JPS5922911Y2 - リミングアクシヨン音響測定装置 - Google Patents

リミングアクシヨン音響測定装置

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Publication number
JPS5922911Y2
JPS5922911Y2 JP11951079U JP11951079U JPS5922911Y2 JP S5922911 Y2 JPS5922911 Y2 JP S5922911Y2 JP 11951079 U JP11951079 U JP 11951079U JP 11951079 U JP11951079 U JP 11951079U JP S5922911 Y2 JPS5922911 Y2 JP S5922911Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
rimming action
microphone
mold
rimming
Prior art date
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Expired
Application number
JP11951079U
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English (en)
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JPS5640860U (ja
Inventor
哲男 鳩野
純夫 小林
Original Assignee
住友金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP11951079U priority Critical patent/JPS5922911Y2/ja
Publication of JPS5640860U publication Critical patent/JPS5640860U/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリムド鋼造塊時のリミングアクションに伴な
い発生する音響(鋼浴のバブリング音、CO力゛ス発生
音等)を、マイクロホンを使って電気的に測定してリミ
ングアクションを把握する音響測定装置の改良に関する
ものである。
ノムド鋼造塊時のリミングアクションを把握する方法と
して、リムド鋼造塊時のリミングアクションに伴って発
生する音響の中に存在する超音波を測定してリミングア
クションを定量的に把握する方法は従来から知られてお
り、がっその超音波測定をマイクロホンを使って行なう
装置も公知である。
このリミングアクション測定装置はたとえば第1図に示
すごとく、とりべ1より鋳型2に溶鋼を注入する際、溶
鋼のリミングアクションに伴って発生する音響を集音す
るため、水冷装置を施したマイクロホン3を鋳型2に近
接して設置する。
そして集音された音響は音響電気信号として音響解析装
置(図面省略)により解析される。
また、他の方法として、集音ホーンを取付けた水冷構造
のマイクロホンを、鋳型内に注湯されてノミングを呈し
ている溶鋼の上方もしくは鋳型に配設し、溶鋼のリミン
グアクションに伴ない発生する音響をマイクロホンで集
音し、その集音された音響を音響解析装置により解析す
る方法もある。
しかるに、従来の装置はいずれも水冷構造を有する保護
プローブ内にマイクロホンを内蔵したものであるため、
マイクロホンを溶鋼の上方に配置する方法、鋳型に直接
取付ける方法のいずれもマイクロホンが溶鋼に接近する
ため好ましくながった。
また、このリミングアクションの測定においては、測定
器の設定位置を常に一定にする必要があること、さらに
、複数個配置された鋳型に順次溶鋼を注入する連続鋳込
みの場合は鋳込み作業の進行に伴って該測定器を順次移
動させる必要がある。
しかし、従来の装置では前記必要事項を満足することが
できず、測定器の設定位置が変化して測定誤差が生した
り、また測定器の移動、設定は人為的になされているた
め、鋳込み作業の進行に同調して測定を行なうことは容
易でながった。
また、リミングアクションをより適確に把握するために
は、鋳込み作業時の現場雑音の影響を受けないよう、鋳
型内がら発せられるリミングアクションに伴なう音を効
果的に集音する必要がある。
しかし、従来装置にはこの点についての対策も何等こう
しられていないのが現状である。
この考案は上記した従来の問題を解消し得るり解消し得
るリミングアクション音響測定装置を提供するものであ
り、冷却構造を必要とせず、また鋳型に対して常に一定
の位置関係で配置されるとともに鋳込み進行に連動する
機構となし、さらに現場雑音の影響を受けずにリミング
アクションに伴なう音のみを効果的に集音できる構造と
なしたものである。
以下、この考案の一実施例を図面について説明すると、
この考案は第2図aに示すごとく、基端部にマイクロホ
ン3を内蔵する所要長さの導音管4の先端にフランジ継
手6を介して着脱可能に先端に向かって径の増加する形
状の集音ホーン5を取付ける。
導音管4は特に限定するものではないが、使用場所を考
慮して耐熱鋼管を用いる方が望ましい。
集音ホーン5も同様、耐熱性に富むものを選ぶ。
また、集音ホーン5を着脱可能としたのは、スプラッシ
ュ飛散等により損傷した場合やその他の事情で交換の必
要が生じた場合に、容易に取換えできるようにするため
である。
ところで、鋳込み場には第2図すに示すごとく、例えば
スライテ゛イングノズル駆動用ユニット合車等の作業台
車7が配置されている。
この作業台車7は複数個の鋳型2が所定の間隔をおいて
配置された鋳型列に沿ってとりべ1と一体的に移動する
ようになっており、鋳込み時は作業台車7が各鋳型2に
対して常に相対位置に停止して順次溶鋼を注入していく
第2図すに示す矢印は鋳込み作業の進行方向を例示した
ものである。
この考案は前記作業台車7に導音管3を所定の高さに水
平に設置する。
この場合、先端に取付けた集音ホーン5の開口部が鋳型
開口部2−1に臨むように導音管後部を取付は台8に固
定する。
従って、作業台車7に固定された導音管3およびその内
部にあるマイクロホン3は、作業台車7と一体となって
移動するため常に鋳型2に灯して一定の相対位置に設定
される。
また、マイクロホン3は台車の振動や周囲の雑音の影響
を避けるため、遮音材9を介して導音管4に固定する。
導音管4先端は鋳込み中の測定に際して200〜300
°Cの高温となるため、遮音材としては遮音効果があり
、かつ断熱性、耐熱性を有するもの、たとえばグラスウ
ール、ロックウール、ゴム材等を用いる。
この考案は上記のごとく構成されたもので、鋳型2内に
注湯されてリミングを呈している溶鋼10の上方に配置
された集音ホーン5および導音管4を介して、リミング
アクションに伴ない発生する音響をマイクロホン3で捕
える。
マイクロホンで捕えられた音は増幅器、周波数フィルタ
ー、記録装置等からなる音響解析装置により解析される
第3図はこの考案と従来装置の集音効果を例示したもの
で、図中実線はこの考案による音響の集音分布を、破線
は従来装置による集音分布をそれぞれ示す。
また、同図Aは鋳型の短手方向の集音分布を、同図Bは
鋳型の長手方向の集音分布をそれぞれ示す。
この図表から、従来装置では集音分布が滑らかで鋳型開
口部と非開口部の集音率の差が小さいのに対し、実線で
示したこの考案の集音分布は鋳型の開口部の所で急激に
集音率が増し非開口部どの差が大きいことが認められる
この結果より、従来装置では周囲の雑音の影響を受けて
いるのに対し、この考案は周囲の雑音の影響をほとんど
受けずに鋳型内からの音を効果的に集音できることが明
らかである。
また、第4図はこの考案により測定した音響強度(5が
最強、■が最弱)とソリッドスキン厚さくリミングアク
ション強度)の関係を示すもので、リミングアクション
強度を定量的に把握できることがわかる。
また、この考案は装置が冷却構造でないため、従来のご
とき漏水事故の心配がなく、しかも装置は作業台車に設
置されているため極めて安全性に富む。
特にこの考案は作業台車に固定したことにより、常に定
位置でリミングアクションの測定かで゛きるとともに、
鋳込進行に連動し得るので、連続鋳込みにおいても常に
的確にリミングアクションを測定できる。
この考案は上記のごとく、リムド鋼造塊時のリミングア
クションに伴ない発生する音を効果的に集音できるとと
もに、測定器を鋳込み進行に連動させたことにより連続
鋳込みの場合でも常に定位置でリミングアクション強度
を連続かつ定量的に測定することができる効果がある。
また、集音ホーン、導音管は水冷構造でないから安全性
に富み、かつ集音ホーンは導音管に着脱可能に取付けて
いるためスプラッシュ等の飛散により損傷しても簡単に
取替えられる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の装置を示す説明図、第2図aはこの考案
の一実施態様を示す正面図、第2図すは同一」二におけ
る鋳込場の概略平面図、第3図はこの考案と従来装置の
それぞれの集音効果を比較して示す図表、第4図はこの
考案によるソリッドスキン厚さと音響強度の関係を示す
図表である。 図中1・・・・・・とりべ、2・・凹鋳型、2−1・曲
・鋳型開口部、3・・・・・・マイクロホン、4・・曲
導音管、5・・・・・・集音ホーン、6・曲・フランジ
継手、7・・間作業台車、8・・・・・・取付は台、9
・・開運音材、1o・・曲溶鋼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノムド鋼造塊時のリミングアクションに伴ない発生する
    音響を、溶鋼の上方に配置したマイクロホンにて測定す
    る装置において、所要の長さを有する導音管の先端に集
    音ホーンを着脱可能に取付け、導音管の他端に遮音材を
    介してマイクロホンを配設し、一列に配置された複数個
    の鋳型に対して常に相対位置に停止し各鋳型に順次溶鋼
    を注入する作業台車に前記導音管を固定してなるリミン
    グアクション音響測定装置。
JP11951079U 1979-08-29 1979-08-29 リミングアクシヨン音響測定装置 Expired JPS5922911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11951079U JPS5922911Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 リミングアクシヨン音響測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11951079U JPS5922911Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 リミングアクシヨン音響測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640860U JPS5640860U (ja) 1981-04-15
JPS5922911Y2 true JPS5922911Y2 (ja) 1984-07-09

Family

ID=29351715

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11951079U Expired JPS5922911Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 リミングアクシヨン音響測定装置

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JP (1) JPS5922911Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104722723A (zh) * 2015-04-09 2015-06-24 田陆 一种用于模铸钢水液面检测的传感器的固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104722723A (zh) * 2015-04-09 2015-06-24 田陆 一种用于模铸钢水液面检测的传感器的固定装置

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JPS5640860U (ja) 1981-04-15

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