JPS59224956A

JPS59224956A - デイジタルトランク接続試験方式

Info

Publication number: JPS59224956A
Application number: JP9954183A
Authority: JP
Inventors: Masataka Takano; 高野　真隆
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-06-06
Filing date: 1983-06-06
Publication date: 1984-12-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、時分割交換機において、バイポーラ信号・ユ
ニポーラ信号相互間変換、コード変換。

フレーム同期、マルチフレーム同期、エラスチッメモリ
、障害検出、信号抽出、信号挿入等の機能を有するディ
ジタルトランクの接続試験を行うためのディジタルトラ
ンク接続試験方式に関するものである。

〔発明の背景〕

アナログトランクについては、１伝送路が１回線（チャ
ンネル）に対応しているので、被試験の回線ごとにアナ
ログトランク試験装置へ引き込み、自局内または対他局
の接続試験を行えばよい。

しかし、ディジタルトランクについては、その伝送路が
多重化された信号伝送を扱っているので、チャンネル対
応に接続試験を行うのは困難とされていた。

したがって、従来からの伝送試験方法により、多重化さ
れた伝送路を切断状態にし、人手で各チャネルごとの伝
送試験を行い、それをもって接続試験に代えざるを得な
かった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した技術的困難を克服し、伝送路
の通話中のチャンネルを切断せずに同空きチャンネルに
ついて、ディジタルトランクの接続試験を行うことがで
きるディジタルトランク接続試験方式を提供することに
ある。

〔発明の概要〕

本発明に係るディジタルトランク接続試験方式の構成は
、時分割交換機の各ディジタルトランクについて、その
受信部・送信部の伝送路に対する接続を切り分けて受信
部入力側・送信部出力側および伝送路上り側・同下り側
を各別に試験線として引き出しうるようにしておき、ま
た、上記ディジタルトランクと同一の受信部・送信部が
対となったもの２組を有し、その各受信部出力・送信部
入力の相互間が各対応する・・イウエイセレクタ部経由
で交差接続をされており、試験線接続切替え部を通して
、被試験のディジタルトランクの試験線の一組のものの
伝送路上９側・同下り側を」−記いずれか一方の組の受
信部入力・送信部出力に、また、上記試験線の受信部入
力側・送信部出力側を上記他方の組の送信部出力・受信
部入力に接続しうるようにしたディジタルトランク試験
装置により、所望の試験チャンネルについてのみ、上記
各・・イウエイセレクタ部を通して接続試験に所要の信
号を局内信号形式で抽出・挿入して当該結果の確認をし
つるように制御・処理するものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図は、本発明に係るディジタルトランク接続試験方
式の一実施例の中継方式図であって自局内接続に関する
もの、第２図は、同じく他の実施例の中継方式図であっ
て他局との接続に関するものである。

ここで、１は一般加入者の電話機（置）、ＩＡは保守者
用の電話機（置）、２は上り側（ＬＬ）、下り側（Ｌ２
）からなる伝送路、３はディジタルトランク（ＤＩＣ）
、３１．３２は、その受信部（Ｒ）、送信部（Ｓ）、３
３，３４は同試験線引出しスイッチ部（ＳＷ）、４はデ
ィジタルトランク試験装置（ＤＴＴＥ）　、４１、−４
２および４３．４４は、その２対（組）の受信部（Ｒ）
。

送信部（Ｓ）であって、この２組は特定の試験チャンネ
ルに試験呼データの挿入・抽出を行うために必要となる
もの、４５．４６および４７．４８は、それらに各対応
する・・イウエイセレクタ部（ＳＥＬ）、４９は同試験
線接続切換え部（ＥＸ）、５Ａ、５Ｂは上り、下りの時
分割スイッチ（ＴＤ８Ｗ）　、６は試験用のトーン発生
源、７は、そのモニターである。

力お、上記の各受信部３１，４１．４３および各送信部
３２，４２．４４は、いずれも同一機能のものである。

また、ディジタルトランク試験装置４内において、各受
信部４１．４３と各送信部４２．４４との間は、各対応
するハイウェイセレクタ４５〜４８を通して交差接続が
なされている。

まず、第１図に基づいて自局内の接続試験を行う場合に
ついて説明する。

オンライン動作中のディジタルトランク３について、そ
の試験線引出しスイッチ部３３．３４を図示の接続とな
るように動作させ、伝送路２の上り側Ｌｌ、下り側Ｌ２
ならびに受信部３１の入力側および送信部３２の出力側
を試験線としてディジタルトランク４の試験線接続切換
え部４９へ引き込む。

一方、交換機の制御装置（図示省略）からディジタルト
ランク試験装置４に対して試験チャンネルについて閉塞
信号を送出するように命令が送出されている。

また、ディジタルトランク３およびディジタルトランク
試験装置４に関して被試験チャンネルのみを時分割スイ
ッチ５Ａ、５Ｂ上で乗せ換えを行うように命令が送出さ
れる。すなわち、試験チャンネル上の試験呼データのみ
が、あたかもディジタルトランク試験装置４によってデ
ィジタルトランク３における一般呼と同様に制御され、
その他のチャンネルは、当該ディジタルトランク３によ
って継続して制御される。

次に、各呼の流れについて具体的に説明する。

伝送路２の上り側Ｌ１からの一般呼（受信側）のデータ
は、ディジタルトランク試験装置４において、伝送路信
号形式のバイポーラ信号で受信部４３に入り、ここで局
内信号形式のＮｌｌ、Ｚ信号（またはユニポーラ信号）
に変換されたのち、ハイウェイセレクタ部４７．４６お
よび送信部４２を経由し、当該ディジタルトランク３の
受信部３１に入る。以後は通常の接続と同様に時分割ス
イッチ５Ａを通って電話機１へ到達する。

電話機１からの一般呼（送信側）のデータは、ディジタ
ルトランク３の送信部３２を通り、ディジタルトランク
試験装置４において、受信部４１およびハイウェイセレ
クタ部４５．４８を経由して送信部４４に入り、ここで
伝送路信号形式のバイポーラ信号に変換されたのち、伝
送路２の下り側Ｌ２へ送出される。

トーン発生源６からの接続試験呼のトーンデータは、時
分割スイッチ５Ｂを通り、ディジタルトランク試験装置
４のハイウェイセレクタ部４６で試験チャンネルに局内
信号形式で挿入され、一般呼とともに送信部４２を通っ
て被試験のディジタルトランク３の受信部３１に入り、
更に時分割スイッチ５Ａ、５Ｂを経由したのち一般呼と
ともに空チャンネルに多重化され、送信部３２に入る。

以後、再びディジタルトランク試験装置４の受信部４１
を経てハイウェイセレクタ部４５で一般呼と分離された
のち、時分割スイッチ５Ａを通してモニター７に接続さ
れ、トーン発生源６からのトーンが受信されたかどうか
が確認され、自局内についての接続試験を行うことがで
きる。

ここで、例えば伝送路２が２．０４８Ｍｂ／ｓのもので
あれば、その信号認識時間は、ＣＣＩＴＴ（国際電信電
話諮問委員会）の勧告により、１０〜２０　ｍ　３とな
っており、ディジタルトランク試験装置４へ引込み時間
、すなわちディジタルトランク３の試験線引出しスイッ
チ部３３．３４のスイッチ切換時間は、例えばメータ・
ブレーク時間が３ｍ３の水銀接点リレー等を使用するこ
とにより、同期引込み時間を含めても２０ｍ５を超える
ことがなく、他の通話中の呼について切断、誤接続が生
ずるような悪影響を与えることはない。更に、ディジタ
ルトランク３と同様にディジタルトランク試験装置４も
、同期はずれ中は抽出信号の書込みを禁止する機能を有
しており、上記のような悪影響の発生は確実に抑制され
る。

最後に、第２図に基づいて他局との接続試験について説
明する。

第１図の場合と異なるのは、ディジタルトランク試験装
置４において、ディジタルトランク３からの試験線を、
試験線接続切換え部４９で相互に切り替えて、受信部４
１．４３および送信部４２゜４４へ逆に接続するように
していることである。

これは、伝送路２上で一般呼、試験呼を共に送受するよ
うに、時分割スイッチ５Ａ、５Ｂにおけるスイッチング
を行いうるようにするためである。

なお、チャンネル閉塞信号の送出は不要となる。

また、接続試験は、保守者が電話機ＩＡを用い（９）て相手局の保守者と通話確認をすることによって行われ
る。

その他については、第１図の説明と基本的に変るところ
がないので説明を省略する。

このように、自局内、対他局ともに、運用中の多重化伝
送路の空きチャンネルを使用して接続試験を行うことが
できる。特に、ディジタルトランク自身の試験のみでな
く、局データを含めたソフトウェアの変更時に、または
チャンネル単位の増設時（他局がＰＣＭ端局の場合など
）に接続試験を容易、確実に行うことができる。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明によれば、伝送路
の通話中のチャンネルを切断せずに同空きチャンネルに
ついて、ディジタルトランクの接続試験をすることがで
きるので、時分割交換機の信頼性、保守性の向上に顕著
な効果が得られる。特にチャンネル増設時には工事の信
頼性を大幅に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

（１０）第１図は、本発明に係るディジタルトランク接続試験方
式の一実施例の中継方式図、第２図は、同じく他の実施
例の中継方式図である。１、ＩＡ・・・電話機、２・・・伝送路、３・・・ディ
ジタルトランク、３１・・・送信部、３２・・・受信部
、３３゜３４・・・試験線引出しスイッチ部、４・・・
ディジタルトランク試験装置、４１．４３・・・受信部
、４２゜４４・・・送信部、４５〜４８・・・ハイウェ
イセレクタ部、４９・・・試験線接続切換え部、５Ａ、
５Ｂ・・・時分割スイッチ、６・・・トーン発生源、７
・・・モニター。代理人　弁理士　福田幸作（ほか１名）（１１）

Claims

【特許請求の範囲】

１、　時分割交換機の各ディジタルトランクについて、
その受信部・送信部の伝送路に対する接続を切り分けて
受信部入力側・送信部出力側および伝送路上り側・同下
り側を各別に試験線として引き出しうるようにしておき
、また、上記ディジタルトランクと同一の受信部・送信
部が対となったもの２組を有し、その各受信部出力・送
信部入力の相互間が各対応するハイウェイセレクタ部経
由で交差接続をされており、試験線接続切換え部を通し
て、被試験のディジタルトランクの試験線の伝送路上り
側・同下り側を上記いずれか一方の組の受信部入力・送
信部出力に、また、上記試験線の受信部入力側・送信部
出力側と上記他方の組の送信部出力・受信部入力に接続
しうるようにしたディジタルトランク試験装置によシ、
所望の試験チャンネルについてのみ、上記各ハイウェイ
セレクタ部を通して接続試験に所要の信号を局内信号形
式で抽出・挿入して当該結果を確認しうるように制御・
処理するディジタルトランク接続試験方式。