JPS5922228A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS5922228A JPS5922228A JP57131152A JP13115282A JPS5922228A JP S5922228 A JPS5922228 A JP S5922228A JP 57131152 A JP57131152 A JP 57131152A JP 13115282 A JP13115282 A JP 13115282A JP S5922228 A JPS5922228 A JP S5922228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic layer
- recording medium
- general formula
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体に係り、磁性層中に、特定のフッ
素原子を有する有機ケイ素化合物を含ませておくことに
より、磁性層の潤滑性及び耐摩耗性が向」ニするものと
なり、走行安定性に優れだものとなる磁気記録媒体を提
供することを目的とする。
素原子を有する有機ケイ素化合物を含ませておくことに
より、磁性層の潤滑性及び耐摩耗性が向」ニするものと
なり、走行安定性に優れだものとなる磁気記録媒体を提
供することを目的とする。
近年、家庭用のビデオテープレコーダの小型化が進み、
屋外での使用頻度も増しており、その為磁気テープ等の
磁気記録媒体の使用される環境もきびしい場合があり、
従って例えば広い温度範囲にわたって使用に耐え得る磁
気記録媒体の開発が要求されている。例えば、磁気テー
プの走行性の特性は品度によって極めて大きな影響を受
け、特に低温条件Ｆでは、磁性層の動摩擦係数が大きく
なり、走行性が著１． ＜低下してしまうといった問題
がある。
屋外での使用頻度も増しており、その為磁気テープ等の
磁気記録媒体の使用される環境もきびしい場合があり、
従って例えば広い温度範囲にわたって使用に耐え得る磁
気記録媒体の開発が要求されている。例えば、磁気テー
プの走行性の特性は品度によって極めて大きな影響を受
け、特に低温条件Ｆでは、磁性層の動摩擦係数が大きく
なり、走行性が著１． ＜低下してしまうといった問題
がある。
そこで、このような走行性の問題を解決する為に、従来
では、例えば高級脂肪酸、ジメチルシリコーンあるいは
脂肪酸変性ンリコーノ等を磁性層中に含有せしめておく
ことにより、磁性層の潤滑性を向にさせることが行なわ
れている。
では、例えば高級脂肪酸、ジメチルシリコーンあるいは
脂肪酸変性ンリコーノ等を磁性層中に含有せしめておく
ことにより、磁性層の潤滑性を向にさせることが行なわ
れている。
しかし、高級脂肪酸は、磁性層中のバインダー等の樹脂
成分との相溶性が良く、滑性をも有しているものではあ
るが、磁性層中で磁性粉に吸着しやすく、従って磁性層
表面に浸み出し難く、磁性層表面の動摩擦係数を小さく
させるといった作用に乏しい欠点がある。
成分との相溶性が良く、滑性をも有しているものではあ
るが、磁性層中で磁性粉に吸着しやすく、従って磁性層
表面に浸み出し難く、磁性層表面の動摩擦係数を小さく
させるといった作用に乏しい欠点がある。
又、ジメチルシリコーンは、磁性層の表面滑性に大きな
効果を示すものの、バインダー等との相溶性が悪く、そ
の為磁性層表面からの脱離が起こりやすく、従って繰り
返して使用していると、動摩擦係数が次第に大きくなり
、走行性及び耐摩耗性が劣下してゆく。さらには、ジメ
チルシリコーンのように磁性層から脱離すると、磁気ヘ
ッドの汚染を引き起こし、記録再生に大きな悪影響を及
ぼす。
効果を示すものの、バインダー等との相溶性が悪く、そ
の為磁性層表面からの脱離が起こりやすく、従って繰り
返して使用していると、動摩擦係数が次第に大きくなり
、走行性及び耐摩耗性が劣下してゆく。さらには、ジメ
チルシリコーンのように磁性層から脱離すると、磁気ヘ
ッドの汚染を引き起こし、記録再生に大きな悪影響を及
ぼす。
又、脂肪酸変性シリコーンは、上記高級脂肪酸、ジメチ
ルシリコーンに代るものとして比較的新しく提案されて
いるものではあるが、すなわち脂肪酸変性シリコーンは
滑性に比較的優れ、又バインダー等との相溶性も比較的
良いものの、特に低温条件下においては動摩擦係数は大
きなものとなり、走行が不安定なものとなる磁気テープ
しか得られない欠点がある。又、どれらの脂肪酸変性シ
リコーンはバインダー等との相溶性が充分満足できるも
のではないので、磁性層の耐久性の問題があり、例えば
磁気ヘッドの汚染の問題も残されている。
ルシリコーンに代るものとして比較的新しく提案されて
いるものではあるが、すなわち脂肪酸変性シリコーンは
滑性に比較的優れ、又バインダー等との相溶性も比較的
良いものの、特に低温条件下においては動摩擦係数は大
きなものとなり、走行が不安定なものとなる磁気テープ
しか得られない欠点がある。又、どれらの脂肪酸変性シ
リコーンはバインダー等との相溶性が充分満足できるも
のではないので、磁性層の耐久性の問題があり、例えば
磁気ヘッドの汚染の問題も残されている。
本発明は上記欠点を除去したものであり、すなわちイｊ
θ性層中に下記の一般式（Ａｌで示される化合物を含ま
せておくことによ’） 、６１．ｆ気記録媒体の磁性層
の潤滑性に優れ、又磁性層の耐摩耗性にも優れたものと
なることを見い出したのである。
θ性層中に下記の一般式（Ａｌで示される化合物を含ま
せておくことによ’） 、６１．ｆ気記録媒体の磁性層
の潤滑性に優れ、又磁性層の耐摩耗性にも優れたものと
なることを見い出したのである。
（几１）３−ｍ
Ｘ＋０Ｐ２０Ｆ２＋０Ｈ２ＣＨ２Ｓ＋＋０００Ｒ２）
（Ａ）（但し、１ｔ１は炭素数１〜６の１価炭化水素
基、１ｔ２は炭素数７〜２１の１価炭化水素基、Ｘは水
素又はフッ素原子、ｎは１〜４の整数、ｍＵ１〜３の整
数） この上記一般式穴で表わされる有機ケイ素化合物は、従
来の脂肪蓋変性シリコーンと比較すると、脂肪酸部分の
炭化水素の占める割合が大きく、その為バインダー等と
の相溶性に優れたものとなり、又、７ツ化炭化水素基を
有しているので、滑性の面でも優れたものとなり、さら
には熱安定性にも優れたものとなり、又、磁気ヘッド等
の汚染も引き起こしにくい磁 性層の耐久性にも富んだ
磁気記録媒体を提供するものとなる。
（Ａ）（但し、１ｔ１は炭素数１〜６の１価炭化水素
基、１ｔ２は炭素数７〜２１の１価炭化水素基、Ｘは水
素又はフッ素原子、ｎは１〜４の整数、ｍＵ１〜３の整
数） この上記一般式穴で表わされる有機ケイ素化合物は、従
来の脂肪蓋変性シリコーンと比較すると、脂肪酸部分の
炭化水素の占める割合が大きく、その為バインダー等と
の相溶性に優れたものとなり、又、７ツ化炭化水素基を
有しているので、滑性の面でも優れたものとなり、さら
には熱安定性にも優れたものとなり、又、磁気ヘッド等
の汚染も引き起こしにくい磁 性層の耐久性にも富んだ
磁気記録媒体を提供するものとなる。
冑、一般式（５）で表わされる有機ケイ素化合物は、磁
性粉に対して０．１重量部以上磁性層中に含まれている
と、その効果が発揮されるものとなり、含有量の増加と
ともに効果も顕著なものとなるが、１００重量部越えて
あまりにも多くなりすぎると、磁性層塗膜が可塑化を引
き起とすものとなり、磁性層塗膜の耐久性が低下し、磁
気ヘッドの汚染等を引き起こすものとなるので、一般式
穴で表わされる有機ケイ素化合物は磁性粉に対して約０
．１〜１０重量係の範囲内であることが望ましい。
性粉に対して０．１重量部以上磁性層中に含まれている
と、その効果が発揮されるものとなり、含有量の増加と
ともに効果も顕著なものとなるが、１００重量部越えて
あまりにも多くなりすぎると、磁性層塗膜が可塑化を引
き起とすものとなり、磁性層塗膜の耐久性が低下し、磁
気ヘッドの汚染等を引き起こすものとなるので、一般式
穴で表わされる有機ケイ素化合物は磁性粉に対して約０
．１〜１０重量係の範囲内であることが望ましい。
以下において、本発明に係る磁気記録媒体の具体的実施
例の幾つかを述べる。
例の幾つかを述べる。
実施例ｌ
Ｃｏ−γＦｅｘ０３１００重量部、塩化ビニル−酢酸ビ
ニルービニルアルコール共重合体１０重量部、ポリウレ
タンニジストマー５重量部、レンチ７１重量部、メチル
エチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケトンの
混合溶剤３００重量部、Ｉｉ＆ 式（５）で表わされる
有機ケイ素化合物（但し、ｌ（、、−Ｑ６１−１ 、３
、 Ｒ２＝０７８，６、 Ｘ＝Ｈ，ｍ＝ｌ 、
ｎ＝２）２ 重量部の混合物を、ザノドミルに
て２０時間混合分散し、その後この磁性塗料にイソソア
イ、−１・系硬化剤５屯計部を加え、これを１４．５
／７厚のポリエステルフィルムに塗布し、そしてカレン
ダー処理を行なった後、６０℃で２４時間放置して硬化
させた後、■ ｉインチ巾にスリツトシ、例えばホームビテオテープレ
コーダ用の磁気テープを得る。
ニルービニルアルコール共重合体１０重量部、ポリウレ
タンニジストマー５重量部、レンチ７１重量部、メチル
エチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケトンの
混合溶剤３００重量部、Ｉｉ＆ 式（５）で表わされる
有機ケイ素化合物（但し、ｌ（、、−Ｑ６１−１ 、３
、 Ｒ２＝０７８，６、 Ｘ＝Ｈ，ｍ＝ｌ 、
ｎ＝２）２ 重量部の混合物を、ザノドミルに
て２０時間混合分散し、その後この磁性塗料にイソソア
イ、−１・系硬化剤５屯計部を加え、これを１４．５
／７厚のポリエステルフィルムに塗布し、そしてカレン
ダー処理を行なった後、６０℃で２４時間放置して硬化
させた後、■ ｉインチ巾にスリツトシ、例えばホームビテオテープレ
コーダ用の磁気テープを得る。
実施例２〜４
実施例１における一般式（５）で表わされる有機ケイ素
化合物の代りに、一般式（Ａ）で表わされる有機ケイ素
化合、物（但し、Ｒ，＝（Ｊ（３、■も２−０１３１−
Ｉ２７、Ｘ−ｐ、＋１１＝２、ｎ＝２）を、一般式穴）
で表わされる有機ケイ素化合物（但（７、Ｒｒ ＝ Ｏ
ａ Ｉ−１、３、”２＝Ｑ３１−１２７、Ｘ ＝ Ｆ
、 ＋ｎ ＝ ３、ｎ−２）を、一般式（Ａ）で表わさ
れる有機ケイ素化合物（但し、ＩＬ、＝Ｃ！Ｉ４３、Ｒ
２−０１７１１３３、Ｘ ＝−Ｆ’ 、 ｍ ＝ ２、
ｎ ＝ ４ ）をそれぞれ用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
化合物の代りに、一般式（Ａ）で表わされる有機ケイ素
化合、物（但し、Ｒ，＝（Ｊ（３、■も２−０１３１−
Ｉ２７、Ｘ−ｐ、＋１１＝２、ｎ＝２）を、一般式穴）
で表わされる有機ケイ素化合物（但（７、Ｒｒ ＝ Ｏ
ａ Ｉ−１、３、”２＝Ｑ３１−１２７、Ｘ ＝ Ｆ
、 ＋ｎ ＝ ３、ｎ−２）を、一般式（Ａ）で表わさ
れる有機ケイ素化合物（但し、ＩＬ、＝Ｃ！Ｉ４３、Ｒ
２−０１７１１３３、Ｘ ＝−Ｆ’ 、 ｍ ＝ ２、
ｎ ＝ ４ ）をそれぞれ用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
比較例１
実施例１における一般式（５）で表わされる有機ケイ素
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性シリコーンを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性シリコーンを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
比較例２
実施例１における一般式（５）で表わされる有機ケイ素
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性７リコーノを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性７リコーノを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
比較例３
実施例１における一般式（５）で表わされる有機ケイ素
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性シリコーンを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
化合物の代りに、 で表わされる脂肪酸変性シリコーンを用いて、実施例１
と同様にして磁気テープを得る。
このようにして得られた磁気テープの動摩擦係数（μｋ
）を、０℃、２０℃（湿度６０係）及び４０℃（湿度６
０係）の環境下で測定ｌ〜、その結果を表に示す。
）を、０℃、２０℃（湿度６０係）及び４０℃（湿度６
０係）の環境下で測定ｌ〜、その結果を表に示す。
又、市販のホームビデオテープレコーダを用いて、４０
℃、８０％湿度の環境下で２００回繰り返し走行させ、
繰り返し走行テスト終了後の動華擦係数（／Ｉ ｋ ）
の測定（ｌｌｋ）自体の測定は常温）及び磁気ヘットの
汚れ具合の観察を行々い、その結果を表に示す。
℃、８０％湿度の環境下で２００回繰り返し走行させ、
繰り返し走行テスト終了後の動華擦係数（／Ｉ ｋ ）
の測定（ｌｌｋ）自体の測定は常温）及び磁気ヘットの
汚れ具合の観察を行々い、その結果を表に示す。
表
上述の如く、本発明に係る磁気記録媒体は、磁性層中に
、一般式穴で表わされる有機ケイ素化合物（但し、式中
、Ｒ１は炭素数１〜６の１価炭化水素基、Ｒ２は炭素数
７〜２１の１価炭化水素基、Ｘは水素又はフッ素原子、
ｎは１〜４の整数、ｍは１〜３の整数）を含むので、低
温から高＆ｕ−１での広い範囲にわたって安定した走行
性のあるものであり、又、繰り返し走行を行なっても磁
性層の潤滑性及び耐摩耗性に優れており、かつ磁気ヘッ
ドの汚れ等はほとんど起きず、記録再生も良好であ茗等
の特長を有する。
、一般式穴で表わされる有機ケイ素化合物（但し、式中
、Ｒ１は炭素数１〜６の１価炭化水素基、Ｒ２は炭素数
７〜２１の１価炭化水素基、Ｘは水素又はフッ素原子、
ｎは１〜４の整数、ｍは１〜３の整数）を含むので、低
温から高＆ｕ−１での広い範囲にわたって安定した走行
性のあるものであり、又、繰り返し走行を行なっても磁
性層の潤滑性及び耐摩耗性に優れており、かつ磁気ヘッ
ドの汚れ等はほとんど起きず、記録再生も良好であ茗等
の特長を有する。
１４
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁性層中に、下記の一般式で表わされる有機ケイ素化合
物を含むことを特徴とする磁気記録媒体。 （Ｒ１）３−ｍ Ｘ＋ ＣＦ２ＣＦ２＋ ＯＨ２ＣＨ２Ｓ Ｉ＋ＯＣＯＩ
％２’ｍ（但し、Ｒ８は炭素数１〜６の１価炭化水素基
、Ｒ２は炭素数７〜２１の１価炭化水素基、Ｘは水素又
はフッ素原子、ｎは１〜４の整数、Ｉηは１〜３の整数
）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57131152A JPS5922228A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57131152A JPS5922228A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5922228A true JPS5922228A (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=15051211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57131152A Pending JPS5922228A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922228A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0281318A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-22 | Taiyo Yuden Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140903A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-06 | Sony Corp |
-
1982
- 1982-07-29 JP JP57131152A patent/JPS5922228A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140903A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-06 | Sony Corp |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0281318A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-22 | Taiyo Yuden Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPH0534725B2 (ja) * | 1988-09-17 | 1993-05-24 | Taiyo Yuden Kk |
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