JPS59224037A - 走査変換型蓄積管の動作方法 - Google Patents

走査変換型蓄積管の動作方法

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JPS59224037A
JPS59224037A JP9075784A JP9075784A JPS59224037A JP S59224037 A JPS59224037 A JP S59224037A JP 9075784 A JP9075784 A JP 9075784A JP 9075784 A JP9075784 A JP 9075784A JP S59224037 A JPS59224037 A JP S59224037A
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Haruo Abe
阿部 晴夫
Takefumi Kato
武文 加藤
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Iwatsu Electric Co Ltd
Iwasaki Tsushinki KK
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Iwatsu Electric Co Ltd
Iwasaki Tsushinki KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/58Tubes for storage of image or information pattern or for conversion of definition of television or like images, i.e. having electrical input and electrical output

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  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は走査変換型蓄積管の動作方法に関し。 更に詳細には、絶縁@単結晶基板を用いた蓄積ターゲッ
ト葡内蔵する走査変換型蓄積管におy゛”’(短時間で
むらの少ない状態に消去することが可能な動作方法に関
する。 従来技術 従来の走査変換型蓄積管は、一般に第1図に概V@市に
示す如(、真空外壁用、陰極(2j、開側jグリッド(
3j、刀0速電極(4)、コリメーション電′If!!
A+5フ、フィールドメツシュ電極(6)、蓄積ターゲ
ット(7)、偏向コイル(8j、及び集束コイル(9)
から成る。そして。 蓄積ターゲット(7)として、背面爾極葡自′1−るシ
リコン基板上にSin、蓄積層をストライプ状又は島状
に設けたもの又は第2図に示す如くカラス基板+1tl
lの上に、ストライプ状、六角形、正方形、長方形。 円筒等の開孔?:規則的に有するフレフ電極棒旧jを設
けたものが使用されて(・る。この糧の走査変換型蓄積
管によれば1画像又はその畑の情報を電荷パターンで配
録し非破壊絖み取りを行うことが可能である。ところが
S iO,蓄積層又はガラス基板GOJの2次竜子放出
をオ0用して情報の書き込みを行うものであるたぬに、
 sIo、蓄積層又はガラス基板(IQIの2次電子放
出率δによって書き込み速度が制限され0周波数換算で
数MHzのi)ぎ込み速度しか得られず、高速過渡現象
や繰返しの少な(・高周波信号′?11−曹き込むこと
は不可能であり、王として書き込み速度の違い画像蓄積
の分野で使用されている。尚従来の蓄積管の沓ぎ込み速
度は、電磁偏向によっても制限されるが、仮りに電磁偏
向による制限がなくとも、蓄積ターゲット(7)におけ
る2次電子放出率によって上述の数M I−1zに1l
flJ限される。 発明がm決しようとする間鴎点 上述の如き欠点を解決するものとして本願発明者等は絶
縁物単結晶基板を用いた蓄積ターゲットな提案1−だ。 ところが、この新しい蓄積ターゲットに対し又従来の蓄
積管にどける消去方法を適用しても良好な消去が不可能
であることが判明した。 ji’llち、従来は1例えば陰極+21 ’&接地、
制御グリッド+a+を0〜−75■、加速電極(41を
350V、コリメーション1t&15)k 300 V
 、  フィールドメツシュ電極t6Jン650Vとし
、コレクタ電極(11Jには消去、−ifぎ込み、絖み
欧りで要求される電圧を団刀口して動作させて(・る。 そして消去は1例えはプライムモードとしてコレクタ電
極aυに第1交差電圧V、 (カラス基板の場合約30
■〕以上の300Vの市1圧を1dl 7101−て全
面電子ビーム衝撃化なし。 蓄積面(121にコレクタ電極(1υと同市、位とし、
しがる後、コレクタ電、極(lυに汐0えば20Vを印
刀口[−1第1交差電圧■1以下の状態の蓄積面(12
1を電子ビーム衝撃し、蓄積面(121を陰極電位とす
ることによって行われていた。ところが、この方法をP
3縁吻単結晶基板ン用いた蓄積管に適用しても短時間で
むらの少ない消去ン行うことが不可能である。 そこで1本発明の目的は絶縁単結晶基板を用いた蓄積管
に於(・1.むらの少ない消去を行うことが可能な動作
方法な提供することにある。 問題点な解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、フィールドメツシ
ュ粛、極を有する靜電果末静電偏向m電子絖と、絶縁物
単結晶基板上に少なくともフレフタ゛電極を設けた蓄積
ターゲットとを言む走査変換型蓄積管に於(・て。 V、 + ’V+ < Vc < VM(但し、vKは
前記電子銃の陰極の電位、VlはmJ配蓄積ターゲット
の蓄積面の2久電子放出率δが1となる第〕交走電圧、
■oは前記コレクタ電極の電位、 VMは前記フィール
ドメツシュ電極の電位である)の条件が満足するように
前記コレクタ電、極の電位■。ン設定して前記蓄積ター
ゲットヶ電子ビームで衝撃し1次に、Vo<VK’v満
足すると共にVK<vs<VK十V、を満足するように
前記コレクタ電極の電1位V。ン設足して前記蓄積ター
ゲットな電子ビームで衝撃し、しかる後、VK≦V8<
V、+V+の条件を満足させ且つ前記蓄積面を電子ビー
ムで衝撃しながら前記コレクタ電極の電位V。k前記陰
極の電位■えよりも高い値寸で上昇さゼて消去電位差′
l?を得ることを特徴とする走査変換型蓄積管の動作方
法に係わるものである。 本願の別の発明は、フィールドメツシュ電極ケ有する静
電集束静電、偏向型電子翫と、絶縁物単結晶基板上に少
なくともコレクタ電憧ン設けた蓄積ターゲットとを含む
走査変換型蓄積管に於(・て。 VK + V+ < V() < VM(但し、■えは
前記電、子絖の陰極の指付、 V+は前記蓄積ターゲッ
トの蓄積面の2久電子放出率δが1になる第1父差篭圧
、Voは前記コレクタを極の電位、 VMは=U配スフ
イールドメツシュ電極電位である)の条件が満足するよ
うに前記コレクタ電極の電位Vc奢設定しt前記蓄積タ
ーゲットな電子ビームで衝撃し1次に、vc<4十VI
の条件を満足するまで前記コレクタ可、極の電1位V。 を低下させ且つ前記フィールドメツシュ11極の電位V
M?!−下げるか又は前記蓄積ターゲットの背面電極の
電位紫下げることによつ℃容量結合的に前記蓄積面の電
位v8を■2≦■8<vK+■1の条件を満足する値と
して前記蓄積ターゲットを電、子ビームで衝撃すること
を含んで消去電位差を得ることを%徴とする走査変換型
蓄積管の動作方法に係わるものである。 作用 上記それぞれの発明の最初のステップ(プライムモート
ノにお(・て、従来の方法と同様にコレクタ爾、極の電
位V。はフィールドメツシュ1.極の電位■Mよりも低
く設定されるが6本発明のターゲットは絶縁物単結晶基
板からなるので、蓄積面の市位vsが従来より高くなる
。このため、仮りに1次のステップで従来の方法に従っ
てコレクタ市、極の電位■。を陰極に対I−て第1交差
電圧以下に設定
【、て電子ビームで蓄積面な衝撃1.て
も、蓄積向火陰極電位にすることが困難である。これに
対し℃1本願の第1合口の発明では、コレクタ電極の宵
1位■。 ン陰極電位■□よりも低下させるステップを設け。 第2番目の発明では、フィールドメツシュ’Wtl&又
は背面電極の電位を低下させるステップ′81−設けて
。 蓄積面の電位を低下させるので、Fl+定の消去電位差
ンむらの少ない状態で短時間の内に得ることが出来る。 実施例 以下0図面を参照して本発明の実施例にっ(゛て述べる
。 本発明の実施例に係わる静菫楽宋静電偏向走畳変換型蓄
積管は第3図に説明的に示す如く、真空外e(20L 
[1it211.制御グリッドの、加速電: i ch
i 。 果宋′電極Qル、アスティグ電極Q5)、垂直偏向板し
61゜水平偏向& (271、コリメーション電極端、
フィールドメツシュ電、極(ハ)、及び蓄積ターゲット
山がら成る。pIJち、静電集束m電子銃と、静電偏向
板と。 コリメーションiff、 極(2alと、フィールドメ
ツシュ電極cl!9)ト、このフィールドメツシュ1i
 ! Z91に対向配置された蓄積ターゲット(3(1
とから成る。 蓄積ターゲット嬢は第4図に示すように絶縁物単結晶基
板CIIJと、該絶縁物単結晶基板3υの一万の表面に
そ漸し且つ規則的に配列された被数の開孔(32a)を
有する2N=電性コレクタ電極6カとを有する。 上記絶縁物単結晶基板間は、電子ビーム&J撃によつ″
′c2次電子ン放出するのみならず、固体内に電子−正
孔対ン発生し、電子及び正孔が比較的長い寿命ン有する
ものでなげればならず、この実施例の場合は99.9%
以上の純度を有し、且つ室温で1014Ωcm以上の抵
抗値ン有する菱面体晶糸に稿するAI、03単結晶(サ
ファイヤ)で形成されている。絶縁物単結晶基板CII
JはAltOi $結晶に限ることなく1等軸晶糸に楕
するMgO+ Alarm単結晶(スピネル) 、 M
gO単結晶、 CaF、単結晶等で形成し又もよ〜・。 尚Al 、0.単結晶の場合は異方性を有するが(・ず
れの面方位でも実施可能であり1%にRITh(] 1
02)、A面(1010)、C面(0011J等が望ま
しい。 絶縁物単結晶基板c3υの上に密着しているコレクタ電
極(3力は、クロムを蒸着又はスパッタで約1μm以下
に被着さぞ、微細加工蚊術でストライプ状開孔(32a
)ケ規則的に設け、蓄積面(狗を規則的に露出させたも
のである。勿論、コレクタ電極(32の開孔(32a)
を六角形、正方形、艮方形1円形等にしても差支えなく
、またこのコレクタ電極62はクロム以外の金楓又は導
電性が得られる半導体薄膜で形成しても差支えな(・。 次に本発明の第1の実施例に係わる蓄積管の動作につい
て述べる。この蓄積管を使用するに当っテハ1例えは、
陰極(2]Iノ電位VK’Y−900 V、 tljl
J御グリッド■2)ン陰極電位V、=−9UOV’&基
準にして0〜−75■、加速電極のとアステイグ電、極
シ5)とコリメーション電極轍と2接地、集束電極Q4
ケー5oov、フィールドメツシュ電極(291の電位
VIV、 ”K ] 400 Vとし、コレクタ市、極
621の電位v。はグライム、消去、督き込み、mみ取
りのもモードで要求される値とする。 まず、消去モードについて述べると、第1の消去モード
(プライムモード]として第5図に示す如(スイッチ(
S)によってコレクタ電極1321プライム用電源(P
、)に接続し、コレクタ市、極6zの電位Vo’に、蓄
積面關の2次電子放出率δ娑】以上にすることが用油な
電、圧即ちV、+VI以上の電圧で月つフィールドメツ
シュ電極I29)の電位VJV、(例えは陰極に対して
2300V )以下の例えば陰極Q〃に対して200へ
100OVに設定して蓄積ターゲット圓の全面即ちすべ
ての蓄積面(331K電子ビーム衝撃する。史に具体的
にはターゲット電#cO,]〜0.2μAl7)状態で
2フレームのテレビジョン走査に相当する走査な行う。 この実施例の場合、加速エネルギー即ちターゲット(コ
レクタ)電圧に対する2次電子放出率(2次電子数/1
次電子数うδの変化が第6図のようになり、第1交差電
圧■1が約15VのA11IO,単結晶(サファイヤン
が基板帆として使用されて(・るので、δ〉]の領域で
電子ビーム衝撃していることになる。この走査の時はフ
ィールドメツシュ電1極cps o ’i 位がコレク
タ電極ωの電位よりも高いので蓄積面(33)から放出
された2次電子はフィールドメツシュt & 129+
に捕獲され、蓄積面出ノの電位vsはコレクタ電極6Z
の電位V。よりも数十〜百ボルト高いプライム状fDと
なり、プライム前に於ける*き込み部分と非書き込み部
分との区別を#英に無く′3″ことが出来る。 次に、コレクタ劃12の宙1位y。を陰極1位V、  
  1よりも低く且つ蓄積面(凋の2次電子放出率J’
&1よりも小さくする電位(■え+■1以下の電位)で
6る例えば−950〜−1000>?”ルト(陰極12
1+に対して−50〜−100ポル))として蓄積面Q
の全部す電子ビームで衝撃する。即ち。 V、 < Vs< V、 +V+の状態となるようにコ
レクタ電位V。を設定してビーム走査する。この結果、
第1回目の電子ビーム衝撃で高められた蓄槓拘曽の1′
1位Vsが陰極筒5位VK程度まで下り、プライム電位
差vPも下がる。尚コレクタ電極I32の電位V。は@
lfMclDの電位よりも低く設定されているので、ビ
ーム走査後には、陰極電位■□と等しくなった蓄積面(
3階の電位vsはコレクタ電位V。よりも高くなる。 次に、VK≦VS< V、 + V+の条件を満足させ
且つ電子ビームで蓄積面(331を電1子ビームで衝撃
しながら、コレクタII2の電位V。を徐々に上げ、陰
極しυの宵1位■によりも高くする。この場合コレクタ
電極C+aの電、位■。を上けることによって、蓄積面
3:1の電位もこれに追従して止弁しようとするが、蓄
積面(3:ilはδ〈]の状態即ちVs<■や+■1の
状態に保たれ又いるので、電子ビーム衝撃でほぼ陰極電
位■KK戻され、最終的にコレクタ* * 132+と
蓄積面(331との間に消去−;位差V、 = Vo−
VS  (fitえは10V)が生じる。これにより、
書き込入可能な状態になる。 今消去電位差■1」】交差電圧V1よりも低(10Vに
設定する場合につ(・て述べたが、もし。 消去電位差vヨナ第1交差電圧V1よりも高くしたい場
合には、蓄積向(331に電子ビーム衝撃をしてここを
陰極電位に保った状態でコレクタ1!極C32+の電圧
な例えば−88(l Vとし、消去電位差’&20Vと
する。 ところで、絶縁基板6υを用いた蓄積ターゲット開は非
常に書き込入速度が速いために、書き込み過ぎ等によっ
て部分的にプライムしたと同様になり、プライム電位差
■1が大きくなり、従来の方法では消去が実行出来ない
場合が発生した。しかし。 本発明の方法によれば、消去可能になる。又通常の動作
に於いても残像が長時間消えない場合があるが、このよ
うな場合も1本発明の方法により均一に消去することが
可能である。 単結晶基板G3υを使用した場合に従来方法で消去が難
しく゛理由について述べると、基板(3Dとして絶縁物
単結晶を使用しているために、蓄積面t3xiの絶縁性
がよく、蓄積面[有]がより高い電位に維持されること
によってプライム後の電位■アが大きくなり。 消去時にコレクタ電極(3力を陰極F21+に対して第
19差電圧V1以下に設定しても、蓄積面(33)の電
位■sがコレクタ電1極(321の電位V とプライム
電1位VPとの和となり、これが第1交差電圧V+Y越
えるためと思われる。又、サファイヤ単結晶基板(31
〕の場合。 第19差電圧V1が約15Vであり、sio、糸基板に
載べて低(・ことも影響して(・ると思われる。 蓄積面G31に情報を薔き込むとぎには、変調電子ビー
ムによってターゲット出に選釈的に衝撃する。 尚この際、コレクタ電極62をスイッチ(S)によって
薔ぎ込み電源(’VV)に接続し、コレクタ電極(32
1にフィールドメツシュ電! (29+の電圧(140
0V )よりも高いfllえは+9.1 kV (陰極
に対して+10kV )ンばJ77Dする。この書き込
みは、蓄積面(331の電位をカンードに対して第1交
差電位■1以上で行うので、ビーム衝撃で曹き込入がな
された蓄積面關の電位は、電子ビーム衝撃量に応じて9
090■(カンードに対して9990V)からコレクタ
電極6りの電位にほぼ等しい9]00V (カンードに
対して]0.000V)の間になる。また電子ビームが
衝撃されない蓄積面(33)の電、位はコレクタ電極首
位■。から消去電位差V、、=IOVk差し引(・た9
090ボルト(カンードに対して9990V)となる。 これにより、ターゲ・ント面に【エコレクタ′11極(
32+に対し10〜−10Vの電1位差のある電荷パタ
ーンが形成される。 この蓄積管で11き込み電、子ビーム衝撃すれば。 @積面C旬が絶縁物単結晶基板6Dで形成されて(・る
ために、2次市1子が放出されるのみならず、基板13
11内ji’l]ち固体内に爾子−正孔対が発生する。 絶縁物単結晶基板13]1は、亀子−正孔対の寿命τが
長(易動度μが大きい低不純物濃度、低結晶欠陥のサフ
ァイヤであるから、電子ビーム衝撃で蓄積面から深さf
J]μm以内に発生した電子−正孔対は。 第7図の一次元バンドダイヤグラムに示すように電界に
よって分離され、正孔(h)は蓄積面c3:<+の負電
荷ン中和し表面電位を上ける。電、子(e)はドリフト
し1コレクタ電極(3りに捕獲される。捕獲効率は前述
した基板Ullの不純物濃度及び結晶欠陥即ち電子、止
孔の寿命τ、及び易動度μに依存するのみならず、コレ
クタ電1極621の形状、基板6υの厚さ。 蓄積面(331とコレクタ電極13カとの電位差等にも
依存する。 上述の如くこの蓄積管では2次電子放出効果と。 固体内電子−正孔発生による固体内増幅効果との両方で
曹き込みがなされ、力ロ速エネルギーが大きい領域では
第8図に示す如く固体内項@効果によって支配的になさ
れる。第8図は電子ビームの加速エネルギー(keV)
と、沓ぎ込み速度と比例関係な有する電子衝撃効果(相
対値)との関係に示し、aは2次電、子放出効果による
寄与を示し、bは固体的増幅効果による寄与を示す。こ
の第8図から明らかなように、約3keVまでは2次電
子放出効果が電子衝撃効果(tぎ込み速度)に寄与する
が、これ以上では殆んど寄与しない。これに対して、固
体面増幅@来は加速エネルギーに比例して太ぎくなる。 尚第8図で廃線で示すフィールドメツシュ電位VI7□
(陰極に灼して2300V )に対比、する加速エネル
ギーヶ越える領域では、2次電子が蓄積面a:s+ K
杓分布1−るために、aで示す2次電子放出効果は固有
のものからずれ℃いる。本実施例に係わる蓄積ターゲラ
) G4+11は上述の如く固体的増幅効果を有するが
、従来の非晶質又は多結晶債の蓄積層のターゲットでは
固体的増幅効果を殆んど有さない。 薔き込みによって生じた電荷パターンな読み取る時には
、コレクタ電極(321をスイッチ(S)’&介して絖
み取り電源(R)に接続し、陰極+211に対して例え
ば+5V程度に設定し、無変調電子ビームによって例え
ばテレビジョン受像機に於ける定食と則株な走査をなし
、電荷パターンケ欣み散る。この場合書き込みがなされ
た部分の電位は原理的には11υに対して一5v〜+5
■の間の電位になって(・るが、普通は消去状態の蓄積
面(33jに対して+]Vも書き込みがなされて(・れ
ば光分読み敗りを行うことが出来る。従って書き込み状
態の蓄積面G31の電位ン隘極Uに対して−5〜−4V
相度とする。書き込み部分は蓄積面6:3jの電位が上
昇しているため耽み取りビームは豊さ込みレベルに応じ
て変調されコレクタ電極(321に流入するが非書き込
み部分は平面グリッド効果が大きく読み取りビームのコ
レクタへの流入な阻止する。これによって曹ぎ込入に対
応した電荷パターンの読み取りが可能になる。蓄積面□
□□の電位は書き込まれた部分で陰Tj#I2Dに対し
て例えば−4V、誓ざ込まれなかった部分で陰極Qυに
対して例えは−5Vとなり、陰極よりも1電4位になっ
て(・るため読み取りビームは蓄積面間には到達しな(
・。このため耽み喉りン行なっても、蓄積面稗の電荷パ
ターンは破壊されない。このような読み堆り力弐を非破
壊読み敗りと呼んで(・るが、この蓄積管ではこれが1
lli]能である。 次に、第2の実施例に係わる動作力法につい又述べる。 この第2の実施例におけるプライムモードは第1の実施
例のプライムモードと同じである。 す1」ち、コレクタ電極C32jI7)電位V。を蓄積
面(、(3+をδく]にすることが可能な電圧(、V、
 + V+以上の電圧〕で且つフィールドメツシュ電i
 (IJ!iの電位vM以下の例えは陰極Qυに対して
200〜100OVに設定して、蓄積面出)を電子ビー
ムで衝撃する。これにより、実施例2と同じプライム状
態が得られる。次にV8≦Vo<寵+vIを満足するま
でコレクタ電位V。を下け、しかる後電源(M)に接続
されたフィールドメツシュ電極困の電位VJv+を数1
00vル上(例えは100OV)低下させて蓄積面關の
皇位Vsを容量結合的に低下させ、蓄積面63(の電位
v8を寵≦V8< V、 + Vlの状態とし、蓄積面
63)を電子ビームで衝撃″1−る。これにより蓄積面
i:(:iの皇位■8はほぼ陰極電位腎になる。そして
。 δく]の状態での電子ビーム衝撃を維持しつつコレクタ
電極3カの電位を上昇させて所定の消去電位差(例えは
]OV)を得る。葉たこのδく]の状態での電、子ビー
ム衝撃中にフィールドメツシュ電。 極(ハ)の司2位を元に戻す。なお、容量結合的に電位
v6を下げる時にvK<v。に設定されていれは。 電子ビーム衝撃でV8=vKとなった時にV。−vKの
消去皇位差が得られる。 この実施例に於(゛て、ターゲット山に背面1″5極を
設けなくとも所定の消去管1位差v8を得ることは可能
であるが、説明の都合上、第10図に示す如く背面電極
134+があるとすれは、蓄積面(33jとコレクタ電
f121.フィールドメツシュ電& (29+ 、及び
背面電極図との間に容量C6,CN1.及びCBが生じ
。 フィールドメツシュ電極電位Vlいを低下させると。 蓄積面(331の電位vSも容量結合的に低下し。 Vx ≦V’3 ≦VK + Vlを満足さゼることが
可能になる。 次に本発明の第3の実施例につ(・て述べる。この実施
例は第2の実施例の変形であって、第9図及び第10図
に示す如く背面電極(34Iを設け、第2の実施例でフ
ィールドメツシュ電極(ハ)の電位を下げて蓄積面−の
皇位を容量結合的に低下させる代りに、背面電極(34
II7)1a、位を下げて蓄積面64の皇位v8を下け
る方法に係わる。従って、背面電極c14Iには第9図
に示す如く背面電、極用電源(B)が接続されている。 この実施例では1例えば背面電極間をコレクタ電極62
と同電位にして、第1及び第2の実施例と同様なプライ
ム動作をなし、プライム状態を得る。しかる後、コレク
タ電極c121の市1位V。を下げてvK≦vo≦Vえ
+V、を満足させる。しかる後、背面電極−の電位VB
を例えば100v程度下げ、容量CBによる結合をオI
I用して蓄積面Qの電位V8kVK+VI以下KL、V
K≦VB < VK+ V、 ノ状態を作り、電子ビー
ム衝撃をなす。そして蓄積面−の電位vsをほぼ陰極電
位叛に保ちつつコレクタ電極6カの電5位を上昇させ所
定の消去電位差v8を得る。なお、第1交差童圧よりも
高い消去市、位差を得る場合には、第1の実施例におい
て説明した方法を採用するか、又は背面電極図にコレク
タ電&1321の重圧よりも高い電圧を団加した状態で
電子ビーム衝撃音なし、しかる後背面電極(陣の電圧を
低下さゼて蓄積面6:3jの電位會下げることによって
蓄積面(’、(3+とコレクタ奄、極(3渚との曲に第
1交差宵。 比以上の電位差を生じさせる。 紀10図に示すターゲラ) (30a)の容量結合を史
に詳しく説明する。今、コレクタ市、極(32jはスト
ライプ状に形成され紙面に垂直に延びているものとし、
この方向をY軸と定ぬる。コレクタ1!極132)の幅
は21で、ピッチは2Lとする。又犀みは0.1 pm
程度であるが、ここでは無視するものとする。コレクタ
電、極1321と向父する蓄81面(d:iの方向をX
軸、蓄積面(331に直交1−る方向にZ軸を選ぶ。 フィールドメツシュIt * a9+は蓄積面(凋から
ZD、&板い1)の厚さはZlでその位置に背面電極図
があるものとする。このように幾何学糸を決めると、蓄
積ffi t33+のX方向の容量分布C(xiが次式
で与えられる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1(ここで
ε。は真空の誘電率、εSは基板61]の失効的な誘電
、率である。il1式の第1項は蓄#j面(33)とコ
レクタ電極Uカの容量結合の関係を示し、第2項は背面
市1憧c14Iとの結合CBの関係を示し、第3項はフ
ィールドメツシュ電極のとの結合CNlの関係を示1項
である。電装なことは蓄&面(33+に於(゛て容量結
合の大きさがXに依存することである。このため4!r
電極の単位を変化さゼると蓄積面(Ji(+の電位■8
は容量結合の強さによってXの関数になる。従って本発
明に於(・ては蓄積面(、:f31の苛1位は必だかも
一定のように扱ったが失効的な平均電位と解釈されるべ
ぎである。コレクター電極C句が他の形状をとる場合も
当然であるが蓄積面(3Jの電位V8は形状の関数にな
る。従つ又蓄積面(3りの電位Vsは実効的な平均電位
と解釈′1−る。第10図の例により山式が導かれるが
、容量結合の大きさは幾何字形状依存性が非常に太きい
。従って本発明ではこれらに応じて通切な動作電位を設
定しなければならな(ゝ0 以上0本発明の実施例につ(・て:171Sべたが1本
発明はこれに限定されるものではなく、更に変形可能な
ものである。例えは、第1及び第2の実施例と同一方法
で、背面電極(341k有するターゲットに於ける消去
をすることが出来る。 発明の効果 上述から明らかな如く0本発明によれば、絶縁物単結晶
基板を使用したターゲットであっても。 むらのない消去を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
51g1図は従来の蓄積管の概略的断面図、第2図は第
1−の蓄積管のターゲットを示す一部拡大断面図、第3
図は本発明の第1の実施例に係わる静電、集束静電偏向
走査変換型蓄積管の概略的断面図。 第4図は第3図の蓄積管のターゲットを示す一部拡大断
面図、第5図は第3図の蓄8FWの動作を説明するたぬ
の説明的回路図、第6図は第3図の蓄積管における単結
晶基板の加速エネルギーと2次電子放出率との関係を示
すグラフ、第7囚は第3図の蓄積管におけるターゲット
の説明的な一次元バンドダイヤグラム、第8図は帛3因
の蓄積管におけるターゲットの2次電子放出効果と固体
面増幅効果とを示すグラフ、第9図は本発明の第2の実
施例に係わる静電集末静電偏向走査俊換型蓄積管のター
ゲット部分を説明的に示1−回路図、第10図は第9図
のターゲットの拡大断面図である。 尚図面に用いられて(・る符号に?(・て、 C191
はフィールドメツシュ電極、c311+はターゲラ)1
311は絶11=物単結晶基板、 C+aはコレクタ電
極、U(5)は蓄積面である。 代 理  人   高  野  則  次(野邸酊40
姦率f車 区 ■ 峡 つ               寸 =R網R

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 11+  フィールドメツシュ電極を有する静電集束静
    電偏向型電子銃と、絶縁物単結晶基板上に少なくともコ
    レクタ電極を設けた蓄積ターゲットとを含む走査変換型
    蓄積管に於いて、 VK +Vl (Vc (VM (但し、vKは前記電子銃の陰極の電位、■は前記蓄積
    ターゲットの蓄積面の2次電子放出率δが1となる第1
    交差電圧、Vcは前記コレクタ電極の電位、VMは前記
    フィールドメツシュ電極の電位である)の条件が満足す
    るように前記コレクタ電極の電位VC・を設定して前記
    蓄積ターゲットを電子ビームで衝撃し、次に、Vc (
    VKを満足すると共にVK < Vi < VK + 
    Vi を満足するように前記コレクタ電極の電位Vcを
    設定して前記蓄積ターゲットを電子ビームで衝撃し、し
    かる後、VK≦Vs (Vt十■の条件を満足させ且つ
    前記蓄積面を電子ビームで衝撃しながら前記コレクタ電
    極の電位Vcを前記陰極の電位Vxよりも高い値まで上
    昇させて消去電位差を得ることを特徴とする走査変換型
    蓄積管の動作方法。 (2)  フィールドメツシュ電極を有する静電集束静
    電偏向型電子銃と、絶縁物単結晶基板上に少なくともコ
    レクタ電極を設けた蓄積ターゲットとを含む走査変換型
    蓄積管に於いて、 VK + ’V; < VC! (VM(但し、VKは
    前記電子銃の陰極の電位、又は前記蓄積ターゲットの蓄
    積面の2次電子放出率δが1になる第1交差電圧、Vc
    は前記コレクタ電極の電位、VMは前記フィールドメツ
    シュ電極の電位である)の条件が満足するように前記コ
    レクタ電極の電位Vcを設定して前記蓄積ターゲットを
    電子ビームで衝撃し、次に、Vc (VK 十Vi の
    条件を満足するまで前記コレクタ電極の電位VCを低下
    させ且つ前記フィールドメツシュ電極の電位VMを下げ
    るか又は前記蓄積ターゲットの背面電極の電位を下げる
    ことによって容量結合的に前記蓄積面の電位VBをVx
    ≦V8 (VK +Vl の条件を満足する値として前
    記蓄積ターゲットを電子ビームで衝撃することを含んで
    消去電位差を得ることを特徴とする走査変換型蓄積管の
    動作方法。
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