JPS59227758A - 吸音材 - Google Patents

吸音材

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Publication number
JPS59227758A
JPS59227758A JP58100014A JP10001483A JPS59227758A JP S59227758 A JPS59227758 A JP S59227758A JP 58100014 A JP58100014 A JP 58100014A JP 10001483 A JP10001483 A JP 10001483A JP S59227758 A JPS59227758 A JP S59227758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
iron powder
test piece
spherical iron
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP58100014A
Other languages
English (en)
Inventor
伊澤 守康
徹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintobrator Ltd
Original Assignee
Sintobrator Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sintobrator Ltd filed Critical Sintobrator Ltd
Priority to JP58100014A priority Critical patent/JPS59227758A/ja
Publication of JPS59227758A publication Critical patent/JPS59227758A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は球状鉄粉を用いた軽量で吸音特性の優れた鉄系
の吸音材に関するものである。
(従来技術) 従来の吸音材には、ガラス繊維、岩綿等を主体とするも
の、金属粉を焼結した多孔質板、ガラス繊維等と金属粉
を焼結した多孔質板とを組合せたモノ1.IFボード、
セメントボードなどがあシ、それぞれ用途に応じて使用
されているが、ガラス繊維、岩綿等を用いた場合には、
累月が綿状であるため空隙は開放的で屈折することが少
なく、また、金属粉を焼結した多孔質板は金属粒が中実
であるため見掛密度が大で製品が重過ぎるという問題点
がある。
(発明の目的) 本発明はこのような問題点を解決して軽む■なうえにヒ
音特性が優れた吸音材を目的として完成された亀のであ
る。
(発明の構成) 本発明の構成は中空または多孔質の球状鉄粉よシなる主
体中に該球状鉄粉間の間隙が連通された三次元網状の連
通孔を形成したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本発明を図示の実施例について詳細に説明すれば
、(1)は中空または多孔質の球状鉄粉(2)を相互に
連接させた状態として所要の形状に焼結一体化させた主
体であって、該主体(1)中には複数の球状鉄粉(2)
間に形成される星形断面の間Ill!(31が連通され
た三次元網状の連通孔(5)が形成され、この連通孔(
5)には球状鉄粉(2)の細孔(4)も一部において連
通されている。なお、球状鉄粉(2)は低見掛密度のも
のとするのが好ましく、不規則形状または球形の鉄粉を
大気中で1ooo°C以上の火炎中に浮遊させて急速に
酸化、溶融し球状イヒさせた所定の酸化進行状態の粉体
を乙00〜1ooo”cの還元ガス雰囲気中で還元する
々どして得られるれ“l径≠に10〜!;00μmで見
掛密度がaj〜3.0/ccの球状鉄粉が好ましい0ま
た、主体(1)は球状鉄粉(2)を焼結させる外バイン
ダーをもって一体化させたものとしても或いは容器中に
充填したものとしてもよい。
このように構成されたものは、在来のこの種吸音材と同
様にして使用した場合、主体(1)は鉄系のものである
にも拘らず主体(1)を構成する粒子−111中空また
は多孔質の球状鉄粉(2)よりなるものであるから、従
来の鉄系の吸音材に比べ軽量で取扱上便利なものであり
、しかも、主体(1)中には球状鉄粉(2)間に形成さ
れる星形断面の間′#1(3)を連通させた三次元網状
の連通孔(5)が形成されてしするので、主体(1)の
表面に衝突した音は一部で反射される力【、他の音は各
連通孔(5)に侵入して該連通孔(5)の中を直進する
。しかしながら、連通孔(5)は前記したように球状鉄
粉(2)間にある星形断面の間隙(3)を連通させた三
次元網状のものであるため、侵入音は主体(1)中で球
状鉄粉(2)に衝突してエネルギーの一部を失なうとと
もに曲折されて進行し、このような過程を繰シ返して侵
入音はそのエネルギーを失ないつつ三次元網状の連通孔
(5)の中を進行することとなシ、その間に存在する空
気は連通孔(5)の壁面近くと中央部分では粘性が相違
し、特に音のエネルギーが熱のエネルギーに変化して球
状鉄粉(2)の粒子に伝達されることもあって壁面と中
央部分とでは大幅に粘性が相違し、このため音のエネル
ギーは大幅に失なわれて吸音される。
実施例/ 粒径が297μmよシ小さく /l’9μmより大きい
球状鉄粉を水ガラスをバインダーとして所要形状に固化
成形し、水素気流中で/ / 00 ’Cにて3時間加
熱して焼結した。その焼結体を機械加工して直径100
H厚さ20txmと直径3Qm、厚さ20IlINの円
板状鉄系吸音材試験片を作成した0その性能は表1にA
試験片として示すとおりであった0実施例2 粒径が/4’9μmよシ小さく74’μmより大きし)
球状鉄粉を水ガラスをバインダーとして所要形状に固化
成形し、水素気流中で1ioo°Cにて3時間加熱して
焼結した。その焼結体を機械加工して直径ioovg厚
さ、:lQmと直径3 Q ays厚さ2Q1nlの円
板状鉄系吸音材試験片を作成した0その性能は表/にB
試験片として示すとおりであった。
実施例3 粒径が/II9μmより小さく’ylIpmより大きし
1球状鉄粉go重社パーセントに20重社ノく一セント
の電解銅粉を添加し、水ガラスをノくイングーとして所
要形状に固化成形し、水素気流中でiio。
°Cにて3時間加熱して焼結した。その焼結体を機械加
工して直径/ Q Q 111厚さ、2 Q 1Mと直
径3 Q II厚さ20mtxの円板状鉄系吸音材試験
片を作成した。その性能は表1にC試験片として示すと
おりであった0 比較例/ 粒径が/49μmよシ小さく711μmより大きい鋳鋼
ショットを水ガラスをバインダーとして所要形状に固化
成形し、水素気流中で/100”Cにて3時間加熱して
焼結した。その焼結体を機械加工して直径/ 00 M
M厚さ、2 Q txtnと直径30tu厚さ20罰の
円板状鉄系吸音材試験片を作成した。その性能は表/に
D試験片として示すとおシであった。
比較例2 市販の噴霧鉄粉から篩別けした粒径/l19μm以下の
鉄粉を用いて比較例/と同じ方法で試験片を作成した。
その性能は表1にE試験片として示すとおりであった。
比較例3 市販の還元鉄粉から篩別けした粒径/l19μmn以下
の鉄粉を用いて比較例1と同じ方法で試験片を作成した
。その性能は表/にF試験片として示すとおりであった
比較例グ 市販の還元鉄粉から篩別けした粒度/lI9μm以下の
鉄粉を金型内に充填し、荷重をかけて承前気流中にて/
 / 00 ’Cにて3時間加熱して焼結した。その焼
結体を機械加工して直径/ 00 ml厚さコOMMの
円板状試験片を作成した。その性能は表1にG試験片と
して示すとおシであった。
このようにして得られたA、Gの試験片について直径1
100tx厚さ201MMの試験片は低音域用試験片と
して200〜/ 30611zの音を、直径30朋厚さ
201Mの試験片は高音域用試験片として1000〜6
000Hzの音をあてて各周波数に対する垂直入射吸音
率を求めたところ表2に示す結果を示した。なお、吸音
率の測定は管内法による建築材料の垂直入射吸音率測定
法(、TIS A / 40 !;)によった。この試
験結果によれば、その見掛密度は表1から明らかなよう
に際立って小さく、また、表2の結果から明らかなよう
に、市販の噴霧鉄粉、還元鉄粉のそれぞれの焼結体(E
〜G)よりも吸音性に優れているばかりか@鋼ショット
焼結体の)よシも吸音性に優れていることが明らかであ
る0 (発明の効果) 本発明は以上の説明から明らがなように、\、素材とし
て中空または多孔質の球状鉄粉を使用したので、従来の
鉄系吸音材よりも吸音性に優れているうえにその見掛密
度は際立って小さくて鉄系の吸音材であ夛ながら非常に
軽社な利点があるもので、在来のこの種吸音材の問題点
を解決したものとして業界の発展に寄与するところ極め
て大なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図でちる。 (1):主体、(2):中空または多孔質の球状鉄粉、
(3):間隙、(5):連通孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /、中空または多孔質の球状鉄粉よりなる主体中に該球
    状鉄粉間の間隙が連通された三次元網状の連通孔を形成
    したことを特徴とする吸音材。 2、球状鉄粉を見掛密度がθj〜3.0g乙。のものと
    した特許請求の範囲第1項記載の吸音材0
JP58100014A 1983-06-04 1983-06-04 吸音材 Pending JPS59227758A (ja)

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JP58100014A JPS59227758A (ja) 1983-06-04 1983-06-04 吸音材

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JPS59227758A true JPS59227758A (ja) 1984-12-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02254107A (ja) * 1989-03-29 1990-10-12 Nippon Steel Corp 吸音材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02254107A (ja) * 1989-03-29 1990-10-12 Nippon Steel Corp 吸音材

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