JPS5924820B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPS5924820B2 JPS5924820B2 JP51135035A JP13503576A JPS5924820B2 JP S5924820 B2 JPS5924820 B2 JP S5924820B2 JP 51135035 A JP51135035 A JP 51135035A JP 13503576 A JP13503576 A JP 13503576A JP S5924820 B2 JPS5924820 B2 JP S5924820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- vacuum cleaner
- dust
- dust collection
- secondary filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は電気掃除機に係り、フィルタにて塵埃を含んだ
空気を濾過して捕捉した塵埃を集塵部に堆積するように
した集塵部の改良に関する。
空気を濾過して捕捉した塵埃を集塵部に堆積するように
した集塵部の改良に関する。
発明の技術的背景とその問題点
従来のこの種掃除機のフィルタ装置は、目の粗い通気部
を有する網状の一次フィルタと、この一次フィルタの吸
込面側と反対面側に配置したポリウレタンフォームなど
の肉厚の多孔質の二次フィルタと、この二次フィルタの
吸込面側と反対側面に配設した目の細い布材の三次フィ
ルタとにて構成されており、一次フィルタにて粗塵を捕
捉し、この一次フィルタを通過した細塵を二次フィルタ
、三次フィルタにて捕捉する構造が採られているが、こ
の構造では一次フィルタを通過した細塵は二次フィルタ
、三次フィルタにて大半を捕捉するため、一次フィルタ
を通過した塵埃は支持体内で二次フィルタの吸込面に吸
着され、二次フィルタは目詰りが生じ易く、吸塵量を増
加するためにはフィルタの濾過面積を増大し、或は二次
フィルタの肉厚を厚くして体積を拡大し、或はフィルタ
装置を大きくするなどの方法が必要となり、フィルタの
コストアップになり、しかも近時掃除機全体の小型軽量
化の要請より集塵部の容積が縮小され、集塵部の容積を
確保するには集塵部を大きくしなくてはならず、フィル
タ装置を大きくすると掃除機全体が大型となる欠点を有
している。
を有する網状の一次フィルタと、この一次フィルタの吸
込面側と反対面側に配置したポリウレタンフォームなど
の肉厚の多孔質の二次フィルタと、この二次フィルタの
吸込面側と反対側面に配設した目の細い布材の三次フィ
ルタとにて構成されており、一次フィルタにて粗塵を捕
捉し、この一次フィルタを通過した細塵を二次フィルタ
、三次フィルタにて捕捉する構造が採られているが、こ
の構造では一次フィルタを通過した細塵は二次フィルタ
、三次フィルタにて大半を捕捉するため、一次フィルタ
を通過した塵埃は支持体内で二次フィルタの吸込面に吸
着され、二次フィルタは目詰りが生じ易く、吸塵量を増
加するためにはフィルタの濾過面積を増大し、或は二次
フィルタの肉厚を厚くして体積を拡大し、或はフィルタ
装置を大きくするなどの方法が必要となり、フィルタの
コストアップになり、しかも近時掃除機全体の小型軽量
化の要請より集塵部の容積が縮小され、集塵部の容積を
確保するには集塵部を大きくしなくてはならず、フィル
タ装置を大きくすると掃除機全体が大型となる欠点を有
している。
また従来の掃除機ではホースをもって掃除機本体を移動
させながら掃除を行う場合、敷居などを乗り越えるとき
に敷居などが高いと本体の前側下部に取付けた自在輪が
敷居を乗り越えることができずに衝突すると、自在輪、
或は本体の自在輪の取付部が破損する欠点があった。
させながら掃除を行う場合、敷居などを乗り越えるとき
に敷居などが高いと本体の前側下部に取付けた自在輪が
敷居を乗り越えることができずに衝突すると、自在輪、
或は本体の自在輪の取付部が破損する欠点があった。
発明の目的
本発明は上記点に鑑みなされたもので、フィルタ装置の
一次フィルタを通過した空気流の一部を二次フィルタの
吸込面側に添着した布状フィルタ部材によって周囲に拡
げて集塵部に還流させ、集塵部に還流された細塵を集塵
部に形成した塵溜部に堆積されるようにし、二次フィル
タにて捕捉される塵埃量を減少させ、フィルタ装置を大
型化することなく効率のよい塵埃の捕捉ができ、使用し
易く、耐久性に優れ、しかも掃除機本発の使用時に走行
乗り越えが良好に行われ、自在輪に衝撃を与えることが
なく、自在輪、自在輪の取付部を損傷することがなく、
自在輪を保護した電気掃除機を提供することを目的とし
たものである。
一次フィルタを通過した空気流の一部を二次フィルタの
吸込面側に添着した布状フィルタ部材によって周囲に拡
げて集塵部に還流させ、集塵部に還流された細塵を集塵
部に形成した塵溜部に堆積されるようにし、二次フィル
タにて捕捉される塵埃量を減少させ、フィルタ装置を大
型化することなく効率のよい塵埃の捕捉ができ、使用し
易く、耐久性に優れ、しかも掃除機本発の使用時に走行
乗り越えが良好に行われ、自在輪に衝撃を与えることが
なく、自在輪、自在輪の取付部を損傷することがなく、
自在輪を保護した電気掃除機を提供することを目的とし
たものである。
発明の概要
本発明の電気掃除機は電動送風機を内蔵するとともに吸
込口を有する集塵部を形成した掃除機本体と、この掃除
機本体内に前記電動送風機と吸込口との間に位置して集
塵部に配設され一次フィルタ、この一次フィルタの吸込
面側と反対面に離間対向さて配設された板状肉厚の二次
フィルタ、この二次フィルタの吸込面側に添着された平
滑面状の布状フィルタ部材および前記−次フィルタと二
次フィルタとの間に形成される間隙を集塵部に連通させ
る開口を形成しかつ前記−次フィルタまたは二次フィル
タを保持するフィルタ支持体とを具備し、前記掃除機本
体の集塵部の下部にこの掃除機本体の前側下部に取付け
た自在輪の前方に位置してそり状の突部を形成し、この
突部の内側にて形成される凹部にて前記集塵部の前記フ
ィルタ支持体の開口より流出した空気流に沿う集塵部面
に塵溜部を形成してなり、一次フィルタの吸込面より吸
込まれた空気流の一部を布状フィルタ部材の通気抵抗に
よって周縁に拡げ、フィルタ支持体の開口から集塵部に
還流させて塵溜部に塵埃を溜めるようにし、また掃除機
本体は敷居などを乗り越えるときにそり状の突部が案内
となって自在輪に衝撃を与えないようにしたものである
。
込口を有する集塵部を形成した掃除機本体と、この掃除
機本体内に前記電動送風機と吸込口との間に位置して集
塵部に配設され一次フィルタ、この一次フィルタの吸込
面側と反対面に離間対向さて配設された板状肉厚の二次
フィルタ、この二次フィルタの吸込面側に添着された平
滑面状の布状フィルタ部材および前記−次フィルタと二
次フィルタとの間に形成される間隙を集塵部に連通させ
る開口を形成しかつ前記−次フィルタまたは二次フィル
タを保持するフィルタ支持体とを具備し、前記掃除機本
体の集塵部の下部にこの掃除機本体の前側下部に取付け
た自在輪の前方に位置してそり状の突部を形成し、この
突部の内側にて形成される凹部にて前記集塵部の前記フ
ィルタ支持体の開口より流出した空気流に沿う集塵部面
に塵溜部を形成してなり、一次フィルタの吸込面より吸
込まれた空気流の一部を布状フィルタ部材の通気抵抗に
よって周縁に拡げ、フィルタ支持体の開口から集塵部に
還流させて塵溜部に塵埃を溜めるようにし、また掃除機
本体は敷居などを乗り越えるときにそり状の突部が案内
となって自在輪に衝撃を与えないようにしたものである
。
発明の実施例
次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。
1は電気掃除機本体で、電動側ケース2と、この電動側
ケース2の開口部に着脱自在に結合される集塵側ケース
3とにて構成され、この電動側ケース2の前面部の下縁
に上向きの係止部4が形成され、上部にはクランプ係止
孔5が形成され、集塵側ケース3の開口部下部には前記
係止部4に係合される係合部7が下向きに形成され、上
部には前記係止孔5に係止されるクランプ鉤体8が設け
られている。
ケース2の開口部に着脱自在に結合される集塵側ケース
3とにて構成され、この電動側ケース2の前面部の下縁
に上向きの係止部4が形成され、上部にはクランプ係止
孔5が形成され、集塵側ケース3の開口部下部には前記
係止部4に係合される係合部7が下向きに形成され、上
部には前記係止孔5に係止されるクランプ鉤体8が設け
られている。
また前記電動側ケース2の前面には通気部9を有する支
持壁面10の内側にゴムなどにて成型された防振支持体
11が設けられ、この防振支持体11に形成した前記通
気部9に連通ずる通気路12に電動送風機13の吸込側
が連通されるように電動送風機13の前部が防振支持体
11に嵌合支持されている。
持壁面10の内側にゴムなどにて成型された防振支持体
11が設けられ、この防振支持体11に形成した前記通
気部9に連通ずる通気路12に電動送風機13の吸込側
が連通されるように電動送風機13の前部が防振支持体
11に嵌合支持されている。
またこの電動送風機13の後部はコードリール収納部1
4を形成する仕切壁15にゴムなどにて成型された防振
支持体16を介して支持され、この電動送風機13の吐
出側は排風路17を介して電動側ケース2の背面に形成
した排気孔18に連通されているっ また前記コードリール収納部14にはコードリール19
が回転支軸20にてゼンマイばね20aにて巻取り方向
に附勢されて回動自在に軸支されている。
4を形成する仕切壁15にゴムなどにて成型された防振
支持体16を介して支持され、この電動送風機13の吐
出側は排風路17を介して電動側ケース2の背面に形成
した排気孔18に連通されているっ また前記コードリール収納部14にはコードリール19
が回転支軸20にてゼンマイばね20aにて巻取り方向
に附勢されて回動自在に軸支されている。
また前記電動側ケース2の両側には車輪21が軸架され
ている。
ている。
また電動体ケース2の上部に把手部22が形成されてい
る。
る。
次に前記集塵側ケース3の前面には床網子などの吸込口
体を接続したホースを接続する吸込口23が形成され、
この吸込口23の開口端は内方に突出されている。
体を接続したホースを接続する吸込口23が形成され、
この吸込口23の開口端は内方に突出されている。
またこの集塵側ケース3の後面開口部にフィルタ装置2
4が設けられている。
4が設けられている。
このフィルタ装置24はフィルタ支持体25の吸込側前
面に設けた一次フィルタ26と、このフィルタ支持体2
5に支持された板状肉厚の二次フィルタ27および三次
フィルタ28にて構成されている。
面に設けた一次フィルタ26と、このフィルタ支持体2
5に支持された板状肉厚の二次フィルタ27および三次
フィルタ28にて構成されている。
そしてこのフィルタ装置24のフィルタ支持体25の周
縁にはバッキング29が嵌着されている。
縁にはバッキング29が嵌着されている。
このバッキング29には前記集塵側ケース3の内周面に
密接される突縁30と前記電動側ケース2の支持壁面1
0に密接される突縁31とが形成されている。
密接される突縁30と前記電動側ケース2の支持壁面1
0に密接される突縁31とが形成されている。
次に前記−次フィルタ26は50メツシユよりも粗い網
状の通気部を有する網状体にて形成され、前記フィルタ
支持体25の前面開口部32に一体的に設けられている
。
状の通気部を有する網状体にて形成され、前記フィルタ
支持体25の前面開口部32に一体的に設けられている
。
また前記二次フィルタ27は発泡ポリウレタンフオーム
など板状肉厚のフィルタ部材33と、このフィルタ部材
33の前面吸込面側に接着、溶着、或は当着などの適宜
の手段で添着したトリコットのような平滑面上の布状フ
ィルタ部材34とにて構成されている。
など板状肉厚のフィルタ部材33と、このフィルタ部材
33の前面吸込面側に接着、溶着、或は当着などの適宜
の手段で添着したトリコットのような平滑面上の布状フ
ィルタ部材34とにて構成されている。
またこの二次フィルタ27の吸込面側を少なくとも1個
以上の凹凸面に形成することもでき、また吸込面側とは
反対面にも凹凸に形成することができる。
以上の凹凸面に形成することもでき、また吸込面側とは
反対面にも凹凸に形成することができる。
なお前記平滑面状の布状フィルタ部材34はポリアミド
、ポリエステル、ポリプロピレンなどの繊維で比較的毛
はたちの少ない材質が好ましい。
、ポリエステル、ポリプロピレンなどの繊維で比較的毛
はたちの少ない材質が好ましい。
さらに前記三次フィルタ28はメツシュの細い通気部を
有する布状材にて形成されている。
有する布状材にて形成されている。
そして前記二次フィルタ27はフィルタ支持体25に嵌
着され、フィルタ支持体25に形成した縮径段部46に
吸込面側の周縁が圧縮係止され、二次フィルタ27の吸
込面の表面は突出されている。
着され、フィルタ支持体25に形成した縮径段部46に
吸込面側の周縁が圧縮係止され、二次フィルタ27の吸
込面の表面は突出されている。
そしてこの二次フィルタ27の吸込面と一次フィルタ2
6との間には間隙36が形成され、この間隙36を集塵
部41に連通させる開口37が形成され、この開口37
には前記−次フィルタ26と同一の網状体38が一体的
に設けられている。
6との間には間隙36が形成され、この間隙36を集塵
部41に連通させる開口37が形成され、この開口37
には前記−次フィルタ26と同一の網状体38が一体的
に設けられている。
また前記フィルタ支持体25の前側周縁にはこのフィル
タ支持体25の開口37より流出した空気流を集塵側ケ
ース3の吸込口23より一次フィルタ26に至る主空気
流と分離するように一次フィルタ26を覆う庇状に突出
した分離壁39が下方に向って漸次突出するように形成
されている。
タ支持体25の開口37より流出した空気流を集塵側ケ
ース3の吸込口23より一次フィルタ26に至る主空気
流と分離するように一次フィルタ26を覆う庇状に突出
した分離壁39が下方に向って漸次突出するように形成
されている。
さらに前記集塵側ケース3の下部にそり状の突部40が
形成され、この突部40の内側凹部にて集塵部41に塵
溜部42が形成されている。
形成され、この突部40の内側凹部にて集塵部41に塵
溜部42が形成されている。
この塵溜部42はフィルタ支持体25の開口37より流
出した空気流が沿うように配設形成されている。
出した空気流が沿うように配設形成されている。
また集塵側ケース3の上部には把手43が形成され、下
面には自在輪44が設けられている。
面には自在輪44が設けられている。
そして前記フィルタ装置24を集塵側ケース3の背面開
口部より嵌合して集塵側ケース3の内側の集塵部41に
保持し、一次フィルタ26を前記吸込口23の開口端に
対向させる。
口部より嵌合して集塵側ケース3の内側の集塵部41に
保持し、一次フィルタ26を前記吸込口23の開口端に
対向させる。
次にこの実施例の作用について説明する。
電動送風機13の駆動で吸込口23より吸引された空気
は集塵部41に流入し、流断面積を拡げながら一次フィ
ルタ26の吸込面より吸込まれ、二次フィルタ27を経
て濾過され、さらに三次フィルタ28を濾過されて通過
し、電動送風機13を経て排気孔18より電動側ケース
2の外方に排出される。
は集塵部41に流入し、流断面積を拡げながら一次フィ
ルタ26の吸込面より吸込まれ、二次フィルタ27を経
て濾過され、さらに三次フィルタ28を濾過されて通過
し、電動送風機13を経て排気孔18より電動側ケース
2の外方に排出される。
また一次フィルタ26を通過し二次フィルタ27の布状
フィルタ部材34に当った空気流の一部は布状フィルタ
部材34の表面抵抗すなわち通気抵抗によって吸込面側
に沿って周縁に拡がり、フィルタ支持体25の開口37
から流出して集塵部41の内面に沿って吸込側に還流さ
れ、この還流空気流はフィルタ支持体25の分離壁39
によって吸込口23より一次フィルタ26に至る主空気
流より分離され、フィルタ支持体25の開口37からの
還流空気流が妨げられることがなく、塵埃は集塵部41
の塵溜部42に堆積される。
フィルタ部材34に当った空気流の一部は布状フィルタ
部材34の表面抵抗すなわち通気抵抗によって吸込面側
に沿って周縁に拡がり、フィルタ支持体25の開口37
から流出して集塵部41の内面に沿って吸込側に還流さ
れ、この還流空気流はフィルタ支持体25の分離壁39
によって吸込口23より一次フィルタ26に至る主空気
流より分離され、フィルタ支持体25の開口37からの
還流空気流が妨げられることがなく、塵埃は集塵部41
の塵溜部42に堆積される。
また掃除機本体1をホースをもって自在輪44と車輪2
1で移動させるときに敷居を越えるようなとき、掃除機
本体1のそり状の突部40が案内となり自在輪44が衝
突することがない。
1で移動させるときに敷居を越えるようなとき、掃除機
本体1のそり状の突部40が案内となり自在輪44が衝
突することがない。
なお前記実施例では一次フィルタ26と二次フィルタ2
7のフィルタ支持体25を一体に形成した構造であるが
、別体構造とすることもできる。
7のフィルタ支持体25を一体に形成した構造であるが
、別体構造とすることもできる。
また三次フィルタ28は布状材に限らず、断面山形状に
屈曲したP紙などにて構成することもできる。
屈曲したP紙などにて構成することもできる。
発明の効果
本発明によれば、二次フィルタの吸込面側に添着した平
滑面状の布状フィルタ部材に当った空気流のうち一部は
その吸込面に沿って周囲に拡がり、フィルタ支持体に設
けた開口より流出して集塵部の内面に沿って流れる空気
流が生じ、この空気流は肉厚フィルタ部材の二次フィル
タにて捕捉される塵埃量を減少させ、フィルタ支持体の
開口より還流される集塵部の空気流に沿った凹部にて形
成される塵溜部に塵埃を堆積させ、しかもフィルタ支持
体の開口部は集塵部の凹部に形成した塵溜部に還流され
た空気流が沿うように設けられているため効率よく塵溜
りをすることができ、二次フィルタの目詰りを少なくで
き、集塵部の容積を狭めることなく、集塵部の容積を有
効に利用でき、さらOここの還流される空気流は二次フ
ィルタの吸込面に吸着した細塵をはらいながら流動する
ために二次フィルタの目詰りが少なく、連続使用できる
。
滑面状の布状フィルタ部材に当った空気流のうち一部は
その吸込面に沿って周囲に拡がり、フィルタ支持体に設
けた開口より流出して集塵部の内面に沿って流れる空気
流が生じ、この空気流は肉厚フィルタ部材の二次フィル
タにて捕捉される塵埃量を減少させ、フィルタ支持体の
開口より還流される集塵部の空気流に沿った凹部にて形
成される塵溜部に塵埃を堆積させ、しかもフィルタ支持
体の開口部は集塵部の凹部に形成した塵溜部に還流され
た空気流が沿うように設けられているため効率よく塵溜
りをすることができ、二次フィルタの目詰りを少なくで
き、集塵部の容積を狭めることなく、集塵部の容積を有
効に利用でき、さらOここの還流される空気流は二次フ
ィルタの吸込面に吸着した細塵をはらいながら流動する
ために二次フィルタの目詰りが少なく、連続使用できる
。
さらに電気掃除機本体の集塵部の下部に設けた自在輪の
前方に位置してそり状の突部を形成し、この突部の内側
を塵溜部としたので、掃除機本体は使用時に走行乗り越
えが良好となり、比較的高い敷居などを乗り越えるとき
自在輪に衝撃を与えることがないので、自在輪、或は自
在輪の取付部を破損することがないように保護でき、円
滑に移動され、しかもこのそり状の突部の内面に形成さ
れる凹部が塵溜部となり、そり状の突部の成型によって
塵溜部が形成され、塵溜部の成型による突部によって意
匠的に外観性を損うことがなく、成型性もよいものであ
る。
前方に位置してそり状の突部を形成し、この突部の内側
を塵溜部としたので、掃除機本体は使用時に走行乗り越
えが良好となり、比較的高い敷居などを乗り越えるとき
自在輪に衝撃を与えることがないので、自在輪、或は自
在輪の取付部を破損することがないように保護でき、円
滑に移動され、しかもこのそり状の突部の内面に形成さ
れる凹部が塵溜部となり、そり状の突部の成型によって
塵溜部が形成され、塵溜部の成型による突部によって意
匠的に外観性を損うことがなく、成型性もよいものであ
る。
なお一次フィルタを覆うようにフィルタ支持体に吸込口
から一次フィルタに至る主空気流とフィルタ支持体より
還流される空気流を分離する分離壁を設けることにより
、塵溜部に還流空気が主空気流を妨げることなく円滑に
流れ、塵溜りが確実となり、一次フィルタの吸込面側に
堆積する塵埃は凹部の塵溜部に集積され、還流する空気
の妨げとならず、効率よく塵埃を塵溜部に堆積されるも
のである。
から一次フィルタに至る主空気流とフィルタ支持体より
還流される空気流を分離する分離壁を設けることにより
、塵溜部に還流空気が主空気流を妨げることなく円滑に
流れ、塵溜りが確実となり、一次フィルタの吸込面側に
堆積する塵埃は凹部の塵溜部に集積され、還流する空気
の妨げとならず、効率よく塵埃を塵溜部に堆積されるも
のである。
図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の断面図である
。 1・・・・・・掃除機本体、13・・・・・・電動送風
機、23・・・・・・吸込口、24・・・・・・フィル
タ装置、25・・・・・・フィルタ支持体、26・・・
・・・一次フィルタ、27・・・・・・二次フィルタ、
34・・・・・・布状フィルタ部材、37・・・・・・
開口、39・・・・・・分離壁、40・・・・・・突部
、41・・・・・・集塵部、42・・・・・・塵溜部、
44・・・・・・自在輪。
。 1・・・・・・掃除機本体、13・・・・・・電動送風
機、23・・・・・・吸込口、24・・・・・・フィル
タ装置、25・・・・・・フィルタ支持体、26・・・
・・・一次フィルタ、27・・・・・・二次フィルタ、
34・・・・・・布状フィルタ部材、37・・・・・・
開口、39・・・・・・分離壁、40・・・・・・突部
、41・・・・・・集塵部、42・・・・・・塵溜部、
44・・・・・・自在輪。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電動送風機を内蔵するとともに吸込口を有する集塵
部を形成した掃除機本体と、この掃除機本体内に前記電
動送風機と吸込口との間に位置して集塵部に配設され一
次フィルタ、この一次フィルタの吸込面側と反対面に離
間対向して配設された板状肉厚の二次フィルタ、この二
次フィルタの吸込面側に添着された平滑面状の布状フィ
ルタ部材および前記−次フィルタと二次フィルタとの間
に形成された間隙に前記集塵部に連通ずる開口を形成し
かつ前記−次フィルタまたは二次フィルタを保持したフ
ィルタ支持体とを有するフィルタ装置とを具備し、 前記掃除機本体の集塵部の下部にこの掃除機本体の前側
下部に設けた自在輪の前方に位置してそり状の突部を形
成し、この突部の内側にて形成される凹部にて前記集塵
部の前記フィルタ支持体の開口より流出した空気流に沿
う集塵部面に塵溜部を形成したことを特徴とする電気掃
除機。 2 フィルタ装置のフィルタ支持体の開口より流出した
空気流を掃除機本体の吸込口より前記フィルタ装置の一
次フィルタに至る主空気流と分離するように前記−次フ
ィルタを覆う分離壁を前記フィルタ支持体に形成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気掃除機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51135035A JPS5924820B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51135035A JPS5924820B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5359258A JPS5359258A (en) | 1978-05-27 |
JPS5924820B2 true JPS5924820B2 (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=15142410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51135035A Expired JPS5924820B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924820B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517739U (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229900Y2 (ja) * | 1972-07-11 | 1977-07-08 |
-
1976
- 1976-11-10 JP JP51135035A patent/JPS5924820B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517739U (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5359258A (en) | 1978-05-27 |
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