JPS5921487B2 - 渦流量計 - Google Patents
渦流量計Info
- Publication number
- JPS5921487B2 JPS5921487B2 JP54156470A JP15647079A JPS5921487B2 JP S5921487 B2 JPS5921487 B2 JP S5921487B2 JP 54156470 A JP54156470 A JP 54156470A JP 15647079 A JP15647079 A JP 15647079A JP S5921487 B2 JPS5921487 B2 JP S5921487B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- fluid
- measured
- detection rod
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、カルマン渦の生成数が被測定流体の流速、流
量に対応することを利用した渦流量計に関するものであ
る。
量に対応することを利用した渦流量計に関するものであ
る。
従来の渦流量計として、カルマン渦による交番力を検出
する手段にストレンゲージや圧電素子を用いたものがあ
る。
する手段にストレンゲージや圧電素子を用いたものがあ
る。
これらのものは、検出感度が高いという特長があるが、
反面、温度の影響を受けやすく、例えば７００℃といつ
た高温度流体の流量測定を行なうことはできなかつた。
〔本発明の目的〕 本発明の目的は、構造が簡単かつ堅牢で、高湿度流体の
流量測定が可能なこの種の装置を実現しようとするもの
である。
反面、温度の影響を受けやすく、例えば７００℃といつ
た高温度流体の流量測定を行なうことはできなかつた。
〔本発明の目的〕 本発明の目的は、構造が簡単かつ堅牢で、高湿度流体の
流量測定が可能なこの種の装置を実現しようとするもの
である。
第１図は本発明の一実施例を一部断面で示す構成図であ
る。
る。
この図において、１は検出棒で、被測定流体が流れてい
るパイプ４内に設置さわており、この検出棒１はそれ自
体でカルマン渦発生のための渦発生体としての作用もし
ている。この検出棒１の一端は、パイプ４外に延長され
ており、フランジ１２においてパイプ４から延びたフラ
ンジ４１に例えば溶接によつて固定され、また、他端は
、パイプ４の管壁にネジ５によつて固定されている。検
出棒１において、被測定流体に浸る部・分は、ここでは
断面三角形状で形成されており、また、この検出棒の上
部の一部１０が磁歪効果のある金属材料で構成されてい
る。１１は固定端の一端に形成した凹部で、この中には
、第２図に示すように、流れ方向（矢印り方向）に対し
て平行する凹部側壁を磁路の一部とするように鉄心２ａ
、２ｂが挿入配置されている。
るパイプ４内に設置さわており、この検出棒１はそれ自
体でカルマン渦発生のための渦発生体としての作用もし
ている。この検出棒１の一端は、パイプ４外に延長され
ており、フランジ１２においてパイプ４から延びたフラ
ンジ４１に例えば溶接によつて固定され、また、他端は
、パイプ４の管壁にネジ５によつて固定されている。検
出棒１において、被測定流体に浸る部・分は、ここでは
断面三角形状で形成されており、また、この検出棒の上
部の一部１０が磁歪効果のある金属材料で構成されてい
る。１１は固定端の一端に形成した凹部で、この中には
、第２図に示すように、流れ方向（矢印り方向）に対し
て平行する凹部側壁を磁路の一部とするように鉄心２ａ
、２ｂが挿入配置されている。
ここで一方の鉄心２ａは、フランジ１２より下側であつ
て、渦による交番力が作用する部分に、他方の鉄心２ｂ
は、フランジ１２より上側であつて、交番力が作用しな
い部分に装置している。２１、２２は、それぞれ鉄心２
ａ、２ｂに巻回したコ・ｉルである。
て、渦による交番力が作用する部分に、他方の鉄心２ｂ
は、フランジ１２より上側であつて、交番力が作用しな
い部分に装置している。２１、２２は、それぞれ鉄心２
ａ、２ｂに巻回したコ・ｉルである。
パイプ４内を流れる被測定流体が検出棒１に当ると、こ
の検出棒１によつて渦が生成し、この検出棒１には、被
測定流体の流れ方向（矢印Ｖ）と直角方向であつて、渦
の生成に対応した周期で力Ｆが作用する。棒出棒１に作
用する力変化は、凹部１１のフランジ１２より下側であ
つで、流れ方向と平行する側壁に伝えられ、その部分の
透磁率を変化させる。磁歪効果のある金属材料に外力Ｆ
を作用させると、所謂ビラリ（Ｖｉｌｌａｒｉ）効果に
よつてその透磁率μは例えば第３図に示すように外力Ｆ
に対応して変化する。
の検出棒１によつて渦が生成し、この検出棒１には、被
測定流体の流れ方向（矢印Ｖ）と直角方向であつて、渦
の生成に対応した周期で力Ｆが作用する。棒出棒１に作
用する力変化は、凹部１１のフランジ１２より下側であ
つで、流れ方向と平行する側壁に伝えられ、その部分の
透磁率を変化させる。磁歪効果のある金属材料に外力Ｆ
を作用させると、所謂ビラリ（Ｖｉｌｌａｒｉ）効果に
よつてその透磁率μは例えば第３図に示すように外力Ｆ
に対応して変化する。
外力Ｆに対する透磁率μの変化量あるいは変化する方向
は、金属材料の材質、検出棒１の形状初期応力等によつ
て異なる。従つて、第２図に｝いて、鉄心２ａに巻かれ
ているコイル２１のインダクタンスＬ，は、検出棒１に
よつて生ずる交番力の変化に対応して変化する。
は、金属材料の材質、検出棒１の形状初期応力等によつ
て異なる。従つて、第２図に｝いて、鉄心２ａに巻かれ
ているコイル２１のインダクタンスＬ，は、検出棒１に
よつて生ずる交番力の変化に対応して変化する。
これに対して、鉄心２ｂに巻かれているコイル２２のイ
ンダクタンスＬ２は、これに対応した側壁には交番力が
作用しないので、変化はない。パイプ４を伝わつてくる
衝撃音等によつて、外力ＦＮが作用した場合は、コイル
２１，２２の両！方にほぼ同じようなインダクタンスの
変化をもたらす。コイル２１，２２は差動的に接続され
、リード線２５を介してＬ，，ｌ７２の差が測定されて
卦り、差信号の変化回数を計数すれば、この計数値が渦
２の生成数に対応したものとなり、被測定流体の流量を
知ることができる。
ンダクタンスＬ２は、これに対応した側壁には交番力が
作用しないので、変化はない。パイプ４を伝わつてくる
衝撃音等によつて、外力ＦＮが作用した場合は、コイル
２１，２２の両！方にほぼ同じようなインダクタンスの
変化をもたらす。コイル２１，２２は差動的に接続され
、リード線２５を介してＬ，，ｌ７２の差が測定されて
卦り、差信号の変化回数を計数すれば、この計数値が渦
２の生成数に対応したものとなり、被測定流体の流量を
知ることができる。
また、衝撃音等による外力ＦＮは、Ｌ１−Ｌ２なる測定
によりキヤンセルされ、影響はなくなる。このように構
成した渦流量計は、コイル２が被〉測定流体と接触する
ことがないので、耐蝕性に優れている。
によりキヤンセルされ、影響はなくなる。このように構
成した渦流量計は、コイル２が被〉測定流体と接触する
ことがないので、耐蝕性に優れている。
また、透磁率の変化量を材質を選定することによつて２
０〜３０％にすることができ、よつて、衝撃音等のノイ
ズの影響を受けず、検出感度の高い流量測定ができる。
な訃、上記の実施例に訃いて、コイル２１，２２付近に
永久磁石を配置させ、これによつてコイル２１，２２の
巻かれている磁歪材料の部分にバイアス磁束を与えるよ
うにしてもよい。
０〜３０％にすることができ、よつて、衝撃音等のノイ
ズの影響を受けず、検出感度の高い流量測定ができる。
な訃、上記の実施例に訃いて、コイル２１，２２付近に
永久磁石を配置させ、これによつてコイル２１，２２の
巻かれている磁歪材料の部分にバイアス磁束を与えるよ
うにしてもよい。
この場合、透磁率μの変化は、磁束φの変化となるため
、コイル２に透磁率変化に対応した電圧信号を得ること
ができる。〔本発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、検出手段がコイ
ルと鉄心で構成されるものであり、しかも被測定流体と
接触するものではないので、構造が簡単、堅牢で、高温
度流体の流量測定が可能な渦流量計が実現できる。
、コイル２に透磁率変化に対応した電圧信号を得ること
ができる。〔本発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、検出手段がコイ
ルと鉄心で構成されるものであり、しかも被測定流体と
接触するものではないので、構造が簡単、堅牢で、高温
度流体の流量測定が可能な渦流量計が実現できる。
また、衝撃音等の外部ノイズの影響を受けない渦流量計
が実現できる。
が実現できる。
第１図は本発明装置の一例を示す構成図、第２図は本発
明装置に用いられる検出手段付近の構成断面図、第３図
は磁歪効果のある金属材料の特性線図である。 １・・・・・・検出棒、１１・・・・・・凹部、２ａ，
２ｂ・・・・・・鉄心、２１，２２・・・・・・コイル
、４・・・・・・パイプ。
明装置に用いられる検出手段付近の構成断面図、第３図
は磁歪効果のある金属材料の特性線図である。 １・・・・・・検出棒、１１・・・・・・凹部、２ａ，
２ｂ・・・・・・鉄心、２１，２２・・・・・・コイル
、４・・・・・・パイプ。
Claims (1)
- １ 固定フランジを有するとともに一端付近が磁歪効果
のある金属材料で構成されこの一端に凹部を有し被測定
流体中に設置されてカルマン渦による交番力が作用する
検出棒、少なくとも被測定流体の流れ方向と平行する凹
部側壁を磁路の一部とするように当該凹部内であつて、
固定フランジを境にしてその上下側に挿入配置された２
組の鉄心、これらの各鉄心に巻回された２つのコイルを
備え、前記交番力によつて生ずる凹部側壁の透磁率変化
に基づく前記２つのコイルのインダクタンスの差を検出
することにより被測定流体の流量を知るようにした渦流
量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54156470A JPS5921487B2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54156470A JPS5921487B2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 渦流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5679208A JPS5679208A (en) | 1981-06-29 |
| JPS5921487B2 true JPS5921487B2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=15628444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54156470A Expired JPS5921487B2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 渦流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921487B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6349485U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-04 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5257855U (ja) * | 1975-10-23 | 1977-04-26 | ||
| JPS61103099U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-01 | ||
| JPS60111229U (ja) * | 1984-12-14 | 1985-07-27 | 株式会社長野計器製作所 | カルマン渦流量計 |
| DE102022114875A1 (de) * | 2022-06-13 | 2023-12-14 | Endress+Hauser SE+Co. KG | Messsystem |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP54156470A patent/JPS5921487B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6349485U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5679208A (en) | 1981-06-29 |
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