JPS592204B2 - テレビジョン選局装置 - Google Patents

テレビジョン選局装置

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JPS592204B2
JPS592204B2 JP13757478A JP13757478A JPS592204B2 JP S592204 B2 JPS592204 B2 JP S592204B2 JP 13757478 A JP13757478 A JP 13757478A JP 13757478 A JP13757478 A JP 13757478A JP S592204 B2 JPS592204 B2 JP S592204B2
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陽一 阪本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン受像機等の選局装置に関するもの
で、特に、受信を希望する局の送信周波数の近傍周波数
を、位相ロックループ(PLL)周波数シンセサイザに
よつて選び、この周波数を基点として送信波をサーチ(
探索)するとともに、PLL系からサーチ同調系に受信
系を切替えることによりAFT時の周波数のパンチイン
クやディジタルノイズ妨害の問題を解消し、上記送信周
波数が正規の周波数に対し大きなオフセット周波数をも
つとき、これを自動的に補正して受信する装置を提供せ
んとするものである。
第1図に従来のPLL周波数シンセサイザ方式のテレビ
ジョン選局装置のl例を示す。
これを説明すると、電圧制御局部発振器1、プリスケー
ラ2、プログラマブル分周器3、位相比較器4、低域濾
波器5からなるループを有し、基準発振器Tで分周して
、位相比較器4の一方の入力端子に加えるとともに、チ
ャンネル選択器8によつて制御されるコード変換器9の
出力コードで、プログラマブル分周器3の分周比を決め
て、その出力を位キ叶ヒ較器4の他方の入力とすること
により、まず選局希望の局部発振周波数を合成する。つ
ぎに自動微調(AFT)を行うときは周波数弁別器10
の出力および垂直同期信号検出器11の出力を、比較お
よび制御論理回路12で基準電圧と比較し、その結果を
論理演算して、アップ・ダウンカウンタ13のカウント
方向を決めて行う手動微調(MFT)は自動/手動微調
論理回路14によつてアップ・ダウンカウンタ13のカ
ウント方向とカウント数を決めて実行される。
深間動作のためには、受信放送波が正しいテレビジヨン
放送波か否かを判別するチヤンネル認識信号が必要であ
る。この信号は映像搬送波検出器15″と音声搬送波検
出器15″から成る搬送波検出器15、周波数弁別器1
0および垂直同期信号検出器11の各出力が、比較およ
び制御論理回路12で基準電圧と比較され、その結果が
論理演算されて得られる。そして、コード変換器9のア
ドレス増減を制御して、放送チヤンネルの探局を可能に
している。なお、16はチヤンネル番号表示器、17は
高周波増幅器、18は混合器、19は中間周波増幅器、
20は映像増幅器である。
しかしながら、第1図に示す構成では、位相比較器4の
基準入力周波数が離散的に変化するため回路および回路
定数に特別の考慮を払われば、周波数パンチインクを起
すおそれがある。
また、電圧制御局部発振器1の制御感度は受信しようと
する局によつて異なるから、上記基準入力周波数の離散
的に変化する1ステツプは局によつて異なる局部発振周
波数のステツプ変化をもたらす。したがつてテレビジヨ
ン放送のように広い周波数帯を使用する場合、同調周波
数の微調のlステツプが大きく異なり不都合である。ま
た、デイジタルPLLを用いているために、デイジタル
・ノイズ妨害対策が必要であり、対策をしたとしても完
全に除去するのは困難である。
さらに、この従来例では映像搬送波に正しく同調したこ
とを認識するために、映像搬送波検出器15″、周波数
弁別器10および垂直同期信号検出器11の各出力とと
もに、音声搬送波検出器15Iの出力を用いているが、
この音声搬送波検出器出力は、弱電界地域では信号対雑
音比が小さく、上記の正しく同調したことを認識するこ
とが困難となつている。本発明は以上のような欠点を除
去せんとするものである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明する。第2図
は本発明の実施例のプロツク図を示す。
同図において、PLL周波数シンセサイザは局部発振器
(電圧制御発振器)21,プリスケーラ22、プログラ
マブル分周器23、位相比較器24、チヤージ/ポンプ
および3状態切替器25、低域済波器26、電圧加算器
70から成るループを有し、基準発振器27の出力を基
準分周器28で分周して、位相比較器24の一方の入力
端子に加えるとともに、チヤンネル選択器29によつて
制御されるコード変換器30の出力コードで、プログラ
マブル分周器23の分周比を決めて、その出力を位相比
較器の他方の入力とする構成をとつている。一方、サー
チ同調系は局部発振器21、混合器31、中間周波増幅
器32、周波数弁別器33、低域淵波器34、電圧加算
器35、電圧積分制御器36、電圧積分器37、電圧加
算器70を含めてなるループを有し、掃引駆動電圧発生
器38からの出力電圧を電圧加算器35に加え、さらに
高周波増幅器39からの出力を混合器31に加える構成
をとつている。PLL期間カウンタ40は第3図に示す
PLLのみ閉ループを構成している期間はT1を決める
ためのものである。
PLL/サーチ切替回路41は、チヤンネル選択器29
の出力または位相ロツク検出器42からの出力ならびに
PLL期間カウンタ40によつて制御され、チヤージ/
ポンプおよび3状態切替器25と電圧積分制御器36な
らびにコード変換器30を制御する。この切替器41の
出力80はT,の期間、低域沢波器26中の容量素子を
チヤージまたはポンプさせ、PLLを閉ループとする。
T2の期間も、この切替器41の出力80はPLLを閉
ループに保つている。一方、電圧積分制御器36は切替
器41の出力79によつて、T,の期間は電圧積分器3
7の出力を掃引開始基準電圧に保ち、T2の期間は掃弓
状態にする。T2の期間が終つた直後、PLL/サーチ
切替器41の出力80はチヤージ/ポンプおよび3状態
切替器25を制御して、低域済波器26の入力端を強制
的にフローテイング状態になるようにする。
すなわちPLLを開ループにする。この切替器41は、
また、その出力80によつでT2の期間終了後すなわち
T3の期間、サーチ同調系を閉ループに保ち、かつ映像
搬送波より高い周波数をもつ近傍周波数から映像搬送波
をサーチするように、電圧積分制御器36を制御する。
上記映像搬送波および上記近傍周波数に対応する局部発
振周波数を、それぞれF,およびF。とし、第3図に上
記の動作を図示している。期間T2のPLLの動作状態
を第4図aおよびbを参照して説明する。
この期間ではPLLが口ツク状態にあつて、このループ
に第4図aに示す. ・ Δシように掃引
電圧Vn(s)−一がじよう乱電圧としS2て加わつて
いることになる。
ここでΔシは電圧積分器37出力の電圧掃引速度、sは
プララス変換のための複素変数、θ1(s)は位相比較
器43の基準入力位相、Kdは位相比較器43の感度、
F(s)は低域済波器44の伝達関数、KOは電圧制御
発振器45の感度、θo(s)はその出力位相である。
とすれば、第4図aは第4図bのように変換できる。す
なわちθ。−Δゐ/S3なるじよう乱位相が位相比較器
46の基準入力位相θ1(s)に加算されたことになる
。位相比較器46、低域淵波器47、電圧制御発振器4
8は、それぞれ第4図sの43,44,45と同一特性
をもつ。いま位相比較器46の出力θe(s)を とすれば、第4図bから DUe(t) 定常状態での誤差周波数−一(燥終値定理によAtり ここでKv=KOKdF(0)であり、低域戸波器47
に能動フイルタ、を使用するならば、Kvは誤差周波数
11m=μCWを無視するのに充分大きな値t−にり
Dtに選べる。
すなわち第3図の期間T2における、局発周波数は期間
T1のときの同周波数の定常値とほぼ等しい。このT2
の期間は電圧加算器70の電圧積分器!7側からの入力
電圧が、第3図の電替?=Z二=重?二種゜希望の局の
送信周波数の近傍周波数に対応するとすれば、以上の説
明から第2図の構成をもつ選局装置が、受信を希望する
局の送信周波数の近傍周波数を選び、この周波数を基点
として放送波をサーチする準備状態に入れたことがわか
る。
期間T3とT4におけるサーチ同調系の動作状態を第5
図に示すモデルと、第6図に示す周波数弁別器の特性を
用いて説明する。
第2図の局部発振周波数ωL(t)と、受信周波数ωR
Fとの差ωIF(t)を、第5図aの電圧制御発振器4
9の出力ωo(t)〔そのラプラス変換をΩo(s)と
する〕と等価であるとし、これに対応して第2図の周波
数弁別器33を第5図では基準入力周波ω゜数」と電圧
制御発振器49の出力Ωo(s)の差をS検出する周波
数比較器50に置き換える。
第5図aの掃引,駆動電圧,−Σを系に加える点を、S
サーチ同調系のループの基準入力周波数側に移すために
、第5図bの等価モデルを導く。
第5図bここでω,は周波数に対し直線の出力特性をも
つ周波数弁別器の特性上に選ばれた或る基準周波数であ
り、Kdlは周波数比較器50の感度、F1(s)は低
域済波器51の伝達関数、τは電圧積分器52の積分定
数である。定常状態での誤差周波数ω。
は最終値定理によ(フυ1S′ いま、低域沢波器として第9図に示すラグ・りードフイ
ルタ一53を用いれば、ここで、τ,−R,C,τ2=
R2C このとき前記(6)式は j となる。
この式は系の定常周波数誤差が電圧制御発振器49の感
度KO、したがつて第2図の局部発振器21の電圧に対
する感度から独立していることを示す。これは、従来例
がもつていた同調周波の微調の1ステツプが受信周波数
によつて異なる問題を解決していることを示している。
期間T4では上記の動作で、サーチ同調系が到来信号、
すなわち受信信号に同調している。
もし到来信号が正規の送信周波数に対しオフセツト周波
数をもつていても、この系は常に到来信号に追随してい
る。これは到来例の自動微調(AFT)に対応している
。本発明によると、このAFTに相当する動作は、以上
のようなアナログ制御されているため、従来例のような
AFT時の周波数パンチインクの問題、デイジタル・ノ
イズ妨害の問題を解決していることになる。なお、第3
図の期間T4の右端の時亥1に、送信波が断たれた時、
サーチ同調系の中間周波信号が無くなるから、局部発振
器21の出力周波数は減少して離調してしまい、再び送
信波が入力されても受信を再開することができない。
これを防止するために第2図の構成では、位相比較器2
4からの情報を利用して、位相ロツク検出器42出力を
得、これでコード変換器30を介してプログラマブル分
周器23を制御し、また、PLL/サーチ切替器41を
制御する構成が付加されている。
次に、この部分の動作を第7図を参照して説明する。こ
こで、第7図の位相比較器54、チヤージ/ポンプ回路
用回路55、位相ロツク検出用ゲート回路56は周知の
ものであり、その動作もよく知られているので、ここで
の詳しい説明は省略する。
ここでは3状態切替回路57を新しく付加している。3
状態切替制御入力58が低レベルのとき、位相比較出力
59はフローテイング状1態である。
なお、位相ロツク検出用出力60からはPLLがロツク
したとき低レベル出力が得られ、それ以外のときはパル
ス出力が出るように構成されている。期間T2が終了し
た直後、PLL/サーチ切替器41の出力81を利用し
て、コード変換器30からの出力を変化して、プログラ
マブル分周器23の分周比を、第3図の局部発振周波数
F2用に変化させておく。期間T5の間、局部発振周波
数が増加し、F2に達すると、位相ロツク検出用出力端
子60からは低レベルの出力が出る。実際には、この後
に低域淵波器が接続され、PLLがロツク状態のときは
低レベル、離調したときは高レベルが出るようになつて
いる。この低域済波器を含めた位相ロツク検出器が24
として第2図に示されている。位相ロツク検出器42の
出力はPLL/サーチ切替器41を制御し、その出力8
0によつてチヤージ/ポンプおよび3状態切替器25を
、フローテイング状態から解除する。
すなわちPLLを閉じる。同時に切替器41の出力79
は電圧積分制御器36を制御し、電圧積分器37の出力
を掃引開始基準電圧にもとす。また、位相ロツク検出器
42が、コード変換器30を制御して、プログラマブル
分周器23を、第3図に示す局部発振周波数F。を合成
するようにプログラムする。すると上述した期間T1の
動作が再びくり返される。したがつて再び送信波が存在
すればサーチ同調系が受信状態に入る。周波数F。
(5f2をf1に対してある周波数間隔で決めるように
設計することになるが、この周波数間隔は局部発振器の
制御感度と独立しているからすべてのチヤンネルに対し
て等しくとつておくことができる。テレビジヨン放送の
基準では、映像搬送周波数はチヤンネル下端周波数より
1.25MHz高く、また隣接音声搬送周波数より1.
5MHz高い。
したがつて上記周波数間隔を±1.25MHzより狭く
とれば、隣接チヤンネルの音声搬送波に対してサーチ同
調することはない。これはサーチの方向がいずれの方向
でも成ら立つ。しかし、ケーブル・テレビジヨン・シス
テム(CATV)では、送信搬送周波数がテレビジヨン
放送に割り当られた周波数から大きくずれる場合がある
例えば1.5MHzのオフセツト周波数をもつている場
合、これを自動的に補正するためには上記周波数間隔を
±1.5MHz以上にとつておかねばならない。このよ
うなテレビジヨン選局装置で、上記オフセツト周波数を
もたないテレビジヨン放送波を受信する場合、上記周波
数F。
からのサーチ方向を、低い方から高い方へサーチするよ
うにすると、隣接音声搬送波にサーチ同調するおそれが
ある。そこで、本発明では、映像搬送周波数の近傍周波
数に対応する局部発振周波数F。を、映像搬送周波数に
対応する局部発振周波数f1に対し、隣接音声搬送周波
数に対応する局部発振周波数と反対側に選んで、サーチ
方向を低い方から高い方へとつている。このようにサー
チ方向を決めても映像搬送波が存在しないと隣接音声搬
送波に同調してしまう。
そこで本発明では第2図に示す搬送波検出器83、同期
信号検出器84、論理演算器85を用い、第8図を用い
て説明する動作を実行させて、受信搬送波が映像搬送波
であるか隣接音声搬送波であるかを識別している。第3
図に示すように、サーチ同―系が閉ループの期間は、電
圧積分器37の出力が増加方向の掃引状態の期間T2と
、減少方向のサーチ同調期間T3,T4およびT,から
成つている。
これを実現するために、第2図のPLL/サーチ切替器
41の出力79で電圧積分制御器36を制御してサーチ
同調系を閉ループにするとともに、出力80で同じく電
圧積分制御器36を制御して、PLLが開ループの期間
サーチ同調の掃引方向を切替えている。すなわちサーチ
方向を周波数の高い方から低い方へ決めている。第8図
aは受信希望チヤンネルの映像搬送波、音声搬送波、正
規の局部発振出力および隣接音声搬送波の各周波数の関
係を示している。
いま、第3図の局部発振周波数F。
を正規の周波数より2MHz高くとると、第8図bに点
線で示す周波数関係の到来信号がなければ、搬送波検出
器83から同図b″で示すような映像搬送中間周波数F
IF出力は得られない。局部発振周波数が低くなつてい
つて、第8図cに示すように、正規の周波数f1に達す
ると、搬送波検出器83から同図cに示すFlF出力が
得られる。さらに局部発振周波数が低くなつて、第8図
dのように正規の周波数より1.5MHz低くなり、か
つ隣接音声搬送波が存在すると同図d′のようにFIF
出力が得られる。もし、第2図の局部発振周波数F2が
、第8図eのように正規の周波数より2MHz低く、か
つ、この周波数まで到来信号がなければ、同図eのよう
なFIF出力は得られない。同期信号検出器84からは
、送信信号の映像搬送波が、上記の±2MHz以内のオ
フセツト周波数をもつていても、映像搬送波が標準テレ
ビジヨン信号で変調されている限り、垂直同期信号また
は水平同期信号を得ることができる。
ただし、隣接音声搬送波が存在するときは、その周波数
は映像搬送波の周波数より低いものとする。したがつて
論理演算器85で、上記搬送波検出器83の出力と同期
信号検出器84の出力を、次のような論理演算すること
によつて、受信搬送波が映像搬送波か隣接音声搬送波が
識別できる。
すなわち、(イ)搬送波検出器83が1回搬送波を検出
し、かつ同期信号検出器84から同期信号を検出した場
合は、サーチ同調系は受信希望チヤンネルの映像搬送波
に同調している。(ロ)同様に搬送波を1回検出し、か
つ同期信号を検出しない場合は、サーチ同調系は受信希
望チヤンネルの映像搬送波に同調しておらず、隣接音声
搬送波に同調している。(ハ)搬送波を2回検出し、か
つ同期信号を検出した場合は、一度受信希望チヤンネル
の映像搬送波にサーチ同調した後、送信信号が断たれた
らして離調し、隣接音声搬送波に同調している。なお、
搬送波検出の回数を計数するための回路を、期間T2の
終了時にりセツトするために、PLL/サーチ切替器4
1の出力81で論理演算器85を制御する。PLLとサ
ーチ同調系を結合する部分の具体溝成例を第9図に示す
同図において、61は周波数弁別器で第2図の33に対
応する。62は電圧減算器の構成になつているが、これ
は第2図の電圧加算器35に対応する。
63は電圧積分制御器であり、第2図の36に対応し、
端子64はPLL/サーチ切替器41の出力端子79に
接続される。
65は積分抵抗、66は積分容量素子である。
演算増幅器67は65,66とともに電圧積分器を構成
する。68は第2図のチヤージ/ポンプおよび3状態切
替器25の出力に対応し、69はPLLの低域淵波器で
あり、第2図の2−6に対応する。
増幅度1の電圧加算器70でPLLとサーチ同調系は結
合され、端子71を介して電圧制御局部発振器(第2図
21に対応)に接続される。この70は第2図の電圧加
算器70に対応する。前述したように、PLL期間T1
の間、電圧積分器37(第9図65,66,67で構成
9の出力は掃引開始基準電圧に保たれていなければなら
ないが、この第9図では接地電位がこの電圧になつてい
る。
そのためには積分抵抗65には電圧減算器62から接地
電圧に対し正の電圧が加われべきである。もしT1の期
間、第2図のPLL/サーチ切替器41から正の電圧が
、端子64に加わつておれば、トランジスタ72は導通
し、電圧減算器62の一端子側の電圧が+側の電圧によ
りも低くなるから、このような状態が得られる。ただし
、周波数弁別器に入力がない場合、その出力電圧は正で
あるとする。例えば6.5Vに選ぶ。つぎの期間T2で
はPLL/サーチ切替器41の出力端子79から端子6
4に、接地電位すなわち0Vが加わる。トランジスタT
2は遮断されるから、市圧減算器62の一入力端には可
変抵抗73と抵抗74による電源+Bの分割電圧が加わ
る。この電圧は前記の6.5Vより高くとつておく。例
えば9Vとする。このようにすると、電圧減算器62か
らは6.5V−9V−一2.5Vの電圧が、65,66
,67からなる電圧積分器に加わり、その出力電圧は掃
引状態になる。第4図A,bと第(1)式〜第(4)式
を用いて説明したように、上記T2の期間は掃引電圧が
、PLLに印加されていても、局部発振周波数は選局希
望チヤンネルの送信周波数の近傍周波数F。
に対してごく小さな誤差しか持たない。第2図の位相ロ
ツク検出器42の中には低域済波器が組み込まれている
が、この小さな誤差に対してはPLLがロツクしている
ものとして、その出力を出すように設計しておく。第7
図の例では0Vである。電圧積分器37の出力の掃引状
態が続き、局部発振周波数がF。を通過した直後、位相
ロツク検出器42の出力が正になると、この出力でPL
L/サーチ切替器41を制御し、その出力端子8.0に
現われる出力はチヤージ/ポンプおよび3状態切替器2
5の出力をフローテイング状態になるように制御する。
すなわた、第3図の期間T3に入ることになる。出力端
子80に現われる出力はまた第9図の端子75に正の電
圧として加えられ、トランジスタ76を導通させる。
このとき、電圧減算器62の一端子側の電圧が、十端子
側の電圧より低くなるように可変変抗器77を調整して
おく。このとき電圧減算器62の出力は正となるから、
電圧積分器出力は電圧の低い方へ掃引して行く。端子7
8には第2図の論理演算器85の出力が加えられ、すで
に述べた論理演算の結果に基づいて、サーチ同調した搬
送波が映像搬送波である場合を除き、正の電圧が加わつ
てサーチ同調系を離調する。
期間T5を経て、局発周波がF2に達すると、端子64
には正の電圧が加わり、その結果、電圧積分器出力は掃
引開始基準電圧に戻る。
すなわち再び期間T1に入ることになり、上記の動作を
操り返すことになる。第10図は、論理演算器85の具
体構成例である。
同図において、端子86は、第2図のPLL/サーチ切
替器41の出力端子81に接続されている。81からの
出力電圧は微分回路89を経てフリツプフロツプ90を
りセツトし、その出力QをOレベルにする。
端子87は第2図の搬送波検出器83の出力端子に接続
されている。83からの出力が1回あればフリツプフロ
ツプ出力は反転して1レベルに、また、2回あればさら
に反転してOレベルになる。
端子88は第2図の同期信号検出器84の出力端子に接
続されている。同期信号が存在するときは1レベルが加
わる。NANDゲート回路91にはフリツプフロツプ9
0の出力と端子88からの人力が加えられ、その出力は
ANDゲート回路92の他方の入力端子には、端子87
が接続され、搬送波検出器出力を検出した時だけ、NA
NDゲ゛一ト回路92の出力データが端子93に出力さ
れる。端子93の出力は第2図の論理演算器85を制御
する。
論理演算器85の具体構成例が第9図の場合は、その出
力は端子78に加わる。以上のように本発明によれば、
受信波に対する同調はサーチ同調系で行われているから
、従来のPLL周波数シンセサイザ方式のように、AF
T動作時の周波数パンチインクのおそれがなくなり、離
散的に変化する局部発振周波数の1ステツプが受信する
局によつて異なるという問題も解決できる。
また一搬のPLLに対して、本発明の同調系はデイジタ
ル・ノイズを発生しないという特長をもつとともに次の
ような効果をも有している。すなわち、映像搬送波の近
傍周波数に対応する局部発振周波数F。を、映像搬送周
波数に対応する局部発振周波数f1に対し、隣接音声搬
送周波数に対応する局部発振周波数と反対側に選んで、
周波数の高い方から低い方へ送信波をサーチするので、
隣接音声搬送波の有無にかかわらず、映像搬送波が存在
すれば、サーチ同調系はこの映像搬送波に同調する。更
に、搬送波検出器出力を1回検出し、かつ同期信号検出
器出力を検出したとき、サーチ同調系は映像搬送波に同
調状態にあると認識し、搬送波検出器出力を1回検出し
、かつ同期信号検出器を検出しないとき、または搬送波
検出器出力を2回検出し、かつ同期信号検出器出力を検
出したとき、サーチ同調系は隣接音声搬送波に同調状態
にあると認識する論理演算器を有するので、先述の従来
例のように音声搬送波検出器1ゴ2を必要とすることな
く、弱電界でも安定にチヤンネル認識信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のPLL周波数シンセサイザ方式のテレビ
ジヨウ選局装置のプロツク図、第2図は本発明の一実施
例のプロツク図、第3図は同実施例の動作の一部を説明
するための図、第4図A,bはPLLの低域涙波器出力
に掃引電圧を加算したときのPLLのモデルを示すプロ
ツク図、第5図A,bはサーチ同調系のモデルを示すプ
ロツク図、第6図は周波数弁別器特性とサーチ同調系の
基準入力周波数および定常状態での周波数誤差の関係を
示す図、第7図は本発明の要部具体構成例を示す結線図
、第8図は本発明の実施例の動作を説明するための図、
第9図は同実施例におけるPLLとサーチ同調系の結合
部の具体構成例を示す結線図、第10図は本発明で使用
し得る論理演算器の構成例を示す図である。 21・・・・・・局部発振器、22・・・・・・プリス
ケーラ、23・・・・・・プログラマブル分周器、24
・・・・・・位相比較器、25・・・・・・チヤージ/
ポンプ3状態切替器27・・・・・・基準発振器、29
・・・・・・チヤンネル選択器、30・・・・・・コー
ド変換器、32・・・・・・中間周波増幅器、33・・
・・・・周波数弁別器、35・・・・・・電圧加算器、
36・・・・・・電圧積分制御器、40・・・・・・P
LL期間カウンタ、41・・・・・・PLL/サーチ切
替器、83・・・・・・搬送波検出器、84・・・・・
・同期信号検出器、85・・・・・・論理演算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信希望局の映像搬送波の近傍周波数に対応する局
    部発振周波数を発生する位相ロックループ周波数シンセ
    サイザとサーチ同調系を備え、前記シンセサイザの位相
    ロックループ系の低域濾波器の出力側に、前記サーチ同
    調系の電圧積分器出力を掃引状態で加算する手段と、そ
    の電圧が前記近傍周波数に対応する電圧に達すると、前
    記位相ロックループを開ループとし、それ以降は前記サ
    ーチ同調系で映像搬送波を探牽して同調状態に至らしめ
    る手段と、映像搬送波の近傍周波数に対応する前記局部
    発振周波数を、映像搬送周波数に対応する局部発振周波
    数に対し、隣接音声搬送周波数に対応する局部発振周波
    数と反対側に選ぶ手段を設けたことを特徴とするテレビ
    ジョン選局装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記サーチ
    同調系は、搬送波検出器出力を1回検出しかつ同期信号
    検出器出力を検出した場合に映像搬送波に同調した状態
    にあると認識し、搬送波検出器出力を1回検出し、かつ
    同期信号検出器を検出しない場合と搬送波検出器出力を
    2回検出し、かつ同期信号検出器出力を検出した場合の
    いずれかの場合には隣接音声搬送波に同調した状態にあ
    ると認識する論理演算器を含み、前記論理演算器の出力
    の前記電圧積分器を制御する電圧積分制御器を制御して
    、前記サーチ同調系が隣接音声搬送波に同調状態になる
    と、このサーチ同調系を離調するように構成されている
    ことを特徴とするテレビジョン選局装置。
JP13757478A 1978-05-17 1978-11-07 テレビジョン選局装置 Expired JPS592204B2 (ja)

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JP13757478A JPS592204B2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07 テレビジョン選局装置
US06/037,332 US4271434A (en) 1978-05-17 1979-05-09 Channel selector
DE19792920180 DE2920180A1 (de) 1978-05-17 1979-05-16 Kanalwaehler
GB7917152A GB2025172B (en) 1978-05-17 1979-05-17 Channel selector
CA327,829A CA1132272A (en) 1978-05-17 1979-05-17 Channel selector

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JPS5564426A JPS5564426A (en) 1980-05-15
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