JPS59222766A - 体液中のヘモグロビン定量法 - Google Patents
体液中のヘモグロビン定量法Info
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- JPS59222766A JPS59222766A JP9567383A JP9567383A JPS59222766A JP S59222766 A JPS59222766 A JP S59222766A JP 9567383 A JP9567383 A JP 9567383A JP 9567383 A JP9567383 A JP 9567383A JP S59222766 A JPS59222766 A JP S59222766A
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- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
- G01N33/725—Haemoglobin using peroxidative activity
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
11発明の背景
l上■
本発明は、血漿、血清や尿などの体液中に存在するヘモ
グロビンの改良された定邦−法に関するものである。
グロビンの改良された定邦−法に関するものである。
血液は血液循環器具等と接触した際赤血球が破壊されて
溶血する可能性がある。そこでこれら血液と直に接する
医療器具においてはできるだけ溶血を起させないことが
要求される。溶血の程度は血漿中のヘモグロビンを定量
することにより判定され、上記医療器具製品の品質評価
の指標とされる。従って本発明の定量法は医療器具製品
の品質評価等に利用される。
溶血する可能性がある。そこでこれら血液と直に接する
医療器具においてはできるだけ溶血を起させないことが
要求される。溶血の程度は血漿中のヘモグロビンを定量
することにより判定され、上記医療器具製品の品質評価
の指標とされる。従って本発明の定量法は医療器具製品
の品質評価等に利用される。
′°′−1−′11゛よひ山 へ
体液中の微量のヘモグロビンは、ヘモグロビンのもつペ
ルオキシダーゼ様活性(過酸化水素を水と酸素に分解す
る反応を促進する作用)を測定することにより定量され
る。ペルオキシダーゼ様活性の測定には還元性発色試薬
が用いられるがこの発色試薬として従来ベンジジンや0
−トリジン等が使用されてきた。しかし、ベンジジンに
は変異原性かあり現在製造・販売が禁止されており、ま
た0−トリジンにも同様に変異原性があり、さらに発色
に時間がかかる欠点を有する。これらの問題を解決する
方法としてスタンデフγ(standefer)は3.
3′、5.5′−テトラメチルベンジジン(以下TMB
と称することがある。)を用いる方法を提案している(
Clinical Chemistry、 Vol。
ルオキシダーゼ様活性(過酸化水素を水と酸素に分解す
る反応を促進する作用)を測定することにより定量され
る。ペルオキシダーゼ様活性の測定には還元性発色試薬
が用いられるがこの発色試薬として従来ベンジジンや0
−トリジン等が使用されてきた。しかし、ベンジジンに
は変異原性かあり現在製造・販売が禁止されており、ま
た0−トリジンにも同様に変異原性があり、さらに発色
に時間がかかる欠点を有する。これらの問題を解決する
方法としてスタンデフγ(standefer)は3.
3′、5.5′−テトラメチルベンジジン(以下TMB
と称することがある。)を用いる方法を提案している(
Clinical Chemistry、 Vol。
23、No、4.p、748−751,1877)。
スタンデフγ等の方法によれば、血漿中のヘモグロビン
は以下の操作により測定される。
は以下の操作により測定される。
(A)ブランクの吸光度E’oの測定
過酸化水素溶液に被検血漿を加えて37°C1こ保持し
、ヘモグロビンのベルオキシターセ様r、号+!lを□
失格yせる(以下、この操作を不活化処理とl、Nう)
。これにTMB溶液を加えて室温で反j5させ、酢酸を
加えた後660nmでブランクの吸光1翌E′oを測定
する。
、ヘモグロビンのベルオキシターセ様r、号+!lを□
失格yせる(以下、この操作を不活化処理とl、Nう)
。これにTMB溶液を加えて室温で反j5させ、酢酸を
加えた後660nmでブランクの吸光1翌E′oを測定
する。
(B)スタンタートの吸光度E′sの4111定過酸化
水素溶液に被検血漿を加えて37°Cで不活化処理し、
これにTMB溶液および既知濃度C′Sのヘモグロビン
を加え、室温で反応させ、耐二酸を加えた後660r+
mでスタンター1・゛の吸光度E′sを測定する。
水素溶液に被検血漿を加えて37°Cで不活化処理し、
これにTMB溶液および既知濃度C′Sのヘモグロビン
を加え、室温で反応させ、耐二酸を加えた後660r+
mでスタンター1・゛の吸光度E′sを測定する。
(C)サンプルの吸光度E′xの測定
過酸化水素溶液を37°C下に保持し、これ(こTM
B溶液および被検血漿を加え、室温で反1庇;させ、酢
酸を加えた後660nmでサンプルの吸光1J5E’x
を測定する。被検血漿中のヘモグロビン濃度C′xを次
の式から算出する。
B溶液および被検血漿を加え、室温で反1庇;させ、酢
酸を加えた後660nmでサンプルの吸光1J5E’x
を測定する。被検血漿中のヘモグロビン濃度C′xを次
の式から算出する。
]二記のスタンデフγ等の方法は、過酸化水素溶液に被
検血漿を加えて37°Cで不活化処理を行う点に特徴を
有する。この操作を行うと被検血漿中のヘモグロビンは
ペルオキシダーゼ様活性を失うため、これに既知量のヘ
モグロビンを加えることによって被検血漿と等しい発色
聞書活性をもぢさらに既知量のヘモグロビンを含むスタ
ンダードが得られる。
検血漿を加えて37°Cで不活化処理を行う点に特徴を
有する。この操作を行うと被検血漿中のヘモグロビンは
ペルオキシダーゼ様活性を失うため、これに既知量のヘ
モグロビンを加えることによって被検血漿と等しい発色
聞書活性をもぢさらに既知量のヘモグロビンを含むスタ
ンダードが得られる。
スタンデフγ等の方法は安全な発色試薬を使用する点で
1pれているが、反面、血漿のベルオキシターゼ阻害作
用の補正に不活化処理を採用しているため、操作が複雑
で所要時間が長く、誤差の入り込む機会が多い。また後
に詳述する如く、ベルオキシダーセ阻害作用の補正法が
不完全で測定結果が期待される値よりやや高い値を示す
という欠点を有する。さらに、スタンデフ7等は、不活
化処理を行なうブランクとスタンタートには0.5%の
過酸化水素溶液を使用し、不活化処理を行なわないサン
プルには01.1%の過酸化水素溶液を使用しており、
これは不活化処理によって過酸化水素が分解されその濃
度が低下することを考虜して不活化処理を行なわないサ
ンプルの過酸化水素の濃度を低くしたものと思われる。
1pれているが、反面、血漿のベルオキシターゼ阻害作
用の補正に不活化処理を採用しているため、操作が複雑
で所要時間が長く、誤差の入り込む機会が多い。また後
に詳述する如く、ベルオキシダーセ阻害作用の補正法が
不完全で測定結果が期待される値よりやや高い値を示す
という欠点を有する。さらに、スタンデフ7等は、不活
化処理を行なうブランクとスタンタートには0.5%の
過酸化水素溶液を使用し、不活化処理を行なわないサン
プルには01.1%の過酸化水素溶液を使用しており、
これは不活化処理によって過酸化水素が分解されその濃
度が低下することを考虜して不活化処理を行なわないサ
ンプルの過酸化水素の濃度を低くしたものと思われる。
ところが、検体中の過酸化水素濃度が変化すると、TM
Bの発色は複雑に変化し、過酸化水素の分解の程度によ
って測定結果が真の値よりも高くなったり低くなったり
する可能性がある。
Bの発色は複雑に変化し、過酸化水素の分解の程度によ
って測定結果が真の値よりも高くなったり低くなったり
する可能性がある。
Il、発明の目的
そこで本発明の目的は上記の欠点のない体液中のへモグ
ロヒン定量法を提供することにある。
ロヒン定量法を提供することにある。
即ち、本発明は、安全な発色試薬を用いる体液中のヘモ
グロビン定量法を提供することを目的とする。本発明は
、さらに不活化処理を必要とせす、操作が簡便な体液中
のへモグロヒン定準法を提供することを目的とする。
グロビン定量法を提供することを目的とする。本発明は
、さらに不活化処理を必要とせす、操作が簡便な体液中
のへモグロヒン定準法を提供することを目的とする。
本発明はさらに、正確な測定値を与える体液中のヘモグ
ロビン定量法を提供することを目的とする。
ロビン定量法を提供することを目的とする。
」−記の目的を達成するために、本発明は以下の構成か
らなる。
らなる。
(1)3.3′、5.5’−テトラメチルベンジジンお
よび過酸化水素を含む溶液に微量の被検体液(R容量部
)を加え、−・定時間放置後反応停止液を加え、該溶液
の吸光度Exを測定し、他方、3.3′、5.5′−テ
トラメチルベンジジンおよび過酸化水素を含む溶液に微
量の被検体液(R容量部)および既知濃度Csを有する
ヘモグロビン標べ1液(R容量部)を加え、一定時間放
置後反応停止前を加え、該溶液の吸光度Esを測定し、
次の式から被検体液中のヘモグロビン濃度CXを9出す
ることを特徴とする体液中のヘモグロビンの定量法。
よび過酸化水素を含む溶液に微量の被検体液(R容量部
)を加え、−・定時間放置後反応停止液を加え、該溶液
の吸光度Exを測定し、他方、3.3′、5.5′−テ
トラメチルベンジジンおよび過酸化水素を含む溶液に微
量の被検体液(R容量部)および既知濃度Csを有する
ヘモグロビン標べ1液(R容量部)を加え、一定時間放
置後反応停止前を加え、該溶液の吸光度Esを測定し、
次の式から被検体液中のヘモグロビン濃度CXを9出す
ることを特徴とする体液中のヘモグロビンの定量法。
E s E x
(2)前記3.3′、5.5′−テトラメチルベンジジ
ンおよび過酸化水素を含む溶液が酢酸の溶液であり、前
記反応停止液が酢酸溶液である第1 JJ4記載の体液
中のヘモグロビン定量法。
ンおよび過酸化水素を含む溶液が酢酸の溶液であり、前
記反応停止液が酢酸溶液である第1 JJ4記載の体液
中のヘモグロビン定量法。
(3)吸光度の測定波長が660nmである第1項また
は第2項記載の体液中のへモグロヒン定ht法。
は第2項記載の体液中のへモグロヒン定ht法。
■3発明の詳細な説明
血漿等の体液にはヘモグロビンのベルオキシターゼ様活
性を阻害する作用があるため、ヘモグロビン水溶液でつ
くった検量線を体液中のヘモグロビン足場に適用するこ
とはできない。そこで本発明の方法は、既知濃度のヘモ
グロビンを加えた被検体液とこれを加えなかった被検体
液との吸光度の差から被検体液中のヘモグロビンを定h
;する。第1図に本発明の方法の原理を説明するための
模式図を示す。ヘモグロビン水溶液を用いて検量線を作
成すると、第1図の破線(1)のようになるが、体液中
では体液のペルオキシダーゼ活性阻害作用のため、この
直線より傾きの小さな実線(2)で示すような検量線に
なる。
性を阻害する作用があるため、ヘモグロビン水溶液でつ
くった検量線を体液中のヘモグロビン足場に適用するこ
とはできない。そこで本発明の方法は、既知濃度のヘモ
グロビンを加えた被検体液とこれを加えなかった被検体
液との吸光度の差から被検体液中のヘモグロビンを定h
;する。第1図に本発明の方法の原理を説明するための
模式図を示す。ヘモグロビン水溶液を用いて検量線を作
成すると、第1図の破線(1)のようになるが、体液中
では体液のペルオキシダーゼ活性阻害作用のため、この
直線より傾きの小さな実線(2)で示すような検量線に
なる。
いま、微量の被検体液を過酸化水素溶液およびTMB溶
液と反応させた場合の吸光度をEx、微量の被検体液に
既知濃度Csを有するヘモグロビン椋準溶液を加えたも
のと過酸化水素溶液およびTMB溶液とを反応させたも
のの吸光度をEsとすると、第1図から明らかなように
、検量線の傾これより被検体液中のヘモグロビン濃度C
xは、次の式で求められる。
液と反応させた場合の吸光度をEx、微量の被検体液に
既知濃度Csを有するヘモグロビン椋準溶液を加えたも
のと過酸化水素溶液およびTMB溶液とを反応させたも
のの吸光度をEsとすると、第1図から明らかなように
、検量線の傾これより被検体液中のヘモグロビン濃度C
xは、次の式で求められる。
s
5−Ex
尚、被検体液の吸光度Exを測定する際に、厳密にいえ
ば次に用いるヘモグロビン標準液と同量のブランク(例
えば水)を試料に加えるべきであるが、この量は、微量
であり、TMB溶液、過酸化水素溶液、反応停止液等信
の試薬の量に比べて極めて小さいので上記のブランクを
加えなくてもExの測定結果に実質的な影響を与えない
。
ば次に用いるヘモグロビン標準液と同量のブランク(例
えば水)を試料に加えるべきであるが、この量は、微量
であり、TMB溶液、過酸化水素溶液、反応停止液等信
の試薬の量に比べて極めて小さいので上記のブランクを
加えなくてもExの測定結果に実質的な影響を与えない
。
本発明の方法を実施するには、先ず被検体液の吸光度E
xを測定する。即ち、TMBの酢酸溶液に過酸化水素の
水溶液を加え、これに微量の被検体液(R容量部)を加
え、室温で一定時間放置した後酢酸溶液のような反応停
止液を加え660nmで被検体液の吸光度Exを測定す
る。次に標準液の吸光度Esを測定する。即ち、TMB
の酢酸溶液に過酸化水素の水溶液を加え、この溶液に微
1li−の被検体液(R容量部)および既知濃度Csを
有するヘモグロビン標準液(R容量部)を加え、室温に
一定時間放置した後酢酸のような反応停止液を加え、6
60nmで標べ1液の吸光度Esを4111定する。得
られた測定値ExおよびEsおよびヘモグロビン標準液
の既知濃度Csを+811記式に代入して被検体液中の
ヘモグロビン濃度を算出する。
xを測定する。即ち、TMBの酢酸溶液に過酸化水素の
水溶液を加え、これに微量の被検体液(R容量部)を加
え、室温で一定時間放置した後酢酸溶液のような反応停
止液を加え660nmで被検体液の吸光度Exを測定す
る。次に標準液の吸光度Esを測定する。即ち、TMB
の酢酸溶液に過酸化水素の水溶液を加え、この溶液に微
1li−の被検体液(R容量部)および既知濃度Csを
有するヘモグロビン標準液(R容量部)を加え、室温に
一定時間放置した後酢酸のような反応停止液を加え、6
60nmで標べ1液の吸光度Esを4111定する。得
られた測定値ExおよびEsおよびヘモグロビン標準液
の既知濃度Csを+811記式に代入して被検体液中の
ヘモグロビン濃度を算出する。
本発明の定量法が適用される検体としては、血漿、血清
、リンパ液、腹水、尿等の体液があげられる。
、リンパ液、腹水、尿等の体液があげられる。
次に実施例を示して本発明の方法をさらに具体的に説明
する。
する。
実施例
ヘパリンを添加した生血を生理食塩水で希釈してヘマト
リット値を20%に調整し、3又ずつ塩化ビニル樹脂製
血液保存バッグに分注した。
リット値を20%に調整し、3又ずつ塩化ビニル樹脂製
血液保存バッグに分注した。
血液保存バッグ全体を37°Cの恒温水槽内に沈め、バ
ッグに接続しであるチューブにより血液循環回路を形成
し、この回路中に供試ポンプを接続した。回路の全長は
230cmとした。
ッグに接続しであるチューブにより血液循環回路を形成
し、この回路中に供試ポンプを接続した。回路の全長は
230cmとした。
またポンプチューブの部分は供試ポンプに適合するもの
を使用した。1m液が37°Cに達した時点で供試ポン
プの運転を開始した。流速は200m1 / m i
nとした。
を使用した。1m液が37°Cに達した時点で供試ポン
プの運転を開始した。流速は200m1 / m i
nとした。
ポンプ運転開始直前、1時間後、3時間後、6時間後に
それぞれ血液回路中に設けられたサンプリングポートよ
り採血し、1200G、1o分間遠心分離して得た血漿
中のヘモグロビン量を下記の如くして定量した。
それぞれ血液回路中に設けられたサンプリングポートよ
り採血し、1200G、1o分間遠心分離して得た血漿
中のヘモグロビン量を下記の如くして定量した。
TMB l gを90%(V/V)酢酸100mj2に
溶かす。このTMB溶液1文に0.5%過酸化水素水溶
液1m文を加え次いで被検血漿20川文を加えた。この
溶液を室温で20分間放置し、10%(V/V)酢酸1
0m文を加えた後、660nmで吸光度を測定した。他
方TMB溶液1m文に0.5%過酸化水素水溶液111
1fLを加えた溶液に被検血漿20pL文およびヘモグ
ロビン濃度20m立/d文のヘモグロビン標準水溶液2
0用文を加え、室温に20分間放置した後io%(V/
V)酢酸10mMを加え、660nmで吸光度を測定し
た。上記の4111定で得られた吸光度から被検面y↓
中のヘモグロビン濃度を算出した。
溶かす。このTMB溶液1文に0.5%過酸化水素水溶
液1m文を加え次いで被検血漿20川文を加えた。この
溶液を室温で20分間放置し、10%(V/V)酢酸1
0m文を加えた後、660nmで吸光度を測定した。他
方TMB溶液1m文に0.5%過酸化水素水溶液111
1fLを加えた溶液に被検血漿20pL文およびヘモグ
ロビン濃度20m立/d文のヘモグロビン標準水溶液2
0用文を加え、室温に20分間放置した後io%(V/
V)酢酸10mMを加え、660nmで吸光度を測定し
た。上記の4111定で得られた吸光度から被検面y↓
中のヘモグロビン濃度を算出した。
コントa−ルとして血液循環を行なわず恒温水槽内に沈
めただけの血液保存バッグからも同様に採血して血漿ヘ
モグロビンを定量した。
めただけの血液保存バッグからも同様に採血して血漿ヘ
モグロビンを定量した。
3種類のポンプA、B、Cについて同時に行なった測定
の結果を表1に示す。表1から、ポンプAが最も赤血球
の損傷が少なく、次いでポンプBであり、ポンプCはか
なり損傷を与えており、医療器具製品としての品質が劣
っていることを示している。
の結果を表1に示す。表1から、ポンプAが最も赤血球
の損傷が少なく、次いでポンプBであり、ポンプCはか
なり損傷を与えており、医療器具製品としての品質が劣
っていることを示している。
表1
血漿ヘモグロビン定量結果
(単位m g / dす)
rv 発明の作用効果
本発明の方法によれば、第1に、安全な発色試薬を用い
る体液中のヘモグロビン定量法が提供される。即ち、本
発明においては発色試薬として3.3′、5.5′−テ
トラメチルベンジジンを使用するが、このものには変異
原性等の毒性がなく、人体に対して安全である。
る体液中のヘモグロビン定量法が提供される。即ち、本
発明においては発色試薬として3.3′、5.5′−テ
トラメチルベンジジンを使用するが、このものには変異
原性等の毒性がなく、人体に対して安全である。
本発明の方法によれば、第2に、正確な体液中のヘモグ
ロビン定徹法が提供される。
ロビン定徹法が提供される。
即ち、ヘモグロビンを含まない同一の血漿に既知液のヘ
モグロビンを加えてつくったサンプルを本発明の方法と
、スタンデフγ等の従来法とでそれぞれ定φし、その結
果を第2図に示す。第2図は、横軸に、加えたヘモグロ
ビン隈をとり、縦軸にfl11定したヘモグロビン量を
とったものである。
モグロビンを加えてつくったサンプルを本発明の方法と
、スタンデフγ等の従来法とでそれぞれ定φし、その結
果を第2図に示す。第2図は、横軸に、加えたヘモグロ
ビン隈をとり、縦軸にfl11定したヘモグロビン量を
とったものである。
定早法が完全であれば傾きlの直線となるはすである。
本発明の定、1法においては傾きが略lの直線(3)と
なったのに対して、スタンデフ7等の方法においては傾
き約1.2の直a(4)となり、20%もの高価を示し
た。
なったのに対して、スタンデフ7等の方法においては傾
き約1.2の直a(4)となり、20%もの高価を示し
た。
この結果からも、本発明の定量法は、血漿のもつペルオ
キシダーゼ様活性阻害の補正に関してスタンデファ等の
方法より優れており、より正確な定量法であることが明
らかであろう。
キシダーゼ様活性阻害の補正に関してスタンデファ等の
方法より優れており、より正確な定量法であることが明
らかであろう。
さらに本発明によれば、第3に、操作が簡便な体液中の
ヘモグロビンの定量法が提供される。
ヘモグロビンの定量法が提供される。
本発明の方法においては不活化処理を行なわず、またブ
ランクのような補正用の検体を必要としないので測定操
作がより単純化され、所要時間も短縮されるので、より
迅速な測定が可能である。
ランクのような補正用の検体を必要としないので測定操
作がより単純化され、所要時間も短縮されるので、より
迅速な測定が可能である。
第1図は、本発明の体液中のヘモグロビン定量法の原理
を示す模式図である。 第2図は、血漿ヘモグロビンの定置結果を示すグラフで
ある。
を示す模式図である。 第2図は、血漿ヘモグロビンの定置結果を示すグラフで
ある。
Claims (3)
- (1)3.3′、5.5′−テトラメチルベンジジンお
よび過酸化水素を含む溶液に微量の被検体液(R容量部
)を加え、一定時間放置後反応停止液を加え、該溶液の
吸光度Exを測定し、他方、3.3′、5.5’−テト
ラメチルベンジジンおよび過酸化水素を含む溶液に微量
の被検体液(R容量部)および既知濃度Csを有するヘ
モグロビン標準液(R容量部)を加え、一定時間放置後
反応停止液を加え、該溶液の吸光度Esを測定し、次の
式から被検体液中のヘモグロビン濃度CXを算出するこ
とを特徴とする体液中のヘモグロビン定量方法。 5−Ex - (2)前記3.3′、5.5′−テトラメチルベンジジ
ンおよび過酸化水素を含む溶液が酢酸の溶液であり、前
記反応停止液が酢酸溶液である特許請求の範囲第1項記
載の体液中のヘモグロビン定量法。 - (3)吸光度の測定波長が660nmである特許請求の
範囲第1項または第2項記載の体液中のヘモグロビン定
量法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567383A JPS59222766A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 体液中のヘモグロビン定量法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567383A JPS59222766A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 体液中のヘモグロビン定量法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59222766A true JPS59222766A (ja) | 1984-12-14 |
JPH0129424B2 JPH0129424B2 (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=14144017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9567383A Granted JPS59222766A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 体液中のヘモグロビン定量法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59222766A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427951A (en) * | 1990-12-14 | 1995-06-27 | British Technology Group Limited | Diagnostic test for determining the antioxidant status of a sample |
WO2002021142A1 (fr) * | 2000-09-07 | 2002-03-14 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Procede de quantification de l'hemoglobine totale et de la glycohemoglobine |
US9170265B2 (en) | 2008-11-13 | 2015-10-27 | Mode Diagnostics Limited | Electrode, electrochemical sensor and apparatus, and methods for operating the same |
CN106841190A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-06-13 | 西北师范大学 | 以TMB为显色剂的Ag+可视化检测方法 |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9567383A patent/JPS59222766A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427951A (en) * | 1990-12-14 | 1995-06-27 | British Technology Group Limited | Diagnostic test for determining the antioxidant status of a sample |
WO2002021142A1 (fr) * | 2000-09-07 | 2002-03-14 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Procede de quantification de l'hemoglobine totale et de la glycohemoglobine |
US9170265B2 (en) | 2008-11-13 | 2015-10-27 | Mode Diagnostics Limited | Electrode, electrochemical sensor and apparatus, and methods for operating the same |
CN106841190A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-06-13 | 西北师范大学 | 以TMB为显色剂的Ag+可视化检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0129424B2 (ja) | 1989-06-09 |
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