JPS5923681B2 - 木製品の光変色抑制法 - Google Patents

木製品の光変色抑制法

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JPS5923681B2
JPS5923681B2 JP4578181A JP4578181A JPS5923681B2 JP S5923681 B2 JPS5923681 B2 JP S5923681B2 JP 4578181 A JP4578181 A JP 4578181A JP 4578181 A JP4578181 A JP 4578181A JP S5923681 B2 JPS5923681 B2 JP S5923681B2
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JP
Japan
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wood
photodiscoloration
aqueous solution
hours
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JP4578181A
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JPS57159604A (en
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雅 鷺岡
英生 元木
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TOYAMAKEN
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TOYAMAKEN
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木製品の光変色を抑制する方法に関するもので
ある。
木材を家具、内装材など化粧材として利用する場合、各
樹種固有の美しい色調の持続はもつとも重要な要素きな
っている。
近年、これら化粧材に利用される木材の種類は、本邦症
の優良大径木の減少ともあいまって、東南アジア度付、
米産材、ソ連度付、アフリカ度付なと多岐にわたってい
る。
しかし、これら木材の美しい色調は一定不変ではなく、
太陽光線によってきわめて容易に、かつ著しく変色をひ
き起し化粧性が大きく損われるため、適切な光変色抑制
処理を実施して、材固有の色調を長く持続する技術の確
立が望まれている。
また、木材を化粧材として利用する場合に素材そのまま
で使用されるほか、表面の物性改善の面から各種木材用
塗料を用いて塗装処理が施されるが、塗装材の光変色度
は素材のみのそれと較べてかえって大きくなる場合もあ
り、しかも塗装処理によって明度が低下し暗色化すると
いう難点を有しており、塗装木材の効果的な光変色抑制
法も同時に強く求められている。
従来、木材素材の光変色を抑制する方法として、過酸化
水素、亜塩素酸ソーダを主体とした各種漂白薬剤による
処理が実施されてきた。
しかし、これら処理によっては木材本来の色調が損われ
、有害ガスの発生や皮膚の炎症を起すなど人体への悪影
響があり、処理材の光変色がかえって大きくなるといっ
た難点を有していた。
また、塗装材の光変色を抑制する方法としては、塗料中
に各種紫外線吸収剤や顔料を混入、塗装し、光線を吸収
あるいはしゃ断することによって変色を抑制しようとす
る試みがなされてきた。
しかし、この方法では、これら添加物質と塗料との間の
相容性にはおのずから限界があり、かなり多量に添加し
なければ光変色抑制効果が現われず、また多量に添加し
た場合は添加物質の白色結晶が塗膜表面に浮かび上って
木理を不鮮明にしたり隠ぺいしたりする難点があった。
しかも、塗装される木材基質そのものの光吸収能は減少
していないため、光変色抑制効果は比較的短期間に限ら
れていた。
もう一つの方法として塗料自身の成分を化学的に変性し
て、いわゆる無黄変型の塗料とすることで解決しようと
するものもあるが、この方法はコストが高くつき、塗装
材に対する光変色抑制効果として限度がある。
そこで、本発明者はこれら難点を解消するため、木材に
あらかじめ簡単な化学処理を実施することによって、木
材本来の色調を損うことなく、木材素材および塗装木材
の光変色を抑制する方法を種種検討した結果、アスコル
ビン酸水溶液あるいは塩化ナトリウムを含有するアスコ
ルビン酸水溶液により処理する方法が前述の目的に合致
することを見出した。
処理法は、アスコルビン酸を溶かした水溶液あるいはこ
れに塩化すt−IJウムを添加した水溶液を用いて塗布
、常圧浸漬あるいは減圧加圧による注入の方法で木材に
浸透、吸収させる。
塗装材については、この処理が終った後、木材を十分に
乾燥し、各種塗料によりドクターブレードを用いて塗膜
厚さを規制しながら塗装処理を行う。
本薬剤は木材中への浸透性がよく、乾燥にともなって材
表面に薬剤が結晶化するという現象は生じない。
また、水溶性であるため処理取扱いが簡単で、人体に対
して無毒、無害である。
本処理によって、従来薬液の浸透が悪いとされてきた針
葉樹材に対して大きな光変色抑制効果が付与される。
塩化ナトリウムの少量添加はその効果を助長すると同時
に、浸漬処理時間の短縮化を可能にする。
塗装材の光変色度は、本処理を塗装前処理として実施す
ることにより著しく減少し、かつその光変色抑制効果は
長期間にわたって持続する。
ここに、本処理単独の場合の光変色度と本処理および塗
装処理を併用した場合のそれとの間には有意差があり、
併用による相乗効果が明らかに認められる。
さらに、本処理の塗装前処理としての効果は、塗装処理
に伴う木材の暗色化を防止して明るい色調の塗装材に仕
上げることができるばかりでなく、塗料の硬化が促進さ
れるという副次的な効果も認められる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例 1 カラマツ、ニジマツ、アカマツ、スブルース、ベイヒバ
、アテ、ベイマツ、ベイヒ、ベイッカオよびベイスギの
針葉樹単板について、アスコルビン酸10係水溶液を用
いて、処理温度70℃にて2時間および24時間常圧浸
漬し、材を室内で乾燥した。
これら処理材を20W紫外線螢光ランプ(ナショナル製
FL−20BA−37、ピーク波長370 Hm、以後
37線と略記)を用いて促進照射処理を行った。
アスコルビン酸水溶液浸漬処理後の測色値を基準とする
光照射240時間後の色差を下表に示す。
その結果、従来薬液の浸透性が悪く光変色抑制効果を付
与しにくかった針葉樹材に対して、24時間処理を行え
ばほとんど変色が目立たない程度に、また2時間浸漬処
理という短時間の処理によっても無処理材の変色度と較
べて著しく変色度を減少させることができた。
実施例 2 アスコルビン酸10%水溶液100部に対して、塩化ナ
トリウム(NaC1)をそれぞれ2,5,10゜部添加
溶解した溶液を用いて、カラマツ材を処理温度70°C
にて2時間、6時間、24時間常圧浸漬し、材を室内で
乾燥した。
実施例1と同様に促進照射処理を240時間行い、色差
を測定した。
結果は下表のとおりであり、塩化ナトリウムを少量添加
することによって2時間および6時間という短時間浸漬
処理材の変色度を肉眼では目立たない程度にまで減少す
ることができた。
塩化ナトリウムの添加は処理時間の短縮化につながるも
のである。
実施例 3 アスコルビン酸10%水溶液を用いて、カラマツ材を室
温および70°C(減圧浸漬を併用する場合は減圧浸漬
を開始する時点の温度を意味し、その後の温度制御は行
っていない)にて6時間常圧浸漬および〔30分減圧浸
漬−2時間常圧浸漬〕を行い、材を室内で乾燥した。
実施例1と同様に促進照射処理を240時間行い色差を
測定した結果を下表に示す。
この結果、室温で〔30分減圧浸漬−2時間常圧浸漬〕
する条件のときもつとも優れた光変色抑制効果を示すこ
とが明らかとなった。
このことはアスコルビン酸水溶液により処理を行う場合
は、処理温度はむしろ室温のように低くし、減圧浸漬に
より薬液の浸透を十分に行うことが効果的であることを
示している。
(注)A6時間常圧浸漬 B 30分減圧浸漬−2時間常圧浸漬 実施例 4 アスコルビン酸10係水溶液を用いて、カラマツ材を室
温にて〔30分減圧浸漬−2時間常圧浸漬〕を行い、材
を室内で乾燥した。
さらに、この処理材にニトロセルロースラッカー塗料(
和信化学製、ラッカークリヤー)、アクリルラッカー塗
料(長島化学製、アクリデュールL−500クリヤー)
、ポリウレタン塗料(日本油脂製、/If)、200ク
リヤー)、およびアミノアルキド塗料(和信化学製、メ
ルビコートA、28クリヤー)にて塗装処理を行った。
このときの各塗料の配合は、ニトロセルロースラッカー
およびアクリルラッカーについてはシンナーで希釈する
ことなくクリヤーをそのまま用い、ポリウレタンおよび
アミノアルキドについては、クリヤー100部に対して
硬化剤110部、ウレタンシンナー10部を混合して使
用に供した。
塗装処理は5ミル間隙のドクターブレードを用いて塗膜
厚を規制した。
これらアスコルビン酸10%水溶液による前処理を受け
た後塗装された処理材について、実施例1と同様の促進
照射処理を行ったほか、室内南面の場所にて直射日光(
以後R線と略記)照射処理を行った。
塗装処理後の測色値を基準とする光照射1440時間後
の色差および無処理時点での木材の明度と塗装処理終了
乾燥時点での塗装材の明度との変化率(係)を下表に示
す。
この結果、無処理材をアスコルビン酸10係水溶液にて
処理するのみでも変色度は色差にして2.2〜4.2N
BS減少するが、塗装処理を併用した場合は、37線に
よる促進照射処理の場合で4.2〜7.2NBS、R線
照射処理の場合で6.0〜7.3NBS減少し、明らか
にアスコルビン酸10係水溶液処理と塗装処理の相乗効
果が認められる。
さらに、前記の明度変化率は、アスコルビン酸10係水
溶液にて前処理がなされていない塗装材は−2,4チ〜
−8,7慢を示しかなり暗色化するのに対し、前処理を
受けた塗装材のそれは−0,1%〜+5.7係を示しか
なり明色化している。
アスコルビン酸10%水溶液による処理単独によっても
明度は2.9係の増加を示すが、上記併用処理の場合は
相加効果よりも大きい相乗効果を示した。
比較例 1 カラマツ材を過酸化水素30%水溶液(水酸化ナトリウ
ム20係水溶液にてpHを8.5に調整)、亜塩素酸ナ
トリウム10係水溶液(酢酸にてpHを3.0に調整)
、亜硫酸水素ナトIJウム10係水溶液および亜ニチオ
ン酸ナトリウム10係水溶液を用いて、室温にて6時間
常圧浸漬処理を行った。
また、比較のために、アスコルビン酸10%水溶液を用
いて、室温にて〔30分減圧浸漬−2時間常圧浸漬〕を
行った。
これら処理材を室内で乾燥した後、実施例1と同様に促
進照射処理を240時間行い色差を測定した結果を上表
に示す。
表中、アスコルビン酸水溶液の処理条件はもつとも優れ
た変色抑制効果を示したときの条件であり、その他の薬
剤の処理条件は漂白剤として使用されるときの一般的処
理条件を採用した。
アスコルビン酸処理材の変色度は色差にして21を示し
、他の薬剤による処理材のそれに較べて著しく小さく、
肉眼ではほとんど目立たない程度であり、きわめて優れ
た方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アスコルビン酸水溶液あるいは塩化ナトリウムを含
    有するアスコルビン酸水溶液を用いて、塗布あるいは浸
    漬処理することを特徴とする木材の光変色抑制法。
JP4578181A 1981-03-28 1981-03-28 木製品の光変色抑制法 Expired JPS5923681B2 (ja)

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JP4578181A JPS5923681B2 (ja) 1981-03-28 1981-03-28 木製品の光変色抑制法

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JP4578181A JPS5923681B2 (ja) 1981-03-28 1981-03-28 木製品の光変色抑制法

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JPS57159604A JPS57159604A (en) 1982-10-01
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