JPS5922183B2 - チエンソウインガタオシロスコ−プ - Google Patents

チエンソウインガタオシロスコ−プ

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JPS5922183B2
JPS5922183B2 JP50148341A JP14834175A JPS5922183B2 JP S5922183 B2 JPS5922183 B2 JP S5922183B2 JP 50148341 A JP50148341 A JP 50148341A JP 14834175 A JP14834175 A JP 14834175A JP S5922183 B2 JPS5922183 B2 JP S5922183B2
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Publication date
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Publication of JPS5922183B2 publication Critical patent/JPS5922183B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R13/00Arrangements for displaying electric variables or waveforms
    • G01R13/20Cathode-ray oscilloscopes
    • G01R13/22Circuits therefor
    • G01R13/24Time-base deflection circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被観測信号波形を主掃引、第1遅延掃引及び第
2遅延掃引により時分割で表示し得る遅延掃引型オシロ
スコープに関する。
主掃引(delayingsweep)及び遅延掃引(
delayedsweep)を有する二重掃引(遅延掃
引型)オシロスコープが提案されている。
ここで主掃引は自動的に又は任意の電気的現象によりト
リガされ、アンブランキング・ゲート波形及び掃引傾斜
波を同時に発生して、視覚的表示を行なうために陰極線
管(以下単にCRTという)内の電子ビームを付勢し、
CRT管面を直線的に掃引する。この主掃引傾斜波をト
リガ・ビックオフ回路に加えて、遅延掃引を開始させる
ための遅延トリガ信号を発生する。トリガ・ピックオフ
回路は一般に調整可能な基準電圧レベル及び直線的に上
昇する主掃引傾斜波・ 電圧が加えられる一対の人力端
子を有する比較器を含む。
基準電圧は一般に遅延時間拡大器(以下単にDTMとい
う)と称する直線的な10回転ポテンショメータを用い
て得ている。斯かるDTMは主掃引傾斜波の全振巾にわ
たり校正された読取・ りダイアルを有しているので、
この目盛と主掃引速度とにより主掃引の開始時と遅延掃
引のトリガ時との時間差が読取れる。遅延掃引が開始す
ると、遅延掃引傾斜波及びアンブランキング・ゲート波
形が前述の主掃引と本質的に同じ方法で発生され、遅延
掃引表示を行なう。斯かる事項は米国特許第3,551
,733号に開示されている。二重掃引オシロスコープ
の典型的な動作は次の通りである。
主掃引モードにおいて、測定者が詳細に調べたい電気現
象を含む全体の波形が表示観測できる。輝度モードを選
択すると、主掃引及ひ遅延掃引のアンブランキング・ゲ
ート波形が代数的に加えられるので前述の主掃引による
表示波形中、遅延掃引と時間的に一致する部分は明るく
他の部分は普通の輝度で表示される。測定者はDTMの
ダイヤルを調整することにより、明るい部分を移動させ
て遅延掃引のトリガ点を主掃引表示波形上の任意の点に
選択できる。遅延掃引の掃引速度を切換えることにより
、明るい部分の長さが変化できる。測定者は適当な掃引
速度を選択して詳細に調べたい特定の現象部分を明るく
した後に遅延掃引表示モードを選択すると、その特定の
現象のみを拡大して観測できる。上述の従来技術による
時間間隔測定の精度は種種の要因、例えば主掃引の直線
性、DTMポテンシヨメータの直線性、ダイヤルの分解
能及び目盛の読取り誤差等により決定される。
時間間隔測定は主掃引の開始を基準にしてのみ行なわれ
るので、その測定精度は操作者の個人訓差に依存し、且
つ極めて制限される。時間々隔測定の精度を向上する1
つの従来例として1973年6月18田こ出願された米
国特許出願第371,220号に開示された二点表示シ
ステムがある。
このシステムは一方で主掃引波形上の2点を移動させ、
他方で2点の間隔を調整する2つの制御器を含んでおり
、時間々隔は掃引開始点と測定したい点の間ではなく、
主掃引表示上の測定したい任意の2点間で測定したが、
遅延掃弓は1点からしか開始しなかつた。本発明によれ
ば、改良された遅延掃引装置が従来の主及び遅延掃引発
生器を有する二重掃引オシロスコープに設けられ、主掃
引上の関心のある2つの明るい領域が測定できる。
この2つの明るい領域を表示する為の2つの遅延掃引を
交互に切換え、両遅延掃引間の時間差をデジタル的に測
定表示して正確な時間々隔の測定を可能にした。遅延掃
引の開始をトリガする遅延トリガ発生手段であるトリガ
・ピツクオフ回路は夫々一方の入力端に主掃引傾斜電圧
が加えられ、他方の入力端に適当な第1及び第2基準電
圧発生手段からの調整可能な基準レベルが加えられる第
1及び第2電圧比較器を有する。そこで主掃引傾斜電圧
が基準レベルを越すとき、谷比較器はスイツチングされ
て、遅延掃引をトリガする為の出力信号を発生する。基
準電圧発生手段は直列に接続されているので、第1電圧
発生手段を調整すると2つの基準レベルは等量且つ同時
に変化し、第2電圧発生手段を調整すると第2基準レベ
ルのみが第1基準レベルに対して変化する。主掃引速度
により単位が決まり且つ校正されたデジタル、電圧計に
より第1及び第2基準電圧レベルの電圧差を測定するの
で選択された2点間の時間差が直読できる。交互表示モ
ードにより主掃引及び2つの遅延掃引の表示が同じ表示
面に容易に表示できる。
ここで主掃引表示波形には2つの遅延掃引に対応する時
間部分が2つの明るい領域として示される。制御回路は
主及び遅延掃引回路の両方からゲート信号を受け、掃引
回路からの出力(傾斜偏向信号及びアンブランキング・
ゲート信号)をCRTへ加える順序を適当に決める。従
つて杢発明の一つの目的は、高精度で時間差測定ができ
る改良された遅延掃引型オシロスコープの提供にある。
本発明の他の目的は、2つの表示された現象間の時間差
を直接読取ることにある。
本発明の他の目的は、時間測定される波形を明瞭に表示
することにある。
本発明の更に他の目的は、主掃引による表示の2つの離
れた部分を拡大し、且つ拡大された部分の表示と斯かる
拡大される部分が明るく表示された主掃引の表示とを同
時に行なうことにある。
杢発明の他の目的及び利点は杢発明の好適な実施例に関
する以下の詳細な説明により当業者には明らかであろう
。然し、以下の実施例は杢発明の全てを開示及び限定す
るものではなく、単に当業者が本発明の原理並びに用途
を十分理解するためのものであり、当業者には適宜種々
の変更及び変形をなし得ることが理解されよう。第1図
を参照し、改良された遅延掃引装置は主掃引回路10及
び遅延掃引回路12及びCRTl4と共動して遅延掃引
型オシロスコープを構成する。
CRTl4は水平増巾器18で駆動される水平偏向板1
6及び垂直増巾器22で駆動される垂直偏向板20を有
する。水平増巾器18はその入力信号をスイツチ回路2
4より受け、斯かるスイツチ回路は、主及び遅延掃引回
路10及び12の夫々の出力を選択する。表示される入
力信号波形が垂直増巾器22の人力を構成する端子26
に適当に加えられるので、電子ビーム28がCRTスク
リーン30上を垂直方向に偏向され、同様に水平偏向板
16が通常の方法で時間基準掃引を行なうためにスクリ
ーン30上を水平方向に偏向される。CRTl4の制?
グリツド32及びカソード34はZ軸回路36に接続さ
れ、ある時間は電子ビーム28を発生させ、他の時間は
ブランキングするようにそのバイアス状態を制御する。
例えば、時間基準掃引の帰線期間中電子ビームは停止即
ちブランキングされる。主掃引回路10は入力信号より
適当なトリガ・ピツクオフ回路を介して得られるトリガ
入力信号を端子42から受けるトリガ回路40を含む。
トリガ回路40が電圧レベル比較器及びスロープ選択器
を適当に含むことは従来のオシロスコープ技術において
確立されている事項である。トリガ回路40により、入
力波形の選択された点においてトリガ信号が発生し、主
掃引ゲート44に加えられる。斯かる主掃引ゲート44
はマルチバイブレータ又はデジタル論理ゲート回路であ
る。主掃弓ゲート44はゲート信号を発生して主掃引発
生器46を付勢し、更に後述する如くZ軸回路36に伝
送されて電子ビームを付勢する。主掃引発生器46は、
例えばミラー積分回路を含み、斯かるミラー積分回路は
タイミング回路即ちキヤパシタと抵抗器の時定数回路を
有し、有線傾斜電圧波形48を発生する。タイミング・
スイツチ50は掃引速度即ち波形48の傾斜及び継続期
間を切換えるために、キヤパシタ及び抵抗器の値を選択
する。
波形48は表示波形の解析を容易にするため正確な格子
状の目盛が刻印されているスクリーン30の巾に対応す
る継続期間を有する。タイミング・スイゾチ50は広い
範囲の時間が選択できる様に各格子目盛において時間が
佼正された掃引速度を選択する。傾斜波形48が予定振
巾に達すると、主掃引ゲート44はその最初の状態に復
帰して傾斜波形が完了することは周知の通りである。主
掃引発生器46により発生した傾斜波形48が終了する
と、ホールドオフ回路52は掃引発生器10の各回路が
最初の予定レベルに完全に復帰するまで主掃弓ゲート4
4がトリガされるのを防ぐ。ホールドオフ回路52はタ
イミング・スイツチ50と連動し、且つ選択されたキヤ
パシタにより決まる準安定状態の期間を有する単安定マ
ルチバイブレータを含む。この主掃引回路10はこの技
術分野で周知であり、その実施例は米国特許第2,76
9,904号、第2,769,905号、第3,215
,948号及び第Re26.333号に示されている。
遅延掃弓回路12は主掃引回路10と同様の遅延掃引ゲ
ート60、遅延掃引発生器62及びタイミング・スイツ
チ64を含み実質上同じ方法で動作する。
本発明の動作の好適なモードによれば、遅延掃引ゲート
60は以下説明する如く遅延ピツクオフ回路よりのスイ
ツチング信号に応答して動作する。遅延掃引発生器62
が付勢されると、タイミング・スイツチ64により決る
速度(傾斜)を有する直線傾斜電圧波形66を発生する
。独立した二重掃引動作のために、遅延掃引回路は入力
端子68に加えたトリガ信号に応じて動作してもよいが
、この場合、トリガ回路40と同様の点線で示すトリガ
回路70が必要である。適当なモード・スイッチは、遅
延掃引ゲート60を付勢する信号源を選択する。第1図
の遅延ピツクオフ部分は第1遅延ピツクオフ回路72及
び第2遅延ピックオフ回路74を含み論理回路であるを
可とする制?回路78で発生された信号76により交互
に付勢又は禁止状態にされる。
制御回路78は1つの人力端子から主掃引ゲート信号を
受け、斯かるゲート信号を4分の1に逓減して付勢/禁
市信号76を発生する。例えば信号76の付勢部分が2
掃引期間中は第1遅延ピツクオフ回路72に加えられ、
その間第2遅延ピツクオフ回路74を禁止する。その後
の信号76の禁市部分が2掃引期間中は第1遅延ピツク
オフ回路72に加えられ、その間第2遅延ピツクオフ回
路74を付勢する。この理由は後述から明らかなように
、主掃引と2つの遅延掃引との間で交互に表示を行なう
ためである。制御回路78はまた主掃引ゲート信号を用
いて出力スイツチ回路24に加えられるスイツチング信
号を発生し、水平増巾器18に加えられるべき主掃引波
形48、又は遅延掃引波形66がスイツチ回路24を通
過するのを制御する。制御回路78の2つの付加的機能
は、主及び遅延掃引ゲートより得られ且つZ軸回路36
に加えられるアンブランキング信号を発生することと、
各主掃引及び遅延掃引毎に一致し且つ主及び遅延掃引表
示を垂直方向に分離する補助電圧を発生することである
。遅延ピツクオフ回路の詳細な説明をした後で制御回路
78を詳細に説明する。第1遅延ピツクオフ回路72及
び第2遅延ピツクオフ回路74は同時に主掃引発生器4
6からの傾斜波形48を受け、斯かる傾斜波形を2つの
調整可能な基準電圧レベルα1及びα(1+2)と比較
し、傾斜波形48と基準レベルが一致した時に出力信号
を発生する。
発生した出力信号は遅延掃引ゲート回路60に加えて遅
延掃引傾斜波66を開始する。上述の如く、一度に1個
の遅延ピツタオフ回路のみが付勢されて、相隣る2つの
主掃引期間中に1つの遅延掃引のみが開始される。調整
可能な基準レベルは次の通り発生される。第1ポテンシ
ヨメータ80は2つの適当な電圧十V及び一の間に接続
されて、両電圧間の任意電圧を得る。摺動端子82は電
圧1を選択して増巾器84に加え、斯かる増巾器の出力
端子にV1に比例する電圧α1を発生させる。α1の調
整町能範囲は好ましくは波形48の最小値。からその最
大値V。′までなので、電圧比較は波形48のいかなる
点においても行なえる。同様に、+Vと−Vとの間に接
続され摺動端子92を有する第2ポテンシヨメータ90
は選択町能な電圧V2を増巾器94に加え、その出力端
子に2に比例する電圧α2を発生する。オペレシヨナル
増巾器(以下単に演算増巾器という)84及び94の利
得は好ましくは理想的な利得特性を有するので、ポテン
シヨメータ80及び90の対応する点においてα1とα
2は等しい。等しい抵抗値を有する一対の抵抗器100
及び102は演算増巾器84及び94の出力端子間に接
続されるので、抵抗器の共通接続点電圧1+2 α(?)が演算増巾器104に加,えられる。
増巾器104は等しい値の一対の帰還抵抗器106及び
108を有し、その出力における利得は2であるので基
準電圧α(1+2)を供給する。上述の説明より明白な
如く、ポテンシヨメータ80の調整により2つの基準レ
ベルαV1及びα(1+2)は等量変化でき、一方ポテ
ンシヨメータ90の調整により基準レベルα(V1+2
)のみを変化できることがわかる。
この理由により、ポテンシヨメータ80及び90を夫々
「両領域制御器]及び「領域間隔制御器」と呼んでもよ
い。更に、波形48は直線的な時間基準を与える直線傾
斜波なので、差電圧α2は波形48が2つの基準レベル
を越す間の時間差に正比例する。この理由により、電圧
α2をデジタル電圧計(以下DVMという)110に加
えてもよい。斯かるDVMllOは発光ダイオード又は
CRTの文字表示部の如き適当な表示手段に、主掃引波
形上の2つの遅延ピツクオフ点間の時間々隔を直接表示
することができる。DVMllOは、掃引速度に対応し
て読出しの正確な時間を表示するため、主掃引タイミン
グ・スイツチ50から時間単位情報を受けてもよい。遅
延ピツクオフ回路72及び74の詳細を第2図に示す。
遅延ピツクオフ回路72は電圧比較器として接続された
トランジスタ130及び132を含む。トランジスタ1
32のコレクタは負荷抵抗器134を介して適当な直流
正電圧源+Vに接続され、一方トランジスタ130のコ
レクタは出力端子607に接続される。斯かる出力端子
60′は上述の遅延掃引ゲート回路に接続される。トラ
ンジスタ130及び132のエミツタの共通接続点はト
ランジスタ136のコレクタに接続され、トランジスタ
136のエミツタは抵抗器138を介して直流負電圧源
−に接続される。トランジスタ136のベースは入力端
子78′に接続され、斯かる人力端子78/は上述の制
?回路の出力の1つを受ける。同様に遅延ピツクオフ回
路74は電圧比較器として接続された一対のトランジス
タ150及び152を含む。トランジスタ152のコレ
タタは負荷抵抗器154を介して適当な直流正電圧源+
に接続され、一方トランジスタ150のコレタタは出力
端子6『に接続される。トランジスタ150及び152
のエミツタの共通接続点は、エミツタが抵抗器138を
介して直流負電圧源一に接続されたトランジスタ156
のコレクタに接続される。トランジスタ156のベース
は制御回路からの端子78′に加わる出力とは逆相の出
力が加わる入力端子78′7に接続される。トランジス
タ130及び150のベースは主掃引波形48を受ける
入力端子46′に共通接続される。
トランジスタ132及び152のベースは夫夫基準電圧
αV1が加わる入力端子84′及び基準電圧α(1+2
)が加わる人力端子104′に接続される。遅延ピツク
オフ回路の完全な1サイクル及び遅延掃引発生器の動作
を第3図に示す波形を参照して説明する。
1サイクルの主な動作を時刻T。
乃至Tl8に示す。時刻T。以前では、端子78′に加
わる負電圧により定電流源トランジスタ136は非導通
であり、端子78′7の正電圧により定電流源トランジ
スタ156は導通している。トランジスタ130及び1
32のエミツタには電流源が接続されていないので、ト
ランジスタ130及び132は非導通である。電圧α(
1+V2)が加わるトランジスタ152のベース電圧は
主掃引傾斜波形の基準レベルV。が加わるトランジスタ
150のベース電圧に対して正であるので、トランジス
タ156を流れる一定電流は全て正電圧源+Vから抵抗
器154及びトランジスタ152を介して流れる。時刻
T。
において、主掃引Aが終了すると、主掃引のホールドオ
フ期間が開始する。そこで主ゲート波形Bは負方向に変
化して電子ビーム28を禁止するが、端子78′の第1
ピツクオフ付勢/禁止波形Cは正方向に変化して定電流
源トランジスタ136を付勢し、一方端子78″″の第
2ピツクオフ付勢/禁止波形Dは負方向に変化してトラ
ンジスタ150,152及び156を非導通にする。端
子84′即ちトランジスタ132のベースの電圧αV,
は波形Aの最小値。から最大値VJの全範囲で選択でき
るが、この説明では電圧α1を最小値。及び最大値J間
の約3分の1の電圧と仮定する。掃引が終了して主掃引
電圧が最小値。に安定すると、トランジスタ132のベ
ース電圧はトランジスタ130のベース電圧に対して正
となるので、トランジスタ132は導通し、且つトラン
ジスタ130は非導通となる。時刻T1において、主掃
引が開始し、傾斜波形AはJに向かつて直線的な上昇を
開始する。
同時に、主ゲート波形Bは正方向に変化して電子ビーム
28を付勢する。時刻T2において、直線的に上昇する
傾斜波形Aは基準レベルαV1を越すので、比較器72
は反転してトランジスタ130が導通し、トランジスタ
132は非導通となる。このスイツチング動作は端子6
『のピツクオフ出力波形Eを負方向に変化させて、遅延
掃引G及び遅延ゲート波形Hを開始させる。第3図では
、遅延掃引期間は主掃引期間より非常に短かく示されて
おり、これは遅延掃引動作において一般的な現象である
遅延掃引を高速にすると主掃引において狭く表示された
現象の時間軸を拡大表示する。主ゲート波形B及び遅延
ゲート波形Hは代数的に加えられて、Z軸信号1を作る
。よつて主ゲート波形は電子ビームを付勢して標準輝度
で表示を行ない且つ遅延ゲート波形は遅延掃引の期間電
子ビーム電流を増すので、遅延掃引の時間に対応する主
掃引表示上の一部分は明るく表示される。遅延掃引が時
刻T3で終わると、主掃引表示は標準輝度に戻り、時刻
T4にて主掃引表示を終える。波形48は最初のレベル
。に下がり始める。時刻T5において、掃引波形48は
トランジスタ132のベースの基準レベルα1を越え、
第1遅延ピツクオフ回路72はスイツチングされてトラ
ンジスタ132が導通であり、且つトランジスタ130
が非導通である静止状態に戻る。
時刻T6において、第2主掃引が開始する。
トリガ・ピツクオフ回路において時刻T6,T7及びT
8に起きる現象は夫々時刻Tl,T2及びT3に起きる
現象と本質的に同じであるが、時刻T6乃至T9の期間
中は出力スイツチ回路24が遅延掃引波形66を選択し
て水平偏向板16を駆動し、また斯かる期間にZ軸信号
1は遅延ゲート波形のみであるので、制御回路78は遅
延掃引ゲート波形Hのみを通過させて電子ビームを付勢
する。時刻T9において主掃引は終り、同時に端子78
′の第1ピツクオフ付勢/禁止波形Cは負方向に変化し
て第1ピツクオフ回路72の定電流源トランジスタ13
6を禁止し、一方端子78″の波形Dは正方向に変化し
て第2ピツクオフ回路74の定電流源トランジスタ15
6を付勢する。時刻TlOからTl8までの第3及び第
4主掃引の間の動作は時刻T,からT9までの第1及び
第2主掃引の間の動作と実質的に同じである。
主な違いは、基準レベルα(V1+2)を設定するポテ
ンシヨメータ90の調整により得た比較レベルにより、
第2ピツクオフ回路74が遅延掃引開始点を選択するこ
とである。上述の説明より主掃引及び遅延掃引の表示を
次の順序で交nに行なうことがわかる。
即ち、1番目に第1遅延掃引の時間に対応する部分が明
るい主掃引による波形が表示され、2番目に第1遅延掃
引による拡大波形が表示され、3番目に第2遅延掃引の
時間に対応する部分が明るい主掃引による波形が表示さ
れ、そして4番目に、第2遅延掃引による拡大波形が表
示される。よつて、第4図に示す如く主掃引による波形
Mは互に重畳されて2つの明るい部分を有する1つの波
形として表示され、遅延掃引は垂直方向に分離して、第
1遅延表示N及び第2遅延表示0を表示するので3つの
波形M,N及びOが交互に表示される。図示する第1及
び第2遅延掃引の水平位置は適当に示したにすぎず、基
準レベルにより変化する。即ち第1遅延掃引はポテンシ
ヨメータ80の設定により主掃引波形の任意の点から開
始でき、また遅延掃弓の巾(拡大倍率)は遅延掃引の掃
引速度を変化させることにより調整される。第2遅延掃
引は第1遅延掃引の開始点と主掃引の終了点との間の主
掃引波形上の任意の点から開始する。この時間々隔Lは
第4図の表示面の右上の隅に示される。2つの遅延掃引
の速度Pは等しく、且つ表示面の右下の隅に示される。
よつて、いかなる垂直目盛線における時間関係も等しく
、図示し且つDVMllOに関して上述した如く、文字
、数字により表示される。上述した表示順序を制御する
制御回路78の詳細を第5図に示す。
主ゲート波形は端子44′に加えられ、且つJ−Kフリ
ツプ・フロゾプ(以下単にFFという)182のクロツ
ク入力端子に加えられ、斯かるFFO)J及びK入力端
子は正電圧源に接続される。よつて、主ゲート波形の立
下がり端が入力端子44′に加わつた時、FFl82は
その出力を反転する。各主ゲート波形の立下がり端が加
わるのでFFl82の出力は第3図の波形Kに示す如く
[高」及び「低」の間で交斤に変化する。これらの出力
は第2J−KFFl84に加えられ、再び2分の1に分
周されて、上述した遅延ピツクオフ回路72及び74用
に付勢/禁止信号を端子78′及び78″″に発生する
。遅延ゲート波形は入力端子60″″に加えられる。
抵抗器188,190及び192を有する演算増巾器1
86は主及び遅延ゲート波形の両方を受け、それらを代
数的に加算して第3図に示す波形1を発生させる。J−
KFFl82からの矩形波は出力端子24′及び電子ス
イツチ194に加えられて、電子スイツチ194は加算
されたゲート及び遅延ゲートを選択してZ軸増巾器36
に出力端子24′に接続された出力スイツチ回路24に
より選択された掃引駆動信号に対応する適当な信号を供
給する。FFl82からの矩形波は更に、4掃引サイク
ルの第1及び第3掃引毎に増巾器196を付勢する。
オシロスコープの正面パネルから調整できるポテンシヨ
メータ198は増巾器196の入力端子に選択可能な直
流電圧を供紹し、その出力は主掃引表示と時間的に一致
して出力端子22′を介し垂直増巾器22に印加される
ので、主掃引は第1遅延掃引から垂直方向にオフセツト
され、これら全体の表示垂直位置は垂直増巾器22の垂
直位置制御器により決定される。同様に第2遅延掃引表
示は第1遅延掃引表示から次の方法でオフセツトされる
ANDゲート200は主掃引の4番目毎に且つ第2遅延
掃引毎に正のゲート信号を発生して、増巾器202を付
勢する。ポテンシヨメータ204は増巾器202の入力
端子に選択可能な直流電圧を発生し、増巾器202の出
力は第2遅延掃引と時間的に一致して出力端子22′を
介し垂直増巾器22に加えられる。主掃引、第1遅延掃
引及び第2遅延掃引の垂直位置は単一の垂直増巾器を用
いて独立に設定できるので、任意の垂直距離だけ表示を
分離したり、正確な時間測定のために表示を重ねること
ができる。第6図は遅延ピツクオフ回路の他の実施例の
詳細な回路図を示し、第2図の遅延ピツクオフ回路と類
似の素子には同じ符号を付す。
第6図の回路において、付勢/禁止信号は端子78′及
び78′7に加えられて、第2図と同様にトランジスタ
136及び156と抵抗器138より成る比較器の導通
状態を制御する。第2図と同様に主掃引波形48は端子
46′にまた基準レベルαV1及びα(1+V2)は夫
々端子84′及び104′に加えられる。トランジスタ
136が導通しているとき、ピツクオフ比較器はトラン
ジスタ130及び132より成り、トランジスタ156
が導通しているとき、ピツクオフ比較器はトランジスタ
130及び152より成る。この回路では、トランジス
タ130が両方のピツクオフ比較器に共通であり、また
出力信号は端子6『から取出される。電流源トランジス
タ136及び156は非導通のとき、そのコレクタがフ
ローテイングするので、ダイオード210,212,2
14及び216は確実なスイツチングを行ない、且つト
ランジスタ132及び152の非導通を完全に行なう。
主掃引傾斜波が2つの選択可能なレベルを越すと遅延掃
引波形が開始し、遅延掃引波の掃引速度は独立している
ので拡大及び非拡大表示ができ、且つ時間差測定が容易
に行なえる動作モードについて本発明による回路の動作
を上述した。しかしながら、同じ回路は独立してトリガ
された信号、即ち二重掃引動作の如き異なつた動作モー
ドにも使用できる。上述の説明から明らかなように、杢
発明に係る遅延掃引型オシロスコープによれば、入力信
号の異なる波形部分を陰極線管面の同一時間軸位置に表
示することができるので掃引信号波形の非直線性及び陰
極線管面の目盛の不均一による誤差、また人力信号の選
択位置を直接重ね合わせるので目盛線或はDTM制御つ
まみの目盛を読む場合の読み取り誤差が排除できる。更
に、新規な基準電圧発生手段を用いて第1及び第2基準
レベルを発生するので、人力信号の測定したり波形位置
間の時間差が単に1つの可変電圧源のml圧をデジタル
・ボルトメータ等の電圧測定手段番用いて高精度で測定
することができる。更にまた本発明に係る遅延掃引型オ
シロスコープによると、制御回路を用いて主掃引回路及
び遅延掃引回路を時分割動作すると共にこれと同期して
第1及び第2比較器を選択的に付勢し、更に輝度変調を
も行なつているので、入力信号中の関心のある2つの波
形部分を含む全体の波形と拡大された各波形部分とが同
時に表示観測できる。しかも拡大表示されている2つの
部分の全体波形中の位置関係が輝度変調により容易に識
別できるので、測定ミスが効果的に回避でき、熟練者で
なくとも正確に測定できる等の種種の顕著な作用効果が
ある。向、上述は本発明の好適な実施例を示し、且つ記
載したものであるが、本発明の要旨を逸脱することなく
種々の変更及び変形をなし得ることは当業者に明らかで
あろう。
例えば、2個の遅延ピツクオフ比較器でなく、基準電圧
αV1及びα(V1+2)を交互に比較器に加えること
により、単一の比較器を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は杢発明による遅延掃引型オシロスコープの好適
な一実施例のプロツク線図、第2図は本発明に使用する
遅延ピツクオフ回路の路線的回路図、第3図は本発明の
動作を説明するための波形図、第4図は本発明による遅
延掃引型オシロスコープの代表的な表示波形図、第5図
は杢発明に使用する制御回路の路線的回路図、第6図は
本発明に使用する遅延ピツクオフ回路の他の実施例の路
線的回路図であり、10は主掃引回路、12は遅延掃引
回路、80,84は第1可変電圧源、90,94は第2
可変電圧源、100〜168は加算回路、72は第1比
較器、74は第2比較器、78は制御回路、110は電
圧測定手段、及び36は輝度変調回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被観測入力信号に同期して主掃引信号を発生する主
    掃引回路と、上記主掃引信号レベル内で夫夫制御し得る
    第1及び第2基準レベルを発生する基準電圧発生手段と
    、上記主掃引信号を上記第1及び第2基準レベルと比較
    して夫々上記主掃引信号の開始時点に対して遅延時間の
    異なる第1及び第2遅延パルスを発生する比較器と、上
    記第1及び第2遅延パルスに応じて遅延掃引信号を発生
    する遅延掃引回路と、上記第1及び第2基準レベル差を
    測定して上記第1及び第2遅延パルスの遅延時間差を測
    定する時間差測定手段と、上記被観測入力信号波形を上
    記主掃引信号及び遅延掃引信号により交互に表示し且つ
    上記遅延掃引信号による表示波形を上記主掃引信号によ
    る表示波形と異なる垂直位置に表示する表示制御手段と
    、上記主掃引信号による波形表示時に上記第1及び第2
    遅延パルスで交互に始動する上記遅延掃引回路の掃引ゲ
    ート波形で輝度変調する輝度変調手段とを具え、上記被
    観測入力信号波形の時間的に離れた2つの波形部分及び
    輝度変調された該2つの波形部分を含む上記被観測入力
    信号波形を同時に表示し、上記2つの波形部分間の時間
    差を上記時間差測定手段で測定することを特徴とする遅
    延掃引型オシロスコープ。
JP50148341A 1974-12-12 1975-12-11 チエンソウインガタオシロスコ−プ Expired JPS5922183B2 (ja)

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DE2555222C3 (de) 1978-11-16
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DE2555222B2 (de) 1978-03-23
FR2294540A1 (fr) 1976-07-09
NL164672B (nl) 1980-08-15
NL7512769A (nl) 1976-06-15
JPS5589758A (en) 1980-07-07
US4109182A (en) 1978-08-22
DE2555222A1 (de) 1976-06-16
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