JPS5922514Y2 - 流体密度測定装置 - Google Patents
流体密度測定装置Info
- Publication number
- JPS5922514Y2 JPS5922514Y2 JP2325476U JP2325476U JPS5922514Y2 JP S5922514 Y2 JPS5922514 Y2 JP S5922514Y2 JP 2325476 U JP2325476 U JP 2325476U JP 2325476 U JP2325476 U JP 2325476U JP S5922514 Y2 JPS5922514 Y2 JP S5922514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- fluid
- conduit
- density
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体の密度測定装置、特に泥、砂利等雑物が
混入し、加圧されている流体の密度や濃度の測定に有効
な測定装置に関するものである。
混入し、加圧されている流体の密度や濃度の測定に有効
な測定装置に関するものである。
建設工事におけるセメントミルク濃度の測定、ヘドロ処
理におけるヘドロ濃度の測手定、或は浚渫工事における
金泥率の測定等性、砂利等雑物が混入している流体の密
度や濃度の測定を必要とする場合が多い。
理におけるヘドロ濃度の測手定、或は浚渫工事における
金泥率の測定等性、砂利等雑物が混入している流体の密
度や濃度の測定を必要とする場合が多い。
従来このような場合の測定装置として、γ線を利用した
液体密度計が知られている。
液体密度計が知られている。
ところが、この密度計は取扱いが不便なため、一般には
、流体を流がす導管にU字管部を設けて抵抗の少ない可
撓性の継手を接続し、このU字管部の重量を測定して、
導管内を流かれる流体の密度を測定している。
、流体を流がす導管にU字管部を設けて抵抗の少ない可
撓性の継手を接続し、このU字管部の重量を測定して、
導管内を流かれる流体の密度を測定している。
このような密度測定装置は、可撓性継手の摩擦や機械的
な抵抗による誤差を生じるので、この誤差がなる可く小
さくなるよう、従来は可撓性継手をゴム等の軟い材料で
作っている。
な抵抗による誤差を生じるので、この誤差がなる可く小
さくなるよう、従来は可撓性継手をゴム等の軟い材料で
作っている。
そして、例えばサラダオイル、牛乳等の食品関係や、石
油関係において、製造パイプ・ラインからサンプル・ラ
インを設けてその一部を取出し連続測定するのに利用し
ている。
油関係において、製造パイプ・ラインからサンプル・ラ
インを設けてその一部を取出し連続測定するのに利用し
ている。
しかし、可撓性継手が軟いゴム等で作る必要があるため
、流体の圧力が高い場合、流体に砂利、泥、岩石の破片
等が混入している場合、流体の温度が高い場合、或は流
体にゴムを侵す化学薬品が含まれている場合等は、継手
がこれに耐えられず使用困難で゛ある。
、流体の圧力が高い場合、流体に砂利、泥、岩石の破片
等が混入している場合、流体の温度が高い場合、或は流
体にゴムを侵す化学薬品が含まれている場合等は、継手
がこれに耐えられず使用困難で゛ある。
本考案は、流体を流がす導管の一部に可撓部を設けてそ
の部分の導管を揺動させ、その揺動のために加えられた
力の大きさから流体の密度を測定しようとするもので、
矢張可撓部は設けるが、強制的に揺動させたときの力の
大きさから密度を測定するので、可撓部を丈夫なものに
することができ、従来の欠点を解消することができる。
の部分の導管を揺動させ、その揺動のために加えられた
力の大きさから流体の密度を測定しようとするもので、
矢張可撓部は設けるが、強制的に揺動させたときの力の
大きさから密度を測定するので、可撓部を丈夫なものに
することができ、従来の欠点を解消することができる。
以下図により本考案実施例を説明する。
第1図乃至第3図は夫々本考案実施例を示す斜視図で、
夫々の図において同一要素に同一要素に同一符号を付し
て説明する。
夫々の図において同一要素に同一要素に同一符号を付し
て説明する。
第1図において、1は測定流体Fを流がす剛性の導管で
、中央部にU字形彎曲部1aを有し、両端に近い直管部
1b、1Cに夫々円周方向に軽く捩れる可撓部2a、2
bを設け、その彎曲部1a側において軸受3a、3bに
より夫々軽く揺動するよう支持されている。
、中央部にU字形彎曲部1aを有し、両端に近い直管部
1b、1Cに夫々円周方向に軽く捩れる可撓部2a、2
bを設け、その彎曲部1a側において軸受3a、3bに
より夫々軽く揺動するよう支持されている。
4は導管の彎曲部1aの中央部に軸受5により軽く揺動
するよう取付けたリンクで、途中にリンクに加わる力を
取出すためのロード・セル等による力検出器6が取付け
られている。
するよう取付けたリンクで、途中にリンクに加わる力を
取出すためのロード・セル等による力検出器6が取付け
られている。
7は電動機8により回転する円板で、リンク4の先が回
動可能に取付けられている。
動可能に取付けられている。
そして、電動機8を回転すると、リンク4が上下するの
で、可撓部2a、2bが円周方向に捩れて、導管1の彎
曲部1aが矢印Aのように揺動し、力検出器6によりリ
ンク4に加わる力が検出される構造になっている。
で、可撓部2a、2bが円周方向に捩れて、導管1の彎
曲部1aが矢印Aのように揺動し、力検出器6によりリ
ンク4に加わる力が検出される構造になっている。
従って、予め導管1に何も流さないときと、既知の密度
の流体を流したときの力検出器の出力を測定しておけば
、導管1内を流れる流体の密度を連続的に測定すること
ができる。
の流体を流したときの力検出器の出力を測定しておけば
、導管1内を流れる流体の密度を連続的に測定すること
ができる。
第2図に示す実施例は、導管1の彎曲部1aの両端近く
の腕部に、中心線に対して直角方向に軽く撓む可撓部2
C,2dを設けて、第1図に示す実施例における彎曲部
1a全体が軽く揺動するよう設けた軸受3a、3bを節
約した例で、電動機8を回転すると、リンク4が上下し
て導管1の彎曲部1aが矢印A方向に揺動し、第1図に
示す実施例と同様、リンク4の途中に設けた力検出器6
により導管1を流れる流体Fの密度を連続的に測定する
ことができる。
の腕部に、中心線に対して直角方向に軽く撓む可撓部2
C,2dを設けて、第1図に示す実施例における彎曲部
1a全体が軽く揺動するよう設けた軸受3a、3bを節
約した例で、電動機8を回転すると、リンク4が上下し
て導管1の彎曲部1aが矢印A方向に揺動し、第1図に
示す実施例と同様、リンク4の途中に設けた力検出器6
により導管1を流れる流体Fの密度を連続的に測定する
ことができる。
第3図に示す実施例は、U字形彎曲部を設ける代りに、
例えば肉厚のゴムホース等よりなる可撓部2e、2fを
、中心線に対して直角方向に撓み易いよう、可撓部2e
、2fの長さを長めにして、その間にリンク4を取付け
、構造を簡単にした例で、電動機8を回転すると、リン
ク4と共に可撓部2e、2fのリンク4に近い部分が上
下に揺動し、第1図に示す実施例と同様、リンク4の途
中に設けた力検出器6により導管1を流れる流体Fの密
度を連続的に測定することができる。
例えば肉厚のゴムホース等よりなる可撓部2e、2fを
、中心線に対して直角方向に撓み易いよう、可撓部2e
、2fの長さを長めにして、その間にリンク4を取付け
、構造を簡単にした例で、電動機8を回転すると、リン
ク4と共に可撓部2e、2fのリンク4に近い部分が上
下に揺動し、第1図に示す実施例と同様、リンク4の途
中に設けた力検出器6により導管1を流れる流体Fの密
度を連続的に測定することができる。
このように、本考案においては、流体Fを流す導管1を
強制的に揺動させて、その揺動のために加わえられた力
の大きさより流体Fの密度を測定するようにしたので、
可撓部2a〜2fは、従来のように軽くてなくてもよく
、丈夫なもの或は化学的に侵されないものを選んで使用
することができ、従来測定困難であった高圧、高温の流
体は勿論、砂、砂利等大きな固形物が含まれている流体
、或は化学薬品等が含まれている流体の密度を連続的に
測定することができる。
強制的に揺動させて、その揺動のために加わえられた力
の大きさより流体Fの密度を測定するようにしたので、
可撓部2a〜2fは、従来のように軽くてなくてもよく
、丈夫なもの或は化学的に侵されないものを選んで使用
することができ、従来測定困難であった高圧、高温の流
体は勿論、砂、砂利等大きな固形物が含まれている流体
、或は化学薬品等が含まれている流体の密度を連続的に
測定することができる。
その結果、建設工事におけるセメントミルクの濃度、ヘ
ドロ処理におけるヘドロの濃度、浚渫工事における金泥
率等を測定することができる。
ドロ処理におけるヘドロの濃度、浚渫工事における金泥
率等を測定することができる。
なお、上記実施例においては、導管1を円板7によるク
ランク機構により上下方向に揺動させるようにしたが、
カム機構その他の方法によることもでき、上下ばかりで
なく水平方向に揺動させることもできる。
ランク機構により上下方向に揺動させるようにしたが、
カム機構その他の方法によることもでき、上下ばかりで
なく水平方向に揺動させることもできる。
又、精度高く測定するには電動機8の回転を一定にする
必要があるが、導管の揺動部に揺動方向の加速度を測定
する加速度計を設けるか、電動機8の回転数を計る回転
計を設け、力検出器の出力信号とこの加速計又は回転計
の出力信号とにより演算して密度を精密に測定すること
ができる。
必要があるが、導管の揺動部に揺動方向の加速度を測定
する加速度計を設けるか、電動機8の回転数を計る回転
計を設け、力検出器の出力信号とこの加速計又は回転計
の出力信号とにより演算して密度を精密に測定すること
ができる。
更に、装置が大型になると、装置の振動が問題になるが
左右対称又は上下対称になるよう2台設けるか、ダミー
を設けるかして、振動が打消されるようにすることも考
えられる。
左右対称又は上下対称になるよう2台設けるか、ダミー
を設けるかして、振動が打消されるようにすることも考
えられる。
第1図乃至第3図は夫々本考案実施例を示す斜視図であ
る。 1:導管、2a、 2b、 2C,2d、 2e
、 2f:可撓部、4:リンク、6:力検出器。
る。 1:導管、2a、 2b、 2C,2d、 2e
、 2f:可撓部、4:リンク、6:力検出器。
Claims (1)
- 可撓部が2個所設けられ、被測定流体が流される流体用
導管と、この導管の前記2個所の可撓部間に取付けたリ
ンクと、前記リンクを取付けた前記導管部に対して直角
な面内において前記リンクを揺動させる揺動手段と前記
リンクの途中に設けられ、前記揺動手段による揺動で前
記リンク等に生じる力を検出する力検出器と、を備えた
流体密度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325476U JPS5922514Y2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 流体密度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325476U JPS5922514Y2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 流体密度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52115249U JPS52115249U (ja) | 1977-09-01 |
JPS5922514Y2 true JPS5922514Y2 (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=28483181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2325476U Expired JPS5922514Y2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 流体密度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922514Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-28 JP JP2325476U patent/JPS5922514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52115249U (ja) | 1977-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2442111C2 (ru) | Измерение характеристик однофазных и многофазных флюидов | |
CA2317925A1 (fr) | Methode pour former un modele d'une formation geologique, contraint par des donnees dynamiques et statiques | |
GB2088554A (en) | Pipeline route surveying device | |
BE901408A (fr) | Procede et dispositif de mesure des debits des phases liquide et gazeuse d'un fluide diphasique en ecoulement. | |
US2834113A (en) | Pipeline surveying | |
US6651511B1 (en) | Method and apparatus using magnus effect to measure mass flow rate | |
JPS5922514Y2 (ja) | 流体密度測定装置 | |
JPS6173020A (ja) | 地中変位の自動計測装置 | |
US4856347A (en) | Method and apparatus for measuring the flow rate and velocity of a liquid in a pipeline | |
CN111475944B (zh) | 一种钢管混凝土顶部脱空区域的定量分析方法 | |
KR100474372B1 (ko) | 프로펠러식 하천 유속측정장치 및 이를 이용한 유량산정방법 | |
JPS59173727A (ja) | トルク検出器 | |
JPH0238901A (ja) | 伸縮管継手の角度変位計測装置 | |
JP2512404B2 (ja) | 2方向交差型超音波流量計 | |
US3376742A (en) | Ocean current measuring device | |
SU1048326A2 (ru) | Устройство дл градуировки и поверки ротационных счетчиков и расходомеров газа | |
RU2010168C1 (ru) | Способ измерения расхода вещества | |
JPS61278475A (ja) | 管内移動ロボツト | |
KR200293471Y1 (ko) | 프로펠러식 하천 유속측정장치 | |
EP0776462B1 (en) | Device for carrying equipment through a conduit and method for use of the device | |
RU2142642C1 (ru) | Способ определения профиля скорости потока жидкости в сечении трубопровода | |
RU2085859C1 (ru) | Способ измерения расхода вещества в.е. и е.н.титаевых | |
CN108871480A (zh) | 动密封铰链管式科里奥利质量流量计 | |
SU275926A1 (ru) | УСТРОЙСТВО дл ОПРЕДЕЛЕНИЯ МЕСТА ПРИХВАТА БУРИЛЬНЫХ ИЛИ ОБСАДНЫХ ТРУБ | |
JPS58129122U (ja) | 超音波流量計 |