JPS5922101B2 - 自動変速機 - Google Patents
自動変速機Info
- Publication number
- JPS5922101B2 JPS5922101B2 JP52002689A JP268977A JPS5922101B2 JP S5922101 B2 JPS5922101 B2 JP S5922101B2 JP 52002689 A JP52002689 A JP 52002689A JP 268977 A JP268977 A JP 268977A JP S5922101 B2 JPS5922101 B2 JP S5922101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- sensor
- electrical signal
- throttle opening
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧式自動変速機の変速制御に関する。
従来の自動変速機の多くはエンジンのマニホールド負圧
をバキュームダイヤスラムに導きマニホールド負圧に対
応したスロットル油圧を生じさせると共に自動変速機の
出力軸に取付けられたガバナにまり車速(出力軸回転数
)に対応したガバナ油圧を生じさせ、スロットル油圧と
ガバナ油圧によりシフトパルプを移動させクラッチバン
ド等を作動し自動変速を行なっている。
をバキュームダイヤスラムに導きマニホールド負圧に対
応したスロットル油圧を生じさせると共に自動変速機の
出力軸に取付けられたガバナにまり車速(出力軸回転数
)に対応したガバナ油圧を生じさせ、スロットル油圧と
ガバナ油圧によりシフトパルプを移動させクラッチバン
ド等を作動し自動変速を行なっている。
近年、排気ガス対策によりエンジントルクが低下し、同
じ走行状態でも排気ガス対策前と比ベアクセルの踏込量
は多くなり、当然の事ながらマニホールド負圧は低下す
る。
じ走行状態でも排気ガス対策前と比ベアクセルの踏込量
は多くなり、当然の事ながらマニホールド負圧は低下す
る。
このため、スロットル油圧とガバナ油圧で決定される自
動変速機の変速点が高速側に移動し、容易にシフトアッ
プしないとか、変速ショックが大きくなる等の不具合が
生じるおそれがある。
動変速機の変速点が高速側に移動し、容易にシフトアッ
プしないとか、変速ショックが大きくなる等の不具合が
生じるおそれがある。
本発明は上記の欠点を除去するために、マニホールド負
圧を直接バキュームダイヤフラムに導かずスロットル開
度(アクセルペダル踏込量)に対応した負圧値に制御し
てからバキュームダイヤフラムに負圧を作用させる事に
より排気対策による影響をなくし、簡単に変速点を移動
できるとともにマニホールド負圧の影響を受けないよう
にした自動変速機を提供するにある。
圧を直接バキュームダイヤフラムに導かずスロットル開
度(アクセルペダル踏込量)に対応した負圧値に制御し
てからバキュームダイヤフラムに負圧を作用させる事に
より排気対策による影響をなくし、簡単に変速点を移動
できるとともにマニホールド負圧の影響を受けないよう
にした自動変速機を提供するにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明するO
第1図は自動変速機の概略構成図で、第1図において、
1は自動変速機本体、2はバキュームダイヤフラム、3
は負圧配管路で、この管路3の一端は前記バキュームダ
イヤスラムに連結され、他端はバキュームアクチュエー
タ4の負圧室27に接続される。
1は自動変速機本体、2はバキュームダイヤフラム、3
は負圧配管路で、この管路3の一端は前記バキュームダ
イヤスラムに連結され、他端はバキュームアクチュエー
タ4の負圧室27に接続される。
5はストロークセンサで、このストロークセンサ5はバ
キュームアクチュエータ4のダイヤフラム6のストロー
クを検出するもので、例えば可変抵抗でストロークを電
気信号に変換する。
キュームアクチュエータ4のダイヤフラム6のストロー
クを検出するもので、例えば可変抵抗でストロークを電
気信号に変換する。
7はバキュームアクチュエータ4の負圧室27内に設け
られたスプリングである。
られたスプリングである。
8はアクセルペダル9の踏込量を電気信号に変換するス
ロットルセンサー、10は詳細を後述する電子制御回路
である。
ロットルセンサー、10は詳細を後述する電子制御回路
である。
11,12は電子制御回路10の出力により制御される
負圧および大気ソレノイド、13はバキュームタンク、
14はチェックパルプ、15は図示しないエンジンマニ
ホールドに接続される管路である。
負圧および大気ソレノイド、13はバキュームタンク、
14はチェックパルプ、15は図示しないエンジンマニ
ホールドに接続される管路である。
第2図は電子制御回路10を示す回路図で、16はスロ
ットルセンサー8の出力が供給される入力端、17はス
トロークセンサー5の出力が供給すれる入力端16,1
7はコンパレータ19の入力に接続される。
ットルセンサー8の出力が供給される入力端、17はス
トロークセンサー5の出力が供給すれる入力端16,1
7はコンパレータ19の入力に接続される。
20はNOT回路、21゜23は抵抗、22,24はト
ランジスタ、25゜26は逆起電力吸収用ダイオードで
ある。
ランジスタ、25゜26は逆起電力吸収用ダイオードで
ある。
なお、18は電源に接続される端子である。
次に上記実施例の作用を述べる。
まず、第3図乃至第5図において、バキュームアクチュ
エータ4の負圧室27に負圧が作用されるとスプリング
7と釣合うまで、ダイヤフラム6の可動部分は図示左側
にストロークする。
エータ4の負圧室27に負圧が作用されるとスプリング
7と釣合うまで、ダイヤフラム6の可動部分は図示左側
にストロークする。
この負圧とストロークの関係を表わしたのが第3図であ
る。
る。
第4図はストロークセンサ5の出力特性を示スもので、
負圧が大きいときは出力電圧V8が低く負圧が低下する
とともに出力電圧v8が上昇するように形成されている
。
負圧が大きいときは出力電圧V8が低く負圧が低下する
とともに出力電圧v8が上昇するように形成されている
。
第5図はスロットル開度センサー8の出力特性を示すも
ので、アクセルペダル9の踏込量に応じて出力電圧VT
が上昇するように形成されている。
ので、アクセルペダル9の踏込量に応じて出力電圧VT
が上昇するように形成されている。
いま、第2図のコンパレータ19の人、t[IL17に
前記出力電圧■8 、vTが到来したとする。
前記出力電圧■8 、vTが到来したとする。
コンパレータ19は両型圧を比較し、vT〉■8のとき
は出力がrLJレベルになりvTくV8のときは出力が
rHJレベルになる。
は出力がrLJレベルになりvTくV8のときは出力が
rHJレベルになる。
コンパレータ19の出力が「L」レベルになるとNOT
回路20の出力側が「H」レベルになりトランジスタ2
2がオンとなって大気ソレノイド12は通電される。
回路20の出力側が「H」レベルになりトランジスタ2
2がオンとなって大気ソレノイド12は通電される。
このため、バキュームアクチュエータ4の負圧室27の
負圧は大気ソレノイド12を介して大気に開放され、ダ
イヤフラム6はスプリング7により図示右方向にストロ
ークする。
負圧は大気ソレノイド12を介して大気に開放され、ダ
イヤフラム6はスプリング7により図示右方向にストロ
ークする。
一方、自動変速機本体1のバキュームダイヤフラム2の
負圧も上記と同様に大気に開放されるので、変速制御が
なされる。
負圧も上記と同様に大気に開放されるので、変速制御が
なされる。
また、前記コンパレータ19の出力が「H」レベルにな
るとトランジスタ24がオンとなり、負圧ソレノイド1
1が通電される。
るとトランジスタ24がオンとなり、負圧ソレノイド1
1が通電される。
このとき、大気ソレノイド12は非導通となっているの
で、バキュームタンク13の負圧が負圧ソレノイド11
を介して負圧室27に作用し、ダイヤフラム6はスプリ
ング7を押し付けて図示左方向にストロークする。
で、バキュームタンク13の負圧が負圧ソレノイド11
を介して負圧室27に作用し、ダイヤフラム6はスプリ
ング7を押し付けて図示左方向にストロークする。
このときも自動変速機本体1のバキュームダイヤフラム
2に負圧が作用され、変速制御される0 上記のように自動変速機を負圧制御する際に、ストロー
クセンサ5の出力とスロットルセンサー8の出力とを電
子制御回路10で比較制御し、スロットルセンサー8の
出力に対応して両ソレノイド11,12を制御するので
、自動変速機の制御が排気対策によるマニホールド負圧
の影響を受けることなく円滑な制御が可能となる。
2に負圧が作用され、変速制御される0 上記のように自動変速機を負圧制御する際に、ストロー
クセンサ5の出力とスロットルセンサー8の出力とを電
子制御回路10で比較制御し、スロットルセンサー8の
出力に対応して両ソレノイド11,12を制御するので
、自動変速機の制御が排気対策によるマニホールド負圧
の影響を受けることなく円滑な制御が可能となる。
以上述べたように本発明によれば、スロットル開度に対
応したセンサーの電気信号を設定出来ることと合せて高
精度の負圧値に制御することが出来るので、従来の欠点
を一挙に解決でき、排気対策によるエンジン特性の変更
に対処しやすくなり、かつその対策の場合にも確実に変
速制御でき、例えばスロットルセンサーの出力変更によ
り変速点を移動することが簡単にできるようになるとと
もにスロットル開度となるためマニホールド負圧の影響
を受けにくくなり、かつ現在の自動変速機を少し変更す
るだけで作動できる利点がある。
応したセンサーの電気信号を設定出来ることと合せて高
精度の負圧値に制御することが出来るので、従来の欠点
を一挙に解決でき、排気対策によるエンジン特性の変更
に対処しやすくなり、かつその対策の場合にも確実に変
速制御でき、例えばスロットルセンサーの出力変更によ
り変速点を移動することが簡単にできるようになるとと
もにスロットル開度となるためマニホールド負圧の影響
を受けにくくなり、かつ現在の自動変速機を少し変更す
るだけで作動できる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
電子制御回路の回路図、第3図は負圧とストロークとの
関係を示す特性図、第4図は出力電圧とストロークとの
関係を示す特性図、第5図は出力電圧とスロットル開度
との関係を示す特性図である。 1・・・・・泪動変速機本体、2・・・・・・バキュー
ムダイヤフラム、4・・・・・・バキュームアクチュエ
ータ、5・・・・・・スートローフセンサ、8・・・・
・・スロットル開度センサ、10・・・・・・電子制御
回路、11・・・・・・負圧ソレノイド、12・・・・
・・大気ソレノイド、13・・・・・・バキュームタン
ク。
電子制御回路の回路図、第3図は負圧とストロークとの
関係を示す特性図、第4図は出力電圧とストロークとの
関係を示す特性図、第5図は出力電圧とスロットル開度
との関係を示す特性図である。 1・・・・・泪動変速機本体、2・・・・・・バキュー
ムダイヤフラム、4・・・・・・バキュームアクチュエ
ータ、5・・・・・・スートローフセンサ、8・・・・
・・スロットル開度センサ、10・・・・・・電子制御
回路、11・・・・・・負圧ソレノイド、12・・・・
・・大気ソレノイド、13・・・・・・バキュームタン
ク。
Claims (1)
- 1 負圧値を電気信号に変換する負圧センサーおよび機
関のスロットル開度に応じた電気信号を送出するスロッ
トル開度センサーを有し、前記スロットル開度センサー
の電気信号に対応した前記負圧値を調整するものにおい
て、前記負圧センサーとバキュームタンクとを結ぶ通路
中に設けられ、かつスロットル開度センサーの電気信号
より負圧センサーの電気信号が太きいときには動作して
、前記負圧センサーとバキュームタンクとを連通させる
負圧ソレノイドと、前記負圧センサーと大気を結ぶ通路
中に設けられ、かつスロットル開度センサーの電気信号
が負圧センサーの電気信号より小さいときには動作して
、負圧センサーに作用する負圧を大気に連通させる大気
ソレノイドと、前記負圧センサーに供給される負圧に応
じた油圧を作るためのバキュームダイヤフラムとからな
ることを特徴とする自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52002689A JPS5922101B2 (ja) | 1977-01-13 | 1977-01-13 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52002689A JPS5922101B2 (ja) | 1977-01-13 | 1977-01-13 | 自動変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5388461A JPS5388461A (en) | 1978-08-03 |
JPS5922101B2 true JPS5922101B2 (ja) | 1984-05-24 |
Family
ID=11536241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52002689A Expired JPS5922101B2 (ja) | 1977-01-13 | 1977-01-13 | 自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922101B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5565754A (en) * | 1978-11-11 | 1980-05-17 | Nissan Motor Co Ltd | Negative pressure regulating detector |
JPS61157856A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Nippon Jido Hensokuki Kk | 自動変速機の負圧・油圧変換装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872553A (ja) * | 1971-12-27 | 1973-09-29 |
-
1977
- 1977-01-13 JP JP52002689A patent/JPS5922101B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872553A (ja) * | 1971-12-27 | 1973-09-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5388461A (en) | 1978-08-03 |
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