JPS5921807A - 太陽光による発電装置の除雪方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は太陽光を受光して発電する太陽光による発電装
置に係シ、さらにはその降雪時の発電装置への積雪を除
去する除雪方法に関する。

（２）技術の背景 源を必要とするが、商用電源、発動発電機を利用するよ
うな場合の非常用、或いは全くこれらによらない場合の
電源の確保、供給に太陽光を利用した発電システムが最
近の各種装置の低電力化、多様化、省エネ化等によって
１用されてきている。

また遠隔、僻地であったシ、無人化の地域にあってはな
おさらである。

（３）従来技術と問題点 上記太陽光による発電装置は、降雪地帯においてその受
光部に降雪時積雪によってその後の日照を受光できなく
なるといった問題があり１人手で除雪するか、自然に落
雷、消雪するのを待たねばならず、放水、散水等すると
氷結するなどで除雪するのが困難となる。多雪地帯、無
人化地域においては甚だ厄介至極な問題である。

（４）発明の目的 本発明は、その目的を上記従来の問題点に自動的に降雪
の一部を上方で融雪して水となし４シ、水を用いて除雪
するようにした除雪方法の提供にある０ （５）発明の構成 上記目的を達成するための本発明方法の構成擬旨は太陽
光を受光し発電するよう傾斜展設された発電装置と、該
発電装置上端に延設される加熱部材と、該加熱部材に一
方の放熱端が接続され他方の吸熱端を地中に埋設せしめ
ると一ドパイブとからなシ、前記ヒートパイプの吸熱端
から吸収される地熱を該ヒートパイプの放熱端に導き前
記加熱部材に伝熱加熱し該加熱部材上に積雪せる降Ｗを
融かしこの融営の変成によって得られる水の流下で前記
発電装置上に８を冒せる降雪を除去する太陽光による発
電装置の除雪方法でもって達せられる。

（６）発明の実施例 以下、本発明方法を用いた実施例につき添付図を参照し
て具体的に説明する０ 添伺図は本発明方法に掛る一実施例の側面図を一部断面
に示しである。

図において１は日光を受光しこれＫよって発電する公知
な発Ｎ装ｆ（太陽電池）であシ、これから発電された電
力は図示しない蓄電池に接続され充電されるとともに装
置に供給される。この発電装置、１は設［１れる地域の
緯度に応じ年間、日照時間を通じて最も効率的な受光状
態となるようパネル面状に展開され、かつ水平から傾斜
角を有した傾斜状態に固定設置される。

発電装置１は周囲の環境に左右されないよう例えば草木
、積雪、水害等によって影響されず、日陰とならないよ
う十分な高さとするとともに強風、地震等に耐えられる
ような基礎上のフレーム２上に設置固定される。

フレーム２は構築物或いは地面に設けられる基礎２１上
に立設される枠組み２２で形成され、上部傾斜回に沿っ
て発電装置ｌｌが固着される。

フレーム２の上端には熱伝導性の良好な伝熱部材３例え
ば耐候性、耐食性の有る金属材、銅、アルミニウム合金
或いは上２ミック等からなる上面板面部材が発電装置１
の上端縁を覆い上方に延長されて設けられている。伝熱
部材３の下面には公知なヒートパイプ４の一方の放熱端
４１が接Ｉ７て３− 熱的、機械的に図示しない手段で接続されている。

される。そして他方の吸熱端４３側は地中５深く埋設（
例えは５ｍ程度かそれ以上に）され、端部は同様に埋設
された十分な容量の蓄熱槽６中の蓄熱材６１に浸ってい
る。

ヒートパイプ４の空中に露出部分乃至は地表近傍、蓄熱
槽間は断熱材４４が巻着され外界と熱的に遮断保護され
る。伝熱部材３の下面（背面）はヒートパイプ４の放熱
端４１を含んで同様断熱材４５で校はれて不要な熱放散
がないように保護されている。また伝熱部材３と発電装
置１との境界部近傍の上面には若干の隙間を設けて仕切
り、好ましくは離着雪性でかつ比熱の小式な材料からな
る合成樹脂等の仕切）７が設けられる。

以上の構成で、降雪時、発電装置１、伝熱部材３上に積
雪する雪８は次第に着雪し積雪する。ところが、伝熱部
材３沈その裏面にヒートパイプ４４− ６との間には温度差を生じているがために高温な地熱に
よって絶えず力ｎｍされている、蓄熱材６１の熱を吸熱
端４３からヒートパイプ中を流れる伝熱媒体によってこ
の熱が伝送され、伝熱部拐３は加熱されている。従って
降雪する雪は伝熱部材３に触れると次第に融かされて水
８１となυ、傾斜に沿りて流下することが絶え間なく行
われる。仕切シとの間の隙間から流れ出す水滴流は発電
装置面を洗い流すように作用するから雪はこれにょって
一緒に加速的に流れ落とされる。

相病量の積雪とな９りた揚台にも発電装置面間の雪面が
水流によって遂には切断された形となるので積雪は白糸
によって仕切り７の部分から一斉に落雷する０ （７）発明の効果 本発明方法は上述の如くに発電装置の上部に加熱部材を
設け、ヒートパイプでもって地熱をオＵ用し該加熱部材
を加熱して降雪を変成融解し水流として防止することで
あるから何ら人為的動力源をるしい。なお、ヒートバイ
１は多数本並設することが好ましく、四六時中伝熱する
ことなく途中に切換手段を設は降雪時にのみ使用加熱す
るようにすることで効率的運用が図れる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明方法を説明するための一実施例を側面から見
た図を一部断面に示す。 図中１は発電装置゛、２はフレーム、２１は基礎、２２
は枠組み、３は伝熱部材、４はヒートパイプ、４１は放
熱端、４２は本体、４３は吸熱端、４４゜４５は断熱材
、５は地中、６は蓄熱槽、６１は蓄熱材、７Ｆ′ｉ仕切
ｐ１８は冒、８１は水である。 ７− ＝２７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 太陽光を受光し発電するよう傾斜展設された発電装置と
   、該発電装置上端に延設される加熱部材と、該加熱部材
   に一方の放熱端が接続され他方の吸熱端を地中に埋設せ
   しめるヒートパイプとからなシ、前記ヒートパイプの吸
   熱端から吸収される地熱を該ヒートパイプの放熱端に導
   き前記加熱部材に伝熱加熱し該加熱部材上に積冒せる降
   雪を融かしこの融雪の変成によって得られる水の流下で
   前記発電装置上に積雪せる降雪を除去する太陽光による
   発電装置の除雪方法。