JPS5922200A - 交通信号制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は交通信号、すなわち道路の信号に関する制御
方法に関するもので、さらに詳しくのべると車が通行で
きる橋に、また橋の近傍に地震の初期微動を感知する感
知器と９本震を感知する感知器を設けるとともに橋から
車の到来方向に向って所定の間隔で信号機および可変標
識と、橋に向って走行してくる車の速度を検知する速度
検知器を設け、地震によって上記初期微動感知器が作動
した場合には上記速度検知器の検知結果にもとづき上記
標識を制御して楡へ進入する車の速度を降下させて橋を
除行または除行に近い速度で走行させるようにし１次に
本震感知器が本震を感知し。

その震度が所定以上の震度の場合には、上記信号機を「
青」から「赤」に切換えて、格への車の進入を停止させ
るようにしたことを特徴とするものである。

従来よシ列車関係では地震感知器が作動した場合９列車
を停止させることが行われているが、道路や長大橋のよ
うな楡においてはいまだ十分に行われていない。

この発明はこのような点に着目し、地震の場合に横揺れ
の大きい楡を通る車の走行速度を通常の速度より下げた
速度で行わせるか、または通行止めとし、地震による思
わぬ事故を未然に防ぐようにしたものである。

ここで地震の性質について簡単に説明する。

地震は地殻内の波動の伝わυ方で縦波と横波に分けられ
る。縦波は初期微動（別名Ｐ波：　Ｐｒｉｍａｒｙｗａ
ｖｅ）と呼ばれ、振動エネルギーが小さく、伝達速度が
速い。一方、横波は本震（別名Ｓ波：５ｅｃｏｎｄａｒ
ｙ　ｗａｖｅ）と呼ばれ、伝達速度が縦波より遅く振動
エネルギーが太きい。このよう［Ｐ波とＳ波は伝達速度
に差があるため地表における地震動の振幅は最初にＰ波
の微動があり、しばらくしてＳ波の大きなゆれがある。

過去の地震について検討すると初期微動継続時間（ｐ　
−ｓ時間）は１秒〜３０秒の間に分布している。

Ｐ波とＳ波は以上のように異なるが地震による被害を見
るとＳ波によるものがはるかに太きい。

従って、Ｐ波感知の段階で車の速度を下げることが橋の
通過において必要であり、さらにＳ波が到来したときは
、その震度が所定以上の場合には車の通行を停止させる
ことが必要となる。

以下９図に従ってこの発明を説明する。

第１図において、（１）は道路、（２）は海上をまたぐ
ように架橋された長大橋のよりなｍ、　　＜５ａ）は橋
の橋脚（６）に取付けられたＰ波感知器、　　（ｓｂ）
はＳ波感知器、（４）は上記Ｐ波感知器（３ａ）および
Ｓ波感知器（５ｂ）およ・ヒ周知のレーダスピードメー
タのような速度検知器Ｓにっながシ、後述する信号機お
よび標識を制御する制御器であって０例えはマイクロコ
ンピュータのような演算および制御機能を備えた機能要
素を主体として構成されている。（５）は橋脚（６）か
ら距離１１だけ車の到来方向に離れた位置に設置された
信号機、（７）は信号機（５）から１！２だけ車の到来
方向に離れた位置に設置された可変標識で制限速度を可
変標示する。（８）は上記標識（７）から７３だけ車の
到来方向に離れた位置：（設置された可変標識である。

なお、１１＝ｈ＝１３の関係に限らずｌ＋〈１１２〈ｌ
！５あるい（（１＃＋　＝　１２　＜　１３の関係など
直紳道路、カーブ、あるいは横風注意箇所など種々の道
路状況。

周囲環境などによって決定される。（９）は矢印方向に
進行する車である。

なお、速度検知器Ｓはトンネルの入口から最も離れた位
置に設置されている標識（８）から車の到来方向に所定
の距離をおいた位置に設置されておシ。

走行して来る車（９）の速度を検知し、検知信号を制御
器（４）に与える。制御器はこの検知信号を受けて車の
速度に応じた制限速度標示信号を標識（７１（８１に与
える。

すなわち、制限速度は実測した速度をもとに信号機（５
）マでの距離を制動距離として決定される。

このような構成において、異常がない場合は信号機（５
）は常時［−青」としてあυ、標識（７）および（８）
は道路の最高速度（例えば５０ｋｍ／ｈ　）として標示
しておく。このような状態において、Ｐ波が感知された
とすればＰ波感知器（３ａ）から制御器（４）に感知信
号を与える。

それによって制御器＋４１は速度検知器ＳＫよる検知結
果にもとづき制御信号Ｏ１を出力し、標識（７）および
（８）を制御する。

すなわち、制御信号ＯＩによって標識（７）の速度標示
を例えば２０ｋｍ／ｈ、　　標識（８）の速度標示を例
えば３０ｋｍ／ｈ　　とする。

さらに詳しく述べると９橋の手前において段階的に足行
軍の速度を下げさせて低速で走行させる。

この場合は信号機（５）はｒｔＪのままである。

次に本震が感知器（５ｂ）で感知され、その震度が所定
以上の震度の場合は、橋が危険にさらされる訳であるか
ら信号機（５）を「青」から「赤」に切換えてｍＫ向っ
てくる車を楡の手前で停止させる。

次に標識ｆ７１　（８１の構成例を第２図、第３図、第
４図を用いて説明する。

第２図は標識の構成例を示すもので、０】）は表示文字
等の最小単位となるドラ）０３（透明または不透明）を
除いて不透明な板状ガラス、またはプラスチックを用い
て形成した前面板、　１３は一本又は複数本で一つのド
ツトを形成する丸棒状光導体であって、透明なプラスチ
ックで形成され、かつフレキシビリティを有し、透明ま
だは半透明の各ドツ）１２に対応させである。なおドツ
ト０′２は後述する文字記号、あるいは図形（絵柄）の
最小単位をなすものである。上記光導体の一端は前面板
Ｑｌｌのドツト（′Ｉｚの部分に固定され、他端は光発
生袋［０４に位置する。

すなわち、光発生装置α揚は光源（例えば〕・ロゲンラ
ンプ）（堤と、この光源α助）ら発せられた元を反射す
ル反射体（ＲＥＦＬＦｊＯＴＯＲ）（ＩＩとから構成さ
れており９上記光導体ｑ３の他端は上記反射体αｅの焦
点に位置する。

したがって、電源面からの電力によって光源（＋５１が
点灯すれば、その光は光導休日の他端から入射第３図は
第２図のような構成のもとに所要の標示を行う場合の一
例であって実際には速度、すなわち数字が標示される。

第４図は第２図および第３図のように構成されている標
識において標示を変える手段を付加したもので、αｌ）
は前面板、　　（１ｘ−１）〜（＋３−ｎ）は光導体。

αａは光発生装置、αＳは光源、０［９は反射体、ｎは
電源、　　（１８−１）〜（＋８−ｎ）は光スィッチで
あって、それぞれの光導体（１５−１）〜（ｔ３−ｎ）
の途中に設けられ２個々に選択回路部によって選択制御
される。

（４）は制御器であって、この制御器（４）から生ずる
信号によって、上記選択回路Ｑｌは上記光スィッチを選
択制御する。

従って、制御器（４）がＰ波感知の際に走行して来る車
の速度に応じて速度標示を変えるように制御信号を出力
すれば選択回路曲は光スィッチの選択を行い１通常の速
度標示よシ低い制限速度標示を行う。

そのため標識＋７１　＋８１　Ｋそれぞれ車の速度に応
じた制限速度の標示をすることができる。

この発明は以上のようになっているからＰ波が感知され
た場合、橋に向って走行してくる軍の速度を標識の指示
に従って段階的に降下させて低速で摘へ進入させること
になり、さらにＳ波が感知され、その震度が所定以上の
場合には信号機（５）を「赤」に切換えて楡への車の進
入をストップさせることによシ、思わぬ事故が生ずるの
を防ぐことができる。

なお、上記実施例では光導体として透明なプラスチック
で形成した丸棒状のものを例に上けたが。

これを光ファイバにおきかえてもよいことは１う１でも
ない。

またＰ波感知器およびＳ波感知器は橋のｍ脚に設けてい
るが、楡の近傍に設けてもよいことは言う丑でもない。

ところで、実施例のように光導体と、光源と。

反射体とを組合せた標識は従来一般に使用されている光
源と９表示マスク（表示文字等の形を表わすもの）を使
用した標識に比べて消費電力も小さく、シかも光源に通
′亀していない時におこりがちな錯覚イメージ（従来の
標識において明るい太陽光のもとでは光源が点灯してい
ないのに表示マスク表面の太陽光反射によってあたかも
点灯しているように見える現象）をなくすことができ、
ドライバー等にとってはきわめて見易い標識となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による信号制御方法を説明するだめの
図、第２図〜第４図はこの発明に用いられる標識の一例
を示す図であり、（１）は道路、（２）は橋、　　（３
ａ）は地震の初期微動感知器、　　（３ｂ）は本震感知
器、（４）は制御器、（５）は信号機、（６）は橋脚、
　＋７Ｎ８１は標識、（９）は車、θＧは制御信号、α
Ｄは前面板９α２はドツト、（Ｘｓは光導体、Ｉは光発
生装置、θ８は光源、（１Ｇは反射体、　ｔｌ？ｌは電
源、α檜は光スィッチ、０１は選択回路、Ｓは速度検知
器である。 なお９図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。 代理人　葛　野　信　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車が通行できる橋、または橋の近傍に地震の初期微動感
   知器、および本震感知器を設けるとともに、橋から車の
   到来方向に所定の距離をおいた位置に膏、「赤」切換が
   可能な信号機を、そしてその信号機から所定の距離をお
   いて車の到来方向に標示が切換可能な制限速度標示用標
   識を所定の間隔で複数個配置し、さらに上記信号機から
   最も離れた位置に設置されている標識から車の到来方向
   に所定の距離をおいた位置に車の走行速度検知器を配置
   し、上記初期微動感知器が初期微動を感知した場合、上
   記速度検知器によって検知した車速にもとづいて橋から
   最も遠い位置にある標識の標示を道路の最高速度よシ低
   い制限速度に切換え。 さらにこの標識と上記信号機との間に位置する他の標識
   の標示を橋から最も遠い所に位置する標識の切換後の標
   示より低い制限速度に切換えて橋に向って走行してくる
   車の速度を段階的に降下させて低速で通行させるととも
   に１次に本震感知器で本震が感知され、その震度が所定
   以上の震度の場合には、上記信号機を「宵」から「赤」
   　Ｋ切換えて。 楡への車の進入を停止させるようにしたことを特徴とす
   る交通信号制御方法。