JPS5923707B2 - 補強ホ−スの製造方法 - Google Patents
補強ホ−スの製造方法Info
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- JPS5923707B2 JPS5923707B2 JP55081614A JP8161480A JPS5923707B2 JP S5923707 B2 JPS5923707 B2 JP S5923707B2 JP 55081614 A JP55081614 A JP 55081614A JP 8161480 A JP8161480 A JP 8161480A JP S5923707 B2 JPS5923707 B2 JP S5923707B2
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- JP
- Japan
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- adhesive
- reel
- layer
- hose
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- Expired
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は補強層を有するゴムホースの製造方法に係D
、特にマンドレルに熱可塑樹脂芯を用いて連続的に長尺
ホースを製造する補強ホースの製造方法に関するもので
ある。
、特にマンドレルに熱可塑樹脂芯を用いて連続的に長尺
ホースを製造する補強ホースの製造方法に関するもので
ある。
一般に自動車に取シ付けられるオイルブレーキホースの
ように高圧の下で使用されるホースはインナーチューブ
、数層の補強層並びに外被層の各層から構成されておわ
、この種のホースは各層間が柔軟性を損なうことなく強
固に接着しているとともに、内径が一定寸法に保たれて
いることが必要である。
ように高圧の下で使用されるホースはインナーチューブ
、数層の補強層並びに外被層の各層から構成されておわ
、この種のホースは各層間が柔軟性を損なうことなく強
固に接着しているとともに、内径が一定寸法に保たれて
いることが必要である。
そこで、従来からマンドレルを使用してホースを製造す
ることが行われている。その1つはマンドレルに鉄芯を
用いてホースを製造する方法であるが、鉄芯は可撓性に
乏しいのである一定の長さ(一般に2m〜5m位)に切
断して用いないと、補強層の編組、加硫等の作業が困難
である。
ることが行われている。その1つはマンドレルに鉄芯を
用いてホースを製造する方法であるが、鉄芯は可撓性に
乏しいのである一定の長さ(一般に2m〜5m位)に切
断して用いないと、補強層の編組、加硫等の作業が困難
である。
また、鉄芯のマンドレルは重いので取わ扱い難く作業性
が悪いばかDでなく、ある一定の長さ以上には連続して
製造することができないので、マンドレル両端のロスが
多く、大量に安価な製品を提供することができなかつた
。その2つは上記の問題を解決し、長尺ホースを連続的
に大量に製造すべく、マンドレルにゴム芯や熱可塑性樹
脂芯を用いて製造する方法が提案された。
が悪いばかDでなく、ある一定の長さ以上には連続して
製造することができないので、マンドレル両端のロスが
多く、大量に安価な製品を提供することができなかつた
。その2つは上記の問題を解決し、長尺ホースを連続的
に大量に製造すべく、マンドレルにゴム芯や熱可塑性樹
脂芯を用いて製造する方法が提案された。
しかしながら、ホースの製造工程中、補強層の編組、接
着剤の塗布・乾燥さらには加硫等において一定の張力が
かかるので、マンドレルに変形が生じ、殊に熱可塑性樹
脂芯の場合には変形しやすく、製造中切断することもあ
つた、そこでゴム芯、熱可塑性樹脂芯をマンドレルとし
て使用する場合には芯央にワイヤー等の張力メンバーを
入れ、高温下での連続作業にも芯の変形を防いでいるが
、芯自体が高価となシ、また、芯を接続して使用するに
は特殊な接続金具を用いなければならず、その接続部分
は平滑にならないので、接続部におけるホースは製品と
して使用することができない等の問題があつた。このよ
うに種々のマンドレルの使用によるホースの製造方法が
試みられたが、それぞれに一長一短があり、根本的に問
題を解決するには至らなかつた。
着剤の塗布・乾燥さらには加硫等において一定の張力が
かかるので、マンドレルに変形が生じ、殊に熱可塑性樹
脂芯の場合には変形しやすく、製造中切断することもあ
つた、そこでゴム芯、熱可塑性樹脂芯をマンドレルとし
て使用する場合には芯央にワイヤー等の張力メンバーを
入れ、高温下での連続作業にも芯の変形を防いでいるが
、芯自体が高価となシ、また、芯を接続して使用するに
は特殊な接続金具を用いなければならず、その接続部分
は平滑にならないので、接続部におけるホースは製品と
して使用することができない等の問題があつた。このよ
うに種々のマンドレルの使用によるホースの製造方法が
試みられたが、それぞれに一長一短があり、根本的に問
題を解決するには至らなかつた。
この発明は上記の問題点を解消し、各層間の接着力の向
上とともに長尺ホースを連続的に製造できる全く新たな
製造方法を提供せんとするもので、特に接着剤の均一な
塗布と乾燥機内でのホースへの張力を除去し、水圧によ
り芯抜きを行うこととした点にこの発明の特徴がある。
上とともに長尺ホースを連続的に製造できる全く新たな
製造方法を提供せんとするもので、特に接着剤の均一な
塗布と乾燥機内でのホースへの張力を除去し、水圧によ
り芯抜きを行うこととした点にこの発明の特徴がある。
以下、図示する実施態様に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの発明により製造するホースの一例を各層を
切欠いて示す説明用正面図である。ホース本体1はイン
ナーチユーブ2、第1補強層3、中間ゴム層4、第2補
強層5、接着層6、外被層7からなb、補強層3,5は
合成繊維系、亜鉛メツキ硬鋼線等による編組層で、イン
ナーチユーブ2、外被層7は天然ゴム、合成ゴム等適宜
の材質によつて形成されている。上記構造に係るホース
をこの発明により製造する場合について第2図以下によ
り説明すると、大別して4つの工程からなつている。
切欠いて示す説明用正面図である。ホース本体1はイン
ナーチユーブ2、第1補強層3、中間ゴム層4、第2補
強層5、接着層6、外被層7からなb、補強層3,5は
合成繊維系、亜鉛メツキ硬鋼線等による編組層で、イン
ナーチユーブ2、外被層7は天然ゴム、合成ゴム等適宜
の材質によつて形成されている。上記構造に係るホース
をこの発明により製造する場合について第2図以下によ
り説明すると、大別して4つの工程からなつている。
即ち、第1工程では熱可塑性樹脂芯にインナーチユーブ
を押出成形し、補強層を編組する。第2程では接着剤を
塗布し・乾燥する。第3工程では外被層を押出成形し、
加硫する。第4工程で芯抜きを行い完成させるものであ
る。さらに、上記程について詳述すれば第1工程では、
まず、第2図に示すように押出機10により未加硫ゴム
11を可撓性を有する熱可塑性樹脂芯(以下単に芯とい
う)12の外周に押出してインナーチユーブ2を成形す
る。
を押出成形し、補強層を編組する。第2程では接着剤を
塗布し・乾燥する。第3工程では外被層を押出成形し、
加硫する。第4工程で芯抜きを行い完成させるものであ
る。さらに、上記程について詳述すれば第1工程では、
まず、第2図に示すように押出機10により未加硫ゴム
11を可撓性を有する熱可塑性樹脂芯(以下単に芯とい
う)12の外周に押出してインナーチユーブ2を成形す
る。
未加硫ゴム11はホツパ一(図示せず)から投入され、
内部に挿通されている押出用スクリユ一14によつて押
出され、ダイス15によ沙インナーチユーブ2の肉厚を
調節する。12はホース製造中のある程度の張力に耐え
、接着剤乾燥及び加硫時の湿熱温度にも変形、溶融しな
い材質で成形し、例えば6ナイロンで知られているポリ
アミド樹脂等で成形するのが好ましい。
内部に挿通されている押出用スクリユ一14によつて押
出され、ダイス15によ沙インナーチユーブ2の肉厚を
調節する。12はホース製造中のある程度の張力に耐え
、接着剤乾燥及び加硫時の湿熱温度にも変形、溶融しな
い材質で成形し、例えば6ナイロンで知られているポリ
アミド樹脂等で成形するのが好ましい。
芯12の外周にインナーチユーブ2を押出成形したもの
をそのまま所定の径を有するリール16に巻取り、次い
で補強層を編組する。
をそのまま所定の径を有するリール16に巻取り、次い
で補強層を編組する。
補強層の編組は第3図に示すようにリール16に巻取つ
たインナーチユーブ2にブレーダ一20によつて第1補
強層3を編組し、同時にブレーダ一20の前方に直列に
設けたブレーダ一21により第2補強層5を編組する。
第2補強層5の編組はその直前でリール17に巻取つた
テープ状ゴムフイルム22を第1補強層の編組の上に巻
き付けるように被覆しながら行い、被覆したテープ状フ
イルム22はホースの中間ゴム層4を構成する。補強層
を編組みした中間製品1aを順次所定の径を有するリー
ル18に巻き取るにはリール18の回転力にのみよるの
ではなく、リール16にも送り回転を与え、リール16
,18の回転を同調させれば芯12に必要以上の張力を
与えることがないので好ましい。補強層3,5は合成繊
維糸、亜鉛メツキ硬鋼線等適宜の材質で編組すればよい
。23,24はインナーチユーブ2及び中間製品1aを
水平に保ち、編角を均一にするためのガイドローラーで
ある。
たインナーチユーブ2にブレーダ一20によつて第1補
強層3を編組し、同時にブレーダ一20の前方に直列に
設けたブレーダ一21により第2補強層5を編組する。
第2補強層5の編組はその直前でリール17に巻取つた
テープ状ゴムフイルム22を第1補強層の編組の上に巻
き付けるように被覆しながら行い、被覆したテープ状フ
イルム22はホースの中間ゴム層4を構成する。補強層
を編組みした中間製品1aを順次所定の径を有するリー
ル18に巻き取るにはリール18の回転力にのみよるの
ではなく、リール16にも送り回転を与え、リール16
,18の回転を同調させれば芯12に必要以上の張力を
与えることがないので好ましい。補強層3,5は合成繊
維糸、亜鉛メツキ硬鋼線等適宜の材質で編組すればよい
。23,24はインナーチユーブ2及び中間製品1aを
水平に保ち、編角を均一にするためのガイドローラーで
ある。
第2程では中間製品に接着剤を塗布し、乾燥する。
第4図により説明するとリール18に巻き取つた中間製
品1aを送りローラー25、押えローラー26の間を通
過させて強制的に送り出し、下方に設けた接着槽30内
の接着剤31にローラー27の一部とともに浸し、接着
剤31を塗布した中間製品1aはベルトコンベヤ32に
載るまでは垂直に引き上げ、その後乾燥機33内に送り
込む。乾燥機33は水平に構成されて訃り、乾燥機33
内には乾燥機33の出入口側にそれぞれ設けたドライビ
ングベルト車34、テールベルト車35により回転する
ステンレスメツシユベルト36を水平に配設したベルト
コンベヤ32が設置されている。乾燥機33からは接着
剤31が乾燥して表面に接着層6を設けた中間製品1b
が送り出され、リール28によつて巻き取られる。上記
構成に卦いて送りローラー25、ドライピングベルト車
34、?らにリール28の回転は同調させ、中間製品1
aがスムーズに流れるように設定して卦く。中間製品1
aに接着剤31を塗布した後はある一定の高さまで垂直
に引き上げる構成としたので、接着剤は表面を伝つて落
ちながら中間製品1aの外面に均一に付着し、しかも一
定の高さに引き上げられるまでに充分浸透するので均一
な接着層を形成することができる。
品1aを送りローラー25、押えローラー26の間を通
過させて強制的に送り出し、下方に設けた接着槽30内
の接着剤31にローラー27の一部とともに浸し、接着
剤31を塗布した中間製品1aはベルトコンベヤ32に
載るまでは垂直に引き上げ、その後乾燥機33内に送り
込む。乾燥機33は水平に構成されて訃り、乾燥機33
内には乾燥機33の出入口側にそれぞれ設けたドライビ
ングベルト車34、テールベルト車35により回転する
ステンレスメツシユベルト36を水平に配設したベルト
コンベヤ32が設置されている。乾燥機33からは接着
剤31が乾燥して表面に接着層6を設けた中間製品1b
が送り出され、リール28によつて巻き取られる。上記
構成に卦いて送りローラー25、ドライピングベルト車
34、?らにリール28の回転は同調させ、中間製品1
aがスムーズに流れるように設定して卦く。中間製品1
aに接着剤31を塗布した後はある一定の高さまで垂直
に引き上げる構成としたので、接着剤は表面を伝つて落
ちながら中間製品1aの外面に均一に付着し、しかも一
定の高さに引き上げられるまでに充分浸透するので均一
な接着層を形成することができる。
また、中間製品1aは一方で強制的に送り出され、接着
剤塗布後はベルトコンベヤ32によつて移送されるので
、ほとんど張力はかからず、従つて乾燥機33内でも芯
12は変形しない。第3工程は外被層の押出成形及び加
硫である。
剤塗布後はベルトコンベヤ32によつて移送されるので
、ほとんど張力はかからず、従つて乾燥機33内でも芯
12は変形しない。第3工程は外被層の押出成形及び加
硫である。
外被層の押出成形は芯12にインナーチユーブ2を押出
成形する場合と同じである。即ち、第5図に示すように
押出機10a内に挿通されている押出用スクリユ一14
aによつて、ホツパ一(図示せず)から投入された未加
硫ゴム11aを接着剤塗布後の中間製品1bの外周に押
出し、ダイス15aによつて肉厚を調節しながら外被層
7を成形するのである。次いで、外被層7の押出成形と
同時に、第6図及び第7図に示すように、外被層7を成
形し、加硫前の中間製品1cを加硫用巻取盆38上に平
面に巻き取シ、バツチ式に一定の長さ(例えば巻取盆1
つの巻き取り長さ約200m)で加硫する。加硫は公知
の方法により行えばよい。第4工程では中間製品1cの
加硫後水圧により芯抜きを行い完成させる。芯抜き工程
では第8図に示すように加硫後の中間製品1cを一旦リ
ール29に巻き取り、ホースの一端から冶具39により
水圧をかけると水が芯12とインナーチユーブ2との間
に浸透して水幕を作り、潤滑油または離型剤として作用
するので、全長にわたつて水が浸透すると芯12を水圧
により一気に押し出すことができる。水圧をかけ、水が
浸透して行くと中間製品1cは圧力でまつすぐ伸びよう
とするが、リール29に巻き取られているために、かえ
つて圧力が増し・水の浸透を助けるので容易に芯を抜く
ことができる。また、リールに巻き取るので狭い場所で
も芯抜き作業を行うことpくでき、まつすぐホースを伸
ばしたまま芯抜き作業を行う場合に比し作業性が良く、
経済的である。このようにして芯抜き作業が終了すれば
これを所定の長さ寸法に切断して製品として完成させる
のである。
成形する場合と同じである。即ち、第5図に示すように
押出機10a内に挿通されている押出用スクリユ一14
aによつて、ホツパ一(図示せず)から投入された未加
硫ゴム11aを接着剤塗布後の中間製品1bの外周に押
出し、ダイス15aによつて肉厚を調節しながら外被層
7を成形するのである。次いで、外被層7の押出成形と
同時に、第6図及び第7図に示すように、外被層7を成
形し、加硫前の中間製品1cを加硫用巻取盆38上に平
面に巻き取シ、バツチ式に一定の長さ(例えば巻取盆1
つの巻き取り長さ約200m)で加硫する。加硫は公知
の方法により行えばよい。第4工程では中間製品1cの
加硫後水圧により芯抜きを行い完成させる。芯抜き工程
では第8図に示すように加硫後の中間製品1cを一旦リ
ール29に巻き取り、ホースの一端から冶具39により
水圧をかけると水が芯12とインナーチユーブ2との間
に浸透して水幕を作り、潤滑油または離型剤として作用
するので、全長にわたつて水が浸透すると芯12を水圧
により一気に押し出すことができる。水圧をかけ、水が
浸透して行くと中間製品1cは圧力でまつすぐ伸びよう
とするが、リール29に巻き取られているために、かえ
つて圧力が増し・水の浸透を助けるので容易に芯を抜く
ことができる。また、リールに巻き取るので狭い場所で
も芯抜き作業を行うことpくでき、まつすぐホースを伸
ばしたまま芯抜き作業を行う場合に比し作業性が良く、
経済的である。このようにして芯抜き作業が終了すれば
これを所定の長さ寸法に切断して製品として完成させる
のである。
次に、第9図及び第10図によう芯12の溶着接続につ
いて説明する。
いて説明する。
この発明ではマンドレルに熱可塑性樹脂製芯を使用した
ので、熱溶着によつて接続し・再使用が可能である。即
ち芯12の両端を熱板に押接して溶融状態にした後熱板
から引き離し、再び浩融した両端を突き合せて一体的に
溶着する。このようにして芯12の両端を突き合せ溶着
すると、溶着部分には第9図に示すようにはみ出し部又
は盛り上り部12aが形成される。第10図は溶着部分
のはみ出し部又は盛り上り部12aを除去する芯溶着型
を示すもので、上型40及び下型41の長手方向の中央
部にそれぞれ半円形の溝42,43を設け、上型40と
下型41とを重ね合せたとき、溝42,43は芯12の
外周と略同一の円形を構成する。溝42,43の両側に
は喰切シ溝44,45を刻設する。このような金型では
み出し部又は盛り上り部12aを除去するには芯12の
両端を突き合せ溶着した後、芯12、はみ出し部又は盛
り土b部12aを下型41の溝43に挿入載置し、次い
で上型40を押し下げて下型41と重ね合せればよく、
はみ出し部12aは喰切b溝44,45に押し出される
ので溶着部分を平滑面に仕上げることができる。向、上
記実施態様では補強層として2層の編組層と中間ゴム層
を設けた構成について説明したが、この発明はこれに限
定されるものではなく、一層以上の補強層を有するホー
スの製造に容易に応用使用できるものである。
ので、熱溶着によつて接続し・再使用が可能である。即
ち芯12の両端を熱板に押接して溶融状態にした後熱板
から引き離し、再び浩融した両端を突き合せて一体的に
溶着する。このようにして芯12の両端を突き合せ溶着
すると、溶着部分には第9図に示すようにはみ出し部又
は盛り上り部12aが形成される。第10図は溶着部分
のはみ出し部又は盛り上り部12aを除去する芯溶着型
を示すもので、上型40及び下型41の長手方向の中央
部にそれぞれ半円形の溝42,43を設け、上型40と
下型41とを重ね合せたとき、溝42,43は芯12の
外周と略同一の円形を構成する。溝42,43の両側に
は喰切シ溝44,45を刻設する。このような金型では
み出し部又は盛り上り部12aを除去するには芯12の
両端を突き合せ溶着した後、芯12、はみ出し部又は盛
り土b部12aを下型41の溝43に挿入載置し、次い
で上型40を押し下げて下型41と重ね合せればよく、
はみ出し部12aは喰切b溝44,45に押し出される
ので溶着部分を平滑面に仕上げることができる。向、上
記実施態様では補強層として2層の編組層と中間ゴム層
を設けた構成について説明したが、この発明はこれに限
定されるものではなく、一層以上の補強層を有するホー
スの製造に容易に応用使用できるものである。
この発明は上記構成からなるので、次のような効果を奏
することができる。
することができる。
(1)マンドレルに可撓性を有する熱可塑性樹脂芯を用
いたので、長尺ホースを連続して製造することができ、
大量生産によるコストダウンを図ることができるととも
に、ホースの内径も鉄芯使用の場合と同じく安定した寸
法が得られる。
いたので、長尺ホースを連続して製造することができ、
大量生産によるコストダウンを図ることができるととも
に、ホースの内径も鉄芯使用の場合と同じく安定した寸
法が得られる。
また、熱可塑性樹脂芯を用いたので、ゴム芯やワイヤー
等の張力メンバーを入れた樹脂芯に比し、安価であると
ともに接続も容易で、平滑面に仕上げることができ、接
続部分に卦けるホースも製品として使用することができ
る。(2)補強層の編組と中間ゴム層は同時に成形する
構成としたので、装置を簡略化することができ作業工数
を減少させることができる。
等の張力メンバーを入れた樹脂芯に比し、安価であると
ともに接続も容易で、平滑面に仕上げることができ、接
続部分に卦けるホースも製品として使用することができ
る。(2)補強層の編組と中間ゴム層は同時に成形する
構成としたので、装置を簡略化することができ作業工数
を減少させることができる。
(3)接着剤塗布は接着剤の付着後直ちに垂直に引き土
げ、接着剤が充分浸透した後水平に移行させる構成とし
たので、接着剤を均一に塗布することができ、しかも接
着剤塗布及び乾燥時には強制送りローラーを同調させた
ので、張力がかからず芯の変形を防止できる。
げ、接着剤が充分浸透した後水平に移行させる構成とし
たので、接着剤を均一に塗布することができ、しかも接
着剤塗布及び乾燥時には強制送りローラーを同調させた
ので、張力がかからず芯の変形を防止できる。
(4)加硫後はリールに巻取り水圧により芯抜きを行う
ので、熱可塑性樹脂芯の使用と相俟つて容易に芯抜きを
行うことができ、離型剤、潤滑剤等を予め塗つて}く必
要がないので、作業工数を削減することができる。
ので、熱可塑性樹脂芯の使用と相俟つて容易に芯抜きを
行うことができ、離型剤、潤滑剤等を予め塗つて}く必
要がないので、作業工数を削減することができる。
第1図はこの発明により製造される補強ホースの一例を
各層間を切欠いて示す正面図、第2図は押出機によるイ
ンナーチユーブ成形状態を示す断面図、第3図はブレー
ダ一による補強層、中間ゴム層の成形状態を示す正面図
、第4図は接着剤塗布、乾燥の工程を示す正面図、第5
図は押出機による外被層の成形状態を示す断面図、第6
図は加硫用巻取盆に巻取つた状態の平面図、第7図は第
6図A−A線縦断面図、第8図はリールに巻取り芯抜き
状態を示す斜視図、第9図及び第10図は芯の溶着状態
を示すもので、第9図は芯の突き合せ溶着部分の正面図
、第10図は金型によるはみ出し部の除去仕上げを示す
斜視図である。 1・・・・・・ホース本体、1a,1b,1c・・・・
・・中間製品、2・・・・・・インナーチユーブ、3,
5・・・・・・補強層、4・・・・・・中間ゴム層、6
・・・・・・接着層、7・・・・・・外被層、10,1
0a・・・・・押出機、12・・・・・・熱可塑性樹脂
芯、16,17,18,28,29・・・・・・リール
、20,21・・・・・・ブレーダ一、22・・・・・
・テープ状ゴムフイルム、25・・・・・・送りローラ
ー、30・・・・・・接着剤槽、31・・・・・・接着
剤、32・・・・・・ベルトコンベヤ、33・・・・・
・乾燥機、38・・・・・・加硫用巻取盆、40,41
・・・・・・芯溶着型。
各層間を切欠いて示す正面図、第2図は押出機によるイ
ンナーチユーブ成形状態を示す断面図、第3図はブレー
ダ一による補強層、中間ゴム層の成形状態を示す正面図
、第4図は接着剤塗布、乾燥の工程を示す正面図、第5
図は押出機による外被層の成形状態を示す断面図、第6
図は加硫用巻取盆に巻取つた状態の平面図、第7図は第
6図A−A線縦断面図、第8図はリールに巻取り芯抜き
状態を示す斜視図、第9図及び第10図は芯の溶着状態
を示すもので、第9図は芯の突き合せ溶着部分の正面図
、第10図は金型によるはみ出し部の除去仕上げを示す
斜視図である。 1・・・・・・ホース本体、1a,1b,1c・・・・
・・中間製品、2・・・・・・インナーチユーブ、3,
5・・・・・・補強層、4・・・・・・中間ゴム層、6
・・・・・・接着層、7・・・・・・外被層、10,1
0a・・・・・押出機、12・・・・・・熱可塑性樹脂
芯、16,17,18,28,29・・・・・・リール
、20,21・・・・・・ブレーダ一、22・・・・・
・テープ状ゴムフイルム、25・・・・・・送りローラ
ー、30・・・・・・接着剤槽、31・・・・・・接着
剤、32・・・・・・ベルトコンベヤ、33・・・・・
・乾燥機、38・・・・・・加硫用巻取盆、40,41
・・・・・・芯溶着型。
Claims (1)
- 1 インナーチューブを熱可塑性樹脂芯に押し出し成形
し、これに補強層を編組みし、次いで、接着剤を塗布す
るとともに外被層を押し出し成形し、これを加硫した後
、芯抜きを行う工程からなる補強ホースの製造方法にお
いて、補強層の編組みに際し送りリールと巻取りリール
との回転を同調させ、接着剤塗布後は直ちに垂直に引き
上げて、接着剤を均一に付着、浸透せしめ、次いで、水
平な乾燥室内をベルトコンベアに載置して進行乾燥させ
、さらに、送りリールと巻取りリールの回転は中間製品
がほぼ無張力状態で進行し得るように前記ベルトコンベ
アの進行速度と同調させ、また芯抜きは一旦リールに巻
き取り水圧によつて行うことを特徴とする補強ホースの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55081614A JPS5923707B2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 補強ホ−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55081614A JPS5923707B2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 補強ホ−スの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576744A JPS576744A (en) | 1982-01-13 |
JPS5923707B2 true JPS5923707B2 (ja) | 1984-06-04 |
Family
ID=13751191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55081614A Expired JPS5923707B2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 補強ホ−スの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923707B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132603U (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | 東京軽電機株式会社 | トランスボビン |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59176031A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-05 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ホ−ス製造用接着剤シゴキリング |
JPS61135723A (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-23 | Ube Ind Ltd | ゴムホ−ス成形用の心棒及びゴムホ−スの製法 |
JP2977833B2 (ja) * | 1989-07-06 | 1999-11-15 | 横浜ゴム株式会社 | ホースの製造方法 |
JPH07119045B2 (ja) * | 1992-01-16 | 1995-12-20 | 横浜ゴム株式会社 | マンドレル |
JP2008279657A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Bridgestone Flowtech Corp | 耐圧ホースおよびその製造方法、製造装置 |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP55081614A patent/JPS5923707B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132603U (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | 東京軽電機株式会社 | トランスボビン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576744A (en) | 1982-01-13 |
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