JPS59224695A - グルコ−ス−2−オキシダ−ゼ産生微生物の検出法 - Google Patents

グルコ−ス−2−オキシダ−ゼ産生微生物の検出法

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JPS59224695A
JPS59224695A JP9967384A JP9967384A JPS59224695A JP S59224695 A JPS59224695 A JP S59224695A JP 9967384 A JP9967384 A JP 9967384A JP 9967384 A JP9967384 A JP 9967384A JP S59224695 A JPS59224695 A JP S59224695A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は微生物学の分野、さらに詳しくは、微生物、こ
とに、グルコース−2−オキシダーゼ産生微生物の選択
およびスクリーニングに関する。
発明の背景 生物を用いる工業的方法の経済性を、用いる生物の改良
により改善するために、従来がら、種々の方法が採用さ
れている。これらは、生物の株改良プログラムの他層に
入れることのできる技術を構成する。該方法の改善効率
は生物のタイプおよび最終生成物の性質に依存する。
いずれの株の改良プロクラムの成功も、対象となる生物
に遺伝的変化を生じさせることの容易さ、あるいは、す
て(こ自然に存在する遺伝的変化を評価することの容易
さに直接影響される。
胞子、m体または/J\菌糸フラグメントの平板培養後
、寒天培地−F:、(こ現われるコロニーは大部分が遺
伝的に同一の菌体群からなるが、いくらかの菌体は該コ
ロニーの増殖の間の自然突然変異または最初のプロパギ
ュールにおける核異質性により相違することがある。
醗酵工業の初期において、株改良胚形質の主要源を与え
る、現存する培養菌における自然突然変異の発生はごく
まれであった。改良株の第二の姉は自然自体、すなわち
、改良された特性を有する未知の株を自然界から単離す
ることであった。
生じた遺伝的変化の生物学的および化学的理解が深まる
にっれ、株改良プログラムはこの新しい知識をその理論
的基礎にとり込んできた。例えば、遺伝的変化を生じさ
せるために変異誘発を生じさせ、ついで、すぐれた株を
スクリーニングし、選択し、精製することは醗酵生産物
の収率を向上させるもつとも効率的な手段の1つである
。変異プログラムは、得られた新しい株によって示され
る高い生産性が必然的にコストを低下させる点て醗酵工
業において非常に重要なことである。
現在、実際番こ用いる変異誘発原および実際の変異誘発
条件の選択が株改良プログラムの間に回収される変異株
のタイプおよび数を決定するうえで重要な役割を果すこ
とが知られてG)る。一般に、変異誘発操作で得られた
新しい株を回収するために2つの方法が用いられている
。それらは訳択とスクリーニングである。
スクリーニングの5ステムでは、変異誘発処理て死滅し
たものを除き、全ての株を増殖させ、単■した各株番こ
ついて所望の特性を同定するために試験しなけれはなら
ない。何千万もの単耐株を試験しなけれはならないので
、この方法は非常に労働集爬J的である。
選択システムでは、所望の特性を有する少数の株と、該
特性を持たない曲の全ての株の間の増殖に差が生じるよ
う番こ実験条件を選択する。例えば、丁 選択すべき株はその実験条件では増殖しないが、△ 選択しない株は増殖するように条件を選定する。
かくして、ρ過または他の方法で増殖する株を除去する
ことにより、試験するために残る菌数は著しく減少する
。別°法として、選択すべき株は増殖するが、選択しな
い株は抑制されるように条件を選定してもよく、これで
も試、験すべき菌数は効1ス的に減少する。
変異誘発は株改良の分野では非常番こ有効なものである
か、いくつかの制約がある。例えば、改良プログラムを
続けていく結果、株中にたんたん変異が蓄債される番こ
っれ、飽和レベルに達する。かかる株について、さらに
選択を行なうと、しはしば、現T’r−する変異の復帰
による生産性の損失が生じる。
変異誘発による改良プログラムは、株が改良されるべき
活性を有するという仮定に基いており、かかるプログラ
ム【こはさらに基本的な制約が存在する。換iシfずれ
ば、生物は、いずれかの遺伝子物質の機能に関する遺伝
的改良プログラムを考える以前f・こ、該遺伝子物質の
合成を指令する情報をその遺伝的レパートリ−に有して
いなければならない。
これらの制約を減じるため(こ種々の遺伝的方法が開発
されている。例えは、雑種形成技術は数多くの異なった
株間の遺伝的組換えを可能にする。
雑種形成は有性生殖または体細胞融合や異種接合体形成
のような無性方法によって行なうことができる。組換1
)NΔ技術の出現は改良プログラム番こおける制約をさ
らに減じている。非常に相違する遺伝的背景を有する生
物間で遺伝子を伝達できることは実質的1こ制約のない
、改良する遺伝情報の供給源を提供するものである。こ
の遺伝子工学技術の出現は、新しい株自体を単離し、発
展させるという観点からではなく、むしろ、すでに確立
されている株に移入できる、わずか1つの遺伝子の供給
源として、再び天然の遺伝的変異源に対する興味をわか
せている。
変異株の源、それが天然であるか、自然突然変異である
か、変異誘発によるものか、あるいは、有性、無性また
は遺伝子工学的方法番こよる組換型であるか(こ関係な
く、スクリーニングおよび選択の方法は、多数の株から
所望の株を回1■するうえで、やはりジI−常に重要で
ある。
本発明(こおいて、株改良プログラム(こ関して特に興
味深いmmの生物はグルコースのフルク) −スへの異
性化に有用なものである。
食用グルコースの大部分はトウモロコシ澱粉の酵素的氷
解物、すなわち、商業的なコーン・シロップとして供給
される。一般(こ、グルコースの甘味はシュークロース
の60〜80%とされており、それに和尚して低価格で
販売されている。グルコースイソメラーゼ活性を有する
酵素を用いてグルコースをシュークロースよリモいっ’
Cウ1tイア ルクト−スに異性化することが以前から
知られている。好ましくは、かかる酵素は、該酵素を支
持体マトリックスと架橋させるか、ジエチルアミノエチ
ルセルV1−スまたは多孔質ガラスのような亮分子−支
持体7トリツクスに抱括させるなどして、不溶性支持体
に固定化したものである。クルコース(7J J4 性
化は、1時フルクトース・コーン・シロップ(HF C
S )と呼ばれている、代表的にはフルクトースを42
〜50%含有する平衡混合物を与える。
近年、まず、酵素的1こグルコースをグルコーソンに変
換し、ついて、このグルコーソンを化学的にフルクトー
スに還元すること(こよってクルコースのフルクトース
への実質的に完全な変換を行なうことが提案されている
。例えば、米国特許第4246347号によると、グル
コース−2−オキシダーゼ活性を有する酵素、好ましく
は、ポリポラス・オブツサス(Polyporus 0
btu’+us)またはアスペルギルス、オリサx (
Aspergil Ius 0ryzae)から得られ
た酵素を用い、同時に生成する過酸化水素を除去または
利用しながら、水溶液中で少なくとも約95%の1)−
グルコースをD−グルコーソンに酵素的に酸化し、つい
て、該D−グルコーソンを1〕−フルクトースに水素添
加l、ている。当該分野で知られているように現在まで
好ましいとされている微生物であるポリポラス・オブツ
サスから得られたグルコース−2−オキシダーゼは、こ
の微生物の朝糸体を酵素源として用いると、低い酵素活
性しか得られないので、主として菌体を含有しない抽出
液の形で用いられている。
こレラの1) + クルコースから1)−グルコーソン
およびI)−グルコ°−ソンから1)−フルクトースへ
の変換は、つき゛に示す反応式をこ従い進行するものと
考えられる。
1)−グルコース       D−グルコーンン(D
−アラヒノー2−へキツスロース)1〕−グルコーソン
     D−フルク!・−ス(D−アラビノ−2− ヘキソス■1−ス〕 近年、米国特許第4442207号(I−1orwat
h)’において、多くの担子菌類(Basidiomy
cetes)7%著しい量のグルコースイソメラーゼお
よびグルコース−2−オキシダーゼを産生することが開
示されている。これらの知見が、特に、前記のようなフ
ルクトース製造法番こかんがみて、グルコース−2−オ
キシダーゼ産生株の回収用の大規模で効率的なスクリー
ニング・システムの開発の根拠を与えている。かかるス
クリーニング・システムを提供することか本発明の主な
目的である。
発明の1既要 本発明は、あらゆる微生物番こよるグルコース−2−オ
キシダーゼ産生の増加または減少を検出するための迅速
なスクリーニング方法を提供するものである。
本発明のグルコース−2−オキシダーゼ産生についての
微生物のスクリーニング法は、該微生物の増殖を促進し
、かつ、該酵素の触媒作用用の基質を与える固体または
半固体培地上に該微生物の懸濁液を接種してスクリーニ
ング平板を形成し・、M 接種培地を、グルコース−2
−オキシダーゼの合成を促曲する条件下でインキュベー
トし、ついで、クルコース−2−オキシダーゼ触媒作用
による生成物の存在を、分析指示薬との反応(こよって
検出してグルコース−2−オキシダーゼ活性を示すコロ
ニ、−を系内にて同程する工程からなる。
微生物は、固体または半固体培地の平板表向に接種され
る。培地は、その株に必要な全ての基礎的な栄養成分な
らびに所望の酵素の合成促進または該酵素の検出の助け
〔こ必要となるいずれもの特定の因子を含有する。酵素
生成物の存在について各コロニー周囲の培地を分析する
。本発明Oこ関して特に有用な分析法は、微生物コロニ
ーに対して非破壊的なものである。しかしながら、滑性
の試薬でも、その分析反応が迅速で、該苛性試薬による
処理後も、コロニー中に生存菌体の残存が保証されるよ
うな場合には、該試薬を酵素活性の評価において短時間
の暴露(ご用いてもよい。かくして、該酵素を産生ずる
コロニーは単離およびそれ以後の評価用の閑体淵として
直接用いることができ、株維持のための各スクリーニン
グ平板をレプリカ平板培養する必要性をなくすことがで
きる。
本発明はクルコーク−2−オキシダーゼ産生微生物を早
期に検出てきる点て、こと(こ有用である。
詳細な説明 本発明の1つの具体例(こよれば、まず、スクリーニン
グすべき微生物を含有する土壌試料を、該微生物の増殖
および該微生物番こよるグルコース−2−オキシダーゼ
の合成を促進する培地上で平板培養する。該微生物の増
殖およびそれに伴なう酵素活性の発逐に充分な時間後、
スクリーニング平板に重層を行なう。該重層は、グルコ
ース−2−オキシダーゼ用の追加の基@を含有するの番
こ加え。
クルコース−2−オキシダーゼ作用の生成物の1つ、す
なわち、グルコーソンの安定化を行なうことができる。
グルコース−2−オキシダーゼ作用番こよる生成物の酢
漬に充分な時間経過後、該重層したスクリーニング平板
に分析用指示薬を加え、クルコース−2−オキシダーゼ
を合成できる微生物を該指示薬の陽性反応により同定す
る。つし)で、該指示薬の陽性反応を示すスクリーニン
グ平板の区域から微生物を回収し、植継ぎし、グルコー
ス−2−オキシダーゼの存在を再確認できる。
本発明の第2の具体例において、グルコース−2−オキ
シダーゼの産生について微生物をスクリーニングする方
法は、該微生物の増殖を促進し、該酵素番こよろ過酸化
水素生成用の基質を与える固体または1を固体培地上に
該微生物の懸濁液を接種してスクリーニング平板を形成
し、該接種培地をグルコース−2−オキシダーゼの合成
を促進する条件下でインキュベートし、ついて、過酸化
水素のイr在を、分析指示薬との反応によって検出して
グルコース−2−オキシダーゼ活性を示すコロニーを系
内て同定する工程からなる。
この第2の具体例においては、ます、スクリーニングす
べき微生物を含む土壌試*−4を、ソルボースを含有す
る培地上で平板培養する。ソルボースは、所1衣の微生
物の増殖用の灰索源となるのに加えて、グルコース−2
−オキシダーゼの基質ともなる。微生物がグルコース−
2−オキシダーゼによってンルボースを代謝する番こ従
い、該代謝の生成物の1つ、過酸化水素が培地中で発生
する。ついで、適当な分析指示薬との反応により過酸化
水素産生コロニーを同定することができ、過酸化水素産
生コロニーを培養平板から単離する。この方法は拮抗酵
素作用源を除くことにより、偽陽性コロニーの数を減少
する点でことに有用である。
株改良の1つの基準はその微生物によって産生さ紅る具
体的な酵素の活性および/または量における変化である
。本発明はこれを利用して、迅速で、経費のかからない
、非労働集約的なグルコース−2−オキシダーゼ産生微
生物の系内(i+i・+5itu)スクリーニング法を
確立するものである。本発明の好ましい具体例において
は、試験すべき微生物群を固体培地上で平板培養する。
不発明番こよるスクリーニングに適した微生物には、細
菌、放線菌、菌類、単細胞藻類が包含されるが、本発明
は、担子菌類の菌類のスクリーニングにこと(こ有用で
ある。
担子菌類は比較的増殖の遅い微生物で、発芽の開始から
可視コロニーの形成まで〔こ3〜7日かかることも異常
でばない。この長い発育期が担子菌類の自然界からのス
クリーニングおよび選択をことに困&、tllj Hこ
している。例えば、担子菌類および他の土壌微生物を含
有する土壌試料をスクリーニング平板培地に接種し、3
〜7日間インキュベートして担子菌類を増殖させる場合
、該土壌試料(こ混入した他の増殖の早い微生物が該平
板上で過剰に増殖する。
担子菌類がグルコース−2−オキシダーゼを産生するこ
とが証明され、該酵素がグルコースのフルクトースへの
変換に有用であるという事実(米 □国特許第44.4
2207 (Horwatlつ)iコカんがみ、グルコ
ース−2−オキシダーゼ産生番こついての、大規模な、
効率的な担子菌類のスクリーニング法は明らかに有用で
ある。しかしながら、前記のごとく、担子菌類の増殖が
遅いために、該菌類のスクリーニング操作の過程で酵素
活性の早期検出が必要となる。対象となる微生物の発育
過程の早期に、その微生物の酵素活性を検出てきること
は、土壌試料のスクリーニングにおいて有用(例えば。
混入微生物の過剰増殖防止)であるばかりでなく、3〜
7日間の発育期間の減少は明らかに利点であるので、株
改良目的のための担子菌類の純培養をスクリーニングす
る場合においても有用である。
クルコース−2−オキシダーゼ産生担子菌類の早期検出
を容易にするうえにおいて、該発芽菌類が測定可能な量
の所望の酵素を生成することを見出した。すなわち、本
発明の好ましい具体例によれは、グルコース−2−オキ
シダーゼ反応の少なくとも1つの生成物が、適当な分析
指示薬との反応により、該発育微生物を囲む区域で検出
される。
この検出された反応生成物が、グルコース−2−オキシ
ダーゼ産生菌体が増殖し、独立した可視コロニーを形成
するはるか以前に該菌体を検出できる「化学的顕微鏡」
としての役目を果す。
胞子形成担子菌類の場合、該胞子を囲む区域におけるグ
ルエース−2−オキシダー4作用の反応生成物の放出に
よって、適当な試薬によって検出てきる丁代謝の影」が
できる。すなわち、陽性試薬反応(こよって示された区
域から発芽胞子を回収することにより、該発芽胞子はそ
の発育過程の非常に早期にtlllNすることができる
本発明におりる関連酵素反応はつぎの式で示すことがで
きる。
IIO U  C011 「 II  C:  OIl C112011 1)−グルコース C夏1 () C4よO 1l−C−011 1l−C−011 C11201,I D−グルコーソン (D−アラビノ−2−へキツスロース)関連のない酵素
作用によっても生じうる過酸化水Nとuなり、”y”ル
コーソンはグルコース−2−オキシダーゼ作用に特有の
生成物であるので、グルコーソンの測定はグルコース−
2−オキシダーゼ活性と直接相関する。
本発明の1具体例によれば、試料を固体平板培地に接種
し、グルコース−2−オキシダーゼ含有微生物が発育し
、該微生物により該酵素が生成するに充分な時間インキ
ュベーションする。こノ時間は土壌試書中の微生物の濃
度や組成のような種々のパラメータに依存するが、約2
4〜約96時間の範囲とすることができる。一般に、約
72時間のインキュベーション時間が好ましい。
最初のインキュベーション期間経過後、検出すべき生成
物がグルコーソンの場合、グルコース−2−オキシダー
ゼ用の基質(例えば、グルコース)からなり、好ましく
は、フッ化ナトリウムのようなグルコーソン安定化物質
を含有する第2の培地を平板(こ重層する。フッ化ナト
リウムの存在はグルコーソンの代謝を抑制し、該生成物
を該微生物およびその周囲の培地中ζこ蓄積させる。か
くして、該不安定な物質は代謝的(こ隔離され、適当な
分析指示薬との反応醗こより、より容易(こ同定できる
グルコーソンが蓄積するに充分な時間、例えば、約12
〜約24時間、好ましくは、約16時間の後、重層した
スクリーニング平板を、適当な分析指示薬の添加lこよ
り、グルコーソンの存在メこつぃて分析する。
2.4−ジニトロフェニルヒドラジンがこの分析に有用
な試薬であることが判明した。これはグルコーソンと共
にヒドラゾンを形成し、グルコース−2−メキシダーゼ
産生微生物の周囲またはその」−に赤橙色の沈澱を生じ
る。約20%の陽性反応がグルコーンンからのもの以外
のヒドラゾン誘導体によることが判明しているが、該グ
ルコーンン読導体の存在は、酢酸エチルでの抽出、高圧
液体クロマトグラフィ=(i(P L C) lこよる
分析で容易に確認される。
本発明の1つの具体例によれば、スクリーニング平板の
各ヒドラゾン陽性区域の試料を二重に採取し、1つの試
料をHP L’C分析に付してグルコーンン読導体の存
在を確認し、もう1つの試料を微生物の単用、植継ぎ用
に保持する。
指示薬による偽陽性反応の数を減じるため、本発明は特
別fこ選択した炭素源の使用も提供するものである。例
えば、グルコース−2−オキシダーゼの天然の基質であ
るグルコースを用いる場合、他の過酸化水素発生酵素(
例えは、グルコースのりlレフロン酸とI(202への
酸化を触媒するグルコース−1−オキシダーゼ)iこよ
るグルコースの代謝から5種々の偽陽性が生じる。グル
コース−2−オキシダーゼは拮抗するグルコース−1−
オキシダーゼが利用できない他の炭水化物基質も許容す
るので、かかる基質を偽陽性反応の減少に用いる。偽陽
性反応を減少させる適当な唯一の炭素源にはソルボース
またはキシロースのような基質が包含される。ソルボー
スまたはキシロースはI独°Cも、組合せても用いるこ
とがてきるが、低コストおよび反応速度がより良好なこ
とから、ソルボースが好ましい。
グルコース−2−オキシダーゼの存在下、ソルボースは
5−ケトフルクトースtこ変化し、 I(20□を発生
するが、ソルボースはグルコース−1−オキシダーゼに
は許容されない基質である。さらに、スクリーニング平
板中でのソルボースの存在はある種の微生物のコロニー
形成を促進するが、コロニーの大きさを小さくし、した
がって、該微生物の拡散を制限する。このコロニーの大
きさを制限することは、■平板当り、より多数のコロニ
ーを評価できるという利点も有している。
用いるソルボースまたはキシロースの債は通常、約0.
1〜爬15%、好ましくは、約1〜3%の範囲である。
つぎに実施例を挙げて本発明をざら番こ詳しく説明する
実施例1 この実施例では、重層法を用いてグルコーソンの存在を
検出する土壌試料のグルコース−2−オキシダーゼi拍
生微生物番こついてのスクリーニンクを説明する。
土壌試料を大型スクリーニング平板(培地1.51/平
板)に接種し、25 ”Cで72時間インキュベーショ
ンする。
ベース層培地の組成はつぎのとおりである。
グルコース           1%W/Vペプトン
         1%W/V寒天         
  15%W/Vp I−15,8 インキユベ一シヨン期間後、っぎの組成の培地0.54
つつで重層する。
グルコース         4%W/VNaF   
          O,02M寒天        
 1.5%W/VpT−17,0 重層した平板を25°Cで16時間インキュベーション
し、2,4−ジニトロフェニルヒドラジンとの反応によ
り、グルコーンンの存在について平板を分析する。
コ(7)2.4−ジニトロフェニルヒドラジン(2,4
−l) N l) II ) ハ2.4− D N P
 H809’e’la硫酸400ryt/′jこ溶解し
°、攪拌しながら、注意して水600m1をゆっくりと
加え、ついて、95%エタノ−1v2000yytlを
加えて調製する。得られた溶液をブフナーr斗で沖過し
、l:3に稀釈して寒天平板上(こ噴霧する。
2.4−DN]’11試薬を平板に噴霧し、1時間後、
該試薬とグルコーソンの反応により、グルコース産生−
オキシダーゼ産生轍生物の周囲またはそのJjこ赤橙色
域が発生する。
陽性反応域から試料を採取し、高圧液体クロマトグラフ
ィーでグルコーソン−1) N 、P H+M 4 体
の存在を確認し、所望の微生物を単離し、植継ぐ。
実施例2 この実施例では噴霧法を用いてグルコーソンの存在を検
出する土壌試料のグルコース−2−オキ生 シダーゼ産生微物についてのスクリーニングを説△ 明する。
実施例1と同様に、ベース層培地を調製し、接種し、イ
ンキュベーションスル。
72時間後、ベース層にっぎの組成の培地を噴霧する。
グルコース          6%W/VNaF  
            0.02M寒天      
     05%W/VpH7,0 25′Cで16時間インキュベーション後、実施例1と
同様−こ、噴霧した平板のグルコーソンの存在について
分析する。
実施例3 この実施例では過酸化水素の検出による土壌試料のグル
コース−2−オキシダーゼ産生微生物についてのスクリ
ーニングを説明する。
試料を大型スクリーニング平板(培地1.51/平板)
に接種し、25゛Cで48〜72時間インキュベーショ
ンする。
培地の組成はつぎのとおりである。
ンルボース         2.0%W/Vペプトン
         1.0%W/VNaF      
      1m、M寒天           2.
0%W/VpH5,8 インキユベ一シヨン期間後、平板に過酸化水素検出用指
示薬を噴霧する。
指示薬はっぎの組成のA B −f Sストック溶液2
部とパーオキシダーゼ・ストック溶C夜3部を混合して
調製する。
A R−1’ Sストック溶液 A Is Ts +7) 2.65<W/V水溶液A 
B ’i’ Sは「1イコ染料、2,2−アジノージ−
(3−工fw−ベンゾチアゾリンスルホイード)テある
パーオキシダーゼ・ストック溶液 セイヨウワ→ノービ・パーオキシダーゼ100単位/ゴ
水、ミリポアフィルタ−でr過 平板を30°Cでさらに24時間までインキュベーショ
ンする。紫色域の形成がグルコース−2−オキシダーゼ
産生微生物の存在を示す。
別法として、Al3T’Si6よびパーオキシダーゼを
寒天と組合せて、重層として用いることもてき時計出願
人 ナビスコ・ブラング・インコーホレイテッド 代理 人弁理士 責 山 葆 ほか2名520−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 111+alグルコース−2−オキシダーゼ産生微生物
    の増殖を促進し、該酵素の触媒作用用の基質を与える固
    体培地番こ該微生物の懸濁液を接種してスクリーニング
    平板を形成し、 (1)]該接種した培地を、グルコース−2−オキシダ
    ーゼの合成を促進する条件Fてインキュベーションし、 te1分析指示薬とセての反応により、各コロニー周囲
    のグルコース−2−オキシダーゼ触媒反応生成物の存在
    を検出してグルコース−2−オキシダーゼ活性を示すコ
    ロニーを系内で同定する、工程からなることを特徴とす
    るグルコース−2−オキシダーゼ酵素産生に関する微生
    物スクリーニング方法。 (2)同定された微生物をスクリーニング平板から回収
    する工程を有する前記第(1)項の方法。 (3)該微生物が却I菌、放線菌、菌類または単細胞藻
    類である前記第[11項の方法。 (4)該微生物が担子菌類である前記第(3)項の方法
    。 (5)該生成物がグルコーンンである前記第(11項〜
    第(4)項いずれか1つの方法。 (6)該増殖促進酵素基質が濃度約1〜約6%のクルコ
    ・−スである前記第(5)項の方法。 (7)グルコースが濃度約2%で存在する目IJ記第(
    5)または第(6)項の方法。 (8)指示薬が2,4−ジニトロフェニルヒドラジンで
    あるhiJ記第(5)項〜第(7)項いずれか1つの方
    法。 (9)該生成物が過酸化水素である前記第(月頃〜第(
    4)項いずれか1つの方法。 (lO)該培地が、キシロースまたはンルポースからな
    る11■から選はれる適当な増殖促進基質で形成される
    前記第(9)頃の方法。 (lり該培地がtFJ o、 5%〜約5%W/VのV
    /レボースからなる前記第(lの項の方法。 (12)該培地が約2%W/Vのンルホースからなる前
    記第(11)項の方法。 (13)該指示薬がセイヨウワサビ・パーオキシダーゼ
    からなる前記第(印項〜第(12)項いずれが1つの方
    法。
JP9967384A 1983-05-16 1984-05-15 グルコ−ス−2−オキシダ−ゼ産生微生物の検出法 Pending JPS59224695A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516174A (ja) * 2009-12-30 2013-05-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー グルコースオキシダーゼを産生するカビの迅速検出

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JP2013516174A (ja) * 2009-12-30 2013-05-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー グルコースオキシダーゼを産生するカビの迅速検出

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