JPS59222305A - 木粉の漂白方法 - Google Patents
木粉の漂白方法Info
- Publication number
- JPS59222305A JPS59222305A JP9849283A JP9849283A JPS59222305A JP S59222305 A JPS59222305 A JP S59222305A JP 9849283 A JP9849283 A JP 9849283A JP 9849283 A JP9849283 A JP 9849283A JP S59222305 A JPS59222305 A JP S59222305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bleaching
- wood flour
- wood
- present
- flour
- Prior art date
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- Pending
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、木粉の漂白方法に関する。
〈従来技術〉
近年、硬質塩化ビニール、ポリプロピレンおよびＡｉ３
Ｓ等のプラスチックの物性を改質するために、また、
プラスチックの質感を出来るだけ天然水利に近づけるた
めに、木粉をプラスチックに練り込むことが行われてい
る。しかし、これらのプラスチックを台所、浴室用建材
やしとい等に用いると、茶色の木粉が表面に目視され、
清潔感が失われるという問題がある。このような場合、
白変の高い木粉（漂白本粉）を用いることによって、こ
の問題を解決することが出来る。また、木粉は上記用途
のほかに各方面で使用されており、その用途によっては
、やはり漂白木粉が望まれる。しかし、木粉を漂白する
試ゐは、かつて行われていない。
Ｓ等のプラスチックの物性を改質するために、また、
プラスチックの質感を出来るだけ天然水利に近づけるた
めに、木粉をプラスチックに練り込むことが行われてい
る。しかし、これらのプラスチックを台所、浴室用建材
やしとい等に用いると、茶色の木粉が表面に目視され、
清潔感が失われるという問題がある。このような場合、
白変の高い木粉（漂白本粉）を用いることによって、こ
の問題を解決することが出来る。また、木粉は上記用途
のほかに各方面で使用されており、その用途によっては
、やはり漂白木粉が望まれる。しかし、木粉を漂白する
試ゐは、かつて行われていない。
〈目的〉
そこで、本発明は、木粉の風合を失わず、かつ７（〕％
以」二の白変か得られる木粉の漂白方法の提供を目的と
する。
以」二の白変か得られる木粉の漂白方法の提供を目的と
する。
〈実施例〉
即ち、本発明は、木粉をアルカリ性過酸化水素溶液で漂
白する方法に関する。
白する方法に関する。
本発明の被処理物である木粉の粒径は、通常、１５０μ
以下であるため、脱水性が悪い。つまり、漂白を木粉濃
度（漂白処理時の全処理液中で木粉の占める重量割合）
２０％以下で行うと、脱水に長時間を要し、脱水工程の
作業能率が着しく低下する。また、この脱水性は、漂白
の進行に伴い、低下する傾向かあり、−・層、脱水工程
を不都合なものとしている。一般に、脱水後の木粉濃度
は、約２５％であり、その後、乾燥工程に送られる。
以下であるため、脱水性が悪い。つまり、漂白を木粉濃
度（漂白処理時の全処理液中で木粉の占める重量割合）
２０％以下で行うと、脱水に長時間を要し、脱水工程の
作業能率が着しく低下する。また、この脱水性は、漂白
の進行に伴い、低下する傾向かあり、−・層、脱水工程
を不都合なものとしている。一般に、脱水後の木粉濃度
は、約２５％であり、その後、乾燥工程に送られる。
従って、漂１損Ｏ１後の木粉濃度が約２５％になるよう
にすれば、脱水工程を省略できる。つまり、本発明に於
い−０本粉濃度を２０〜＝＝１．０％に調整して、漂白
し脱水工程を必要としない漂白方法は、本発明の好まし
い実施態様となる。木粉濃度が２５％より低い範囲、つ
まり、２０〜２５％の範囲のものでも、漂白工程中で、
ある程度の水分が蒸発されるために、漂白終了後の木粉
濃度は、２５％以」−に達する。このような木粉高濃度
漂白を行う場合は、ニーダー等を用いて漂白を行う。
にすれば、脱水工程を省略できる。つまり、本発明に於
い−０本粉濃度を２０〜＝＝１．０％に調整して、漂白
し脱水工程を必要としない漂白方法は、本発明の好まし
い実施態様となる。木粉濃度が２５％より低い範囲、つ
まり、２０〜２５％の範囲のものでも、漂白工程中で、
ある程度の水分が蒸発されるために、漂白終了後の木粉
濃度は、２５％以」−に達する。このような木粉高濃度
漂白を行う場合は、ニーダー等を用いて漂白を行う。
本発明に於いて、過酸化水素濃度は、対木粉に則して、
５〜２５％であり、アルカリ剤としては、苛性ソーダ、
炭酸ソーダ、アンモニア水等が使用出来る。漂白温度は
、５０〜ｔ ００ ’Ｃであり、漂白時間は、漂白温度
および木粉材種等によって異なるか、通常、２〜３時間
である。又、漂白に際し、必要に応し、過酸化水素の各
種安定剤、例えば、マグネシウム化合物、有利キレート
剤等を添Ｊノ１けることか出来る。
５〜２５％であり、アルカリ剤としては、苛性ソーダ、
炭酸ソーダ、アンモニア水等が使用出来る。漂白温度は
、５０〜ｔ ００ ’Ｃであり、漂白時間は、漂白温度
および木粉材種等によって異なるか、通常、２〜３時間
である。又、漂白に際し、必要に応し、過酸化水素の各
種安定剤、例えば、マグネシウム化合物、有利キレート
剤等を添Ｊノ１けることか出来る。
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例１゜
反応釜に水３２５０ ｍｌを入れ、７０゛Ｃに加温した
のち、反応釜を撹拌しなから含水率１０％の木粉（カバ
材）５００Ｂを加える。更に、ｉ Ｓ ０口１１の水に
、苛性ソーダ３（）ｇ、３号ケイ酸ソーダ１００ｇおよ
び硫酸マグネシウム（７水塩Ｈｇを溶解したのち、この
溶液を反応釜に加える。ひと続き、３５％過酸化水素を
１９０ｍ１加え、２時間３０分漂白を行う。漂白終了後
、加温をやめ、反応釜に１０％希硫酸を徐々に加え１〕
Ｈ６に中和したのち、遠心分離（茂で脱水しその後、含
水率２〜３％まで風乾燥を行い、白変８１．８％の漂白
本粉を得た。歩留りは９５％であった。
のち、反応釜を撹拌しなから含水率１０％の木粉（カバ
材）５００Ｂを加える。更に、ｉ Ｓ ０口１１の水に
、苛性ソーダ３（）ｇ、３号ケイ酸ソーダ１００ｇおよ
び硫酸マグネシウム（７水塩Ｈｇを溶解したのち、この
溶液を反応釜に加える。ひと続き、３５％過酸化水素を
１９０ｍ１加え、２時間３０分漂白を行う。漂白終了後
、加温をやめ、反応釜に１０％希硫酸を徐々に加え１〕
Ｈ６に中和したのち、遠心分離（茂で脱水しその後、含
水率２〜３％まで風乾燥を行い、白変８１．８％の漂白
本粉を得た。歩留りは９５％であった。
実施例２゜
木粉（含水率１０％：カバ材）５００ｇをニーダーに入
れ、そこに、苛性ソーダ３０ｇ、３号ケイ酸ソーダ１０
０ｇおよび硫酸マグネシウム（７水塩）１ｇを１．４５
０ｍｌの水に溶解した溶液を加える。
れ、そこに、苛性ソーダ３０ｇ、３号ケイ酸ソーダ１０
０ｇおよび硫酸マグネシウム（７水塩）１ｇを１．４５
０ｍｌの水に溶解した溶液を加える。
更に３５％過酸化水素１９（１１１１１を加え、ニーダ
−でＰ！Ａ抄しながら２時間３０分漂白を行う。尚、漂
白中は、品温を６５〜７０°Ｃに保つ。漂白終了後、７
１（５０＋ｏｌに蛍光染料０．５８を溶解した溶液を添
加し２０分間１覚拌する。その後、（１，＋ ３ ）希
硫酸でＩＴ Ｈ６〜７に中和する。更に、亜硫酸ソーダ
で残存過酸化水素を消去したのち、風乾燥を行い白変８
２．６％の漂白本粉を得た。歩留りは（〕７％であった
。
−でＰ！Ａ抄しながら２時間３０分漂白を行う。尚、漂
白中は、品温を６５〜７０°Ｃに保つ。漂白終了後、７
１（５０＋ｏｌに蛍光染料０．５８を溶解した溶液を添
加し２０分間１覚拌する。その後、（１，＋ ３ ）希
硫酸でＩＴ Ｈ６〜７に中和する。更に、亜硫酸ソーダ
で残存過酸化水素を消去したのち、風乾燥を行い白変８
２．６％の漂白本粉を得た。歩留りは（〕７％であった
。
〈効果〉
以上の説明から明らかな通り、本発明は、木粉をアルカ
リ性過酸化水素溶液で漂白するので、本発明によれば、
木粉の風合を損うことなく、７０％以−１−の高白度の
漂白本粉を得ることができ、工業上極めて有利であると
いう優れた効果がある。
リ性過酸化水素溶液で漂白するので、本発明によれば、
木粉の風合を損うことなく、７０％以−１−の高白度の
漂白本粉を得ることができ、工業上極めて有利であると
いう優れた効果がある。
出 願 人 永大化工株式会社
代理人 中村恒久
Claims (2)
- （１）木粉をアルカリ性過酸化水素溶液で漂白すること
を特徴とする木粉の漂白方法。 - （２）木粉濃度を２ ｆＪ〜４０％に調整してから漂白
することを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
木粉の漂白方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9849283A JPS59222305A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 木粉の漂白方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9849283A JPS59222305A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 木粉の漂白方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59222305A true JPS59222305A (ja) | 1984-12-14 |
Family
ID=14221143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9849283A Pending JPS59222305A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 木粉の漂白方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59222305A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130292071A1 (en) * | 2010-11-05 | 2013-11-07 | Gbiotech Co., Ltd. | Method for manufacturing bleached wood powder and papers |
| CN104441124A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-03-25 | 广东省宜华木业股份有限公司 | 制备彩色木塑复合材料的木粉预处理方法 |
| CN106272792A (zh) * | 2016-08-05 | 2017-01-04 | 沭阳县旺强木制品有限公司 | 一种用于木粉改性的配方 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734905A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-25 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Method of bleaching wood |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9849283A patent/JPS59222305A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734905A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-25 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Method of bleaching wood |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130292071A1 (en) * | 2010-11-05 | 2013-11-07 | Gbiotech Co., Ltd. | Method for manufacturing bleached wood powder and papers |
| JP2014506961A (ja) * | 2010-11-05 | 2014-03-20 | ジーバイオテク カンパニー，リミテッド | 漂白木粉、漂白木粉の製造方法、それを用いた紙及びその製紙方法 |
| CN104441124A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-03-25 | 广东省宜华木业股份有限公司 | 制备彩色木塑复合材料的木粉预处理方法 |
| CN106272792A (zh) * | 2016-08-05 | 2017-01-04 | 沭阳县旺强木制品有限公司 | 一种用于木粉改性的配方 |
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