JPS5921792A - デイフユ−ザ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 米国特許第４２．７６１６７号には、拡散洗浄。

漂白及び／又は脱水濃縮等のための簡素化された効果的
な構造が図示例説されている。上記特許に図示された構
造は、従来の拡散洗浄機等にまさる数多くの利点を持っ
ているが、それに関連した二。

三の小さな欠点があシ特に多量生産用容器のためには難
点がある。

米国特許第４２７６ｔ　６７号における構造、は、回収
スクリーンを往復運動させるための線型アクチュエータ
と、容器の頂部に位置していて同じく容器の頂部に位置
する全ての洗浄液導管及び回収導管を具備した流動体導
入機構とを含む。大きくて重い回収スクリーンを具えた
多量生産用容器にとって、頂部にあるアクチュエータを
支持するための支持枠は大きくて重いという不便さがあ
る。

更に、始動時には回収される溶液を吸い上げなければな
らないし、ぎ器内の温度は７０〜１００°Ｃの範囲にあ
るので、沸騰するという問題が起こ９うる。

本発明によれば、米国特許第４２７６１６７号に図示さ
れた構造に対し改良がなされ、この改良は容器が多量生
産用容器である場合に特に有用である。本発明によれば
、スクリーンを往復運動させるための線型アクチュエー
タと流動体導入機構は容器の底部に位置され、且つ抽出
された溶液もまた導管の底６部を経て回収される。かく
して、容器の頂部に線型アクチュエータのだめの大きな
扱いにくい支持機構が不必要となり、回収されだ液体は
沸騰の問題なしに・底部から容易に排出されうるし、而
も回収された液体が底部から撤去されている間に、処理
液（洗浄もしくは漂白）が頂部もしくは底部のいずれか
において導入されるので、流動体導管機構は一般により
簡単なものであシうる。

本発明による構造は、米国特許第４２７６１６７号にお
ける構造に関連する潜在的問題点を、そこに含まれる利
点の多くを犠牲にすることなく克服している。中央構造
物は回転するのではなくて単に往復運動するだけである
ので、底部を通して流動体が回収されるためには容器の
底壁に貫通装置を設けることが必要ではあるが、これは
簡単なバッキング箱によって成就され、所望の動作を遂
行させるために付加的なバッキング箱、シール等を必要
とはしない。かくして、米国特許第４２７６１６７号に
おける先行技術においては固有のものである中央回転子
のためのバッキング及びアームが容器の側壁を通して伸
びる場所をバッキングし且つシールするためのバッキン
グもまた本発明によればはぶかれる。異なる中央回転子
が処理済パルプを移動させるために容器の頂部に取り付
けられ得る。

本発明の主目的は、パルプ等の洗浄、漂白及び／又は脱
水濃縮のだめの簡単で能率的な構造を提供することにあ
る。発明のこの目的やその他の目′的は、発明の詳細な
記述の検討及び添伺された特許請求の範囲から明らかに
なるであろう。

以下図示した実施例に基づき本発明を説明する。

容器１１０の構造は多くの点で米国特許第４２７６１６
７号の容器に類似してい−る。例えば、回収スクリーン
１２は、Ａ−Ａ方向にはヌ゛平行に延びていて、且つ容
器の伸長方向に垂直な一つもしくはそれ以上の方向に互
いに間隔を置いて配置されている。流動体導入機構１４
は間隔を置いて配置された管状部材を含むが、好ましく
は、スクリーン１２に設けられた開口より、も大きくて
よシ広い間隔を与えられた開口をその中に持っているプ
レートが具えられている。スクリーン１２に設けられた
開口の全面積に対する流動体導入機構１４の中に具えら
れた開口の全面積は、均一な分配のために望ましい圧力
差を生じさせるために、大体ｌ：１０もしくはそれ以下
であってよい。導管装置１１６に接続された流動体導入
機構１４の所望の部分が中空でない場合には、導管装置
１１６からより離れた位置に至るまで開口は設けられて
いない。

多くの場合、−組以上のスクリーン１２及び／又は流動
体導入機構１４が配置され、その場合、流動体の個別の
導入及び回収にそなえるため、内部隔壁装置がスパイダ
アーム２４と中心部分１２５に設けられるであろう。任
意の数のスパイダアーム２４が、関連するスクリーン１
２及び流動体導入機構１４と共に容器１１０の中に配置
され得る。

スクリーン１２及び流動体導入機構１４の構造には広い
選択の可能性がある。例えば、スクリーン１２及び流動
体導入機構１４は、容器の伸長方向Ａ−Ａにそって見た
場合同心の四辺形の中に該四辺形の角を相互連結するス
・ぐイダアーム２４と共に配置され得る。もしく−は、
スクリーン１２及び流動体導入機構Ｉ４は同心円状に、
或いはＡ−Ａ方向にそって見た場合平行する直線状にそ
の直線に垂直に伸びるスパイダアーム２４と共に配置さ
れ得る。

第１図の容器１１０は、側壁１１１及び底壁１１３を含
む。基礎装置及び容器は、複数の回収スクリーン１２．
複数の流動体導入機構１４．導管装置１１６及び容器１
１０の伸長方向Ａ−’Ａにおいて導管装置を上下に往復
運動させるだめの装置１１８を含んでいる。容器１１０
は自体堅固な土台の上に据えられることが好ましく、そ
れは概略的に参照番号１２０によって示されている。

処理されるべきパルプや同様の流動体素材は、底部１１
３に隣接する容器１１０の側壁Ｉｌｌを経て導管１２１
内を通過し、第１図において矢印によって示されている
ように容器１１０の中を上昇する。回収された処理済パ
ルプは排出口１２２から外に出て行き、そこからかっ色
原料処理場もしくは同様な後続の処理場や貯蔵ステーシ
ョンへと移動する。

導管装置１１６は中央の管状もしくは長方形の導管１２
５から外方へ伸びる複数の１アーム２４の形をとる。中
央導管１２５と同心的に中央桿ｉｓ。

が配置されていて、この中央桿１８０は往復運動装置１
１８と作動的に連結されている。又、全体的に参照番号
ｉｇｉによって指示されている如く、アーム２４は、中
央導管１２５を貫通し、中央導管１２５の内部と連通し
ながら桿１８０に連結されている。

処理液は、洗浄もしくは漂白液供給源３６を中央導管１
２５を経て該中央導管１２５の内部にある導管１８３と
相互に連結する頂部にある可撓性導管３５によシ導入さ
れ得、流動体導入機構１４と連通するアーム２４の適当
な部位へ流過する。

回収は、容器１１０の底部１１３の外側に位置する可撓
性回収導管１２６との連通を可能にする中央導管１２５
の内部全体（処理液導入導管１８３及び中央桿１８０に
よって充満させられた場合を除く）によって行なわれる
。

往復運動装置１１．８は、単一の線型アクチュエータ１
６０、好ましくは水圧シリンダアセンブリ等から成って
いる。水圧シリンダアセンブリは中央導管１２５の底板
１８６に作動的に連結されているピストン程１８５を含
む。中央導管１２５は容器１１０の内部にある第一部分
及び先細りする過渡片１８９によっ才導管の残りの部分
に接続された第二部分１８８を含み、この導管は底壁１
．１３において単一の中央バッキング箱１９０内を貫通
している。中央桿１８０はスパイダ装置１９２等によっ
て過渡片１８９の真上で中央導管１２５に連結され得る
が、この中央桿１’８０はスパイダ装置１９２（即ちよ
り小さい直径を持つ第二部分１８８もしくは過渡片１８
９）にまでは伸びていない。

容器１１０の頂部には１．同様の処理済パルプの回収を
行なうため、複数あ異なるワイパ刃６４が配設され、各
ワイパ刃は容器１１０の伸びているＡ−Ａ方向に垂直な
方向に延びている。容器の伸びているＡ−Ａ方向に平行
で且つ複数のワイパ刃６４の他のものの一枢軸の働きを
する軸とは異なる軸のまわりを刃６４の各々が回転的に
振動するための装置が設けられている。カバー１９５が
容器１１０の頂部に設けられてもよい。このカバーは刃
６４の枢軸旋回を妨げないように孔があけられている。

第２図の実施例においては、処理流動体は容器２１０の
底部から導入され、同時に回収流動体も底部を通して引
き抜かれる。これは、−第１図に図示されている二つの
可撓性回収導管の代りに−（洗浄もしくは漂白液等の供
給源２３６がら処理流動体を導入する）可撓性の流動体
導入導管２３５を中央導管２２５の一端に配置し、その
反対側に回収導管を配置することによって容易に成し遂
げられる。軸２８５が第１図のアセンブＩＪ　１６０に
相当する水圧シリンダ装置に連結されている。

この実施例において、バッキング箱２９０を貫通してい
る流動体導入導管２３５の延長部２９１は、ガセット（
ｇｕｓｓｅｔ　）　２　’９２　ｆ：貫通して管寄せ２
２４の底部に至シ、線型スクリーン要素として示されて
いるスクリーン１２の間に導入されている。管寄せ２２
４と平行な第二の管寄せ（図示されていない）を介して
配設されているスクリーン要素からの回収物は、各スク
リーンアセンブリセットのだめの主支持部材２９３を通
過して中央管状導管２２５の内部にある管２９４に至り
、最後には、可撓性流動体回収導管２２６に達する。

第２図の実施例においても、頂部に導入機構がないから
、中央回転スクレーパ２９６が処理済流動体素材を撤去
するためのものとして図示されている。スクレーパ２９
６は、内部スクリーンアセンブリ等と全く関連を持たず
、むしろ独立して取り付けられておシ、従来どおり処理
済流動体素材゛を回収導管２２２等を経て貯蔵容器等へ
排出するために、容器２１０の頂部で装置２９７によっ
て回転せしめられるという点を除いては、従来のものと
変わらない。

両実部側において、線型アクチュエータ１６０としての
水圧シリンダアセンブリ等は、約１０インチのストロー
クを持ち、往復運動の一サイクルは、約１分間に１回の
割で行なわれる（紬ち、軸２８５が約１分間に１回の割
で急速に下方へ引っばられる）。

かくして、本発明によれば、パルプの拡散洗浄。

漂白及び／又は脱水濃縮等のだめの簡素化された効果的
な装置が提供されることが解るであろう。

以上、発明は、その最も実際的な好適実施例であると現
在考えられるものにおいて図示され記述されたが、発明
の目的の範囲内で多くの修正がなされ得ることは当技術
分野における通常の知識を持つ者にとって明らかなこと
である。本発明の範囲は、あらゆる同等の機構と構成を
包含すべく特許請求の範囲の広義の解釈がなされるべき
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はいくつかの部品が正面図で示されている本発明
装置の一実施例の概略横断面図、第２図は本発明装置の
他の実施例の概略部分横断面図である。 １２・・・・回収スクリーン、１４・・・・流動体導入
機構、２４・・・・スパイダアーム、３５・・・・可撓
性導管、３６・・・・洗浄もしくは漂白液供給源、６．
１４・・・・ワイパ刃、１１０・・・・容器、１１１・
・・・側壁、１１３・・・・底壁、１１６・・・・導管
装置、１１８・・・・往復運動装置、１２０・・・・堅
固な土台、１２１・・・・導管、１２２°・・・排出口
、１２５°°°・中央導管、１２６・・・・可撓性回収
導管、１６０・・・・線型アクチュエータ、１８０・・
・・中央桿、１８３・・・・導管、１８５・・・・ピス
トン桿、１８６・°°・底板、１８８・・・・底部、１
８９・・・・先細り過渡片、１９０・・・・中央バッキ
ング箱、１９２・・・・スパイダ装置、１９５・・・・
カバー、２１Ｏ・・・・容器、２２２・・・・回収導管
、２２４・・・・管寄せ、２２６・・・・可撓性回収導
管、２３５・・・・可撓性流動体導入導管、２３６・・
・・洗浄もしくは漂白液供給源、２８５・・・・シャフ
ト、２９１・・・・流動体導入導管延長部、λ ２９２・・・・ガセット、２９３・・・・主支持、２９
５・・・・頂部、２９６・・・・スクレーパ、２９７・
・・・装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）容器の伸長方向にほぼ平行に伸びていて容器の伸
   長方向に垂直な方向で互いに間隔を置いて配置された複
   数の回収スクリーンと、上記回収スクリーンを支持し且
   つ上記回収スクリーンから遠く而も上記容器の外部にあ
   る区域への上記回収スクリーンからの流動体の道路とな
   る回転しない導管装置と、上記導管装置を容器の伸長方
   向とほぼ一致する方向において付属する回収スクリーン
   と共に上下往復運動させるためだけの装置と、処理され
   るべき流動体素材全上記導管装置の中に導入し且つ処理
   された流動体素材をそこから回収するだめの装置とを含
   んでいる、側壁及び底壁を持つ縦長に直立したディフュ
   ーザにおいて、上記往復運動装置は、基本的には、上記
   容器の底壁の下方の容器の横断面領域内に位置する線型
   アクチュエータのみから成シ、且つ上記回収スクリーン
   からの流動体の通路となる上記導管装置は、上記線型ア
   クチュエータと実質上同心で而も上記線型アクチュエー
   タと互いに補足し合う中央管状導管を含み、上記中央管
   状導管は上記容器の底壁を作動的に貫通していることを
   特徴とするディフューザ。 （２）上記線型アクチュエータが水圧シリンダを含んで
   いることを特徴とする特許請求の範囲（１）に記載のデ
   ィフューザ。 （３）上記容器の中に流動体素材を導入するための上記
   装置が、その底壁に隣接し且つ上記回収スクリーンから
   の流動体の通路のだめの上記導管からへたてられている
   上記容器の側壁を経て流動体素材を導入するための装置
   を含んでいることを更に特徴とする特許請求の範囲（１
   ）に記載のディフューザ。 （４）上記容器の頂部において上記容器の内部からの処
   理済流動体素材を周辺の回収導管へ分配するだめの上記
   容器上に装架された回転可能の中央スクレーパを更に含
   んでおシ、上記中央スクレーパが上記回収スクリーン、
   往復運動装置、中央管状導管から完全に独立している、
   特許請求の範囲（１）に記載のディフューザ。 （５）複数の流動体導入機構によって特徴づけられ、且
   つ上記導管装置は、上記流動体導入機構が」二記回収ス
   クリーンに対して散在して固定せしめられるように上記
   流動体導入機構を支持し且つ上記流動体導入機構から離
   れた領域からの上記流動体導入機構への流動体の通路と
   なる装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲（１）
   または（４）に記載のディフューザ。 （６）上記流動体導入機構への流動体の通路となる上記
   装置が、上記容器上に装架された少なくとも一個の可撓
   性流動体導入管を含むことを更に特徴とする特許請求の
   範囲（５）に記載のディフューザ。 （力　上記流動体導入機構への流動体の通路となる上記
   装置が、上記容器の下方に上記中央管状導管と作動的に
   連通状態になるように装架された少なくとも一個の可撓
   性流動体導入管を含んでいることを更に特徴とする特許
   請求の範囲（５）に記載のディフューザ。 （８）上記回収スクリーンからの流動体を回収するため
   の上記中央導管と同心的に配置されていて上記線型アク
   チュエータ及び上記中央管状導管に作動的に取り付けら
   れた桿により更に特徴づけられ、且つ上記回収スクリー
   ンを支持するだめの上記導管装置が、上記桿に直接取り
   付けられて上記程と隣接する上記中央管状導管内へ開口
   している複数の放射状に伸びているアームを含んでいる
   ことを更に特徴とする、特許請求の範囲（１）に記載の
   ディフューザ。 （９）上記桿が上記アームによって上記中央管状導管に
   接続され、上記中央導管の底部に隣接してスパイダが取
   シ付けられ、上記中央導管は上記スパイダ上に第一直径
   の端部を有していて上記第一直径よりも小さい上記スパ
   イダ下方の第二直径へと先細りし、上記第二直径をもっ
   て上記容器の底壁を貫通し、上記桿は上記第二直径の部
   分までは伸びてはいないことを更に特徴とする特許請求
   の範囲（８）に記載のディフューザ。 （１０）上記容器の内部からの処理済流動体素材を容器
   頂部において周囲の回収導管へ分配するだめの、基本的
   には容器の伸長方向に垂直な方向に細長い複数の相異な
   るワイパ刃からのみ成る装置と、容器の伸長方向に平行
   で上記複数のワイパ刃の中の他の刃の枢軸とは異なる軸
   のまわりに上記各ワイパ力を回転振動させるための装・
   置とを含んでいることを更に特徴とする、特許請求の範
   囲（１）に記載のディ、フユーザ。