JPS5921939A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はアパート、マンション等の集合住宅のように大
量の給湯を必要とし、かつ、時間帯によって給湯負荷が
大きく変動する給湯装置に適用されるものである○ （ロ）　背景技術 従来、此種給湯装置では風呂使用時のように最大給湯負
荷を賄うべく、大型の温水ボイラを使用しており、該温
水ボイラに常時、大量の温水を貯湯させて各家庭に温水
を分配供給するようにしていた。このため、日中や深夜
のように給湯負荷が少ない時には必要以上に温水が貯溜
されて放熱損失が大きくなり、エネルギーが無駄に使用
される欠点−一あった。

（ハ）発明の目的 不発明は給湯負荷に合わせて必要なｔｌ、の温水を貯湯
させるようにして熱損失を極力小さくするとともに、熱
エネルギーを無駄なく有効利用することを目的とする。

に）　発明の要点 本発明の特徴とするところは給水管と給湯管との間に個
々に運転可能な複数台の温水ボイラを並列接続し、夫々
の温水ボイラには給水側又は給湯側の水回路に自動開閉
弁が設ゆられるとともに、貯湯部が一定１２以下になる
と自動開閉弁を閉止させる残湯量検知器が設けられてい
ることにあり、温水ボイラの運転台数を選択して給湯負
荷に合づた温水をつ（す、必要以上に温水を貯湯させな
いようにする。又、各温水ボイラの貯湯量に応じて各温
水ボイラの給水、給湯を自動制御し、各温水ボイラの温
水を金すことな（有効利用するとともに、冷水が給湯管
に流出しないようにする。

（ホ）発明の実施例 以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。

第１図は温水ボイラ（ｌＡ）ないしくＩＣ）を給水管（
２）と給湯管（３）との間に３台並列接続した例である
。各温水ボイラは全て同一構造を＼有し、外装（４）内
に貯湯室（５）と燃焼加熱器（６）を上下関係に収納し
ている。貯湯室（６）には下部に給水口（力、頂部に給
湯口（８）が夫々設けられ、各給水口（力は電磁弁等の
自動開閉弁（９Ａ）ないしく９Ｃ）が夫々介設された水
回路（ＩＯＡ）ないしくｌ０Ｃ）にて給水管（２）に連
結され、各給湯口（８）は夫々給湯管（３）に連結され
ている。又、燃焼加燃器（６）には燃焼室０１）内に熱
交換器０２）とバーナ０３）とが上下関係に収納され、
バーナ（１３）にはガス、石油等の燃料供給管０４）が
接続され、燃料供給管０４）にはパルプαωが介設され
ている０又熱交換器０２）は送水管（１６）と送湯管ａ
力とにより貯湯室（５）と連通され、貯湯室（５）から
送水管α６）を通して供給された水をバーナ０３）の燃
焼熱を利用して加熱し、送湯管０７）を通して貯湯室（
５）に戻すようにり、て見・る。

尚、（１８）はバーナ０３）近傍に配設された点火器、
旧１）は燃焼室（ｌ　Ｉ）の上部に連通させた煙道、（
ｌ！！ｔ１１は煙道（１９ｊ出口部に設けた排気Ｚアン
、（２＋１は煙突である。

（２暗王制御装置であり、貯湯室（５）下部の水温を検
知する水温検知器（２３）の検出温度と設定温度とを比
較してパルプ（１５）、点火器（１８）及び排気ファン
（２０）を制御し、バーナ０３）を発停させる。又、（
２４）は貯湯室（５）上部の水温を検知し、該水温が予
め定めた利用可能な温度（例えば４０Ｃ）以上のとき、
各水回路（ｌ　ＯＡ　）ないしく１０Ｃ）の自動開閉弁
（９Ａ）ないしく９Ｃ）を開放させ、検出水温が利用可
能温度より低くなると自動開閉弁（９Ａ）ないしく９Ｃ
）を閉止させる残湯量検知器である。

各温水ボイラ（ＬＡ）　　ないしく、ＬＣ）　　の制御
装置（２２１は第２図に示すように遠隔制御器ｃ！５）
と結線されている。遠隔制御器（２５）は各温水ボイラ
の運転状態を゛表示する運転ランプ（ＩＡ）　　ないし
くＬＣ）　　と、各温水ボイラの運転（ＯＮ）　、プロ
グラムｉ車転、停止（ＯＦＦ）を選択する運転スイッチ
（ＳＡ）ないしくＳＣ）と、各制御装置（ハ）に設定温
度を指示する温度調節器（２６ｊと、運転スイッチがプ
ログラム位置にあるとき、各温水ボイラの運転時側−を
定める２４時間プログラムタイマー設定器Ｃ゛０とを備
えている。

次に上述した給湯装置の動作を説明する。各温水ボイラ
（ＩＡ）ないしくＩＣ）は遠隔制御器（２５）の運転ス
イッチ（ＳＡ）ないしくＳＣ）にて手動で運転時間を決
めることも可能であるが、ここではプログラム運転され
る場合について説明する。今、プログラムタイマー設定
器（２７）により各温水ボイラ（ＩＡ）ないしくｌＣ）
の運転時間が給湯負荷に合わせて第３図のように定めら
れているものとする。まず、５時になると、温水ボイラ
（ＩＣ）の制御装置（２功に運転指令が送られ１．温水
ボイラ（Ｉｃ）の制御装置（２２）は水温検知器（ハ）
と温度調節器（２６）の設定温度（（４０Ｃ，６０ｔ：
’　、８０Ｃの３段階）とを比較してバーナ（１３）を
発停させ、設定温度の温水を貯湯室（５）に貯溜させる
ようになる。この温水は各家庭に分配供給され、朝方の
洗面や炊事等に利用される。次に、１０時になると、温
水ボイラ（ＩＢ）に運転指令が送られ、該温水ボイラ（
１°Ｂ）も設定温度の温水を貯湯室（５）纜貯湯するよ
うになる。この段階で２台の温水ボイラ（ＩＢ）　、（
Ｉｃ）　　が稼動し、昼食時の給湯や洗濯等の給湯に対
処するとともに、夕刻時のピークに備える。１７時にな
ると、今１（［はｆＬＡ水ボイラ（ＩＡ）が運転を開始
し、貯湯Ｍ゛が最大となる。

このため、夕食時の給湯や風呂への給湯など、最大の給
湯負荷を賄うことができろ。

そして２１時、２２時、２４時に温水ボイラ　。

（ＬＡ）　、（ｌｆ３）　、（ｉｃ）　　が順次停止す
る。温水ボ・イラ（ＬＡ）　、（ＩＢ）　　が停止した
後、温水ボイラ（ＩＡ）、（ＩＢ）　　に残った温水は
残湯量検知器２４）、（２４）にて検出され、余りな（
給湯に利用できるとともに、残り湯がなくなると、残湯
量検知器（２４）、（２４）が自動開閉弁（９Ａ）、（
９Ｉ３）を閉路させ、冷水が給湯管（３）に流出しない
ようにできる。又、温水ボイラ（Ｉｃ）に残った温水は
深夜の急の給湯に対処でき、朝方迄にその殆どが給湯さ
れる。

尚、上述した温水ボイラの運転金敷、運転順序、運転時
間は３ｍ宜、給湯負荷に応じて変ＪＪ！可能であリ、給
湯負荷が毎日、一定の変動を−示す場合には温水ボイラ
とプログラム運転時間の組合わせを毎日、或いは週単位
で自動的に変え、各温水ボイラの月間、或いは年間稼動
時間が均一化するようにすると良い。又、自動開閉弁は
温水ボイラの給湯側水回路に設けても良い。

（へ）発明の効果 以上述べた本発明に依れば、給湯負荷に応じて運転台数
を定めることができるので、必要以上に温水を貯湯させ
ることがな（、熱損失を極力小さくして熱エネルギー効
率を高めることができる。

又、各温水ボイラの残り湯を無駄なく取出すことができ
、熱エネルギーを有効利用でき、経済的である。更に又
、冷水を給湯管に流出させることがないので、使い勝手
に優れているなど、優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

図は何れも本発明装置の一実施例に関するものであり、
第１図は概略系統図、第２図は第１図の温水ボイラの好
ましい制御結線例を示す説明図、第３図は温水ボイラの
運転例を示す説明図である０（１人）〜’（Ｉｃ）・・
・温水ボイラ、（２）・・・給水管、　（３）・・・給
湯管、　（５）・・・貯湯室、　（９Ａ）〜（９Ｃ）・
・・自動開閉弁、　　（ＩＯＡ）〜（ＩＯｃ）・・・水
回路、　（２４）・・・残湯量検知器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）給水管と給湯管との間に個々に運転可能な複数台
   の温水ボイラを並列接続し、夫々の温水ボイラには給水
   側又は給湯側の水回路に自動開閉弁が設けられるととも
   に、貯湯量が一定量以下になると自動開閉弁を閉止させ
   委残湯量検知器が設けられていることを特徴とする給湯
   装置。