む状態図、第6図(は本発明
の応用例である動翼をホイールに組み込む状態図、第7
図(dスラスト力とそれを受ける部材の力関係を示す説
明図である。 1・・・動翼、2・・・動翼ダブテイル、3・・・ホイ
ール、4・・・ホイールダブテイル、5・・・ピン、6
・・・動翼ストッパー、7・・・インサートストリップ
、8・・・ホイールストッパー、9・−・シャンク、1
0・・・シュラウド。
第2図は第1図をホイール軸方向断面から見た側面図、
第3図は第1図をホイール軸に直角断面から見たダブテ
イル断面図、第4図は従来技術を示すもので動翼をホイ
ールに組み込む状態図、第5図は本発明の一実施例であ
り動翼をホイールに組み込む状態図、第6図(は本発明
の応用例である動翼をホイールに組み込む状態図、第7
図(dスラスト力とそれを受ける部材の力関係を示す説
明図である。 1・・・動翼、2・・・動翼ダブテイル、3・・・ホイ
ール、4・・・ホイールダブテイル、5・・・ピン、6
・・・動翼ストッパー、7・・・インサートストリップ
、8・・・ホイールストッパー、9・−・シャンク、1
0・・・シュラウド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホイールに軸方向に設けたホイールダブテイルに動
翼に一体に形成したダブテイルを挿入し、動翼の両端側
をホイールに固着したインサートストリップにて受け、
動翼先端をシュラウドにと一体化スるアキシャルエント
リー形のタービン動翼の、動翼ダブテイルにおいて、動
翼ダブテイルの底部に設ける突起状のストッパーを隣接
する動翼との間でそれぞれ入口側と出口側に交互に設け
るか又は複数個ずつグループ単位で交互に設けることを
特徴としたタービン動翼ダブテイル。 2 動翼ダブテイルをホイールの軸方向に対して傾斜さ
せて形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のタービン動翼ダブテイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10118180A JPS5925089B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | タ−ビン動翼ダブテイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10118180A JPS5925089B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | タ−ビン動翼ダブテイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726210A JPS5726210A (en) | 1982-02-12 |
JPS5925089B2 true JPS5925089B2 (ja) | 1984-06-14 |
Family
ID=14293814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10118180A Expired JPS5925089B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | タ−ビン動翼ダブテイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925089B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4714410A (en) * | 1986-08-18 | 1987-12-22 | Westinghouse Electric Corp. | Trailing edge support for control stage steam turbine blade |
US4767274A (en) * | 1986-12-29 | 1988-08-30 | United Technologies Corporation | Multiple lug blade to disk attachment |
US4813850A (en) * | 1988-04-06 | 1989-03-21 | Westinghouse Electric Corp. | Integral side entry control stage blade group |
US5001830A (en) * | 1989-10-23 | 1991-03-26 | Westinghouse Electric Corp. | Method for assembling side entry control stage blades in a steam turbine |
US5112193A (en) * | 1990-09-11 | 1992-05-12 | Pratt & Whitney Canada | Fan blade axial retention device |
JP5313171B2 (ja) | 2007-02-21 | 2013-10-09 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ルテニウムベースの膜を基板上に形成するための方法 |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10118180A patent/JPS5925089B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726210A (en) | 1982-02-12 |
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