JPS59214643A - ケ−シング用フイルム - Google Patents

ケ−シング用フイルム

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Publication number
JPS59214643A
JPS59214643A JP8869783A JP8869783A JPS59214643A JP S59214643 A JPS59214643 A JP S59214643A JP 8869783 A JP8869783 A JP 8869783A JP 8869783 A JP8869783 A JP 8869783A JP S59214643 A JPS59214643 A JP S59214643A
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JP
Japan
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film
casing
shrinkage stress
hot water
properties
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Pending
Application number
JP8869783A
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English (en)
Inventor
和夫 近藤
石黒 信也
照雄 多田
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハム・ソーセージの包装におりzて、酸素遮
断性と腎迫性を有している事は勿論、後述するりテーナ
ーの影付性、篩部の肩付性及び着色防止性に優れ、しか
も機械的強度にも優れたケーシング用フィルムに関する
ものである。
一般に、ハム・ソーセージの製造においては、まず味付
加工を施した加工肉を片端をアルミニウムのクリップで
納涼された塩化ビニリデン等の酸素遮断性ををし、しか
も、熱水収縮性を有するチューブ状フィルムに充填させ
るが、該チューブ状フィルムの事を一般にケーシングと
呼んでいる。
上記の如く充填した後、もう一方の端もアルミニウムの
クリップでw詠ashし、ついでリテーナ−と称する金
型器具に詰め、lrθ℃の熱水中で約2時間加熱殺菌し
た後、冷却して製品としている。
この加熱殺菌時にケーシングを収縮させて、ハム・ソー
セージに緊迫密着させると共に、ハム・ソーセージの加
熱殺菌時での膨張とリテーナ゛−に付されている基盤の
目状の穴とにより、ハム・ソーセージの包装体の表面に
凹凸を付している。さらに、該膨張によりハム・ソーセ
ージの端部をリテーナソーセージが乞誤されている。
この様なハム・ソーセージの製造工程において、JT+
−シンクが破袋しない様な強靭性を有し、加熱殺菌から
冷却工程を経た後でも、ハム・ソーセージを緊迫保持し
ていることが商品の見映えから必要である。(この様な
性質を「緊迫性」という。)又、従来からハム・ソーセ
ージの包装体表面は基盤の目状の凹凸が付され、商品価
値を高めている品物が多く、シかも、鮮明な凹凸が付さ
れている事が好ましいとされている。(この様な性質を
「リテーナ−の影付性」という。)さらに、ハム・ソー
セージの端部が丸みを帯びていると、スライスした際、
端部の多くの部分が本来の形駅をしたスライス品が得ら
れず、小形のスライス品が出来てしまい特に業務用等に
おいて無駄が多く問題となっている。そこで、ハム・ソ
ーセージの包装は端部が丸くならない様、角張らせる事
が好ましい(この様な性質を「端部の肩付性」という。
)従来から、ハム・ソーセージを包装するケーシング用
フィルムは踵々開発されてはいるが、前記の酸素遮断性
と緊迫性とを萱している事は勿論、機械的強度に優れリ
テーナ−の影付性及び端部の肩付性をも兼ね備えたフィ
ルムは未だ上布されておらず、その開発が強く望まれて
いた。
本発明は上記の諸性質を全て兼ね備えたケーシング用フ
ィルムに関するものであり、その要旨とする所は下記の
如くである。即ち、ポリアミド窃脂層とエチレン含有率
20〜乙Oモル%、ケン化度り0%以上のエチレン−酢
酸ビニール共重合体ケン化物(以下エチレン−酢酸ビニ
ール共重合体層をあるいは、少なくとも一層を縦方向に
一軸延伸されたポリオレフィン靭脂層をff1Hさせて
なる熱収縮性ラミネートフィルムで、lrO℃の熱水収
量vrp力と70℃に冷却時の収縮応力が次の条件0 
< Y、 < X、 < /30        (1
//3 mm)X、 −Y、> 20        
    <11//3tm>X、+ Y、 < 220
          (11//!; u)x、:ih
 x、> po及びY、 ≦v、> 110  (11
//!; 富m )但し、x、・・・ケーシング成型時
、長さ方向となるフィルム方向(以下単にHDと 略す。)の10℃における熱水収 縮応力 Yl・・・ケーシング成型時、幅方向となるフィルム方
向(以下単にTDと略 す。)のに0℃における熱水成縮 応力 Xユ・・・MDの70℃に冷却時の収縮応力Yよ・・・
TDの10℃に冷却時の収縮応力を具備している事を特
徴とするケーシング用ブイ音する事からfi械的強度に
優れ、ハム・ソーセー等を生ずる事も痛く強靭である。
さらに、該積府二軸延伸フィルムの両面に耐透湿性の良
好なポリオレフィンNNが積層されているので中間層の
EVOR層が吸水によって酸素遮断性を低下させる様な
事もなくハム・ソーセージ包装用に必要な酸素遮断性を
有ししかも着色防止性にも優れている。
尚、着色防止性とは下記の様な性質を有するものをいう
。すなわち、ハム・ソーセージの包装において、ハム・
ソーセージとケーシングとの間に菅色謳ロファン、一般
には赤色セロファンを挿入し、包装後、セロファンに含
浸させている着色剤をハム・ソーセージの表面に移行さ
せる方法が一般に多く用いられている。ところが、該着
色剤が加熱殺菌時にハム・ソーセージ包装体ケーシング
の両喘断面にある着色セロファンから熱水中に溶は出す
ことと、更に加熱殺菌槽の熱水が何度も使用される事と
によって、熱水の着色度合は高まっているのが現状であ
る。この様に着色し母社泰;だ熱水に、着色セロファン
を使用しないハム・ソーセージの包装体を浸漬加熱殺菌
すると、表層に着色性を有する樹脂層、例えばポリアミ
ド樹脂層等を用いると着色を生じ商品価値を損ねてしま
う。
この様な着色は、上記着色剤が親水性である為である。
一方、ケーシング表層に本発明の様に疎水性樹脂である
ポリオレフィン層を用いている場合には熱水が着色して
いてもケーシングに着色する様なことはない。この様に
熱水中の着色剤により加熱殺菌時にケーシングが着色さ
れない様な性質を着色防止性という。
本発明に使用しうるポリアミド樹脂としては、ポリε−
カプロラクタム、あるいはε−カプロラクタムとヘキサ
メチレンアジパミドとの共重合体の如きが生産性及び熱
収縮性啓から適している。
EVOHとしては、エチレン含有率20−乙θモル%、
ケン化度qO%以上であることが必要であり、エチレン
含有率が20モル%未満であると、押出及び延伸が困難
となり、エチレン含有率が60モル%を越えると酸素遮
断性が低下し、又、ケン化度が90%よりも低い揚台に
も酸素遮断性が低下してしまう。ポリアミド樹脂層とE
VOH府の覆丹二釉延伸フィルムの両面に研房させるポ
リオレフィン樹脂層としては、未延伸ポリオレフィン回
脂層の場合も、縦方向に一軸延伸されたポリオレフィン
佃脂層の場合も共にポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニール共重合体、エチレン−プロピレン
共重合体等から選ばれる。しかし、ケーシング成型時、
M箇’qrzリシールを行なう為に、積層二軸延伸フィ
ルムの両面には置皿の樹脂で、シール強度の強い農を積
層させるのが好ましく、さらに、張力に対する応力綴和
の少ない樹脂層が長期間保存しても製品の包装形態を変
化させず好ましい。この様な上記条件を満足させるポリ
オレフィン樹脂としては、ポリブテン−/、又はアイオ
ノマーg脂が好ましい。
本発明におけるに0℃の熱水収縮応力、及び70℃に冷
却時の収縮応力は次の様に測定するっ即ち、ケーシング
用フィルムの)JD、TD各方向に@/!;tlJIの
タンザク駅に切断された試料を常温において3011j
MB隔のチャックに弛みがなく、しかも、無負荷の状態
に挟持し、フィルムが収縮しない様にチャック間を固定
して、lrθ℃の熱水中に2時間浸漬させた時のチャッ
ク間の応力をlrθ℃の熱水収縮応力としてI/I!;
 wの単位で求める。又、その後直ちに、そのままの状
態で熱水より取り出し、70″Cの冷水に浸漬させ、そ
の応力が一定の値を示す様になった時の応力を1cra
こ7b却時の収縮応力として同じ< I//!; mm
の単位で求める。尚、この測定には、テスター産業株式
会社製の熱収縮応力測定機を用いた。
次に、本発明のケーシング用フィルムからな4″:。
ケーシングに加工肉を充填するのであるが、該充填では
ケーシングにも十分応力がかかる様に、射出機等によっ
て加工肉が十分押し込まれている。
それ故、ケーシングが加熱殺菌時停に内容物であるハム
・ソーセージを緊迫保持させるのは、該ケーシング用フ
ィルムの膿水収帰量によるものではなく、熱水収縮応力
によるものが大きい。しかし、熱水収縮応力が強すぎる
と、リテーナ−の影付性、あるいは端部の肩付性に劣っ
てしまう。
そこで、本発明者啓は、本発明8成におけるケーシング
用フィルムのy o ’cにおける熱水収縮応力、及び
10℃に冷却時の収縮応力がどの様な条件を満足する時
、リテーナ−の影付性と端部の肩付性に優れ、しかも、
緊迫性をも有するかについて銚意検耐を行なった。
その結果、ケーシング用フィルムのざ0℃における熱水
収縮応力と70″Cに冷却時の収縮応力が下記のtつの
条件を全て満足する時、始めてこれらの全ての性的を兼
ね僅えたケーシング用フィルムが得られる事を見い出し
た。
条件/  0 < Y、< X、< /!;0    
 (1//Sttt=m)条件、?  X+−Y+ >
 −20(11/Is ” )条件3  X、+Y、<
、22(7<El//!;1m>条件IIx、s X、
> 4!0及ヒY、 ≦Y、> ’10 <11/I!
; 1111)但し、xl・・・M Dのざ0℃におけ
る熱水収縮応力 Yl・・・TDのざOeCにおける熱水収縮応力 X工・・・HDの10℃に冷却時の収縮応力Y工・・・
TDの10℃に冷却時の収縮応力即ち、条件lは該ケー
シング用フィルムがMD、TD共に熱水収縮応力を有す
る事が必要である事を示しているが、この亭はケーシン
グが加熱殺菌時に熱水収縮応力を生じ、ハム・ソーセー
ジを緊迫密着させる事から明らかに必要な条件である。
しかし、該熱水収縮応力が強すぎると、緊迫性は良好に
なるが、リテーナ−の影付性、あるいは端部の肩付性が
悪くなってしまい好ましくなく、これらのりテーナーの
影付性、端部の肩付性を良くするにはν(DlTDの熱
水板f、!3応力が共に/!;011//左門以下であ
る事が必要であった。
何故ならば、ケーシングの熱水収縮応力が150171
3間を越えると、加熱殺菌時でのハム・ソーセージの膨
張が押えられ、その結果、TntA/!;011//夕
間を越えるとりテーナーの基盤の目状の穴にケーシング
が十分押し込められず、リテーナ−の影付性が悪くなり
、又、MDが/!;09//夕止を越えるとりテーナー
の端部のコーナ一部にケーシングが十分押し付けられず
端部の肩付性が悪くなる。
さらに、翼り、TDの熱水収縮応力が共に750g /
 / !; mmを越えると、リテーナ−の影付性と端
部の肩付性とが共に悪くなってしまう。しかし、MD、
TDの熱水収縮応力が共にI!;011/15鯨以下で
あっても、これらの性質は十分ではな(、TDの熱水収
縮応力がHDの熱水収縮応力よりも小さい小が必要であ
り、しかも、その差は条件2に示す如< 、20F1/
/!ho上である事が必要であった。即ち、条件2はハ
ム・ソーセージの加熱殺菌時での9張をケーシングの長
さ方向には押え、錫方向にはある程度膨張させてケーシ
ングをリテーナ−に強く押し付ける小でもってリテーナ
−の影付性を向上させるために必要な条件であると考え
られる。さらに、MDの熱水収縮応力をTDの熱水板l
l11応力よりも強くする小は、加熱殺菌時にハム・ソ
ーセージ泪ケーシング端部のクリップ部分を長さ方向に
強く引き務せて、端部の肩付性を向上させることに寄与
しているものと考えられる。
しかし、ケーシング用フィルムが条件/、2を満足する
熱水収縮応力を盲していても、総合的な熱水収縮応力が
強すぎるとやはり、リテーナ−の影付性及び端部の肩付
性が不良となってしまい、これらのりテーナーの影付性
、端部め肩付性を良くするには条件3のMDとTDの熱
水収縮応力の和が2201//!;tun以下亡うる亭
が必要であった。これは前記した如く、ハム・ソーセー
ジの加熱殺菌時での膨張力よりも、ケーシングの全体と
しての熱水収縮応力が強いとハム・ソーセージが膨張出
来ず、その結果リテーナ−の影付性、あるいは端部の肩
付性が悪くなるものと考えられる。
又、上記条件/、2.3の全てを満足しうるケーシング
用フィルムからなるハム・ソーセージの包装体は、加熱
殺菌時にはりテーナーの影付性及び端部の肩付性に優れ
ている事は勿論、緊迫性においても良好である。しかし
、上記条件のみを満足するフィルムからなるケーシング
を用いた場合、加熱殺菌径、冷却工程を経ると緊迫性が
劣ってしまう場合が生じる。冷却工程を経た後でも、リ
テーナ−の影付性及び端部の肩付性は勿論、緊迫性にも
優れているようにするための条件としては、条件lのH
D、TD共に冷却時の収縮応力がti、。
f17/!;1m以上で、しかも、各方向の冷却時の収
縮応力が、それぞれの方向の熱水収縮応力よりも強い事
が必要である。その理由としては、ハム・ソーセージの
包装体を加n殺菌し、冷却工程を経ると、加n殺菌時に
膨張していたハム・ソーセージは冷却工程で多少収縮を
生じる。そこで、ハム・ソーセージの包装体がγb冷却
工程後も緊迫性を保持するようにする為には、ケーシン
グがハム・ソーセージの取出につれて収縮する様な冷却
時の収縮応力を有する串が必要である。この賜金、ハム
・ソーセージは加熱殺菌時に固化してしまっている為に
冷却工程を経た後ではケーシングの冷却U収縮応力によ
って、リテーナ−の影付性及び端部の肩付性を損なう根
な小は焦い。
しかし、各方向の冷却時の収縮応力が1I01’//S
mm以上であっても、それらの冷却時の収縮応力が各々
の方向の熱水収縮応力以下であると、冷却時にケーシン
グがハム・ソーセージを締め付ける力が加熱殺菌時に諦
め付けている力よりも弱くなってしまう。その結果、加
熱殺菌時にはハム・ソーセージの内部に存在していた水
分が冷却工程後はケーシングの締め付ける力が弱まる為
に、ハム・ソーセニジの内部から過敏してハム・ソーセ
ージとケーシングの間に肉−汁の形として存在する様に
なる。この様に、ハム・ソーセージ包装体に閃汁が存在
すると緊迫性に劣る様に見えると共に、古ぼけて見え、
商品価値を大幅に低下させてしまう。
以上の様にハム・ソーセージの包装体は、ケーシングを
成型するケーシング用フィルムの熱水収益応力及び冷却
時の収縮応力が上記条件を全て満足する時始めて、リテ
ーナ−の影付性、あるいはぐ、11部の肩付性が良好で
しかも緊迫性にも優れたものとなる。
本発明措成のケーシング用フィルムが本発明のffi 
71(*縮応力及び冷却時の収縮応力の条件の全てを満
足させる根にするには口々の方法が有る。例えば、ロn
二軸延伸フィルムに使用するM!脂の同類及びその組合
せ、又は各Hの厚み倍成、あるいは延#倍亭、延伸温度
尋の延伸条件や熱固定温度、弛綴都等の熱固定条件を適
宜に調節する裏により、さらには、fffffl二軸延
伸フィルムの両面に積層させるポリオレフィン樹脂口の
種類及びその厚を皿々変化させる事が可能である。
一般に熱収縮性フィルムの製造には、同時二軸延伸、侍
にインフレーションニ釉延伸方式によるものが好ましい
とされている。これに対して、テンタ一方式による同時
二軸延伸では装置が亮価となるばかりか、ボーイング現
象によってフィルムの乃所による収縮特性のむらが生じ
る。このため、本発明のポリアミド樹脂とEVOHとの
猾n二軸延伸フィルムの製造においても、インフレーシ
ロン方式による同時二軸延伸ホが好ましい。
しかし、インフレーシロンニ軸延伸は同時二軸延伸であ
るとされてはいるが、厳密に見るとどうしても縦方向の
延伸が始めに起りがちで、その扱に横方向の延伸が起る
。その結果、桶方向の配向が大きくなって収縮応力も強
くなってしまう。
そこで、ケーシング用フィルムの縦方向をケーシングの
縦方向とする事が、ケーシングの成型工程において簡単
である小と考え合せると、この様な性質は前記ケーシン
グ用eフィルムの条件2と相反する結果となる。この改
の方法としては、延伸条件、熱固定条件等により是正す
る亭は可DBであるが、しかし、その俤な操作を行なう
と、延伸工程がm8ごな)たり、又、ケーシング用フィ
ルムとしての戒12 R;力特性が低下してしまう。
そこで、インフレーシ苔ンニ軸延伸力弐によって餐られ
たm乃二釉延伸フィルムの収縮応力特性を損なわず、前
記条件2を満足するケーシング用フィルムを俗る為に0
許請求の籟囲第λ項に示す如く、該’flJFa二軸延
伸フィルムの両面に積層させるポリオレフィン宿脂雇の
うち、少なくとも−Hを縦方向に一軸延伸させる方法が
より好ましい小を見い出した。この事により、瑣層二軸
延伸フィルムの横方向の収縮応力特性を損なう事なく、
縦方向の収縮応力特性のみを向上さける棗が出来、良好
であった。
尚、ポリオレフィン樹脂としてポリブテン−lあるいは
アイオノマー樹脂等、シール強度の強い樹脂を使用する
局舎、−軸延伸程度であれば、二軸延伸と相違し、さほ
どシール強度の低下は無く実用シール強度が得られる。
本発明のりテーナーの影付性、端部の肩付性及び緊迫性
に優れしかもra素遮断性と着色防止性を有し、さらに
棚械的強度にも偏れたケーシング用フィルムを↑ヌ造す
る方法としては、種々の方法が有る。例えば、それぞれ
別々にインフレーシロン二軸延伸方式により延伸された
ポリアミド樹脂とEVOIIのフィルムをドライラミネ
ート法により、積層二軸延伸フィルムを得る方法とか、
あるいは、これらのMEを共押出しし、未延伸チューブ
状原で熱固定を行なう小も出来る。
尚、EVOIIとポリアミド樹脂との共押出しインフレ
ーシロン二軸延伸方式は、これらのvI!脂の接曽性が
良好である為に、共押出し時にあるいは、同時延伸時に
居間剥際を生ずる様な事がない。しかも、EVOHは二
軸延伸性の悪い樹脂であるが、ポリアミド膚脂の二軸延
伸性の助けを借りて延伸が容易となる等製造に大きな、
利点を有している。
この様にして得られた槍n二軸延伸フィルムの両面に未
延伸ポリオレフィンオi”t B′aフィルムを、ある
いは、少なくとも一面には−ル方式停によ・ンて縦−軸
延伸されたポリオレフィン樹脂フィルムをドライラミネ
ートするζ■によりケーシング用フィルムを狩る裏が出
来る。尚、本発明のケーシング用フィルムは特にこれら
の方法によってのJimられたフィルムだけでなく、他
の方法によっても慢る小が出来る。
以上の如く、本発明のケーシング用フィルムは、酸素遮
断性と着色防止性にいれ、さらにオコ械的強度をも有し
、しかも、リテーナ−の影付性と端部の日付性にCれ、
それでいて緊迫性にもσれたものであり、ハム・ソーセ
ージ包装業界に与える意曽は大きいものがある。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明の内容をより基
体的に説明する。
実施例 ポリε−カプロラクタムとエチレン含有率33モル%、
ケン化度99%のEVOIIをチューブ状に共押出し、
該未延伸チューブ状原反をインフレーシュン方式により
縦方向及び横方向をそれぞれ3・乙暗に同時二軸延伸さ
せ、その後、120℃で熱固定を行ない、ポリε−カプ
ロラクタムわが72μ、EVOIIIMがtμの積層二
軸延伸フィルムを得た。該ff1F二軸延伸フイルムの
両面に20μの未延伸アイオノマーフィルムをドライラ
ミネートしてケーシング用フィルムを得た。該ケーシン
グ用フィルムのと0℃の熱水収縮応力は縦方向、横方向
それぞれ/ 03 g/ / !; tea及び7タD
//立mで、10°Cに冷却した時の収縮応力は縦方向
、横方向それぞれ/3/II//ぶ闘及びワlrg//
!i脂であった。
該ケーシング用フィルムの縦方向をケーシング成型時、
縦方向となる根に成型された長さll0c7It・I商
/夕crn  のケーシングを用い、プレスハムの包装
試験を行なうと、リテーナ−の影付性、端部の肩付性及
び緊迫性ににれでいた。又、酸累遮は性及び着色防止性
ともにμsれており、しかも包装工程におけるリテーナ
−への詰め込み及び取り出し、あるいは加熱殺菌時にお
ける破袋も焦く強靭であった。
実施例 実施例/で得られた積n二軸延伸フィルムの両面にロー
ル方式によって縦−軸延伸された20μのアイオノマー
フィルムをドライラミネートしてケーシング用フィルム
を得た。該ケーシング用フィルムのIr0℃の熱水収縮
応力は縦方向、横方向それぞれ13gII//!i順及
び72fl//!i間で、706Cに冷却した時の収縮
応力は縦方向、横方向それぞれ/乙、2 g/J !;
 tlm及び9乙9 / / !; tynであった。
該ケーシング用フィルムの縦方向をケーシング成型時、
縦方向となる様に成型された長さグOcm、 % / 
!; cm  のケーシングを用い、プレスハムの包装
試rへを行なうと、酸素遮断性、着色防止性及び8械的
強度に関しては実施例/と同様側れていた。しかも、リ
テーナ−の影付性、端部の肩付性及び緊迫性に門しては
、実施例/以上に良好であった。
実施例3 実施例/で得られたDffl二軸延伸フィルムの片面に
20μの繰−軸延伸アイオノマーフィルムを、他面に2
0μの未延伸アイオノマーフィルムをドライラミネート
し、ケーシング用フィルムを得た。
該ケーシング用フィルムのrO℃の熱水収縮応力は縦方
向、横方向それぞれ//211//!;πn及び7に1
1//!;uで、100Cに冷却時の収縮応力は縦方向
、横方向それぞれ/ //−1r 1 / / !; 
a+及び10211//、!i間であった。
該ケーシング用フィルムの縦方向をケーシング成型時、
縦方向となる様に成型された’l Ocm、 9/jC
m  のケーシングを用い、プレスハムの包装状eを行
なうと、全ての項目について実施例2とほぼ同様の結果
を得た。
I七較例/〜/2 ポリε−カプロラクタムとエチレン含を串33モル%、
ケン化度99%のEVOHを各同厚みの組合せでデユー
プ状に共押出し、インフレーシ目ン方式により縦方向及
び横方向の延伸倍率を色々変化させて同時二輪延伸し、
その後、愁固定温度及び縦方向、根方向の弛緩率醇を色
々変化させて熱固定して種々の積n二軸延伸フィルムを
得た。
これらの積層二軸延伸フィルムの画面に縦−軸延伸、あ
るいは未延伸アイオノマーフィルムを種々ドライラミネ
ートして、Ir06Cの熱水収縮応力及びIO’Cに冷
却時の収縮応力の種々異なるケーシング用フィルムを得
た。尚、得られたケーシング用フィルムば全て厚さll
Oμからざ0μの範囲内ひあった。
該ケーシング用フィルムより成型された皿々のケーシン
グを用い、プレスハムの包装試験を行なった。そのh−
果、リテーナ−の影付性、端部の肩付性及び緊迫性さら
にケーシング用フィルムとしての総合評価について表/
に示す。
尚、酸紫遮断性及び着色防止性については全て良好であ
り、しかも、強靭で破袋を生ずる汀な事はなかった。
表/包装試験結果 合 比較例/3 実2iili例/で得られたfjFl二軸延伸フィルム
のEyon5側のみ、301Lの縦−軸延伸アイオノマ
ーフィルムをドライラミネー1〜し、ケーシング用フィ
ルムを得た。該ケーシング用フィルムのす0℃の熱水収
縮応力は縦方向、な1方向それぞれ/2にF / / 
!; mn及びff 17 g/ / 5 mTlで、
10°Cに冷却時の収縮応力は縦方向、横方向それぞれ
/夕/g//!; N及び10に11//!;露であっ
た。
該ケーシング用フィルムの縦方向をケーシング虐型時、
縦方向とし、ポリε−カプロラクタム門が最外層となる
ね1に成型された長さllOcm、鈴73cm  のケ
ーシングを用いプレスハムの包装試験を行なった。その
結果、リテーナ−の影付性、端部の肩付性及び緊迫性は
それぞれ良好であったが、加熱殺菌時に熱水に溶鮮して
いた着色セロファンの着色剤がケーシングの表面に着色
してしまQ%、しかも長則の保存性に関しても十分で番
よな力)つた。
比較例/を 実施例/で得られた積層二軸延伸フィルムのポリε−カ
プロラクタム府側にのみ30μの4イth延伸アイオノ
マーフイルムをドライラミネートし、ケーシング用フィ
ルムを得た。該ケーシング用フィルムのに0℃の熱水収
縮応力及び70℃に冷却時のり収縮応力は比較例/3と
ほぼ同じであった。
該ケーシング用フィルムの縦方向をケーシング成を時紺
方向とし、ケン化物府が最外層となる様に成型された長
さ’AOcm、醪/5crI  のケーシングを用い、
プレスハムの包装試験を行なった。その結果、リテーナ
−の形(づ性、端部の肩付性及び緊迫性に門しては、比
較例/3と開繊、良好であったが、保存性が悪く、短時
間で内容物が6敗してしまった。
出 店 人 大倉工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /・ ポリアミド宿脂層とエチレン含有率20〜乙Oモ
    ル%、ケシ化度qO%以上のエチレン−酢酸ビニール共
    重合体ケン化物層とからなる積層二軸延伸フィルムの両
    面にポリオレフィン樹m層を積層させてなる熱収縮性ラ
    ミネートフィルムで、ざ0℃の熱水収縮応力と70℃に
    冷却時の成縮応力が下記の条件 0 < J < X+ </30      (1//
    !; ” )x、 −v、 > 20      (1
    1//!; gay)X、+ Y、 < 、2.20 
          (11//30)X、≦X、> uOHt
    Uv、:t;、 v、> lIO<1//3m)但し、
    x、・・・ケーシング成型時、長さ方向となるフィルム
    方向の10℃における 熱水収縮応力 Yl・・・ケーシング成型時、幅方向となるフィルム方
    向の10℃における熱 木取縮応力 X□・・・ケーシング成型時、長さ方向となるフィルム
    方向の10℃に冷却時 の成縮応力 Yよ・・・ケーシング成型時、幅方向となるフィルムの
    方向の70℃に冷却時 の成縮応力 を具備している事を特徴とするケーシング用フィルム。 2、積層二軸延伸フィルムの両面に積層させるポリオレ
    フィンmawの少なくとも一層が縦方向に一軸延伸され
    ている事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のケー
    シング用積層フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464845A (en) * 1987-05-21 1989-03-10 Gunze Kk Food packing material and manufacture thereof
WO1993018915A1 (fr) * 1992-03-18 1993-09-30 Sumitomo Bakelite Company, Ltd. Film multicouche etire

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