JPS59221493A - 液体金属用ポンプ - Google Patents

液体金属用ポンプ

Info

Publication number
JPS59221493A
JPS59221493A JP9562483A JP9562483A JPS59221493A JP S59221493 A JPS59221493 A JP S59221493A JP 9562483 A JP9562483 A JP 9562483A JP 9562483 A JP9562483 A JP 9562483A JP S59221493 A JPS59221493 A JP S59221493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
pump
sliding member
liquid metal
bellows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9562483A
Other languages
English (en)
Inventor
Kesahiro Naito
内藤 袈裟博
Shigehiro Shimoyashiki
下屋敷 重広
Kazuo Takahashi
和雄 高橋
Norikatsu Yokota
横田 憲克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9562483A priority Critical patent/JPS59221493A/ja
Publication of JPS59221493A publication Critical patent/JPS59221493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は液体金属用機械式ポンプに係わり、特にパージ
ガス流入部においてシャフトがカシIJi生じないよう
にした液体金属用ポンプに関するtのである。
〔発明の背景〕
第1図により従来技術を説明する。
第1図はナトリウム冷却高速炉プラントの冷却系に使用
されている従来型の液体金属用ポンプにおける、ガバー
ガスと外気との遮断を行なうガスバージ部の断面図であ
る。ポンプケーシング内に挿入されるシャフト1は、上
部の玉軸受と下部のす) 17ウム軸受によって図のよ
うに垂直に支えられて回転する。ブツシュ2は内部フラ
ンジ3(ポンプケーシングに取付けられる)にボルトで
固定されており、この下部にはパージガス入口ノズル5
が取付けられている。シャフト1には、上部の玉軸受の
潤滑油が漏れてシャフト1の表面を伝わってこれがナト
リウム中に侵入しないように、油切り6がガスケント7
とワッシャ8を介してナツト9で固定されている。シャ
フト1とブツシュ2の間に形成される環状のギヤング4
は0.47〜Q、55mmと極めてせまくできている。
またこのギャンプ部の長さは100mm以上と長くでき
ている。こrLハ、ガバーカスがここを上昇して外部に
漏nないようVr−流れ抵抗を増大させるためであり、
通常運転時にはパージガス(不活性ガス)11が常にガ
スノズル5より送られ、このギヤング4を流下して矢印
aのようにカバーガス10側に流し込まれている。また
パージカス11の一部はシャフト1とブツシュ2との隙
間を上方に流れて矢印すのように外部に漏れ出る。
このような構造の液体金属用機械式ポンプでは、組立時
にわずかな芯出し調整の不備があったり、シャフト下部
が高温のナトリウム中にあるためその熱応力で僅かにた
わみを生じてもギャップ4の部分でシャフト1とブツシ
ュ2がカジリを起こし易い。さらに、ブツシュ2を固定
するのに微調整しにくいため、ギャップ4を正常値に保
つことが難しい構造であり、上記のカジリを起こし易く
している。カジリは特に機械式ポンプの始動時において
生じ易いが、定常の運転中でもその可能性が十分めり、
対策を必要とする課題の一つになっている。
シャフト1とブツシュ2のカジリを生づると、最悪の場
合はポンプ運転が不能となる。カジリの程度が僅かであ
っても振動の発生、動力の損失、定格運転不能、損耗物
のナトリウム中への混入によるナトリウム軸受のカジリ
といった障害をもたらす。−次系の場合ナトリウム中ム
耗物が運ばれて炉心を通過する間に放化ナトリウム中の
放射性不純物量を多くするなどの原因になり、そのへい
害は大きい。カジリをなくすためにギャップを大きくす
ると、燃料破損時にカバーガス中に移行した核分裂生成
物が拡散漏出し易くなり、放射能汚染を起こし易い結果
になる。したがって従来の構造のままでは単にギヤング
4を大きくすることはできない。ポンプのトラブルはプ
ラントの稼働率に直接影響を与えるので、これを安定に
運転できるよう信頼性を高めることが極めて重要である
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、シ
ャフトがカジリ、を生じない構造とし、信頼性を高める
液体金属用機械式ポンプを提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明の特@は、シャフトに固定した油切りとブツシュ
との隙間のシール性を良くシ、力、く−ガスの外部への
漏れ出し量金著しく低減すると同時に放射性物質の漏れ
出しを防止する構造としたことにある。本構造を適用す
ることにより、シャフトとブツシュ部の隙間を従来より
広げることが可能となり、シャフトのカシリ事故を防止
することができる。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例全第2図にもとづいて以下に説明する
−第2図はパージガス流入部のたて断面図である。
シャフト1とこれに固定された油切り6の外側にブツシ
ュ2との間に環状の隙間4があり、この隙間4は従来の
隙間0.2〜Q、 5 m mよりも広くできている。
したがってシャフト1がブツシュ2とカジリ金生ずるこ
とはない。しかし、パージガス11がノズル5よりこの
隙間に流入し下方に流れてカバーガス10中に流れ込む
が、このとき隙間4が広いためにカバーガス10中に含
まれるナトリウム蒸気や放射性物質が含まれる場合はこ
れが熱対流あるいは拡散VCよって上部に移行し易くな
る。ブツシュ2の上部にはベローズ20が溶接されてお
りその上部には凹型のリング21が溶接されている。さ
らにリング21には摺動部材22が嵌合され、摺動部材
22の上面はベローズ20のバネ作用で油切り6の下面
に圧接されている。シャフト10回転により回転側の油
切り6と静止側のリング21は摺動部材22を介して相
対運動することになる。摺動部材22は摺動特性の良い
カーボン材(ダラファイトまたはガラス状非晶質カーボ
ン)を月1いることにより密着した状態でシャフト1の
回転に耐えることができる。また摺動部材22の接触面
圧はベローズのバネ定数(縮み代)を変えることにより
自由に選ぶことが可能である。
したがって、固体同志の接触によるガスシール効果を持
たせることができるので、隙間4の上部は従来の開放型
と異なり、パージガスの漏れ出し童を著しく低減できる
また上記のように隙間4の上部に移行したナトリウム蒸
気及び放射性物質ハ、ガスの吸着効果の大きいカーホン
材により捕獲竺れるため、外部へ若干龜れ出してもそれ
らのMは従来VC比べて極微量となる。特に核分裂生成
物の中で最も間駒となるとされるセシウム(13708
)及びヨウ素(1311等)及びナトリウム放射化物<
22Na)t;1力−ホン月に吸蔵され易いことが知ら
れているので、摺動部材22にカーボンIf:使用すル
コトは、摺動特性の向上ばかりでなく放射性物質による
外部汚染を防止できるととKなる。
なお、摺動部材22が刀−破損したり、摩耗粉がナトリ
ウム中に混入するのを防ぐために、リング21の凹部の
底幅はそこに嵌甘きれる摺動部材22の厚さよりも広く
とるが、さらにつばを設けることにより容易に達成でき
る。保守性kaぬるためにI/ソング2′t−例えば径
方向に二分割して組み込み式とすればポンプを分解する
ことなく交換できる。
以上のように隙間4を広くしたことによりシャフトのカ
ジリの原因を排除し信頼性の高い機械式ポンプを提供で
きるので、プラントの稼働率を向上することができる。
また隙間4が広いため組立。
分解作業の能率を向上することにもなる。
〔発明の効果〕
(1)  パージガス全外部へ逃がす量を極微量とし、
ガス中の放射性物質捕獲機能を付加したことにより放射
性物質による外部汚染を防止できる。
(ii)  (i)によりシャフトとプン7ユ2の隙間
を従来より広くすることが可能となり、その部分におけ
るシャフトのカジリを防止することができる。
(ii#)  (ii)によりポンプの保守、修理作業
の能率を向上できる。
Ov)  以上のことから、ポンプの信頼性を高ち、稼
働率向上を果たす効果が生まtLる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体金属用機械式ポンプのパージガス流
入部のたて断面図、第2図は本発明になるパージガス流
入部の構造を示すたて断面の説明図である。 l・・・シャフト、2・・・ブツシュ、3川内部フラン
ジ、4・・・ギャップ、5・・・ガスノズル、6・・・
油切り、7・・・ガスケント、8・・・ワンシャ、9・
・・ナンド、1゜・・・カバーカス、11・・・パージ
ガス、2o・・・ベロー第 1閏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 シャフトに取付けられる油切りと、前記シャフト
    が貫通して前記シャフトの間に環状間隙を形成し、かつ
    前記油切りの下方に存在する筒状体と、前記油切りの下
    部に設けられて前記筒状体の上部に前記油切りの下面と
    接するようにベローズと該ベローズに支持さ7″1.f
    c摺動部材から成るガスシール要素を配設したことを特
    徴とする液体金属用ポンプ。 2、 上記摺動部材は少なくとも摺動面がカーボン材で
    あり、カバーガス中の放射性物質全捕獲する能力を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項の液体金属用
    ポンプ。
JP9562483A 1983-06-01 1983-06-01 液体金属用ポンプ Pending JPS59221493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9562483A JPS59221493A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 液体金属用ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9562483A JPS59221493A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 液体金属用ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59221493A true JPS59221493A (ja) 1984-12-13

Family

ID=14142679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9562483A Pending JPS59221493A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 液体金属用ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59221493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61244968A (ja) * 1985-04-20 1986-10-31 エム・テ−・ウ−・モト−レン−・ウント・ツルビ−ネン−ウニオ−ン・ミユンヘン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ブラシ型シ−ル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61244968A (ja) * 1985-04-20 1986-10-31 エム・テ−・ウ−・モト−レン−・ウント・ツルビ−ネン−ウニオ−ン・ミユンヘン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ブラシ型シ−ル装置
JPH0472105B2 (ja) * 1985-04-20 1992-11-17 Emu Tee Yuu Motooren Unto Tsurubiinen Union Myunhen Gmbh

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798496B2 (en) Rotary shaft sealing assembly
US10941780B2 (en) Slurry seal assembly
CN1024587C (zh) 挡板密封系统的改进
US5622473A (en) Variable stator vane assembly
GB1596546A (en) Shaft seal system for a rotary machine
US3979104A (en) Shaft sealing device for a butterfly valve
JPS59221493A (ja) 液体金属用ポンプ
EP0086151B1 (en) Pump seal
US4537385A (en) Low emission valve
US4277221A (en) Wicket gate bearing seal
US2735701A (en) Seal construction
GB2186952A (en) A ball valve
EP0411804A1 (en) Seals
JP4646104B2 (ja) 無注水軸封装置を備えた両吸込形横軸ポンプ
Floyd Gas seals for rotating shafts
CN219673290U (zh) 一种制浆压力筛用密封装置
Metcalfe End face seals in high pressure water-learning from those failures
JPH0599383A (ja) 給油用ロータリジヨイント
CN1270101C (zh) 杂质泵组合机械密封装置
CN2430580Y (zh) 完全密封复式油挡
JPH0755017A (ja) 液封式軸封装置
TWM655955U (zh) 中空螺桿冷卻裝置
JPS582934Y2 (ja) 軸封装置
JPH04337166A (ja) 回転機械の軸封装置
Godse Understand mechanical seals